6087 アビスト 2020-11-20 11:30:00
令和2年9月期 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料 [pdf]

                                                         (証券コード 6087)

アナリスト・機関投資家向け
   決算説明会資料
          (2020年9月期)

         2020年11月20日


 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀三丁目36番1号
           TEL0422-26-5962 URL https://www.abist.co.jp
-はじめに-

         2020年9月期における業績について

事業等のリスク
当連結会計年度において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証
券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、世界各
国で感染が拡大しております新型コロナウイルスによる影響等に関しましては、欧米をは
じめ第3波への懸念もあり、相当な不確実性が存在している状況が続いており、今後の業
績に影響を及ぼす可能性がありますので、慎重に注視してまいります。

                      (2020年9月期決算報告書より一部抜粋)




                  2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   2
Ⅰ   業績の状況(2020年9月期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   3
 -業績の状況(2020年9月期)-

                        2020年9月期は増収減益
       第15期 2020年9月期 連結業績
                                                          当初
        【連結】            2019/9期    2020/9期     前年比
                                                         計画比
                                                                            備考

売上高             (百万円)      9,128      9,265      1.5%     95.0%   過去最高売上

営業利益            (百万円)      1,296       831    ▲35.9%      69.8%   待遇改善による人件費率増加

経常利益            (百万円)      1,351       816    ▲39.6%      66.0%
                                                                  減損処理にかかる特別損失442百万円
当期純利益           (百万円)       949        139    ▲85.3%      16.3%   計上

一株当り純利益 (EPS)   (円)       238.50      35.09   ▲203.41     16.3%

一株当り純資産(BPS)    (円)      1522.63    1449.74   ▲72.89         ―
一株当り配当金         (円)        102.0      102.0          0   100.0%   2020年9月期配当性向290.7%

売上高経常利益率        (%)         14.8        8.8     ▲6.0      ▲3.9

売上高当期純利益率       (%)         10.3        1.5     ▲8.8      ▲7.3

自己資本利益率(ROE)    (%)         16.3        2.5    ▲13.8         ―



                                          2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                4
-業績の状況(2020年9月期)-

            堅調な業績により自己資本比率70.8%
    第15期 2020年9月期 連結業績
              2019/9期末                     2020/9期末
                         構成比                構成比        増減額                    備考
             (百万円)               (百万円)
                         (%)                (%)       (百万円)

  流動資産         3,622      45.6    4,481       55.0       858   現預金 営業CF 1,213百万円 配当支払405百万
                                                               円などによりFCF増加額816百万円
  (うち現預金)     (2,197)            (3,017)                 820
  固定資産         4,321      54.4    3,667       45.0     ▲653    減損処理(442百万円)により固定資産減少

  繰延資産               0     0.0        0         0          0
資産合計           7,943     100.0    8,149      100.0       205
 流動負債          1,192      15.0    1,487       18.3       294
 (うち短期借入金)       (50)               (50)                   0
 固定負債            691       8.7      892       10.9       201
負債合計           1,884      23.7    2,379       29.2       495
純資産合計          6,059      76.3    5,769       70.8     ▲290    自己資本比率 70.8%

負債・純資産合計       7,943     100.0    8,149      100.0       205



                                           2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                5
-業績の状況(2020年9月期)-

                   アビスト単体(事業本部別業績)
                  設計開発事業本部
                                                3Dプリント事業本部                     AIソリューション事業本部
          (東日本・西日本・トヨタ・受託設計事業本部)
          2019年9月期 2020年9月期 対前年          2019年9月期     2020年9月期   対前年       2019年9月期 2020年9月期       対前年
【事業本部別】
            通期         通期       増減率        通期           通期       増減率         通期          通期        増減率
           (百万円)      (百万円)     (%)       (百万円)        (百万円)     (%)        (百万円)       (百万円)      (%)
売上高           8,806     8,854    100.5          106        127    119.4             0         19        -
営業利益          2,236     1,960     87.7       △270        △261          -       △42        △118          -



           既存事業                                                  新規事業
・要員増による売上高向上も、コロナウイル                     ・新規事業の創出・拡大に向けた投資にて営業損失
スの影響により一人当たり売上高は減少
・待遇改善による人件費増                             売上拡大策
 ⇒結果として、増収減益                             ・3Dプリントでの部品量産に向けた営業活動中
                                         ・AIを活用した設計効率化、作業自動化など生産性向
利益改善策                                    上に向けた開発を推進中
2020年10月より総合技術開発部を新設し、ラ                  ⇒AI構築プラットフォーム『AI-Plant Bamboo』をリリース
ンプ技術開発、システム技術開発、CATIA技                    (26ページ参照)
術開発、3Dプリント技術開発の4分野の付加
                                          ※上記は管理会計上の区分に基づく数値であり、セグメント情報と一致致しません。
価値向上により高収益体制へ向けて活動                        ※速報値であり、確定決算ベースの数値と若干異なります。



                                          2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                             6
-業績の状況(2020年9月期)-
総合技術開発部を中心としたデジタル技術推進により付加価値向上

 デジタル技術による既存事業の業務効率化・付加価値向上で収益性を改善(DX推進)
  →『作業』を削減し、『付加価値活動』への時間増加を目指す
    (3D-CAD、ランプ設計、3Dプリント、システム開発のほか、全社横断業務でもDXを推進)

