2020年5月期 第1四半期決算説明資料
株式会社 Gunosy
東 証 一 部 （証券コード：6047）
2019年10月15日
INDEX
Financial Results for FY2020 Q1
1
2020年5月期 第1四半期 決算の概要 P3
FY2020 Outlook
2
2020年5月期 業績の予想 P10
Business Overview by Division
3
各事業の概況 P12
R&D
4 研究開発とその実装等に関して P23
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Financial Results for FY2020 Q1
1
2020年5月期 第1四半期 決算の概要
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決算のハイライト（1/2）
全体のサマリー
1 連結売上高は38.7億円、営業利益は2.3億円となり、減益ながらも増収を達成。
（前四半期比較）
2 広告宣伝費（単体）は8.5億円と過去最高の投資水準。(前四半期は6.5億円）
3 主要3メディアのMAU、ADNWのimp数は過去最高値を達成。
4 ニュースパス1,000万ダウンロード突破。
メディア別サマリー
子会社事業である「digwell」や「VIDPOOL」の成長は不安定ながらも Gunosy単体
「グノシー」「ニュースパス」が堅実に成長。 子会社
子会社
グノシー ニュースパス LUCRA ADNW (digwell・VIDPOOL)
再成長 成長 維持 成長 減退
戦略的投資中 投資抑制中
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決算のハイライト（2/2）
積極的な投資を続け、Gunosy単体での売上高、売上総利益は計画通り堅実に成長。
営業利益は2.0億円と前四半期比で40.8%減となるが、戦略投資前営業利益ベースで、
広告宣伝費を足し戻すと+4.8%の成長となる。
（百万円） Gunosy単体P/Lのサマリー
4,500
QonQ：+6.4%
3,000
営業利益
QonQ：-40.8%
QonQ：+3.3%
3,274 3,485 営業利益+広告宣伝費
1,500 QonQ：+4.8%
広告宣伝費 広告宣伝費
1,534 1,585
659 851
352 208
0
2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年
5月期Q4 5月期Q1 5月期Q4 5月期Q1 5月期Q4 5月期Q1
売上高 売上総利益 営業利益＋広告宣伝費
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2020年5月期 第1四半期連結業績
2019年5月期Q3以降の広告市場環境の変化による影響が依然として残る中、
着実にアクティブユーザー数を積み上げ、2020年5月期Q1は前四半期比較で、
減益ながらも増収を達成。
(百万円)
前四半期比較 前年同四半期比較
2020年5月期
Q1 2019年5月期 2019年5月期
QonQ YonY
Q4 Q１
売上高 3,879 3,835 101.2% 3,700 104.8%
営業利益 232 446 52.1% 792 29.3%
営業利益率 6.0% 11.6% - 21.4% -
経常利益 218 445 49.0% 792 27.5%
親会社株主に帰属
する当期純利益 195 292 67.0% 544 35.9%
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*1
アクティブユーザー数(MAU)
全体のMAUは前年同四半期比較で33%増加し過去最高値に。（「グノシー」30％増）
費用対効果を重視した広告宣伝費の投入により 「グノシー」のMAUが引き続き伸長。
「ニュースパス」と「LUCRA」も引き続き堅調に伸長。
YonY
＋33％
POINT
グノシーのMAUが続伸。
最高値更新！
LUCRA POINT
ニュースパス
グノシー
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2016年5月期 2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
*1「グノシー」、「ニュースパス」、「LUCRA」のMAU（Monthly Active User）の各四半期平均
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*1
売上高構成
Gunosy Adsは、アルゴリズムの改善と積極的な広告宣伝活動により、ユーザー獲得が順調
に進行し、売上増加に貢献。 （前四半期対比４%増)
ADNWは、2019年5月期Q3の売上減少から回復基調にある。（前四半期対比10%増）
FY2020 Q1
（百万円）
Gunosy Adsは最高値更新
4,500
その他 178
254 334
ゲームエイト 136 280
ADNW 54 223
*2 206 232
