6081 M-アライドアーキ 2019-01-11 15:40:00
野村ホールディングス、佐藤尚之(さとなお)氏との「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業を担う合弁会社設立検討に関する基本合意書締結について [pdf]
平成 31 年 1 月 11 日
各 位
会 社 名 アライドアーキテクツ株式会社
代表者名 代表取締役社長 豊増 貴久
(コード番号:6081 東証マザーズ)
問合せ先 執 行 役 員 簗 隼 人
(TEL 03-6408-2791)
野村ホールディングス、佐藤尚之(さとなお)氏との三者における
「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業を担う
合弁会社設立の検討に関する基本合意書締結について
当社は、野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループ CEO:永井浩二、以下「野
村ホールディングス社」)およびコミュニケーション・ディレクターの佐藤尚之(さとなお)氏
と、「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業における合弁会社設立の検討に関し
て、三者間で基本合意書(以下、「本合意書」)を締結しましたのでお知らせいたします。
記
1. 本合意書締結の理由
近年、企業のマーケティング活動は大きな変革の時を迎えています。人口減少や高齢化による
購買力の低下、そしてライフスタイルやメディア接触のあり方が多様化する中で、企業と生活者
の関係づくりは複雑化を極めています。
こうした中、佐藤氏が2018年2月に出版した著書「ファンベース -支持され、愛され、長く
売れ続けるために」で提唱した、自社の商品やサービスを支持してくれる「ファン」を大切にし、
「ファン」をベース(土台、支持母体)にして売り上げや価値を中長期的に向上していく考え方
と、当社が推進する「ファン・リレーションシップ・デザイン」という事業構想が、“企業の価
値を理解し支持する生活者(ファン)が、今後の企業活動において最重要になっていく”という
点で一致していたことから、同年7月に佐藤氏を顧問に迎え、「ファンベース」を基盤とする新
たなサービスの提供を目指し共同で開発を進めてまいりました。
「ファンベース」は、企業と生活者の新たな関係を創り上げるものであり、経営に直結する戦
略として位置づけられます。そのため、「ファンベース」を社会に浸透させるには、経営者およ
び経営層とともにその成功を目指し、企業が一丸となって取り組む体制が重要であると当社では
考えています。
このような背景において、野村ホールディングス社が、豊富な経営者・経営層ネットワークを
持ち、今後顧客企業の本業支援を推進していく野村グループであること、またこの本業支援にお
いて「ファンベース」の考え方に強く賛同いただいたことから、同社をパートナーとして、この
三者による合弁会社設立に向けた検討に関する基本合意書締結に至りました。
2019年4月の設立に向けて検討を開始する合弁会社では、この「ファンベース」を基盤とした
マーケティング事業を展開し、日本社会の活性化を図ってまいります。
なお、本合意書に基づく各種契約の締結と、それに伴う合弁会社の運営体制の決定は、2019
年3月末までを目途として行う予定ですが、開示すべき事項が発生した場合には速やかに公表し
ます。
■合弁会社における事業イメージ
2. 合弁会社の概要
(1) 名称 :未定
(2) 所在地 :未定
(3) 代表者 :未定(野村ホールディングス社から1名を予定)
(4) 事業内容(予定) :「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業(コンサ
ルティング、マーケティング施策の企画・実行、ファンベース関
連ソフトウェアの開発・提供等)
(5) 資本金 :未定
(6) 設立予定日 :2019年4月を目途に設立予定
(7) 出資比率(予定) :野村ホールディングス社 51%、アライドアーキテクツ 44%、佐
藤氏 5%となる予定であり、今後三者で協議を行い最終的に決定
します。
3. アライドアーキテクツ株式会社の概要
(1) 名称 :アライドアーキテクツ株式会社
(2) 所在地 :東京都渋谷区恵比寿一丁目19番15号 ウノサワ東急ビル4階
(3) 代表者 :代表取締役会長 中村壮秀、代表取締役社長 豊増貴久
(4) 事業内容 :デジタルマーケティング支援事業
(5) 資本金 :823,322,000円(2017年12月末時点)
(6) 設立年月日 :2005年8月30日
(7) 従業員数 :216名(連結ベース、2017年12月末時点)
(8) 売上高 :5,606 百万円(連結、2017 年 12 月期)
4. 野村ホールディングス株式会社の概要
(1) 名称 :野村ホールディングス株式会社
(2) 所在地 :東京都中央区日本橋一丁目9番1号
(3) 代表者 :代表執行役社長 グループCEO 永井 浩二
(4) 事業内容 :持株会社
(5) 資本金 :594,493百万円(2018年9月末時点)
(6) 設立年月日 :1925年12月25日
(7) 従業員数 :28,549名(2018年9月末時点)
(8) 収益合計(金融費用控除後):1,496,969百万円(連結、2018年3月期、米国会計基準)
5. 佐藤尚之(さとなお)氏 プロフィール
コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。大阪芸術大学客員教授。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレ
クターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に
従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、
「さとなおオープンラボ」や「4th(コミュニ
ティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」での
JIAAグランプリなど受賞多数。
最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。他の著書に「明日の広告」「明日のコミュニケー
ション」(ともにアスキー新書)「明日のプランニング」
、 (講談社現代新書)など。また、"
さとなお"の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)「沖縄やぎ地獄」
、 (角川文
庫)、
「沖縄上手な旅ごはん」
「極楽おいしい二泊三日」
(文藝春秋)
、「ジバラン」
(日経 BP 社)
などの著書がある。
6. 今後の見通し
現時点で、本件に伴う当社連結業績への影響は軽微であると見込んでおります。ただし、本件
は、今後の両社の企業価値向上に資すると考えており、今後、当社の業績に重大な影響を与える
ことが明らかになった場合には、適時にお知らせいたします。
以上