2020年3月期決算説明資料
株式会社日本動物高度医療センター(東証マザーズ:6039)
2020年5月15日
目次
Ⅰ 決算の概要
Ⅱ 市場動向および中期展望
Ⅰ 決算の概要
当社のビジネスモデル
4
一次診療施設
動物飼い主
(連携病院)
期待 相談 安心
満足
✓ 「ペットに家族と同じように高度な医療を受けさせたい」
✓ 一次診療施設が安心して当社へ紹介し、当社は高度な専門医療(二次診療)を提供
✓ 患者動物・飼い主が期待して受診
✓ その結果全てのステークホルダーが満足できる動物医療を目指すことで、広く社会に貢献
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2020年3月期 決算概要
5
◼ 初診数、総診療数、手術数の成長が続き、過去最高売上を更新
◼ 営業利益、経常利益、当期純利益は全て増益を維持
(百万円、%)
2019/3期 2020/3期
実績 構成比 計画 実績 構成比 前期比 計画比
売上高 2,563 100.0 2,650 2,734 100.0 +171 +6.6% +3.2%
営業利益 397 15.5 410 430 15.8 +33 +8.4% +5.0%
経常利益 404 15.8 410 450 16.5 +46 +11.4% +10.0%
親会社株式に帰属する
当期純利益 294 11.5 300 312 11.5 +18 +6.1% +4.3%
1株当たり
122.0円 - 123.8円 128.7円 - +6.7円 +5.5% +4.0%
当期純利益
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初診数(紹介数)の推移
6
◼ 東京病院が開院2年目となり伸び率は低下するも、初診件数は6,476件と過去最多件数を更新
初診件数(件) 初診件数伸び率
6,476
6,032
4,890
4,667
4,355
3,816 3,878
3,519 3,602
3,272
3,043
23.4%
21.0%
12.3%
7.5% 7.2%
5.9%
2.4% 1.6% 7.4%
7.5%
4.8%
2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期 2014/3期 2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
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総診療件数、手術件数の推移
7
◼ 総診療件数、手術件数ともに前期比プラス成長を維持し、過去最多件数を更新
◼ 2018年1月に東京病院を開院した影響もあり、2019/3期以降は大幅に増加
総診療件数の推移 手術件数の推移
25,307
23,819 1,977
1,802
20,703
19,236
1,564 1,593
17,928 1,482
15,723 1,314 1,330
15,232
14,311 1,234 1,236
1,100
12,579
951
10,642
9,691
2010/3期 2012/3期 2014/3期 2016/3期 2018/3期 2020/3期 2010/3期 2012/3期 2014/3期 2016/3期 2018/3期 2020/3期
注:総診療件数は初診と再診の合計数
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営業利益増減要因
8
◼ 2018年1月に新設した東京病院の増収効果が継続し、増益を牽引
23 51
61
430
397
(百万円)
2019/3期営業利益 増収効果 粗利率変化 販管費増 2020/3期営業利益
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業績推移
9
◼ 売上高は前期比+6.6%の27億34百万円となり、過去最高売上を更新
◼ 営業利益は前期比、計画比を共に上回り、営業利益率も上昇
売上高の状況 営業利益・営業利益率の状況
(百万円) (百万円)
営業利益 営業利益率
800 18.0%
15.5% 15.8%
16.0%
700
2,734 13.4%
2,563 14.0%
600
12.4%
11.7%
2,191 2,258
2,093
12.0%
500
430
397
10.0%
400
8.0%
294 279
244
300
6.0%
200
4.0%
100
2.0%
0 0.0%
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
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バランスシートの状況
10
◼ 長期借入金の減少により、有利子負債依存度は57.4%に低下
◼ 自己資本比率は利益剰余金の増加により36.0%へ上昇
2019/3期 2020/3期 前期比
