6081 M-アライドアーキ 2020-05-13 16:00:00
2020年12月期 第1四半期決算補足説明資料 [pdf]

決算補足説明資料
2020年12月期        第1四半期


アライドアーキテクツ株式会社
2020年5月13日
アライドアーキテクツ・グループが挑む社会課題と解決策
                        人口減少・                              本格的デジタル・
                                                                                                グローバル集客時代
                        超成熟市場                              ソーシャル時代へ
社会課題                                           デジタル関連の課題が        マーケティングツールを
                     日本の人口 *1
  と                                          2025年までに解決できない      使用しているマーケターの
                                                                     割合 *3
                                                                                         訪日外国人の消費額          越境EC(日→中)市場
                                                                                                            規模(2022年予想)*5
             2020年     2050年     2100年
                                                場合の経済損失 *2                              (2020年政府目標)*4
 機会
           1.3億人 0.9億人 0.4億人                   12兆円/年               30%以下                    8兆円                2.5兆円

日本企業      依然として新規顧客獲得に偏重                            デジタルマーケティング                               グローバル展開は
 の現状         単発的な施策が中心                                人材の質・量不足                                 大手企業中心


 コロナ後に          新規顧客の獲得が                               DXが一気に加速                         インバウンド需要は一時後退も、
予測される変化          より困難に                        (デジタル・トランスフォーメーション)                         越境ECのニーズ高まる




            「ファン」をベースとし、                         効率的かつ効果的な                                  中華圏中心にソーシャル活用で
 当社が
            長期的な関係を重視した                      マーケティングソフトウェアと人材を                              あらゆる日本企業にグローバル
導く世界        マーケティングへのシフト                          日本・世界で供給                                       展開の機会

     出典: *1 我が国における総人口の長期的推移 - 総務省          *2 経済産業省 DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~
         *3 アライドアーキテクツ 「マーケター実態調査 2019年」    *4 国土交通省 観光庁「訪日外国人の消費動向 2018年年次報告書」
         *5 経済産業省「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」
                                                                                                   (C) 2020 Allied Architects, Inc.   2
ミッション                                                  事業展開
                                                           マーケティング・
                                                                                     クロスボーダー事業
                                                          ソリューション事業
 2005年の創業以来、アライドアーキテクツ・グループは
                                                       「ファン」をベースとした         主に中華圏に向けて、独自のネットワークや
                                                       マーケティング戦略の立案から                 プロダクトを活用した
                                                       実行まで一気通貫で支援                  プロモーション支援を実施

 ソーシャルテクノロジーで、
 世界中の人と企業をつなぐ
                                                                            日本企業
                                                                            (海外進出)
  のミッションのもと、以下の要素を大切に事業展開
                                                                  日本企業     顧客


                                                                                欧米企業

                     ソーシャル
                      Social

 ファン                                      グローバル
  Fan                                         Global
                                                       マーケティング効果や                     デザイナーネットワークと
                                                       効率を高める自社開発の              ソフトウェアを活用しクリエイティブに
                                                       マーケティング・ソフトウェアを提供             関する様々なサービスを提供

        テクノロジー                 クリエイティビティ                  マーケティング・                   クリエイティブ・
        Technology               Creativity               ソフトウェア事業                  プラットフォーム事業

                                                                                  (C) 2020 Allied Architects, Inc.   3
会社概要
アライドアーキテクツ株式会社                                                                        当社グループの拠点と人材
Allied Architects, Inc.

   代表者             :代表取締役CEO 中村 壮秀(なかむら まさひで)                                             拠点数:7            グループ社員数:213名
   事業内容            :マーケティング支援事業
   所在地             :東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル                                             国籍数:10以上         非日本国籍比率:40%以上
   設立              :2005年8月30日
   証券コード           :6081(東証マザーズ)                                                          エンジニア比率:25%以上                                (*)2020年3月31日現在



主なグループ会社

                                                                                    UK (London)
      AiCON TOKYO                 VSTAR JAPAN             Creadits Pte. Ltd.                                      Japan (Tokyo)
         株式会社                       株式会社                  (シンガポール)                                                                         US (New York/Austin)
      (東京都渋谷区)                   (東京都渋谷区)
                                                                                                         Vietnam
 クリエイティブディレクター             中国向けインフルエンサー                  広告クリエイティブ・                                  (Hanoi, HoChiMinh)
    のインソース事業                 マネジメント事業                   プラットフォームの運営
                                                                                                       Singapore


