6047 Gunosy 2021-04-14 15:00:00
2021年5月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

2021年5月期 第3四半期決算説明資料


        株式会社 Gunosy
     東 証 一 部 (証券コード:6047)

         2021年4月14日
    INDEX




                       Executive Summary

                1     エグゼクティブ・サマリー                       P3
                       Financial Results for FY2021 Q3

                2     2021年5月期 第3四半期 決算の概要               P 17
                       FY2021 Outlook

                3     2021年5月期 業績予想                      P 23
                       Business Overview by Divisions

                4     各事業の概況                             P 25
                       APPENDIX

                5     参考資料:(株)Gunosyの概要                  P 36




(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
                    Executive Summary
           1
                    エグゼクティブ・サマリー




(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
 2021年5月期Q3サマリー(1/2)



                               グノシーの土台構築フェーズが完了
     1
                              計画通り、Q4より再投資フェーズへ移行
                               広告宣伝投資 の再開によりM A U 再成長軌道への回帰を計 画                 詳細:P5〜




    2          KDDIのポータルアプリ「auサービスToday」運営開始(4/1)
                               足元で巨大なユーザー基盤& 中長期の成長ドライバーを獲 得                    詳細:P10〜




                                                                  *
    3       インドのデジタル融資サービス「slice 」に追加出資決定(4/14)
                                  サービ スの社会インフラ性・高い成長性を評価
                                                                                詳細:P13〜
                               今後の協業可能性も踏まえ、関連会社化に向けた投資を決 議


 * sliceは出資先であるGaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.(以下 GaragePreneurs)が提供するサービス名

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 2021年5月期Q3サマリー(2/2)
 Q3はGunosy Adsのトレンド転換とはならなかったが、Q4はグノシーの広告宣伝投資再開および
 KDDIとの新協業アプリ「auサービスToday」の収益貢献開始に伴い増収転換の見込み。



         Gunosy Ads:売上高推移                                        増加に寄与する2つの要因


 Q4から上昇トレンドへ
 各種施策効果がGunosy Adsに反映
                                                             1   グノシー広告宣伝投資を
                                                                 Q4から本格的に再開
                                                 増加              メディア価値の向上が進み、アルゴリズム
                                                                 改善によるユーザーあたり収益性の回復も
                                                                 確認できたため、広告宣伝投資再開を決定。




                                                             2   「auサービスToday」の
                                                                 収益貢献がQ4から開始
                                                                 リリースからDAU、売上ともに順調な
                                                                 滑り出し。2021/4/5にはGoogle Play
          Q1                Q2              Q3         Q4        ストアランキング1位を記録。

                                                      (見込)
                                 2021年5月期

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再投資   メディア価値向上の状況
期初から進めたメディア・広告の健全化、ユーザインタフェース(UI)の刷新により、
グノシーの記事品質、広告品質、ユーザビリティを抜本的に転換

                                                              リニューアル


                                                          世の中に広く
                                                          受け入れられ
                           メ
                           デ     広                        るメディアへ
                           ィ     告
                           ア     健     刷




                                      UI
                           健     全     新
                           全     化
                           化




                   OLD                            NEW


  ユーザーのクリック率を重視                記事品質         社会/個人的価値を重視          アルゴリズム
                                                                   改善
  (結果としてエンタメ系の記事への偏りが存在)                   (速報性/深い興味関心重視の記事体験)


   業界平均水準の審査品質                             業界トップクラスの審査品質
 (ユーザー目線で最適化されていない広告体験)
                               広告品質                              広告審査厳格化
                                             (安心できる広告体験を提供)


記事クリックを前提とした情報取得                            ひとめでニュースを把握
  (求める情報を得るまでにストレスが発生)
                           ユーザビリティ                               UI・UX改善
                                             (ストレスフリーな情報取得)

                                                                       6
     再投資          グノシー再成長に向けたマイルストーン(再掲)

                                             マイルストーンの進捗状況

          2021年5月期Q1に開示した、Q3までのマイルストーンは概ね予定通り完了。
         メディア価値向上による成長ポテンシャル拡大、収益性改善を達成できたため、
                Q4から広告宣伝投資を再開し再成長軌道への回帰を図る。


         計画通り                     FY2020                      FY2021               FY2022以降

                                       Q4         Q1     Q2            Q3   Q4      Q1〜Q4

    再投資フェーズ                                       土台構築フェーズ                       再投資フェーズ


    へ移行
     マクロ環境                                    新型コロナウイルスの影響による広告市況の悪化は当面継続する前提