流動資産 1,480 1,464 ▲16
現預金 1,250 1,249 ▲1
売掛金 142 144 +2
固定資産 4,607 4,464 ▲143
有形固定資産 4,429 4,282 ▲147
総資産 6,088 5,928 ▲160
負債 4,259 3,794 ▲465
有利子負債依存度は
有利子負債 3,834 3,404 ▲430 63.0%から57.4%に低下
純資産 1,828 2,133 +305 自己資本比率は
負債純資産合計 6,088 5,928 ▲160 30.0%から36.0%へ上昇
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キャッシュフローの状況
11
◼ 前期比増益となったが、2019年3月期2Qに消費税還付等があった影響で、営業CFは2億円減
少の5億37百万円となりプラスを維持
◼ 通期を通して大きな投資がなく、FCFは4億44百万円
(百万円) 2019/3期 2020/3期 前期比
営業CF 741 537 ▲204 営業CF 投資CF FCF
税金等調整前 741
当期純利益 391 451 +60
減価償却費 224 217 +7 633
537
未収消費税等の増減 58 0 ▲58
444
未払消費税等の増減 84 ▲50 ▲134
投資CF ▲108 ▲93 +15
有形固定資産取得 ▲97 ▲68 +29
(百万円)
FCF* 633 444 ▲189 ▲ 93
▲ 108
財務CF ▲273 ▲445 ▲172 2019/3期 2020/3期
有利子負債の増減 ▲276 ▲430 ▲154
自己株式の取得 ▲53 ▲13,779 ▲13,726
*FCF(フリー・キャッシュフロー)=営業CF+投資CF
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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響について
12
◼ 動物病院は「社会生活を維持する上で必要な施設」に分類され、事業の継続を要請されている
◼ 2020年3月期の業績に与える影響は軽微。2020年3月期は上期に若干の影響はあるものの、
通期では限定的であると見込む
◆ 新型コロナウイルスによる影響
➢ 学会報告や各種セミナーの当面の中止
➢ 自粛ムードの高まりによる、動物飼い主が遠方病院へ行くことの自粛への懸念
◆ 新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組み
➢ 従業員全員に手洗い・手指消毒・マスク着用を義務付け
➢ 定期的なドアノブ、ボタン類の消毒
➢ 室内の換気、空気清浄機の運転等の環境除菌を実施
➢ ご来院の方への立入り制限の実施、手洗い・手指消毒・マスク着用の奨励
当社グループは、従業員とその家族、来院する飼い主の安全確保、
感染拡大防止に最優先に取り組んでいく所存
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2021年3月期の見通し
13
◼ 新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響は現時点では限定的であるが、感染症の影
響が長期化し拡大する可能性を踏まえ、通期見通しについては保守的に想定
◼ 一次診療施設とのコミュニケーション強化を継続し、初診数の増加を図る
2021/3期
(百万円) 2020/3期 前期比
計画
売上高 2,734 2,800 +66 +2.4%
売上総利益 1,008 - - -
営業利益 430 435 +5 +1.2%
経常利益 450 445 ▲5 ▲1.1%
親会社株主帰属当期純利益 312 315 +3 +1.0%
営業利益率 15.7% 15.5% ▲0.2p -
経常利益率 16.4% 15.9% ▲0.5p -
当期純利益率 11.4% 11.3% ▲0.1p -
初診数 6,476件 6,680件 +204 +3.2%
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Ⅱ 市場動向および中期展望
今後のポイント
15
① 動物医療業界を取り巻く環境
② ペット保険の成長性
③ 成長戦略①連携病院数の拡大
④ 成長戦略②拠点の拡大
⑤ 成長戦略③人材確保
⑥ 成長戦略④新規事業の拡大継続
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動物医療業界を取り巻く環境
16
◼ 人口動態や住環境の変化等により、犬猫飼育頭数は減少傾向にあったが、昨今の猫人気による
猫の飼育頭数の増加が牽引し、ここ2年での犬猫飼育頭数は微増
◼ ペットの家族化により、世帯当たりの動物病院支出額は増加。市場規模は年々拡大している
犬猫飼育頭数 市場規模と一世帯当たり動物病院支出額
市場規模(億円) 一世帯当たり支出(円)
