6071 IBJ 2020-03-05 15:00:00
株式会社IBJコミュニティ事業強化のためのマッチングサービスへの取り組み [pdf]
株式会社IBJコミュニティ事業強化のための
マッチングサービスへの取り組み
令和2年3月5日
株式会社IBJ(東証一部6071)
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マッチングサービスにおけるIBJグループの課題
競争環境が激化する恋活・婚活マッチングサービス市場で
新規利用者の獲得と既存利用者数が減少傾向。
「結婚」に特化したサイトやイベントが足かせになるケースも。
新会社HOP設立による期待
①成長を続けるマッチング市場のシェアをとりかえし、
圧倒的な会員基盤によるポジションを確立する
②「出会い」を求める婚活潜在層を掘り起こして、
囲い込むことで、既存婚活サービスへの将来需要を高める
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① マッチングサービスの市場予測(2017-2025年)
マッチングサービス市場は拡大継続。2024年の市場規模は1,000億円を超える見通し
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②需要は旺盛だが、競合多数のレッドオーシャン市場
▪主なマッチングサービス 出会うまでのスピードが早い
YYC
dine match
poiboy tinder 東カレデート PARTY☆PARTY
恋活 婚活
タップル pairs youbride ブライダルネット
with ゼクシィ恋結び
出会うまでのスピードが遅い
多くのアプリは、
・条件検索、性格診断、自己申出の趣味趣向・個性に基づくマッチング
⇒マッチングアルゴリズムの【差別化不足】
・「いいね!」から始まる出会い。マッチングのために大量の「いいね!」が発生。
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⇒「いいね!」の価値とマッチングの【クオリティ低下】
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③オンラインマッチング市場に勝算ありきで参入
出資比率60% 出資比率40%
LINE 共同出資による新会社設立
×
LINEユーザー数
婚活・開発
8,300万名
※日本の人口の65%以上が利用 ノウハウ
HOP㈱
※LINEの国内月間アクティブユーザー 8,300万人÷日本の総人口1億2631万人
(平成31年2月1日現在(確定値) 総務省統計局)
出典:LINE Business Guide
「マーケティングソリューションカンパニー 2020年1〜6月期版 v2.0」より抜粋
競争が激化するオンラインマッチング市場において、
圧倒的な会員基盤によるポジショニングを確立する
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④今後のIBJグループへの影響
IBJ既存の中期経営計画(2018-2022年)
目標:2022年 売上高 300億円、営業利益 50億円
+α
会員基盤の構築と収益化を実現した段階における連結寄与は、
IBJグループの事業シナジー効果として相応に大きなものであると予測
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⑤カギは「人と人の繋がり」
▪恋人が欲しい人が出会いのために行いたいこと(未婚者かつ恋人がいない人)
第1位 友人に紹介を頼む 62.4%
第2位 合コンやパーティーに行く 39.7%
第3位 職場の同僚や先輩に紹介を頼む 34.8%
第4位 趣味のサークルに入る 30.0%
第5位 お見合いをする 13.2%
※出典:内閣府「結婚・家族形成に関する意識調査(平成26年度)」を基に作成
対象:未婚者かつ恋人がいない人(全体761人)のうち、「恋人が欲しい」と望む人(463人)へ出会いのために行いたいことの意識調査の割合(複数回答)
恋人が欲しい人は、自分の友人や職場の同僚など
【知り合いからの紹介】を望む割合が非常に高い
⇒新事業はそのニーズを捉えたマッチングを行う
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⑥ ただし、マッチングだけでは解決にいたらない。
▪20~30代男女の異性と交際しない理由 ▪独身者の婚活サービスに対するイメージ(利用経験有)
恋愛が面倒 46.2% お金がかかりそう
自分の趣味に力を入れたい 利用するのは
面倒くさいと思う 44.9%
仕事や勉強に力を入れたい 勇気があると思う
結婚に対して焦っている
恋愛に興味がない
イメージがある
友人と過ごす時間を
自分が利用するのはまだ早い
大切にしたい
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0%
対象:20 ~ 39歳の未婚の男女(複数回答) 対象:全国の20〜49歳の未婚の男女(複数回答)
出典:内閣府「平成 26 年度 結婚・家族形成に関する意識調査」
を基に作成 出典:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2019(婚活サービスの現在のイメージ)を
基に作成
恋愛の過程や婚活(恋活)サービスの利用を面倒くさいと感じる
若者が多く、マッチングで結婚できる人は利用者の一部
⇒結婚には人の手によるサポートが必要
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⑦マッチングの競合参入は、IBJの成長原資になっている
交際サポートを
必要とする
多くのユーザー 直営店14店舗
加盟店約2,300店舗
マッチングメインの競合他社 マッチングに加えて
成婚までのサポートを行う
IBJグループおよび加盟店
業界の先駆けで上場企業となったIBJ。
その後、上場未上場に関わらず、多くの婚活恋活事業が参入し成長。
そのほとんどは「マッチング事業者」であり、成婚に至るのは一部。
想い(結婚)を遂げられなかったユーザーが、
IBJの直営店相談所、加盟店相談所に流れてきたことが成長の一因。
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⑧囲い込んだHOP会員が婚活会員基盤拡大につながる
婚活会員基盤の拡大
-結婚相談所事業-
成婚割合の高い
サポートを
必要とするユーザー
HOP会員
-婚活パーティー事業-
HOP事業(グループ内マッチング事業)により囲い込んだユーザーを
効率的にIBJグループの成婚割合の高いサービスへ移動、誘導
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(株式会社IBJ/ IBJ,Inc.)
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 1-23-7 新宿ファーストウエスト 12F
この資料は投資の参考に資するため、株式会社 IBJ(以下、当社)グループとLINE株式会社の
共同出資による新会社設立によって期待されるシナジー効果をご理解頂くことを目的として、
当社が作成したものです。 当資料に記載された内容は、2020年3月現在において、
一般的に認識されている経済・社会等の情勢及び当社が合理的に判断した一定の前提に基づいて
作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性がありま
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