6040 M-日本スキー 2020-03-06 15:00:00
2020年7月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                        2020年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                     2020年3月6日

上場会社名 日本スキー場開発株式会社                                                                                  上場取引所                    東
コード番号 6040    URL https://www.nippon-ski.jp/
代表者      (役職名) 代表取締役社長                                           (氏名) 鈴木 周平
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理本部長                                            (氏名) 佐藤 祥太郎                        TEL 0261-72-6040
四半期報告書提出予定日       2020年3月13日
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           無
四半期決算説明会開催の有無            :   有

                                                                                                                    (百万円未満切捨て)

1. 2020年7月期第2四半期の連結業績(2019年8月1日∼2020年1月31日)
(1) 連結経営成績(累計)                                                                                      (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                                        親会社株主に帰属する四
                                売上高                   営業利益                        経常利益
                                                                                                           半期純利益
                                百万円        %              百万円         %           百万円               %            百万円          %
2020年7月期第2四半期                   3,208     0.7              200      27.2            202       28.3                  356    211.0
2019年7月期第2四半期                   3,187     1.4              157     △18.9            158      △18.0                  114   △20.1
(注)包括利益 2020年7月期第2四半期  375百万円 (214.8%) 2019年7月期第2四半期  119百万円 (△19.9%)
                                                          潜在株式調整後1株当たり四半期
                            1株当たり四半期純利益
                                                                純利益
                                                   円銭                                   円銭
2020年7月期第2四半期                                     22.46                  ―
2019年7月期第2四半期                                      7.22                  ―
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、2020年7月期第2四半期及び2019年7月期第2四半期は希薄化効果を有している潜在株式が存在し
ないため記載しておりません。


(2) 連結財政状態
                                総資産                       純資産                自己資本比率                        1株当たり純資産
                                         百万円                        百万円                        %                            円銭
2020年7月期第2四半期               8,610                                  6,431                     70.1                         380.00
2019年7月期                    6,885                                  6,052                     82.5                         326.71
(参考)自己資本     2020年7月期第2四半期 6,034百万円                          2019年7月期 5,677百万円


2. 配当の状況
                                                                  年間配当金
                    第1四半期末               第2四半期末                   第3四半期末                  期末                         合計
                                   円銭                 円銭                     円銭                         円銭                  円銭
2019年7月期                    ―                         0.00           ―                                  0.00                0.00
2020年7月期                    ―                         0.00
2020年7月期(予想)                                                         ―                                  0.00                0.00

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 2020年 7月期の連結業績予想(2019年 8月 1日∼2020年 7月31日)
                                                                                                               (%表示は、対前期増減率)
                                                                                        親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                    売上高                   営業利益                      経常利益
                                                                                          当期純利益      純利益
                    百万円             %     百万円               %       百万円            %         百万円                %           円銭
     通期             6,900          4.1      700           11.1       690          8.7         500          △17.6           31.48
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注)当社グループの売上高は、通常の営業の形態として冬季に売上計上する割合が大きく、業績には季節変動が生じます。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
     新規 ― 社 (社名)               、   除外  ― 社  (社名)

(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 無
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 無
     ④ 修正再表示               : 無

(4) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2020年7月期2Q    16,000,400 株 2019年7月期     16,000,400 株
     ② 期末自己株式数             2020年7月期2Q       120,200 株 2019年7月期        120,200 株
     ③ 期中平均株式数(四半期累計)      2020年7月期2Q    15,880,200 株 2019年7月期2Q   15,880,200 株

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料6ページ『1.当四半期決算に関する定性的情報(5)連結業績予想等の将来予測情報に関
する説明』をご覧ください。
                                                日本スキー場開発㈱ (6040)
                                           2020年7月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………    2
     (1)経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況 …………………………………………………………    2
     (2)経営方針・経営戦略等 ……………………………………………………………………………………………    6
     (3)事業上及び財務上の対処すべき課題 ……………………………………………………………………………    6
     (4)研究開発活動 ………………………………………………………………………………………………………    6
     (5)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………    6
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………    7
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………    7
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………    9
        四半期連結損益計算書                                          
         第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………    9
        四半期連結包括利益計算書                                        
         第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………    10
     (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………    11
     (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………    12
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    12
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………    12
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………    12
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………    12
 




