中長期ビジョン共有
株式会社 Gunosy
東 証 一 部 （証券コード：6047）
2019年1⽉15⽇
INDEX
Introduction
1
はじめに P3
Projections for the following 10 years
2
これからの10年 P8
Crucial factors for the following 10 years
3
次の10年のために必要なこと P18
What would we do with the data?
4
そのデータで何を実現するのか？ P23
Important indicators in FY2022
5 FY2022における重要指標 P27
INDEX （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved.
Introduction
1 はじめに
Section_1 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved.
当社のミッション
情報を世界中の⼈に
最適に届ける
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当社の変遷
メルマガでニュースを配信するサービスを起源とし、
スマートフォンメディア、外部メディアでのアド事業、メディア以外の新規成⻑市場へ進出。
当社創業・ スマートフォンでの 外部メディア 通信キャリアとの 新規成⻑市場
メルマガ配信を開始 メディア事業を開始 でのアド事業を実施 連携を開始 へ進出
2012年 2013年 2014年 2016年 2018年
メルマガ スマートフォン 外部メディア ⼤⼿通信キャリア データ活⽤
東京都港区六本⽊において 気になる情報をパーソナライ ⾃社メディアに閉じない、 ニュースパスで(株)KDDIと 変化する広告市場や、
株式会社Gunosyを設⽴し、 ズするスマホアプリを提供 アドネットワーク事業を開始 業務提携を開始し、キャリア 新たに登場する領域で
メールでパーソナライズ との盤⽯な事業体制を構築 成⻑するために、広告会社や
ニュースを提供 ブロックチェーン、
投資⼦会社を設⽴
PC スマートフォン マルチデバイス
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これまでの実績
売上⾼ 保有メディア数
14,462
FY2019の 11,201
売上は 4,599
7,739
5 つの
3,165
144億円 (予想値)
FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019
メディアを運営
*FY2015は単体決算数値 （予想値）
累計ダウンロード数 社員数
累計ダウンロード数は 社員数は 約30% 約40%
約60%
約70%
約 4,000 万件 170 ⼈ 男性 エンジニア
⼥性 ⾮エンジニア
*社員数は2018年11⽉末時点の連結数値
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事業ドメインの広がり
2014年より実施している「メディア事業・広告事業」を主軸に事業展開してきた。
2018年より、新規で台頭する市場へ進出すべく「ブロックチェーン事業・投資事業」を開始。
事業領域の拡大
New New
プ
ロ ブロック
ダ メディア事業 広告事業 投資事業
ク チェーン事業
ト
数
・
事 グノシー ⾃社メディア広告 Layer Xの設⽴ Gunosy Capitalの設⽴
業
の
進 ニュースパス インフィード型ADNW
LUCRA 動画ADNW
ゲームエイト 成果報酬型広告
グノシースポーツ
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Projections for the following 10 years
2 これからの10年
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これからも拡大し続ける動画広告
動画広告市場の推移 4,957億円
今後中⻑期的に、
スマートフォン
PC
スマートフォン 4,650
動画広告需要は拡⼤し
4,313
3,887
2,613
3,337 2024年には 4,957億円
2,031
1,096
1,563
に達すると予想。
278 280 281 287 292 300 307 307
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
出典：オンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ
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5Gの登場により変わる通信速度の変化
「5G」の登場により、4Gの100倍以上の速度が実現でき、
映画⼀本で例えると、8分以上かかっていたダウンロードが5秒以下になる。
映画⼀本ダウンロードするのに要する時間
これまで8分以上
要していた、
4G 480秒（8分）
480秒（8分）
(現在)
映画⼀本の
ダウンロード時間が
5G
(将来) 5秒 圧縮
5秒以下になる。
出典：講談社（現代ビジネスプレミアム）より
