6047 Gunosy 2020-01-15 09:00:00
(訂正)「2020年5月期 第2四半期決算説明資料」の一部訂正に関するお知らせ [pdf]
2020 年1月 15 日
各 位
会 社 名 株式会社 Gunosy
代 表 者 名 代表取締役 竹谷 祐哉
最高経営責任者
(コード番号:6047 東証第一部)
問 合 せ 先 取締役 間庭 裕喜
最高財務責任者
(TEL. 03-6455-4560)
(訂正)「2020 年5月期 第2四半期決算説明資料」の一部訂正に関するお知らせ
2020 年1月 14 日に公表しました「2020 年5月期 第2四半期決算説明資料」の記載内容の一部
に訂正を要する箇所がありましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.訂正理由
「2020 年5月期 第2四半期決算説明資料」の記載に誤りがあったため、訂正するものです。
2.訂正内容(下線部分は訂正箇所を示しております。
)
11 ページ 「コスト構造の推移」 2020 年5月期 Q2 数値訂正
<訂正前> 人件費 502 百万円
その他 1,028 百万円
<訂正後> 人件費 526 百万円
その他 1,003 百万円
また、訂正後の「2020 年5月期 第2四半期決算説明資料」を添付いたします。
以 上
2020年5月期 第2四半期決算説明資料
株式会社 Gunosy
東 証 一 部 (証券コード:6047)
2020年1月14日
INDEX
Financial Results for FY2020 Q2
1
2020年5月期 第2四半期 決算の概要 P 3
FY2020 Outlook
2
2020年5月期 業績予想 P 12
Business Overview by Division
3
各事業の概況 P 14
Growth strategy of Gunosy Tech Lab
4 Gunosy Tech Labの成長戦略 P 25
APPENDIX
5 参考資料:(株)Gunosyの概要 P 32
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
Financial Results for FY2020 Q2
1
2020年5月期 第2四半期 決算の概要
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
ハイライト❶ 2020年5月期(上期)サマリー
1 上期連結売上高は75.8億円、営業利益は1.56億円と業績予想通りの着地。
(2019年10月公表の修正後業績予想)
2 上期広告宣伝費は17.4億円と過去最高の投資水準を継続。(前上期は10.3億円)
3 主要3メディアのMAUは順調に成長、ADNWは過去最高の四半期売上高を達成。
4 MAUの成長に見合う、収益基盤の盤石化が課題。
5 Gunosy Tech Lab:業界大手プラットフォーマーとの共同プロジェクト始動。
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 4
ハイライト❷ 戦略的投資の成果と下期課題
戦略的投資の結果、ユーザー基盤は再成長。2020年5月期下期は、「広告単価の回復」に
フォーカスし、広告主拡充を通じた収益基盤の盤石化により、トップラインの底上げを実現する。
グノシーの「imp数・広告単価 」の推移
積極投資の結果、imp数が想定以上の再成長。
説明
その影響で一時的に広告単価*が下落。
imp数
当社の収益構造における重要指標
広告単価
300 POINT 10,000
財務
数値 売上高
7,500
200
5,000 1 2
ユーザー側 広告主側
100
KPI
2,500 MAU/
imp数 単価 社数
DAU
0 0
積極的な投資により、
下期 上期 下期 上期 1 判定: MAU、DAU、imp数は顕著に増加
2018年 2019年 2020年
広告主の拡充を通じた、
5月期 5月期 5月期 2 判定: 収益基盤の盤石化が課題
* eCPM(クリック型課金の売上についてもCPMに換算して集計した単価)を使用
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 5
ハイライト❸ 広告単価の回復に向けて
広告単価回復の基本方針
現状のMAU規模下では、従来施策(営業効率を重視した既存得意先の深耕)のみでは不十分。
新規顧客・休眠顧客の獲得を通じた入札環境の活性化により広告単価の回復を実現する。
これまで・これからの戦略 取り組む施策
これまでの戦略 これからの戦略
1 MAによる顧客発掘強化
(マーケティングオートメーション)
Gunosyメディアで高い 既存得意先の予算消化率は維持 有望顧客を逃さない体制作りへの投資を実施
運用効果となる広告主の 新規(休眠)広告主の獲得を強化
予算消化率向上を優先 し、入札環境を活性化させる
2 広告テクノロジーの強化
自社開発の自動入札機能「UOP」を全面適用
新規(休眠)顧客の運用効果改善に向けた
機能アップグレードにも着手
拡大
新規顧客 休眠顧客
消化
消化 予算
予算 3 新商品の拡販強化
動画広告やアンケートなどの新商品をフックに