       株式会社
   ファンベースカンパニー              Allied Tech Base Co.,Ltd.   Allied Tech Camp Co.,Ltd.
     (東京都港区)                   (ベトナム ハノイ)                (ベトナム ホーチミン)


「ファンベース」の戦略策定、                本社事業における                    本社事業における
   実行・効果測定                  各種プロダクトの開発拠点                各種プロダクトの開発拠点
                                                                                                                              (C) 2020 Allied Architects, Inc.    4
エグゼクティブサマリー

                 海外関連で新型コロナウィルス禍の影響を受けつつも
                  連結営業利益は前年同期比で増益を確保
  1Q業績
                 付加価値の高い自社サービスを中心とした
                  売上構成へのシフトが進む


                 手元資金を手厚く
                  (2020年6月末迄に2019年12月比約2倍の13億円程度の現預金確保予定)
   新型
コロナウィルス          直近では、海外関連の需要は回復傾向、国内の影響
   関連             は軽微も今後の状況を注視
                 中長期的には当社グループの事業領域に追い風

                                                 (C) 2020 Allied Architects, Inc.   5
2020年12月期
1Q業績
連結損益計算書サマリー
• 付加価値売上重視に移行する中、収益性が向上
• 連結営業黒字を4四半期ぶりに回復
• 投資回収フェーズに入り、営業利益率向上を目指す
                                                ( ) 内の数値は対売上高比率             単位:千円


                             2020年1Q        2019年1Q           前年同期比

  売上高                            974,438      1,080,311       △105,872

  付加価値売上                         567,365        563,255                    4,109
                                  (58.2%)           (52.1%)              (+6.1pt)

  売上総利益                          491,333        488,132                    3,200
                                  (50.4%)           (45.2%)              (+5.2pt)

  営業利益                            15,571            13,030                 2,540
                                   (1.6%)           (1.2%)            (+0.4pt)
  (※)付加価値売上=(アライドアーキテクツ単体:売上高-直接原価)+(連結子会社:売上総利益)
                                                              (C) 2020 Allied Architects, Inc.   7
四半期売上高及び付加価値売上推移
                                       四半期売上高・付加価値売上推移
単位:千円
 2,000,000
                                                売上高合計               付加価値売上                                                 「付加価値売上(※)」を
              低付加価値のシンガポール
 1,800,000    子会社の広告売上を                                                                                                   当社グループの収益性を図る
              多く含む時期
                                                                          高付加価値の                                            重要な経営指標と設定
 1,600,000
                                                                          自社サービス中心の
                                                                          セールスミックスに転換                                   (※)付加価値売上=(アライド単体:売上高-直接原価)
 1,400,000
                                                                                                                                 +(連結子会社:売上総利益)

 1,200,000                                                                                                              2019年12月期決算説明資料における「粗利額」と同等の概念

 1,000,000



  800,000



  600,000
                                                                                                                               付加価値売上の
                                                                                                                               持続的な成長を
  400,000



  200,000
                                                                                                                              経営の目標とする
        0
             1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q
                  2015                2016                2017                 2018               2019           2020
                                                                                                                                          (C) 2020 Allied Architects, Inc.   8
四半期ごと事業別付加価値売上推移
  全事業において競争力の高い自社サービスを中心とした展開の土台が整い
          付加価値売上(※)は再び増加トレンドへ
 単位:千円
  700,000
                                                    事業別 付加価値売上推移

  600,000


                                                                                                                                      クリエイティブ・
  500,000                                                                                                                            プラットフォーム事業


                                                                                                                                      クロスボーダー事業
  400,000


                                                                                                                                       マーケティング・
  300,000                                                                                                                             ソリューション事業


                                                                                                                                        マーケティング・
  200,000                                                                                                                               ソフトウェア事業


  100,000



       -
            1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q          4Q(目標)
                  2015                2016                2017                2018                2019               2020

