6085 M-アーキテクツSJ 2021-02-22 15:30:00
2021年3月期第3四半期 決算説明会資料 [pdf]
「摂津の家」 設計:北野彰作 施工:ASJあべのスタジオ 撮影:森本大助
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
2021年3月期第3四半期 決算説明会資料 東証マザーズ
0 2021年2月22日 [証券コード:6085]
P.2
Contents
1. 2021年3月期第3四半期 決算概要
2. APPENDIX P.11
1
1. 2021年3月期 第3四半期 決算概要
使用写真(左から) 設計:藤田征樹 撮影:鳥村鋼一/設計:向阪一郎 撮影:冨田英次/設計:河内真菜 撮影:Nacása & Partners Inc./設計:河口佳介 撮影:Nacása & Partners Inc.
2
2021年3月期 第3四半期決算ハイライト
• 売上高: 442百万円, 前年対比 ▲134百万円 (23%減)
収支ハイライト • 営業利益: ▲256百万円, 前年対比 +165百万円
• 当期純利益: ▲268百万円, 前年対比 +151百万円
• 新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響
• 請負契約ロイヤリティ売上 164百万円、前年対比 ▲17百万円
マ-ケティング売上 79百万円、前年対比 ▲75百万円
事業ハイライト • 販売費及び一般管理費 643百万円 前年対比 ▲254百万円
(内、人件費 ▲66百万円、旅費交通費等 ▲45百万円)
• 固定資産減損処理に伴う特別損失計上 17百万円
3
2021年3月期第3四半期 決算実績
(単位:百万円 下段は構成比)
2021年第3四半期実績
2020年第3四半期
実績 実績 前期比
差額 比率
577 442
売上高 ▲134 77%
(100%) (100%)
299 272
スタジオロイヤリティ ▲27 91%
(52%) (62%)
154 79
マーケティング ▲75 51%
(27%) (17%)
54 45
建築家フィー ▲9 83%
(9%) (10%)
70 45
その他 ▲25 64%
(12%) (11%)
476 387
売上総利益 ▲89 81%
(83%) (88%)
▲421 ▲256
営業利益 165 -
(-) (-)
▲418 ▲250
経常利益 168 -
(-) (-)
▲419 ▲268
当期純利益 151 -
(-) (-)
売上高は前年を下回ったものの、経費削減等により赤字幅は縮小
4
2021年3月期第3四半期 業績評価指標
2020年第3四 2021年第3四 前期比
区分 KPI
半期実績 半期実績
増減
(1) 登録建築家 期末数(名) 2,941 2,971 30
新規加盟 1 1 0
(2)-1 スタジオ 退会・休眠 16 16 0
期末稼動数 123 108 ▲15
新規加盟 - 4 4
(2)-2 PROTO BANK Station 退会 - 0 0
期末稼動数 - 4 4
(3) イベント 開催回数(回) 181 80 ▲101
(4) ASJアカデミー会員 新規入会数(名) 2,513 1,777 ▲736
(5) プランニングコース 新規件数(件) 464 281 ▲183
建築設計・
件数(件) 125 72 ▲53
監理業務委託契約
(6)
件数(件) 111 106 ▲5
建設工事請負契約 金額(百万円) 4,450 5,807 1,357
平均約定料率 ※ 3.60% 2.83% ▲0.77%
※平均約定料率=(請負契約ロイヤリティ+その他紹介ロイヤリティ)÷請負契約金額
5
重点施策の進捗
施策 進捗
• 営業組織体制を顧客特性により東・西2本 • 再編により営業効率が上がったものの、度重なる緊急事態宣言に
部制へ改編、営業効率の向上により増収を より移動制限、訪問自粛、面談の延期による影響
目指す • PROTO BANK事業を新たな中核事業として位置付け。新型コ
ロナウイルス感染症の感染拡大懸念等の影響により消費者マイン
ドが低下している状況下での事業展開において、ブランドの早期
• 新施策「PROTO BANK Station」の推進、
確立と効果的なマーケティング戦略を実行するため、東証1部上
専任部署設置し新規加盟店契約の獲得に 場企業 株式会社スカラと業務提携契約を締結。コンテンツが充
注力 実しつつある中、マーケティング・サポート体制も含めた組織体制も
整ってきたことから3月より PROTO BANK Station 加盟スタジオ
拡販を予定。