                               Q1でメディア健全化が概ね完了、音声コンテンツの本格投入に向けた検証も進行
     1   メディア健全化             広告審査の厳格化■                                            より多くのユーザーに
     2   新コンテンツ投入                 扇情的な記事の削減■                                     受け入れられる
                                        音声コンテンツのテスト■      本格投入■
                                                                                   メディア
                               Q2以降は収益性の向上に向けた施策を重点的に推進、再投資に向けた土台を整備              メディアの健全化、
                                                                                 時代に合ったコンテンツの
                                            コンテンツ配信ロジックの刷新■
     3   収益性向上                                                                     提供ができている
                                                 広告配信アルゴリズムの刷新■
                                            滞在時間・起動頻度向上に向けたUIの刷新■


 *マイルストーンの詳細は2021年5月期 第1四半期決算説明資料(P7)を参照

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     再投資           マーケティング戦略の見直しについて

                                            今後のマーケティング戦略

             メディア価値の刷新に伴い、獲得単価重視の従来戦略(クーポン訴求等)を見直し。
                高品質なメディアを選好する継続率の高いユーザーの獲得と、
             ブランドイメージの再構築を重視したマーケティング手法の確立を目指す。



         市場環境                          Before コロナ時代         With/After コロナ時代
                                       (クーポンなどO2O訴求が有効)        (従来の勝ちパターンの見直しが必要)




                                       「獲得単価」を重視               「継続率」を重視
       重視するKPI                         (エンタメ性の強さを活かした
                                                          (ニュースメディアとしての価値向上に伴い、獲得単価が
                                       安価獲得→短期投資回収モデル)       従来より上昇しても高品質メディアを選好する
                                                          優良ユーザー獲得を優先、長期C/Fでの投資回収モデルへ)




       ブランド                            「獲得単価」に関連する
                                                           メディア価値の刷新に伴い、
      エクイティの                            KPIが優れた訴求軸の
                                            選定を優先         ブランドイメージの再構築も重視
       構築方針

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     再投資           広告宣伝投資金額の方針について
 今後は、アルゴリズム改善、ユーザインタフェースの刷新、マーケティングの勝ちパターン発見に
 より、投資対効果に関連するKPIが改善するにつれ広告宣伝投資規模も拡大していく方針。




                広告宣伝の投資対効果


                             1
                         収益性
                                                                  投資額増加
                       (ユーザーあたり)
                                                 各種指標の向上
                  2                     3
              継続率                 獲得単価
                                  (ユーザーあたり)
               POINT


                                                   POINT

                                                  今後も最終的な投資対効果(IRR)は重視
      アルゴリズム改善                         UI・UX改善    その中で従来の「獲得単価」重視から、
                                                  「継続率」重視へマーケティング戦略を転換
       メディア健全化                     マーケティング


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  KDDI協業           KDDI新協業:auサービスTodayリリース
 2021/4/1に新協業アプリとして、「auサービスToday」をリリース。
 auのポータルアプリ「auサービスTOP」をリニューアル。

                                        auサービスTodayの特徴
              auサービスToday

                                         auユーザーの入口となる、ポータルアプリ


                                        An droid端末に           auのポータルアプリ               様々な
                                       プリインストール                                     auサービスと連携




                                                               国内最大級の通信会社の
                                          a u ユ ーザー              ポータルサイト




                                            協業の進捗状況

                                          当初計画通り、順調にサービスをリリース
                                                  2021/1/14              2021/4/1
                                          協業契約締結                     リリース

                                          準備期間                開発期間・テスト期間            運用期間



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  KDDI協業           業績影響
 前身である「auサービスTOP」のユーザー基盤を引継ぎ、リニューアルリリース完了から約1週間で
 ニュースパスと同水準のDAU規模に到達。レベニューシェアにより、4月より収益化を開始。

                            DAU状況(4/8時点)
                                                             ビジネスモデル
     リリース初速段階でも大規模なDAU基盤
                 FY2021Q4から収益に反映予定                  レベニューシェアによる収益化
                                                    既存の協業メディアであるニュースパスと
                                                       同様のスキームでの収益貢献
                                       リリース1週間で
                                       ニュースパスと
                                       同水準のDAU

                                                                協業



                                                      開発・運営          ユーザー基盤




                                                             auサービスToday

                                                     レベニュー             レベニュー
                                           auサービス     シェア               シェア
                  ニュースパス                                     主に広告収益
                                           Today

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  KDDI協業           今後の成長イメージ
 短期的にはGunosy社のノウハウ注入による収益性の向上に注力し、売上成長を実現する。
 収益性の改善が確認できた後は、KDDIと共同で成長を実現していく。



                   Gunosyのノウハウを転用し、
              1    収益性/プロダクト価値の向上を推進
                                                 MAU拡大
                   基礎KPIの改善により
              2
                                              KDDIと共同で
                   売上成長を実現するフェーズ



                                               成長を実現




                     短期MAU                   中長期MAU

              基盤構築フェーズ                      拡大フェーズ
                  プリインストール             プリインストール&KDDIとの共同施策