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あらゆるデバイスに繋がる通信環境が整う
５Gの時代になると、様々なモノが通信ネットワークにつながることで、
スマホを起点に、無意識のうちに様々な情報があらゆる場所・デバイス間でやり取りされるようになる。
⾃動⾞
⾃宅
ブロック
インターネット チェーン
接続 ⾐服
スマホ
家電
出典： KDDIがお届けするIT ✕ カルチャーマガジン、TIME & SPACEより（⼀部当社調整）
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増加するデータ量
2016年〜2025年で取得可能な情報量は約10倍に。
SNSの浸透によるUGC（User Generated Contents）も爆発し情報増加はなお加速している状況。
国際的なデジタル情報量の推移
2025年 SNSの浸透でUGC
163ゼタバイト （User Generated Contents）
（予想値）
が爆発的に増加し、
情報量は2025年には
world wide web
インターネット （www）規格 163ゼタバイト へ
の登場
拡⼤する⾒通し。
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2025年
出典：平成26年版 総務省「ICTコトづくり検討会議」報告書と「IDC Japan調査」を元に⼀部加⼯・作成
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起こりうる変化のまとめ
デバイスやコンテンツが多様化していくため、個別のメディアではなく、
データやアルゴリズム、またその活⽤⽅法が重要となる時代の到来。
起こりうる変化のまとめ
異なるコンテンツ形式・
デバイス間のデータ統合 接続
デバイスA デバイスB
スマホを起点とした
デバイスの オンラインの
多様化 データ活⽤による
連携
必要なコト オフラインとの連携 オンライン オフライン
5G
データ データセキュリティの
通信速度の 重要性
フォーマットの 保護
変化
多様化 データ セキュリティ
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当社の中長期のビジョン
Gunosyはスマホメディア企業ではなく、
適切な場所で最適なコンテンツを届ける企業。
⼈が能動的に取りにいく AIにより最適化された情報が届く
（今まで） （これから）
BC
AI AI
AI AI
DMP
⼈がPCやスマホを利⽤し 欲しい情報が適切な場所で
情報を取りに⾏っていた 最適化されて⼈へ届く
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将来実現したい世界観①：自宅
今日は夕方から雨が降るのか。
傘持っていかないと。
目覚めた時、今日の天気や私の気になるニュースを届けてくれる。
出社の⽀度をしながら、スマートスピーカーで、
⾃分が気になるカテゴリニュースを聞くことができる。
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将来実現したい世界観②：移動
あ、これ家で観たコンテンツの続きだ。
⾃動運転のタクシーの中で、ユーザーを認識してその⼈にあった
コンテンツや広告が掲出される。
さらに、信⽤情報やクレジットカード情報も照会して、
⽀払いの⼿続き無しに⾞を降りる。
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将来実現したい世界観③：ショッピング
今日はオーガニックの野菜が安いのか。
店舗は、購⼊履歴やコンテンツ・広告の接触データを元に、
来店タイミングや購⼊商品を予測し流通を⾏う。
ユーザーが店舗に来店したら、それらの情報を元におすすめ商品を掲出。
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Crucial factors for the following 10 years
3 次の10年のために必要なこと
Section_3 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved.
情報爆発社会における情報の最適化
まず必要なのは、扱う情報の網羅性の拡⼤。
我々はメディア、IoTデバイス、アドネットワーク、オフラインなど様々な
接触ポイントからデータを取得、管理し、その時代に沿った最適な⽅法で情報を提供する。
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Gunosyが保有しているデータ
グノシーをはじめとする主要メディアのダウンロード数は3,926万件となり、
ジャンルの異なるメディア・趣味の異なるユーザーのデータを保有している。
ダウンロード数（累積） MAU １ ユーザーのタイプ
• エンタメ好きユーザー：約2,650万⼈
3,926 万DL 前年同期⽐ 32.0 %増加 • ストレートニュース好きユーザー：約800万⼈
• ファッション好きユーザー：約450万⼈
2,799
２ 保有するユーザデータ
• 性別/年齢
LUCRA • 位置情報
LUCRA 1,841
ニュースパス ニュースパス
グノシー
• 興味関⼼
グノシー
etc.
