6036 KeePer技研 2019-08-13 12:00:00
2019年6月期決算説明資料 [pdf]

                          2019/8/13




2019年6⽉期
 決算説明資料




    (証券コード 6036)分類 サービス




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会社概要


    会社名   KeePer技研株式会社(2014年9⽉   アイ・タック技研から商号変更)


  設⽴年⽉⽇   1993年2⽉

   所在地    愛知県⼤府市吉川町4丁⽬17番地

          ⾕ 好通 (代表取締役会⻑兼CEO)
   代表者名
          賀来 聡介(代表取締役社⻑兼COO)

    資本⾦   13億4,586万円(2019年6⽉末 現在)

   従業員数   正社員417名、パート・アルバイト74名(2019年6⽉末 現在)

          ・カーコーティング、洗⾞⽤ケミカルと機器等の開発・製造・販売

   事業内容   ・カーコーティング技術認定店「キーパープロショップ」の展開

          ・カーコーティング&洗⾞の専⾨店「キーパー LABO」の運営
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沿 ⾰
          (株)タニのスーパーポリマー事業部を分離し、洗⾞、カーコーティングの施⼯、カーコーティング
1993年2⽉    などに使うケミカルや道具の販売、施⼯技術の研修伝達等を⽬的として「アイ・タック技研(株)」
           を愛知県刈⾕市に資本⾦10,000千円で設⽴

1998年7⽉   新業態「洗⾞屋・快洗隊」のパイロットショップとして、快洗隊刈⾕店を愛知県刈⾕市に
          オープン(現 キーパーLABO刈⾕店)
2000年2⽉   東京営業所・トレーニングセンターを東京都江東区に開設

2001年5⽉   ドイツ最⼤のカーケミカルメーカーであるSONAX社と共同開発した商品の発売を開始

2006年7⽉   本社を愛知県⼤府市に新築、本社・名古屋営業所・中央トレーニングセンターを愛知県⼤府市に移転

2007年1⽉   コーティング技術検定制度及び、施⼯技術認定店キーパープロショップ1店舗⽬を登録

2008年1⽉   (社)中⼩企業研究センター主催のグッドカンパニー⼤賞「新技術事業化推進賞」を受賞

2010年4⽉   商標を「KeePre」から「KeePer」へ変更、専⾨店の名称を「快洗隊」から「キーパー LABO」に改名

2013年5⽉   キーパープロショップ登録店が3,000店舗達成、キーパーLABO 直営店舗 29店舗

2014年7⽉   キーパープロショップ登録店が4,000店舗達成、キーパーLABO 直営店舗 31店舗

2014年9⽉   「アイ・タック技研(株)」を「KeePer技研(株)」に社名変更

2015年2⽉   東証マザーズ市場に株式を上場

2015年9⽉   創⽴30周年を迎える

2016年3⽉   東証⼀部市場に市場変更および名証⼀部市場に新規上場

2019年6⽉   キーパープロショップ 5,792店舗・キーパーLABO 直営店80店舗
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1985年 株式会社タニ、共同⽯油⾼津波給油所として創業




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⼆つの事業セグメント

【1.キーパーLABO運営事業】
         キーパーコーティングをメイン商品とし、⾞をキレイにする
         あらゆるサービス商品を、ハイレベルな施⼯技術で直接、
         ⼀般消費者に提供する事業です。




【2.キーパー製品等関連事業】
         全国の主なガソリンスタンドを対象として、キーパーの施⼯技術を
         供与すると同時にケミカル・機器等のキーパー製品を販売提供して、
         ⼀般消費者にキーパーコーティング等のサービス商品を
         販売していただく事業です。




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1.キーパーLABO運営事業

キーパーコーティングをメイン商品とし、⾞のキレイに関するあらゆるサービス商品を
ハイレベルな施⼯技術で、直接⼀般消費者に提供する事業です。

キーパーLABOは東海地⽅と関東地⽅を中⼼に、直営80店舗
FC12店舗の計92店舗あり、80の直営店はすべて
キーパーコーティングと洗⾞の専⾨店です。(2019年7⽉末現在)