新規(休眠)顧客に提案
休眠顧客 新規顧客
Gunosyメディアでの
既存の得意先
運用効果が高い広告主
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 6
ハイライト❹ 戦略的投資以降の営業利益の推移
2020年5月期下期は、広告主拡充によるマネタイズ強化と、広告宣伝への投資水準のコントロールの
結果、業績予想を達成する水準の営業利益を見込む。
「再成長のための投資」を実施 現在:
発表:2019年5月期第3四半期決算説明資料 2020年5月期 第2四半期決算説明資料
2019年5月期 2020年5月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
徐々に広告費を
戦略的投資前 戦略的投資によるMAU・DAU拡大 コントロール
営業利益 POINT
(百万円) 以下2点を通じ、
1,523 業績予想達成を見込む
❶広告主の拡充
❷投資水準の抑制
777 816
184
上期 下期 上期 下期
(予測)
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 7
2020年5月期 第2四半期連結業績
上期は2019年10月に公表した業績予想通り着地。子会社不調の影響がありながらも、
単体業績が想定以上に推移し、上期YonYは増収達成。
(百万円)
四半期 上期
2019年5月期 2020年5月期 2019年5月期 2020年5月期 2020年5月期
YonY 業績予想比
Q2 Q2 上期業績 上期業績(予想) 上期業績(実績)
売上高 3,840 3,705 96.5% 7,541 7,579 7,585 100.1%
営業利益 731 △75 - 1,524 160 156 98.0%
営業利益率 19.1% △2.0% - 20.2% 2.1% 2.1% -
経常利益 728 △86 - 1,520 117 131 112.8%
親会社株主に帰属
する当期純利益 972 △67 - 1,517 110 127 116.3%
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 8
アクティブユーザー数(MAU)*
MAU全体はYonYで30%増加し、Q1に引き続き過去最高値を更新。
「グノシー」のMAUが引き続き好調。積極的な広告宣伝への投資の効果が顕在化している。
YonY
+30%
POINT
グノシーのMAUが続伸。
引き続き最高値更新!
POINT
LUCRA
ニュースパス
グノシー
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2016年5月期 2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
*「グノシー」、「ニュースパス」、「LUCRA」のMAU(Monthly Active User)の各四半期平均
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 9
売上高構成
*1
Gunosy AdsはYonY増収達成。ADNWは、時事要因等の一時的な上振れもあり、
四半期売上高は、過去最高。売上全体のYonY減収は広告子会社の売上減少による。
(百万円)
4,500
その他 178
254 334 19
ゲームエイト 136 280
ADNW 54 223 240
*2 206 232
Gunosy Ads 256
234
190
3,000
158 1,357
2 148 1,422 1,236 1,480
1,459
1,205 1,143
16 12 5 90
75 980 1,097
49 62 815
39 625
610 606
1,500
466
1,960 2,030 2,119 1,964
1,871 1,935 1,894
1,505 1,585 1,541
1,283 1,300 1,411
1,175
0
△7
△38
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
*1 「Gunosy Ads」、「ADNW」、「ゲームエイト」は単体での数値。内部取引高調整は「その他」に含む
*2 Gunosy Adsは「グノシー」、「ニュースパス」および「LUCRA」の合計
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 10
コスト構造の推移
2019年5月期Q3以降はクーポン訴求のための「広告宣伝費」を積極投入。
人件費・サーバー費用は新規事業の仕込みによる影響もあり、前期よりも高水準で推移。その他の
主な増減は、ADNW売上高が過去最高となったことに伴う「アドネットワーク原価」の増加。
POINT
(百万円)
FY2019Q3以降広告宣伝費を積極投下
3,781
連結ベース 3,646
FY2019 Q2 FY2020 Q2
3,388
5.3億円 9.1億円 3,109
3,307
1,003 その他
2,908 1,092
3,000
2,753
1,160
1,055 22 ライブ動画制作費用
