6067 M-インパクト 2020-11-13 15:30:00
2020年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上 場 会 社 名 インパクトホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6067 URL https://impact-h.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福井 康夫
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部長 (氏名) 佐藤 圭介 (TEL) 03 (5464)8321
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 7,586 39.0 537 106.8 368 - 216 -
2019年12月期第3四半期 5,455 24.1 260 6.2 △550 - △1,766 -
(注) 包括利益 2020年12月期第3四半期 148百万円( -%) 2019年12月期第3四半期 △1,846百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 35.02 32.87
2019年12月期第3四半期 △330.99 -
(注)前四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、
1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 7,425 2,278 30.2
2019年12月期 5,516 1,597 28.2
(参考) 自己資本 2020年12月期第3四半期 2,246百万円 2019年12月期 1,560百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 ― 7.50 ― 0.00 7.50
2020年12月期 ― 0.00 ―
2020年12月期(予想) ― ―
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2020年12月期の配当予想額については、未定です。
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属す 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
る当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 10,000 26.4 1,000 94.3 - - - - -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細につきましては、本日(2020年11月13日)公表いたしました「2020年12月期通期業績予想の公表に関するお知
らせ」をご覧ください。
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※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 1社 (社名)ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社 除外 ―社
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 6,333,094株 2019年12月期 6,001,094株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 100,391株 2019年12月期 100,308株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 6,190,131株 2019年12月期3Q 5,335,818株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………4
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………4
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………5
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ………………………………………………6
(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ……………………………6
(2)追加情報 ………………………………………………………………………………6
3.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………9
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………9
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………10
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………11
(追加情報) ……………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………12
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続き、厳しい状況となり
ました。直近では、外出自粛の緩和や、政府による給付金の実施などの経済再生に向けた消費喚起施策により、一時的
に個人消費がプラスに転じているものの、いまなお先行き不透明な状況が続いております。
このような経済環境の中、当社は「売場を元気に、日本を元気に、そして世界を元気に!」という事業コンセプトの
もと、HR (Human Resources) ソリューション・IoT (Internet of Things)ソリューション・MR
(Marketing Research)ソリューションの3セグメント構成で店頭販促事業を推進していくとともに、インドでのコ
ンビニエンスストア事業の展開により新たな需要を創造していくことで、更なる企業価値の向上に努めております。
以下、具体的にセグメント別経営状況について説明いたします。
(HRソリューション事業)
HRソリューション事業では、消費財メーカー向けにラウンダー(店頭へのルート営業代行業務)や推奨販売(店頭
での試飲試食販売員の派遣業務)をはじめとしたフィールド(店頭)業務を年間120万件という国内最大級の規模で実施
しております。
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き一部小売業で新型コロナウイルス感染拡大を懸念した店頭販売員の
配置を自粛する動きあり、それに伴い試飲・試食等の推奨販売サービスが売上高・営業利益とも減少したものの、一方
で、販促物・什器製作や、それを設置し魅力ある売場を創造するためのラウンダーサービスがウィズコロナ時代のニュ
ーノーマル販促として大きく需要を伸ばしたことにより、売上高・営業利益とも増加しました。また、第2四半期より
損益計算書への業績取込を開始したジェイエムエス・ユナイテッド株式会社については、主力サービスであるコールセ
