6036 KeePer技研 2020-02-12 17:00:00
2020年6月期第2四半期決算説明資料 [pdf]

   2020年6⽉期
 第2四半期決算説明資料



                               (証券コード 6036)分類 サービス
                                                     1




会社概要


 会社名    KeePer技研株式会社(2014年9⽉   アイ・タック技研から商号変更)


設⽴年⽉⽇   1993年2⽉

 所在地    愛知県⼤府市吉川町4丁⽬17番地

        ⾕ 好通 (代表取締役会⻑兼CEO)
 代表者名
        賀来 聡介(代表取締役社⻑兼COO)

 資本⾦    13億4,755万円(2019年12⽉末 現在)

 従業員数   正社員438名、パート・アルバイト80名(2019年12⽉末 現在)

        ・カーコーティング、洗⾞⽤ケミカルと機器等の開発・製造・販売

 事業内容   ・カーコーティング技術認定店「キーパープロショップ」の展開

        ・カーコーティング&洗⾞の専⾨店「キーパー LABO」の運営
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1985年 株式会社タニ、共同⽯油⾼津波給油所として創業




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沿 ⾰
          (株)タニのスーパーポリマー事業部を分離し、洗⾞、カーコーティングの施⼯、カーコーティング
1993年2⽉    などに使うケミカルや道具の販売、施⼯技術の研修伝達等を⽬的として「アイ・タック技研(株)」
           を愛知県刈⾕市に資本⾦10,000千円で設⽴

1998年7⽉   新業態「洗⾞屋・快洗隊」のパイロットショップとして、快洗隊刈⾕店を愛知県刈⾕市に
          オープン(現 キーパーLABO刈⾕店)
2000年2⽉   東京営業所・トレーニングセンターを東京都江東区に開設

2001年5⽉   ドイツ最⼤のカーケミカルメーカーであるSONAX社と共同開発した商品の発売を開始

2006年7⽉   本社を愛知県⼤府市に新築、本社・名古屋営業所・中央トレーニングセンターを愛知県⼤府市に移転

2007年1⽉   コーティング技術検定制度及び、施⼯技術認定店キーパープロショップ1店舗⽬を登録

2008年1⽉   (社)中⼩企業研究センター主催のグッドカンパニー⼤賞「新技術事業化推進賞」を受賞

2010年4⽉   商標を「KeePre」から「KeePer」へ変更、専⾨店の名称を「快洗隊」から「キーパー LABO」に改名

2013年5⽉   キーパープロショップ登録店が3,000店舗達成、キーパーLABO 直営店舗 29店舗

2014年7⽉   キーパープロショップ登録店が4,000店舗達成、キーパーLABO 直営店舗 31店舗

2014年9⽉   「アイ・タック技研(株)」を「KeePer技研(株)」に社名変更

2015年2⽉   東証マザーズ市場に株式を上場

2015年9⽉   創⽴30周年を迎える

2016年3⽉   東証⼀部市場に市場変更および名証⼀部市場に新規上場

2019年6⽉   キーパープロショップ 5,820店舗・キーパーLABO 直営店80店舗                 4




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企業ビジョン

  ⽇本に新しい洗⾞⽂化を。

  ⽇本⼈独特の⾼い美的感覚に訴える⾼品質な洗⾞やカーコーティングなど、
  ⾞の美的事業を⽇本国中に広げ、⽇本国中の⾞をより美しくする事で
  お客様に喜びを提供し、みんなと共に喜ぶ。


  ⾞の美的事業に関わる⽇本国中の店舗を、誇りを持って従事できる
  喜びの職場にし、⽇本独特の洗⾞⽂化を作り上げる。


  顧客満⾜CSと従業員満⾜ESの同時実現。




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2020年6⽉期第2四半期決算

 損益                                                        単位:百万円


               2019年              2020年               前期        前期
                        売上⽐                 売上⽐
              6⽉期2Q              6⽉期2Q               増減額       増減⽐



 売上⾼                                4,830             352        7.9%
                4,478
   キーパー製品
   等関連事業        2,593    57.9%      2,678    55.4%     85        3.3%