           収益性向上を進めつつ、継続的に
                                          KDDI社と共同で成長を実現
           利用されるプロダクトに改善する


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     slice                  GaragePreneursへの追加出資を決定
 インドの若年層向けデジタル少額融資/クレジットカード発行サービス「slice」を展開する
 GaragePreneursへ1,500万USD相当の追加出資を決定。累計で20%以上の潜在的な議決権*を取得。
 将来的にGunosyの持分法適用の関連会社となる見込。
 *投資は過去も含めて強制転換条項付転換社債(CCD)の取得により実施しており、過去取得分も含めて、同社債が全て同社の株式に転換された場合の想定。




                   インドの著しい成長を取込む



             急速に成長するインドの
              スタートアップ企業を
                        関連会社へ
                累計で20%以上の潜在的な議決権を取得。
             将来的にGunosyの持分法適用会社となる見込。




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     slice         サービス概要
 アプリを通じて、従来は与信を受けるのが困難であったインドの若年層に少額融資やクレジット
 カードの発行を提供。クーポン、EC決済等も提供する、個人の金融体験を変革するプロダクト。

                                            事業内容

                                                   スマートフォンによる
                                       少額デジタル融資・信用決済・クレジットカード発行サービス
                                              独自の与信モデルを背景に、従来は与信を受けるのが困難であった
                                                インドの若年層(学生・社会人)に手軽な与信サービスを提供


                                                         Fin Tech   Payment    Credit card



                                              特徴

                                       1    スマホのみで手軽に少額借入
                                                                              結果

                                       2    アプリ内でクーポンも提供
                                                                        非常に高い
                                        3   ECなどの決済にも対応                アプリ起動率
                                                                         通常の銀行アプリの
                                                                           数倍を記録
                                       4    自身のクレジットスコアを可視化
                                            (利用状況に応じてスコアが変動)



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     slice         Key Financials
 新型コロナウイルスの影響下においても、高い月次成長を継続。優れた市場ポジショニングと
 社会インフラ性の高いサービス特性を背景に、中長期的な高成長を見込む。

              主要KPIの推移                                       ユーザーの属性

      不安定な市況の中でも高い月次成長率                                ユーザーの85%が26歳以下
      直近ではコロナの影響を受ける中でも、貸倒率を抑えながら、


                                                                   40% 18-22歳
      既存の優良ユーザーを中心に貸出残高を伸長。


                                                             40%

           貸出残高
                                                       45%
                                                                   45% 23-26歳
           営業収益



                                                             成長のドライバー

                                                       ❶ 優れた市場ポジショニング
                                                       「slice」はスマホ×手軽な少額与信でインドのボリューム
                                                       層である若年層(学生・社会人)から高い支持を獲得。
                                                       (伝統的な金融機関は、属性の高い顧客(大企業勤務者等)を
                                                       中心に対面&紙書類での厳格な審査に基づき与信を提供)


                                                       ❷ サービスの社会インフラ性
                                                       「若年層に対する与信」という社会インフラとして価値
                                                       のあるサービスを提供できており、中長期的に安定した
                                                       成長を狙える。
     1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
                              2020年          2021年
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     slice         投資戦略
 社外投資の最注力項目として、第三の柱になることを期待。ミッション等の親和性が高く、
 将来的な協業余地があることを踏まえ、潜在的な関連会社とし、同社の成長を支援していく。

                本投資の位置付け                                     潜在的な関連会社化の背景

        GaragePreneursは社外投資の中で                      業種は異なるが、ビジネスモデルの親和性が高く、

    最注力項目として位置づけ                               将来的な協業余地が存在、関連会社として、
   Gunosyグループの第三の柱へ                             同社の成長を支援することが最適と判断
  (第一の柱=ニュースメディア、第二の柱=ゲームエイト)




         投               既存事業の成長
         資
         ポ                                    メディア体験の再設計              提供価値          金融体験の再設計
         ー                                      「情報を世界中の人に最適に届ける」
                                                                      (ミッション)
                                                                                「redesigning your financial experience」

         ト
         フ            新規事業の社内育成
                                              メディアのデジタル化                        個人与信のデジタル化
         ォ                                                            ビジネス
         リ                                   スマートフォンをプラットフォームとして、アル
                                              ゴリスムをベースに新たな情報取得体験を提供
                                                                                スマートフォンをプラットフォームとして、
                                                                                  若年層向けに新たな金融体験を提供
         オ                             本投資

                           社外投資                データに基づく最適化             競争優位の     データに基づく最適化
                          (投資 / M&A)          蓄積されたユーザーの興味関心等のデータ
                                                                        源泉      蓄積されたユーザーの信用データとそこから
                                              とそこから価値ある示唆を導き出す分析力                  価値ある示唆を導きだす分析力



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                    Financial Results for FY2021 Q3
           2
                    2021年5月期 第3四半期 決算の概要




