6081 M-アライドアーキ 2019-11-14 16:00:00
2019年12月期 第3四半期決算補足説明資料 [pdf]
2019年12月期
3Q決算補足説明資料
アライドアーキテクツ株式会社
2019年11月14日
Mission
ソーシャルテクノロジーで、
世界中の人と企業をつなぐ
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 1
日本企業を
取り巻く環境 人口減少 超成熟市場 情報の多様化 グローバル化
- マスから個人へ -
更に成長するためには
日本企業の
1 2
マーケティング 国内市場では生活者・ 更なる顧客はグローバル市場
の方向性 ファンとの関係性強化 からも獲得(越境/インバウンド)
当社グループはこれらの重要市場に事業を展開
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 2
アライドアーキテクツは、日本はもちろんグローバルマーケットにおいても
“独自のプロダクト”と“専門性の高いノウハウ”を効果的に活用し
世界中の人と企業をつなぐことを目指しています
≪アライドアーキテクツグループの3つの事業≫
ファンリレーションシップ 越境・インバウンド クリエイティブ
デザイン事業 プロモーション事業 プラットフォーム事業
企業とファン(企業に関心・愛着を持つ生 中華圏を中心とした越境EC市場やインバウ 海外の企業に対し、広告クリエイティブに
活者)との最適な関係構築を目指し、企業 ンド市場に向けたプロモーション支援を 特化したグローバルプラットフォーム
のプロモーションやマーケティング活動の 実施 「CREADITS®」を提供
支援を実施
成長加速ステージ 事業育成ステージ 事業育成ステージ
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 3
事業ポートフォリオ
事業展開 サービスの概要 グループ会社 課題と施策
情報が多様化する中で、生活者を味方にし、
生活者マーケティング
マーケティング効率を向上させる
日本→日本
マーケティングで
効率的に効果を上げる
ファンを大切にするというマーケティング構造
ファンと共に行う
変動期にファンとクリエイティブにより企業の
マーケティング
経営戦略を支援
日本⇄海外
越境・インバウンド 日本企業のグローバル化、訪日客が飛躍的に増
グローバルでの
プロモーション 加する時代に必要なマーケティングを支援
顧客獲得
海外⇄海外
広告クリエイティブの 日本市場に比べ、圧倒的に大きいグローバル
海外企業向け
提供 マーケットを取りに行く
事業
※ファンベースカンパニー及びVstar Japanは持分法適用関連会社です
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 4
中長期的な成長のため国内事業の利益(資金)を
ポテンシャルの高い事業の育成に投資
中長期的な営業利益の成長イメージ
現在
プラットフォーム依存
脱却への投資(2015年)
CREADITS® への投資
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 5
業績
2019年12月期 連結業績予想の修正
• 売上高はおおむね想定通りに進捗
• Creaditsの営業赤字をアライドアーキテクツ(AiCON TOKYO含む)の利益では補いきれず、
連結営業利益は通期予想に対し未達
単位:百万円
2019年 2019年 2019年 2019年
4Q累計 4Q累計 増減額 3Q累計 4Q期間 営業利益未達
(1-12月) (1-12月) (1-9月) (10-12月) (△354)の内訳
前回予想 今回予想 実績 予想 リード獲得から
受注までの期間が長期化
売上高 4,210 4,161 △48 3,045 1,116
△89 マーケティングや開発
コストの増加
営業利益 251 △103 △354 △106 3 売上高の期初における
出足の遅れ
経常利益 238 △136 △374 △130 △6 マーケティングコストや
△264 拠点閉鎖コストの増加
親会社株主に
帰属する当期純利益
146 △192 △338 △157 ※△35 ※アライドアーキテクツにおいて投資有価証券
売却損が発生見込み
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 7
3Qまでの振り返り
• マーケティングに注力し、 • リードから受注への転換が遅延し、
アライドアーキテクツ単体は リード獲得件数が大幅に伸長 売上高が想定ほど伸びず
2Qまでは概ね計画通りに進捗
• 越境・インバウンドの売上総利益が • 受注獲得に向けたマーケティング
前年同期比で2.5倍に増加 コスト及びプロダクト強化に向けた
3Qでは先行投資のため
• 開発・運用コスト等の増加
一時的に営業利益が伸び悩み AiCON TOKYO、ファンベース
カンパニーが順調に立ち上がり
• 中堅以上の企業向けの新規受注は • 中小企業向け売上高が伸び悩む
順調に増加 中小企業向けには大企業と同じように担当者