   キーパーLABO
   運営事業         1,884    42.1%      2,152    44.5%    268       14.2%



 広告宣伝費                   3.3%        328      7.0%    188       134.6%
                  140
 営業利益                    18.8%       849     17.5%         5     0.6%
                  844
 経常利益                    19.1%       856     17.7%         0       0%
                  856
 当期純利益                   12.1%       586     12.1%     44        8.1%
                  542
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  2020年6⽉期決算に関する説明
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
 当第2四半期累計期間(2019年7⽉1⽇から2019年12⽉31       その結果、当第2四半期累計期間(2019年7⽉から2019年12
⽇)における我が国の経済は、企業収益や雇⽤情勢の改善などを          ⽉)におきましては、売上⾼48億30百万円(前年同期⽐7.9%増
背景に緩やかな回復基調で推移したものの、⽶中の貿易摩擦によ          加)、営業利益8億49百万円(同0.5%増加)となり、対予算⽐
る世界経済の下振れリスク等により、先⾏きは不透明な状況が続          は、3.2%のプラスとなりました。
きました。                                   この期間に、広告宣伝費を3億28百万円(前年同期⽐134.6
 このような環境のなか当社では、ユーザーに提供されるKeePer       %増加、1億88百万円増加)、と⼤幅に増額し将来に向けた
コーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していくこと          KeePerのブランド周知の徹底を図りました。昨年、⼀昨年とも
が、当⾯の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を          に実施しなかったテレビコマーシャルを放映しました。それと
⽬指したKeePerブランドのブランディングを確実にしていくため       共にWebサイトでのYouTubeをはじめ様々なデジタルコンテン
に最も重要であると考えています。                       ツを配信しました。そして、⽇本最⾼峰のレース「スーパーGT
当第2四半期会計期間(2019年10⽉から2019年12⽉)におきまし    」への2019年もスポンサーの継続に加え、広告宣伝効果と、⾃
ては、スタートの10⽉の売上⾼は6億12百万円(前年同期⽐          動⾞業界への積極的な働きかけを考え、「2019年 インタープロ
11.0%減少)と全国的に⼤型台⾵も多く、記録的な豪⾬災害も重        トの冠スポンサー」となりました。
なり苦しみました。                               この効果は早速現れ、ダイヤモンドキーパー類などの⾼額商
 続いて、11⽉は天候が安定しない気象が続き、売上⾼7億75百        品の需要が⾼くなりました。その中でも最上級メニューである
万円(同3.4%増加)と微増という結果となりました。             WダイヤモンドキーパーやWダイヤモンドキーパープレミアム
しかし、最⼤の需要期である12⽉に⼊ると、天候も安定しコーテ         を、選ばれる⽅が、キーパーLABOのみならず、全国のキーパー
ィングと洗⾞マインドが⼀気に上がり、テレビコマーシャル効果          プロショップにおいても多くなっております。そして、⾃動⾞
やYouTube広告やWeb広告の効果も⼤きく表れ、売上⾼11億88百    業界の営業活動において⼤きなプラスとなっており、堅調に導
万円(同7.9%増加)となりました。                     ⼊が進んでおります。



