6085 M-アーキテクツSJ 2021-11-24 15:30:00
2022年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]
「海を臨む須崎の家」 設計:平岡孝啓・平岡美香 施工:ASJ品川スタジオ 撮影:スターリン・エルメンドルフ
「大地の家」 設計:畑友洋 撮影:矢野紀行
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
2022年3月期第2四半期 決算説明会資料 東証マザーズ
0 2021年11月24日 [証券コード:6085]
1. ASJについて
Contents
P.2
theme・・・「建築家の活動量に比例して都市は豊かになる」
2. ASJ建築家ネットワーク事業 P.3~10
(1)スタジオネットワークビジネス
(2)プロデュースビジネス
(3)建築家との家づくりフロー
(4)ビジネスモデルの転換へ
(5)PROTO BANKビジネス
(6)事業フローと収益構造
(7)選択肢の広がる建築家住宅サービス
【市場環境】 P11~12
3. 2022年3月期第2四半期 決算概要 P13~19
4. 2022年3月期 計画 P20~23
スカラとの業務提携の進捗について P24~27
5. APPENDIX P28~34
業績指標推移・用語集
1
1. ASJについて
日本最大級の建築家ネットワーク 「建築家の活動量に比例して都市は豊かになる」
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(以下、ASJ)は、全国の建築家を登録・ネットワーク化するとともに、建設会社をフランチャイズ化して、
建築家と建設会社を結びつけ、両者の協力のもとでプラットフフォーム(ビジネスの基盤となる環境)を構築し、顧客が望む住宅・商業施設等
を供給するビジネスを2003年から事業展開、「建築家の活動量に比例して都市は豊かになる」をテーマに建築家の活動を応援しています。
全国の建築家とスタジオ(建設会社)を結ぶASJ建築家ネットワーク
全国の登録建築家 全国FC加盟建設会社
2
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (1) スタジオネットワークビジネス
全国のスタジオ(FC工務店)が開催する建築家
展、住宅展等のイベント開催によりアカデミー会
員を獲得
建築家との住宅相談会
相談会は多分野の建築ニーズに対応
①戸建新築住宅
②増改築リフォーム
③マンション収益物件
④店舗商業施設
⑤セカンドハウス・別荘
⑥病院・医院
3
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (1) スタジオネットワークビジネス
従来の建築家との家づくりのプロセスとASJ建築家ネットワーク事業でのプロセスの違い
ま コ プ
ず 現地調査 ス ラ
は ト ン
従 、
ヒアリング 調 完
いきなり契約!? 整 成
来 建 法規確認
実
な 後 施
の 築
設計契約をしないと前に進まない ど に 工
施 に 工
会
手 家 設
膨 務
社
設計費用の一部も発生し、後戻りできない。 大 店
選
順 定
プレゼンテーション 計 な
時
が
選
選
間 定 定
基本設計
と さ
模型・CGパーツ 労 れ
力 る
が の 建 工
か で 築
か 、 事
設 る 工 完
計 。 事 着 成
ア ・期限なし
請 工
カ 契 引
建築家選定 ・建築家変更無料
約 負 き
デ ・建築家の移動費無料
契 渡
・年会費なし 課
ミ 題 約 し
ー が
会 プランニングコース 整 プ
A 員 理 ラ
さ ン
S 登 プラン・建築家との相性・コスト・スタジオとの
信頼関係などを納得できるまで確認
実 れ ニ
J 録 施 て ン
( 現地調査 プレゼンテーション 設 い グ
入 ヒアリング 計
る コ
会 基本設計 の ー
無 法規確認 模型・CGパーツ で ス
ス で
料 ム
お客様
) ー
スタジオ 建築家 ズ
4
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (2) プロデュースビジネス
プロデュースモデルへの展開
2016年度より顧客に直接プロデュースを行うビジネス(プロデュースビジネス)を建築家情報空間「ASJ CELL」
やASJリゾートをコンセプトに「ASJ Yokohama Satellite」(横浜市)と、「ASJ Shonan Satellite」(神奈川県
鎌倉市)の営業拠点をべースに特に富裕層向けにコンシェルジュサービスを展開。
イベント・セミナーやWEBで入会された会員にきめ細か一貫したサービス(建築家相談、建設会社選定引き渡し
まで)を行う営業部隊を配置、一般の住宅から別荘、収益物件、リゾートホテル建設など多岐にわたっています。
ASJコンシェルジュサイト ASJCELLイベント・セミナー
5
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (3) 建築家との家づくりのフロー
WEB・イベント等で入会したアカデミー会員は以下の流れで建築家選定、プランニング、設計契約、