 オープンイノベーションにより先端技術のスタートアップ企業と協業検討
 その他、AI技術などを活用しDXを加速

                               3D-CAD

                              ランプ設計                    付
      AI                                               加
                    DX          3D
                               プリント
                                                       価
                 デジタルトランス                              値
   オープン          フォーメーション                              向
  イノベーション                      システム
                                                       上
                               全社横断
                                業務



                            2020年11月 個人投資家様向け会社説明会資料       7
-業績の状況(2020年9月期)-

   3Dプリントセグメントにおける減損計上について

日本における 3Dプリント市場のパイオニアとなるべく事業を推進しております。
市場創出を目指し顧客提案をしているところではありますが、新技術部品採用へ各社検
証作業に時間を要していることなどから事業開始時に想定していた市場規模には至って
おらず、当初の計画を下回る状況が続いております。
そのため、固定資産の帳簿価額を回収可能額まで減損し、減損損失 442 百万円を令和
2 年 9 月期の特別損失としております。(令和2年11月11日開示より抜粋)

【3Dプリントセグメントにおける今後の戦略】
・減損処理を実施したことで、製造原価が低減
 →販売価格の見直しにより、受注件数・見積件数増を目指す。(コスト優位性)
・設計開発セグメントの技術・3Dプリントにおける蓄積してきた知見やノウハウを活用
 →他社では模倣困難な独自性のあるサービスを展開(差別化)

⇒これらにより、3Dプリント市場の拡大を目指し、日本市場におけるパイオニアとなる




                    2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   8
-業績の状況(2020年9月期)-

    3Dプリントセグメントにおける今後の戦略概略
                    【アビストが考える他社との競争優位性】

                    従来:金型製造部品を複数パーツ組み合わせて
   3Dプリント製造部品          1部品としていた製品
  ⇒原価低減による売価
   見直し(コスト優位)       提案:3Dプリントにより1パーツで完結
                       →軽量化・高耐久化
                       →設計開発力による最適化提案
                       →3Dプリントに特化した設計手法の提案
           融合          (DfAM=Design for Additive Manufacturing
                        を活用)
  設計開発ソリューション
                    設計開発のバックボーンがある当社しかできない
                    提案力を強化し、3Dプリント製品の市場浸透化を
       セットで提案       図る
    DfAM活用(差別化)     3DPでの製造を前提とした設計から印刷までを一
                    気通貫で提案

                       2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             9
-業績の状況(2020年9月期)-
   取引先業種別売上高の推移 ~ 自動車関連の売上を堅持

単位:百万円
                             【取引先業種別売上高の推移】                   (アビスト単体)

  10,000
   9,000
                                    791             937
   8,000        690
                335                 342             378          その他
                549                 547             653            (不動産賃貸収入など)
   7,000                            757             708
                660                                              一般機械機器
                105                  92              25
   6,000
               1,690               2,045           2,112         情報処理・ソフトウェア
   5,000                                                         (アプリケーションソフトウェア等)
                                                                 電子部品・電気機器
   4,000                                                         (自動車関連以外)
   3,000                                                         情報処理・ソフトウェア
                                                                 (自動車関連)
                                                                                     自
               4,596               4,394                                             動
   2,000                                           4,269         電子部品・電気機器           車
                                                                 (自動車関連)             関
   1,000                                                         自動車・輸送機器            連
         0
               第13期               第14期             第15期
               2018/9             2019/9           2020/9
  売上高合計       8,625百万円          8,968百万円           9,082百万円
              (+653)+8.2 %     (+343)+3.8%       (+104)1.2%
  (うち自動車関連)   6,392百万円          6,530百万円           6,405百万円
              (+452)+7.6 %     (+138)+2.1%      (△124)△2.9%
   総売上中構成比     74.1%              72.8%            70.5%


                                             2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料               10
 -業績の状況( 2020年9月期)-

 取引先上位10社 ~ 自動車関連を中心とした上位取引先が安定
           ※アビスト単体
                                                             【安定性の高い経営を目指しリ
   第13期 (2018/9)        第14期 (2019/9)        第15期 (2020/9)   スク分散を狙い下記の2施策を
トヨタ自動車様              トヨタ自動車様               トヨタ自動車様           実施】
                                                             ①取引社数を広げるために自
スタンレー電気様             スタンレー電気様              スタンレー電気様
                                                             動車関連の新規顧客開拓
日野自動車様               日野自動車様                日野自動車様            ②10位以下の自動車関連企
小糸製作所様               小糸製作所様                小糸製作所様            業へPR強化
トヨタ自動車東日本様           市光工業様                 市光工業様             →結果、上位10社以下で、売
                                                             上高が増大し、上位10社売上
三菱電機エンジニアリング様      三菱電機エンジニアリング様       三菱電機エンジニアリング様
                                                             比率が65.0%へ推移
市光工業様                トヨタ自動車東日本様            MHIさがみハイテック様      →トヨタ車体様、マツダ様より
MHIさがみハイテック様         MHIさがみハイテック様          トヨタ自動車東日本様        受注増加→順位変動
本田技術研究所様             本田技術研究所様              トヨタ車体様            ・現在、上位10社中6社はコロ
                                                             ナウイルスの影響で受注量が
日立ソリューションズ・クリエイト様   日立ソリューションズ・クリエイト様    マツダ様
                                                             一時的に減少した時期もあっ
    5,888百万円             6,018百万円              5,906 百万円     たが、順位変動が起きるほど
       68.3%                67.1%                  65.0%     の変化はなく安定