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①(キーパー製品等関連事業)
当事業における最も⼤きなシェアを占めている⽯油販売業界で           そして、11⽉にも新商品として「ミネラルオフ」を新発売しま
は、⾞をキレイにするサービス商品のKeePerコーティングが、       した。ミネラル膜が固着することによって⽔弾きが弱くなったコ
「油外収益商品」の軸となっており、店舗での販売が活発にされ         ーティング⾞の⽔弾きを元通りにし、KeePerの技術で施⼯可能で
ております。                                かつ効果の⾼い商品です。このミネラルオフを使い、新しい洗⾞
2019年12⽉に開催された「冬のキーパー選⼿権」においては、       メニューを展開しております。
約3,800店舗が参加し、施⼯台数を競い合いました。今回の選⼿       コーティング⾞の⽔弾きを元通りにし、キレイにしたいお客様へ
権では、100万ポイント(売上に換算すると約150万円)を越す       ⼀番いい洗⾞として、キーパープロショップ、キーパーLABOに
⾼得点の店が769店舗となり着実に実績が上がっております。         着実に広がり始めています。
今期、会社の総⼒を上げ取り組んでいるカーメーカーやカーデ          また、スマートフォン⽤のコーティングとして販売をしている
ィーラーなどの⾃動⾞業界への進出は、コーティング技術1級技         『Mコーティング』の販売もドコモ店舗での取扱店が増加し、順
術者である当社社員が、カーディーラー店舗へ出張し、主に新⾞         調に販売が進んでおり、今後は更なる増販が期待できそうです。
へのコーティングを⾏うデリバリーサービスを提供するとともに         そして、HITOWAライフパートナー株式会社のおそうじ本舗と
、当社の得意分野でもある技術研修をカーデーィラーの⽅へ実施         の業務提携後の進捗は、昨年に北海道でのテスト販売をし、順調
し、内製化での導⼊も同時に進めております。                 に施⼯が進み、成功を収めました。今後は3⽉から全国のおそう
また、VTホールディングス株式会社との資本業務提携をした事         じ本舗加盟店向けに、KeePerの実技研修を開始し、全国のおそう
で、⾃動⾞業界への進出に拍⾞をかけており、導⼊カーディー          じ本舗で出張型の洗⾞とコーティングサービスの提供を順次開始
ラーが堅調に増加し、第3四半期以降に実績として着実に現れ始         する予定です。
めております。                               これらの活動の結果、当セグメントの当第2四半期累計期間に
⼀⽅、新商品として、10⽉に「ポリカコート」を新発売しまし         おける売上⾼は26億78百万円(前年同期⽐3.3%増加)、セグメ
た。専⽤ガラス被膜で⾞のレンズパーツ(ヘッドライト、ウイン         ント利益は6億96百万円(同6.0%減少)となりました。ただし
カー、テールレンズ)などを強⼒に守る商品で、コーティングや         内部取引による利益が1億25百万円含まれており、内部取引控除
洗⾞と共に⼀緒に施⼯される⽅も多く好評です。                後の利益は5億71百万円(同11.1%減少)となります。




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②(キーパーLABO運営事業)
 キーパーLABO運営事業については、前期より10⽉こそ台⾵などで       (新店開発状況)
苦しめられたものの11、12⽉ともに好調に推移しました。特に、         2020年4⽉   東京都    ⼩平店(仮称)⼯事開始
キーパーLABO店舗が多くある東海3県のCM効果は想定より⼤き         2020年6⽉   ⿅児島県     ⿅児島店(仮称)確認申請中
かったです。関東地域においては、YouTube広告やWeb広告効果が      2020年6⽉   愛知県    名古屋市昭和区(出店申込 提出中)
⾼く、キーパーコーティングシリーズの中でも、⾼額商品であるダイ
ヤモンドキーパーの需要が⾼く、Wダイヤモンドキーパー、Wダイヤ         (既存店の改装と新ブランディングデザインへの変更)
モンドキーパープレミアムなどの最⾼級のコーティングも増加してお         愛知県    鳴海店    リプレイス店(8⽉実施済)
り、広告宣伝効果が発揮されております。                     東京都    ⾜⽴店    新ブランディングへ変更(8⽉実施済)
その結果、当第2四半期累計期間における平均単価は、前期             愛知県    東郷店    洗⾞場、仕上げ場の全⾯改装&拡⼤
10,469円から今期11,701円と11.8%増加と⼤きく伸びています。          (10⽉ 実施済)
また、前期、前々期の新店がリピート顧客を積みかさね続々と2年          神奈川県    綱島店    仕上げ場増設(11⽉実施済)
⽬のジャンプをしており、キーパーLABO運営事業の採算改善に⼤き        愛知県    東海店    新ブランディングへ変更(12⽉実施済)
く貢献しています。更に、既存店の収⽀を上げる事にも⼒を⼊れ、改         福島県    郡⼭店    ブース増設
装と新ブランディングデザインの変更も計画的に⾏っております。          愛知県    名古屋東店    仕上げ場増設
新店開発においては、今期まだ新店を出店していませんが、これ           愛知県    中川店    外装変更、新ブランディングへ変更
は、会社として総⼒を上げて、カーメーカーやカーディーラーなどの         ⼤阪府    交野店    外装変更
⾃動⾞業界への進出に⼈材を含め、⼤きく⼒を⼊れ、取り組んでいる         愛知県    豊⽥店    ブース増設、新ブランディングへ変更
事が⼤きく影響しております。しかし、将来に向け、拡⼤成⻑を続け         神奈川県    上溝店    新ブランディングへ変更
る為には、新店開発が必要と考えており、今後も⽴地条件を重視し厳         愛知県    ⼀宮店    全⾯改装
選して新規店舗開発をしていきます。                       埼⽟県    草加店    新ブランディングへ変更
現在の、新店の開発と、既存店の改装と新ブランディングデザイン          愛知県    ⼤府店    ブース増設、新ブランディングへ変更
への変更も次の通り多数の店舗で計画がされております。              埼⽟県    浦和美園店    新ブランディングへ変更
                                        千葉県    船橋店    新ブランディングへ変更