                            - 1 -
                                                                    日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                               2020年7月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
      文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
 
     (1)経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況
      ①経営成績の状況
       当第2四半期連結累計期間(2019年8月から2020年1月)におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善
      が持続し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、通商問題を巡る動向や中国経済の先行き、新型コロ
      ナウイルス感染症が内外経済に与える影響には十分注意する必要があります。
       このような状況下、当社グループの第2四半期連結累計期間における、グリーンシーズン(2019年8月から同
      年11月上旬)は、2018年10月にオープンしたHAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートの”HAKUBA MOUNTAIN
      HARBOR”が2019年8月、9月は前年対比純増となり、10月は台風及び悪天候が続きましたが、過去最高の施設来場
      者数となりました。また、同連結累計期間におけるウィンターシーズンは記録的暖冬及び小雪となりましたが、グ
      ループ8スキー場中6スキー場は小雪対策投資を継続していたことから、スキー場オープン日は前年並みとなり、
      一定の集客を獲得することができました。また、単価の高い川場スキー場の来場者増やインバウンド等取組みによ
      り、単価を向上させることができました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,208,762
      千円(前年同期比0.7%増)となり、営業利益は200,698千円(前年同期比27.2%増)、経常利益は202,889千円(前
      年同期比28.3%増)の増収増益となりました。また、第1四半期に特別利益に固定資産売却益264,503千円を計上
      したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は356,635千円(前年同期比211.0%増)となりました。
          グリーンシーズン及びウィンターシーズンごとの営業実績は次のとおりです。
  
      〈1〉グリーンシーズン事業
      索道を稼働した施設における来場者数                                                   (単位:千人)
                                                 2019年        2020年
                         施設名                                              前年同期比
                                                1月末累計        1月末累計
          HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根                69           65         95.0%
          HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート                 45           83        185.2%
          HAKUBA VALLEY栂池高原                          57           56         96.8%
          竜王マウンテンパーク                                 74           63         85.3%
                              計                     247           269       109.0%
       
      その他の施設における来場者数                                                      (単位:千人)
                                                 2019年        2020年
                         会社名                                              前年同期比
                                                1月末累計        1月末累計
          ㈱鹿島槍                                           6            6     104.6%
          川場リゾート㈱                                    24           25        105.3%
          めいほう高原開発㈱                                  15           14         96.8%
                              計                      45           46        102.4%
       
      運営受託の施設における来場者数                                                     (単位:千人)
                                                 2019年        2020年
                     施設名及び会社名                                             前年同期比
                                                1月末累計        1月末累計
          金剛山ロープウェイ                                  22               -         -%
          信越索道メンテナンス㈱                                    1            -         -%
                              計                      23               -         -%
      (注)1.索道を稼働した施設における来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しておりま
           す。索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。HAKUBA VALLEY栂池高原は、2018年
              8月にオープンしました「Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!」の利用者数を含めて記載してお
              ります。
          2.その他の施設における来場者数において、㈱鹿島槍は、HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジの来場
            者及びグリーンシーズンでのスノーボードトレーニング施設の来場者の合計を記載しております。川場リ
              ゾート㈱は、サバイバルゲーム場、スケートボードパーク施設の来場者及びおにぎり店の来場者等(レジ
              通過者数)を含めて記載しております。めいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者
            数)、キャンプ施設及び体験型企画旅行の来場者の合計を記載しております。
          3.直営及び運営受託を明確化するため、運営受託である金剛山ロープウェイ及び信越索道メンテナンス㈱を

                                        - 2 -
                                                      日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                 2020年7月期 第2四半期決算短信
               運営受託の施設における来場者数に分類しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイ
               に併設する施設の宿泊者数を記載しております。
             4.運営受託の施設については、2019年3月から運休しており、また、2019年8月に運営受託契約を終了して
               いるため、当第2四半期連結累計期間の運営受託の施設における来場者は生じておりません。
                
