6036 KeePer技研 2021-08-10 15:00:00
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年8月10日
上 場 会 社 名 KeePer技研株式会社 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 6036 URL http://www.keepercoating.jp/corp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 賀来 聡介
取締役
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 小野 繁範 (TEL) 0562-45-5258
事業サポート部長
定時株主総会開催予定日 2021年9月28日 配当支払開始予定日 2021年9月8日
有価証券報告書提出予定日 2021年9月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年6月期の業績(2020年7月1日~2021年6月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期 11,801 35.7 3,021 121.0 3,022 120.0 2,133 133.6
2020年6月期 8,699 4.6 1,366 6.2 1,373 5.5 913 8.0
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年6月期 75.65 - 37.4 34.1 25.6
2020年6月期 32.31 32.29 16.7 16.8 15.7
(参考) 持分法投資損益 2021年6月期 -百万円 2020年6月期 -百万円
(注)1 当社は2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため前事業年
度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純
利益を算定しております。
2 2021年6月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年6月期 9,186 5,566 60.6 204.05
2020年6月期 8,554 5,832 68.2 206.25
(参考) 自己資本 2021年6月期 5,566百万円 2020年6月期 5,832百万円
(注)1 当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため前事
業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産を算定しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年6月期 3,093 △739 △2,731 1,517
2020年6月期 1,072 △1,320 △213 1,893
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年6月期 - 0.00 - 15.00 15.00 212 23.2 3.9
2021年6月期 - 0.00 - 20.00 20.00 545 26.4 9.7
2022年6月期(予想)
- 0.00 - 28.00 28.00 26.7
(注)1 当社は2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため2020年
6月期の年間配当につきましては、当該株式分割を考慮すると1株当たり配当金は7円50銭となります。
3.2022年6月期の業績予想(2021年7月1日~2022年6月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 8,267 32.8 2,198 21.0 2,205 21.2 1,455 19.1 53.35
通期 16,608 40.7 4,329 43.3 4,335 43.4 2,864 34.3 105.00
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期 28,280,840 株 2020年6月期 28,280,840 株
② 期末自己株式数 2021年6月期 1,000,394 株 2020年6月期 282 株
③ 期中平均株式数 2021年6月期 28,198,514 株 2020年6月期 28,268,222 株
(注) 当社は2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため前事業年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数及び期中平均株式数を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日において、当社が入手可能な情報
および合理的であると判断する一定の前提に基づき策定したものであり、実際の業績等は様々な要因により予測数
値より大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については、添付資料P7「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照下さい。
KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………6
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………6