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 最後に、2019年7⽉より、毎週⽕曜⽇に定休⽇を設定しました。
(⼀部店舗を除く)既に半年が経過し、定休⽇を作ることによって、
販売実績に若⼲たりともマイナスの影響が出ると考えておりました
が、お客様が定休⽇以外の、平⽇の⽉、⽔、⽊、⾦曜⽇にご来店いた
だくことが出来、第2四半期累計期間の平⽉5ヶ⽉合計の1店舗当た
りの平均来店台数は、マイナス103台と微減したものの、1店舗当た
りの平均売上では123万円増加し、むしろプラスの効果が出ました。
さらに従業員満⾜の⼤きな向上に貢献し、店舗スタッフの定着に繋が
りました。
これらの活動の結果、当セグメントの当第2四半期累計期間におけ
る売上⾼は21億52百万円(前年同期⽐14.2%増加)、セグメント利
益は2億78百万円(同37.5%増加)となりました。ただし、内部取
引による費⽤が1億25百万円含まれております。




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(2)財政状態に関する説明                                 ②キャッシュ・フローの状況
①資産・負債及び純資産の状況                                当第2四半期累計期間末における現⾦及び現⾦同等物(以下「資
(資産)                                          ⾦」という)は前事業年度末に⽐べ66百万円増加し、24億21百
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に⽐                  万円となりました。
べ3億31百万円増加し、81億70百万円となりました。これは
主として、現⾦及び預⾦が66百万円増加、売掛⾦が3億71百万                (営業活動によるキャッシュ・フロー)
円増加、商品が96百万円減少、⼟地売却等により有形固定資産                 営業活動の結果得られた資⾦は前年同四半期に⽐べ3億46百万
が75百万円減少したこと等によるものです。                         円減少し、2億94百万円となりました。収⼊の主な内訳は、税
                                              引前四半期純利益8億92百万円であり、⽀出の主な内訳は、売
(負債)                                          上債権の増加3億77百万円、法⼈税等の⽀払額2億68百万円で
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に                  あります。
⽐べ88百万円減少し、26億64百万円となりました。これは主
として、買掛⾦が1億34百万円減少、未払⾦が64百万円増加、                (投資活動によるキャッシュ・フロー)
⻑期借⼊⾦が26百万円減少したこと等によるものです。                    投資活動の結果使⽤した資⾦は前年同四半期に⽐べ3億27百万
                                              円減少し、33百万円となりました。収⼊の主な内訳は、有形固
(純資産)                                         定資産の売却による収⼊1億22百万円であり、⽀出の主な内訳
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に⽐                  は、有形固定資産の取得による⽀出1億38百万円であります。
べ4億19百万円増加し、55億6百万円となりました。これは主
として利益剰余⾦が四半期純利益により4億16百万円増加した                 (財務活動によるキャッシュ・フロー)
こと等によるものです。                                   財務活動の結果使⽤した資⾦は前年同四半期に⽐べ83百万円減
                                              少し、1億93百万円となりました。⽀出の主な内訳は、配当⾦
                                              の⽀払額1億69百万円であります。