• 営業関係諸経費、販促費等の最適化を通
事 • コロナ過による行動制限からスタジオや顧客への訪問など自粛、W
業 して、販管費の一層の削減
ebでの打合せに切替などにより経費削減額は想定以上
戦
略 • 地球環境への負荷軽減が可能な有機物の • 有機物の高度利用システムは見学施設として計画していた処理
施設の建設がコロナの影響で工事が遅れ成約は翌期へ持ち越し
高度利用システムの提案による新市場への
展開 • 著名な建築家を中国の建築関連イベントへ紹介する当該スキー
ムの第一弾として、隈研吾氏を中国瀋陽で開催された中日青年
設計コンテストに紹介しイベントは成功裏に終了、また案件の紹
• ASJ建築家ビジネスのノウハウを活用した 介も受ける
新規事業を、中国市場で展開
• 2020年12月、スカラ社と業務提携、SCSV1号投資事業組
合から約1億円出資を受ける
• 財務体質の改善 当社事業とシナジー等を
有する企業等との資本・業務提携を模索 • 2021年1月、きらぼし銀行神田支店より長期借入金として2億
円を調達
6
2021年3月期 通期計画
(単位:百万円)
2021年3月期計画
2020年3月期
実績 計画 前期比
差額 比率
売上高 890 746 ▲144 84%
スタジオロイヤリティ 525 501 ▲24 95%
マーケティング 205 126 ▲79 61%
建築家フィー 71 61 ▲10 86%
その他 89 58 ▲31 65%
売上総利益 752 659 ▲93 88%
営業利益 ▲445 ▲247 198 -
経常利益 ▲452 ▲236 216 -
当期純利益 ▲524 ▲260 264 -
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2021年3月期 業績評価指標
前期比
区分 2020年3月期 2021年3月期
期別
実績 計画 増減
(1) 登録建築家 期末数(名) 2,952 2,983 31
新規加盟 3 1 ▲2
(2)-1 スタジオ 退会・休眠 19 23 4
期末稼動数 123 101 ▲22
新規加盟 3 22 19
(2)-2 PROTO BANK Station 退会 0 0 0
期末稼動数 3 25 22
(3) イベント 開催回数(回) 245 120 ▲125
(4) ASJアカデミー会員 新規入会数(名) 3,378 2,431 ▲947
(5) プランニングコース 新規件数(件) 559 397 ▲162
建築設計・
件数(件) 171 133 ▲38
監理業務委託契約
(6)
件数(件) 171 164 ▲7
建設工事請負契約 金額(百万円) 8,543 10,276 1,733
平均約定料率 ※ 4.27% 3.40% ▲0.87%
※平均約定料率=(請負契約ロイヤリティ+その他紹介ロイヤリティ)÷請負契約金額
8
スカラ社との業務提携の進捗状況について
+
新型コロナウイルス感染症等の感染拡大懸念等の影響により、消費者マインドが低下している
状況下において、PROTO BANKブランドの早期確立と的確なマーケティング戦略策定の必要があ
り、2020年12月にスカラ社との業務提携を締結しました。
現在、スカラ社の強みであるWeb技術、IT技術、AI技術を活用したWebマーケティング技術の
導入検討のミーティングを開始し、スカラ社が持つネットワークを活用して国や民間の他の機関等と
も連携し最新のノウハウの導入を検討しています。
今後、上記のような最新技術に裏付けされたWebマーケティングに注力し、建築家による名作住
宅が、PROTO BANKの顧客層に的確に届く仕組み(ビジネスモデル)を確立していくことを目指
します。
9
スカラ社との業務提携の具体的な活動構想
(2022年3月期末をターゲットとする)
ASJアカデミー会員の属性分析 PROTO BANK
プレタポルテ市場をターゲット
PPOTO BANKをターゲットとする
会員を抽出 本格的にWebベースの
マーケティングオートメーション展開
カスタマージャーニーマップを設定し
マーケティング活動を実行
建築家の名作住宅を選ぶ
最適なWebベースのプラットフォームの構築
結果を踏まえて
Webマーケティング・AIツール開発
スカラグループのIT/IoT/AI技術を利用し、建築プロセスのDXプラットフォームへとPROTO BANKを進化へ
10
2.APPENDIX
使用写真(左から) 設計:藤田征樹 撮影:鳥村鋼一/設計:向阪一郎 撮影:冨田英次/設計:河内真菜 撮影:Nacása & Partners Inc./設計:河口佳介 撮影:Nacása & Partners Inc.