                                          2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   11
-業績の状況(2020年9月期)-

                    高付加価値の請負業務比率向上

【棒グラフ】        派遣・請負別売上高、一人月売上高の推移(アビスト単体)
 売上高                                                                                          【折れ線グラフ】
(百万円)    請負業務
                                                                                    OJTによる工   1人あたり売上
                                                                                    数当たりの       (千円/人)
 8,000              805                         789                                   要員増
         派遣業務
                                                                                                 800
                                                                           737
 7,000                                                                                稼働時間
                                                                                       減少        700
                    622                         620                        606
 6,000                                                                           →詳細は
                                                                                                 600
                                                                                  次ページ
 5,000                                                           5,213
                                      5,069                                                      500
          4,770                      (57.7%)          (57.0%)
 4,000   (56.3%)                                                 (58.9%)
                                                                                                 400
                             3,700                       3,723                      3,643
 3,000                    (43.7%)                     (42.3%)                       (41.1%)      300

 2,000                                                                                           200
                                                 請負比率1.2%向上
 1,000                                                                                           100
                    請負比率1.4%向上
    0                                                                                            0
                   第13期                        第14期                       第15期
                  (2018/9)                    (2019/9)                   (2020/9)



                                          2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                          12
-業績の状況( 2020年9月期)-

          一人当たり売上高に関する補足説明

【派遣】<主に稼働時間・稼働率が一人売上高へ影響>
・4月以降、コロナウイルス感染症拡大防止に伴う緊急事態宣言下で、
 取引先での不要不急の残業抑制等により、稼働時間が減少したことで
 月間売上高が606千円/人(前期620千円/人、▲14千円/人)へ減少
・高スキル者(高単価者)を派遣要員から請負要員へシフトしたことで減少
 <対策>
  取引先の状況によって稼働時間が左右されるビジネスモデルの為、
  自社で稼働時間をコントロールできる請負化を推進する

【請負】<主に案件量(工数)に対する稼働員数が一人売上高へ影響>
・案件に対する取引先の難度・要求値が年々向上
・今後の成長の為、高難度案件受注に向け新卒社員のOJT教育を強化
 →結果として、案件量(工数)に対して、稼働要員が多い状態となったため、
   月間売上高が737千円/人(前期789千円/人、▲52千円/人)へ減少
・OJT教育強化を含む人材教育への投資によって、高難度案件受注に繋げ、
 18期営業利益率11.8%の達成を目指す
 (参考:中期経営計画概要 19ページ)

                     2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   13
  -業績の状況( 2020年9月期)-
                  新卒を除く技術者稼働率は高稼働率を維持

 請負・派遣技術者数(名) (アビスト単体)                                                       稼働率(%)
1200                                                                           100

                                         高稼働率維持
1100
                                                                               95


1000
                                                                               90

 900
                                                                               85
 800

                                                                               80
 700

          第8期     第9期     第10期     第11期         第12期   第13期    第14期   第15期
                                                                               75
 600
                              技術者数        稼働率      稼働率(新卒除く)

 500                                                                           70



                                           コロナウイルス感染拡大防止の為、新卒社員の入社前研修を本年は実施しな
       ※技術者数=請負+派遣+待機、技術者数は教育研修中の者を除く。
       ※稼働率=(請負+派遣)/(請負+派遣+待機)
                                           かったことにより配属時期がずれ込むも、7月以降、例年並の水準へ移行。


                                          2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料         14
  -業績の状況(2020年9月期)-

                  得意業務領域(コア技術領域)も拡大中
                               技術領域別売上高の推移(アビスト単体)
           ■過去三ヵ年推移
売上高(百万円) 7,000


                                   106             126
          6,000       102                                   第3領域
                                                            (シャシー部分、空調部品設計)
                     1,574        1,757           1,877
          5,000


          4,000                                             第2領域
                                                            (電装部品、機能部品、HV・EV
          3,000                                              関連設計、解析)


          2,000      4,351        4,329           4,354
                                                            第1領域
                                                            (自動車用ランプ、内装、ボデー設計)
          1,000


             0
                                                               ※速報値であり、確定決算
                     第13期         第14期            第15期
                                                               ベースの数値と若干異なります。
                    (2018/9)     (2019/9)        (2020/9)
   売上構成比             72.3%        71.1%           70.8%
   ※全売上高に占める
    第1~第3領域合計の売上高




                                            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料        15
-業績の状況(2020年9月期)-

            第15期における業績のまとめ

【第15期営業利益予算未達について】
・第18期目標(売上高11,900百万円、営業利益1,400百万円、営業利益率11.8%)に向け、
 高難度案件の獲得を目指し、人材教育(OJT教育強化)への投資を強化
 →結果、請負の一人当たり売上高が減少し、一時的に収益性が低下
 <16期以降>高スキル者育成を継続。高難度案件を受注し、収益性向上を目指す

・前期に引き続き、技術者の退職による機会損失を回避するため、待遇改善を実施
 <16期以降>他社動向等を勘案しながら、待遇見直しを継続的に実施

・新規事業(AIソリューション事業)への投資が発生
 <16期以降>差別化されたサービスのリリースに向けて、研究開発を継続
         早期の収益化へ向け、活動を加速

【収益性の更なる改善を目指すための施策】
・総合技術開発部を中心としたデジタル技術推進により付加価値向上



                       2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   16
Ⅰ   業績の状況(2020年9月期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   17
-今後の成長戦略-