中堅以上の企業向けの売上高は コスト効率良く継続的に新規顧客を獲得 をアサインし、能動的なサービスを提供する
のが難しく解約が発生
順調に増加 ⇒ ターゲットを中堅以上の企業に集中(p.37)
• 既存の顧客企業からの月額売上高の
増加(アップグレード)が好調 • ロケーションに起因した解約が発生
一方で中小企業向けの売上高は
欧州の顧客企業に対して、時差のあるアメリ
伸び悩む カやシンガポールから対応したことで、対応
遅れに伴う解約が発生
⇒ イギリスに拠点を新設(p.38)
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 8
4Qは連結営業黒字回復へ
Creaditは売上増加による単月黒字化が射程圏内に
単位:百万円
※AiCON TOKYOを含む
120
90
60
30
0
2018/1Q 2018/2Q 2018/3Q 2018/4Q 2019/1Q 2019/2Q 2019/3Q 2019/4Q
-30
-60
-90
-120
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 9
CREADITSの単月黒字は射程圏内に
高粗利率(約70%)のサブスクリプション月額売上高は大幅に伸長
12月の月額売上高は期初の約3倍の見通し
単月黒字が射程圏内に
単位:千US$
「CREADITS®」の売上高推移
700
600
損益分岐点売上高
500
400
3倍 • サブスクリプション売上高
が順調に増加
• 年末の広告需要の増加に
向けて堅調に売上高が
300
増加見込み
• 単月黒字は十分射程圏内に
200
100
0
2019/1月 2019/2月 2019/3月 2019/4月 2019/5月 2019/6月 2019/7月 2019/8月 2019/9月 2019/10月 2019/11月 2019/12月
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 10
アライドアーキテクツは4Q以降の受注増加に向けた動きを加速
受注増加に向けたマーケティングに注力
-イベント開催・出展やオンラインマーケティングを強化
-売上高の先行指標となる「リード数」「商談数」は、いずれも前四半期比で大幅に増加
-1件当たりのリード獲得コストが大幅に低下し、リード獲得の効率アップ
リード数 商談数 1件当たりリード獲得コスト
前四半期比 6倍 前四半期比2倍 前四半期比 50%減
3Qはリードから商談・案件化への転換の期間が長期化
⇒4Q以降の受注に繋げる
リード
商談
受注
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 11
事業戦略
当社グループが展開する3つの事業
ファンリレーションシップ 越境・インバウンド クリエイティブ
デザイン事業 プロモーション事業 プラットフォーム事業
企業とファン(企業に関心・愛着 中華圏を中心とした越境EC市場や 海外の企業に対し、広告クリエイ
を持つ生活者)との最適な関係構 インバウンド市場に向けたプロ ティブに特化したグローバル
築を目指し、企業のプロモーショ モーション支援を実施 プラットフォーム「CREADITS®」を
ンやマーケティング活動の支援を 提供
実施
成長加速ステージ 事業育成ステージ 事業育成ステージ
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 13
ファンリレーションシップデザイン事業
時代背景
「個人の嗜好の多様化」と「個人の情報発信力・影響力の拡大」
• デジタル化が進み、情報があふれる中で個人の嗜好が多様化
• ソーシャルメディア等の普及により、個人の情報発信力が拡大
• 個人が発信した情報が他人の意思決定に与える影響力も拡大
マスメディア中心 メディアの多様化
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 15
当社の役割
人を軸にした新しいマーケティングインフラの提供
• 顧客企業のファン(企業に関心・愛着を持つ生活者)を可視化し、ファンとの関係を深め、
ファンが新しいファンを呼ぶような循環を生む、人を軸にした新しいマーケティングの
インフラを企業に提供
広告主体 口コミ主体
企業 → 生活者 ファン → 生活者
AD
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 16
生活者マーケティングとは
【マーケティング領域の課題】
生活者を取り巻く情報が多様化する一方で、
企業のマーケティングはその変化に追いつけない
4つの軸をベースに”生活者を味方につける”ことで
マーケティング施策の効率が向上する
Strategy 施策設計 Advertisement 広告宣伝
生活者と継続的に繋がり 生活者の体験を企業のクチコミとして
施策設計に生活者の声を活かす 活用し広告宣伝につなげる
Promotion 販売促進 Improvement 施策改善
生活者 企業
生活者参加型のプロモーションにより 生活者のリアルな声をもとに
