2020年10月期
決算説明資料
東証マザーズ 6049
2020年12月
※ 本資料に含まれる数値、指標は、当社の経営成績及び財政状態に関して、適切な理解を促進することを目的とし
て開示しており、すべての数値、指標が監査法人による監査又はレビューの対象ではない点にご留意ください。
2020年10月期
業績概要
2
2020年10月期 業績概要
・第2四半期、第3四半期は新型コロナウイルスの影響を受けたものの
各事業ともに4月に底打ちし、2020年7月半ばから明らかな回復傾向を示し
第4四半期は前年同期を上回り推移し、2020年9月発表の業績予想に概ね沿って着地。
・株式会社センジュののれんを特別損失として計上したことで、純利益は前年と比べて減少。
(単位:百万円)
2020年10月期 2020年10月期
業績予想※ 実績
達成率 YoY
売上高 3,800 3,862 101.6% -11.9%
営業利益 1,100 1,140 103.6% -20.6%
経常利益 1,100 1,146 104.2% -20.3%
当期純利益 270 317 117.4% -65.5%
※ 2020年9月に発表した「2020年10月期通期個別業績予想」
3
2020年10月期トピックス
▶ 新型コロナウイルスの影響は2020年4月に底を打ち
7月半ばからは明らかな回復傾向を示し
第3四半期(5月~7月)に回復。
第4四半期(8月~10月)は前年同期実績を上回り
教育メディアサービスの売上高は通期で38.6億円※で着地。
▷ 塾ナビ・その他民間教育領域
新型コロナウイルスの影響は4月に底を打ち、第4四半期(8月~10月)は
全ての月で前年同月実績を上回る。
特に8月は学校の夏休み開始時期のずれに伴い
例年6月~7月に発生する夏期講習ニーズがずれこんだことにより
前年同月実績を大きく上回る。(P.8、9にて後述)
▷ みんなの学校情報
最注力領域である専門学校領域は堅調に成長し、ユーザー数はYoY+37%
新型コロナウイルスの影響によりオンラインによる集客の重要性のさらなる
高まりや、イベントにおける広告予算のWEBへの移行の加速等を背景に
有料掲載学校数が通期計画である300校を大幅に超え、350校で着地。
※ 2019年11月1日に株式会社センジュを完全子会社化したことに伴い、2020年10月期より株式会社センジュ所有のメディアも教育メディアサービスに含めております。 4
教育メディアサービス 売上高推移
第2四半期、第3四半期は新型コロナウイルスの影響を受けたものの
各事業ともに4月に底打ちし、2020年7月半ばから明らかな回復傾向を示し
第4四半期は前年同期を上回り推移。
1,230 (百万円)
1,196 1,203
1,112
1,009
966 973
934
905
918
876
771
741 735 734
664
633
551 556
502
430 445
340
317
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2015年10月期 2016年10月期 2017年10月期 2018年10月期 2019年10月期 2020年10月期
※ 2019年11月1日に株式会社センジュを完全子会社化したことに伴い、2020年10月期より株式会社センジュ所有のメディアも教育メディアサービスに含めております。 5
教育メディアサービスユーザー数 推移
新型コロナウイルスの影響は4月に底を打ち、7月半ばからは明らかな回復傾向を示し
第3四半期(5月~7月 )に10.2%だった前年同期比成長率が
第4四半期(8月~10月 )は24.6%へ伸長。
(万UU)
1,706
1,588 1,595
1,620
1,480
1,333
1,300
1,185
1,090 1,109
909
812
741 716
653
556
462 484
416
318 320
276 273
205
133 136 154
98
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2014年10月期 2015年10月期 2016年10月期 2017年10月期 2018年10月期 2019年10月期 2020年10月期
※ UU:各四半期における、弊社教育メディアの月間ユーザーの平均数値
2019年11月1日に株式会社センジュを完全子会社化したことに伴い、2020年10月期より株式会社センジュ所有のメディアも教育メディアサービスに含めております。 6
2020年10月期第4四半期における
新型コロナウイルスの影響
