6069 M-Trends 2021-08-13 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
決算説明資料
2022年3月期第1四半期
トレンダーズのミッション
トレンドを捉え、新しい時代を創る
トレンドを捉えた
マーケティングソリューションの提供
クライアント企業
トレンドを捉えた
情報コンテンツ提供・製品販売
生活者
2
トレンダーズグループの事業領域
「マーケティング事業」「インベストメント事業」の2つの事業を展開
トレンダーズ株式会社 株式会社MimiTV
マーケティングソリューション
クライアント企業のプロモーション・PR支援
マーケティング
事業 ブランド・メディア開発
海外ブランド輸入販売、
D2Cブランド開発、メディア開発
インベストメント インベストメント事業
事業 成長事業・企業に向けた投資事業
3
第1四半期 決算概要
決算ハイライト(第 1四半期:4- 6月)
業績(第1四半期:4-6月)
売上高 1,602百万円 前年同期比 +165.4%
売上総利益 476百万円 前年同期比 +49.1%
営業利益 204百万円 前年同期比 +121.3%
決算のポイント、トピックス
▪マーケティングソリューション領域(インフルエンサー・MimiTV)の大幅成長により、
第1四半期時点で売上高、各段階利益ともに期初想定を上回る進捗
▪今期は中期経営目標(営業利益10億円)達成に向けた先行投資期と位置付けているため、
MimiTV及びブランド・メディア開発領域のユーザー集客費用と事業開発費用へ積極投資
(詳細は本資料P13に記載)
5
セグメントサマリー(第 1四半期:4-6月)
インフルエンサーマーケティング・MimiTVの継続成長により、
売上高・営業利益が大幅に増加
マーケティング
事業 売上高 1,584百万円(+169.2%)
営業利益 211百万円(+98.2%)
前期・今期ともに保有する社債の利息発生による売上高を計上
インベストメント
事業 売上高 18百万円(+18.2%)
営業利益 17百万円(+97.3%)
※カッコ内は前期比
※セグメントに帰属しない全社費用があるため、セグメント営業利益の合計額と連結営業利益は不一致
6
損益計算書概要(第 1四半期:4- 6月)
■ マーケティング事業の成長により、売上高は前年同期比約2.6倍と大幅増収、過去最高の四半期売上高
(967百万円)を大幅に更新
■ 新規事業への先行投資は継続しつつも、事業成長による売上総利益の増加(前年同期比+49.1%)に
伴い、営業利益は前年同期比約2.2倍と大幅増益
2021年3月期 2022年3月期
(単位:百万円) 前年同期比
1Q 1Q
売上高 603 1,602 +165.4%
売上総利益 319 476 +49.1%
販売費及び一般管理費 227 272 +19.7%
営業利益 92 204 +121.3%
経常利益 95 202 +113.3%
親会社株主に帰属する
70 135 +92.8%
四半期純利益
7
売上高推移(四半期)
■ 第1四半期(4月~6月)の売上高は1,602百万円(前年同期比+165.4%)
■ インフルエンサーマーケティング・MimiTVの継続成長に加え、SNS広告の取扱額が拡大したことに
よりマーケティング事業は約2.7倍の増収
1,602
単位:
18
百万円
子会社売却に伴い
ギフトEC事業は
連結から除外
914 924 967
866 838 17
37
96 743 18 1,584
338 15 603 417
554 78 17
15
63 16 950
754 819
647 588
539 474 507
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
マーケティング事業 インベストメント事業 ギフトEC事業
8
売上総利益推移(四半期)
■ 第1四半期(4月~6月)の売上総利益は476百万円(前年同期比+49.1%)
■ インフルエンサーマーケティング・MimiTVの継続成長が売上総利益の大幅増加に寄与
子会社売却に伴い
単位:
ギフトEC事業は 476
連結から除外
百万円 18
416
371 378 18 361
353
57
38 319 4
17
281 15 15
260 117
21
38 43 458
16 398
356
299 321 304
221 236
200
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
マーケティング事業 インベストメント事業 ギフトEC事業
9
販売費及び一般管理費推移(四半期)
■ 第1四半期(4月~6月)の販売費及び一般管理費は272百万円(前年同期比+19.7%)