より自然にブランドと繋がる 施策や商品をスピーディーに改善する
きっかけを作る
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 17
強み
人を軸にした 開発力 外部との
マーケティングサービス プロダクト創出力 リレーション
(SaaS・ソリューション)
市場のニーズに合わせた新規 ベトナム・ハノイに加え、 著名クリエイターを招聘し動画
サービスを続々リリース ホーチミンにも開発拠点を設置 制作に特化した事業を展開
豊富な支援実績に基づくノウ 海外の優秀なエンジニア人材の ファンベースの提唱者である
ハウとユーザーデータベース 獲得・強化が順調に伸長 佐藤尚之(さとなお)氏、
野村HDと合弁会社を設立
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 18
マーケティングプロダクト
ソーシャルテクノロジーにより、
生活者マーケティングの実現を支援
マーケターを支える、AAのマーケティングプロダクト
クチコミ生成・活用 UGCクリエイティブ Twitterプロモーション ファンマーケティング
サービス プラットフォーム (オートリプライ×インスタントウィン) クラウド
モニプラ ファンブログ Letro(レトロ) echoes(エコーズ) Brandtouch
(ブランドタッチ)
ブランドを支える UGCを活用した Twitterマーケティングを 生活者と企業の繋がりを
サポーターと繋がり、 クリエイティブを作成し、 強化し、 可視化し、
事業を改善 コスト・獲得を効率化 生活者との接点を最大化 販促施策効率を改善
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 19
更なる開発力強化のためエンジニア数を増加
エンジニアの獲得競争が激化する中で、
海外のオフショア拠点を2拠点に増強
1年間で当該事業の全社員(※)に占めるエンジニ
ア人員比率が約18%から約28%へ大幅に向上
今後も独自性の高いSaaSプロダクト開発を推
進し、業容拡大を目指すために、開発スピー
本社の開発拠点
ドや品質の向上を図る
ベトナム・ハノイの開発拠点 エンジニア人員比率
(2016年3月設立)
30.0%
25.0% +10%
20.0%
ベトナム・ホーチミンの開発拠点
(2019年6月買収手続完了)
15.0%
18/10
18/11
18/12
19/10
19/1
19/2
19/3
19/4
19/5
19/6
19/7
19/8
19/9
(※)アライドアーキテクツ・Allied Tech Base・Allied Tech Campの合計社員数 (C) 2019 Allied Architects, Inc. 20
グループ会社① AiCON TOKYO:CCOモデルが順調
企業、ブランドや商品のクリエイティブディレクションを統括し、
事業価値向上を促進する「CCO(Chief Creative Officer/チーフクリエイティブオフィサー)」モデルが順調
商品・店舗 企業・事業
サービス ブランド
AiCON TOKYO代表
石渡晃一 企業 AiCON
経営層 TOKYO
クリエイティブディレクター
コピーライター クリエイティブの革新で、事業価値を向上
アドブレーン、電通を経て、外資系広告代理店ジェイ・ウォルター・トン 広告 グローバル
プソンのECEOに就任。2017年の独立以降、企業の様々な課題をクリエ マーケティング 進出
イティブの力で解決するディレクターとして活動。著書に「今日から、セ
ンスを君の武器にしよう」、「僕は世界一楽しいサラリーマン」がある。
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 21
グループ会社② ファンベースカンパニー:企業支援が始動
2019年5月設立以降、企業へのファンベース支援実績が拡大。
所属メンバーは17名となり、多くの企業へのファンベース支援が可能な体制に。
主要メンバー
(2019年5月7日設立)
佐藤 尚之 津田 匡保 松田 紀子
「ファンベース」著者 「ネスカフェアンバサダー」など 低迷していた老舗雑誌
「ファンベース」実行の第一人者 「レタスクラブ」復活の実行者
ファンの存在、ファンの支持をベースにして、中長期的に事業価値を高める
「ファンベース」という考え方で企業の事業価値向上を支援
商品 広告 人事
新規事業
サービス マーケティング 人材教育
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 22
越境・インバウンドプロモーション事業
時代背景
中華圏に向けたプロモーションニーズが拡大
• 中国では日本以上にデジタル化・EC化が加速
• 日本から中国への越境EC市場、中華圏のインバウンド市場は急速に拡大
• 中国特有のSNS等を活用したプロモーション支援ができる企業が少ない
訪日外国人旅行消費額推移 越境EC(日本→中国)市場規模
単位:兆円 単位:兆円
10.0 3.0
8.0
2.0
6.0
政府目標
4.0 8兆円 1.0
2.0
0.0 0.0