7
『塾ナビ』新型コロナウイルスの影響
・第4四半期(8月~10月)は全ての月において前年同月実績を上回り推移。
・学校の夏休み開始時期のずれに伴い、例年6月~7月に発生する夏期講習ニーズが
8月にずれこんだことにより、8月は前年同月実績を大きく上回る。
─ 『塾ナビ』売上高 前年同期比 推移 ─
YoY±0%
11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
・例年8月は閑散期であるが、2020年10月期は学校の夏休み開始時期のずれに伴い、
例年6月~7月に発生する夏期講習ニーズが8月にずれこんだことにより
前年同月実績を大きく上回る。
第4四半期の状況 ・夏期講習ニーズが収まった9月、10月も前年同月実績を上回る。
・有料掲載教室数増加。チラシ広告予算のWEBへの移行が加速。
・緊急事態宣言期間中に抑圧された学習ニーズの揺り戻しが
年内は継続する見込み。
今後の見通し
・2021年10月期は、新型コロナウイルス流行前の成長トレンドへ戻る見込み。
8
その他民間教育メディア 新型コロナウイルスの影響
・第4四半期(8月~10月)は全ての月において前年同月実績を上回り推移。
・学校の夏休み開始時期のずれに伴い、例年6月~7月に発生する夏期講習ニーズが
8月にずれこんだことにより、8月は前年同月実績を大きく上回る。
─ 『家庭教師比較ネット』売上高 前年同期比 推移 ─
YoY±0%
11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
・例年8月は閑散期であるが、2020年10月期は学校の夏休み開始時期の
家庭教師 ずれに伴い、例年6月~7月に発生する夏期講習ニーズが8月にずれ
こんだことにより前年同月実績を大きく上回る。
第4四半期の状況
・新型コロナウイルスの影響をほぼ受けることなく、
医学部 ユーザー数の拡大、有料掲載予備校数の増加により、
資料請求数が前年同月実績を大きく上回る。
家庭教師 ・2021年10 月期は、新型コロナウイルス流行前の成長トレンドへ戻る見込み。
今後の見通し
医学部 ・計画通り堅調に推移する見込み。
9
※その他民間教育領域メディアにおいては『家庭教師比較ネット』が収益の大半を占めるため、グラフは『家庭教師比較ネット』のデータを使用しています
『みんなの学校情報』新型コロナウイルスの影響
・注力している専門学校領域における資料請求件数が増加し、好調に推移。
・新型コロナウイルスの影響が追い風となり、専門学校の有料契約学校数が
通期計画である300校を大幅に超え、350校まで増加。
─ 『みんなの学校情報』専門学校領域 資料請求件数 前年同期比 推移 ─
YoY±0%
11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
・専門学校の有料契約学校数は350校まで増加し、通期計画を大幅超過
イベント等オフライン広告予算のWEBへの転換が加速。
・サイト改善及びプロモーション施策も計画通り進み、
専門学校
5月~10月の累計で資料請求件数が大幅に増加。
第4四半期の状況 ・9月、10月の前年同月比の低下は、5月~8月に授業以外の活動が
制限されたことにより、資料請求が前倒しされたことが要因と想定。
幼稚園 中学校 ・ユーザー数は回復したものの、アドネットワーク広告の
小学校 高校 クリック単価の低下は継続。
専門学校 ・下半期(5月~10月 )の状況が継続し、売上高拡大の見込み。
今後の見通し ・アドネットワーク広告主のコスト抑制傾向の継続により
幼稚園 中学校
アドネットワーク広告のクリック単価が低下。
小学校 高校
・単価の上昇は見込まずユーザー数の拡大と共に売上高拡大の見込み。 10
2023年までの成長戦略
11
2023年までの事業別成長戦略方針
① 既存事業を安定成長させフリーキャッシュフローを生み出す。
② 2020年10月期まで投資をしてきた投資事業にて大きな成長を目指す。
③ 買収事業でもこれまで『塾ナビ』などで成功した施策を導入しさらなる成長を目指す。
2020年-23年
売上高年平均成長率
領域 メディア
+10%~
① 既存事業 +2~5%
注力領域
② 投資事業 +30%~50%
③ 買収事業 +20~30%
12
① 既存事業を成長させる
(STARS から CASH COW)
13
2023年までの成長戦略『塾ナビ』
① 新型コロナウイルスの影響は2020年7月に回復。
② 2021年10月期は新型コロナウイルスの影響を受ける前の2019年10月期と比較してもプラス成長の計画。