    (当第2四半期連結累計期間におけるグリーンシーズン事業の概況)
     同連結累計期間におけるグリーンシーズン事業(2019年8月から同年11月上旬)の来場者数は269千人(前年同期
    比9.0%増)と過去最高となりました。特に、2018年10月にオープンしたHAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾー
    トにおいては”HAKUBA MOUNTAIN HARBOR”の来場者数が2019年8月、9月は前年対比純増となり、また、ヨガレッ
    スン等体験イベントの定期的な開催や、地域の様々なワインや食事を楽しむことができる信州ワインサミット等の
    大型イベントを開催し、来場者数は順調に推移し前年同期比85%増加しました。また、2019年7月にオープンし
    た“HAKUBA MOUNTAIN BEACH”もHAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根の集客に貢献し好調な滑り出しとな
    り、HAKUBA VALLEY栂池高原においては、オープン2年目となる”Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!”の運
    営手法の改善を続け、また、(株)ベネッセコーポレーションの「しまじろう」との教育プログラムの展開等、キッ
    ズに人気のあるコンテンツと連携した営業を展開しファミリー層の誘客にも力を入れました。竜王マウンテンパー
    クは整備運休等の影響もあり来場者数は減少しましたが、満天の星空を鑑賞する星空ナイトクルーズ等イベントの
    定期開催や乗車券の値上げ並びにセット商品等の販売を行い単価は向上しました。
     なお、紅葉のピークとなる2019年10月は台風19号及び台風後の旅行のキャンセル等による集客減と週末での悪天
    候が重なり、索道を稼働した施設の来場者数は10月単月で前年対比28千人(37.5%)の減少となりました。
      
    〈2〉ウィンターシーズン事業
    スキー場別のオープン状況は次のとおりです。

             エリア名               運営スキー場               2019年7月期    2020年7月期    前期対比

     白馬エリア          HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場            12月15日      12月6日     9日早い
                    HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド          12月21日      12月31日    10日遅い
                    HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場              12月15日      12月16日    1日遅い
                    HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場               12月15日      12月14日    1日早い
     その他エリア         竜王スキーパーク                           12月2日       12月1日     1日早い
                    川場スキー場                             12月3日       12月6日     3日遅い
                    めいほうスキー場                           12月15日      12月9日     6日早い
                    菅平高原スノーリゾート                        12月10日      12月7日     3日早い
          
    スキー場別来場者数                                                               (単位:千人)
                                                    2019年        2020年
                     運営スキー場                                                 前年同期比
                                                   1月末累計        1月末累計
         HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場                       174          154        88.8%
         HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド                      48           19        39.4%
         HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場                         126          108        85.2%
         HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場                           45           41        89.8%
         竜王スキーパーク                                       86           90       104.6%
         川場スキー場                                         56           74       133.5%
         めいほうスキー場                                       79           70        88.6%
         菅平高原スノーリゾート                                   121          133       109.4%
                        計                              738          691        93.6%
 




                                           - 3 -
                                                               日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                          2020年7月期 第2四半期決算短信
    その他の施設における来場者数                                                (単位:千人)
                                           2019年        2020年
                     会社名                                           前年同期比
                                          1月末累計        1月末累計
         川場リゾート㈱                                   4            4     108.3%
         めいほう高原開発㈱                                 1            1     100.1%
                      計                            5            6     106.1%
     
    運営受託の施設における来場者数                                                 (単位:千人)
                                           2019年        2020年
                   施設名及び会社名                                         前年同期比
                                          1月末累計        1月末累計
         金剛山ロープウェイ                             11               -        -%
         信越索道メンテナンス㈱                               0            -        -%
                      計                        11               -        -%
(注)1.スキー場の来場者数については、リフト券の販売数に基づいて記載しております。HAKUBA VALLEY白馬岩
     岳スノーフィールドは、2018年10月にオープンしました「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の利用者数を含めて
           記載しております。HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場は、2018年8月にオープンしました「Xtrem
           Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!」の利用者数を含めて記載しております。
         2.菅平高原スノーリゾートの来場者数については、「TARO AREA・DAVOS AREA」の来場者数を表示しており
           ます。
         3.その他の施設における来場者数において、川場リゾート㈱及びめいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の
           来場者(レジ通過者数)の合計を記載しております。
         4.直営及び運営受託を明確化するため、運営受託である金剛山ロープウェイ及び信越索道メンテナンス㈱を
           運営受託の施設における来場者数に分類しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイ
           に併設する施設の宿泊者数を記載しております。
         5.運営受託の施設については、2019年3月から運休しており、また、2019年8月に運営受託契約を終了して
           いるため、当第2四半期連結累計期間の運営受託の施設における来場者は生じておりません。
      