2018年 2020年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
中国・台湾・香港 その他の地域 (出典:経済産業省「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」)
(出典:国土交通省 観光庁「訪日外国人の消費動向 2018年年次報告書」) (C) 2019 Allied Architects, Inc. 24
当社の役割
日本の良いモノ・コトを世界(現在は中国にフォーカス)に広めること
• 日本の優れた商品・サービス、観光地などを中華圏に広めること
• 現地代理店には困難な、日本企業だからこそできる独自のサービスを提供
中国のEC市場規模
(2018年)
日本のEC市場規模
約170兆円
(2018年)
約12兆円
出典:「Retail Ecommerce Sales, by Country」 eMarketer, December 2018 (C) 2019 Allied Architects, Inc. 25
越境・インバウンドプロモーションも成長が加速
越境・インバウンドプロモーション事業
売上総利益推移 前年同期比
2.5倍 に増加
在日中国人による口コミ生成・活用で
きる独自プロダクト「チャイナタッ
チ」とインフルエンサーマーケティン
グを組み合わせた大型案件の受注増
国慶節や独身の日(11/11)などに向
けたプロモーションの受注が好調
営業体制の強化により、新規・既存と
も顧客数が大幅に増加
2018/1Q 2018/2Q 2018/3Q 2018/4Q 2019/1Q 2019/2Q 2019/3Q
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 26
ビジネスモデル
インフルエンサープロモーションを軸に
中華圏向けプロモーションの支援を実施
インフルエンサー
口コミ生成 広告・アカウント運用
プロモーション
Weibo WeChat
独自サービスの「VSTAR」、国内独占 在日中国人に商品・サービスの「体験」 「WeChat」「QQ」などのTencent社の
販売プロダクトの「WEIQ」等を活用 機会を提供し、中国で一般的に使われる メディアや「Weibo」等に対して広告
し、 「簡体字」での口コミ生成を安価かつ を配信
中国のSNS「Weibo」「WeChat」のインフ 短期間で実現できる独自サービスを提供 公式アカウントの開設から配信コン
ルエンサーを通じて、10億人以上の テンツの作成、フォロワー獲得、ア
ユーザーに効果的なプロモーションが カウントの運用まで幅広く支援
可能
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 27
「Weibo」グループ会社(IMS社)との提携
「Weibo」グループの公式マーケティング会社(IMS社)と提携
公認 ①「Weibo」公認サービス「WEIQ」の日本における
独占販売契約を締結
② 中国向けの動画インフルエンサーマーケティング
出資 事業を行う合弁会社(Vstar Japan株式会社)を設立
①
独占販売
契約
②
合弁会社
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 28
強み①:インフルエンサーネットワーク
在日・在中インフルエンサーネットワークを活用することで
インバウンド・越境EC双方に向けたプロモーションニーズに対応可能
在日 在中
インバウンドに効果的 越境ECに効果的
中国で圧倒的な人気を誇る動画クリエイ
ターが所属する事務所等との提携や、トッ
プインフルエンサーからマイクロインフル
エンサーまで約80万人の在中インフルエ
ンサーが登録しているサービス(WEIQ)
の独占販売権の保有など、独自性の高い
プロモーションが可能
インフルエンサーの育成や
在日インフルエンサーネット
ワークを活用したプロモーショ
ンが可能
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 29
強み②:Weibo公認サービスの日本における独占販売権
約80万人のインフルエンサーが登録する中国最大級のインフルエン
サーネットワーク「WEIQ」の取り扱いが日本で唯一可能
中国向けコンテンツ
約80 万人
インフルエンサー 中国のSNSユーザー
動画 キャンペーン
記事 企業の公式SNS
アカウント
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 30
強み③:在日中国人の口コミを生成・活用
在日中国人による口コミを生成・活用できる独自プロダクト
「チャイナタッチ」を提供
全国の在日中国人に商品・サービスの「体験」機会を提供し、中国で一般的に使われる
「簡体字」での口コミ生成を安価かつ短期間で実現できるサービス
生成されたクチコミは「微博(Weibo)」や「微信(WeChat)」などの中国の大手SNSや
近年急成長するSNS型ECアプリ「小紅書(RED)」等で広告コンテンツとして拡散することや
越境ECサイトへの掲載等の二次利用が可能
