6067 M-インパクト 2019-08-09 20:20:00
2019年12月期 第2四半期決算についてのお知らせ [pdf]

                                                                              2019年8月9日
各     位
                                                       会 社 名 インパクトホールディングス株式会社
                                                      代 表 者    代表取締役社長      福井 康夫
                                                           (コード番号:6067 東証マザーズ)
                                                       問合せ先    代表取締役副社長        寒河江 清人
                                                           (TEL.03-5464-8321)


                          2019年12月期 第2四半期決算についてのお知らせ




    当社はインドでのコンビニエンスストア事業の展開に向けて 2019 年 4 月 8 日に Coffee Day Enterprise Limited(以下、
「CDEL」社といいます)及び Coffee Day Global Limited(以下、
                                            「CDGL 社」といいます)と締 結した株主間契約に基づき
CDEL 社と CDGL 社が設立した Coffee Day Cosultancy Services Private Limited(以 下、
                                                                      「CDCSPL」社といいます)社に投資
し、CDCSPL 社の 49%分の株式を 1,500 万米ドル(日本円換算で 1,675 百万円 1米ドル 111.67 円で計算)で引き受けを行い
ました。それに伴い、コンビニエンスストア事業に必要な 運転資金 1,000 万米ドル(日本円換算で 1,116 百万円 1米ドル
111.67 円で計算)を ECB ローンにて CDGL 社に融資いたしました。


    上記スキームの下、8 月 1 日の第 1 号店のプレオープンに向け、開店準備を進めていたところ、7 月 29 日に CDEL 社の創業
会長であるシッダールタ氏が行方不明となり、7 月 31 日に Netravati 川でシッダールタ氏のご遺体が発見された旨の報告が
ございました。死因に関しては、明確ではありませんが、現地メディアによればシッダールタ氏が個人的に巨額の負債を負っ
ており、債権者からのプレッシャーによる影響で自殺した可能性が高いとのことでした。


    そのような状況下、弊社にて第 2 四半期決算を行なうにあたり、資産に計上している CDGL 社への貸付金について回収可能
性を評価するため、CDGL 社の財務状況を確認すべく、CDGL 社に対して直近期の決算関係資料の開示を求めたところ、シッダ
ールタ氏の自殺に起因してアーストアンドヤングが企業資産の実在性を調査する事態が生じたため、調査が終了するまでは財
務情報について一切開示できないとの回答があり、開示を拒否されました。


    その後、CDGL 社とは何度も交渉を重ね、決算の開示を求めましたが残念ながら応じてもらうことはできなかったため、当
社会計監査人である東陽監査法人より現時点においては、第 2 四半期決算における四半期レビューについての結論の表明がで
きないとの報告を受けております。


    当社は、CDGL 社及び CDCSPL 社の 6 月 30 日付の銀行残高証明を入手しており、6 月末時点では上述の投資と貸付金に相当す
る 2,500 万ドルの銀行預金残高が存在していたことを確認しており、本日開示した 2019 年 12 月期第 2 四半期決算の数値は、
当社からの投資及び貸付金の回収可能性に疑義がないことを前提として作成しておりますが、今後、決算資料等が開示され手
続きを実施した結果、回収可能性に疑義が生じ評価損の計上が必要になる可能性があることをお知らせいたします。




                                                                                    以   上