工事請負契約、工事着工、工事完了、引き渡しへと進みます。
プロデュースビジネスの場
合、二者間契約
2020.3月サービス終了
6
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (4) ビジネスモデルの転換期
ビジネスモデルの転換期 ~ WEBサービス会社へ ~
★スタジオネットワークビジネスとプロデュースビジネスの課題点
ASJでは創業以来、建築家からの提案を「PLANNING COURSE」というサービス形態で全国の工務店がFC展開する「スタジオ」モデルと建築家情報空
間CELLをベースに首都圏を中心とした富裕層向けに提供している「プロデュース」モデルによって提供してまいりました。
しかしながら建築家による提案システム「PLANNING COURSE」には以下の課題があり、工務店にとって技術者の不足や建設単価の上昇もある中、収益獲
得までに相当な時間がかかりことからスタジオ運営会社の撤退が相次ぎました。
①時間がかかる ②価格が大幅に乖離 ③設計料が重荷となる ④工務店との見積回数が多い ⑤施工の難しさ ⑥利益を残しずらい
⑦メンテナンス費用の問題等
2016年度よりサービス開始したプロデュースビジネスにおいては以下の課題があります。
①首都圏中心で一定の成長は見込めるものの力戦型ビジネスであること ②収益、別荘など多く、入会から設計契約、請負契約までの時間が長いこと
③工務店の負担が大きいこと ④引き渡すまで営業がかかわることから数多くの案件をこなしにくい
以上の課題を背景にここ数年事業後退を生じさせていました。
★工務店軸足の受注依存型からWEBサービスの会社へ
2021年度、本格的に建築家住宅を「軽快に」「最速」で提供する新サービス
「PROTO BANK」を市場投入。
PROTO BANKは過去の建築家が設計した図面を再活用するサービスで、
『住宅業界初のprêt-à-porter市場を』を旗印に「スマホから最高に気に入った家が届いた」を
イメージするデジタルネイティブ世代を対象とした新しいサービスです。
上記の課題にあるような長期間にわたる建築家との打ち合わせや工務店との価格調整はありません。
住宅建設予定の顧客はあたかも宝石をテーブルに並べて選ぶように建築家住宅の過去の作品を「写真」「CG」「建築家情報」「4段階の価格」など必要情
報をタブレットでチェックして、ASJのカスタマーデスクなどとも相談しながら1作品に絞って建設頂きます。建築家の登場はありません。文字通り住宅の
「Prêt-à-Porter」です。
7
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (5) PROTO BANKビジネス
プロトバンクはスタジオネットワークビジネスとプロデュースビジネスにおける建築家住宅ビジネスの課題を改善し
利用者増と早期契約化を図ります。
① 時間がかかる ⇒ 申し込みから1~2ヶ月で着工できる
② 価格がわからない ⇒ 定価の明示、建築材料のグレードにより4段階で価格表示され、その中から選択も可
③ 設計料が重荷 ⇒ 設計図面利用料金が安い(一般的には請負金額の10%が設計料)
③ 見積もり回数が多すぎる ⇒ draft済
④ 施工が難しい ⇒ 工務店は施工に際し、竣工写真や工事写真を活用できる
⑤ 利益が残らない ⇒ 過去の図面使用しても最新の単価に随時更新できる積算機能があり利益は確実にキープ可能
⑥ メンテナンスが大変 ⇒ メンテナンス費用のかかる案件についてはあらかじめ採用しない
プロトバンクでの家づくりのフロー
8
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (6) 事業フローと収益構造
建設工事請負会社が加盟建設会社(登録工務店)またはパートナー建
設会社の場合は、上記「建築家との家づくりの流れ(入会から完成・
引渡まで)」④「建築設計・監理業務委託契約」については顧客(A
SJアカデミー会員)と登録建築家間の二者契約、⑤「設計料支払」
については顧客(ASJアカデミー会員)から当社を経由し登録建築
家への流れとなります。
⑦につきましては2020年3月末をもって工事完成保証書の交付を終
了。
PROTO BANK Stationとして契約した建設会社は加盟建設会社(登録
工務店)またはパートナー建設会社と同じく④「建築設計・監理業務
委託契約」の締結はありませんが、図面使用に関して顧客(ASJア
カデミー会員)と登録建築家間の二者契約となります。
9
2. ASJ建築家ネットワーク事業 (7) 選択肢の広がる建築家住宅サービス
10
【市場環境】住宅建設市場規模と直近10年の動向
■2020年度新設住宅着工数
国土交通省から2021年4月に公表された2020年度の新設住宅着工戸数は、前年度比8・1%減となる81万2164戸。
前年度からのマイナスも、90万戸を下回るのも2年連続、直近10年では最少戸数となった。各利用関係別とも全圏域マイナスで、同省によると
「大きな地域差はなく、全体的に落ち込んだ」。もともと消費増税の影響で低迷していたところに、新型コロナウイルス感染症拡大が打撃となっ