  (※)付加価値売上=(アライド単体:売上高-直接原価)+(連結子会社:売上総利益)                                                                                    (C) 2020 Allied Architects, Inc.   9
事業別概況‐マーケティング・ソフトウェア事業
 • 注力している月額課金型のSaaSモデルの付加価値売上は順調に成長
 • 新型コロナウィルス禍でも大手EC顧客からの受注が順調                                                                              事業内容/事業の成長可能性はP.21参照

           マーケティング・ソフトウェア事業の
                付加価値売上推移
                                                                                               1Q トピック
                                  ショット型売上
                                  月額課金型SaaS売上(非注力)
単位:千円
                                  月額課金型SaaS売上(注力)
 300,000

                                                                    Instagram連携SaaSソフトウェア               Twitter連携SaaSソフトウェア
 250,000
                                                                 注目のD2C(*)企業でのLetro導入拡大               Twitter広告APIの審査を通過
                                                                 新規の月額受注額は前四半期比で2倍に                   さらなる顧客単価向上による売上拡大
 200,000                                                                                              に期待

 150,000

                                                                                                            Twitter広告API
 100,000


                                                                                                                          画像・動画メディア
  50,000                                                                                                                     管理機能
                                                                                                       広告ツイートの
                                                                                                        予約機能
                                                                 (*)D2C=Direct to Consumer。メーカーがECな                          ツイートの
      0                                                          どを通じて直接消費者と取引を行うビジネスを指                                     プレビュー機能
           1Q   2Q      3Q   4Q    1Q   2Q      3Q   4Q   1Q     す。
                     2018                    2019         2020                                               (C) 2020 Allied Architects, Inc.   10
事業別概況‐マーケティング・ソリューション事業
 • 顧客に付加価値を提供し、取引額・取引期間ともに拡大する大口顧客に注力
 • SNSアカウント運用・SNS広告運用のみならず、マーケティング戦略の立案や
   クリエイティブ制作等の付加価値を加え、1社あたりの売上高の拡大に注力                                                                    事業内容/事業の成長可能性はP.22参照



           マーケティング・ソリューション事業の
                                                                                               1Q トピック
                付加価値売上推移

単位:千円           継続(大口)            継続(小口)            スポット                           継続かつ大口顧客との取引拡大に注力
 200,000
                                                                         2019年秋~2020年初頭にかけて実施したキャンペーンでは様々なソリュー
 180,000
                                                                         ションを提供
 160,000
                                                                                    Webサイト制作             コンセプトムービー制作
 140,000

 120,000                                                         継続(*)顧客からの
 100,000
                                                                  付加価値売上
                                                                      ↓
  80,000

  60,000                                                           約85%                        SNSアカウント活用/SNS広告運用

  40,000
                                                                (*)継続=1回のキャンペーンや
  20,000                                                        施策単位の受注ではなく、毎月
                                                                又は定期的に受注のある顧客
      0
           1Q   2Q      3Q   4Q   1Q   2Q      3Q   4Q   1Q
                 2018                   2019             2020                                             (C) 2020 Allied Architects, Inc.   11
事業別概況‐クロスボーダー事業
• 新型コロナウィルス禍により、インバウンド関連は減少も、越境EC(特に中国)での情報発
  信基盤のSNSアカウント運用が伸長、付加価値売上が前年同期比+52%
• 自社独自サービスのBo!Japan、および国内独占サービス提供も拡大し競合優位性を確保
                                                                                                   事業内容/事業の成長可能性はP.23参照

                                                        前年同期比
                                                                                        1Q トピック
単位:千円
 40,000
                                                   +52%
                                                                                      在日中国人コミュニティBo!Japanが
                                                                自社・国内独占サービス
                                                                                      登録者数2,000名を超え活性化
 30,000
                                                                                      企業の中国市場進出が加速し、
                                                                中国SNSアカウント運用
                                                                                      中国での情報発信の基盤づくりが進む

 20,000                                                                               新型コロナウイルス禍により、企業の
                                                                KOL / 広告配信サービス
                                                                                      中国本土での販売推進活動が縮小


 10,000                                                                 VstarJapanが中国進出支援を手掛ける
                                                                        YouTuber/Artistあさぎーにょ

