6063 J-EAJ 2020-11-12 15:05:00
2020年12月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
EAJ
2020年 第3四半期 業績のご報告
日本エマージェンシーアシスタンス株式会社
Emergency Assistance Japan (EAJ)
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当社事業
事 業 展開する主なサービス概要
海外旅行保険付帯の 海外旅行保険加入者の海外渡航中、在住中に発生する医療・非医療の保険
医療アシスタンス 事故に対してアシスタンスサービスを提供
アシスタンスサービス
企業や官公庁等の海外在勤者や海外出張者に対して、医療アシスタンスサー
法人向け ビスを提供、企業等の海外リスク対応を支援。また、海外での身体的・社会
アシスタンスサービス 的不穏(セキュリティ)リスクの管理及びセキュリティ危機対応のためのサー
ビスを主として企業向けに提供
学校向け医療 海外留学する学生に対して、現地での医療アシスタンスサービスを提供、
アシスタンスサービス 学校の留学安全対策を支援
救急救命 救急救命士・看護師を活用した国内外での健康危機管理、エマージェン
シー対応、救助・救急などのサービスを提供
アシスタンスサービス
国際医療コーディネート 日本での高度医療や健康診断の受診を希望する外国人に一連のコーディネー
トサービスを提供。また、日本医療の海外への進出支援も実施
サービス
病気や怪我で治療が必要となった訪日外国人や在留外国人に対して医療ア
訪日在日外国人向け シスタンスサービスを提供。また、医療機関等に対して、外国人患者をス
緊急対応型アシスタンスサービス ムーズに受け入れ安全な医療提供ができるようサポート
クレジットカード会員向け ハイエンドクレジットカード会員に対して、主に海外でのコンシェルジュ
ライフアシスタンス
サービスを提供
コンシェルジュサービス
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EAJのネットワーク
⚫ 6ヶ国に海外センターを配置 ( 米国、中国、タイ、シンガポール、英国 、カナダ )
⚫ 拠点数は全世界で12カ所、グループ要員数は340名(※非正社員を含む)
⚫ 世界各国で提携関係にある約15,500件の医療機関と約3,100件の海外プロバイダーを活用し
サービスを提供
アジア地域
医療機関:4,036件
プロバイダー:1,085件
欧州地域
医療機関:3,140件 北米地域
プロバイダー:826件 医療機関:3,179件
プロバイダー:238件
中東地域 日本
医療機関:343件 医療機関:2,528件
プロバイダー:137件 プロバイダー:411件
アフリカ地域
医療機関:720件 大洋州地域
プロバイダー:150件 医療機関:508件 中南米地域
プロバイダー:98件 医療機関:1,048件
プロバイダー:150件
※プロバイダーとは、当社がアシスタンス業務において協力を依頼する機関を指します。
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決算業績サマリー
売上高 1,791百万円(前年同期: 2,203百万円)
営業利益 45百万円(前年同期: 13百万円)
経常利益 35百万円(前年同期: 16百万円)
当期純利益 23百万円(前年同期: 8百万円)
●売上高は、1,791百万円と前年同期を18.7%下回った。
➢ 医療アシスタンス事業の売上高は前年比24.5%減となった。
1) 海外旅行保険の付帯サービスは、COVID‐19の感染拡大の影響が甚大で、前年比売上減となった。
2) 大学向けアシスタンスサービスは、留学中止によるキャンセルがあり、前年比売上大幅減となった。
3) 外国人患者受入の医療ツーリズムもCOVID‐19の感染拡大の影響が甚大で、前年比売上大幅減となった。
4) 法人との直接アシスタンスサービスの業績は堅調に推移した。
5) 新規国内外公募案件の獲得に取り組んだ。
➢ ライフアシスタンス事業の売上高は前年比6.9%増となった。
堅実なサービス提供が評価され前年度中に既存取引先から新規業務を受託でき、売上高が増加した。
●営業利益は、45百万円 (前年比247.4%増)となった。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で減少した業務量に合わせて従業員の休業を導入し、コスト抑制した。