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………7
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………8
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………9
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………9
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………11
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………13
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………15
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………16
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………16
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………16
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………17
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………18
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………18
1
KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の経営成績)
当事業年度(2020年7月1日から2021年6月30日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響によ
る下振れリスクはあったものの、自動車や半導体関係を始めとする製造業の回復や設備投資需要の持ち直しに牽引され、
同感染症の影響による景気の落ち込みからは緩やかな回復基調で推移しておりますが、引続き先行き不透明な状況が続
いております。
このような環境の中、当社では、ユーザーに提供されるKeePerコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現して
いくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerのブランディングを確実にし
ていくために最も重要であると考えています。
【第1四半期】
2021年6月期のスタートである、第1四半期会計期間(2020年7月から2020年9月)におきましては、売上高は27億19
百万円(前年同期比20.6%増加)、営業利益は7億11百万円(同144.0%増加)と大幅な増収増益となり、順調なスター
トとなりました。
【第2四半期】
第2四半期会計期間(2020年10月から2020年12月)におきましては、KeePerコーティングがYouTubeなどSNSでの高い評
価を見て、施工台数が増加しました。特に最需要期である12月においては、「EXキーパー」や「ダイヤモンドキーパー
シリーズ」の高単価・高付加価値のメニューを選ばれる方が急増しました。
その結果、売上高35億5百万円(前年同期比36.1%増加)、営業利益11億5百万円(同98.3%増加)と四半期の過去
最高益を出すことができました。
【第3四半期】
続く、第3四半期会計期間(2021年1月から2021年3月)におきましては、カーコーティングや洗車に関わる事業におい
て、例年1月~3月は需要が低くなる時期ですが、KeePerの認知度と信頼が格段に上がったことによって新車へのコー
ティング施工が大幅に増加した事もあり、創業以来初めて非需要期の1月と2月にそれぞれ単月で営業利益が黒字にな
りました。また、車が一番販売される3月には、むしろ需要期のような大きな実績となりました。
その結果、売上高24億41百万円(前年同期比39.0%増加)、営業利益4億93百万円(同245.0%増加)となり、大幅な
増収増益を果たすことが出来ました。
【第4四半期】
直近の、第4四半期会計期間(2021年4月から2021年6月)におきましては、昨年は、新型コロナ禍で4月はキーパー製
品等関連事業においてはスクールの中止や営業活動の自粛をし、キーパーラボ運営事業については、時短営業や休業な
どの影響を受けている月でしたので、一概には比べられませんが、売上高31億34百万円(前年同期比48.4%増加)、営
業利益7億10百万円(同89.6%増加)となり、新しい次元に入った実績が続きながら、更にKeePerコーティングの需要は
上昇し続けております。
この好調の主な要因は、昨年2月に発売を開始した、新車用の高付加価値のコーティング「EXキーパー」を、沢山の
ユーチューバーに取り上げてもらったり、自動車専門誌の記者や自動車評論家に取材してもらい、その高い評価が紙面
に掲載されたりして、良い評判が出来上がり、それがSNSで高い評価を伴って拡散した事で、KeePerが信頼できる本物の
コーティングとして定着し、新車を買われたお客様が、最上級メニューである、「EXキーパー」や「ダイヤモンドキー
パーシリーズ」などのKeePerコーティングを指名して選ばれるお客様が大幅に増加しております。
また、ユーチューバーやモータージャーナリストなどは、一度KeePerを施工された方であれば、必ずKeePerのファン
になり、そのままKeePerのサービスを利用し続けてくれる方が沢山いらっしゃいます。