             今後の成長への準備の年として計画策定

       第16期 2021年9月期 通期計画

                                     2020年9月期           対前年        2021年9月期              対前年
               【連結】                   通期 実績             増減率         通期 計画                増減率
                                                        (%)                              (%)
                                       (百万円)                         (百万円)
        売上高                                    9,265       1.5                  9,570        3.3
        営業利益                                     831     ▲35.9                    675      ▲18.8
        経常利益                                     816     ▲39.6                    700      ▲14.2
        当期純利益                                    139     ▲85.3                    490      250.8
        EPS(一株当たり利益)                           35.09       -                   123.12        -


                               アビスト(単体)                                  アビストH&F(連結子会社)
【単体/連結子会社】    2020年9月期         対前年     2021年9月期        対前年     2020年9月期        対前年      2021年9月期       対前年
               通期 実績           増減率      通期 計画          増減率      通期 実績          増減率       通期 計画         増減率
                (百万円)          (%)       (百万円)         (%)       (百万円)         (%)       (百万円)         (%)

売上高                    9,082     1.2           9,260     2.0             259     15.8            315    21.6

経常利益                    879    ▲32.1             700   ▲19.1         ▲48          ―                1     ―

当期純利益                    45    ▲95.2             490   972.7         ▲49          ―                1     ―




                                                  2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                           18
-今後の成長戦略-

                 中期経営計画 概要
                          (2020年11月11日開示資料「中期経営計画ローリングに関するお知らせ」より)


                                 第18期
                              (2023年9月期)
           売上高                       11,900百万円
           営業利益                       1,400百万円
           営業利益率                            11.8%
           経常利益                       1,400百万円
           当期純利益                        980百万円
   【主力事業である設計開発アウトソーシング事業関連】
   ■収益性向上及び案件の安定的な確保の為、 人材育成 、技術力底上げ等により
     高難度業務対応技術者数増
   ■付加価値向上の為、 総合技術開発部による競争優位性が高く、独自性の高い技術開発を実行
   ■AI を活用した設計効率化
   ■AIプラットフォーム構築による異常検知の提供、 AR ソリューションのパッケージ化による収益化

   【その他の主な取組み】
   ■美容・健康商品製造販売事業における新規販売チャネル開拓による売上及び収益拡大
   ■3Dプリンタ製造部品採用の浸透、量産部品生産による売上拡大


                        2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料           19
-今後の成長戦略-
     中期経営計画 2023年9月期目標: 売上高119億円・経常利益14億円
                                                                               (2020年11月11日開示資料「中期経営計画ローリングに関するお知らせ」より)



12,000                                                                                                                                                             2,500
                                                                                                                                                         11,900
11,000         連結通期売上高(百万円)
               連結通期経常利益(百万円)
10,000
                                                                                                                                        9,570                      2,000
 9,000                                                                                                         8,761     9,128 9,265
                                                                                                       8,169
 8,000
                                                                                               7,387
                                                                                                                                                         1,400     1,500
 7,000
                                                                                       6,215
 6,000                                                                                                 1,492
                                                                               5,300           1,293           1,620
 5,000                                                                 4,720
                           4,587                               4,361                                                                                               1,000
                                                      4,091                                                                              700
 4,000            4,074             3,929
                                             3,671
                                                                                                                       1,351
 3,000                                                                         680      958                                     8…
                                                                438     649
                                                                                                                                                                   500
 2,000   1,892
                                                      275
                  142      146
 1,000                                        53
          46                         39
    0                                                                                                                                                              0
          第1期     第2期      第3期      第4期      第5期      第6期      第7期     第8期     第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期                       第16期     第17期      第18期
         2006/9   2007/9   2008/9   2009/9   2010/9   2011/9   2012/9 2013/9連 2014/9連 2015/9連 2016/9連 2017/9連 2018/9連 2019/9連 2020/9   2021/9   2022/9    2023/9
         (6カ月)                                                                                                                  連      連計画      連計画       連計画

                                                                                                                        次の成長に
                                                                               請負化にて成長                                  向けた投資
                                                                                                                                                    V字回復

                                                                               2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                                                       20
-今後の成長戦略-
                  中期経営計画補足説明


【過去(13期まで)】
・派遣から高単価な請負の急速なシフト及び技術者要員数増大により増収増益を達成
→徐々に取引先の要求値が高まりや新たなソリューション提案への要望があり、
 次の成長のために高スキル者の退職防止・高スキル者の養成、新たなソリューション
 開発が必要であると分析

【現在(14期・15期・16期)】
 ・退職による機会損失を回避するために待遇改善を実施(14期~)
 ・成長のために、新規事業(AIソリューション、3Dプリント事業)への投資(14期~)
 ・高難度案件の受注を目指し、人材教育(OJT教育)への投資(15期~)
 ・総合技術開発部を中心としたデジタル技術推進により付加価値向上(16期~)
 →次なる成長のための体制構築の3か年

【未来(17期・18期以降)】
 ・高難度業務対応技術者数増加
 ・総合技術開発部を中心とした新たな付加価値提案
 ・AIを活用した設計効率化
 ・AIソリューションの提案
 →収益性改善し、業績V字回復。飛躍の年へ。


                        2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   21
-今後の成長戦略-

  コア業務領域(得意分野)を伸ばし、環境変化に対応
第1コア業務領域・・・自動車用ランプ、内装、ボデー関連
                                    ■電動化、自動化、機能化が進
                                    む自動車業界大変革の時代にお
                                    いても、当社のコア業務領域の設
                                    計開発需要は引き続き旺盛と予
                                    測