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  2020年6⽉期第2四半期決算

   貸借対照表                                                                         単位:百万円

                                                                          前期末          前期末
                     2019年6⽉期      構成⽐        2020年6⽉期         構成⽐
                                                                          増減額          増減⽐


   流動資産                    3,894    46.90%           4,299      52.62%          405      10.4%

         現⾦及び預⾦            2,355    24.80%           2,421      29.63%           66          2.8%

         受取⼿形及び売掛⾦          825     16.00%           1,202      14.71%          377      45.6%

   固定資産                    3,944    53.10%           3,870      47.37%           -74      -1.8%

        有形固定資産             3,118    42.10%           3,042      37.23%           -76      -2.4%

        投資その他の資産            825     10.20%               827    10.13%            2          0.2%

   流動負債                    1,180    14.00%           1,247      15.26%           67          5.6%

        買掛⾦                 278      1.70%               143     1.75%          -135     -48.5%

   固定負債                    1,571    21.10%           1,416      17.33%          -155      -9.8%

   純資産                     5,086    64.90%           5,506      67.39%          419          8.2%

        株主資本               5,085    64.90%           5,504      67.39%          420          8.2%

   総資産                     7,838    100.00%          8,170      100.00%         332          4.2%

                                                                                                    12




                                                                                                         6
2020年6⽉期第2四半期決算

キャッシュ・フローの状況
                                                              単位:百万円
                                               2019年6月期       2020年6月期
                                                 1Q~2Q          1Q~2Q
 営業活動によるキャッシュ・フロー                                    640            294

 投資活動によるキャッシュ・フロー                                   -361             -33

 財務活動によるキャッシュ・フロー                                   -277            -193

 現⾦及び現⾦同等物の期末残⾼                                    1,825            2421




                                                                           13




34年間、少しずつだけ増加

売上総利益の推移


                                                           東証1部上場


                                                   東証マザーズ上場


                                                    キーパー技術
                                                    コンテスト

                                          クリスタルキーパー



                                 リーマンショック
                                                  KeePer
                                                  LABO
                          ブログ
                          スタート       KeePer
                                     PROSHOP
                    洗⾞屋
   クリーン             快洗隊      SONAX
   ベース    全国⾏脚