ンター・デバッグの需要が堅調に推移しました。この結果、売上高は5,473,892千円(前年同期比59.3%増)、セグメン
ト利益は495,136千円(同53.6%増)となりました。
(IoTソリューション事業)
IoTソリューション事業では、消費財メーカーをはじめ飲食・小売・サービス業向けに小型デジタルサイネージを
年間約20万台提供しており、高付加価値商材であるPISTA(フィールド・トラッキング・ソリューション)をローンチし
たことで、オンライン化によるコンテンツ自動更新や人感センサー・顔認識エンジンを活用した店頭棚前顧客情報取得
の流れを加速させております。これにより筐体販売だけでなく、オンライン利用料やASPサービス利用料などのストック
収益を見込めるビジネスモデルを推進しております。
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き試飲・試食等の店頭推奨販売サービスの代替商材として、テレワー
ク運用中においても遠隔地から店頭の映像コンテンツを切り替えられるオンラインデジタルサイネージを導入推進する
消費財メーカーの需要や、エレベーター内・美容室座席前等を広告媒体とする広告事業者向けカスタマイズ版オンライ
ンサイネージシステムの需要を大きく取り込んだことにより、売上高・営業利益とも増加しました。この結果、売上高
は1,356,412千円(前年同期比18.3%増)、セグメント利益は315,819千円(同36.3%増)となりました。
(MRソリューション事業)
MRソリューション事業では、消費財メーカーをはじめ学術機関・飲食・小売・サービス業向けに総合マーケティン
グリサーチサービスを年間約10万件提供しております。主に、現場スタッフのCS(顧客満足度)・ES(従業員満足度)
向上を目的とする覆面調査、店頭オペレーション改善等のための研修プログラム提供、内部監査代行としてのコンプラ
イアンス調査、ウィズコロナ時代にマッチした非接触型サンプリング「買いタメ」やホームユーステストなど、リアル
店舗の課題抽出から課題解決までを網羅するリサーチメニューの展開を推進しております。
当第3四半期連結累計期間においては、消費財メーカー・学術機関向けのマーケティングリサーチサービスは堅調に
推移したものの、新型コロナウイルス感染拡大による外食産業停滞や小売業の営業時間短縮等の影響を受け、リアル店
舗を調査対象とする覆面調査大型スポット案件の実施が第4四半期以降へ延期となり、売上高・営業利益とも減少しまし
た。この結果、売上高は784,001千円(前年同期比12.2%減)、セグメント利益は115,852千円(同48.9%減)となりまし
た。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は7,586,708千円(前年同期比39.0%増)、営業利益は537,919
千円(同106.8%増)、経常利益は368,066円(前年同期は△550,764千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
216,804千円(前年同期は△1,766,142千円)となりました。
なお、当第3四半期累計期間において営業外費用に休業手当105,013千円を計上しております。これは、新型コロナウ
イルスの感染拡大により、当社及び一部のグループ会社において従業員に対して一時的に休業を行い、雇用の維持を図
ることを目的として休業手当の支給を行ったためであります。
本件による当社の業績に与える影響は軽微でありますが、今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせ
いたします。
セグメントの業績は次のとおりであります。
売上高(千円) 前期比(%) 営業利益(千円) 前期比(%)
HRソリューション事業 5,473,892 59.3 495,136 53.6
IoTソリューション事業 1,356,412 18.3 315,819 36.3
MRソリューション事業 784,001 △12.2 115,852 △48.9
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して1,908,873千円増加し、7,425,372千
円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して1,586,206千円増加し、5,364,580千円となりました。これは主にジェイ
エムエス・ユナイテッド株式会社の連結開始及びグループの資金調達等により現金及び預金が1,364,967千円増加し
たことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して322,667千円増加し、2,060,791円となりました。これは主にジェイエム
エス・ユナイテッド株式会社の連結開始による固定資産の増加532,820千円、O&H株式売却等による関係会社株式の
減少146,153千円によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して1,228,277千円増加し、5,146,858千円
となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して450,127千円増加し、2,327,403千円となりました。これは主に1年内返
済予定の長期借入金の増加332,178千円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して778,151千円増加し、2,819,455千円となりました。これは主に長期借入
金の増加718,740千円によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して680,596千円増加し、2,278,513千円
となりました。これは主に新株予約権の行使による資本金269,004千円、資本剰余金269,004千円の増加、四半期純利
益による利益剰余金215,082千円の増加によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は中期経営計画として、2023年12月期に売上高18,000百万円、営業利益2,000百万円とすることを掲げておりま
す。これを実現するため、既存事業の収益基盤拡大のみならず、新規事業についても積極的に取り組んでおります。
2020年12月期の連結業績予想につきまして、インドでのコンビニエンスストア事業の成長の予見が困難であるため、
また、新型コロナウイルス感染拡大による当社業績への影響について合理的な算定が困難であるため公表しておりま
せんでしたが、新型コロナウィルスの当社グループにおける国内外の事業への影響についてある程度合理的に見積も
ることが可能となったため、現時点で入手可能な情報をもとに算定いたしました。
詳細につきましては、本日(2020年11月13日)公表いたしました「2020年12月期通期業績予想の公表に関するお知
らせ」をご参照ください。
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(2)追加情報
該当事項はありません。
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
3.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,474,668 2,839,635