                                                                        中国最大のSNS「Weibo(微博)」において
     0                                                                  全体デイリーランキング1位を獲得
                                                                                                  2020年4月時点:総視聴回数4,000万回超え
          1Q   2Q      3Q   4Q   1Q   2Q      3Q   4Q    1Q
                2018                   2019             2020
                                                                                                     (C) 2020 Allied Architects, Inc.   12
事業別概況‐クリエイティブ・プラットフォーム事業
• 新型コロナウィルス禍の影響と中国市場の非注力化により全体としては付加価値売上は減少とな
  るも、影響の少ない特定業種(*)を中心に売上高が増加し、2Q以降は再成長へ
• 3D動画のニーズが高く、顧客単価の拡大に貢献                事業内容/事業の成長可能性はP.24~25参照


             クリエイティ・プラットフォーム事業の
                  付加価値売上高推移                                                    1Q トピック

                  クリエイティブ・プラットフォーム事業                   海外広告代理事業
 単位:千US$
 1,200,000
                                                                              第三者割当増資による資金調達

 1,000,000
                   ビジネスモデル
                     の変更
  800,000
                                                                  SaaS領域に豊富な投資実績とノウハウのあるDNX Ventures、
                                                                  圧倒的なグローバルネットワークを持つ住友商事系CVCから
  600,000
                                                                  約3.3億円を調達
  400,000
                                                                  - クリエイティブ制作の自動化に向けたプロダクト開発の強化
                                                                  - 特に3D動画等の供給能力の向上を目的としたデザイナーネット
  200,000                                                           ワークの強化


        0
                                                                  当社の持株比率は98.7%→83.9%に
             1Q    2Q     3Q   4Q   1Q   2Q      3Q   4Q   1Q
                   2018                   2019             2020                          (C) 2020 Allied Architects, Inc.   13
新型コロナウィルス禍に伴う
対応と見通し
まとめ


          第1四半期の堅調な業績を踏まえ
          通期業績見通しは据え置き
          短期       手元資金の手当て、労働環境の整備完了

                   直近では、海外関連の需要は回復傾向、国内の影響
                   は軽微も今後の状況を注視
 今後に向けた
 対応・見通
          中長期      当社が想定していた事業環境の変化が加速する
          (来期以降)
                           ↓
                   各事業における戦略と方針を一段と推進

 今後の経済情勢の変化により、当社業績に大きな変動が見込まれる場合には、速やかに開示いたします
                                        (C) 2020 Allied Architects, Inc.   15
新型コロナウィルス禍に伴う対応
             資金繰りの手当                         事業の継続と労働環境の整備

3月:子会社で増資                               2月後半:段階的に在宅勤務を導入
5-6月:銀行借入により手元資金を増強                     4月上旬:緊急事態宣言で全面的に
                                             在宅勤務へ移行
             現預金内訳(連結)        単位:千円


Creadits増資前                   716,815      4月の平均在宅勤務率93.6%と政府目標を大幅
                                            に上回る
Creadits増資                    326,484      顧客との商談もオンライン会議システムの
                                            利用で従前どおり継続
    小計(3月末残高)              1,043,299       快適な在宅勤務の環境整備に1人1万円を上限に
                                            補助
                            300,000
コロナ緊急資金(5-6月調達予定)                           今後、請求書発行・契約締結などの事務作業を
                           ~400,000     

                                            オンラインで完結する仕組み順次を導入予定
6月末想定残高                  約1,300,000

                  2019年12月比    約2倍
                                                          (C) 2020 Allied Architects, Inc.   16
中長期を見据えた事業展開
• 短期的には、経済動向の注視が必要
• 今後は、想定していた事業環境の変化が加速するのみで、各事業展開の根本的な方針に
  大きな変更なし

日本企業      依然として新規顧客獲得に偏重       デジタルマーケティング           グローバル展開は
 の現状         単発的な施策が中心           人材の質・量不足             大手企業中心

            新規顧客の獲得が            DXが一気に加速          インバウンド需要は一時後退も、
 コロナ後に
予測される変化      より困難に          (デジタル・トランスフォーメーション)     越境ECのニーズ高まる