(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
 2021年5月期 第3四半期の連結業績
 ゲームエイトグループ(G8・Smarprise) 好調によりQonQ増収。
 営業利益は減益着地だが、オフィス移転による一時的な減価償却費等の増加152百万円によるもの。


                                                                                   (百万円)

                                                   前四半期比較            前年同四半期比較
                                  2021年5月期          (QonQ)             (YonY)
                                      Q3       2021年5月期
                                                          QonQ
                                                                   2020年5月期
                                                                              YonY
                                                   Q2                  Q3


          売上高                          2,161     2,082    103.8%     3,705     58.3%


         営業利益                           187        216     86.7%       343     54.6%


         営業利益率                         8.7%     10.4%      -          9.3%     -


         経常利益                           177        213     83.2%       352     50.3%

     親会社株主に帰属
     する当期純利益                             81        154     52.6%        91     88.4%


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 アクティブユーザー数(MAU)
                                                             *



 投資抑制の継続により、アクティブユーザー数は引き続き減少。
    Q4以降のMAU見込み

   1   「auサービスToday」のユーザー基盤取込によりMAU増加を見込む
   2   グノシーの投資再開により、グノシーMAU減少の底打ちを見込む                                                               QonQ

                                                                                                ▲6.7%

        LUCRA
        ニュースパス
        グノシー




       Q1     Q2      Q3      Q4       Q1    Q2      Q3      Q4   Q1   Q2   Q3    Q4   Q1      Q2      Q3

             2018年5月期                       2019年5月期                   2020年5月期             2021年5月期
  *「グノシー」、「ニュースパス」、「LUCRA」のMAU(Monthly Active User)の各四半期平均


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 売上高構成
                                 *1




 ユーザーあたり収益性の改善により、 MAU減少の中でもGunosy Adsは横ばい着地。
 ゲームエイトは5Q連続で過去最高の四半期売上を更新。


   (百万円)

    4,500
                  その他                                                     254                       334         178
                                                              136                                                       19     128
                  ゲームエイト                                                              280

                  ADNW                         54                                                         223         240
                                                      206           232                                                       317
                                                                                            234
                  Gunosy Ads *2               190                               256
    3,000                                                                                                                               251
                                                                                                      1,357
                         148          158             1,422                                 1,236                     1,480
                                                                    1,459                                                     1,298
                  2                           1,205                             1,143                                                           203
                  90                                                                                                                  320              246     275
                         980          1,097
                 815                                                                                                                  530     366
                                                                                                                                                       375     435
    1,500                                                                                                                                     371
                                                                                                                                                       262      260

                                                                                            2,030     2,119
                                              1,871   1,935         1,894       1,960                                 1,964   1,960
                 1,505   1,585        1,541                                                                                           1,594
                                                                                                                                              1,267    1,198   1,189



       0
                          △7          △38

                 Q1      Q2           Q3      Q4      Q1            Q2          Q3          Q4            Q1          Q2      Q3      Q4      Q1       Q2      Q3

                         2018年5月期                                   2019年5月期                                          2020年5月期                        2021年
                                                                                                                                                      5月期
            *1   「Gunosy Ads」、「ADNW」、「ゲームエイト」は単体での数値。内部取引高調整は「その他」に含む
            *2   Gunosy Adsは「グノシー」、「ニュースパス」および「LUCRA」の合計


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 コスト構造の推移
 人件費・サーバー費用が引き続きQonQで減少。
 その他コストのQonQ増加は、オフィス移転による減価償却費等の一時的な増加152百万円の影響。
                                                                                   3,781
                                                                           3,646

                                                                   3,388                   3,362
                                                           3,307

                                                   3,109                           1,003
  (百万円)
                                                                           1,092
   3,000                                   2,908
                                   2,753                                                    952
                                                                   1,160            22
                                                           1,055
                                                    911
                                                                            19                                                           補足
                                            806                                                    2,337
                           2,313    678
                   2,198                                                           917
                                                                                            31
                                                                                                                                   オフィス移転により
           1,997                                    39
                                                            41      16
                                                                           822
                                                                                                           2,048
                                                                                                                           1,974
                                                                                                                                     一時的に増加
                            547     104
                                            40                                             583
                    489
                                                                                                                   1,866
                                                   539             637                              950
            447                            493             777                      72
                                                                                            90
                                   588                                      51                              786
                                                    54              51
                           504              55                                                                                     その他
   1,500                                                                           526                              757     898
                   562                                      55             526             541
                                    55
                                           420     414                                               7
                                                                                                            24
           547                                                     507                             193
                            54                                                                                                     ライブ動画制作費用
                    55             396              102
                                                           456                      146             86     153      22
                                                                            157             134                             22
            55
                           352              103                                                             94     153     152     広告宣伝費
                   336                                              131
                            70
                                    92                      109
                                                                                                   560
                                                                                                                    93      88     地代家賃
           315      60                                                                                     583
            55
                                                                                   1,091                           535     513     人件費
                                           988     1,047                   977             1,027    125
                           782     838                     814     884
                   693                                                                                      128
           574                                                                                                      121     111    サーバー費用
                                                                                                   413
                                                                                                           278     182     187     アドネットワーク原価
      0
            Q1      Q2      Q3      Q4      Q1      Q2      Q3      Q4      Q1      Q2      Q3      Q4      Q1      Q2      Q3