受取手形及び売掛金(純額) 1,659,975 1,757,230
商品及び製品 334,711 342,372
仕掛品 42,480 50,533
その他 266,538 374,808
流動資産合計 3,778,374 5,364,580
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 143,799 240,749
機械装置及び運搬具 14,523 833,019
土地 60 60
その他 157,403 271,826
減価償却累計額及び減損損失累計額 △212,865 △936,767
有形固定資産合計 102,920 408,889
無形固定資産
のれん 277,442 253,545
その他 76,146 186,352
無形固定資産合計 353,589 439,898
投資その他の資産
投資有価証券 109,027 108,958
関係会社株式 989,872 843,719
その他(純額) 182,714 259,326
投資その他の資産合計 1,281,614 1,212,004
固定資産合計 1,738,124 2,060,791
資産合計 5,516,499 7,425,372
負債の部
流動負債
買掛金 209,225 136,937
短期借入金 321,667 393,167
1年内返済予定の長期借入金 607,384 939,562
未払法人税等 144,453 94,111
ポイント引当金 1,974 1,837
株主優待引当金 12,131 -
その他 580,441 761,787
流動負債合計 1,877,276 2,327,403
固定負債
長期借入金 1,960,172 2,678,912
繰延税金負債 88 15,235
その他 81,043 125,307
固定負債合計 2,041,304 2,819,455
負債合計 3,918,581 5,146,858
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,056,517 1,325,521
資本剰余金 1,270,264 1,539,527
利益剰余金 △607,142 △392,060
自己株式 △90,004 △90,199
株主資本合計 1,629,634 2,382,789
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,374 1,639
為替換算調整勘定 △71,987 △137,589
その他の包括利益累計額合計 △69,612 △135,949
新株予約権 2,693 2,088
非支配株主持分 35,202 29,586
純資産合計 1,597,917 2,278,513
負債純資産合計 5,516,499 7,425,372
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 5,455,340 7,586,708
売上原価 3,503,359 5,088,690
売上総利益 1,951,981 2,498,017
販売費及び一般管理費 1,691,968 1,960,098
営業利益 260,013 537,919
営業外収益
受取利息 12,299 1,067
受取配当金 1,435 6
助成金収入 570 75,398
受取手数料 2,196 -
その他 1,740 6,435
営業外収益合計 18,241 82,906
営業外費用
支払利息 14,234 19,597
休業手当 - 105,013
支払手数料 - 31,000
為替差損 405 1,317
持分法による投資損失 811,905 80,177
その他 2,473 15,652
営業外費用合計 829,019 252,759
経常利益又は経常損失(△) △550,764 368,066
特別利益
関係会社株式売却益 - 4,723
事業譲渡益 - 4,757
負ののれん発生益 14,445 42,445
その他 - 18
特別利益合計 14,445 51,944
特別損失
固定資産除却損 0 0
固定資産売却損 - 100
貸倒引当金繰入額 1,121,144 -
特別損失合計 1,121,144 100
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△1,657,462 419,910
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 106,685 151,351
法人税等調整額 9,243 53,595
法人税等合計 115,929 204,946
四半期純利益又は四半期純損失(△) △1,773,392 214,964
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△7,249 △1,840
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△1,766,142 216,804
に帰属する四半期純損失(△)
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △1,773,392 214,964
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,806 △735
為替換算調整勘定 △1,850 373
持分法適用会社に対する持分相当額 △69,757 △65,975
その他の包括利益合計 △73,414 △66,337
四半期包括利益 △1,846,807 148,626
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,839,557 150,466
非支配株主に係る四半期包括利益 △7,249 △1,840
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の権利行使により、資本金が269,004千円、資本準備金が
269,004千円増加しました。この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が1,325,521千円、資本剰余
金が1,539,527千円となっております。
(追加情報)
(重要な投融資に係る評価について)
当社は、前連結会計年度の2019年4月8日開催の取締役会において、インドでのコンビニエンスストア事業を
展開するため、ボンベイ証券取引所(BSE)、インド国立証券取引所(NSE)に株式上場しているCoffee Day
Enterprises Limited(以下、CDEL)とその子会社であるCoffee Day Global Limited(以下、CDGL)との間で共同出
資を行うための株主間契約を締結することを決議し、同日付で契約を締結しました。当該契約に基づき当社はJV
会社であるCoffee Day Consultancy Services Private Limited(以下、CDCSPL)の49%の出資を引受け、2019年5
月7日付で1,710,532千円の出資を完了しており、CDCSPLを持分法適用関連会社に含めております。また、コンビ
ニエンスストア事業の運転資金に投下するための資金として、CDGLとの間で総額15百万USDの対外商業借入融資契
約(ECB Facility Agreement)を締結し、10百万USD(1,122,144千円)の貸付を実行しました。