犬飼育頭数 猫飼育頭数 (千頭)
8,088
19,637 19,205 7,126 7,251 16,257
18,715 18,665 18,446 18,552 18,575 6,637
6,491
6,323
6,102 15,978
15,700
9,372
9,492 9,277 9,309 9,526 9,649 9,778
15,442
15,193
14,983
14,743
10,265 9,713 9,438 9,356 8,920 8,903 8,797
14,498
14,288
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
(見込) (予測) (予測)
出所:ペットフード協会「令和元年 全国犬猫飼育実態調査」 出所:矢野経済研究所「ペットビジネスマーケティング総覧2020年版」、総務省「家計調査」
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ペット保険の成長性
17
◼ ペット保険の市場規模は年平均約16.6%拡大しており、今後も拡大傾向が続く見通し
◼ ペット保険加入率は年々高くなってはいるものの、欧米諸国の加入率※1に比べると低く、今後の市
場拡大の余地は大きい
ペット保険市場規模と加入率
市場規模 加入率 ※2
120 0 45.0%
1,090
110 0 (億円)
40.0%
100 0
960
35.0%
900
850
800
750 30.0%
700
667
25.0%
600
581
493 20.0%
500
417
400
350 15.0%
298 10.3%
9.1%
8.1%
300
6.9%
10.0%
5.8%
200
4.3% 4.9%
5.0%
100
0 0.0%
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
(見込) (予測) (予測)
※1.欧米諸国の加入率は30~40%と高く、特にスウェーデンでは50%を超える高い加入率を有している 出所:富士経済 2020ペット関連市場マーケティング総覧
※2.犬猫飼育頭数およびペット保険契約件数を元に算出 Copyright© JARMeC All Right Reserved.
成長戦略①連携病院数の拡大
18
◼ 連携病院数は年々増加し、全国で30.9%の連携を達成
◼ 新規連携病院からの紹介数も着実に増加しており、今後も継続を見込む
開設届出数 ※ 連携病院数 連携病院数比率
12,116
11,839 11,981
11,486 11,675
11,032 11,259
10,551 10,741
10,135 10,350
29.4%
30.9%
28.4%
27.2% 27.3% 26.9% 26.8% 27.0% 27.5%
26.3%
22.2%
3,525
3,747
3,208 3,362
2,872 2,931 2,973 3,015 3,106
2,719
2,248
2010年3月 2011年3月 2012年3月 2013年3月 2014年3月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
※開設届出数は農林水産省(2019年12月末時点の小動物診療施設の軒数)
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成長戦略②拠点の拡大
19
◼ 大阪病院(仮称)は、2021年秋頃の開院の方針は変わらず
◼ 全国主要都市に施設の展開を積極的に推進。連携病院数は地域的に関東に偏っており、今後
は西日本を中心に地方都市での連携病院比率を引き上げる余地は大きい
開設届出数 連携病院数 連携病院比率
4,867
46.7%
JARMeC
大学病院
34.4%
24.7%
24.2% 2,274
1,900
21.6%
14.3%
12.4% 1,390 12.4%
9.8%
8.9%
594 632 1,144
510 445 478
194 272 305
63 144 110 42 142
62 27
北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・
沖縄
(注)地域別の開設届出数は農林水産省より、2018年12月末時点の小動物診療施設の軒数
連携病院数は2019年9月末時点の軒数
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成長戦略③人材確保
20
◼ 拠点拡大の一環として、獣医師や動物看護師などの増員を図る方針
◼ 優秀な人材の確保に向けて、積極的な採用活動を実施
人材確保
◆ 優秀な人材の確保
➢ 大学・専門学校・各種団体との関係性の強化、人脈形成に尽力
➢ 採用活動を積極的に実施
◆ 従業員の育成
➢ 獣医師、動物看護師へOJTの実施
➢ 外部セミナーの活用
役割の拡大
◆ 動物看護師の国家資格化※