(当第2四半期連結累計期間におけるウィンターシーズン事業の概況)
 同連結累計期間におけるウィンターシーズン事業(2019年12月から2020年1月末日)は、記録的暖冬及び小雪と
    なりましたが、グループ8スキー場中6スキー場は小雪対策投資を継続していたことから、前年並みのスキー場オ
    ープンとなり、グループ8スキー場の来場者数は691千人(前年同期比6.4%減)となりました。また、単価の高い
    スキー場から小雪対策投資を実施していたことから、単価は前年対比上昇し、来場者数が減少する中でも累計売上
    高は前年を超過しました。
     特に単価の高い川場スキー場についてはシーズン当初から山麓エリアまで滑走面積を拡大させることができ、そ
    れを積極的にPRしたこと等により来場者数は前年同期比33%の増加となりました。同様に、単価の高いめいほう高
    原スキー場も12月の自然降雪による積雪は山頂エリアでも20cm程度しかありませんでしたが、人工降雪を行うこと
    により一定の来場者数を確保し、また、高山エリアからのインバウンドの集客等により、単価は向上しました。
     菅平高原スノーリゾートは人工降雪が主であることから積極的に人工降雪による滑走面積拡大を行い来場者の獲
    得に努めました。竜王スキーパークも山頂エリアに降雪機を設置しており、11月下旬から稼働を行うことで北信エ
    リア内でも早期のオープンを行うことができ、12月の来場者数が特に増加しました。HAKUBA VALLEYエリアも暖冬
    小雪の影響を受けましたが、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場は1月上旬より山麓エリアまでの下山コースがつな
    がり、同月の来場者数はほぼ前年並に回復しました。また、HAKUBA VALLEY八方尾根スキー場においては人工降雪
    機を有するコースの利用者が増加し、索道単価及び隣接する料飲等自社施設の単価が上昇しました。HAKUBA
    VALLEY白馬岩岳スノーフィールドにおいては山麓エリアまでの下山コースがつながったのが2月8日となり、滑走
    可能面積が広がらず来場者数は大幅に減少しました。
     インバウンドの来場者は、HAKUBA VALLEYエリアのグループ4スキー場では小雪により滑走面積が減少したこと
    もあり前年対比減少しました。めいほうスキー場では高山エリアに無料の自社バスを運行し誘客を図ることで、特
    にアジア圏のお客様が増加しました。また、竜王スキーパーク、川場スキー場においてもインバウンドの来場者数
    は増加しております。
     安全への取組みについても重点を置いて進めております。お客様の安全な輸送のため、索道設備や降雪機器の
    メンテナンスや更新・新規導入も順次進めております。グループ内の人材交流による技術や営業ノウハウの共有の
    ほか、安全管理のための共通ルールや労働災害の防止と快適な職場環境の形成等を図るため、労働安全衛生マネジ
    メントシステムの導入に取り組んでおります。
 


                                  - 4 -
                                                         日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                    2020年7月期 第2四半期決算短信
 
(第3四半期連結会計期間以降の取組み)
  第3四半期連結会計期間以降も暖冬小雪傾向にあることを想定し、自然降雪を補うため人工降雪機を継続的に導
    入してまいります。また、年間を通しての事業シーズナリティを小さくするべく、これまでグループで行ってきた
    取組みのノウハウを活かし、グリーンシーズンの投資も継続的に検討し、適宜適切に実施してまいります。
     HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートでは本年5月16日から24日にかけて”HAKUBAヤッホーFESTIVAL”を
    開催し、著名アーティストも出演する音楽ライブイベントを実施する予定です。また、当連結会計年度においては
    小雪の影響によりウィンターシーズンが例年より短期化する可能性もあることから、グリーンシーズンの施策を早
    期の段階で検討し実行に移してまいります。