                   2018年5月期                        2019年5月期                        2020年5月期                      2021年5月期



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 ゲームエイト
                            *



 過去最高の四半期売上/営業利益を記録し、5四半期連続で過去最高売上を達成。


   (百万円)                                                                                                       売上高


                                                                                                          435
    500
                                                                     売上高
                                                                                                                    百万円
                  売上        営業利益
                                                                              YonY
                                                                            +37.2%
                                                                                                         375
                                                                                                 366

                                                                                     317   320


                                                         256
                                                               234           240
    250                                            232
                                                                      223
                                             206
                                       190
                            158                                                                                   151
                     148
                                                   111   116                         113   113   108     111
                                       91    95
             90              80
                       71
                                                               57     54     50

             17

       0
             Q1        Q2   Q3         Q4    Q1    Q2    Q3    Q4     Q1     Q2      Q3    Q4    Q1       Q2      Q3

                    2018年3月期                       2019年3月期                  2020年3月期                  2021年3月期


 * 単体決算数値(連結調整前)であり子会社であるSmarpriseの業績数値は含まない。なお、FY2021 Q3は親会社の連結決算期との期ズレにより、2020年10月から12月までの業績。


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                    FY2021 Outlook
           3
                    2021年5月期 業績予想




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 2021年5月期 業績予想 (連結)の進捗
 Q3にて営業利益は通期予想を達成。
 Q4は広告宣伝投資の再開により、一時的な利益減を見込むことから、通期予想は据え置き。

                                                                           (百万円)



                                       2021年5月期         2021年5月期
                                                                         達成率
                                         Q3累計             通期予想


                売上高                          6,453            8,897       72.5%


               営業利益                               563              500   112.6%


             営業利益率                            8.7%             5.6%                -


               経常利益                               546              482   113.2%

           親会社株主に帰属
           する当期純利益                                314              253   124.2%



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                    Business Overview by Divisions
           4
                    各事業の概況




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 2021年5月期 Q3のメディア事業サマリー
 各メディアとも収益性改善に向けたアルゴリズム改善は継続。
 グノシー・ニュースパスはユーザーインタフェース刷新によるメディア価値向上が進捗。

                                          グノシー          ニュースパス               ルクラ

                                        注力
                                               継 続 率 の 向 上に向 けた             引き続き
                                        ユ ー ザ ー イ ンタフ ェース の刷新 に注力       収 益 性 改 善 に注力


                                       • ユーザーインタフェー
                サマリー
                                         スの刷新         • ユーザーインタフェー
                                                                       • アルゴリズムの継続的
                                       • オリジナルラジオコン     スの刷新
                                                                         改善
                                         テンツの拡充準備     • アルゴリズムの継続的
    Q3                                 • アルゴリズムの継続的     改善
                                                                       • D2Cプロダクトの
                                                                         テストリリースを推進
                                         改善



                   投資                                     抑制    広告市場の先行きの不透明さを踏まえ、
                                                                広告宣伝費の大幅な抑制を継続


                   MAU

                  収益性


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  既存領域        ユーザーインタフェース刷新状況
 Q3はグノシー、ニュースパスともにアプリ立ち上げ時のトピックタブを刷新。
 重要ニュースがひと目でわかる、ストレスフリーな情報取得体験を実現。

                                                            Q3での実装ポイント
            グノシー                           ニュースパス

                                                       1   注目度の高い記事を
                                                           固定表示する仕様に変更
      1




                                       3                   記事/広告体験の改善のため
      2
                                                       2   トピックタブに
                                                           視認性の高い枠を設置



                                                           メインユーザー層のニーズを
                                                       3   踏まえ、文字・画像サイズの
                                                           最適化を推進

           グノシー新UI                         ニュースパス新UI


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  既存領域        ラジオコンテンツの拡充
 グノシーでの音声体験を高めるために、Q3はオリジナルコンテンツの仕込みを実施。
 Q4期間において、人気YouTuberやアイドルグループ等のオリジナル番組の配信を続々投入。



