6067 M-インパクト 2020-02-14 16:30:00
2019年12月期通期連結業績と前期実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                        2020年2月14日
各      位
                                                        社 名 インパクトホールディングス株式会社
                                                        代 表 者 代表取締役社長   福井 康夫
                                                         (コード番号:6067 東証マザーズ)
                                                        問合せ先 代表取締役副社長       寒河江 清人
                                                         (TEL.03-5464-8321)


                    2019年12月期通期連結業績と前期実績との差異に関するお知らせ


2019 年 12 月期通期(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)の連結業績と前期実績値との差異について、下記の
通りお知らせいたします。


                                         記


1.2019 年 12 月期連結業績と前期実績との差異
                                                        親会社株主
                                                                    1株あたり
                     売上高       営業利益          経常利益       に帰属する
                                                                    当期純利益
                                                        当期純利益
     前期実績(A)           百万円       百万円           百万円          百万円         円   銭
     2018 年 12 月期      6,277       406          405           330       66.85
     当期実績(B)
                       7,909       514         △306        △1,589    △288.62
     2019 年 12 月期
     増減額(B-A)          1,632       108         △711        △1,919           ―
     増減率(%)             26.0      26.6              ―          ―            ―



2.差異が生じた理由
     HR ソリューション事業において、既存事業における受注件数増に加え、M&Aにより子会社化した株式会社伸
 和企画の販路拡大及びグループ会社間での営業シナジー効果により売上高は順調に推移し、更に IoT ソリューシ
 ョン事業において、株式会社 impactTV で現在集中的に取り組んでいる飲食・小売店舗向けオンライン型サイネー
 ジに加え、美容室・ネイルサロン等を媒体とする広告事業者向けインフラ型オンラインサイネージの受注の増加
 により、売上高・営業利益とも前期と比較して大幅に増加しました。
     しかしながら、第2四半期連結会計期間においてインドにおけるコンビニエンスストア事業おいて共同出資に
 より設立した持分法適用関連会社である Coffee Day Consultancy Services Limited に対する投資持分のうち、
 のれん相当額である 807,897 千円を持分法による投資損失として計上したこと等により経常利益は前期比大幅減
 益となり、更に第2四半期連結会計期間に、インドにおけるコンビニエンスストア事業の共同出資パートナー企
 業である Coffee Day Global Limited(以下、「CDGL」という)への貸付債権 1,121,144 千円に対して全額貸倒引
 当金を設定し繰入額として計上したこと等により親会社株主に帰属する当期純利益においても前期比大幅減益と
 なりました。
     2019 年8月 14 日付けで開示した「2019 年 12 月期第 2 四半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書提出に
    関するお知らせ」のとおり、CDGL の親会社でありコンビニエンスストア事業の共同出資パートナー企業である
    Coffee Day Enterprises Limited の創業会長であるシッダールタ氏が急逝した際、生前書簡に記した『最高経営
    者兼財務責任者として決裁した各金融取引』のうち急逝したことにより社内共有されていない事項について、決
算を確定させるために速やかに明らかにし、改めて社内共有する必要が生じたため、第三者機関に調査に入りま
したが、現時点においても調査は継続中であり、CDGL への貸付債権の回収可能性評価に必要となる CDGL の財務情
報を入手出来ておりません。
 また、2019 年 12 月 23 日付で開示した「インド共同出資パートナー企業への貸付金の回収交渉の開始に関する
お知らせ」のとおり、貸倒引当金 1,121 百万円、持分法投資損失 807 百万円の計上により低下した自己資本比率
を改善させるべく、当社が CDGL へ貸付けている 1,121 百万円については回収し、貸付債権全額に相当する貸倒引
当金の戻し入れについて監査法人アリアと協議すべく、貸付先である CDGL と貸付債権の回収についての交渉を開
始し、現在も継続して交渉を行っております。


                                                      以   上