6085 M-アーキテクツSJ 2019-11-07 15:30:00
工事完成保証損失引当金繰入額及び貸倒引当金繰入額の計上並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月 7 日
各 位
会 社 名 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
代表者名 代表取締役社長 丸 山 雄 平
(コード番号:6085 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 管理本部長 山 口 裕 司
(TEL. 06-6363-5701)
工事完成保証損失引当金繰入額及び貸倒引当金繰入額の計上
並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は 2020 年3月期第2四半期会計期間(2019 年7月1日~2019 年9月 30 日)において、下記
のとおり工事完成保証損失引当金繰入額及び貸倒引当金繰入額を計上することといたしましたので、
お知らせいたします。また、2019 年5月 14 日に公表いたしました 2020 年3月期通期業績予想を下
記のとおり修正しましたので、あわせてお知らせいたします。
記
1. 工事完成保証損失引当金繰入額及び貸倒引当金繰入額の計上について
2019年9月13日に開示いたしました「債権の取立不能または取立遅延のおそれに関するお知らせ」
に記載のとおり、取引先(本庄工業株式会社)に対する保証債務及び未回収債権について、工事完成
保証損失引当金繰入額14,233千円及び貸倒引当金繰入額24,714千円を、いずれも販売費及び一般管理
費に計上することといたしました。
2. 2020 年3月期 通期業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想 (A)
1,280 51 51 50 31.01
今回修正予想(B) 1,125 △154 △152 △153 △94.95
増 減 額 ( B - A ) △155 △205 △203 △203
増 減 率 ( % ) △12.1 - - -
(参考)前期通期実績
1,253 34 31 30 18.68
( 2019 年 3 月 期 )
(修正の理由)
第2四半期累計期間(2019 年4月1日~2019 年9月 30 日)の売上高及び営業利益の見込値を踏ま
え、第3四半期及び第4四半期の案件仕掛状況から成約予想を見直した結果、通期において従来予想
売上高 1,280 百万円及び予想営業利益 51 百万円の達成は厳しいと判断しましたので、通期業績予想
を修正することといたしました。
当社は建築家情報空間「ASJ CELL」において開催される著名建築家による作品展示会や海外と共
同開催する建築展、文化セミナーでの来場者、紹介によって入会したアカデミー会員へ、直接働きか
けることにより顧客満足度の高い提案を行い、受注契約の促進を図ってまいりました。また、ASJ リ
ゾートをコンセプトに、5月に「ASJ Yokohama Satellite」を横浜ランドマークプラザの商業施設内
に新設し、さらに「ASJ Shonan Satellite」 の開設に向けて8月に神奈川県鎌倉市に準備室を新設し、
顧客により身近なリゾートライフの提案発信を開始いたしました。
しかしながら、第2四半期累計期間の見込において、消費税増税に伴う経過措置(2019 年3月末日
までの工事請負契約については、2019 年 10 月以降の完工・引渡しでも旧税率が適用される等。)の
影響などから、加盟スタジオでの建築設計・監理業務委託契約件数や工事請負契約金額が低迷すると
ともに、顧客に直接プロデュースを行うビジネス(プロデュースビジネス)で第2四半期に契約締結
を予定していた案件の大半が第3四半期以降に遅れたことにより、スタジオロイヤリティ売上が 153
百万円で前年同期比 54.2%減、建築家フィー売上が 36 百万円で前年同期比 26.2%減となる見込みで
あります。また、稼働スタジオ数も減少したことから、マーケティング売上が 107 百万円で前年同期
比 14.2%減、その他売上が 47 百万円で前年同期比 13.9%減、売上高全体では、344 百万円で前年同
期比 39.0%減となる見込みであります。
通期業績予想については、第3四半期及び第4四半期における案件仕掛状況を見直したところ、売
上高は、消費税増税の影響が引き続いていることから工事請負契約や建築設計・監理業務委託契約の
成約が遅れており、スタジオロイヤリティ売上が前回予想値 856 百万円から 114 百万円減の 742 百万
円(86.7%)、建築家フィー売上が前回予想値 127 百万円から 40 百万円減の 87 百万円(68.5%)、
マーケティング売上が前回予想値 219 百万円から 4 百万円減の 215 百万円(98.2%)、その他売上は
前回予想値 78 百万円から 3 百万円増の 81 百万円(103.8%)となる見込みであり、売上高全体では、
前回予想値 1,280 百万円から 155 百万円下方修正し 1,125 百万円となる見込みであります。
営業利益は、売上高の下方修正に加え、1.記載の工事完成保証損失引当金繰入額及び貸倒引当金繰
入額の合計 72 百万円を計上したことから、前回予想値 51 百万円から 205 百万円下方修正し営業損失
154 百万円となる見込みであり、経常利益も 203 百万円下方修正し経常損失 152 百万円となる見込み
であります。また、当期純利益につきましては、経常利益の下方修正により、当期純損失 153 百万円
となる見込みであります。
以 上
(注)本資料に掲載されている将来の見通しに関する事項については、本資料発表日現在におい
て入手可能な情報に基づき作成したものであり、将来の業績を保証するものではなく、実際
は今後の様々な要因によって変動する可能性があります。