Gunosy Ads 234
190 256
3,000
158 1,357
2 148 1,422 1,459 1,236
1,205 1,143
16 12 5 90
75 980 1,097
49 62 815
39 625
610 606
1,500
466
1,960 2,030 2,119
1,871 1,935 1,894
1,505 1,585 1,541
1,283 1,300 1,411
1,175
0
△7
△38
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
*1 「Gunosy Ads」、「ADNW」、「ゲームエイト」は単体での数値。内部取引高調整は「その他」に含む
*2 Gunosy Adsは「グノシー」、「ニュースパス」および「LUCRA」の合計
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コスト構造の推移
2019年5月期Q3以降はクーポン訴求のための「広告宣伝費」を積極投入。
ADNW売上増に伴い、「アドネットワーク原価」が連動し前四半期比較で増加。
「人件費」は新規事業の立ち上げに伴う人材採用によるコスト増。
「その他」は、KDDI(株)とのレベニューシェア費用は増加するも、digwell関連費用の減少により、前四半
期比較で減少。
POINT
3,646
FY2019Q3以降広告宣伝費を積極投入 3,388
3,307
連結ベース
3,109
（百万円） FY2019Q1 FY2020Q1
2,908 1,092 その他
3,000
4.9億円 8.2億円 2,753
1,160
911 1,055
2,313 806 19 ライブ動画制作費用
2,198 678
41 16
1,997 39
822
547 40 広告宣伝費 POINT
104
489
1,686 539 777 637
1,582 447 493
1,517 588 51 地代家賃
1,435 55 54 51
1,500 389 504
314
336
562 55 414 55 526 人件費
278 547 54
420 507
55 396 102 456
494 460 352 103 157 サーバー費用
471 390 55
336 131
92 109
55 315 70
56 55 60
80
262 274 293 55
251 48 988 1,047 977 アドネットワーク原価
43 47
782 838 814 884
44 574 693
308 411 413 439
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
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FY2020 Outlook
2
2020年5月期 業績の予想
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2020年5月期 業績予想
上期業績予想に対する進捗率は売上高で51.2%と順調に推移。
営業利益は、Q2でも積極的な広告宣伝費の投入を見込むが、期初上期業績予想（0.6億円）を
Q1時点で1.7億円上回る結果となったことも鑑み、上期業績予想を上方修正。
通期業績予想は期初予想通りの進捗を見込み、変更なし。
(百万円)
上期業績予想 通期業績予想
2020年5月期
Q1 2020年5月期 2019/10/15 2020年5月期
進捗率 進捗率 進捗率
期初予想 修正予想 通期業績予想
売上高 3,879 7,579 51.2% 7,579 51.2% 17,054 22.7%
営業利益 232 60 387.4% 160 145.0% 1,000 23.2%
営業利益率 6.0% 0.8% - 2.1% - 5.9% -
経常利益 218 39 559.9% 117 185.5% 960 22.7%
親会社株主に帰属
する当期純利益 195 △12 - 110 177.2% 565 34.6%
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Business Overview by Division
3
各事業の概況
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事業別サマリー
• 「グノシー」「ニュースパス」は、一定の収益率を
メディア事業 確保しつつ、MAUの積み上がりが引き続き好調。
• 「LUCRA」は収益性向上のための施策を準備中。
P14〜 P18
• ADNWは市場環境の変化の影響から回復基調にある。
広告事業 • 子会社2社（digwell, VIDPOOL）はいまだ業績が不安定。
新たなサービス等で立て直しを図る。
P19〜 P21
• 着実に投資先を選定、投資を実行。
投資事業 • インドのオンライン融資仲介サービスプラットフォームを
提供するFaircentに出資。
P22
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メディア事業 グノシー