           「ファン」をベースとし、         効率的かつ効果的な          中華圏中心にソーシャル活用で
 当社が
           長期的な関係を重視した      マーケティングソフトウェアと人材を        あらゆる日本企業に
導く世界
           マーケティングへのシフト          日本・世界で供給            グローバル展開の機会




           立案~実行まで        運用工数を減らす     アウトソーシング型で    インフルエンサー活用や
コロナ後の       一気通貫の         デジタルマーケティ     高品質・低価格の     中国版SNS運用など複数
事業機会      ソリューションの提供      ングツールの提供     クリエイティブの提供    のソリューションの提供

                                                        (C) 2020 Allied Architects, Inc.   17
           ① マーケティング・ソリューション事業
           ② マーケティング・ソフトウェア事業
事業の成長可能性   ③ クロスボーダー事業
           ④ クリエイティブ・プラットフォーム事業




                                (C) 2020 Allied Architects, Inc.
                                                             18
アライドアーキテクツ・グループがターゲットとする市場

      広告・販促市場(日本)                               広告市場(中国)               広告市場(欧米)

               潜在市場                                     潜在市場               潜在市場

    販売促進費(*2)        日本の総広告費(*1)                   中国の総広告費(*3)         グローバルの広告
  10~15兆円               6.9兆円                          13.2兆円         クリエイティブ市場(*2)

                                 ターゲット市場
                                                                           5兆円
                          中華圏向けインバウンド広告市場(*2)
                              越境EC広告市場(*2)

                                2,000億円
                                                                   ターゲット市場
     ターゲット市場           ターゲット市場
                                                                  欧米の中堅以上の企業
    国内DR広告+          ファンに関するマーケ                                    のDR広告にかかる
   デジタル販促費(*2)        ティング市場(*2)                                 クリエイティブ市場(*2)



   7,500億円            6,900億円                                       1兆円

(*1)2019年 日本の広告費(電通株式会社)
(*2)各種統計資料等から当社が推計したものであり、実際の市場規模は当該推計値と異なる可能性があります。
(*3)I Reserch社レポート等より当社推計

                                                                             (C) 2020 Allied Architects, Inc.   19
4つの事業ポートフォリオ
        投資回収フェーズに入り、さらなる営業利益率の向上を目指す


                                                 クロスボーダー事業
              前年同期比
               +150%
                                        2019                 2020
                                               2020                 高い成長率を維持しつつ
                                                                    利益貢献フェーズへ
                           クリエイティブ・
 付加価値売上                    プラットフォーム事業(*)
   成長率                                                                     マーケティング・
                                                                           ソフトウェア事業
                                 2019
                                                             2020          2020
                                                                                       堅調に増収増益へ
               前年同期比             マーケティング・             2019
                +0%              ソリューション事業                          2019



  縦軸:      付加価値売上成長率      赤字                                                      黒字
  横軸:      売上高営業利益率
  円の大きさ:   付加価値売上                       売上高営業利益率
 (*)2018年2Qから収益性の低いSNS広告事業から撤退
                                                                                         (C) 2020 Allied Architects, Inc.   20
マーケティング・ソフトウェア事業の成長可能性
                市場背景                       アライドアーキテクツ・グループが提供するソリューション

                                                                                               縦軸:付加価値売上
      本格的デジタル・ソーシャル時代
                                                                   EC企業を中心に
      様々なメディアの普及を受け、マーケティング施策はよ
      り複雑化。また、個人の嗜好の多様化や影響力の拡大を                                    YoY170%成長
      受け、SNSや口コミ活用の重要性も増加                     Instagram上に投稿される
                                              ユーザー投稿をマーケティング
                                              施策に活用するツール

 コロナ後に       ・新規顧客の獲得がより困難に
 予測される変化     ・DXが一気に加速                                             1Q   2Q     3Q    4Q   1Q   2Q     3Q    4Q
             (デジタル・トランスフォーメーション)                                             2018                   2019




                                                                                          縦軸:付加価値売上
                     課題                                            大手ブランド企業
                                                                   中心に
市場背景に伴う人材不足や業務過多の結果、マーケ                                            YoY200%成長
ターが本来やるべき業務に十分に時間が使えない                        Twitter上で販促施策やプロモー
                                              ション施策を手軽に行える管理
                                              ツール
   重要業務へ十分な時間を            マーケティングツール
 割けていないマーケターの割合(*)           導入率(*)