 当社に⼊社の社員は、全て⼀度LABO店舗に⼊って勉強します。




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カーコーティングと洗⾞の専⾨店 キーパー LABO

80店の直営店はすべてキーパーコーティングと洗⾞の専⾨店であり、
(12店舗のFC店は⼀部ガソリンスタンド併設)
全店に純⽔装置と⾃動⼿洗い洗⾞機、コーティング専⽤ブースを
完備し、コーティング技術1級資格者が作業します。

あらゆるキーパーコーティング施⼯店の⼿本になるよう、
常に最⾼品質のキーパーコーティングを提供する使命を持っています。

コーティング専⽤ブース    ⽚持式⼿洗い洗⾞機   快洗7   純⽔⽣成装置   快適な待合室
                                 快洗ROⅡ




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2.キーパー製品等関連事業

13箇所のトレーニングセンター(以下トレセン)で
年間約5万⼈に(延べ)キーパーの施⼯技術を研修し、
1級技術資格者を検定しています。

トレセン内の営業所(10箇所)からは、
全国のキーパー施⼯店を⽇常的に
サポートしています。




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キーパープロショップの店舗数

1級技術資格者がいる技術認定店「キーパープロショップ」が、
全国に5,792店舗(2019年6⽉末現在)存在しております。

                                              海外
                                              11店

                                     九州・沖縄      北海道
                         四国                                  東北
                                     775店       324店
                                                          615店
                        141店



                            中国
                         573店
                                      ⻄⽇本           東⽇本
                                                                   関東
                                     3,093店         2,699店
                                                                  1,448店
                               関⻄
                              612店



                                       東海
                                                      甲信越
                                      776店
                                                        312店
                                                北陸
                  5,792店舗                       205店




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キーパープロショップの主な活動

「キーパープロショップ」に対して
 夏と冬の「キーパー選⼿権」、2⽉から5⽉にかけて「キーパー技術コンテスト」、
 通年キーパープロショップ店舗で実施の「上達会」、各地での「技術研修会」等を実施。
 キーパーコーティング施⼯技術レベルの向上と維持を図っております。

 夏・冬の      キーパー                 店舗での上達会   技術研修会
 キーパー選⼿権   技術コンテスト




           2019年キーパー技術コンテストは
           全国 約3,200名の参加者で⾏われ
           111回の予選会を経て
           47名の県チャンピオンと
           1名の全⽇本チャンピオンを
           輩出しました。




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KeePer技研株式会社のビジネスモデル




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企業ビジョン

  ⽇本に新しい洗⾞⽂化を。

  ⽇本⼈独特の⾼い美的感覚に訴える⾼品質な洗⾞やカーコーティングなど、
  ⾞の美的事業を⽇本国中に広げ、⽇本国中の⾞をより美しくする事で
  お客様に喜びを提供し、みんなと共に喜ぶ。


  ⾞の美的事業に関わる⽇本国中の店舗を、誇りを持って従事できる
  喜びの職場にし、⽇本独特の洗⾞⽂化を作り上げる。



  顧客満⾜CSと従業員満⾜ESの同時実現。




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2019年6⽉期決算

 損益                                                        単位:百万円



               2018年              2019年               前期      前期
                         売上⽐                売上⽐
                6⽉期                6⽉期               増減額     増減⽐



  売上⾼                                                         13.8%
                 7,314              8,321            1,006
    キーパー製品
    等関連事業        4,281    58.5%     4,671    56.1%    390      9.1%


    キーパーLABO
    運営事業         3,033    41.5%     3,650    43.9%    617     20.3%



  営業利益                    11.9%              15.5%    414     47.5%
                  872               1,286
  経常利益                    12.2%              15.6%    411     46.3%
                  889               1,301
  当期純利益                   8.0%               10.2%    263     45.2%
                  582                845