                    「グノシーでしか聞けない」オリジナルコンテンツを拡充


   1     QuizKnock             (3/22~)   2   あの           (3/26~)   3   ふぉ〜ゆ〜    (4/1~)




                 YouTubeチャンネル登録者                  若い世代を中心に絶大な人            ジャニーズ事務所所属の4
                 数160万人を超える人気ク                    気を誇る「あの」                人組男性アイドルグループ
                 イズメディアQuizKnockの
                 メンバーとのコラボ番組の                     音楽活動のみに留まらず女            ステージを中心に確実に
                 シーズン2が決定                         優・モデルとマルチに活動            ファンを拡大し続けている
                                                                          注目ユニット



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                      成長戦略(ゲームエイト)
           既存領域
           新規領域



         中長期的な高成長の持続に向け、来期は先行投資を計画。
         既存事業の体制の盤石化と、海外展開を中心とした新たな成長ドライバーの構築に注力。

                  翌期の売上/営業利益想定(ゲームエイト単体)                                      投資内容



2,000        中長期成長に投資                                       800       新規事業
             既存事業の利益を再投資し、
1,800       中長期の成長ドライバー構築へ

1,600
                                                                         海外事業への投資
1,400                                                               新たな成長ドライバーとして、順調にPV数を伸ばしている
                   売上高                                  成行値(投資なし)
                                                                        海外事業(英語版攻略Wiki)への投資を継続

1,200              営業利益

1,000                                                       400
                                                                    新規事業開発
                                                        計画値(投資あり)
                                                                                     社外投資
 800
                                                                    への人材投資
                                                                    新規ソリューション開発に    ゲーム周辺領域への
 600                                                                  向けた人材投資       社外投資と事業提携


 400


 200
                                                                      既存事業
   0                                                        0
                                                                     幹部採用やエンジニア採用の強化による
               FY2020              FY2021      FY2022                 人材投資を通じて事業を盤石にする
               (実績)                (見込)        (計画)

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  既存領域          アドネットワークの状況
 売上高は下げ止まり傾向だが、広告ガイドラインの刷新影響は当面継続する見込み。
 中長期的な成長の見通しがつきにくい状況を踏まえ、運営体制の最適化を推進(次頁)。


   imp数・CPMの推移

  (百万 imp)

     60,000                                                                                                                                           ¥40
                                                   ¥36.84   ¥35.75
                 imp            CPM
                                 ¥30.70   ¥30.70                                       ¥31.33
                                                                     ¥29.71   ¥29.98
                                                                                                ¥29.06
     45,000                                                                                              ¥27.70
                       ¥25.10

              ¥21.10
                                                                                                                  ¥15.14
     30,000                                                                                                                                  ¥11.91   ¥20
                                                                                                50,988
                                                                                                         46,718            ¥12.59
                                                                              41,138   43,325                                       ¥11.48
              38,610   39,585             39,529   38,872   40,900
                                 36,330                              38,390
                                                                                                                  34,543
     15,000                                                                                                                29,432
                                                                                                                                    22,489   21,892



         0                                                                                                                                            ¥0
               Q1       Q2        Q3       Q4       Q1       Q2       Q3       Q4       Q1       Q2       Q3       Q4       Q1       Q2       Q3

                       2018年5月期                             2019年5月期                            2020年5月期                         2021年5月期


 * CPM:Cost Per Mille。広告1,000回表示あたりの単価


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  既存領域        アドネットワーク事業の統合について
 ADNW事業に投下していたリソースを、Gunosy Adsへ統合する方針を決定。
 Gunosy Adsへ統合することで、中長期的な利益成長を最適化する。
 (売上高構成の開示においては、次Q以降も引き続きGunosy Ads売上とは区分してADNW売上の開示を継続予定)

                                  広告主                                 事業リソース


                                                                  エンジニア   セールス      メディア

                                             ADNW




                                                  Gunosy Adsへ統合                  Gunosy Adsへ統合



        企業
      (広告主)
                                           Gunosy Ads             エンジニア   セールス      メディア

                                           auサービスTodayの
                                        大規模な広告在庫を背景に統合



                                                  ADNW事業をGunosy Adsへ統合
                                             既存提携メディアを維持しつつ、広告主の広告効果・体験も向上



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  新規領域             新規事業の動向 - YOU IN
 D2Cブランド「YOU IN」を推進。PMF * 検証の一環として、クラウドファンディングを実施。
 良好な反応も獲得できていることから、本格的な事業化の可能性を引き続き検証する。


                                               YOU INとは

                                       ムードに(今その瞬間の気分や状態に)、ペアリングする
                                       (向き合い、寄り添い、そして肯定する)ライフスタイルを
                                       提案するウェルネスブランド

                                       第一弾製品: ムードペアリングティー
                                       YOU INのコンセプトを体現する
                                       日常の中にある9つのムードに寄り添う(300種
                                       類以上の原料から吟味した)ブレンドティー


                                         クラウドファンディングの状況

                                       販売開始後1時間19分で
                                       100名の支援者により
                                       目標金額を達成