                                    ■コア業務領域売上が設計開発
第2コア業務領域・・・電装部品、機能部品、HV・EV関連        売上全体の7割以上を維持する
                                    ように中期経営計画を策定

                                    ※15期実績:
                                     第1コア業務領域 49.0%
                                     第2コア業務領域 21.1%
                                     第3コア業務領域  1.4%
第3コア業務領域・・・シャシー部品、空調関連                   計    71.5%


                         2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   22
-今後の成長戦略-
        海外企業との業務提携により業務効率化を推進

 提携相手のRikkeisoft Company Limited は業務/金融システム、Web/クラウドシステム、
  組み込みシステム開発等を手がけるベトナムの大手ITアウトソーシング企業

 2020年11月現在、特に設計開発領域にて協業
  ⇒両社の得意領域を分担することで高い品質の設計開発を追求

         【企業概要】

          企業名          Rikkeisoft Company Limited (https://rikkeisoft.com/)

          本社所在         ベトナム ハノイ市

          設立           2012年4月

          代表           代表取締役会長 Ta Son Tung

          事業内容         日本市場向けITアウトソーシング事業(各種システム開発、スマート
                       フォンアプリ開発、IoT/組込みシステム開発等)

          認証取得規格等      ISO 9001:2015
                       ISO/IEC 27001:2013
                       ベトナムTop30 ICT企業に選出
                       日本でのIT関連展示会への出展歴多数




                                      2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料           23
-今後の成長戦略-
           AIソリューション事業本部のビジョン

 事業ドメイン:テクノロジーを利用して、人の意欲向上と生産性向上を実現する
ABISTは1998年から3D-CADによるものづくりの高度化、およびシステム開発の推進に貢献してきま
した。AIをはじめとする新たなテクノロジーの進化を機会とし、保有する顧客基盤、3Dデータ取り扱い
ノウハウ、多様な設計やシステム開発経験を活かして事業領域を拡大し、あらたな価値の創出を目指
します。
 事業ビジョン:誰でもデータを高度に利用できる世界へ
   どうやって    異常検知技術による予測にて、将来の不確実性への対応力をあげる
  実現するのか
            空間把握や形状認識技術にて、データと現実を融合し業務を支援する

   異常検知
              データから
               の予測
                        誰でもデータを           意欲向上
     AR
              現実と        高度に利用           生産性向上
              データの
   設計支援        融合


                       2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   24
-今後の成長戦略-
                            AIソリューション事業を推進

 AIスタートアップ企業と提携し、創業以来携わってきたものづくり領域のノウハウに
  テクノロジーを組み合わせて新たな価値を創造

              異常検知                           設計支援                  空間認識・AR

      各種データをもとに                     形状認識と高精度OCRにより            空間や物体を認識し
     異常状態や変化点を検出                      図面や設計情報を認識             拡張現実によって人を支援



  設計支援           空間認識/AR          異常検知          空間認識/AR     空間認識/AR
 設計情報データと形       実部品とホログラ        IoTデータやセン      空間認識、物体認   画像認識による空
 状認識、図面情報        ムによる、設計検        サーデータから異常      識、ホログラムに   間認識とAR技術に
 OCRの比較による図      証や生産教育          を検知し予知保全へ      よる、組立支援    より位置を把握
 面チェック


                                                                         メーカーを始
                                                                         め企業のDX
                                                                         に貢献
                                                                             誰でもデータ
  開発・設計              生産計画           製造              組立        在庫
                                                                             を高度に利用
                                                                             できる世界へ

                       AI構築プラットフォーム(AI-Plant Bamboo)


                            製造、マーケティング、人事、労務、・・・




                                             2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料        25
-今後の成長戦略-
              AI構築プラットフォームのベータ版リリース
                                                   (2020年7月16日開示資料「News Release」より)


 プログラミング不要のAI構築プラットフォーム『AI-Plant Bamboo』をリリース
  専門家でなくても、機械学習モデルを構築し、予測することが可能なクラウドサービス

 誰でも簡単に精度の良い予測を行うことで、ユーザーが持つデータに付加価値を出します




AI-Plant Bambooのページ
https://welcome.aiplant-bamboo.com/

                                      2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             26
-今後の成長戦略-
  「誰でもデータを高度に利用できる世界へ」当社技術を展示


「第4回 AI・業務自動化展」へ出展
会期:2020年10月28日(水)~30日(金)
会場:幕張メッセ(1~6ホール)
主催:リードエグジビションジャパン
   株式会社

 企業の情報システムや経営者・経営企画、
  総務・人事、マーケティング、開発責任者
  の方が多数ご来場いただきました。                                当社ブースの様子




                           2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   27
-今後の成長戦略- 3Dプリント事業

   設計から試作・部品製造までをワンストップで提供

 これまで当社が携わってきた「設計」「解析」に加えて3Dプリンタ活用による
  「試作」「部品製造」領域へ事業領域を拡大し、クライアントへ価値のあるサービスを提供
                これまでの事業領域                 新たな事業領域




                                              試作
        設計                  解析
                                            部品製造