■ 前年同期・直前四半期と比較すると、新卒・中途入社に伴う人件費が増加
277 281 272
単位: 270 270 260
百万円 247
81 227 224 82 75
96 86 76
79
16 68 67 16 13
16 12 13
16 19 33 20 13
16 16
11 8 28 14 14 11 14
14 15 20 17 12
13 11
156
130 127 130 130 138 137
112 117
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
人件費 業務委託費 広告宣伝費 地代家賃 その他
10
営業利益推移(四半期)
■ 第1四半期(4月~6月)の営業利益は204百万円(前年同期比+121.3%)
■ 先行投資期ながら事業成長に伴う売上総利益の増加(前年同期比+157百万円、+49.1%)により、
大幅に増益を実現
単位:
百万円
204
129 135
101 101 100
92
10 13
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
11
通期連結業績予想に対する進捗(第 1四半期時点)
■ 通期連結業績予想に対して、売上高・各段階利益ともに想定を大幅に上回る進捗
■ 現時点では業績予想の修正は行わない
・売上高については、今後の変動要素(SNS広告の取引形態や広告主との役割分担等の変動による売上高の計上変更の
可能性)を勘案すると開示済みの業績予想よりも合理的な見積もりを算出することが困難である
・各段階利益については、新規領域への投資をさらに強化する予定のため予想を据え置きとする
<第1四半期実績・進捗率> <業績予想>
売上高 1,602百万円 42% 3,800百万円
営業利益 204百万円 51% 400百万円
経常利益 202百万円 50% 400百万円
親会社株主に帰属する
135百万円 50% 270百万円
当期純利益
0% 20% 40% 60% 80% 100%
12
今期の投資計画・内容について
■ 中期経営目標(営業利益10億円)達成に向けた先行投資を積極的に実施予定
▪XOULのユーザー集客費用
▪たいあっぷ(新規事業)のユーザー集客費用
▪MimiTVのユーザー
集客費用(約33百万円)
▪新規(ブランド・メディア開発)領域の人件費
▪事業開発費・テストマーケティング費用
200
150
単位:
百万円 90
32
1Q 2Q 3Q 4Q
(実績) (予定) (予定) (予定)
2022年3月期
※「先行投資」に含む金額の定義:
新規領域における主要な販売費及び一般管理費(人件費・広告宣伝費・業務委託費・減価償却費など)
ならびに既存領域における一過性の大型広告宣伝費 13
マーケティング事業の概要と取り組み
(マーケティングソリューション)
マーケティングソリューション領域の事業概要
■ 独自のインフルエンサーネットワークや自社メディア(MimiTV・おうちごはん)・SNSを活用した
マーケティングソリューションを美容・食カテゴリを中心としたクライアント企業に提供
マーケティングソリューション
ク
発注 情報発信
ラ インフルエンサーネットワークや自社メ
企イ ディア・SNSを活用したマーケティング
業ア ソリューションの提供
ン
ト
生
マーケティングノウハウの連携 活
者
パ 海外ブランドの輸入販売やD2Cブランド
企ー 開発、自社メディア開発
業ト
ナ製品の仕入・輸入
ー 共同開発 製品販売
情報発信
ブランド・メディア開発
15
マーケティングソリューション領域の成長戦略
■ 取引顧客数の増加とARPUの向上・提供ソリューションの進化をKSFとし、各戦略の実行により
継続的な成長を図る
KSF 戦略
▪美容・食領域への特化による専門性の向上
顧客数の増加
▪SFA/CRMツールの導入による営業活動の効率化
×
▪自社ソリューションとSNS広告の連携強化によるアップセル
ARPUの向上
▪商品・パッケージ開発やEC支援などソリューション領域の拡充
×
▪SNSプラットフォームのトレンド・変化への対応
提供ソリューションの進化 ▪自社メディア(MimiTV・おうちごはん)の成長
▪メンズ美容KOLプロダクションの立ち上げ
16
顧客業界別・粗利構成比
■ 注力する美容・食カテゴリの顧客から安定して収益を獲得しており、粗利構成比は約8割まで増加
<粗利構成比>
20%
25%
32%
38%
3% その他
12%
6% 19%
情報・通信
11%
23% 18%
食品・飲料・嗜好品
24%
58% 化粧品・トイレタリー
40% 44%
27%
2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期1Q
17