     40%以上                 30%以下                                   1Q   2Q      3Q   4Q   1Q   2Q      3Q   4Q

                                                                             2018                   2019
    (*) アライドアーキテクツ   「マーケター実態調査   2019年」
                                                                   (C) 2020 Allied Architects, Inc.              21
マーケティング・ソリューション事業の成長可能性
            市場背景                 アライドアーキテクツ・グループが提供するソリューション

情報過多かつ市場自体の縮小が見込まれる日本にお           顧客に付加価値を提供し、取引額・取引期間
いて、新規顧客獲得だけでなく、既存の「ファン」              ともに拡大する案件の開拓に注力
との中長期的な関係構築の重要性が高まっている
                                                                                                  施
                                        専門人材による実行支援や                                              策
                                        専門人材の派遣                                                   実
       人口減少・                                                                                      行
                       情報過多
       超成熟市場
                                                ×
                                        CCO派遣により
 コロナ後に
           新規顧客の獲得がより困難に                顧客企業の経営やブランディングに
 予測される変化
                                        “アート”や“クリエイティブ”の要素
                                        を織り込む      ※CCO:Chief Creative officer
                                                      (クリエイティブ・マーケティング責任者)

               課題
                                                ×
     ノウハウ、人材不足                          新しいマーケティング理論                                              市
     「ファン」をベースとしたマーケティング施策実行のた                                                                    場
                                        「ファンベース」(*)の                                              啓
     めのノウハウ、人材、仕組みがない                                                                             蒙
                                        考え方と仕組みの提供

                                                               (C) 2020 Allied Architects, Inc.       22
クロスボーダー事業の成長可能性
               市場背景                    アライドアーキテクツ・グループが提供するソリューション

中華圏からのインバウンドや越境EC市場の急拡大に                  日本企業の中国市場進出を
伴い、中華圏へのプロモーションニーズも拡大                     戦略立案から施策実行まで支援

  2019年 訪日外国人旅行消費額    2018年 越境EC市場規模      自社・国内独占サービス
    (中国・台湾・香港)*1         (日本→中国)*2


    2.6兆円              1.5兆円
     前年比8%増             前年比18%増                                     在日中国人コミュニティ
                                                  WEIQ
                                          (配信プラットフォーム)                Bo!Japan

 コロナ後に      インバウンド需要は一時後退も
 予測される変化    越境ECのニーズ高まる                   中国SNSアカウント運用



                 課題
                                          KOL / 広告配信サービス
      ノウハウ不足
      中華圏向けプロモーションのノウハウや方法がわからず、
                                                                     中国メディア
      “良さ”が伝えられない
                                                KOL活用                 広告配信
                                          ※KOL:Key Opinion Leader

                                                                       (C) 2020 Allied Architects, Inc.   23
クリエイティブ・プラットフォーム事業の成長可能性
                           市場背景                                          アライドアーキテクツグループが提供するソリューション

世界的なクリエイティブ需要の高まりと、                                                      クラウド上に世界の広告制作工場を作り、
クリエイティブの複雑化                                                              安く質の高いクリエイティブを供給


    約   36兆            円                                    AR / VR
    (前年比18%増)

 世界のデジタル広告市場 (2019年)                       クリエイティブの複雑化                   プロフェッショナル
                                                                                        ソフトウェア                  ソリューション
                                                                          ネットワーク
   出典:「Digital Ad Spending Worldwide, 2018-2023」 eMarketer, March 2019




 コロナ後に                DXが一気に加速
 予測される変化              (デジタル・トランスフォーメーション)                                              付加価値の高い
                                                                                                               クリエイティブ
                                                                           価格優位性       クリエイティブ
                                                                                                                戦略の提供
                                                                                         の提供

                               課題
                                                                         デザイナーの人件費が   インハウスデザイナー         専任のカスタマーサク
            クリエイター、制作人材不足                                                高い欧米等に向けて、   では対応できない、          セスマネージャーが、
                                                                         コスト効率の良いサー   難易度の高いクリエイ         継続的に顧客に合った
            広告制作人材がグローバルで量質ともに
                                                                         ビスを提供        ティブを提供             戦略やアイデアを提供
            圧倒的に不足