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  2019年6⽉期決算に関する説明

(1)当期の経営成績の概況
 当事業年度におけるわが国の経済は、雇⽤情勢や企業収益の改       (前年同期⽐13.8%増加)、営業利益は12億86百万円(同47.5
善等を背景として緩やかな回復基調で推移しているものの、海外       %増加)、経常利益は13億1百万円(同46.3%増加)、当期純
経済の不確実性の⾼まりなどから、先⾏きの不透明な状況が続き       利益は8億45百万円(同45.2%増加)となり、過去最⾼益を更
ました。                                新しました。 セグメント毎の概況は以下のとおりです。
 当社ではこのような環境の中、ユーザーに提供されるキーパー
コーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していくこと       ① キーパー製品等関連事業
                                      当事業における最も⼤きなシェアを占めている⽯油販売業界
が、当⾯の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を
                                    は、前期に起きた最⼤⼿⽯油元売り2社の会社合併によって
⽬指したKeePerのブランディングを確実にしていくために最も重
                                    KeePerなど「油外収益商品」の販売が⼀時的に滞っておりまし
要であると考えております。
                                    たが、今期は合併に伴う混乱も完全に落ち着き、店頭での
 この⽅針のもと2⽉〜5⽉にかけて、6回⽬の開催となる技術⼒
                                    KeePerの販売が活発にされており、完全に元の状態に戻りまし
の向上を⽬的とした『キーパー技術コンテスト』を開催し、⽇本
                                    た。
全国から延べ3,200名を超えるキーパー技術者が出場して、「予       2018年12⽉に⾏われた「冬のキーパー選⼿権」においては、
選会と県チャンピオン戦」で合計111回開催しました。コンテス      約3,500店舗が参加して施⼯台数を競いました。今回の選⼿権で
トの競技もクリスタルキーパーの競技に加え、県チャンピオン決       は、100万ポイント(コーティング収益約150万円)を越す⾼得
定戦では、ダイヤモンドキーパーの競技も加えた事で、⾼額商品       点の店舗が791店舗も出てきており、過去最⾼のポイント実績
であるダイヤモンドキーパーの施⼯技術の向上に繋がりました。       となりました。
 8,12⽉にはキーパープロショップ全店訪問による商品品質の        キーパー製品等関連事業の核となるキーパープロショップは
確認を実施。そして技術⼒向上のための施⼯店舗で実施する上達       、期⾸5,769店から期末5,792店と微増ですが、主要製品の⼀つ
会の開催など数々の活動を⾏いました。                  であるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2の売上が、前
 キーパーLABOについては、合計8店舗の新規出店を⾏いました     年同期間⽐約14%増の伸びとなっており、1店舗当たりのコー
。既存店については合計12店舗をリニューアルや修繕など店舗環      ティング実績が向上している事がわかります。
                                      また、キーパープロショップが、⽯油販売業界のみならず、
境の改善を積極的に実施してまいりました。
                                    モータースやカーショップなどの⾞業界全体にも広がりだして
 このような⽅針と⾏動が功を奏し、加えて広告宣伝活動と営業
                                    おり、KeePerが⾃動⾞業界全体で注⽬をされ始めています。
努⼒を⾏った結果、当事業年度における売上⾼は83億21百万円
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 キーパーコーティングが、スマートフォン⽤のコーティングに        2018年12⽉   愛知県名古屋市のコンビニエンスストア跡に
認定され、新たなコーティングサービスとして提供を開始するこ        「名古屋東店」居抜き改装
ととなり、5⽉初旬より、丸紅株式会社の100%⼦会社であるMX      2018年12⽉   神奈川県平塚市のコンビニエンスストア跡に
モバイリング株式会社が、『Mコーティング』としてサービスの        「湘南平塚店」 居抜き改装
提供がドコモ店舗にて始まっております。                  2019年1⽉    広島県広島市のカーショップ跡に
 これらの活動の結果、キーパー製品等関連事業の売上は46億70      「広島東雲店」居抜き改装
百万円(前年同期⽐9.1%増加)となりました。当セグメントにおけ     2019年3⽉    三重県松坂市のジェームス内に「松坂店」新築
る営業利益では12億15百万円(同45.5%増加)尚この営業利益は    2019年6⽉    東京都杉並区のコンビニエンスストア跡に
内部取引の利益1億86百万円が含まれており、内部取引控除後の       「杉並店」居抜き改装
利益は10億29百万円(同51.3%増加)となりました。         12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更
                                     北海道・札幌店     外装変更と看板変更
 ② キーパーLABO運営事業                      埼⽟県・さいたま市     店舗構造⼤幅変更
 キーパーLABO運営事業の新店の開発は、店舗数最優先から採       千葉県・柏市     ブース増設と外装変更
算性重視の⽴地条件優先の考え⽅に転換し、2019年6⽉期は、新      東京都・⾜⽴区     ブース増設
店は8店舗の出店を実現しました。新店の開発を、⼀時的ですが        神奈川県・上溝店     トレーニングセンター増設
ペースを落とす事によって、既に新店としてオープンをした店舗        愛知県・中川店     看板変更と内装変更
の成熟期間を待つことが出来、会社全体の収益改善に繋がってい        愛知県・⼀宮店     看板変更
ます。                                  愛知県・甚⽬寺店     看板変更と内装変更
 また、既存店の収⽀を上げる事にも⼒を⼊れ、12店舗の改装と       愛知県・半⽥店     外装変更と看板変更
新ブランディングデザインの変更も積極的に⾏いました。           愛知県・東海店     ブース増設
新店は8店舗                               愛知県・岡崎店     外装変更と内装変更、看板変更
2018年8⽉    千葉県市原市のコンビニエンスストア跡に       福岡県・久留⽶店     外装変更と構造変更
「市原店」居抜き改装                           さらに、前期と前々期に集中して造ってきた新店が続々と2年
2018年9⽉    ⼤阪府⼤阪市の路⾯店「鶴⾒店」新築         ⽬のジャンプを実現し、キーパーラボ運営事業の採算改善に
2018年11⽉   埼⽟県蕨市路⾯店「わらび店」新築          寄与しております。