S N S広告の取扱いブランド数と強み
■ 自社メディア(MimiTV・おうちごはん)及びインフルエンサーマーケティングにおける
ソリューション連携強化に加え、特定代理店との取引増加によりSNS広告の取扱高が急増
■ 自社メディアアカウントでの広告運用とUGCの広告クリエイティブへの活用が強み
<SNS広告の取扱いブランド数> <自社メディア運用・UGCクリエイティブ>
250
200
150
100
50
0
21期1Q 21期2Q 21期3Q 21期4Q 22期1Q
18
S N Sマーケティングセミナーの開催
■ Twitter社やインフルエンサーと、最新トレンドやSNSマーケティングをテーマにしたセミナーを共催
■ 第1四半期中に4件開催し、のべ655名のマーケターが参加
美容マーケティングに関するセミナー(4月) 〈Twitter社共催〉「Twitter×食品・飲料」に関するセミナー(5月)
〈Twitter社共催〉「Twitter×美容」に関するセミナー(6月) 19
Mi mi TV 社の業績推移
■ 2019年3月期にグループ入りして以来、売上高・営業利益ともに順調に成長、
第1四半期(4月~6月)の売上高は前年同期の約1.9倍に
前年同期比
売上高 営業利益 約1.9倍
2018年5月に
グループ入り
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
20
Mi mi TV のメディア成長
■ LINEスタンプ施策の実施により、LINEアカウントのフォロワー数が4万人から350万人に増加
■ SNSアカウントの総フォロワー数は473万人に到達、引き続きSNSを活用したソリューションを提供
<LINEスタンプ施策>
YouTube LINE
31.0万人 350.7万人
SNS
Instagram 総フォロワー数 Facebook
473万人
28.0万人 22.5万人
※2021年8月時点
Twitter TikTok
35.4万人 5.4万人
21
メンズ美容KOLプロダクション
■ メンズビューティーKOLプロダクション「Soft Drink」を㈱N.D.Promotionと合同で設立
■ 拡大するメンズ美容市場で、インフルエンサー活用やコンテンツ制作などのソリューションを提供
<所属するKOLの一部>
のぼプ 黄皓
八神慶仁郎 狗井まきと 渡邉柊
22
マーケティング事業の概要と取り組み
(ブランド・メディア開発)
ブランド・メディア開発領域の事業概要
■ トレンドマーケティング及びSNSマーケティングノウハウを活用したブランド開発やメディア開発
により、新たな収益源を確立することを目指す
マーケティングソリューション
ク
発注 情報発信
ラ インフルエンサーネットワークや自社メ
企イ ディア・SNSを活用したマーケティング
業ア ソリューションの提供
ン
ト
生
マーケティングノウハウの連携 活
者
パ 海外ブランドの輸入販売やD2Cブランド
企ー 開発、自社メディア開発
業ト
ナ製品の仕入・輸入
ー 共同開発 製品販売
情報発信
ブランド・メディア開発
24
韓国コスメ「XOUL 」
■ 韓国で人気のヒト幹細胞培養液配合コスメ「XOUL(ソウル)」の日本国内での独占販売権を取得、
2020年4月よりオンラインストアでの販売を開始
<XOULとは> <ヒト幹細胞培養液とは>
韓国のクロスジェイ社が2017年より販売を開始した、ヒ 主に美容クリニックやエステサロンで使用されるように
ト幹細胞培養液を特長成分としたスキンケアブランド。 なったことから人気に火がついた美容成分で、「ヒト幹
コア商品であるシートマスクはシリーズ累計売上が170万 細胞」を培養させた後で細胞のみを除去したもの。
枚を突破するなど、韓国国内では注目ブランドとなって 幹細胞が成長する過程で栄養成分・成長因子を培養液に
いる。 残すことから様々な美容効果が期待されており、XOULで
は人間の肌に最も近い「脂肪由来」のものを使用してい
る。
25
韓国コスメ市場の拡大
■ 2010年頃から韓国コスメの人気拡大に伴い、日本への輸入が急増している
■ メイクアップ商品からスキンケア商品へと商品カテゴリ及びターゲット層も拡がりを見せている
<日本の国別化粧品輸入額の推移>
※出典:日本化粧品工業連合会「化粧品統計 化粧品の輸出入」(財務省貿易統計より作成)
26
「X O UL」の商品ラインナップ
■ ヒト幹細胞培養液を配合したシートマスク・クリームなどのスキンケア商品を6アイテム展開中
■ 2021年11月より導入美容液及びコラーゲン美容液を発売予定、マーケティング施策を本格開始
クリームマスク レイヤードクリーム スキントナー
マイクロダーマブースター
針状の天然成分「スピキュー
ル」をはじめとした角質ケア成
分に加え、ヒト幹細胞培養液や