1,191
746
３ 記事データ
• 約800メディア
Q2 Q2 Q2 Q2 Q2 Q2 Q2 Q2 Q2 Q2 • 約1万記事/⽇
FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019
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現在のデータ取得・活用方法
スマホアプリから性別や年齢などの基礎情報を取得し、
記事を中⼼としたコンテンツの推薦を⾏なっていた。
デバイス 保有データ
ユーザー データ
既存
記事や
コンテンツの推薦 性別
既存
オンライン
年齢
スマホ
接触 活用 位置情報
データの取得 記事・広告接触ログ
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今後のデータ取得・活用方法
決済情報や信⽤情報を始めとした、より精緻にパーソナライズするために必要なデータを取得し、
多様なコンテンツを多様なデバイスに推薦していく。
デバイス 保有データ
既存 既存
オンライン
スマホ 性別
ユーザー データ
記事や 年齢
コンテンツの推薦
これから 位置情報
オンライン
スマート 記事・広告接触ログ
ウォッチ
接触 活用
オフライン これから
⾃動⾞ データの取得
決済
連携
オフライン
ショッピング 信⽤・与信
カート
外部データ 所有在庫
オフライン
（ADNW、データ連携等）
その他 IoT
予定etc.
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What would we do with the data?
4 そのデータで何を実現するのか？
Section_4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved.
モビリティシーンでのデータ活用例
ユーザーを認識し、運転⼿に合わせたコンテンツ
タクシーで個⼈に合わせたコンテンツ、広告を推薦 シェアリングカーの鍵などでセキュリティを担保
（ニュース、⾳楽etc.）を提供
Section_4 （C） Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE ¦ 24
ショッピングシーンでのデータ活用例
ユーザー情報を照会し、 冷蔵庫の在庫情報や過去の購⼊情報などを元に、
過去の来店情報などを元におすすめ商品を提案
信⽤情報などを元に⾃動で決済 ⾃動で商品を配送（eコマース）
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我々は、様々なシーンで情報の推薦を⾏い、
プラットフォームの強化と収益向上を実現する。
Important indicators in FY2022
5 FY2022における重要指標
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中期での展開方針
新領域への展開により、これまで取れなかったデータの取得を⾏う。
得られたデータの有効活⽤によって広告収益の向上を実現する。
既存事業
（メディア+ADNWなど）
中期的にデータを活⽤し実現するコト
性別 年齢
DATA 位置 趣味
etc…
活用
新領域 広告収益向上 データ活用
（メディア+ADNW+オフライン+アライアンス）
ビジネス
（マーケティングソリューション、
CV 購買 リサーチ等）
DATA 所得 信⽤
etc…
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FY2022の各種目標指標
急速に変化していく市場環境の中で、当社の更なる発展のため、
以下の指標を3年後の⽬標と設定し事業を展開していく。
MAU 総滞在時間 全社売上⾼
年間 20% 成⻑ 年間 25% 成⻑ 年間 30% 成⻑
データ増加による収益性向上の メディア以外も含めた収益拡⼤
取得データ量の増加のためのMAU増加
ための滞在時間増加 を考慮
海外展開 新たなデータの取得
事業連携などにより海外で収益を上げる DMPを強化し、外部とのデータ連携を推進
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当社のミッション
情報を世界中の⼈に
最適に届ける
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免責事項
本資料に含まれている将来の⾒通しに関する記述は、本資料作成時点において⼊⼿可能な情報を基に
した判断及び仮定に基づいて作成されたものであり、その正確性を保証するものではありません。
実際の業績は、これらの判断及び仮定に含まれる様々な不確定要素、
リスク要因の変更や経済環境の変動などにより、⾒通しと⼤きく異なる
可能性がありますことをご了承ください。
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情報を世界中の⼈に最適に届ける