                                                                         16




                                                                                     8
                                                                                           2019/8/13




            オープン⽇               運営利益(2018年6⽉期)      運営利益(2019年6⽉期)   採算改善         (単位:円)

    2016年6⽉以前オープンした39店舗           337,032,243         363,307,101    26,274,858
    2016年7⽉〜2017年6⽉オープンした15店舗     △39,790,929          29,301,533    69,092,462

    2017年7⽉〜2018年6⽉オープンした18店舗    △106,273,860         △75,032,706    31,241,154

    2018年7⽉〜2019年6⽉オープンした8店舗                          △60,438,024


      2016年6⽉以前にオープンした39店舗は、2018年6⽉期は運営利益3億37百万円の計上から、2019年6⽉期は3億63百万円
    の利益計上となり、26百万円の採算改善 が出来ました。
      前々期(2016年7⽉〜2017年6⽉)にオープンした新店15店舗は、2018年6⽉期は運営利益39百万円の損失から、2019年6
    ⽉期は29百万円の利益を計上し、69百万円の採算改善が出来ました。
      前期(2017年7⽉〜2018年6⽉)にオープンした新店は18店舗は、2018年6⽉期は運営利益1億6百万円の損失から、
    2019年6⽉期は75百万の損失となり、31百万円の採算改善が出来ました。
      キーパーラボ店舗が、お客様のリピートを積み重ねが命のストックビジネスであることが如実に⽰しています。



    また、KeePerの認知度が上がって来ており、キーパーコーティングシリーズの中でも、⼀番⾼額商品であるダイヤモンドキー
    パー類の需要が⾼く、Wダイヤモンドキーパー、Wダイヤモンドキーパープレミアムなどの最⾼級のコーティングも増加し、年
    間で平均単価が、前期9,855円から10,209円と3.6%増と押し上げています。
     加えて、2019年4⽉の新卒採⽤も、前期までと同⽔準の52名の採⽤を果たしております。これらの活動の結果、当セグメン
    ト当年度の売上は36億50百万円(同20.3%増加)で、営業利益は2億57百万円(同34.7%増加)です。ただし、内部取引による費
    ⽤が1億86百万円含まれております。