在日中国人と 繋がる 在日中国人が 体験する 現地の中国人へ 発信する
店舗イベント アンケート調査
「簡体字」での
中国人向け情報サイト 口コミコンテンツ
「BoJapan(播日本)」 座談会 商品モニター
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 31
クリエイティブプラットフォーム事業
時代背景
デジタル広告クリエイティブニーズの急速な拡大 2023
• グローバルでのデジタル広告市場の急激な拡大に伴い、 2019
企業において広告クリエイティブに関するニーズが拡大
• メディアや配信先別に、企業の目的に即した
クリエイティブや戦略立案が必要
世界のデジタル広告市場
• 企業が抱えられるクリエイターのリソースや能力に限界
(BtoB領域でもシェアリングエコノミーのニーズが拡大)
約 36兆 円
日本のデジタル広告市場
約1.5兆円
出典:「Digital Ad Spending Worldwide, 2018-2023」 eMarketer, March 2019
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 33
当社の役割
クリエイティブに特化したグローバルプラットフォームを提供
• 急速に拡大している広告クリエイティブに関するニーズに対し
広告クリエイティブのマーケットプレイスの提供と、クリエイティブに特化した
専門的なチームによるサポートを実施
デザイナーのグローバル 当社の
顧客企業
プラットフォーム 専門的なチーム
2. 適切なデザイナーのアサイン 1. クリエイティブアイデアの
提案
3. デザイナーへの指示書の作成
6. クリエイティブの提出/
修正
4. クリエイティブの作成 5. 品質の確認
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 34
ビジネスモデル
多種多様な広告クリエイティブやクリエイティブサービスを提供
• 顧客企業は契約プランに応じて月額料金を支払い「CREADITS(クレディッツ)」を入手
• 「CREADITS」と引き換えに、安く・早く・質の高い広告クリエイティブを提供
静止画 動画 高度な動画
提供サービス例
購入権チケット
「CREADITS」
月額料金
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 35
強み
クリエイターの クリエイティブに AI
グローバルネットワーク 関するデータ (人工知能)
相対的に人件費の安価な地域も含 クリエイティブ制作に非常に重要 AI(人工知能)を活用し、
め、グローバルで優秀なフリーラ なインプットデータ(デザイナー 質の高いクリエイティブを
ンスのクリエイターと契約 への指示)とアウトプットデータ より効率的かつ効果的に提供
様々なタイムゾーンやリソースの (クリエイティブ)を保有
要求に対しても迅速かつ柔軟に
対応可能
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 36
トピック①:営業方針の変更
ターゲット企業を「中小企業+大企業」から「中堅以上の会社」に当面集中
SMB領域は中長期的には拡張も向こう2,3年は中堅以上の会社に集中
Enterprise Enterprise
Middle
SMB SMB
• 中小企業(SMB)の営業・運用拠点としてのフィリピン子会社を年内に閉鎖
• 現状のクライアントはアメリカ子会社に引継ぎを実施
• 移転期間の7-11月はコストが二重で発生も、12月以降はコストが減少(約6百万円/月)
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 37
トピック②:イギリスに拠点を新設
顧客企業のロケーションに合わせて拠点を設置
イギリスに新拠点を開設。欧州の顧客企業に対しても同じタイムゾーンで
スピーディーにサービス提供が可能に
Americas EMEA APAC
US office UK office
(Austin) (London)
Singapore HQ
New
顧客企業
の割合 60 % 20 % 20 %
(主に中国)
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 38
中長期的な方針
クリエイティブに関連した業務をクラウド上で発注できる
グローバルプラットフォームに
CREADITSが管理するプラットフォームからより純粋なプラットフォームに近いモデルに
現在 Centralized 将来 De-Centralized
プラットフォーム + 専門チーム プラットフォーム
ソフトウェア × プロフェッショナルネットワーク ソフトウェア × プロフェッショナルネットワーク
プラットフォームやソフトウェアを効果的に活用できる 自動化を進め、より純粋なプラットフォームに近いモデルに
専門チームがプロジェクトマネジメントを実施
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 39
市場規模