た。特に税率変更が尾を引いていたことや緊急事態宣言があったため、2020年上半期は2ケタ減の月も多かった。下半期にはやや減少幅が縮小
し、持ち直しの兆しも見えたものの2018年度の95万2千戸台を大きく下回った。2021年4~9月はコロナ禍の影響が大きかった2020年4~9月と比
較すると全体としては445,674戸で107.6%、持家113.2%、貸家108.6%、給与住宅90.8%、分譲住宅100.9%となった。
直近10年新設住宅着工統計(利用関係別戸数) (単位:戸,%)
内訳
持家(建築主が自分で居住する目的) 貸家(賃貸目的) 給与住宅(社宅、寮) 分譲住宅(建売、分譲目的)
年度 着工戸数総計 前年比
戸数 前年比 戸数 前年比 戸数 前年比 戸数 前年比
2011年度 2011.4-2012.3 841,246 102.7% 304,822 98.8% 289,762 99.3% 7,576 115.1% 239,086 112.7%
2012年度 2012.4-2013.3 893,002 106.2% 316,532 103.8% 320,891 110.7% 5,919 78.1% 249,660 104.4%
2013年度 2013.4-2014.3 987,254 110.6% 352,841 111.5% 369,993 115.3% 5,272 89.1% 259,148 103.8%
2014年度 2014.4-2015.3 880,470 89.2% 278,221 78.9% 358,340 96.9% 7,867 149.2% 236,042 91.1%
2015年度 2015.4-2016.3 920,537 104.6% 284,441 102.2% 383,678 107.1% 5,832 74.1% 246,586 104.5%
2016年度 2016.4-2017.3 974,137 105.8% 291,783 102.6% 427,275 111.4% 5,793 99.3% 249,286 101.1%
2017年度 2017.4-2018.3 946,396 97.2% 282,111 96.7% 410,355 96.0% 5,435 93.8% 248,495 99.7%
2018年度 2018.4-2019.3 952,936 100.7% 287,710 102.0% 390,093 95.1% 7,958 146.4% 267,175 107.5%
2019年度 2019.4-2020.3 883,687 92.7% 283,338 98.5% 334,509 85.8% 6,108 76.8% 259,732 97.2%
2020年度 2020.4-2021.3 812,164 85.2% 263,097 91.4% 303,018 77.7% 6,908 86.8% 239,141 89.5%
2021年度 2021.4-2021.9 445,674 107.6% 148,745 113.2% 169,918 108.6% 2,954 90.8% 124,057 100.9%
出典:国土交通省総合政策局 建設経済統計調査室(令和3年10月29日公表)
(千戸) 持家 貸家 給与住宅 分譲住宅
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
(年度)
11
【市場環境】建築家住宅市場と将来展望
■建築家住宅戸数の推移、比率
国交省公表の統計数値によると住宅着工戸数は徐々に減少しているものの、ASJの建築家住宅市場におきましては矢野経済研究所調べで2019年度の建
築家住宅新設着工戸数は11,200戸で、建築家住宅は2016年度からほぼ11,000戸前後の一定水準を維持しています。この背景にはローコストで画一的
な注文住宅ではなく、デザイン性や機能性を求める施主(顧客)層が、建築家を活用した住宅に注目をするようになってきていることがあります。
建築家住宅※は持家一戸建(注文住宅)の着工数に占める割合は4%と推計されます。
2019年度国内持家着工戸数88.4万戸
貸家33.4万戸
37.8%
持家28万3000戸 分譲住宅(マンショ
ン・戸建)
建築家住宅
1.1万戸 4% 25.9万戸 29.3%
※建築家住宅とは・・・
建築士の資格を有し、独立した建築家によって、基本設計された住宅をさす。
なお、ハウスメーカーや工務店の社員建築家もしくは専属的に建築家として
契約しているケースは同市場に含まない。
■建築家住宅の将来展望
同じく矢野経済研究所の調査報告によると今後、建築家マッチングサービスや建築家を活用するプラットフォームの利用拡大等により、”建築家
住宅”の認知度が向上し、建築家がより身近な存在になることで、こだわりのあるデザインや機能を求める施主(顧客)層にとっては、建築家住
宅が一つの選択肢として徐々に確立されていくものと考える。
12
3. 2022年3月期第2四半期 決算概要
使用写真(左から)設計:岸研一 撮影:小川重雄 / 設計:平岡孝啓・平岡美香 撮影:山田誠良 / 設計:山本学 撮影:上田宏 / 設計:河口佳介 撮影:Nacása & Partners Inc.