2019年5月期Q3から始めたクーポン訴求を始め、多彩なキャンペーン企画を継続的に実施。
その結果、今四半期も収益性を確保しながら着実にMAUが積み上がり過去最高値を更新。
新たなコンテンツとして「Gunosyリサーチ」を販売開始。
「マクドナルドの無料クーポン」キャンペーン アンケート商品「Gunosyリサーチ」の販売開始
４アプリ合同でのキャンペーン
【第1弾】
2019年8月14日 10:30〜2019年9月10日 23:50 Gunosyリサーチは、自社アンケートツールを利用し、
【第2弾】 世論調査や企業におけるマーケティング調査、
また広告のブランドリフト調査などを目的にした、
2019年9月20日 10:30〜2019年10月17日23:50 お手軽にリサーチができる新しい商品です。
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メディア事業 グノシー
自社制作の動画コンテンツをさらに拡充。記事以外のコンテンツ消費が進むなか、
５G時代に向け動画コンテンツ運用のノウハウを着実に積み上げる。
動画視聴完了者数の推移 主な動画コンテンツ
スポーツ、ニュース、エンター
テイメントそれぞれのコンテンツが、
動画視聴数の増加に寄与 「グノシーQ」と「QuizKnock」の
コラボ番組「QuizKnockQ」を配信開始
有名サッカークラブを絡めた
サッカー知識王決定戦を実施
自社
制作
「恋愛リアリティー」×「マネーゲーム」
Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 新感覚バラエティ番組「3LDK」
3週間で1,000万再生を突破
2020年 （ 2019年9月〜 )
2018年5月期 2019年5月期
5月期
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メディア事業 ニュースパス
2016年6月1日のリリース以来、順調にユーザー層を拡大し続け1,000万ダウンロードを突破。
日々のアルゴリズムの改善やコンテンツの充実などにより、MAUも着実に積み上がる。
MAU・DL数の推移 ユーザーの属性
9%
男性 1%
40代・50代から強い支持
ニュースパスのダウンロード数が 16%
4,500,000 12,000,000
59% 45%
1,000万DL突破
10代 20代 30代
29%
4,000,000
40代 50代
10,000,000
1% 12%
女性
3,500,000
40代・50代から強い支持
38% 19%
3,000,000 8,000,000
41% 30%
10代
40代
20代
50代
30代
2,500,000
出所：弊社推計データ
6,000,000
2,000,000
MAU
1,500,000
DL 4,000,000
コンテンツの充実
1,000,000
500,000
2,000,000
動画タブリリース記念
0 0
1,000万au WALLETポイント
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
がもらえるキャンペーン実施！
5月期
*注：キャンペーンの詳細に関してはプレスリリースをご参照ください（ https://gunosy.co.jp/news/180）
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メディア事業 LUCRA
2020年5月期Q1までは700万ダウンロードを突破など順調に成長しているが、
広告主のクライアント層の充実は課題。足元はユーザー獲得投資は抑え、
メディアとしての収益性の強化にむけ様々な施策を検討中。
MAU・DL数の推移 2020年5月期Q1のサマリー
現在、積極的な投資を控えているが
2,000,000 LUCRAのダウンロード数が 8,000,000
MAU・ダウンロード数ともに堅実に進捗。
700万DL突破
1,800,000
7,000,000
1,600,000
6,000,000
1,400,000
5,000,000
直近の展望
1,200,000
1,000,000 MAU 4,000,000
DL
800,000
3,000,000
「広告主の層の充実」を注力課題と認識し、
600,000
様々な施策を検討中
2,000,000
400,000
1,000,000
200,000
広告主定着率 投資効果の
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 単価向上
向上 改善
2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
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メディア事業 ゲームエイト
前四半期に続き、2020年3月期Q1も市場環境に起因する広告単価の伸び悩みが売上に影響したが、
Q2‐Q3は大型タイトルのリリースが集中。ゲーム攻略領域での業績回復を見込む。
一方で、2020年3月期は成長持続のための準備期間として位置づけ、中長期的な成長に向けて、