                                                                                14




                                                                                     7
 今後の⾒通し
KeePerブランドの確⽴と普及を⽬指し、さらに積極的な営業展開を進めて      「キーパーLABO運営事業」は新発売する「EXキーパー」を2⽉下旬よ
いきます。各セグメントの⾒通しは次の通りです。                   りキーパーラボ店舗で先⾏発売をいたします。新⾞⽤で⾼付加価値の全
「キーパー製品関連事業」は⻑年開発してきた、全く新しいボディコー          く新しいボディーコーティングがメニュー化されることにより、新しい
ティング「EXキーパー」の新商品発売を4⽉に控えております。            顧客の開拓も期待できしっかりとキーパーLABOにて定着させます。
この新商品は、新⾞⽤のコーティングサービスとしてキーパーLABOでの          新店開発においては、将来に向け、拡⼤成⻑を続ける為には、新店開
先⾏販売、情報収集を⾏った後に、キーパープロショップへ順次、技術研         発が必要と考えており、今後も⽴地条件を重視し厳選して新規店舗開発
修の実施とサービス提供を進めていきます。そして、KeePerとして初の新      をしていくと共に、既存店の収⽀を上げる事にも⼒を⼊れ、改装と新ブ
⾞⽤コーティングとして、会社の総⼒を上げ、カーメーカーやカーディー         ランディングデザインの変更も多数計画されており、積極的に⾏ってい
ラーなどの⾃動⾞業界へコーティングの導⼊を推し進めます。              きます。
 更に、11⽉に発売した新商品「ミネラルオフ」を使い、新しい洗⾞メ           そして、4⽉には52名の新⼊社員を迎え⼊れられるため、⼈材育成に
ニューとして、コーティング⾞の⽔弾きを元通りにし、キレイにしたいお         も⼒を⼊れ、KeePer勉強会開催やキーパーLABOにて技術コンテスト開
客様へ、⼀番いい洗⾞として、キーパープロショップへ洗⾞の⾼付加価値         催なども実施し、技術・知識の向上を図っていきます。
化を広げていきます。また、カーディーラーでは『洗⾞が無料のサービ            広告宣伝については、KeePerのブランディングとして、そして採⽤活
ス』として定着しているので、洗⾞の有料化と共に洗⾞の⾼付加価値化を         動にも⼤きな効果を発揮している「スーパーGT」では、2020年もスポ
提案してまいります。                                ンサーを継続し、昨年から冠スポンサーとなった「インタープロトシ
 続いて、スマートフォン⽤のコーティングとして販売をしている『M          リーズ」も宣伝効果を得る事と⾃動⾞業界への積極的な働きかけを考え
コーティング』の販売の増販と共に、HITOWAライフパートナー株式会社       継続してまいります。
のおそうじ本舗では出張型の洗⾞とコーティングサービスの提供を順次開           テレビコマーシャルについては、今期まだ実施していない北海道、⻘
始するので、着実に進めていきます。                         森、岩⼿、⼭形局を雪解け後の、春の最需要期に合わせて、好評であり
 海外事業では、⾹港とタイに加え、台湾でのビジネスが本格的に動き出         実績もある「キレイへの挑戦」を4⽉より放映してまいります。
し、3⽉には台湾でのキーパープロショップが誕⽣し、今後の拡⼤に期待が          以上を踏まえ、今期の⾒通しは、当初の⾒通しを変えずに、
持てます。                                     売上⾼ 91億56百万円(前事業年度⽐10.0%増加)、
 最後に、2⽉下旬より、第7回⽬となるキーパーコーティングの技術⼒の 広告宣伝費は、5億30百万円(前事業年度⽐95.6%増加)
向上を⽬的とした『キーパー技術コンテスト』を開催し、キーパープロ   営業利益 14億0百万円 (前事業年度⽐8.8%増加)
ショップを中⼼とした、キーパー施⼯店における技術レベルの向上と共          経常利益 14億2百万円 (前事業年度⽐7.8%増加)
に、商品・品質の向上を図り、リピートのお客様を増やす活動を⾏ってま         当期純利益 9億10百万円 (前事業年度⽐7.7 %増加)
                                                                                    15
いります。                                     を⾒込んでおります。




   2020年6⽉期 通期業績予想

        損益                                                            単位:百万円


                    2019年                 2020年                  前期          前期
                                  売上⽐                   売上⽐
                     6⽉期                   6⽉期                  増減額         増減⽐




        売上⾼                                                                 10.0%
                       8,321                  9,156                   835


        (広告宣伝費)                   3.3%                  5.8%                95.6%
                            271                   530                 259


        営業利益                      15.5%                 15.3%                8.8%
                       1,286                  1,400                   113


        経常利益                      15.6%                 15.3%                7.8%
                       1,301                  1,402                   102


        当期純利益                     10.2%                 9.9%                 7.7%
                            845                   910                  65

                                                                                    16




                                                                                         8
 2020年6⽉期 通期業績予想

売上⾼ 推移                                                                     経常利益 推移
単位:百万円                                                                  単位:百万円
                                                                                                                               1,402

                                                                9,156                                                  1,301

                                                        8,321

                                                7,314                                                    1,017
                                        6,999
                                   6,586
                                                                                                                 889
                           5,792                                                                   813
                   5,229

           4,439                                                                             624
   3,625
                                                                                       451

                                                                                 304
                                                                           190



   2012年   2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年                 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年


                                                                                                                                 17




 2020年6⽉期 通期業績予想

   指標等                                                                                                     単位:円・%

                                                                         2019年6月期               2020年6月期(予想)


     1株当り情報                    EPS (1株当たり純利益)                                       59.97                        64.58