                                 - 5 -
                                                      日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                 2020年7月期 第2四半期決算短信
          
     ②財政状態の状況
     (資産)
      当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて1,724,998千円増加し、8,610,457千
     円となりました。主な要因は、シーズン開始等に伴い売掛金が723,389千円増加、現金及び預金が378,297千円増
     加、設備投資に伴い有形固定資産が482,871千円増加したこと等によるものです。
      
     (負債)
      当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて1,346,069千円増加し、2,179,336千円
     となりました。主な要因は、設備投資及び運転資金に充てる短期借入金の530,000千円増加、設備投資に伴う未払
     金の188,445千円増加及びリース債務の53,952千円増加、ウィンターシーズンの前売券・シーズン券の前受金の
     203,478千円増加、ウィンターシーズンにおける主に季節雇用者を対象とした未払いの人件費増加に伴う未払費
     用の134,278千円増加したこと等によるものです。
      
     (純資産)
      当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて378,929千円増加し、6,431,121千円
     となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が356,635千円増加した
     こと等によるものです。
      
     ③キャッシュ・フローの状況
      当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比
     べ378,297千円増加し、2,754,325千円となりました。
      
     (営業活動によるキャッシュ・フロー)
      営業活動の結果獲得した資金は、322,228千円(前年同四半期は69,108千円の獲得)となりました。主な増加要
     因は、税金等調整前四半期純利益460,492千円、減価償却費254,874千円と、スキー場の営業開始に伴う、未払金の
     増加206,654千円、前売券販売による前受金の増加203,478千円、仕入債務の増加86,534千円であります。主な減少
     要因も同様に、スキー場の営業開始に伴う売上債権の増加723,389千円であります。
      
     (投資活動によるキャッシュ・フロー)
      投資活動の結果使用した資金は、427,608千円(前年同四半期は667,386千円の使用)となりました。主な増加要
     因は、有形固定資産の売却による収入310,084千円であります。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出
     703,422千円であります。
      
     (財務活動によるキャッシュ・フロー)
      財務活動の結果獲得した資金は、483,677千円(前年同四半期は522,547千円の獲得)となりました。主な増加要
     因は、短期借入れによる収入530,000千円、主な減少要因はリース債務の返済による支出44,521千円であります。
      
    (2)経営方針・経営戦略等
      当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
     りません。
      
    (3)事業上及び財務上の対処すべき課題
         当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
      
    (4)研究開発活動
      該当事項はありません。
     
    (5)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
      連結業績予想につきましては、2019年12月6日の「業績予想の修正に関するお知らせ」で公表いたしました通期
     の連結業績予想から変更はありません。
 




                                   - 6 -
                                                             日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                        2020年7月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                               (単位:千円)

                                    前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                                   (2019年7月31日)           (2020年1月31日)
    資産の部                                                                   
     流動資産                                                                  
       現金及び預金                               2,376,027             2,754,325
       売掛金                                    132,679               856,069
       たな卸資産                                  136,243               200,343
       その他                                    233,471               242,432
       流動資産合計                               2,878,421             4,053,170
     固定資産                                                                  
       有形固定資産                                                              
         建物及び構築物(純額)                        1,293,077             1,322,554
         機械及び装置(純額)                         1,079,206             1,190,661
         その他(純額)                              923,537             1,265,477
         有形固定資産合計                           3,295,821             3,778,693
       無形固定資産                                                              
         のれん                                   18,382                 2,678
         その他                                   30,477                54,116
         無形固定資産合計                              48,860                56,794
       投資その他の資産                                                            
         投資有価証券                                14,131                14,271
         繰延税金資産                               576,165               629,647
         その他                                   87,026                92,348
         貸倒引当金                               △14,968               △14,468
         投資その他の資産合計                           662,354               721,798
       固定資産合計                               4,007,036             4,557,287
     資産合計                                   6,885,458             8,610,457
    負債の部                                                                   
     流動負債                                                                  
       買掛金                                     36,561               123,096
       短期借入金                                        -               530,000
       1年内返済予定の長期借入金                           60,000                60,000
       事業整理損失引当金                                8,094                     -
       リース債務                                   58,003                70,181
       災害損失引当金                                  3,382                     -
       未払法人税等                                  45,270               109,851
       未払消費税等                                  33,732                66,743
       賞与引当金                                    1,000                13,714
       その他                                    313,623               893,999
       流動負債合計                                 559,667             1,867,587
     固定負債                                                                  
       長期借入金                                   60,000                60,000
       リース債務                                  197,348               239,123
       役員退職慰労引当金                                2,792                 2,890
       その他                                     13,458                 9,736
       固定負債合計                                 273,599               311,749
     負債合計                                     833,267             2,179,336
 