➢ 動物看護師の国家資格化による役割の拡大、獣医師の負担軽減
➡ 業務の効率化・生産性の向上
※第1回国家資格の実施時期は未確定だが、遅くとも2023年12月末までには実施される見込み(日本動物衛生看護師協会)
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成長戦略④新規事業の拡大継続
21
◆ M&Aも活用した事業領域の拡大
➢ 動物医療に関連した事業の買収を推進
➡ ペットフード、保険、サロン、動物用医薬品 等
◆ 診療外領域で患者動物・飼い主・一次診療施設をサポートし、
利便性を高める新規事業へ挑戦
➢ 活動量計「プラスサイクル」を使用した取り組み
➡ 動物の日常の活動量を測定し、動物の「元気」を「可視化」
➡ 動物病院経由での拡販を目指し、普及活動中
➡ 複数の大手企業との協業交渉中
動物医療業界における総合的企業へ
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高度医療提供を行う民間総合病院としての優位性
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◼ 総合診療施設を志向し、患者動物に最適な診療サービスを提供
◼ 一次診療病院と連携することで一貫した治療を行うことができ、この分野における唯一の総合病院
として極めて強力な参入障壁となっている
病院名 獣医科大学病院 単科二次診療所
神奈川県川崎市
所在地 愛知県名古屋市 全国に17、そのうち関東に5 -
東京都足立区
年中無休 土日祝・夏季・年末年始休業
診療の特徴等 365日営業が難しい
CT・MRI・放射線 CT・MRI・(放射線)
獣医師数 75(2020年4月現在) 16~31※ 数名
診療科数 11 10~19 1
学生の教育・研究に重点 総合診断の対応が難しい
競合の状況 以下に記載
急患対応が難しい 大型投資が難しい
※教員のみ、非常勤を含む
JARMeCが提供する高品質なサービス
高度医療機器 獣医科大学病院と同等以上の設備を揃える
症状がある程度判明した患者動物が一次診療病院より持ち込まれるため、
連携動物病院制度
診療科を予め想定し、専門的な高度治療に専念することが可能
年中無休、予約の速さ(原則当日または翌日の受入を目指す)、
柔軟な受入対応
簡便さ(紹介医の電話による受入が可能)は好評である
専門診療科において複数の獣医師・スタッフによるチーム医療を実践。
チームによる診療体制
必要に応じて複数の診療科が協力して対応
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株主還元
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◼ 株主への利益還元と、資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の
遂行を可能とするため、2020年3月に初めて自己株式を取得
自己株式10万株取得
当社 東証マザーズ指数 (2020年3月23日~4月30日)
設備投資のための内部留保の充実を図る方針のため、無配当であるが、3年前のマザーズ指数に対してアウトパフォームしている
100
0
17/05/31 17/10/31 18/03/31 18/08/31 19/01/31 19/06/30 19/11/30 20/04/30
(注)2017年5月末を100とした、3年間の月次株価推移
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24
<見通しに関する注意事項>
• 当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来
の計画数値や施策の実現を確約したり保証したりするものではありません。
<お問い合わせ先>
株式会社日本動物高度医療センター
石川 隆行
044-850-1320
e-mail:takayuki.ishikawa@jarmec.jp
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会社概要
25
会社名 株式会社 日本動物高度医療センター
Japan Animal Referral Medical Center : JARMeC
主要な事業内容 犬・猫向けの高度医療(二次診療)を行う動物病院
川崎本院 : 神奈川県川崎市高津区久地 2-5-8
所在地 名古屋病院 : 愛知県名古屋市天白区鴻巣 1-604
東京病院 : 東京都足立区一ツ家 3-1-7
設立年月日 2005年9月26日
資本金 385百万円
代表取締役社長 平尾 秀博
従業員数 217名(非常勤20名を含む)※グループ全体 (2020年4月末現在)
関連会社 株式会社 キャミック(高度医療機器を用いた動物の画像診断センター)
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