中堅以上の企業向けのクリエイティブ市場でも市場規模は大きい
グローバルのデジタル広告市場の急激な拡大に合わせてクリエイティブの市場も急速に拡大中
TAM SAM SOM
(Total Addressable Market※1) (Serviceable Available Market※2) (Serviceable Obtainable Market※3)
グローバルの広告クリエイティブ市場 TAMのうち、Direct Response広告に SAMのうち、中堅以上の企業
関連するクリエイティブ市場
5兆円+ 3兆円+ 1.5兆円+
(各種統計データより当社推定)
※1: 獲得しうる全体の市場規模
※2: 現サービスで獲得しうる市場規模
※3: 現サービスで実際に獲得できる(アプローチ対象の)市場規模 (C) 2019 Allied Architects, Inc. 40
ターゲット市場(1/2)
現在は中堅以上の会社に集中も中長期的には中小企業にもターゲットを拡大
広告出稿額
現在は中堅以上の
企業に集中
企業数
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 41
ターゲット市場(2/2)
現在は中堅以上の会社に集中も中長期的には中小企業にもターゲットを拡大
広告出稿額
将来的には圧倒的に数の多い中小企業にもターゲットを拡大
企業数
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 42
APPENDIX
2019年12月期3Q累計(連結) サマリー
連結
【売上高】 【売上総利益】 【営業利益】
3,045 百万円 1,369 百万円 △106 百万円
前年同期対比 1%減 前年同期対比 9%増 前年同期対比 △92百万円
CREADITS社において
昨年2Qより利益率の低い海外
SNS広告を実施しなくなったこ
アライドアーキテクツ単体は
とによる減少(△435百万円)
アライドアーキテクツ単体は 141百万円
(AiCON TOKYO含む)
海外SNS広告を除くと、前年同 前年同期対比で6%増加
(AiCON TOKYO含む)
期対比で15%増加 CREADITSは△247百万円
(連結相殺前)
アライドアーキテクツ単体は
前年同期対比で13%増加
(AiCON TOKYO含む)
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 44
売上総利益・販管費(連結推移)
連結売上総利益は季節要因により2Q比で7%増加、前年同期対比でも 9%増加
単位:百万円
600
500
400
300
200
100
0
2018/1Q 2018/2Q 2018/3Q 2018/4Q 2019/1Q 2019/2Q 2019/3Q
売上総利益 販管費
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 45
主要事業のグループ会社一覧
ファンリレーションシップ 越境・インバウンド クリエイティブ
デザイン事業 プロモーション事業 プラットフォーム事業
親会社
アライドアーキテクツ株式会社(日本)
連結子会社 連結子会社
AiCON TOKYO Creadits Pte. Ltd.
株式会社(日本) (シンガポール)
持分法適用関連会社 持分法適用関連会社
株式会社ファンベース Vstar Japan
カンパニー(日本) 株式会社(日本)
非連結子会社 非連結子会社 非連結孫会社 非連結孫会社
Creadits
Creadits Inc.
Philippines Inc. (アメリカ)
Allied Tech Base Co.,Ltd. Allied Tech Camp Co.,Ltd. (フィリピン)
(ベトナム・ハノイ) (ベトナム・ホーチミン)
※ 1:非連結子会社及び非連結孫会社のすべての取引は原則として親会社もしくは連結子会社との取引であり、連結財務諸表に与える影響が軽微のため、非連結会社としております。
※2:株式会社ファンベースカンパニーは2019年5月7日に設立されました。
※3:上記のほか持分法適用関連会社が1社あります。
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 46
将来見通しに関する注意事項
この資料は、アライドアーキテクツ株式会社(以下、当社)の現状を理解いただくことを目的として、当社が作成したものです。
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
これらは、現在における見込み、予測及びリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を
招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内及び国際的な
経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う義務を
負うものではありません。
(C) 2019 Allied Architects, Inc. 47