13
2022年3月期 第2四半期決算ハイライト
• 売上高: 257百万円、前年対比 ▲42百万円(▲14.0%)
• 営業利益:▲215百万円、前年対比▲54百万円
業績ハイライト
• 四半期純利益:▲227百万円、前年対比▲56百万円
• 営業キャッシュ・フロー:▲164百万円、前年対比▲181百万円
• ロイヤリティ売上 165百万円、前年対比 ▲36百万円
マ-ケティング売上 47百万円、前年対比 +7百万円
事業ハイライト
• 販売費及び一般管理費 435百万円 前年対比 +3百万円
その他 • 固定資産減損処理等に伴う特別損失計上 10百万円
• きらぼし銀行より 50百万円借入
14
2022年3月期第2四半期 主要業績指標
2021年3月期 2022年3月期 前期比
区分 期別
第2四半期実績 第2四半期実績 増減
(1) 登録建築家 期末数(名) 2,965 2,990 25
(2)-1 スタジオ 新規加盟 0 3 3
退会・休眠 ▲ 10 ▲9 1
実質期末稼働数 113 91 ▲22
(2)-2 プロトバンクステ-ション 新規加盟 4 11 7
スタジオ申込 0 0 0
退会・休眠 0 0 0
実質期末稼働数 7 57 50
(3) イベント 開催回数(回) 37 48 11
(4) ASJアカデミー会員 新規入会数(名) 875 1,419 592
内 イベント入会 355 504 149
内 WEB入会 438 792 354
その他入会 82 123 41
(5) プランニングコース 新規件数(件) 141 193 52
(6) 建築設計・監理業務委託契約 件数(件) 45 53 8
建設工事請負契約 件数(件) 81 66 ▲15
金額(百万円) 4,750 2,815 ▲1,935
平均単価(万円) 5,864 4,265 ▲1,599
平均約定料率 2.67% 2.93% 0.26%
前期比では新規スタジオ、ステーション加盟数は増加、イベントも回数増、新規設計契約数は増加、請負契約は低調
15
2022年3月期第2四半期 決算ハイライト(事業内訳別売上)
■ロイヤリティ
・スタジオ新規加盟は3社、プロトバンクステーションの新規加盟は11社
・請負契約数は前年同期間ではコロナ感染拡大の初期段階だったため期末予定の案件が
上期内にずれ込み着地したが今期は全般的に案件数が低調だったため25%ダウンとな
った。収益案件に関してもコロナに起因する事業計画の見直し等などから契約に時間
■ロイヤリティ ■マーケティング がかかっている。また、スタジオでは木材の在庫切れによるウッドショックの影響(
建築費の高騰、建材等の納期未定など)も少なくなかった。
■建築家フィー ■その他 (単位:百万円)
■マーケティング
・緊急事態宣言の解除時期も見えない中、感染対策を万全にとることでイベントは48
633
564 回開催、前年同期比較では11回増加したが、行動自粛ムードから来場者数は10%減少
64
57 55
49 344 ■建築家フィー
152
125 299 ・前期比較では若干設計契約数は増えたものの、工事請負契約時並びに竣工引き渡し案件
47 257
数が減少したところからフィーの総額は減少した。
36 29
29 25
108 40 20
359 335 47 ■その他
153 201 165
・退会スタジオの影響で月刊誌A-StyleMonthlyの販売部数減少、各CELLは完全予約制
と休館の影響で利用料減少
18年3月期2Q 19年3月期2Q 20年3月期2Q 21年3月期2Q 22年3月期2Q
16
2022年3月期第2四半期 決算ハイライト 経常利益(百万円)
5ヶ年売上・経常利益(損失)比較
700
600
500
400
300
200
100
0
2018年3月2Q 2019年3月2Q 2020年3月2Q 2021年3月2Q 2022年3月2Q
経常利益(損失)比較
▲ 51 ▲ 40
▲ 158
▲ 216
▲ 355
前年対比 売上42百万円の減少・経常損失216百万円
17
2022年3月期第2四半期 決算実績 (単位:百万円 下段は構成比)
2022年3月期第2四半期実績
2021年3月期
第2四半期実績 実績 前期比
差額 比率
299 257
売上高 ▲42 86%
(100%) (100%)
201 165
ロイヤリティ ▲36 82%
(67%) (64%)
40 47
マーケティング 7 117%
(13%) (18%)
29 20
建築家フィー ▲9 69%
(10%) (8%)
29 25
その他 ▲4 86%
(10%) (10%)
271 220
売上総利益 ▲51 81%
(90%) (85%)
▲161 ▲215
営業利益 ▲54 -
(-) (-)
▲158 ▲216
経常利益 ▲58 -
(-) (-)
▲171 ▲227
当期純利益 ▲56 -
(-) (-)
売上総利益減の悪化は新規加盟契約増にかかわらず顧客との請負契約低調によるロイヤリティ大幅減に要因
18
キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比
第2四半期 第2四半期
営業キャッシュ・フロー 17 ▲164 ▲181
投資キャッシュ・フロー ▲9 ▲8 1
フリー・キャッシュ・フロー 8 ▲172 ▲180
財務活動によるキャッシュ・フロー - 50 50
現金及び現金同等物の増減額 8 ▲123 ▲131
現金及び現金同等物の期首残高 85 236 151
現金及び現金同等物の期末残高 94 113 19
営業キャッシュ・フロー: 四半期純損失226百万円等の支出、売上債権の減少による収入64百万円等
投資キャッシュ・フロー: 無形固定資産(ソフトウェア)の取得による支出9百万円等
19
4. 2022年3月期 計画
使用写真(左から)設計:岸研一 撮影:小川重雄 / 設計:平岡孝啓・平岡美香 撮影:山田誠良 / 設計:山本学 撮影:上田宏 / 設計:河口佳介 撮影:Nacása & Partners Inc.