911
806 19
2,313
2,198 678
41 16
917 広告宣伝費 POINT
1,997 39
822
547 40
104
489
1,686 539 777 637
1,582 447 493 72 地代家賃
1,517 588 51
1,435 54 51
1,500 389 504 55 526 人件費
314
336
562 55 414 55 526
278 547 54
420 507
55 396 102 456 146 サーバー費用
494 460 352 103 157
471 390 55
336 131
92 109
56 55 55 315 60
70
80
262 274 293 55
251 988 1,047 977 1,091 アドネットワーク原価
43 47 48
782 838 814 884
44 574 693
308 411 413 439
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
Section 1 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 11
FY2020 Outlook
2
2020年5月期 業績予想
Section 2 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
2020年5月期 業績予想
2020年5月期通期業績予想は据え置き。
下期は広告主の拡充によるトップライン拡大と、広告宣伝への投資水準のコントロールにより、
業績予想通りの着地を見込む。
(百万円)
上期業績予想 通期業績予想
2020年5月期
上期 2019/10/15 2020年5月期
進捗率 進捗率
修正予想 通期業績予想
売上高 7,585 7,579 100.1% 17,054 44.5%
営業利益 156 160 98.0% 1,000 15.7%
営業利益率 2.1% 2.1% - 5.9% -
経常利益 131 117 112.8% 960 13.7%
親会社株主に帰属
する当期純利益 127 110 116.3% 565 22.6%
Section 2 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 13
Business Overview by Division
3
各事業の概況
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
事業別サマリー
• 「グノシー」「ニュースパス」「LUCRA」は、
MAUの積み上がりが引き続き好調。
メディア事業
• クーポンなどオトクを軸にした訴求や、
動画を始めとしたエンタメコンテンツの充実で更なる成長を図る。
P16 〜 P20
• ADNWは過去最高の四半期売上達成。
• 既存子会社2社(digwell, VIDPOOL)は横ばい。中長期的な目線での
広告事業 業績回復施策を検討中。ゲームエイトはQ3より業績回復を見込む。
• 株式会社サニーサイドアップとの共同出資で新子会社Grillを設立。
P21 〜 P23 リサーチ・動画マーケティング事業を展開。
• 着実に投資先を選定、投資を実行。
投資事業 • インドの少額デジタル融資プラットフォームを提供する
GaragePreneurs Internetに出資。
P24
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 15
メディア事業 グノシー
新規クーポンブランドの拡充のほか、グノシー限定クーポンの配信により、
独自のオトクな体験を提供。当期Q2よりクーポンインサーション広告も開始しマネタイズ面も強化。
1 グノシー限定クーポンの実施 2 クーポンタブでマネタイズ開始
■「クーポンインサーション」
■くら寿司キャンペーン
2019年9月3日配信開始
2019年11月16日〜2019年12月30日
■銀だこキャンペーン クーポンユーザーに対する
最適な広告配信の
2019年11月25日〜2019年12月12日
実現を目指す。
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 16
メディア事業 グノシー
「AbemaTV」とパートナーシップを締結。動画コンテンツの拡充によるエンタメ訴求を強化。
また、新メニュー「Gunosyリサーチ」により広告効果の明瞭化を推進。
3 AbemaTVとのパートナーシップ 4 「Gunosyリサーチ」ブランドリフト調査の展開
速報ニュース連携、AbemaPrime同時配信、AbemaTIMES記事配信、 従来のオンライン効果指標では計測できなかった認知度、
グノシーQコンテンツ提供、など包括的な取り組みを開始。 メッセージ想起、好意度、購入意向等のブランドリフト調査を展開。
ユーザーにとって有益なコンテンツの配信を順次行っていく予定。 好意度等数値の上昇が確認された事例も多く、
ブランディング広告利用の促進と合わせて取り組んでいく予定。
【認知度調査】
記事に関するご感想
100%
80%
○○についてどれくらい
知っていますか?