それに加え、「人々の清潔意識」が上がっている事と、今乗っている愛車を「長く」乗ろうと、愛車をリフレッシュ
する為や、新たに中古車を買われた方の、「ダイヤモンドキーパーシリーズ」や「クリスタルキーパー」の施工も非常
に多くなり、2万円~20万円までの幅広い価格帯のコーティングを持っている、KeePerの強みが増してきております。
このようなKeePerにとってのポジティブな要素によって、大きな流れの変化を感じ取り、期中の8月時点で、大幅な
人員増を急ぐ決断をして、4か月で100名の中途入社を得、4月の新卒入社70名を得たことが、中盤から終盤にかけての
絶好調を支える大きな力になっております。
また、期中にLABO店舗全店の断熱天井の設置や照明のLED化によって作業環境が大幅に改善されたことが、結果的に収
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
益向上にも大きく役立っています。
モータースポーツ・スーパーGT500クラスへのスポンサー活動も今年で8年間継続し、毎年のようにシリーズチャンピ
オン争いをしている「KeePer TOM'S GR Supra」の活躍もあり、車好きの方にもコーティングはKeePerを選ばれる方が増
えており、全国的にKeePerの輪が広がってきているのを感じます。
キーパーLABOについては、今期は合計5店舗の新規出店にとどまりました。そして、今あるニーズにしっかり応える
べく、今後の更なる需要拡大に備えて、既存店舗の拡大やブースの増設、新ブランディングデザインへの変更を積極的
におこないました。
【通期】
その結果、当事業年度における売上高は118億1百万円(前年同期比35.7%増加)、営業利益は30億21百万円(同
121.0%増加)、経常利益は30億22百万円(同120.0%増加)、当期純利益は21億33百万円(同133.6%増加)と大幅な増
収増益となり、過去最高益を更新する事が出来ました。
① (キーパー製品等関連事業)
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、新型コロナウイルス感染症の拡散により、外出制限
などがあり、本業である燃料油販売数量の低下が続いておりましたが、ここへきてマイカーに乗る機会が大幅に増えた
事もあり、活気を取り戻し、お客様のご来店が完全に元通りに戻りました。それに加え「愛車を清潔に、キレイに、長
く乗ろう」の需要は引続き高く、コーティング、洗車共に賑わいをみせております。
そして、YouTubeなどのSNSなどで情報や評判をしっかり見られて、KeePerを指名買いされるお客様が、キーパープロ
ショップへも大きな効果としてみられ始めました。その為、EXキーパーへのニーズも高まり、EXキーパー1級資格を取
得し、『EXキーパー施行取扱店』となった店舗が、1,587店(2021年6月末現在)となりました。その事で、もちろんEX
キーパーの施工が増加するのですが、EXキーパーがメニューに加わった事で、ダイヤモンドキーパーシリーズが価格的
にも”真ん中”の商品になり、お客様が選びやすくなり、ダイヤモンドキーパーシリーズが「新車・既販車」ともに増
加しております。
そして、ガソリンスタンド業界では、1年に1回のリピートでの施工が多くあり一番人気でもある、クリスタルキー
パーも増加しており、その結果、ダイヤモンドキーパー・クリスタルキーパーの施工で使用するダイヤモンドキーパー
ケミカルの出荷数量が約20%増加となりました。
カーディーラーなどの新車マーケットである自動車業界においては、引続き、KeePer初の"新車用"コーティングとし
て発売した、「EXキーパー」を中心に導入を推し進めております。同時にカーメーカーへも、KeePerコーティングの純
正採用の獲得に向け、積極的に活動をしております。
昨年10月に、KeePerとして初の新車用純正コーティングとして、採用された、高級ボディーコーティング『SUBARU W
ダイヤモンドKeePer』が採用され、全国各地にあるスバルディーラーにて、順調に導入が進み、施工台数が着実に増加
しております。今後は、さらなる拡販に向け、サービス商品の追加やWeb関連の販促物の強化を行っています。加えて、
日本国内におけるモータースポーツSUPER GT 300クラスに参戦する新型「SUBARU BRZ R&D SPORT」へスポンサードし、
KeePerのブランドアピールをしております。
また、ユーザーに人気があり、かつリピート率の高い、KeePerコーティングをSUBARUディーラー店舗内でも導入する
企業が多くなってきており、一番の得意分野でもある技術研修の依頼が多くなってきました。今後も他社との差別化を
するためにも、車をキレイにするビジネスを積極的に導入される企業が多くなることが予想されます。
新商品として、「樹脂フェンダーキーパー」を4月より発売開始しました。最近のSUV系の車には、無塗装の樹脂でで
きたフェンダーを装着した新車が多く出ています。その樹脂部を従来の無塗装樹脂コーティングのように一時しのぎの
黒色復活ではなく、紫外線をシャットアウトして、再白濁を防いで、しっとりとした樹脂そのものの発色とツヤを1年
間確実に守りきります。
ユーザーから「この商品を待っていたよ」と反響も高く、すでに多くの施工に繋がり、発売早々にアラカルトメニュ
ーの定番の人気メニューとなりました。
車以外のサービスでは、スマートフォン用のコーティングが好評です。スマホにも「清潔に・キレイに」のニーズは
高く、大切なスマホをKeePerで生活傷からしっかりと守る為、ドコモのキャリアショップで好評です。そして、この製
品は、「KeePerコーティング for docomo select」として昨年の12月に純正採用がされ、着実に導入店舗が増加してお
ります。