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貸借対照表の概要
(単位:百万円、下段は構成比)
2021年3月期第3四半期末
2020年3月期末
実績 前期末比増減 増減要因
475 276 現預金+62、売掛金▲175、
流動資産 ▲198
(75.2%) (67.8%) 未収入金▲20、立替金▲33
156 131
固定資産 ▲25 長期前払費用▲17、差入保証金▲5
(24.8%) (32.2%)
631 408
資産合計 ▲223
(100.0%) (100.0%)
271 192 未払金▲34、工事完成保証損失引当
流動負債 ▲79
(42.9%) (46.9%) 金▲32
- 25
固定負債 25 長期未払金+25
(-) (6.3%)
271 217
負債合計 ▲54
(42.9%) (53.2%)
360 191
純資産合計 ▲169
(57.1%) (46.8%)
631 408
負債純資産合計 ▲223
(100.0%) (100.0%)
12
業績指標
売上高と経常利益 売上高内訳
3,000
単位:百万円 300 .0 0
単位:百万円
254 売上高 ■スタジオロイヤリティ ■建築家フィー
経常利益 250 .0 0
■マーケティング ■その他
2,500
200 .0 0
1,378
1,286 1,253
150 .0 0
2,000
90
1,582
100 .0 0
179 890
1,451 31
115 103
1,378 746
121 121 105
1,286
1,500 50.00
1,279
1,253 0.00
349 300 251
89
890 71
-70
1,000
-78 746 58
-90 61
(50.00)
205
126
(100.00)
500
727 751 794
(150.00)
525 501
-236
-452
0 (200.00)
14年3月期15年3月期16年3月期17年3月期18年3月期19年3月期20年3月期21年3月期
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期
計画
計画
13
業績指標
登録建築家数
(単位:名)
売上高と期末稼働スタジオ数
単位:百万円、スタジオ
4,000
3,000 250
売上高 期末稼働スタジオ数
3,500
198 197
2,983 198
2,912 2,952
2,500
2,818 2,854
200
176
3,000
2,713
2,643
2,465 2,000
155
2,500
139
1,582
150
123
1,451
1,378
2,000
1,286 1,253
1,500
1,279
101
100
1,500
1,000
890
746
1,000
50
500
500
0 0
0
14年3月期 15年3月期 16年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 14年3月期15年3月期16年3月期17年3月期18年3月期19年3月期20年3月期21年3月期
計画 計画
14
業績指標
イベント回数と期末稼働スタジオ数 建設工事請負契約金額と平均約定料率(注)
単位:百万円、%
単位:回、スタジオ 35,00 0
3.6 3.6 4.2
建設工事請負契約金額
3.4 3.5
30,00 0
平均約定料率(%)
1,000
イベント回数 250
3.2
900
期末稼働スタジオ数
198 197 25,00 0
800 200
2.9 3.0
176
198
155 2.7
700
610
20,00 0
561 139 16,517 16,794
600
549 150
507 123 15,135 15,221 15,325 2.5
445
15,00 0
500
101
10,276
328
400 100
10,00 0
8,543
300
245 2.0
200 50
120 5,000
100
0 0
0 1.5
14年3月期15年3月期16年3月期17年3月期18年3月期19年3月期20年3月期21年3月期 15年3月期 16年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期
計画 計画
15
用語集
用語 内容
主にスタジオ(加盟建設会社)の新規加盟契約に係るスタジオ加盟金及び既存スタ
スタジオロイヤリティ売上
ジオに係る月額ロイヤリティ、請負契約ロイヤリティ、その他紹介ロイヤリティ
主にスタジオ単位で開催されるイベントに係る企画費及び販促物等のイベント関連
マーティング売上
売上
主に登録建築家の建築設計・監理業務委託契約に基づく設計料等に係るプロモー
建築家フィー売上
ションフィー
その他売上 主にスタジオに対する各種書籍・情報誌及び建設資材・住宅設備等の売上
当社のHPをはじめ、スタジオ等を利用した各種セミナー、現場見学会、竣工物件見
ASJアカデミー会員 学会等を通じて会員が建築家の設計した家づくりを進めるうえで必要と思われる情
報や知識を提供する会員組織
登録建築家及び加盟建設会社と住宅等の建築を希望する顧客であるASJアカデミー会
スタジオ 員との打合せスペースであり、登録建築家との個別相談、各種セミナー等の開催に
も利用されるサロン
ASJアカデミー会員加入促進を図る目的で、建築家とスタジオの協力のもとで開催さ
れる。会場では、参加建築家ごとにブースが設営されており、建築家が来場者と対
イベント
面で建築模型や写真パネル等を使いながら、自らの設計コンセプトや実績を直接プ
レゼンテーションを行う
顧客が『自らが選んだ建築家との相性』『プランニング』『建設コスト』『建築を
請負うスタジオを運営する加盟建設会社とのコミュニケーション』といったポイン
プランニングコース トを具体的にチェックし、建築設計・監理業務委託契約、更には工事請負契約を締
結するか否かを判断することを目的とする
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[問い合わせ先]
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社 大阪事務所
管理本部 06-6363-5701
[住所]
〒530-0027
大阪府大阪市北区堂山町3-3 日本生命梅田ビル4F
TEL 06-6363-5701
FAX 06-6363-5702
このプレゼンテーション資料には、現時点の将来に関する前提や見通しに基づく予測が含まれております。実際の業績は、その
時々の状況や多様な要因により変更を余儀なくされることがあります。なお、変更があった場合でも当社は本資料を改定する義
務を負いかねますので、ご了承ください。また、本資料のいかなる部分も一切の権利はアーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式
会社に属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようお願い
致します。
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