③ 2022年10月期以降の売上高は2~5%の安定成長を見込む。
④ 利益重視の事業運営により、安定的にキャッシュフローを生み出す事業へ。
(百万円)
売上高推移 ③ (百万円)
営業利益推移
3,500 1,800
②
④
3,000 ①
1,300
2,500
2,000 800
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
当期 当期 14
② 投資事業を成長させる
(QUESTION MARKS から STARS)
15
2023年までの成長戦略『みんなの学校情報』
① 口コミを増やすことにより、ユーザー数とページビュー数を伸ばす。
② 成長余地の大きい専門学校領域に注力。(P.18~21にて後述)
③ 専門学校領域以外においては、ユーザー数の増加に伴いアドネットワークの売上高拡大。
中学校高校領域での有料掲載を獲得することで収益拡大。
売上高推移 営業利益推移
(百万円) (百万円)
900 専門学校領域
300
200
②
450
100
専門学校以外の
領域
(アドネット 2018年 2019年 2020年
ワーク等) 10月期 10月期 10月期
0
2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期
③
-100
0
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
-200
当期 当期 16
『みんなの学校情報』 事業方針
全
体
方 口コミを増やすことにより、ユーザー数と
針 ページビュー数を伸ばす
幼稚園
・ユーザー数の増加に伴い、
小学校 アドネットワークの売上高拡大
領 中学校 ・中学校高校領域での有料掲載を獲得することで
域 高校
さらに収益拡大
別
方 大学 他媒体への送客強化による収益拡大
針 今期注力カテゴリ
有料掲載学校数及び資料請求数の増加による収益拡大
専門学校
詳細は後述(P.18~21参照)
17
2023年までの成長戦略『みんなの専門学校情報』
2020年10月期の売上高を3年間で10倍にする計画に向け
下記4つのKPIをそれぞれ達成させる。
2020年10月期 2023年10月期
実績 計画
売上高 0.4 億円
4 億円
資料請求件数※1 5 万件 20 万件
① 年間ユーザー数 500 万UU 900 万UU
② CVR※2 0.4 % 0.72 %
3.1 件/人
③ 一人当たりの
平均資料請求件数 2.5 件/人
④ 有料掲載学校数 350 校 1,100 校
※1 有料掲載学校への資料請求件数と無料掲載学校への資料請求件数の合計値になります。
※2 CVR:Conversion Rateを略したもので、サイトのユーザー数のうち、コンバージョン(資料請求)に至った割合を示しています。
18
2023年10月期に売上高を10倍にするためのKPI①
① 年間ユーザー数 500万UU ⇒ 900万UU
過去4年、口コミ増加によりユーザー数は3年間で3倍以上に成長。
900
今後も口コミ増加により、これまでと同じトレンドでの成長を目指す。
(万UU)
800
700
600
500
400
300
200
100
0
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
当期 19
2023年10月期に売上高を10倍にするためのKPI②③
② CVR 0.4% ⇒ 0.72%
③ 一人当たり平均資料請求件数 2.5件 ⇒ 3.1件
・ABテストを継続、UI/UXを改善することで数値向上を見込む。
・資料請求可能学校数を増加することで数値向上を見込む。
平均資料請求件数(左軸) CVR(右軸)
3.5 0.75%
(件)
3
2.5
0.50%
2
1.5
0.25%
1
0.5
0 0.00%
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
当期 20
2023年10月期に売上高を10倍にするためのKPI④
④ 有料契約学校数 350校⇒1,100校
・資料請求件数増加 ⇒ 入学人数増加 ⇒ 有料契約学校数増加 という流れが確立されており
2019年10月期の資料請求件数1.5万件により、2020年10月期に有料契約学校350校へ増加。
・2020年10月期は5万件の資料請求が発生。2021年は有料契約学校600校への増加を目指す。
毎年1月~10月 毎年11月~12月頃 毎年4月
資料請求件数増加 入学人数確定 有料契約学校数増加
資料請求件数(左軸) 有料契約学校数(右軸)