                           - 7 -
                                                          日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                     2020年7月期 第2四半期決算短信
 
                                                            (単位:千円)

                                 前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                                (2019年7月31日)           (2020年1月31日)
    純資産の部                                                               
     株主資本                                                               
       資本金                               1,666,156             1,666,156
       資本剰余金                               731,532               731,532
       利益剰余金                             3,394,754             3,751,389
       自己株式                              △114,612              △114,612
       株主資本合計                            5,677,830             6,034,465
     新株予約権                                  53,250                58,705
     非支配株主持分                               321,109               337,950
     純資産合計                               6,052,191             6,431,121
    負債純資産合計                              6,885,458             8,610,457
 




                        - 8 -
                                                             日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                        2020年7月期 第2四半期決算短信
    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
    (四半期連結損益計算書)
     (第2四半期連結累計期間)
                                                                (単位:千円)

                                前第2四半期連結累計期間             当第2四半期連結累計期間
                                 (自 2018年8月1日             (自 2019年8月1日
                                  至 2019年1月31日)            至 2020年1月31日)
    売上高                                     3,187,178              3,208,762
    売上原価                                    1,995,782              2,023,312
    売上総利益                                   1,191,396              1,185,450
    販売費及び一般管理費                          ※   1,033,564              ※ 984,752

    営業利益                                     157,831                200,698
    営業外収益                                                                  
     受取利息                                         12                     16
     受取保険金                                       582                      -
     貸倒引当金戻入額                                    500                    500
     預け金の払戻額                                   1,545                      -
     事業撤退補償金                                       -                  5,128
     その他                                         527                    587
     営業外収益合計                                   3,167                  6,232
    営業外費用                                                                  
     支払利息                                      1,204                  1,220
     寄付金                                         940                    205
     事務所移転費用                                       -                  2,138
     その他                                         775                    477
     営業外費用合計                                   2,919                  4,041
    経常利益                                     158,079                202,889
    特別利益                                                                   
     固定資産売却益                                   6,609                264,744
     特別利益合計                                    6,609                264,744
    特別損失                                                                   
     固定資産除却損                                  30,169                  6,376
     災害による損失                                   2,850                    764
     特別損失合計                                   33,019                  7,141
    税金等調整前四半期純利益                             131,670                460,492
    法人税、住民税及び事業税                              43,997                143,520
    法人税等調整額                                 △31,521                 △58,304
    法人税等合計                                    12,476                 85,215
    四半期純利益                                   119,194                375,276
    非支配株主に帰属する四半期純利益                           4,526                 18,641
    親会社株主に帰属する四半期純利益                         114,668                356,635
 




                               - 9 -
                                                       日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                  2020年7月期 第2四半期決算短信
    (四半期連結包括利益計算書)
     (第2四半期連結累計期間)
                                                          (単位:千円)

                            前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                             (自 2018年8月1日           (自 2019年8月1日
                              至 2019年1月31日)          至 2020年1月31日)
    四半期純利益                             119,194                375,276
    その他の包括利益                                                         
     為替換算調整勘定                             △10                       -
     その他の包括利益合計                           △10                       -
    四半期包括利益                            119,183                375,276
    (内訳)                                                             
     親会社株主に係る四半期包括利益                   114,657                356,635
     非支配株主に係る四半期包括利益                     4,526                 18,641
 




