6044 三機サービス 2019-07-12 15:00:00
新中期経営計画(2020年度~2022年度)について [pdf]

                                                  2019 年7月 12 日



各    位
                        会       社   名 株式会社三機サービス
                        代 表 者 名 代表取締役社長               中島    義兼
                                       (コード番号:6044 東証第一部)
                        問 合 せ 先 取締役経営管理本部長            北越    達男
                                            ( TEL.079-289-4411 )



            新中期経営計画(2020 年度~2022 年度)について


 当社はこの度、新たな企業理念に基づき、2020 年度からの3カ年を期間とする「【中期経営計画】変
革と持続的成長 SANKI2022」を策定しましたのでお知らせいたします。

 事業環境は、省エネニーズの拡大・省エネ意識の向上、台風や地震といった自然災害への対応需要拡
大といった事業成長の機会がある一方、大手企業・異分野からの新規参入、AI・IoT によるメンテナン
ス技術の変化をはじめとした環境変化への対応も必要となります。

 このような事業環境のもと、本計画は当社が持続的に成長していくための指針として機能するもの
です。この中で策定した基本戦略を中心に、本計画のテーマでもある「変革と持続的成長」を遂げるた
め全力で取り組んでいきます。

                            記

1.   新・企業理念について

当社の企業理念は『理念』・『ミッション』・『ビジョン』・『行動指針』という4つの要素で構成し
ます。創業の原点であり、これからも不変である理念のもとに、社会に対して果たすべき使命(ミッシ
ョン)、将来的な展望(ビジョン)、それらを実現するための行動指針を社員全員が共有・実践するこ
とで、日本のみならず世界でも永続的にその事業価値を発揮することができます。

■理念

 私たちは、技術・サービスの向上と創造を通して社会に貢献します。
 私たちは、お客様第一主義を通してチャレンジ精神を発揮します。
 私たちは、仕事を通して成長し心豊かな人生を築きます。

■ミッション

 「もっと快適、ずっと安心」

 私たちがお客様の環境を今よりもっと快適にし、絶えざる安心を提供するという決意と意志が込められています。

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■ビジョン

環境世紀のリーディングカンパニーとして、顧客満足のさらなる高みと、働く一人ひとりの人生の充
実をめざしながら、当社が提供する価値を世界へと広げていきます。

■行動指針 - 信頼 -

「約束」-約束を守ることが自分の財産になる。
「挨拶」-さわやかな挨拶がさわやかな関係を作る。
「対話」-対話によって相手のニーズと心がわかる。
「若さ」-挑戦を失わない若さこそ飛躍の源泉である。
「技能」-技術・能力でプロとしての評価を得る。



2. 2022 年に目指すべき姿

お客様の“快適、安心”を支える会社として、「日本で一番」といわれる会社にする。
社員が三機サービスで働くことを誇りに思い、やりがいのある仕事ができる場とする。



3. 中期経営計画(2020 年度~2022 年度)の基本戦略


                       対外的な PR に加え、社員教育や新規採用においても新企業理念を具
経   新企業理念の浸透           現化できる社員を増やす
営
基                      労働の価値を「量から質」へシフトさせる人事制度を構築し、企業理
盤   人事制度改革             念を具現化する行動力を持った社員を増やす仕組みを構築する


                       蓄積された技術力・ノウハウを活用し、サービスの内製化による利益
    サービス内製化の強化
                       率向上を図る


    トータルメンテナンス         コールセンターの品質向上による多様なサービスを提供し、高品質の
    サービスの品質向上          サービスを提供できるパートナーの新規開拓を推進する


事   新たな環境ビジネスの         環境・省エネなどのビジネスを他企業とのアライアンスを通じて創出
    創出                 し、新たな成長ドライバーにする
業
成                      法人営業推進部を新設し、顧客のニーズや課題を的確に捉え、ソリュ
長   営業体制の強化            ーション活動を推進し、顧客満足度を向上させる


    海外事業収益力強化          海外事業部を新設し、顧客基盤の開拓やアライアンスを通じた新商材
    (中国・ベトナム)          開発などの事業支援を実施する


                       持続的な事業成長のためのシステム投資を継続的に行い、業務効率の
    IT システムの競争力
                       改善や提案力向上のためのシステム化を推進する




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4. 事業成長サイクル

持続的に事業成長するために、各部門の連携をさらに強化し、お客様への提案を通じ、付加価値向上を
目指し続けます。




                           持続的
                            成長




TM:トータルメンテナンス(設備の保守管理を一括で請け負うメンテナンスアウトソーシング事業)
FM:ファシリティマネジメント(企業・団体の全施設および環境などの全経営固定資産のあり方を最適化する事業)




5. 数値目標

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              2020 年度       2021 年度      2022 年度      3 カ年成長率

売上高             121 億円        133 億円       150 億円      124.0%
営業利益             6.0 億円        7.2 億円       9.5 億円     158.3%
売上高営業利益率            5.0%          5.4%         6.3%     -
ROE                13.7%         14.9%        17.6%     -
                                         ※(%)の表記は小数点第二位を四捨五入
<フェーズ1> 2020 年度
「次なる成長のための営業基盤強化」の期間と捉え、営業体制の強化、リーダー育成やエンジニアを中
心とした採用等の人事基盤の強化、IT 基盤強化に取り組みます。

<フェーズ2> 2021 年度~2022 年度
「変革と持続的成長」の期間とし、空調メンテンナンス工事の内製化の拡大、設備・工事案件の対応力
強化、トータルメンテナンスの更なる品質向上を推進します。

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6. 株主還元方針(配当政策)

健全な財務構造の維持と積極的な利益還元に並行して取り組むことを、配当政策の基本方針としていま
す。

〇配当性向は 30%程度を目安に利益配当
〇自己株式取得は株価水準や資金状況を勘案し、機動的に実施




                                             以上




 本開示資料に記載されている将来の計画等に関する内容につきましては、当社が本資料の発表日現在にお
 いて入手可能な情報と合理的であると判断する前提条件に基づき判断した予測であり、リスクや不確定要
 素を含んでいます。
 従いまして、記載されている将来の計画数値、施策の実現を当社として確約あるいは保証するものではあ
 りません。実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。




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