                                                                                      17




(2)当期の財政状態の概況                                   (3)当期のキャッシュ・フローの概況
(資産)                                            当事業年度における現⾦および現⾦同等物(以下「資⾦」という)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に⽐べ8億84百                   は前事業年度末に⽐べ5億30百万円増加し23億55百万円(前事
万円増加し、78億38百万円となりました。これは主として、新                  業年度末⽐29.1%増加)となりました。
規出店等により有形固定資産が1億25百万円増加、現⾦及び預                   (営業活動によるキャッシュ・フロー)
                                                営業活動の結果得られた資⾦は13億71百万円(前事業年度⽐5億
⾦が5億30百万円増加、売掛⾦が67百万円増、商品が88百万
                                                76百万円増加)となりました。収⼊の主な内訳は税引前当期純利
円増加、建設協⼒⾦が53百万円増加したこと等によるものです
                                                益12億43百万円、減価償却費2億37百万円であり、⽀出の主な
。
                                                内訳は法⼈税等の⽀払額2億46百万円であります。
(負債)
                                                (投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に⽐べ1億66
                                                投資活動の結果使⽤した資⾦は5億21百万円(前事業年度⽐4億
百万円増加し、27億52百万円となりました。これは主として、                  4百万円減少)となりました。⽀出の主な内訳は有形固定資産の
1年内返済予定の⻑期借⼊⾦が1億14百万円減少、未払法⼈税                   取得による⽀出4億42百万円、建設協⼒⾦の⽀払いによる⽀出
等が1億91百万円増加、⻑期借⼊⾦が77百万円減少、買掛⾦が                  60百万円、敷⾦および保証⾦の差⼊による⽀出15百万円であり
82百万円増加したこと等によるものです。                            ます。
(純資産)                                           (財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に⽐べ7億18百                   財務活動の結果得られた資⾦は3億19百万円(前事業年度は4億
万円増加し、50億86百万円となりました。これは主として利益                  88百万円の収⼊)となりました。⽀出の主な内訳は⻑期借⼊⾦の
剰余⾦が当期純利益により8億45百万円増加した⼀⽅で、配当                   返済による⽀出1億92百万円、配当⾦の⽀払額1億26百万円で
により1億26百万円減少したこと等によるものです。                       あります。




                                                                                      18




                                                                                                  9
                                                                                                          2019/8/13




2019年6⽉期決算

 貸借対照表                                                                          単位:百万円

                                          2019年                          前期末          前期末
                  2018年6⽉期      構成⽐                         構成⽐
                                           6⽉期                           増減額          増減⽐


流動資産                    3,239    46.6%            3,894       46.9%            655           20.2%

      現⾦及び預⾦            1,824    26.2%            2,355       24.8%            531           29.1%

      受取⼿形及び売掛⾦          759     10.9%             825        16.0%            66            8.7%

固定資産                    3,714    53.4%            3,944       53.1%            230           6.2%

  有形固定資産                2,992    43.0%            3,118       42.1%            126           4.2%

  投資その他の資産               721     10.4%             825        10.2%            104           14.5%

流動負債                     986     14.2%            1,180       14.0%            194           19.6%

  買掛⾦                    195      2.8%             278        1.7%             83            42.3%

固定負債                    1,598    23.0%            1,571       21.1%            -27           -1.7%

純資産                     4,368    62.8%            5,086       64.9%            718           16.4%

  株主資本                  4,366    62.8%            5,086       64.9%            718           16.4%

総資産                     6,953    100.0%           7,838      100.0%            885           12.7%



                                                                                                     19




2019年6⽉期決算


キャッシュ・フローの状況
                                                                               単位:百万円

                                                          2018年6月期         2019年6月期

 営業活動によるキャッシュ・フロー                                                 794                1,371

 投資活動によるキャッシュ・フロー                                                 -926                -521

 財務活動によるキャッシュ・フロー                                                 488                 -319

