6081 M-アライドアーキ 2020-05-13 16:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月13日
上場会社名 アライドアーキテクツ株式会社 上場取引所 東
コード番号 6081 URL http://www.aainc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 中村 壮秀
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画室長 (氏名) 大野 聡子 TEL 03-6408-2791
四半期報告書提出予定日 2020年5月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 974 △9.8 15 19.5 5 △56.4 △9 ―
2019年12月期第1四半期 1,080 △17.0 13 △72.9 12 △35.0 △5 ―
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 △12百万円 (―%) 2019年12月期第1四半期 15百万円 (△8.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第1四半期 △0.69 ―
2019年12月期第1四半期 △0.36 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 2,868 1,535 52.3
2019年12月期 2,611 1,201 45.5
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 1,500百万円 2019年12月期 1,187百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) ― ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益
百万円 % 百万円 %
通期 4,556 10.3 101 ―
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(注)当社の特定子会社には該当しませんが、当第1四半期連結会計期間において、持分法適用関連会社であったVstar Japan株式会社の株式を追
加取得し連結子会社化したことに伴い、同社を持分法適用関連会社から除外し、連結の範囲に含めております。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 14,042,700 株 2019年12月期 14,042,700 株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 23,544 株 2019年12月期 23,544 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 14,019,156 株 2019年12月期1Q 14,012,489 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提の基づいており、
その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提とな
る条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.2「1.(1)経営成績に関する分析」をご覧ください。
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
日本企業を取り巻く環境は、人口の減少及び市場の超成熟化、政府が推進するデジタルトランスフォーメーシ
ョン(DX)による本格的なデジタル・ソーシャル時代の到来、国境を越えた取引市場の拡大などを背景に、集客を
グローバルに行う時代へと大きく変化しています。また、新型コロナウィルス禍においてもかかる変化の方向性に
変わりはないものの、変化は一段と早く生じるものと考えられます。
このような環境の変化に対応する企業を支援するため、当社グループでは当第1四半期連結累計期間において
4つの事業を展開しております。なお、当社グループでは、経営管理指標として「付加価値売上」(注)を設定し
ており、売上高と共に収益性を図る指標として管理しております。
(注)付加価値売上=(当社単体:売上高-直接原価)+(連結子会社:売上総利益)
①マーケティング・ソフトウェア事業
自社開発のマーケティング・ソフトウェアを顧客企業に提供することで、顧客企業におけるマーケティング
人員の質的・量的な不足を補い、少ない広告予算の中でもより効果的に成果を上げられるための支援を行ってお
ります。
当第1四半期連結累計期間においては、月額課金型のSaaSのうち、ダイレクトマーケティングの成果向上を
実現するソフトウェアであるLetroや、Twitterによるプロモーションを効率的に行うためのツールであるechoes
を中心に売上高が順調に増加した一方、月額課金型のSaaS以外の事業では、新型コロナウィルス禍に伴いキャン
ペーン案件等の売上の減少が見られたことにより、マーケティング・ソフトウェア事業全体として、売上高及び
付加価値売上は前年同期比で減少いたしました。
②マーケティング・ソリューション事業
企業における「ファン」をベースとして、ファンの拡大によりビジネスの成長を目指す企業のマーケティン
グを包括的に支援しております。具体的には、当社が顧客企業に対して広告制作や運用に係るコンサルティング
の提供や広告の運用支援を行うことにより、顧客企業のマーケティングや販売促進活動を効果的に行うための支
援を行っております。
当第1四半期連結累計期間におきましては、セールスミックスの変動により売上高及び付加価値売上は前年
同期比で減少したものの、長期的なマーケティング戦略の立案から運用まで一気通貫した支援を提案することで
顧客あたりの受注額の増加に取り組んだ結果、収益性の改善が進みました。
③クロスボーダー事業
近年急速に市場が拡大している中華圏向けの越境EC及びインバウンド市場においては、消費財メーカーを中
心に、インフルエンサーの発信力を活用したプロモーション等の支援を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス禍に伴い、インバウンド需要に対応するキャン
ペーン等の支援は影響を受けたものの、越境ECマーケティング関連の需要が増加したことにより、クロスボーダ
ー事業全体として、売上高及び付加価値売上は前年同期比で増加いたしました。
④クリエイティブ・プラットフォーム事業
シンガポール子会社であるCreadits Pte. Ltd.(以下、「Creadits」という。)が提供している広告クリエ
イティブ制作に特化したグローバルプラットフォーム「CREADITS®」は、急速に拡大するグローバルのデジタル
広告市場に向けて、広告主のニーズに合わせてビジネスモデルを改善しながら順調に成長しております。
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス禍による欧米各国でのロックダウンによる影響
を受けた一方、ゲームやアプリなどの巣篭り需要関連の顧客からの受注は拡大しており、また単価の高い3Dの
クリエイティブ制作の受注が増加し、売上高及び付加価値売上は前年同期比で大きく伸長いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は974,438千円(前年同期比9.8%減)となりましたが、収益性
の高い自社サービスに注力したことにより、売上総利益は491,333千円(前年同期比0.7%増)となりました。
また、営業利益は売上総利益の増加に伴い15,571千円(前年同期比19.5%増)となりましたが、そのうち