ゲーム攻略コンテンツ以外も積極的に展開する。
*
業績推移 成長持続のための施策
2020年3月期Q1の業績 前四半期比較
売上高 223 百万円 △ 11 百万円 (95.3%) 新規事業チームを組成し、
人材採用拡大
営業利益 54 百万円 △ 0.3 百万円 (94.3%)
成長フェーズ 停滞期 回復期 再成長期 海外展開、M＆Aや出資、
アライアンスなども積極的に検討
300,000,000
（百万円）
256 大型タイトルリリース
232 234 223 大型
250,000,000
売上 営業利益
206 タイト
190 ル
200,000,000
148 158 非ゲーム領域メディア「CLABEL」
大型
111 116
150,000,000
90 91 95
タイト
ル の計画的なコンテンツ増強
100,000,000
71 80 再成長
57 54 大型
タイト
50,000,000
17 ル
業績回復の施策
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 今秋大型タイトルリリースに
2018年3月期 2019年3月期 2020年 Q2以降
3月期
合わせた準備
* 単体決算数値（連結調整前）
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広告事業 アドネットワークの状況
*
広告市場環境の変化の影響が落ち着き、広告表示単価（CPM）が回復傾向。
広告在庫(imp)もQ3の季節要因による減少から回復し、過去最高を更新。
imp数・CPMの推移
FY2020Q1
imp過去最高
（百万 imp）
60,000 ¥40
¥36.84
imp CPM ¥35.75
¥31.33
¥29.71 ¥29.98
45,000
¥30.70 ¥30.70
¥25.10
30,000 ¥20
¥21.10
¥19.50 ¥19.80
¥18.40 43,325
¥16.90 38,610 39,585 39,529 38,872 40,900
38,390
41,138
36,330
33,680
15,000 30,788 30,142
27,348
0 ¥0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年
5月期
* CPM：Cost Per Mille。広告1,000回表示あたりの単価
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広告事業 「GRID Platform for docomo Ads」を提供を開始
(株)D2C R、(株)D2Cと協業し、(株)NTTドコモが保有する会員情報などのデータを活用した
アドネットワークであり、Gunosy Ads / Gunosy Network Adsでの配信が可能。
取得したデータをGRID DMPに蓄積し、個人を特定しない形で分析結果を活用することで、
ユーザーに適切な広告配信を行うことが可能。
セグメント ユーザー
クライアントデータ データ
ユーザー
データ
ユーザー
プレスリリース：https://gunosy.co.jp/news/184
Section 3 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 20
広告事業 子会社（digwell・VIDPOOL)
・digwellは、急激な市場環境の変化により、特にWEB向け広告事業は影響が大きく、減収減益。
現在はアプリ向け広告事業により注力し、業績回復を見込む。
・VIDPOOLは、サイバーエージェント向けメディアレップ事業に今後は注力。VIDPOOLを
通じてGunosy広告商品の販売拡大を狙う。
成果報酬型広告サービス 動画アドネットワークサービス
売上高推移 売上高推移
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年 2020年
2018年3月期 2019年3月期 3月期 2019年3月期 3月期
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投資事業 Gunosy Capital
個人間での少額・短期・高頻度の貸付を行うことができる
サービスプラットフォームを提供するFaircentに投資。（2019年8月投資実施）
会社名 Fairassets Technologies India Pvt. Ltd.
本社 インド ハリヤーナー州、グルグラム
代表者 Rajat Gandhi
設立 2013年3月
2019年８月16日 事業内容 オンライン融資仲介サービス
プレスリリース画像
プレスリリース：https://gunosy.co.jp/news/187
Section 3 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 22
R&D
４
研究開発とその実装等に関して
Section 4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved.