                                        事業化検証は
                                        順調に進捗中

 * Product Market Fitの略

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  新規領域        XTech2号ファンドへの出資
 XTech2号投資事業有限責任組合に出資(2021年2月公表)。




                                                              投資背景


                                                      1   Gunosyのテクノロジーを
                                                          活用した、スタートアップ
                                                          業界への貢献


                                                      2   XTechの幅広いネット
                                                          ワークの中で、Gunosy
                                                          と親和性の高い領域で事
                                                          業展開をするスタート
                                                          アップへアプローチし、
                                                          出資/将来的な事業提携
            名称                 XTech2号投資事業有限責任組合          の機会を模索
                                                          ※既存ファンドであるXTech1号投資
      投資ステージ                   シード・アーリー中心(プレIPOも対象)       事業有限責任組合では、総額52億円
                                                          を調達し、約40社のスタートアップ
                                                          に出資
      ファンド総額                   最大100億円規模

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 2021年5月1日よりWeWork渋谷スクランブルスクエアへ移転



              ニューノーマルな働き方に対応し、afterコロナでも生産的に働ける企業組織へ
                      「Gunosy Workstyle(グノスタ)」を始動




         リモートワーク
                                            出社mix                 多様な働き方
                                                       *

            推進
       afterコロナでも、リモートでの               アイデアの創出、ノウハウの            リモート勤務の推奨を軸に、
      対応が効率的な課題に対しては、                  共有など創造的な課題の解決に          コアタイム、フレキシブルタイムなど
        出社をせずにリモートで対応                  向けた最適な出社環境を整備            柔軟な働き方が出来る組織へ
                                       * 当面は新型コロナウイルス感染拡大状況に
                                       応じて出社状況を適切に調整
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 「Gunosy Workstyle(グノスタ)」のイメージ
 課題や場面に応じてリモートワーク/出社を使い分けるニューノーマルな働き方。
 メンバーのパフォーマンス最大化に向けて、リモートワーク・出社に対する積極的な支援を実施。


                 オフィス(WeWork)                             リモート(在宅)




                                       ニューノーマル
                                        な働き方




            課題                                       課題

     •   ディスカッションを通じたアイデアなどの創造                   •   集中して対応が必要な作業の遂行
     •   リモートでは伝えづらいノウハウ・ナレッジの共有                 •   特に出社を要しない日常的なタスクの遂行
     •   メンバー同士の交流等によるモチベーション向上


                          当社支援                               当社支援

           「出社機会が楽しみになる」                               リモートワークに対する
           グレード、通勤利便性の高い、                               様々な支援を実施
                                                 (ツールへの投資/在宅勤務手当の支給/オンライン
           最先端のシェアオフィスを確保                         でのコミュニケーション促進費用の支給など)



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                    APPENDIX
           5
                    参考資料:(株)Gunosyの概要




(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
 当社の概要

       基礎情報


      ・会社名             株式会社Gunosy             ・役員 :代表取締役会長   木村 新司
                                                   グループCEO
      ・代表者             木村 新司
                                                 :代表取締役社長    竹谷 祐哉
                       竹谷 祐哉
                                                 :取締役CFO     間庭 裕喜
      ・創業              2012年11月14日
                                                 :取締役        西尾 健太郎
      ・決算期             5月
                                                 :取締役        権正 和博
      ・資本金             4,094百万円(2021年2月末現在)
                                                 :取締役(社外)    冨塚 優
      ・証券コード 6047(東証一部)
                                                 :取締役(社外)    城下 純一
      ・監査法人            EY新日本有限責任監査法人
                                                 :取締役(社外)    眞下 弘和
      ・従業員数            219名
                       (2021年2月末現在 連結ベース)
      ・所在地             東京都港区赤坂1-12-32            :監査役        石橋 雅和
                       アーク森ビル                    :監査役(社外)    清水 健次
      ・事業内容            情報キュレーションサービス             :監査役(社外)    柏木 登
                       その他メディアの開発及び運営


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  既存領域        広告主構成
 美容・健食の割合低下は継続。
 引き続き、幅広い広告主に対応できるよう、アルゴリズムの刷新を推進する。




                   2021年5月期 Q3                       主要項目の割合増減(YonY)


                                              「健食・美容」の割合はYonYで大きく減少
                                 美容
                                14%           80%                                                 76%
                                        健食    70%
                                        10%   60%

                   その他                        50%
                                                                     40%
                   76%                        40%

                                              30%
                                                    29%                               31%
                                                                                            66%


                                              20%                               14%
                                                               10%
                                              10%     17%              17%
                                               0%

                                                          健食               美容               その他
                    美容      健食         その他
                                                    FY2020 Q3    FY2021 Q1   FY2021 Q2      FY2021 Q3