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セグメント別業績ハイライト
⚫ 医療アシスタンス事業はほぼ全ての事業においてCOVID‐19の感染拡大の影響を大きく受け、
減収・減益となった。
⚫ ライフアシスタンス事業は、前年度に既存顧客からの受託業務数が増加したため、増収となっ
た。業務量に応じたコストコントロールに努めた結果、前年同期を上回る利益となった。
前年同期 当期実績
売上高 利益 売上高 利益
医療アシスタンス事業 1,797 234 1,356 99
ライフアシスタンス事業 406 88 434 191
調整額※ ‐ △310 ‐ △245
セグメント合計 2,203 13 1,791 45
※ 調整額とは、各報告セグメントに配分していない全社費用のこと。
※ セグメント利益の合計額は連結損益計算書の営業利益と一致している。
(単位:百万円)
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当第3四半期決算連結貸借対照表
(単位:百万円)
2019期末 (構成比) 第3Q末 (構成比)
資産合計 2,647 (100%) 2,515 (100%) 資産
- 年度をまたいだプロジェクトが完了し
流動資産 2,315 2,236 たことにより、仕掛品が減少した。
- サービス提供機会が減少したため、売
固定資産 331 279 掛金及び立替金が減少した。
負債合計 1,770 (67%) 1,638 (65%) 負債
- 短期借入金が増加した。
流動負債 1,691 1,576
純資産
固定負債 78 61 - 当四半期純利益の計上結果、利益剰余
金が増加した。
純資産合計 876 (33%) 876 (35%)
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海外出国者・入国者数の推移
⚫ 2020年第3四半期は、新型コロナウイルス感染症の拡大により世界各国の往来が
封鎖された状況下であり、海外出国者数・訪日外客数ともにほぼゼロのままである。
(単位:千人)
3,500
3,000
訪日外客者数
2,500
2,000 出国者数
1,500
1,000
500
0
出典:日本政府観光局(JNTO) 6
海外旅行保険付帯サービスの提供機会が激減
⚫ 海外旅行保険付帯のアシスタンスサービスは、2月以降、提供対象が海外現地に留
まっている日本人に対してのみに限られてしまっており、サービスの提供機会が激
減し、売上高が前期比で大きく減少している。
海外旅行保険付帯医療アシスタンス売上推移
※2017年第1Q の売上高を100%とした場合
120%
100%
2020年第3Qは
80% 売上減少が継続。
60%
40%
20%
0%
7
医療ツーリズムも売上が大幅に減少
⚫ 医療ツーリズム売上は、COVID‐19の感染拡大防止のために日本国が海外から
の渡航が封鎖された2月以降サービス提供機会がなくなっており、今後の再開に
向け、国内医療機関とのネットワーク活動の強化等を行っている。
⚫ COVID‐19の感染拡大への対応が早期に徹底された中国からの患者受入の再開
を期し、当社中国オフィスでの営業活動、WeChat等のSNSツールによる広告
宣伝も強化中。
350% 医療ツーリズム売上推移 ※2017年第1Qの売上高を100%とした場合
※渡航準備や情報提供等サービスの売上を含む
300%
250%
200%
150%
100%
50%
0%
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法人売上は堅調に推移
⚫ 企業の海外進出に伴う安全配慮義務などの海外危機管理の必要性の高まりと、
まさしく今直面する新型コロナウイルス感染症対策、進出再開への準備のための
ニーズから、法人アシスタンス売上は堅調に推移している。
⚫ 海外拠点(当社の海外センター)の当社社員が現地医療事情に精通していることや、
有事の際に医師や看護師を現地に手配する医療搬送ができることも当社の強みであ
る。
新型コロナ対策サービスが好評 「EAJプロジェクトアシスト」を民間企業に提供
新型コロナ対策 緊急相談窓口
新型コロナ対策 緊急相談窓口
新型コロナ対策 緊急相談窓口
全ての海外進出企業より相談を受け付けます