 現⾦及び現⾦同等物の期末残⾼                                               1,824                  2,355


 ※2019年6⽉期累計期間では、営業活動によるキャッシュ・フローが増加し、投資活動によるキャッシュ・フ
 ロー、財務活動によるキャッシュ・フローを賄うことができております。




                                                                                                     20




                                                                                                                10
                                                                                       2019/8/13




  2020年6⽉期 今後の⾒通し

 KeePerブランドの確⽴と普及を⽬指し、さらに積極的な営業展            キーパーLABO運営事業は、今期同様に、店舗数最優先から採
開を進めていきます。各セグメントの⾒通しは次の通りです。              算性重視の⽴地条件優先の考え⽅を変えずいきます。とはいえ
 キーパー製品関連事業は、当事業年度に続き主⼒商品である「             、会社の⻑期の拡⼤成⻑を考え来期においても10店舗の新規出
ダイヤモンドキーパーケミカル」「レジン2」などの販売に注⼒             店を⾒込んでおります。
すると同時に、新しい販路への販売活動にも注⼒していきます。               更に、既存店の収⽀を上げる事にも⼒を⼊れ、改装と新ブラ
また、キーパープロショップを中⼼とした、キーパー施⼯店にお             ンディングデザインの変更も積極的におこなっていきます。
ける技術レベルの向上と共に、商品・品質の向上を図り、リピー             ⼈材育成にも⼒を⼊れ、KeePer勉強会開催やキーパーラボにて
トのお客様を増やす活動を⾏っていきます。                      技術コンテスト開催なども実施し、技術・知識の向上を図って
 そして、2019年5⽉に新商品として発売した「ホイールコーテ           いきます。
ィング2」が、ユーザーに⼤変好評であり、キーパー施⼯店や⾞               また、KeePerのブランディングとして、そして採⽤活動にも
業界などに積極的に導⼊をしていき、ホイールコーティングを定             ⼤きな効果を発揮している、「スーパーGT」では、2019年も
着させていきます。                                 スポンサーを継続中であり、現在、年間ランキング2位の位置
 更に、カーディラー店舗へ出張しコーティングサービスを提供             につけており、今後の戦いぶりでは⼗分チャンピオン奪回を⽬
する、デリバリーサービスの提供も、2020年6⽉期の後半には、           指せる位置にいます。
かなりの店舗数の増加が期待出来ます。その活動の中で同時に、               今期は、それに加え、純粋に宣伝効果を得る事と⾞業界への
カーディラーでのKeePerコーティングの内製化での導⼊も進めて          積極的な働きかけを考え、「インタープロトシリーズの冠スポ
いきます。                                     ンサー」となりました。そして、かねてより構想していた新し
 海外事業では、⾹港とタイに加え、台湾でのビジネスが本格的             いテレビコマーシャル「キレイへの挑戦」がこの度完成しまし
に動き出し、台湾⼈への⽇本での研修が始まっており、今期中に             た。テレビCMの放映と共に、WebサイトでのYoutubeをはじめ
は台湾でのキーパープロショップが誕⽣する予定で進んでおりま             様々なデジタルコンテンツで配信し、将来に向け積極的な広告
す。                                        宣伝を効果的に展開し、ブランド周知を図っていきます。広告
 最後に、スマートフォン⽤のコーティングとして販売をしてい             宣伝費は、5億30百万円(当事業年度⽐95.4%増)を⾒込んで
る『Mコーティング』が、抗菌製品技術協議会(SIAA)が制定し           おります。
た「SIAAマーク」も取得し、ドコモ店舗でのコーティング付帯率             以上を踏まえ、2020年6⽉期の⾒通しは、売上⾼91億56百
増加と、取扱い店舗を増加していくため、今後はさらに増販が期             万円(当事業年度⽐10.0%増加)、営業利益14億0百万円(同
待できます。                                    8.8%増加)、経常利益14億2百万円(同7.8%増加)、当期純利
                                          益は9億10百万円(同7.7%増加)を⾒込んでおります。     21