20
2022年3月期 事業方針・業績予想
事業方針
①収益構造の改善、営業施策
・営業組織体制はネットワーク事業本部とプロデュース事業本部の2本部へ改編、営業効率の向上により増収を目指す
・社員の1/3を「PROTO BANK事業部 」に異動、営業社員増員によりFC加盟促進、カスタマーデスクも整備
・営業関係諸経費、販促費等の最適化を通して、販管費の一層の削減継続
・営業施策
リアルイベントからWEBマーケティングでの集客へシフト、建築家のプラン提案の質向上により設計契約率向上
プロデュースビジネスでは地元不動産業者とのコラボ、リモート化による地方への移住支援 地域密着型へ展開
富裕層の取り込み、雑誌+WEB 高額層に特化した新LPでコンシェルジュDESKを強化
イベントのみではなくセミナーやテーマに合わせた比較的長い個展など通して会員獲得を図る
・地球環境への負荷軽減が可能な有機物の高度利用システムの設計提案による新市場への展開
・Apaman Network株式会社の子会社「TEMPO NETWORK株式会社」を10月に吸収合併し店舗斡旋事業を開始予定
②財務体質の改善
・当社事業とシナジー等を有する企業等との資本・業務提携を加速
・株式会社きらぼし銀行から5,000万円の資金借入
・Apaman Network株式会社を割当先とする第三者割当増資により4億9,999万円の資金調達
21
2022年3月期 主要業績指標
2021年3月期 2022年3月期 前期比
区分 期別
実績 計画 増減
(1) 登録建築家 期末数(名) 2,976 3,008 32
(2)-1 スタジオ 新規加盟 1 8 7
退会・休眠 ▲ 24 ▲14 10
実質期末稼働数 100 94 ▲6
(2)-2 プロトバンクステ-ション 新規加盟 9 62 53
スタジオ申込 34 0 ▲34
退会・休眠 0 0 0
実質期末稼働数 46 108 62
(3) イベント 開催回数(回) 123 139 16
(4) ASJアカデミー会員 新規入会数(名) 2,553 5,000 2,447
内 イベント入会 1,290 1,758 468
内 WEB入会 1,032 3,000 1,968
その他入会 231 242 11
(5) プランニングコース 新規件数(件) 337 467 130
(6) 建築設計・監理業務委託契約 件数(件) 105 170 65
建設工事請負契約 件数(件) 149 194 45
金額(百万円) 7,836 11,265 3,429
平均単価(万円) 5,259 5,806 547
平均約定料率 3.45% 3.90% 0.45%
22
2022年3月期 通期計画 (単位:百万円)
2022年3月期計画
2021年3月期
実績 計画 前期比
差額 比率
売上高 675 967 292 143%
ロイヤリティ 447 660 213 148%
マーケティング 114 112 ▲2 98%
建築家フィー 57 50 ▲7 87%
その他 57 145 88 254%
売上総利益 596 889 293 149%
営業利益 ▲260 23 283 -
経常利益 ▲248 ▲34 214 -
当期純利益 ▲272 ▲55 217 -
23
スカラとの業務提携の進捗について(1)
Ⅰ. 本業務提携の当面の対象となる事業の概要
当社は、2020年3月よりASJ建築家ネットワーク事業により過去に建設された名作住宅の図面を活用することで顧客のご予算にあった建築家デザイ
ン住宅を、あたかもモデルハウスを選択するかのようにWeb上で自由に選択できる仕組みであるPROTO BANK(以下、「PROTO BANK」といいま
す。)の全国展開を開始しております。PROTO BANKによりこれまで存在しなかった既存の高級建築家注文住宅の図面の再利用による高級建築家既成
住宅、「価格付建築家住宅:Prêt-à-Porter住宅」を提供し、『住宅業界初のprêt-à-porter市場』をゼロから創出します。現在、ハウスメーカー上位10社
で約10万戸の注文住宅を供給するマーケットを構成しています。PROTO BANKは、従来のハウス展示場を主戦場とした営業主体の約10万の「注文住
宅」市場に「Prêt-à-Porter住宅」市場がとって変わる時代での主役を演じてまいります。仕組み、競争優位性の詳細は次頁に記載しておりまます。
PROTO BANKの仕組み
施主
会員登録
建築家住宅 1000 件
からチョイス
最新の資材価格をベースに
金額を提示
建築家住宅 1000 件 相談相手となる
名作住宅のデータベース コンシェルジェ 土地の条件、ローン条件について情報収集
土地の条件、ローン条件について吟味し意
思決定
建築地域の工務店紹介
建築請負契約
提携銀行
施工・引き渡し
24
スカラとの業務提携の進捗について(2)
2. 本業務提携の内容と進捗について
PROTO BANKが持つ競争優位性を背景に、「Prêt-à-Porter住宅」市場を開拓するには、今までにない革新的なサービスであるPROTO BANKの
メリットを幅広く住宅建築業界の関係者に周知する、ブランドの早期確立と的確なマーケティング戦略の策定の必要があります。
競争優位性(開発予定も含む)
競争優位性の源泉 内容
データベース ‧ 唯一無二の建築家住宅のデータベース
‧ 正確な仕様やコンセプトが明確な建築家住宅の個性豊かなデー
仕組み AI