       CADデータ       解析用モデル作成     解析実施        試作・部品製造




                            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   28
-今後の成長戦略- 3Dプリント事業

                幅広いニーズに対応できる設備を導入
♦保有3Dプリンタ
   事業所          造形機種          保有台数       特徴            主材質        造形サイズ(mm)          用途
   (所在)         (メーカー)                                             (縦×横×高さ)
              ATOMm-8000               高透明度                                        自動車用ランプ
                               2台                      エポキシ       600×800×400
               (シーメット(日))               高耐熱                                         など試作

               RAFAEL550               高耐久性
                               1台                      ナイロン       550×550×500   自動車外装/内装部品など試作
               (アスペクト(日))               高耐熱
 海老名事業所
 (神奈川県海老名市)     AGILISTA              サポート材が
                               1台                      アクリル       210×298×200      精密部品試作
               (キーエンス(日))              水溶性
                                       硬さ調整可能
                Connex3                                 アクリル
                               1台     3種材料混合                      390×490×200      精密部品試作
               (ストラタシス(米))
                                      によるカラー対応       /ゴムライクアクリル

                ProX-300       1台
                                       金属加工可
                                                     アルミ/ステンレス    250×250×300     精密部品試作/製造
              (3Dシステムズ(米))              軽量

               EOS-M290        2台
                                     金属加工可/高耐久性
                                                     チタン/インコネル    250×250×325     精密部品試作/製造
                (EOS(独))              /高耐熱/耐腐食性
 豊橋事業所
  (愛知県豊橋市)      ProX-320             軽量/高耐久性/         アルミ/チタン
                               3台                                 275×275×380     精密部品試作/製造
              (3D システムズ(米))          高耐熱/耐腐食性         /インコネル
                LUMEX                造形と切削を融合した
               Avance-25       1台     ハイブリッド造形機    マルエージング鋼     256×256×300     精密部品試作/製造
              (松浦機械製作所(日))             高強度/高靭性




                                                    2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             29
-今後の成長戦略- 3Dプリント事業

     自社の技術力、設備を積極的にアピール

『フォームネクストフォーラム 東京 2020』へ出展
(東京都立産業貿易センター浜松町館、2020年9月24日(木)~25日(金))
                            3Dプリンタ業界でも先行している本場ド
                             イツでのイベントを日本初として開催し
                             たもので、多くの方にご来場いただきま
                             した。




       当社ブースの様子                 ※当社オリジナル設計の自動車ランプ
                                   をはじめとする展示品


                     2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   30
-今後の成長戦略- 美容・健康商品製造販売事業 (アビストH&F)

     自社飲料のラインナップ増加とOEM受託の開始
   アビストH&Fでは、自社商品の水素水・美容飲料の製造販売のほか、大手飲料メーカーのOEM受託を開始




                                          美容成分配合 『ボノトックスウォーター』




                                        自社工場(ISO9001認証)による確かな品質管理

                                         【Topics】
                                         2020年10月より
                                         東証一部上場大手飲料メーカー企業の
高濃度水素・シリカ含有 『浸みわたる水素水』
                                         「水素水」OEM受託も開始




                         2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料       31
-今後の成長戦略- 美容・健康商品製造販売事業 (アビストH&F)

            メーカーとの協業による化粧品の販売
   アビストH&Fでは、飲料商品に加えてBONOTOX社製の化粧品も販売
                                         ※アビストH&Fは、BONOTOX社製品の日本販売総代理店です。



          朝まで、ずっと


                                           テレビショッピング番組『QVC』においても
                                           放送後に大きな反響を頂いている大人気商品



             寝ている間に、ふっくらと肌が生まれ変わる

          “人工皮膚”に着目した近未来エイジングケア



                                                                     揺るぎない強靭な肌へ
                                                                       ※ブランドコンセプトとして




                                                           進化形スキンバイオティクスコスメ

                                                     “2つの美肌菌”が肌で出会う進化形エイジングケア
時代が巡っても変わらない価値
                           “2つの幹細胞”を融合した最先端エイジングケア
“高麗人参エキス”が詰まった至極のエイジングケア



                                    2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             32
Ⅰ   業績の状況(2020年9月期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   33
-株主還元方針及び株式の状況等-

         継続的・安定的な配当と株主優待で株主還元


              配当                           株主優待制度
                               2021年3月末(中間期末)の株主様に、
                              「浸みわたる水素水」(株式会社アビストH&F製造)を、
 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題
                              以下のとおり贈呈させていただきます。
の一つとして位置づけ、継続的かつ安定的な配当を
実施することを基本方針としております。連結配当
性向35%以上を基本的な配当政策とし、配当金額を
決定していく方針です。




   基準期             年間配当金
                                     保有株式数        「浸みわたる水素水」贈呈数
                                (2021年3月末株主名簿)     (500ml×30本=1ケース)
  令和2年9月期          102円            1,000株以上             5ケース
                                200株以上 1,000株未満         2ケース
令和3年9月期(計画)        102円         100株以上   200株未満         1ケース



                           2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料         34
 -株主還元方針及び株式の状況等-

              総株主数 11,667人(2020年9月末)

100%                                                   【株主名】            【所有株数】      【持株比率】
       12.8
                                             進 勝博                        650,000株      16.3%
       1.1            所有株式数         構成比
       2.3                                   BBH FOR FIDELITY PURITAN
                        (株)         (%)      TR:FIDElITY SR INTRINSIC    260,000株      6.5%
                                             OPPORTUNITIES FUND
75%    14.3   自己名義
                             294      0.0
              株式                             ABIST社員持株会                  237,100株      6.0%
              外国法人                           日本マスタートラスト
                         511,121     12.8                                172,200株      4.3%
              等                              信託銀行株式会社(信託口)