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      再掲
    FY2021Q2より     資本配分
 既存事業の再成長、新たな収益の柱の確立に向けた社内外投資を推進し、中長期的な成長を目指す。


                                          リソース:
                                                     人材     資本


          投資目的        ポートフォリオ             期待成果               重点投資項目           Q2のハイライト

                                                                             1. グノシー収益性改善、
                       •   グノシー                       • グノシー再成長投資
        既存事業の          •   ニュースパス        経営の柱として                                再投資へ
                       •   LUCRA                      • KDDI新協業              2. KDDI新協業契約締結
          成長           •   G8(国内)      盤石なキャッシュの創出                           3. ゲームエイトが
                       •   ADNW                       • ゲーム市場の成長取込              第2の柱として貢献




                           G8(海外)                     • ゲームエイト海外事業
                                           新たな
                       •
        新規事業の          •   D2C
                                                                             1. G8(海外)が順調に成長中
                                                      • DX領域を中心とした時流にあった     2. D2C事業がテストマーケ
         社内育成          •   オトクル
                           GTL           収益の柱の確立                                ティングに向け発進
                       •
                                                        成長機会への挑戦



                       • インド/国内                       • インド/国内Tech系スタートアップ
         社外投資*           スタート             高成長領域の                             1. 有望先へのフォローオン、
                                                        へのマイノリティ投資              国内スタートアップ、
        (投資/M&A)         アップ
                       • VCへのLP出資      取込による非連続な成長                              大手VCへ投資実行
                                                      • 成長企業との資本提携/M&A



          株主還元                      投資状況・株価状況等を踏まえ、適切なタイミングでの自社株買いを選択肢として考慮

    * 当期より2年間で約45億円の手元キャッシュを投資する計画

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         再掲
    FY2021Q1より     メディアの再成長に向けたマイルストーン
 Q1はメディア健全化を通じて、より多くのユーザーに受け入れられるための土台作りが概ね完了。
 Q2以降、収益性向上を強化。一定の収益性改善を達した段階で、再拡大に向けた成長投資を計画。
                                                    現在


                                 FY2020                        FY2021                  FY2022以降

                                       Q4         Q1      Q2            Q3    Q4        Q1〜Q4

                                                  土台構築フェーズ                           再投資フェーズ


         マクロ環境                                 新型コロナウイルスの影響による広告市況の悪化は当面継続する前提


                               Q1でメディア健全化が概ね完了、音声コンテンツの本格投入に向けた検証も進行
   1   メディア健全化              広告審査の厳格化■                                                 より多くのユーザーに
   2   新コンテンツ投入                   扇情的な記事の削減■                                         受け入れられる
                                        音声コンテンツのテスト■      本格投入■
                                                                                       メディア
                               Q2以降は収益性の向上に向けた施策を重点的に推進、再投資に向けた土台を整備                  メディアの健全化、
                                                                                     時代に合ったコンテンツの
                                            コンテンツ配信ロジックの刷新■
   3   収益性向上                                                                           提供ができている
                                                 広告配信アルゴリズムの刷新■
                                               滞在時間・起動頻度向上に向けたUIの刷新■


          アクティブ
   KPI
          ユーザー数                  巣ごもり影響          投資の抑制    一定の収益性に達するまでは広告宣伝投資を抑制
                                                                                     高い投資対効果
          メディア                                                                          収益性の改善が
   KPI                                                                                一定程度達成できている
          収益性                  市況悪化&審査厳格化       市況悪化継続   市況悪化継続の場合でも❶❷❸の施策の効果により改善



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      再掲
    FY2021Q2より     グノシーへの広告宣伝投資再開の背景
 再投資を成功させるための重要な施策は完了しつつあり、収益性の向上も確認。
 ユーザー継続率の改善が実現する前でも十分な投資対効果が見込めると判断し、投資再開を決定。


     事業方針               ユーザー規模の拡大に向けた投資を再開し、メディアとしての再成長を目指す


                      世の中に広く受け入れられる
  再投資の判断軸              サービスとなっているか
                                                    高い投資対効果を見込める状況にあるか
                        (ニュースメディアとしての拡大余地を作れているか)
                                                       (広告宣伝投資のIRRが社内投資基準を超えるか)




                             コンテンツ                                        ユーザー
       KPI                   クオリティの向上
                                                       収益性の向上
                                                                          継続率の向上



                       • 配信記事の健全化       Q1:完了
                                                    • アルゴリズムの改善        • ユーザー  Q3:仕込み中

                       • 広告の健全化         Q1:完了                            インタフェースの刷新
                                                       Q2:QonQ 14.1%
                                                        Sales/DAU改善
                       • 時流にあった         Q2:完了                          • コンテンツ Q3:仕込み中
        施策
                                                                         配信ロジックの刷新
                         独自性高いコンテンツの追加


                                 進捗度:95%              進捗度:75%          進捗度:50%


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