タベースがあるため、施主の属性、個性、感性を分析するAIを導 PROTO BANKのポジション市場展望
入することで、施主の個性に合致した最適な図面を施主ごとにマ
ッチングすることが可能
ローン ‧ 提携銀行と連携し円滑なローン契約が可能
‧ 1000件のデータベースか個性にあった好きな住宅をチョイス
‧ 実際に施工される住宅をあらかじめ実際に見ることが可能
‧ 申し込みから1~2ヶ月で着工できる
施主 ‧ 完成後のイメージが明確にわかる
‧ 価格が最初から固定的で見積もり乖離リスクがほとんどない
‧ 設計料がほとんどからない
‧ WEBで見積もりなど手続きのほとんどが完結
‧ 当社が独自開発した建築家向け自動積算ソフト「COSNAVI」に
より3カ月ごとに最新の資材価格等により正確な見積もりが自
ベネフィット
動的に算出可能
‧ すでに一度施工された正確な設計データ図面が利活用できるた
工務店
め施工が容易
‧ 工務店は施工に際し、竣工写真や工事写真を活用できる
‧ 過去の図面を活用しても最新の単価に随時更新できる積算機能
があり利益の確保が容易
建築家 ‧ 利用されると手数料収入が得られる
‧ 見積もりが初期段階から正確に入手可能であるため、ローン審査
銀行
が非常に容易
25
スカラとの業務提携の進捗について(3)
PROTO BANK拡販には、特に、Webを最大限利用したマーケティングの手法が必要です。スカラ社との業務提携により、同社の持つ高度なAI /
IoT / IT 技術を利用したWebマーケティングツールの提供をいただくことや、IT技術を駆使したコールセンターに関するソリューションの共同開発
など、DXを推進することで、お客様を始めとする関係者に対するPROTO BANKの最適なプラットフォームを共同で構築することが可能となりま
す。
■コールセンター業務契約
第2四半期からスカラの最先端の技術を活用したコールセンター業務を行う㈱レオコネクトと業務契約を行い、現在、プロトバンクステーション
のフランチャイズ加盟促進、並びに施主 獲得支援業務を推進していただいております。
進捗内容 内容 目指す成果・ゴール
PROTO BANKフランチャイズ獲得のた スカラの連結子会社、株式会社レオコネクトが、フランチャイズ 全国ネットワークを構築のため1-2年で全国市町村、政令
めのコールセンター業務契約 契約を獲得するための工務店へのコンタクト設定業務を推進 都市では区ごとにフランチャイズ工務店を獲得する
PROTO BANKを利用する施主獲得支 スカラの連結子会社、株式会社レオコネクトが、施主獲得のた 効率的な顧客インタラクションを実現し、獲得単価の引き下
援ためのコールセンター業務契約 めのニーズのヒアリング、および契約プロモーションのための げに貢献。1件当たり150万円ほどの粗利にたいする獲得
コールセンター業務を推進 費用を引き下げる
大手ネット銀行と業務提携を支援 当社と大手ネット銀行様と会議等をアレンジし、大手ネット銀行 ASJ様のプラットフォームから大手ネット銀行様と連携する
と提携を支援 ことで施主様にローン選択の機会を円滑に提供
■大手ネット銀行との業務提携
スカラから大手ネット銀行を紹介いただきASJのプラットフォームから顧客が直接住宅ローンの相談、利用をすることが可能となりました。特
にプロトバンクに登録された物件はプライスが1円単位まで見積り表示されていることから正確なローンシュミレーションが可能となりました。
26
スカラとの業務提携の進捗について(4)
3.最終的に目指す方向性
当社とスカラの業務提携において最終的に目指す姿を示したのが以下の図です。顧客獲得の流れ最適化し、粗利率の最大化を追
求していきます。今後とも進捗が明らかになり次第随時開示していきます
マーケティング・顧客化の流れ
フェーズ リードナーチャリング 顧客化 顧客維持
リードジェネレーション
(見込み客の育成) (クロージング) 優良顧客化
WEB(ONLINE) ナーチャリング 営業活動クロージング 顧客満足度向上
• WEB広告/ランディングページ(FACEBOOK・ • メールマガジン配信 • インサイドセールス • AIによる営業サポート
INSTAGRAMなど)
• セミナー案内 • 電話・DM・Eメール • コールセンターサポート
• 資料ダウンロード/会員登録 /予約受付
• 月刊誌送付 • フィールドセールス 強化 • ・新規情報提供
• チャットボットによる支援
• (A-StyleMonthly) • AIアシストのコールセンター • ・月刊誌・季刊誌送付
• 行動観察分析による真のニーズを探る による受注クロージング確
• SNSマーケティング • ・メールマガジン など
施策 • 感性メタデータ・感性AIマーケティングツール 率の増大
• オウンドメディアによるコミュニティー活性化 • ・顧客紹介制度案内
の活用 • クロージングプロセスの活動
(成約者との交流、質問コーナー)
リアル(OFFLINE) 分析による営業効率の最適
• 行動観察分析による真のニーズの分析 化
• 建築家展示会/各種建築セミナー/広告・DM
• 感性メタデータ・AIマーケティングツールの活用
など
• 顧客属性の蓄積(土地有無、短期・長期、家族
• 新聞折込チラシ/・公共交通機関広告/・ポス
構成、感性、趣味)
ティングなど
• AIアシストのコールセンター
• 活動分析による営業効率の最適化