  2020年6⽉期 通期業績予想

    損益                                                              単位:百万円


                  2019年                 2020年                  前期          前期
                                売上⽐                   売上⽐
                   6⽉期                   6⽉期                  増減額         増減⽐




     売上⾼                                                                  10.0%
                     8,321                  9,156                   835


      (広告宣伝費)                   3.3%                  5.8%                95.4%
                          271                   530                 259


     営業利益                       15.5%                 15.3%                8.8%
                     1,286                  1,400                   113


     経常利益                       15.6%                 15.3%                7.8%
                     1,301                  1,402                   102


     当期純利益                      10.2%                 9.9%                 7.7%
                          845                   910                  65


                                                                                  22




                                                                                             11
                                                                                                                                                   2019/8/13




 2020年6⽉期 通期業績予想


売上⾼ 推移                                                                           経常利益 推移
単位:百万円                                                                    単位:百万円
                                                                                                                                      1,402

                                                                9,156                                                         1,301

                                                        8,321

                                                7,314                                                           1,017
                                        6,999
                                   6,586
                                                                                                                        889
                           5,792                                                                          813
                   5,229

           4,439                                                                                    624
   3,625
                                                                                             451

                                                                                       304
                                                                                 190



   2012年   2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年                       2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年




                                                                                                                                              23




 34年間、少しずつだけ増加

 売上総利益の推移


                                                                                                          東証1部上場


                                                                                                   東証マザーズ上場


                                                                                                   キーパー技術
                                                                                                   コンテスト

                                                                                       クリスタルキーパー



                                                                           リーマンショック
                                                                                               KeePer
                                                                                               LABO
                                                                 ブログ
                                                                 スタート           KeePer
                                                                                PROSHOP
                                                         洗⾞屋
             クリーン                                        快洗隊            SONAX
             ベース                   全国⾏脚




                                                                                                                                              24




                                                                                                                                                         12
                                                                 2019/8/13




2020年6⽉期 通期業績予想

 指標等                                             単位:円・%


                              2019年6月期      2020年6月期(予想)


  1株当り情報    EPS (1株当たり純利益)          59.97           64.58

   営業指標     売上⾼経常利益率                15.6%           15.3%

   財務指標     ROE (⾃⼰資本利益率)           17.9%              -


(注) 2019年6⽉期の⾃⼰資本利益率は当期純利益を期⾸・期末平均の⾃⼰資本で割ったもので、2020年6⽉期予想は
     開⽰しておりません。




                                                            25




【当社の強み】キーパーLABOとキーパープロショップの共存共栄関係


■キーパーLABOとキーパープロショップは共存関係
・初回施⼯はキーパーLABOで施⼯したお客様も、2回⽬以降の施⼯は近所で便利な
 キーパープロショップで受ける(約50%)場合が多い。
・キーパーLABOの積極的な新規出店が、キーパー製品等関連事業の活性化にも⼤きく貢献している。


■キーパープロショップの無数の看板と店頭営業でKeePerの認知度が上昇。
 キーパーLABOに⼤きなプラス
・全国のキーパープロショップに看板が上げられ、店頭でチラシ、パンフレットなどで
 営業が⾏われていて、KeePerの認知度アップでキーパーLABOの運営に⼤きなプラスとなっている。


■キーパーLABO運営事業とキーパー製品等関連事業は相乗効果
・以上のように、キーパーLABOとキーパープロショップは共存共栄関係であり、
 この相乗効果を持っていることは当社の強みの⼀つである。




                                                            26




                                                                       13
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【統計データ】ユーザーが⾞を⻑く乗るようになった

 新⾞ ( 乗⽤⾞ ) 販売は 2008 年、リーマンショック後は伸び悩み、平均⾞齢が伸びる。

 ◆新⾞(乗⽤⾞)販売台数と平均⾞齢の推移




 参照:⼀般社団法⼈⽇本⾃動⾞販売協会連合会、⼀般社団法⼈⾃動⾞検査登録情報協会
                                                      27