Creaditsの営業損失が56,669千円であります。経常利益は、前連結会計年度末に比して円高傾向となったことに伴
い為替差損を計上したこと等により5,579千円(前年同期比56.4%減)となり、また親会社株主に帰属する当期純損
失は、当社単体の法人税等を計上したこと等により9,611千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失5,076
千円)となりました。
売上高、付加価値売上高、売上総利益及び営業利益の状況を表で示すと、以下の通りであります。
- 2 -
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日 前年同期比
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,080,311千円 974,438千円 △105,872千円
付加価値売上 563,255 567,365 4,109
売上総利益 488,132 491,333 3,200
営業利益 13,030 15,571 2,540
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて256,783千円増加し、2,868,002
千円となりました。これは主に、現金及び預金が386,952千円増加した一方で、その他流動資産が117,544千円減
少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて76,945千円減少し、1,332,924
千円となりました。これは主に、長期借入金が91,561千円減少した一方で、買掛金が16,514千円増加したこと等
によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて333,728千円増加し、1,535,077千
円となりました。これは主に、Creaditsにおける第三者割当増資等に伴い資本剰余金が326,484千円増加した一
方で、利益剰余金が9,611千円減少したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、概ね計画通りに推移しております。従いまして、2020年2月14日に公表いたしま
した通期の業績予想に変更はありません。
なお、今後につきましては、経済情勢を注視し、業績に変動が見込まれる場合には速やかに開示いたします。
- 3 -
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 656,346 1,043,299
受取手形及び売掛金 700,332 705,848
仕掛品 3,348 4,623
その他 216,963 99,419
貸倒引当金 △42,157 △41,874
流動資産合計 1,534,832 1,811,315
固定資産
有形固定資産 98,201 84,887
無形固定資産
のれん - 9,414
その他 123,783 138,415
無形固定資産合計 123,783 147,829
投資その他の資産
投資有価証券 766,451 736,427
その他 98,268 97,579
貸倒引当金 △10,318 △10,037
投資その他の資産合計 854,400 823,969
固定資産合計 1,076,386 1,056,686
資産合計 2,611,219 2,868,002
負債の部
流動負債
買掛金 211,976 228,490
1年内返済予定の長期借入金 329,580 329,580
未払法人税等 17,029 21,273
その他 285,461 278,652
流動負債合計 844,046 857,996
固定負債
長期借入金 561,707 470,146
繰延税金負債 4,116 4,782
固定負債合計 565,823 474,928
負債合計 1,409,870 1,332,924
純資産の部
株主資本
資本金 831,987 831,987
資本剰余金 816,307 1,142,791
利益剰余金 △501,231 △510,842
自己株式 △11,915 △11,915
株主資本合計 1,135,147 1,452,020
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 27,096 20,154
為替換算調整勘定 25,556 28,662
その他の包括利益累計額合計 52,653 48,816
新株予約権 10,598 10,296
非支配株主持分 2,950 23,944
純資産合計 1,201,348 1,535,077
負債純資産合計 2,611,219 2,868,002
- 4 -
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,080,311 974,438
売上原価 592,178 483,105
売上総利益 488,132 491,333
販売費及び一般管理費 475,101 475,761
営業利益 13,030 15,571
営業外収益
受取利息 8 19
持分法による投資利益 532 106
補助金収入 4,293 1,344
その他 524 23
営業外収益合計 5,358 1,494
営業外費用
支払利息 1,644 1,645
株式交付費 31 -
為替差損 3,530 7,907
持分法による投資損失 - -
投資事業組合運用損 383 349
その他 - 1,584
営業外費用合計 5,588 11,485
経常利益 12,800 5,579
特別利益
新株予約権戻入益 323 302
投資有価証券売却益 17,238 -
持分変動利益 - 8,721
特別利益合計 17,562 9,023
特別損失
関係会社整理損 - 2,172
特別損失合計 - 2,172
税金等調整前四半期純利益 30,362 12,431
法人税、住民税及び事業税 34,762 17,977
法人税等調整額 639 3,425
法人税等合計 35,402 21,403
四半期純損失(△) △5,039 △8,971
非支配株主に帰属する四半期純利益 36 639
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △5,076 △9,611
- 5 -
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純損失(△) △5,039 △8,971
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 22,872 △6,942
為替換算調整勘定 △1,993 3,105
その他の包括利益合計 20,878 △3,836
四半期包括利益 15,838 △12,808
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 15,801 △13,447
非支配株主に係る四半期包括利益 36 639
- 6 -
アライドアーキテクツ㈱(6081) 2020年12月期 第1四半期決算短信 (連結)
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第1四半期連結会計期間において、持分法適用関連会社であったVstar Japan株式会社の株式を追加取得し
連結子会社化したことに伴い、同社を持分法適用関連会社から除外し、連結の範囲に含めております。
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、ソーシャルメディアマーケティング支援を主な事業とする単一セグメントであるため、記載
を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 7 -