支援システム WEBマーケティング 感性マーケティングデータベース、
ツールの共同開発 AIツール提供企業や研究所等と連携等
営業推進チーム 営業推進チーム
webマーケティングチーム
担当部署 工務店営業部門 工務店営業部門
・営業推進チーム・工務店営業部門 カスタマーデスク部門 カスタマーデスク部門
27
5. APPENDIX
使用写真(左から)設計:岸研一 撮影:小川重雄 / 設計:平岡孝啓・平岡美香 撮影:山田誠良 / 設計:山本学 撮影:上田宏 / 設計:河口佳介 撮影:Nacása & Partners Inc.
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貸借対照表の概要
(単位:百万円、下段は構成比)
2022年3月期第2四半期末
2021年3月期末 前期末比
実績 増減要因
増減
460 274
流動資産 ▲186 現金及び預金 ▲123, 売掛金 ▲61
(78.8%) (69.6%)
124 119
固定資産 ▲5 差入保証金 ▲3
(21.2%) (30.4%)
584 393
資産合計 ▲191
(100%) (100%)
182 169
流動負債 ▲13 買掛金 ▲5, 工事完成保証引当金 ▲8
(31.2%) (43.0%)
215 265
固定負債 +50 長期借入金 +50
(36.8%) (67.3%)
397 434
負債合計 +37
(68.0%) (110.3%)
187 ▲40
純資産合計 ▲227 利益剰余金 ▲227
(32.0%) (▲10.3%)
584 393
負債純資産合計 ▲191
(100%) (100%)
29
業績指標(グラフ1)
売上高と経常利益(損失) 売上高内訳
(単位:百万円) (単位:百万円)
3,000
売上高 31
50.00
■ロイヤリティ ■建築家フィー
経常利益 ■マーケティング ■その他
2,500
0.00
1,378
1,286
2,000
1,253
179
(50.00)
115 103
121 121 105 967
1,378 ▲ 34
1,500
1,286 1,253 890
967 349 300 251 145
▲ 70 89 675 50
(100.00)
▲ 78 890 71
1,000
112
675 205 57
57
114
794
(150.00)
▲248 727 751
660
500
525 447
▲452
0 (200.00)
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
計画 計画
30
業績指標(グラフ2)
登録建築家数 売上高と実質期末稼働スタジオ数
(単位:名) (単位:百万円、スタジオ)
3,000 200
4,000 176 売上高
180
期末スタジオ数
3,500 2,500
155
160
2,952 2,976 3,008 139
3,000 2,854 2,912
2,818
123
140
2,000
2,500 120
100
1,378 94
1,286
1,500 100
2,000 1,253
80
1,500 967
1,000
890
60
675
1,000
40
500
500 20
0 0 0
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
計画
計画
31
業績指標(グラフ3)
イベント回数と期末スタジオ数 建設工事請負契約金額と平均約定ロイヤリティ率(注)
1,000
(単位:回、スタジオ) 200
35,00 0
(単位:百万円、%)
176 イベント回数
建設工事請負契約金額 平均約定料率(%)
3.5
期末スタジオ数
900 180
30,00 0
155
800 160
139 25,00 0
4.2 3.9 3
123
700 140
3.6 3.6 3.4
3.2
600 120
20,00 0
507 100 16,794
95
500
445 100
15,221 15,325
2.5
15,00 0
328 11,265
400 80
8,543
245 7,836
10,00 0
300 60
2
139
200 40
123 5,000
100 20
0 1.5
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
0 0
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
計画 計画
(注)平均約定ロイヤリティ率=請負契約ロイヤリティ÷請負契約金額
32
業績指標推移
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
区分 期別 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
(1) 登録建築家 期末数(名) 1,545 1,741 2,015 2,251 2,465 2,643 2,713 2,818 2,854 2,912 2,952 2,976
(2)-1 スタジオ 新規加盟 30 25 30 23 27 25 11 8 5 6 3 1
退会・休眠 -10 -9 -13 -17 -17 -25 -14 -24 -26 -22 -19 -24