60%
よく知っている
40%
ある程度知っている
20%
分からない
0%
全くわからない
非接触者 接触者
全く知らない 35% 20%
分からない 30% 10%
ある程度知っている 18% 42%
よく知っている 17% 28%
※数字はサンプルで入れております
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 17
メディア事業 ニュースパス
2020年5月期 Q1に1,000万ダウンロードを突破後も、順調にDL数・MAUを積み上げる。更なる成長
に向け「TBS NEWS」を筆頭とした動画コンテンツの強化、プレゼントキャンペーンを実施。
MAU・DL数の推移 初の24時間ストリーミング配信開始
ニュースパスのダウンロード数が
1,000万DL突破
5,000,000 12,000,000
4,500,000
10,000,000
4,000,000
3,500,000
24時間インターネットニュースチャンネル
「TBS NEWS」と連携
8,000,000
3,000,000
2,500,000 6,000,000
プレゼントキャンペーンの実施(Q3)
MAU
DL
2,000,000
4,000,000
1,500,000
1,000,000
2,000,000
500,000
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年 年末年始キャンペーンとして、5万円分のクーポンなど、
5月期 豪華プレゼントが抽選で当たるキャンペーンを実施
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 18
メディア事業 LUCRA
引き続きユーザー獲得投資を抑えているが、MAU・ダウンロード数は堅実に進捗。
足元では、プレゼントキャンペーンの実施など、オトクな情報の配信を強化。
MAU・DL数の推移 「3LDK」5,000万再生突破
LUCRAのダウンロード数が
800万DL突破
2,000,000 9,000,000
1,800,000
8,000,000 「恋愛リアリティー」×「マネーゲーム」
1,600,000
新感覚バラエティ番組「3LDK」
7,000,000
プレゼントキャンペーンの実施(Q3)
1,400,000
6,000,000
1,200,000
MAU
5,000,000
1,000,000
DL 4,000,000
毎日
リッチな
800,000
600,000
3,000,000
体験
2,000,000
400,000
1,000,000
毎日
オトクな
200,000
0 0
情報
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年5月期 2019年5月期 2020年 クリスマスキャンペーンとして、
5月期
化粧品やコンビニスイーツなど
バラエティに富んだ
様々な景品が抽選で当たるキャンペーンを実施
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 19
メディア事業 ゲームエイト
2020年5月期 Q1に続き、Q2は業績回復の準備期間。
Q3では大型タイトルのリリースにあわせ業績回復の見込。再成長期に向けた仕込みとして、
直近でM&Aを実施の他、海外での成長可能性を検討中。
業績推移 *
成長持続のための施策
2020年3月期Q2の業績
業績回復の状況
売上高 240 百万円
営業利益 50 百万円 足元で大型タイトルのPVが好調。
成長フェーズ 投資期 回復期 再成長期
再成長期に向けて
300,000,000
(百万円) 大型タイトル
256 リリース
売上 営業利益 232 234 240
223
隣接領域で事業展開を行う
250,000,000
206
大型
190
200,000,000
タイト
ル Smarprise社をM&A(2019年12月16日リリース)
158
148 両社のノウハウ・顧客接点を
統合し成長を狙う。
大型
111 116
150,000,000
タイト
90 91 95 ル 再成長
80
71 大型
100,000,000
57 54 50 タイト
英語版サイトの試験運用を開始。
ル
17
50,000,000
海外展開の可能性を検討。
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2020年3月期
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 Q3以降
* 単体決算数値(連結調整前)
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 20
広告事業 アドネットワークの状況
imp・CPM共に好調であり、売上高は過去最高を更新。広告表示単価(CPM*)は引き続き高水準
を維持。広告在庫(imp) は時事要因等の一時的な影響もあり、2020年5月期 Q1からの大幅増を達成。
imp数・CPMの推移
FY2020Q2
imp過去最高
(百万 imp)
60,000 ¥40
¥36.84
imp CPM ¥35.75
¥29.06
¥31.33
¥29.71 ¥29.98
45,000
¥30.70 ¥30.70
¥25.10
30,000 ¥20
¥21.10 50,988
¥19.50 ¥19.80
¥18.40 43,325
¥16.90 38,610 39,585 39,529 38,872 40,900
38,390
41,138
36,330
33,680
15,000 30,788 30,142
27,348
0 ¥0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
* CPM:Cost Per Mille。広告1,000回表示あたりの単価
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 21
広告事業 子会社(digwell・VIDPOOL)
・digwellは、2020年3月期 Q1に引き続き、急激な市場環境の変化を受けた影響で減収減益。
アプリ向け広告事業への注力を進め、中長期的な業績回復を見込む。
・VIDPOOLは、サイバーエージェント向けメディアレップ事業に注力。
単月黒字のキープを目標としながら、動画アドネットワーク市場の立ち上がりに備える。
成果報酬型広告サービス 動画アドネットワークサービス
売上高推移 売上高推移
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 22
広告事業 新子会社「Grill」の設立
2019年10月に、株式会社サニーサイドアップ(SSU)との合弁会社(JV)を設立。 SSUの企画力と、
Gunosyのデータ分析力を組み合わせ、新たな価値を付加したリサーチ・動画マーケティング事
業の普及・拡大を図る。
展開する事業
1 マーケティングリサーチ事業
データ分析・ 企画力と
マーケティング力 コミュニケーション
ノウハウ Gunosyが保有するユーザー基盤や消費者
データを活用したリサーチを実施し、
企業のマーケティング活動をサポート
出資比率:65% 出資比率:35%
2 動画マーケティング事業
情報キュレーションサービスを提供する グノシーや各種SNS上の動画制作や
Gunosy の「データ力」と 配信を実施し、企業のマーケティング
マーケティングコミュニケーション会社である
活動をサポート
SSU の「企画力」でより価値の高い情報を
的確に生活者に届けることを目指し設立。
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 23
投資事業 Gunosy Capital
インドで若者向け少額デジタル融資サービス「slice」を展開するGaragePreneurs Internetに投資。
(2019年10月発表)
会社名 GaragePreneurs Internet Pvt Ltd.