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
それ以外にも、看板やお風呂などへのコーティングもテスト施工が始まり、今後のサービス拡大に向け活動をおこな
っております。
これらの活動の結果、キーパー製品等関連事業の売上は58億22百万円(前年同期比25.3%増加)となりました。当セグ
メントにおける営業利益は、内部取引控除後17億38百万円(同75.0%増加)となりました。
② (キーパーLABO運営事業)
キーパーLABO運営事業については、「愛車を清潔に、キレイに、長く乗ろう」というマインドが高い状態が続き、新
しい次元に入った実績が続きながら、KeePerコーティングがYouTubeなどのSNS上での高い評価を見て、高額商品の需要
が高くなって、更にKeePerコーティングの人気は上昇し続けております。
2021年6月期のコーティングの施工台数は大幅に伸びており、最新のEXキーパーは、施工がぐんぐん増え、施工台数
が5,859台、 売上で約8億96百万円と大幅な実績の上乗せとなりました。
ダイヤモンドキーパーシリーズも、"真ん中効果"で新車・既販車とも施工が大幅に増加し、施工台数は前年比44.2%
増加の30,301台、売上で約18億86百万円と大きく伸びております。
また、愛車をリフレッシュするのに最適なクリスタルキーパーは、1年に1回のリピートでの施工が増加し、23.9%
増加、ピュア・ミネラルオフも27.0%増加となり、全てのKeePerコーティングにおいて非常に大きな伸びを示しており
ます。
加えて、洗車需要も大きく向上し、総来店台数も29.1%増加と大幅に増加しました。そして、平均単価も前期11,732円
から今期13,492円と15.0%大幅に押し上げており、キーパーLABOの運営効率が大幅に向上しております。
キーパーLABOの運営効率を上げるもう一つの要因として、昨年の6月より導入した、「新Web予約システム」も大きく
貢献しております。
この予約システムは、お客様が店舗の予約(混雑)状況をリアルタイムで見る事が出来、24時間いつでも希望の日
時・コースの予約が完結出来る仕組みとなっており、ユーザーにとって大変便利なものとなっております。その為、Web
での予約率も従来に比べ倍増しております。
Webでの予約が増えたことで、「予約なしでのご来店」や「電話での予約」が激減し、店舗は作業や接客にも集中出来
るようになり、来店客数が増加している中でも煩雑さが軽減されて、運営効率が大幅に改善されております。
店舗側もこのシステムを試行錯誤しながら、全店で使い方が統一され、大きな効果を発揮し、「来店台数」「新規顧
客」「高付加価値コーティング」の増加と、驚くほどの効果がいくつも出てきています。
その結果、2021年6月期の1店舗当たりの月間平均売上は、前期418万円から今期594万円となり、前期比42.3%増加
と大幅に上がっております。
新店開発においては、5店舗の新規出店にとどまりました。今期中にもう数店舗のオープン予定でしたが、気象状況
の悪化や工事価格の上昇に伴い再設計するなど工事スケジュールの遅れがでて、店舗オープンが来期にずれ込んでおり
ます。
新店の開発状況
2020年10月7日 鹿児島県鹿児島市 鹿児島県庁前店 オープン
2020年12月19日 大阪府堺市北区 堺 中百舌鳥店 オープン
2021年4月16日 千葉県佐倉市 佐倉店 オープン
2021年4月29日 兵庫県姫路市 姫路店 オープン
2021年6月26日 大阪府高槻市 高槻店 オープン
そして、今あるニーズにしっかりと応えるべく、今後の更なる需要拡大に備えて、既存店舗の拡大やブースの増設など
設備の充実、新ブランディングデザインへの変更を積極的に行いました。
既存店の改装と新ブランディングデザインへの変更
2020年7月 大阪府 交野店 外装変更
2020年8月 千葉県 ちば古市場店 ブース増設、新ブランディングへ変更
2020年9月 愛知県 一宮店 全面改装
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
2020年11月 東京都 世田谷店 店舗拡大
2020年11月 愛知県 東海店 洗車スペース3台増設
2021年4月 愛知県 知立店洗車・仕上げ場スペース4台・ブース4台増設 新ブランディングへ変更
2021年4月 広島県 広島長楽寺店 洗車・仕上げ場スペース4台増設
2021年5月 愛知県 岡崎店 ブース4台増設
2021年6月 愛知県 大須店 洗車・仕上げ場スペース3台・ブース3台増設 新ブランディングへ変更
2021年6月 千葉県 船橋店 洗車・仕上げ場スペース4台・ブース2台増設 新ブランディングへ変更
2021年6月 東京都 三鷹店 洗車・仕上げ場スペース2台・ブース4台増設
既存店舗の空調、断熱対策
昨年の夏の猛暑から学び、今後も猛暑が続く事を想定し、既存店舗の空調、断熱対策の実施を早急に進め、全店終了
し今年の夏は、適切な環境で高品質なコーティングが施工出来るようになっております。
最後に、人員体制については、新たな次元に入ったKeePerコーティングの需要の高さに合わせ、100名の中途採用の施
策も昨年12月までには達成し、更にこの4月1日には70名の新卒生が入社し、LABO店舗で働くスタッフは122名強化の
544名となり、営業部スタッフは22名強化の72名となり、会社全体では160名増の694名となりました。
この人員増によって例えばキーパーLABO運営事業の人件費で29.5%増加となっており、キーパーLABO運営事業の売上
が47.5%増加になっており営業利益においては243.3%増加とセグメント利益が大幅に増収となっております。この事か
らキーパーLABO運営事業の運営効率が大幅に向上している事がわかります。