                                                                                                 (C) 2020 Allied Architects, Inc.   24
クリエイティブ・プラットフォーム事業の成長可能性

              クリエイティブ制作領域で「自動化による生産性の向上」と
                「データ及びAIの活用による成果の改善」を目指す


                                                   広告の目的に合わせたクリエイティブの設計図
               Phase 3   ソリューション                    をAIが提案/作成
  Marketサイズ                                        AIが広告効果の予測し、自動的に改善




  現在                                          クリエイティブの設計図を構造化データとして貯め
                                               込み、分析や機械学習に活用
               Phase 2   ソフトウェア/データ
                                              デザイナーの作成したオリジナルの動画を各プラッ
                                               トフォームに合わせてAIにより自動的に調整



                         プロフェッショナル       デザイナーのネットワークとプロジェクトマネジメントに
               Phase 1
                         ネットワーク           より、質の良いクリエイティブを安く提供


                                                                (C) 2020 Allied Architects, Inc.   25
Appendix
ファンベースカンパニーの提供価値

        今注目されている新しいマーケティング理論「ファンベース」(*)の
             考え方と仕組みを顧客企業に一気通貫で提供

               本理論の提唱者である佐藤尚之氏による戦略策定から実行・効果測定まで
                  を一気通貫で支援し、ファンベース経営の導入を成功に導く

  プロダクト開発力を持つ当社、「ファンベース」の提唱者である                     圧倒的なノウハウを持つ
     佐藤尚之氏、野村ホールディングス(株)が協同で支援       ×         「ファンベース」実行の第一人者が多数在籍


                                                          主要メンバー




   2019年5月設立                                佐藤 尚之          津田 匡保                   松田 紀子
                                          「ファンベース」著者   「ネスカフェアンバサダー」など       低迷していた老舗雑誌
                                                       「ファンベース」実行の第一人者     「レタスクラブ」復活の実行者




 (*)「ファンベース」とは、ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上高や事業価値を高める考え方                  (C) 2020 Allied Architects, Inc.   27
AiCON TOKYOの提供価値

               近年の企業経営において重視されている
         “アート”や“クリエイティブ”の要素を顧客企業にインソース

 今後の企業経営に不可欠だが、採用困難なクリエイティブディレクターを顧客企業にインソース
 クリエイティブを経営に組み込むことで、“スピード”“質”ともにマーケティングが進化


  AiCONの提供価値                    なぜ        CCO(Chief Creative Officer/チーフクリエイティブオフィサー)
                                          としての実績豊富な石渡氏が中心となり、
      “クリエイティブ”の要素が経営に組み込まれ、    できるのか?    クリエイティブ人材を発掘・インソース支援
  1   経営チームが更に高い競争力を持つ

      統一感のあるブランディング、マーケティングを
  2   スピーディに実行
                                    AiCON TOKYO代表
                                    石渡晃一(クリエイティブディレクター/コピーライター)
                                    アドブレーン、電通を経て、外資系広告代理店ジェイ・ウォルター・トンプソンの
                                    ECDに就任。2017年の独立以降、企業の様々な課題をクリエイティブの力で解決
      外部業者やアウトソースと比較し、ぶれないディレ
  3   クションによりマーケティングコストの削減が可能
                                    するディレクターとして活動。著書に「今日から、センスを君の武器にしよう」、
                                    「僕は世界一楽しいサラリーマン」がある。




                                                                 (C) 2020 Allied Architects, Inc.   28
将来見通しに関する注意事項等

  この資料は、アライドアーキテクツ株式会社(以下、当社)の現状を理解いただくことを目的として、当
  社が作成したものです。


  本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking
  statements)を含みます。
  これらは、現在における見込み、予測及びリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述
  とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。


  それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な
  国内及び国際的な経済状況が含まれます。


  今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は本発表に含まれる「見通し情報」の
  更新・修正を行う義務を負うものではありません。


  また、本資料に掲載・引用しているロゴ、会社名、商品名等は、各社の登録商法または商標です。

                                                      (C) 2020 Allied Architects, Inc.   29