本社 インド カルナータカ州、バンガロール
代表者 Rajan Bajaj
設立 2015年6月
2019年10月8日 少額デジタル融資・信用決済・
プレスリリース画像 事業内容
クレジットカード発行サービス
プレスリリース:https://gunosy.co.jp/news/192
Section 3 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 24
Growth strategy of Gunosy Tech Lab
4
Gunosy Tech Labの成長戦略
Section 4 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
「Gunosy Tech Lab」の概要
2019年1月に示した中長期ビジョンに沿い、単なるスマホメディア企業としての未来ではなく、
IoTや5Gが発展する近未来に向けて、更なるデータ活用の促進と情報推薦を研究する専門組織
として設立。研究成果を、自社サービスでの実装、外部企業への提供(サービス化)、
論文発表などでアウトプット。
研究成果の 研究成果の
自社サービス 応用・実装 発表
学会/国際会議
T e c h L a b
データ活用の促進と情報推薦を 東京大学大学院 *1
鳥海不二夫准教授
研究する専門組織 豊橋技術科学大学 *2
吉田光男助教
研究成果の 研究の
応用・実装 成果の応用・実装 推進
外部連携サービス 大学と共同研究
新規協業発表!
詳細:P30 研究開発
技術のサービス化 論文・発表
サービスの 共有による
外部企業(ToB) 提供 育成
大学での講義
プレスリリース:https://gunosy.co.jp/news/161
*1:東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻鳥海不二夫准教授
*2:豊橋技術科学大学計算社会科学吉田光男助教
Section 4 (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 26
「Gunosy Tech Lab」の沿革と今後の方針
当社メディアで培ったアルゴリズムを基軸とし、SaaSモデル等での技術提供を実施。
メディア領域に限らず、当社の強みである技術の収益化機会を拡大する。
当社関連メディアでの 研究開発活動と研究 外部企業に対するツール
保有技術の収益化
アルゴリズム開発 コミュニティへの発信 (アルゴリズム)提供
2012年〜 2016年1月 2020年以降
自社メディアでの活用 研究開発と外部発信 外部企業に対する提供 外部提供による収益化
グノシー を始めとするメディ 創業以来、学会への参加や KDDI株式会社と これまで培ってきた技術力と
アアプリを運営する中で、 スポンサー活動を実施。 ニュースパスで業務提携を 事業ノウハウを軸に、
独自のアルゴリズムの開発と 近年は、研究開発チームを 開始し、大手キャリアとの メディア領域に限らない
運営実績を蓄積。 立ち上げ、活動を強化。 盤石な事業体制を構築。 新たな収益の獲得を狙う。
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「Gunosy Tech Lab」の特徴
メディアアプリ及びアドネットワークを運営する中で培った、獲得済みの技術・事業運営に関する
ノウハウを強みとすることで、成功確度の高いサービスの展開を図る。
最適なコンテンツ配信(アプリ内の行動ログを活用した
アルゴリズムの構築・ ニュース推薦等)や、効果的なユーザー獲得(データを用
1
データ計測に基づく改善 いて最適化した広告クリエイティブ選定等)の探求で得た、
メディアにとどまらない普遍的な技術ノウハウ
大規模サービス/プラットフォームを運営する
大規模サービス/プラット
2 上で生じる各種課題の解決、サービスの
フォームの開発・運用能力 マネタイズなどの事業運営ノウハウ
大企業との協業による 「ニュースパス」「LUCRA」の運営で培った、
3
価値創造実績 大手企業×ベンチャー企業の協業ノウハウ
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事業モデル
プラットフォーマー及び広告主として活動してきた経験をベースに、Gunosy Tech Labの
技術提供によって、世の中のプロバイダ・プラットフォーマーが抱える情報課題を解決する。
入稿のデジタル化 AIによるパーソナライゼーション
情報 情報
プラット
プロバイダ ユーザー
フォーマー
データのフィードバック
プロバイダ プラットフォーマー
• コンテンツの価値を正しく認識できていない • 効率よくコンテンツを配信したい
課題 • 入稿のデジタル化・自動化が進んでいない • APP化を推進したい
• メディアや広告系のプラットフォーマーとの
• 自動化、仕組化、デジタル化の推進を望むメ
ターゲット ディア、広告主、メーカーなど
案件を組成済
• 今後、メディア業界以外も視野