「Gunosy Tech Lab」の概要
2019年1月に示した中長期ビジョンに沿い、単なるスマホメディア企業としての未来ではなく、
IoTや5Gが発展する近未来に向けて、更なるデータ活用の促進と情報推薦を研究する専門組織
として設立。研究成果を、自社サービスでの実装、外部企業への提供（サービス化）、
論文発表などでアウトプット。
研究成果の 研究成果の
自社サービス 応用・実装 発表 国内学会・研究会/
T e c h L a b 国際会議
データ活用の促進と情報推薦を 東京大学大学院
*1
鳥海不二夫准教授
研究する専門組織 *2
豊橋技術科学大学
吉田光男助教
研究成果の 研究の
応用・実装 成果の応用・実装 推進
外部連携サービス
大学等と共同研究
ニュースパスは外部
企業（KDDI）へ提
供した初のケース 研究開発
技術のサービス化 論文化・外部発表
サービスの 共有による
外部企業（ToB) 提供 育成
大学での講義
プレスリリース：https://gunosy.co.jp/news/161
*1：東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 鳥海不二夫准教授
*2：豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 計算社会学 吉田光男助教
Section 4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 24
「Gunosy Tech Lab」を設立した背景
当社では機械学習・自然⾔語処理の技術を用いたアルゴリズムを基軸とした
「エンジニアリング力」を最大の強みとしており、その強みをより強固なものとするために設立。
当社成長サイクル
「エンジニアリング力」があることにより、アルゴリズムの改善やクーポン訴求などの
様々な施策を迅速に実装・検証が可能になり「サービスのクオリティ」の向上が図れる。
サービス内で実装
Engineering Service Quality
エンジニア サービスの
Gunosyの価値の源泉
リング力 クオリティ
データ/結果
研究・開発 サービス内で実装
2019年3月設立
T e c h L a b
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「Gunosy Tech Lab」の直近のテーマ
機械学習を主軸とした技術を駆使し、O2O施策へのデータ活用や、
これまで培ってきたターゲット層の異なるアプリ群のデータを活用し、
スマホ領域以外の分野で活かせる研究と課題解決を目指す。
様々なコンテンツフォーマットにおける深層学習 / 機械学習技術を用いた
1
推薦アルゴリズムの強化
2 O2O施策へのデータ活用の研究開発
3 スマートフォン以外のデバイスにおける快適なユーザー体験の研究開発
4 アルゴリズムの外部企業への提供
5 複数企業間での効果的なデータ連携方法
Section 4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 26
機械学習を活用した入札機能「UOP」をリリース
「Gunosy Ads」において、機械学習を活用した入札機能「UOP」をリリース。 （2019年9月30日公表）
「UOP」は機械学習を活用したユーザー毎に最適な入札を行うことで、
広告配信の効率を最大化する機能。
❶ ユーザーごとの行動や広告の特徴、および
クリックやコンバージョンなど多様な
サービスの データを考慮し、効率的な入札単価を決定
概要 する自動入札機能。
❷ UOPの導入メリット
App案件の
広告効果の 運用コストの
最低入札単価の
改善 削減
改善
❸ 改善事例（ジャンル：美容）
導入前 導入後 導入前 導入後
利 C
2019年9月30日 用 170,000円 330,000円 7,400円 6,600円
Gunosy「お知らせ」より
P
金
額 A
お知らせ：https://gunosy.co.jp/news/190 ＋49% - 12%
Section 4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 27
プロダクト開発で得られた研究成果を継続的に発表
「KDD2019」に引き続き、推薦システムにおいて最も権威ある国際会議と言われている
「RecSys 2019」にて「推薦システムのためのマルチリービング手法を提案した
当社論文がShort Paperとして採択。
Gunosy Tech Lab設立以来
主要国際会議にて2本目の採択
国際会議
RecSys 2019
Tech Lab
にて、論文採択
その他直近の主要な研究業績
• WI’19 [査読あり] 2019年10月
：IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence
Algorithms and System Architecture for Immediate Personalized
News Recommendations)
• ABCSS2019 @ WI2019 [査読あり] 2019年10月
：The 4th International Workshop on Application of Big Data for Computational Social
実際の論文（抜粋） Science
プレスリリース：https://gunosy.co.jp/news/185
Atom Sonoda, Yoshifumi Seki, and Fujio Toriumi Analysis of Factors
原文：https://arxiv.org/pdf/1907.08346.pdf that affect Users’ Behavioral Changes in News Service)
Section 4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 28
免責事項
本資料に含まれている将来の見通しに関する記述は、本資料作成時点において入
手可能な情報を基にした判断及び仮定に基づいて作成されたものであり、その正
確性を保証するものではありません。また、本資料には独立した公認会計士また
は監査法人による監査を受けていない財務数値が含まれています。
実際の業績は、これらの判断及び仮定に含まれる様々な不確定要素、
リスク要因の変更や経済環境の変動などにより、見通しと大きく異なる
可能性がありますことをご了承ください。
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