実質期末稼働数 149 165 182 188 198 198 195 176 155 139 123 100
(2)-2 プロトバンクステ-ション 新規加盟 - - - - - - - - - - 3 9
スタジオ申込 - - - - - - - - - - 0 34
退会・休眠 - - - - - - - - - - 0 0
実質期末稼働数 - - - - - - - - - - 3 46
(3) イベント 開催回数(回) 309 381 413 476 549 610 561 507 345 328 245 123
(4) ASJアカデミー会員 新規入会数(名) 3,315 3,805 4,929 4,696 4,353 6,286 7,257 7,667 5,771 4,616 3,378 2,553
内 イベント入会 2,814 3,335 3,511 4,024 3,934 5,165 5,609 4,539 3,638 3,001 2,202 1,290
内 WEB入会 0 244 990 295 145 382 1,319 2,614 1,650 1,239 745 1,032
その他入会 501 226 428 377 274 739 329 514 483 376 431 231
(5) プランニングコース 新規件数(件) 1,091 1,308 1,329 1,617 1,421 1,358 1,197 1,123 912 795 559 337
(6) 建築設計・監理業務委託契約 件数(件) 432 484 493 585 512 400 398 352 283 261 171 105
建設工事請負契約 件数(件) 396 470 545 514 605 473 426 413 344 357 171 149
金額(百万円) 11,528 12,539 15,002 15,417 20,386 16,517 15,135 15,221 15,325 16,794 8,543 7,836
平均単価(万円) 2,911 2,668 2,753 2,999 3,369 3,492 3,553 3,685 4,455 4,704 4,995 5,259
平均約定料率 3.00% 3.30% 3.30% 3.20% 3.10% 2.90% 2.60% 3.20% 3.60% 3.60% 4.27% 3.45%
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用語集
用語 内容
主にスタジオ(加盟建設会社)の新規加盟契約に係るスタジオ加盟金及び既存スタジオ・登
ロイヤリティ売上
録工務店に係る月額ロイヤリティ、請負契約ロイヤリティ
マーケティング売上 主にスタジオ単位で開催されるイベントに係る企画費及び販促物等のイベント関連売上
主に登録建築家の建築設計・監理業務委託契約に基づく設計料等に係るプロモーション
建築家フィー売上
フィー
主にスタジオに対する各種書籍・情報誌及び建設資材・住宅設備等の売上・土地建物紹介手
その他売上
数料
当社のHPをはじめ、スタジオ等を利用した各種セミナー、現場見学会、竣工物件見学会等を
ASJアカデミー会員 通じて会員が建築家の設計した家づくりを進めるうえで必要と思われる情報や知識を提供す
る会員組織
加盟建設会社の名称、登録建築家及び加盟建設会社と住宅等の建築を希望する顧客であるASJ
スタジオ アカデミー会員との打合せスペースであり、登録建築家との個別相談、各種セミナー等の開
催にも利用されるサロン。プロトバンクを扱う加盟建設会社はプロトバンクステーション
ASJアカデミー会員加入促進を図る目的で、建築家とスタジオの協力のもとで開催される。会
イベント 場では、参加建築家ごとにブースが設営されており、建築家が来場者と対面で建築模型や写
真パネル等を使いながら、自らの設計コンセプトや実績を直接プレゼンテーションを行う
顧客が『自らが選んだ建築家との相性』『プランニング』『建設コスト』『建築を請負うス
タジオを運営する加盟建設会社とのコミュニケーション』といったポイントを具体的に
プランニングコース
チェックし、建築設計・監理業務委託契約、更には工事請負契約を締結するか否かを判断す
ることを目的とする
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「逗子披露山の家」設計:河口佳介 撮影:土橋一公
[問い合わせ先]
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社 大阪事務所
管理本部 06-6363-5701
[住所]
大阪市北区堂山町3-3
このプレゼンテーション資料には、現時点の将来に関する前提や見通しに基づく予測が含まれております。実際の業績は、その時々の
状況や多様な要因により変更を余儀なくされることがあります。なお、変更があった場合でも当社は本資料を改定する義務を負いかね
ますので、ご了承ください。また、本資料のいかなる部分も一切の権利はアーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社に属しており、
電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようお願い致します。
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