【統計データ】乗⽤⾞の保有台数と⾃動⾞の平均⾞齢の推移

 乗⽤⾞の保有台数は、いまだ増加傾向
 平均⾞齢も 2003年の6.39年 ⇒ 2018年の8.60年へ2年超伸び、アフターマーケットも拡⼤




   参照:⼀般社団法⼈⾃動⾞検査登録情報協会
                                                      28




                                                                 14
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2019年度 新規開店

8⽉     市原店   (千葉県市原市)




 9⽉    鶴⾒店   (⼤阪府⼤阪市鶴⾒区)




                               29




2019年度 新規開店

11⽉    わらび店   (埼⽟県蕨市)




 12⽉   名古屋東店     (愛知県名古屋市東区)




                               30




                                          15
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2019年度 新規開店

12⽉   湘南平塚店    (神奈川県平塚市)




 1⽉   広島東雲店 (広島県広島市南区)




                           31




2019年度 新規開店

3⽉    松阪店   (三重県松阪市)




 6⽉   杉並店   (東京都杉並区)




                           32




                                      16
                                                                            2019/8/13




【株主還元】配当政策

 利益配分に関する基本⽅針
・企業体質の強化と将来の事業展開のために内部留保の充実を図るとともに、業績に応じた配当を
 継続して⾏うことが基本⽅針です。
・内部留保資⾦については、業容の拡⼤に向けた財務体質の強化に活⽤し、株主への⻑期的な
 配当⽔準の維持向上に努めます。
・上記⽅針のもと、株主への利益還元重視の姿勢を明確にすべく、配当性向20%を⽬標といたします。

 配当予想
 ・上記の基本⽅針を踏まえ、2019年6⽉期は1株当たり年間配当⾦を2018年6⽉期の年間9円から12円
  へと3円増額する予定であります。2020年6⽉期はさらに1円増額して年間13円とする予定です。




                             第2四半期末     期末         年間        配当性向


       2020年6⽉期
                               -        13円         13円        20.1%
         (予想)

       2019年6⽉期                -        12円         12円        20.0%

       2018年6⽉期                -         9円            9円      21.8%

                                                                       33




【株主還元】株主優待

 株主優待制度

 ・株主の皆様の⽇頃からのご⽀援に感謝するとともに、当社株式の魅⼒を⾼め、より多くの当社株式を
  中⻑期に保有していただくことを⽬的として2018年11⽉12⽇に株主優待制度を変更いたしました。
 ・継続保有期間6か⽉以上の株主様に対し、優待カードおよびクオカードを贈呈いたします。継続保有期間
  とは、前年12⽉末および今年6⽉末に同じ株主番号で100株以上の保有をいただいていることです。
 ・下記の通り、保有株式数に応じて、全国のキーパーラボ店舗でご利⽤いただける、キーパーラボ優待カー
   ドおよびクオカードを贈呈いたします。
 ・今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。



           保有株式数                                優待内容


      100株以上     1,000株未満      キーパーLABO全サービス商品 20%OFFおよびクオカード2000円


      1,000株以上    2,000株未満     キーパーLABO全サービス商品 25%OFFおよびクオカード3000円


      2,000株以上                 キーパーLABO全サービス商品 30%OFFおよびクオカード4000円


  ー


                                                                       34




                                                                                  17
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本資料における注意事項

・本資料は投資家の皆様の参考に資するよう、弊社の現状を理解していただくために作成したものです。
・本資料には弊社に関連する⾒通し、将来に関する計画、経営⽬標などが記載されています。
 これら、将来の⾒通しに関する記述は、将来に関する事象や現時点での仮定に基づくものであり、
 当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な原因により、実際の業績が本書の
 記載と著しく異なる可能性があります。
・投資を⾏う際は、ご⾃⾝のご判断で⾏っていただきますよう、お願いいたします。



 ○IRについてのお問い合わせ先○
 KeePer技研株式会社
 TEL:0562-45-5258
 E-Mail:ir@itacgiken.co.jp
 URL :http://www.keepercoating.jp/corp/index.html




                                                    35




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