         営業指標                  売上⾼経常利益率                                           15.6%                          15.3%

         財務指標                  ROE (⾃⼰資本利益率)                                      17.9%                                -


 (注) 2019年6⽉期の⾃⼰資本利益率は当期純利益を期⾸・期末平均の⾃⼰資本で割ったもので、2020年6⽉期予想は
      開⽰しておりません。




                                                                                                                                 18




                                                                                                                                       9
【統計データ】ユーザーが⾞を⻑く乗るようになった
 新⾞ ( 乗⽤⾞ ) 販売は 2008 年、リーマンショック後は伸び悩み、平均⾞齢が伸びる。

 ◆新⾞(乗⽤⾞)販売台数と平均⾞齢の推移




 参照:⼀般社団法⼈⽇本⾃動⾞販売協会連合会、⼀般社団法⼈⾃動⾞検査登録情報協会              19




【統計データ】乗⽤⾞の保有台数と⾃動⾞の平均⾞齢の推移

 乗⽤⾞の保有台数は、いまだ増加傾向
 平均⾞齢も 2003年の6.39年 ⇒ 2019年の8.65年へ2年超伸び、アフターマーケットも拡⼤




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   参照:⼀般社団法⼈⾃動⾞検査登録情報協会




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【株主還元】配当政策
 利益配分に関する基本⽅針
・企業体質の強化と将来の事業展開のために内部留保の充実を図るとともに、業績に応じた配当を
 継続して⾏うことが基本⽅針です。
・内部留保資⾦については、業容の拡⼤に向けた財務体質の強化に活⽤し、株主への⻑期的な
 配当⽔準の維持向上に努めます。
・上記⽅針のもと、株主への利益還元重視の姿勢を明確にすべく、配当性向20%を⽬標といたします。

 配当予想
 ・上記の基本⽅針を踏まえ、2020年6⽉期は1株当たり年間配当⾦を2019年6⽉期の年間12円から
  13円へと1円増額する予定であります。




                             第2四半期末     期末         年間        配当性向


       2020年6⽉期
                               -        13円         13円        20.1%
         (予想)

       2019年6⽉期                -        12円         12円        20.0%

       2018年6⽉期                -         9円            9円      21.8%
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【株主還元】株主優待

 株主優待制度
 ・株主の皆様の⽇頃からのご⽀援に感謝するとともに、当社株式の魅⼒を⾼め、より多くの当社株式を
  中⻑期に保有していただくことを⽬的として2018年11⽉12⽇に株主優待制度を変更いたしました。
 ・継続保有期間6か⽉以上の株主様に対し、優待カードおよびクオカードを贈呈いたします。継続保有期間
  とは、前年12⽉末および今年6⽉末に同じ株主番号で100株以上の保有をいただいていることです。
 ・下記の通り、保有株式数に応じて、全国のキーパーラボ店舗でご利⽤いただける、キーパーラボ優待カー
   ドおよびクオカードを贈呈いたします。
 ・今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。



           保有株式数                                優待内容


      100株以上     1,000株未満      キーパーLABO全サービス商品 20%OFFおよびクオカード2000円


      1,000株以上    2,000株未満     キーパーLABO全サービス商品 25%OFFおよびクオカード3000円


      2,000株以上                 キーパーLABO全サービス商品 30%OFFおよびクオカード4000円


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本資料における注意事項
・本資料は投資家の皆様の参考に資するよう、弊社の現状を理解していただくために作成したものです。
・本資料には弊社に関連する⾒通し、将来に関する計画、経営⽬標などが記載されています。
 これら、将来の⾒通しに関する記述は、将来に関する事象や現時点での仮定に基づくものであり、
 当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な原因により、実際の業績が本書の
 記載と著しく異なる可能性があります。
・投資を⾏う際は、ご⾃⾝のご判断で⾏っていただきますよう、お願いいたします。



 ○IRについてのお問い合わせ先○
 KeePer技研株式会社
 TEL:0562-45-5258
 E-Mail:ir@itacgiken.co.jp
 URL :http://www.keepercoating.jp/corp/index.html




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