              その他の                           大宅 清文                       100,000株      2.5%
                          41,898      1.1
50%           法人

              金融商品                           日本生命保険相互会社                  100,000株      2.5%
                          91,719      2.3
              取引業者
                                             株式会社日本カストディ銀行(信託
       69.5
                                             口)
                                                                          81,900株      2.1%
              金融機関       569,900     14.3
25%                                          小林 秀樹                        75,000株      1.9%
              個人・
                        2,765,068    69.5
              その他                            進 顕                          75,000株      1.9%
              合計        3,980,000    100     進 里江                         75,000株      1.9%
                   総株主数 11,667人
 0%



                                            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                35
-株主還元方針及び株式の状況等-

                          主な株価指標

                                当社株価指標                       東証1部平均(※)

株価              2020年11月19日終値                      2,906円        -

発行済株式数          本資料作成日現在                         3,980千株         -

時価総額                                           11,566百万円         -

EPS(一株当たり利益)    2021年9期(計画)                       123.12円        -

BPS(一株当たり純資産)   2020年9期末                         1,449.74円       -

配当金             2021年9期(計画)                       102.00円        -

PER(株価収益率)      株価÷EPS(計画)                         23.60倍            26.40倍

PBR(純資産倍率)      株価÷BPS(直近期末)                        2.00倍            1.27倍

配当利回り           配当金(計画)÷株価                          3.51%            1.69%

ROE(自己資本利益率)    PBR÷PER                              8.47%            4.81%
                                 (※)東証1部平均の株価指標は2020年11月19日現在、PBRは実績ベース




                                2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             36
Ⅰ   業績の状況(2020年9月期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


            2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   37
-会社概要及び事業内容-

       創業の精神、社名「ABIST」について


               創業の精神
               設計技術者が
               設計技術者のために働き合う
               設計技術者の集団を確立する

               社名の由来
               Ambition       志(こころざし)を
               ist            成し遂げる人


                  2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   38
-会社概要及び事業内容-

           事業目的、経営理念

 当社は事業の基本方針を定めた3つの事業目的を掲げ、
 長期的、普遍的な会社の価値観、存在理由として3つの経営理念を定めています。




                 2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   39
-会社概要及び事業内容-

           「信頼の和の六輪づくり」

  当社の大切な企業文化として、「信頼の和の六輪づくり」に取り組んでいます。




                  2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   40
-会社概要及び事業内容-

                                 会社概要

会社名    株式会社アビスト          (英訳名 ABIST Co.,Ltd.)
設立     2006年3月17日(事業開始日 1998年2月1日)
資本金    1,026百万円
本社     東京都三鷹市下連雀三丁目36番1号 トリコナ5階
代表者名   進 勝博
事業内容   工業設計技術サービス事業
       【請負、技術者派遣】(機械設計開発、システム・ソフトウェア開発、電気・電子設計開発、
                  3Dプリント造形サービス)、3D-CAD教育事業、不動産賃貸事業
事業部    【東日本事業部】    東京支店、東京システム支店、宇都宮営業所
及び     【受託設計事業部】   東京受託室、名古屋受託室、宇都宮受託チーム、静岡受託チーム
事業所                浜松受託チーム、広島受託チーム、豊橋事業所、海老名事業所
       【西日本事業部】    第一トヨタ支店、第二トヨタ支店、名古屋支店、広島支店
                   静岡営業所、京都営業所、福岡事務所
       【AIソリューション事業本部】
従業員数   1,238名   (2020年9月30日現在、アビスト単体)

子会社    株式会社アビストH&F(100%連結子会社)




                                        2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   41
-会社概要及び事業内容-

                                                会社沿革
  年月                                                  事項
1998年   2月    旧日本ビジネス開発株式会社 エンジニアリング事業本部を設置し、技術系のアウトソーシング事業開始

2006年   3月    JBSエンジニアリング株式会社(現株式会社アビスト)を設立し、旧日本ビジネス開発株式会社よりエンジニアリング事業譲受

2007年   2月    株式会社アビストに商号を変更

2010年   5月    本社ビル(アビストビル)の購入に伴い本社を東京都渋谷区に移転

2013年   3月    子会社として株式会社アビストH&F(現連結子会社)を設立

        6月    本社事務所を東京都中野区に移転し、アビストビルは全館賃貸ビル化

              東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
        12月
              本社を東京都渋谷区から東京都中野区へ移転
2014年   9月    東京証券取引所市場第二部へ上場市場変更

              3Dプリント事業を開始(神奈川県海老名市)
2015年   3月
              東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
2017年   6月    受付電話ロボット「abitel(アビテル)」発売開始(コミュニケーションロボット開発・販売事業)

        7月    3Dプリント事業拠点を新規開設(愛知県豊橋市)

2018年   3月    品質マネジメントシステム「EN 9100:2016」を認証取得[認証事業所:3Dプリント事業部(愛知県豊橋市)]

        5月    コミュニケーションロボット開発・販売事業より撤退
              AIソリューション事業を開始
2019年   3月
              ベトナム法人 Rikkeisoft Company社と業務提携
        5月    本社を東京都三鷹市に移転

        8月    医療機器製造業許可を取得[登録事業所:3Dプリント事業部 豊橋事業所]


                                                 2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   42
   -会社概要及び事業内容-
                   3事業部の事業運営体制(2020年10月1日現在)