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現在取り組んでいる企業様
現在、以下の「大手プラットフォーマー」との協業を推進。
「プロバイダ」に対するソリューション事例も進行中。
プラットフォーマー
KDDI株式会社と共同で開発した 近日リリース
ニュースパスは、当社として
初めて外部企業に対し、 現在複数社と水面下で
KDDI株式会社 技術提供をした案件となる。 協業を推進中。
プラットフォーマー
プラット
プロバイダ
フォーマー
デジタルテクノロジーの力で広
告取引の非効率を可視化・効率
化することにより、広告業界に
株式会社博報堂DY
メディアパートナーズ 眠る潜在需要を活性化する。
New
2019年12月19日リリース
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成長イメージ
当初はメディア・広告領域のプロバイダ・プラットフォーマーに対するソリューション提供を
中心に事業基盤を構築し、その後、他の業界への展開を通じた事業拡大を図る。
今後
その他、 展開を模索
メディア/広告領域以外への展開
案件数:非メディア領域の各社…
規模感:随時見積
プラットフォーマー向け
案件数:数社(KDDI㈱、㈱博報堂DYメディアパートナーズ…)
現
規模感:事業提携等を含む個別大規模ソリューション 在
進
捗
中
プロバイダ向け
案件数:数十社〜
規模感:標準化されたソリューション提供
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APPENDIX
5
参考資料:(株)Gunosyの概要
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成長加速のための投資フェーズ
2021年5月期の大幅増益を目標に、引き続き2020年5月期は「成長加速のための投資フェーズ」とし
「グノシー」に積極的に投資を実施し、中長期的な成長と利益を実現する。
また、成長加速のための投資を重要視しながらも、資本効率を高め、株主価値向上を図るため、
株主還元施策の実施を検討する。
2018年5月期 2019年5月期 2020年5月期 2021年5月期
(実績) (実績) (業績予想) (参考)
(百万円)
売上高 21,000+α
営業利益
17,054
15,017
11,201
3,000+α
2,302
1,938
増益
減益 1,000
成長加速
成長加速のための投資フェーズ フェーズ
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成長を実現するための広告宣伝計画
当社の基幹事業である「グノシー」を中心に、テレビCMやインターネット広告を活用し、
積極的な広告宣伝への投資を実施。投下額は2020年5月期に38.8億円まで拡大予定も、
2021年5月期には2019年5月期に近い水準に戻す計画。投資対効果をモニタリングしながら、
コントロールする。
2019年5月期 2020年5月期 2021年5月期
(実績) (業績予想) (参考)
グノシー
その他
広告宣伝費
投下総額 24.4億円 38.8億円 2019/5期に近い
水準に
対売上比率 16% 23%
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当社の概要
基礎情報
・会社名 株式会社Gunosy ・役員 :代表取締役CEO 竹谷 祐哉
・代表者 竹谷 祐哉 :取締役COO 長島 徹弥
・創業 2012年11月14日 :取締役CFO 間庭 裕喜
・決算期 5月 :取締役CDO 大曽根 圭輔
・資本金 4,068百万円(2019年11月末現在) :取締役 木村 新司
・証券コード 6047(東証一部) :取締役(社外) 神山 隆
・監査法人 EY新日本有限責任監査法人 :取締役(社外) 冨塚 優
・従業員数 223名 :取締役(社外) 眞下 弘和
(2019年11月末現在 連結ベース)
・所在地 東京都港区赤坂1-12-32
アーク森ビル :監査役 石橋 雅和
・事業内容 情報キュレーションサービス :監査役(社外) 清水 健次
その他メディアの開発及び運営 :監査役(社外) 柏木 登
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免責事項
本資料に含まれている将来の見通しに関する記述は、本資料作成時点において
入手可能な情報を基にした判断及び仮定に基づいて作成されたものであり、その正確性を保
証するものではありません。また、本資料には独立した公認会計士
または監査法人による監査を受けていない財務数値が含まれています。
実際の業績は、これらの判断及び仮定に含まれる様々な不確定要素、リスク要因の変更や経
済環境の変動などにより、見通しと大きく異なる可能性があります
ことをご了承ください。
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