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                                                       日本スキー場開発㈱ (6040)
                                                  2020年7月期 第2四半期決算短信
    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                             (単位:千円)

                                前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                                 (自 2018年8月1日           (自 2019年8月1日
                                  至 2019年1月31日)          至 2020年1月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                                     
     税金等調整前四半期純利益                          131,670                460,492
     減価償却費                                 228,189                254,874
     のれん償却額                                 30,281                 15,704
     災害損失                                    2,850                    764
     受取保険金                                   △582                       -
     事業整理損失引当金の増減額(△は減少)                         -                △8,094
     事業撤退補償金                                     -                △5,128
     貸倒引当金の増減額(△は減少)                         △500                   △500
     受取利息及び受取配当金                              △12                    △48
     支払利息                                    1,204                  1,220
     固定資産売却損益(△は益)                         △6,609               △264,744
     固定資産除却損                                30,169                  6,376
     売上債権の増減額(△は増加)                      △730,935               △723,389
     たな卸資産の増減額(△は増加)                      △70,802                △64,100
     仕入債務の増減額(△は減少)                         97,022                 86,534
     未収入金の増減額(△は増加)                        △3,424                  34,546
     賞与引当金の増減額(△は減少)                           225                 12,714
     前受金の増減額(△は減少)                         157,019                203,478
     未払金の増減額(△は減少)                         206,642                206,654
     未払費用の増減額(△は減少)                        124,752                134,278
     未払消費税等の増減額(△は減少)                     △49,884                  33,010
     その他                                  △25,452                  13,331
     小計                                    121,824                397,974
     利息及び配当金の受取額                                13                     48
     利息の支払額                                  △925                 △1,220
     保険金の受取額                                   586                      -
     法人税等の支払額                             △49,540                △78,939
     災害損失の支払額                              △2,850                   △764
     事業撤退補償金の受取額                                 -                  5,128
     営業活動によるキャッシュ・フロー                       69,108                322,228
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                                     
     有形固定資産の取得による支出                      △633,189               △703,422
     有形固定資産の売却による収入                          6,413                310,084
     有形固定資産の除却による支出                       △30,169                 △6,376
     無形固定資産の取得による支出                        △4,809                △27,789
     投資有価証券の取得による支出                        △5,750                   △140
     敷金及び保証金の差入による支出                         △270                       -
     敷金及び保証金の回収による収入                            94                     85
     その他                                       293                   △50
     投資活動によるキャッシュ・フロー                    △667,386               △427,608
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                                     
     短期借入れによる収入                            570,000                530,000
     リース債務の返済による支出                        △45,951                △44,521
     非支配株主への配当金の支払額                        △1,500                 △1,800
     財務活動によるキャッシュ・フロー                      522,547                483,677
    現金及び現金同等物に係る換算差額                         △172                       -
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                   △75,901                 378,297
    現金及び現金同等物の期首残高                       2,289,593              2,376,027
    現金及び現金同等物の四半期末残高                     2,213,691              2,754,325
 




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                                                   日本スキー場開発㈱ (6040)
                                              2020年7月期 第2四半期決算短信
    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
        該当事項はありません。
     
    (追加情報)
    (表示方法の変更)
         第1四半期連結会計期間より事業損益管理を見直し、従来、「販売費及び一般管理費」として計上して
        いた人件費等を含めた諸経費一部を、「売上原価」として表示することとしました。
         この変更は、近年の暖冬による小雪リスクを低減させるためのグリーンシーズン事業強化を契機に、従来
        当該事業に従事し「販売費及び一般管理費」に計上していた人件費等を原価に振り替える必要が生じたためであ
        り、また、第1四半期連結会計期間に実施した組織変更により管理部門の機能を強化し、費用の発生態様、売上高
        との関連を見直した結果によるものであります。
         この表示方法の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書において「販
        売費及び一般管理費」629,393千円を「売上原価」へ組み替えております。
      
    (重要な後発事象)
        該当事項はありません。
 




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