企業の駐在員や出張者の退避帰国時に、滞在国の移動規制、 救急救命士・看護師が現場プラント、僻地サイトに常駐して現地
航空便の減便・運休状況、空港での検疫措置、移動手段制限 医療体制を構築し、緊急時の救急対応と健康管理および傷害発生
等の情報を踏まえたアドバイスを提供。 の未然防止を推進するサービス。
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セキュリティ・アシスタンスは堅調
⚫ 企業の海外進出が加速する中、企業に求められる安全・危機管理対策は重要性を増して
おり、海外出張者のみならず、現地赴任者についても本社主導による安全配慮義務の履
行が必要となっている。
⚫ EAJセキュリティアシスタンスプログラムは、アンビルグループの基盤を活用してサー
ビスを提供。
当社のセキュリティ・アシスタンスサービス
①24時間365日の日本語対応のセキュリティホットライン
②セキュリティ・リスク情報配信
③セキュリティ専門家によるアドバイス
④臨時危険情報提供
⑤暴動、テロ、政変の際の緊急退避(※)
⑥誘拐対応(※)
※サービス提供には実費と手数料が発生します。
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緊急対応型医療アシスタンスについて
● 訪日・在日外国人患者へのサービス提供の拡大に向け、多言語対応の新組織を
2019年度に構築。今年度も、厚生労働省及び大阪府より、外国人診療に関す
る相談窓口事業を前期より継続して受託している。
● COVID-19関連事業への取り組み
➢ 厚生労働省より、『新型コロナウイルス感染症対応に必要な外国人の適
切な医療機関受診⽅法等の周知推進事業』を受注。
➢ 提携医療機関(小石川インターナショナルクリニック)と連携し、
医療アシスタンス法人契約企業等のニーズに応えて、PCR検査、
抗原検査、抗体検査等を実施中。
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EAJ ビジネスの強み
⚫サービス品質の高さ
強みの源泉 複数の言語を話すことができ、保険と医療に詳しいスタッフによるサービス
を提供。医療搬送は日本人顧問医師が判断し、専門の医療チームにより遂行。
きめ細かい『ジャパン・クオリティ』を徹底する。
⚫高い新規参入障壁
新規参入時には、医療機関ネットワーク網の構築と、バイリンガルのコーディ
ネーター等優秀な人材の獲得・教育が必要である。
⚫国際医療搬送などの専門性を持ち、医療アシスタンスの全領域をカバー
優位性 海外で病気や怪我をした患者様からの電話の受付、医療機関紹介から搬送まで
をワンストップで実施する会社は日本企業では当社だけである。
⚫インバウンド(外国人患者受入)事業のリーディングカンパニ―
外国人患者受入で業界でも主導的地位を保持し(医療滞在ビザ身元保証機関登
録第1号)、医療渡航支援企業に国内で初めて認証される。また、厚生労働省
「医療機関における外国人対応に資する夜間・休日ワンストップ窓口事業」の
実施事業者に選定され、訪日・在日外国人患者への医療提供のための体制づく
りを牽引するポジションにある。
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アシスタンスを通じて、お客様が安心して新しい世界へ踏
み出していただけるようにする。
それがEAJのミッションです。
「アシスタンスでお客様の世界を広げる」
日本エマージェンシーアシスタンス株式会社
本説明資料に含まれる将来の見通しに関する部分は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実
性を含んでおります。それらの不確実性には、業界ならびに市場の状況、金利、為替変動、国内外の事業に影響を与える政府の法規制といった国内及び国際的な経済
状況などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通
し情報」の更新・修正をおこなう義務を負うものではありません。
また、当資料は投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定はご自身の判断において行われるようお願いいたします。
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