      従業員構成(アビスト単体)                                                      地図 CraftMAP
                                   西日本事業部(544名)
(2020年10月1日現在 1,234名 うち女性社員137名)
        2020年度新卒社員数 116名            第一トヨタ支店(131名)
                                                                東日本事業部(308名)
                                    第二トヨタ支店(125名)
       営業・間接部門等                     名古屋支店(91名)
                                                                  東京支店
                                                                     (156名)
            101名                    広島支店(57名)
    教育・待機等                                                        東京システム支店
                                    静岡営業所(51名)                        (86人)
      22名                           京都営業所(58名)                    宇都宮営業所
                                    福岡事務所(24名)                        (60人)

                 技術社員(請負)
                   630名                                                本社 (33名)
     技術社員(派遣)
          481名

                                                            AIソリューション事業本部(11名)
      技術社員合計1,133名

                                       受託設計事業部(338名)
                                         東京受託室(182名)      豊橋事業所(13名)
                                         宇都宮受託チーム(29名)    海老名事業所(8名)
  機械設計開発等          1,023名
                                         名古屋受託室(42名)
  システム・ソフトウェア開発等      88名
                                         静岡受託チーム(24名)
  教育・待機等              22名
                   1,133名                浜松受託チーム(13名)
  技術社員計                                  広島受託チーム(21名)
             (うち女性社員 100名)



                                        2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料          43
 -会社概要及び事業内容-

                       アビストグループの事業内容

設計開発アウトソーシング事業                       その他の3つのセグメント


                                                          美容・健康商品
                                       3Dプリント事業            製造販売事業     不動産賃貸事業
                                                         (アビストH&F)


          3D-CADを用いた                                                              (単位:百万円)
           自動車・機械等の                                       連結売上高
             設計開発業務
            (請負/派遣)
                                                                          519

 3D-CAD
  教育業務                 システム・ソフトウェア                            427
                           開発業務                  331
             解析業務

                                                                         9,051
                                                8,797        8,838


                                                第14期         第15期       第16期計画
                                      連結売上高     2019/9       2020/9      2021/9
                                                9,128        9,265       9,570
                                        (百万円)
                                      対前年同期比    4.2%         1.5%        3.3%



                                     2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                    44
-会社概要及び事業内容-

          設計開発アウトソーシング事業とは
    (設計開発/作図・CADオペレーション/解析・シミュレーション/評価・試験/生産技術・設備設計等)


◆3D-CADを主とした設計及び多様な付帯業務もカバー

             <主な設計活動:当社社員対応業務>
自
動
車
等                    (
                     部               実物評価
             (       品
             部
に            品       形
                                                                一
お        構   形
             状   詳   状
                     ・
                     配                                          般
け        想   ・   細   置             設計付帯業務               製
る        検
             配
             置   設   ・
                     性        (3D化・図面化・部品表作成・法規確認など)    造       消
ニ        討
             検
             討   計   能                                          費
                     検
ュ            な       討                                          者
ー            ど
             )
                     な
                     ど
モ                    )            データ解析(CAE)
デ
ル
企       他に、製造プロセス全般に係る関連付帯業務(品質向上活動や関係者調整等)にも

画                        必要に応じ対応いたします




                                2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   45
-会社概要及び事業内容-

   得意分野は自動車用ランプ、内装、ボデー設計

   ランプ         機能部品                   ボデー




                                        電装部品
  HV・EV
   関連
                  内装




                  2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   46
-会社概要及び事業内容-

                設計開発アウトソーシング事業とは
                         (システム・ソフトウェア開発)


◆要件定義から運用保守まで広範囲な業務プロセスをカバー

                  <主な設計活動:当社社員対応業務>
                                                           (
                          イ(
                           機                               障
                                                           害
                          ン器
                           導                               対
                          フ入            (              運   応
    (
    シ       (
            要
                     (
                     基    ラ・
                           設
                                        結
                                        合
                                              シ(
                                               シ       用   ・
                                                           メ     (
                                                                 ユ
    ス
    テ       求        本    構定            テ     スス       保
                                                           ン
                                                           テ
                                                                 ー
    ム   要   分        設     な
                          築ど            ス     テテ
                                               ム           ナ
                                                                 ザ
                                                                業ー
    ・       析        計
                            )       テ   ト
                                              ムの       守   ン
企   ソ
    フ   件   ・
            要    設   ・
                     詳              ス
                                        ・
                                        総      業           ス    務に
                                                                 よ
画   ト   定   件    計   細                  合     運務           な
                                                                運る
    ウ       定        設    プ(        ト   テ
                                              用利
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    ア
            な        な
                                        ト     開開                 利
    企
    画       ど        ど    ググ
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                                2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料    47
-おわりに-

                     お知らせ

今回、コロナウイルスの感染状況を鑑み、会社説明会を中止させ
て頂き、資料配布のみと致しました。

例年、会社説明会の場で質疑応答の時間を設けさせて頂いており
ましたが、今回はそのような場を用意できませんので、ご質問があ
りましたら、広報部にて対応させて頂きたいと存じます。

ご質問事項がございましたら、下記アドレスにメールをお送りいた
だきますようお願いいたします。

送付先:pr@abist.co.jp


                      2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   48
2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   49
2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   50
2020年11月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   51
  当社ホームページのご案内 https://www.abist.co.jp
       ※当社IRサイトでは、株主・投資家の皆様に様々な参考情報をご提供しておりますので、
        是非ご参照ください。




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