(万件) (校)
20 1,200
800
10
400
0 0
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
当期 21
③ 買収事業を成長させる
(QUESTION MARKS から STARS)
22
2023年までの成長戦略『医学部予備校ガイド』『コドモブースター』
① 2018年9月に『医学部予備校ガイド』買収後、『塾ナビ』で効果のあった施策を導入し成長を実現。
② 2020年10月期は新型コロナウイルスの影響を受けるも順調に成長。
③ 『コドモブースター』においても『塾ナビ』で効果のあった施策を導入し、成長を見込む。
(百万円) (百万円)
300
売上高推移 300
売上高推移
200 200
③
②
100 100
①
0 0
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
当期 当期 23
2018年~23年 教育メディア売上高/営業利益推移
6,000 2,500
売上高推移 営業利益推移
(百万円) (百万円)
5,000
2,000
4,000
1,500
3,000
1,000
2,000
500
1,000
0 0
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期 10月期
24
教育業界における広告市場
① 学習塾予備校・家庭教師領域、② 学校教育領域、③ その他民間教育領域において
更なるシェアの拡大を狙う。
① ② ③
学習塾予備校
家庭教師領域 学校教育領域 その他
民間教育領域
※各図の大きさは、実際の売上規模を正確に反映しているわけではありません。
25
2021年10月期 計画
① 全事業において新型コロナウイルスの影響からは回復。
② 『塾ナビ』 『 みんなの学校情報 』 をはじめ全事業において事業の成長を見込む。
③ 引き続き教育に関連する事業の M&A においても積極的に行う。
(単位:百万円)
2020年10月期 2021年10月期
実績 計画 YoY
売上高 3,862 4,620 +19.6%
営業利益 1,140 1,520 +33.3%
経常利益 1,146 1,520 +32.5%
当期純利益 317 978 +208.0%
26
APPENDIX
27
『専門学校領域』に関する前提情報
・約260億円程度の広告宣伝費市場※が存在
・全国に約3,000校ある専門学校の内、約1,400校がターゲット
・生徒集めが非常に重要。専門学校を検討するユーザーは
市場/顧客
15歳~18歳の若者であり、専門学校はWEB広告に積極的
・WEB以外の広告手法として合同説明会などのイベントがあるが
新型コロナウイルスの影響により縮小傾向
・主要メディア内で唯一口コミが掲載されているメディアであり
ユーザー数拡大中
自社 ・『塾ナビ』等と同様、資料請求に対する成果報酬モデル
・無料掲載契約を締結後、資料請求の実績が出た後に
有料掲載契約を締結
・主要な競合他社は10社程度
競合
・口コミを掲載している主要な競合は不在
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※ 公益社団法人 東京都専修学校各種学校協会『平成28年度 専修学校教育白書』のデータ及び専門学校へのヒアリングを元に当社作成
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料並びに情報は、いわゆる「見通
し情報」(forward-looking statements)を含みます。
これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定
に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を
招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状
況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な
経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、
当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正をおこ
なう義務を負うものではありません。
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