ビタミンカプセルなど美容成分
をバランスよく配合した導入美
容液。
ピュアフェイスウォッシュジェル モイストリップバーム 60デイズサンクリーム 27
ヘルシードリンクブランド「野菜と果物とたんぱく」
■ 「筋肉食堂」を提供するTANPAC㈱と共同で、ドリンクブランド「野菜と果物とたんぱく」を開始
■ 1号店を渋谷 東急フードショー しぶちかに出店し、プロテインスムージーやジュースを販売
野菜と果物にソイプロテインをミックスした
6種のスムージーを主商品として展開
28
新規事業「たいあっぷ」の概要
■ 小説家とイラストレーターをつなぐマッチングプラットフォーム「たいあっぷ」事業の開始を決定
■ クリエイターの創作活動を支援し、より「夢ある職業」へと導くことを目指す
「たいあっぷ」のサービス概要
クリエイター同士が
「たいあっぷ」を申請
承認により
「たいあっぷ」が成立
共同制作した作品を
ユーザー向け閲覧サイトに公開
29
「たいあっぷ」の状況と今後の事業展開
■ 2021年4月のβ版公開以来、登録小説家は1037名・イラストレーターは470名となっており、
201作品が公開済(※)
■ オープン記念のコンテスト入賞の9作品は、続巻の電子書籍を2021年11月に発売予定
■ 今後は電子書籍の販売に加えキャラクターグッズ販売や漫画制作など、様々な事業を展開予定
<たいあっぷ作品>
電子書籍
キャラクターグッズ ク
リ
収益還元 エ
漫画・アニメ イ
タ
ー
販売
ユーザー
※2021年8月12日時点 30
電子書籍市場の成長
■ 紙出版物の市場が縮小する一方で電子出版物の市場は拡大中、スマホ・タブレットなどのデバイスで
電子コンテンツを楽しむユーザーは今後も増加する見通し
<日本の出版市場規模推移>
単位: 紙書籍 紙雑誌 電子コミック 電子書籍 電子雑誌
億円 20,000
105 160
178 110
228 156 130
258
1,169 290 401
1,491 321 349
15,000
1,747
2,002 2,593 3,420
7,801 7,339
10,000 6,548
5,930
5,637 5,576
5,000
7,419 7,370 7,152 6,991 6,723 6,661
0
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
※出典:出版科学研究所「出版月報 2021年1月号」 31
中期経営目標
中期経営目標(営業利益目標)
中期経営目標:2024年3月期までに営業利益10億円
1,000
単位:
百万円
2012年10月
IPO 483 457
404 400
346
198 227
159 141
28
2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2024年3月期
(業績予想) 33
中期経営目標(ブレイクダウン)
2024年3月期の営業利益10億円を目標としつつ、
新規事業であるブランド・メディア開発領域等の早期の収益化により、
目標達成の前倒し(2023年3月期での達成)を目指す
売上高 粗利 営業利益
単位: 3,300
百万円 1,000
5,800
600 200
800
457 400
2,125 40
3,800 1,780 50 145
3,333 50
800
156 28 210
468 300 605
34 2,700 469
5,000
3,450 1,865
2,831 1,597 -156 -245
2021年 2022年 2024年 2021年 2022年 2024年 2021年 2022年 2024年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
(予想) (予想) (予想)
■マーケティングソリューション領域 ■ブランド・メディア開発領域 ■インベストメント事業
※中期経営目標においては、売上高及び各段階利益にインベストメント事業分は含めていない
※粗利:売上高から売上高に紐づく変動費を差し引いた限界利益
※営業利益:全社共通費用を各領域に配分しているため、セグメント情報とは不一致 34
本資料は、業績に関する情報提供を目的としたものであり、 当社が発行す
る有価証券の投資を勧誘することを目的に作成したものではありません。
また、本資料に掲載された情報や見通しは、 資料作成時点において入手可
能な情報を基にしております。
本資料の内容には当社の判断が含まれており、情報の正確性を保証するも
のではなく、 今後様々な要因により実際の業績や結果と異なることがあり
ます。
©Trenders, Inc.
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