しかし、2019年7月末に、当社グループが最も信頼を寄せていた共同出資パートナー企業であるCDELの創業会
長であるシッダールタ氏が、突然逝去されました。CDELでは、2019年8月から、シッダールタ氏が生前書簡に記し
た最高経営者兼財務責任者として決裁した金融取引等について第三者機関による調査を開始し、CDEL及びその子
会社の財務情報の外部への提供について制限しておりました。
CDELは、この第三者機関による調査を開始してから約1年経過した2020年7月24 日付で、インド中央調査局
の元副監査官であった Ashok Kumar Malhotra 氏率いる第三者機関による調査結果を公表しました。
当社は、この公表を受け、CDELに対し、調査結果の詳細を明らかにするよう請求し、CDCSPL のコンビニエン
スストア事業に対する影響の確認を進めており、貸付先CDGLや持分法適用関連会社CDCSPL及びその子会社Coffee
Day Econ Private Limited(以下、CDEPLという)の財務情報の詳細の提供についても現在も確認中です。
上記状況を踏まえ、当社では、本件投融資の評価については、前連結会計年度からの以下、①、②の従前の会
計処理を継続しております。
当社と致しましては、コンビニエンスストア事業の継続を確実なものにすべく、今後も継続してインド事業の
情報収集に努め、当社の顧問弁護士と共に今後の対応策を検討し、これらインド事業の投融資の管理を徹底して
まいります。
① CDGLに対する貸付債権の評価等について
CDGLへの貸付債権1,121百万円につきましては、前連結会計年度の第2四半期連結会計期間に、貸付債権全額
に相当する1,121百万円に貸倒引当金を計上しており、当該貸付債権の表示については、投資その他の資産のその
他(純額)に含めております。当社ではCDELグループのこのような状況を踏まえ、貸付債権の早期回収により貸
倒引当金の戻入を実現し財務健全性の改善を図るべく、CDELグループとの回収交渉を進めております。
なお、当該貸付契約につきましては、第3四半期連結会計期間末で、CDGLに対し未実行の貸出コミットメント
5百万USDを有しますが、調査結果も踏まえ、今後、追加の貸出は実施しない方針です。
② 持分法適用関連会社CDCSPLに対する投資の会計処理について
持分法適用関連会社CDCSPLに対する投資持分のうち、のれん相当額である807百万円につきましては、前連結
会計年度の第2四半期連結会計期間に、持分法による投資損失として営業外費用に計上しており、第3四半期連
結会計期間末の持分法適用後投資簿価(関係会社株式)は、816百万円となっております。持分法適用に際して
は、CDCSPL及びCDEPLから入手し得た情報により、持分法会計をしております。
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
HRソリュ IoTソリュ MRソリュ 調整額 損益計算書
ーション ーション ーション事 計 (注1) 計上額
事業 事業 業 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 3,433,159 1,129,043 893,137 5,455,340 ― 5,455,340
セグメント間の内部
1,309 17,015 565 18,890 △18,890 ―
売上高又は振替高
計 3,434,468 1,146,059 893,703 5,474,231 △18,890 5,455,340
セグメント利益 322,379 231,731 226,615 780,726 △520,713 260,013
(注) 1.セグメント利益の調整額△520,713千円は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であり、主に報
告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
第1四半期連結会計期間において、株式会社伸和企画の全株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、前連結
会計年度の末日に比べ「HRソリューション事業」のセグメント資産が479,911千円増加しております。
第2四半期連結会計期間において、株式会社RJCリサーチの全株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、前連
結会計年度の末日に比べ「MRソリューション事業」のセグメント資産が430,541千円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「MRソリューション事業」において、株式会社RJCリサーチの株式取得による子会社化に伴い、のれんが発生し
ております。当該事象によるのれんの増加額は、当第3四半期連結累計期間において271,269千円であります。
(重要な負ののれんの発生益)
第1四半期連結会計期間において、「HRソリューション事業」において、株式会社伸和企画の株式取得による
子会社化に伴い、負ののれんが発生しております。これに伴い、負ののれん発生益14,445千円を特別利益として計
上しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
HRソリュ IoTソリュ MRソリュ 調整額 損益計算書
ーション ーション ーション事 計 (注1) 計上額
事業 事業 業 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 5,465,004 1,342,284 779,419 7,586,708 ― 7,586,708
セグメント間の内部
8,887 14,128 4,582 27,598 △27,598 ―
売上高又は振替高
計 5,473,892 1,356,412 784,001 7,614,306 △27,598 7,586,708
セグメント利益 495,136 315,819 115,852 926,808 △388,889 537,919
(注) 1.セグメント利益の調整額388,889千円は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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インパクトホールディングス株式会社(6067) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
第1四半期連結会計期間において、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社の全株式を取得し連結の範囲
に含めたことにより、前連結会計年度の末日に比べ「HRソリューション事業」のセグメント資産が
2,246,789千円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(重要な負ののれんの発生益)
「HRソリューション事業」において、連結子会社であるジェイエムエス・ユナイテッド株式会社の株式
取得による子会社化に伴い、負ののれんが発生しております。これに伴い、負ののれん発生益42,445千円を
特別利益として計上しております。
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