これらの活動の結果、当セグメントの当年度の売上高は59億78百万円(前年同期比47.5%増加)で、営業利益は12億
82百万円(同243.3%増加)となりました。ただし、内部取引による費用が3億86百万円含まれており、換算すると16億
69百万円となっております。
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(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ6億32百万円増加し、91億86百万円となりました。これ
は主として、建物が3億21百万円増加、土地が1億6百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ8億99百万円増加し、36億20百万円となりました。こ
れは主として、未払金が2億54百万円増加、未払法人税等が5億24百万円増加、長期借入金が3億31百万円減少、
資産除去債務が1億21百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ2億66百万円減少し、55億66百万円となりました。これ
は主として、利益剰余金が当期純利益により21億33百万円増加した一方で、配当により2億12百万円減少、自己
株式が21億88百万円増加したこと等によるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ3億76百万円減少し15
億17百万円(前事業年度末比19.9%減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は30億93百万円(前事業年度比20億21百万円増加)となりました。収入の主な内訳
は税引前当期純利益29億93百万円、減価償却費2億80百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額4億16
百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7億39百万円(前事業年度比5億80百万円減少)となりました。収入の主な内訳
は有形固定資産の売却による収入1百万円であり、支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出6億24百万
円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は27億31百万円(前事業年度比25億18百万円増加)となりました。支出の主な内訳
は自己株式の取得による支出21億88百万円、長期借入金の返済による支出3億31百万円、配当金の支払額2億12
百万円であります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
自己資本比率 67.7 62.8 64.9 68.2 60.6
時価ベースの自己資本比率 325.0 244.4 246.8 244.8 861.1
キャッシュ・フロー対有利子
0.6 1.6 0.8 0.9 0.2
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
174.8 212.2 207.3 184.0 642.4
レシオ
自己資本比率 : 自己資本 / 総資産
時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額 / 総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債 / キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : キャッシュ・フロー / 利払い
(注)1 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
2 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
3 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている負債を対象としています。
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
(4)今後の見通し
KeePerブランドの確立と普及を目指し、さらに積極的な営業展開を進めていきます。各セグメントの見通しは次の通
りです。
キーパー製品等関連事業
従来からのガソリンスタント業界など車のアフターマーケットでの売上に加えて、カーメーカーやカーディーラーな
どの新車マーケットである自動車業界において2年後に現在のアフターマッケットと同じ規模の売上を目指して営業活
動を強化しております。
その具体的な方策としてKeePer初の"新車用"コーティングとして発売した、「EXキーパー」を中心に会社の総力を上
げ、導入を推し進めております。
その為、体制の大幅な見直しをおこない、専門の営業部隊を「新車営業部」として精鋭の30名体制へ増強し活動を行
っております。
その活動は、各メーカーへの純正採用活動として、昨年10月に採用されたSUBARUの『SUBARU WダイヤモンドKeePer』
を始め、2021年9月1日より、愛知県名古屋市熱田区に本社を置くトヨタグループの自動車部品専門の卸売会社である、
トヨタモビリティパーツ株式会社より、KeePerボディーコートが発売される事となりました。
発売される商品は、高級タイプの「EXキーパー」と標準タイプの「ダイヤモンドキーパー」をラインナップいたしま
す。今後、トヨタモビリティパーツ株式会社と協力し、トヨタボディコート市場の拡大を図る営業活動を行っていきま
す。
既に、営業活動はスタートし、各地区で順次商品紹介が始まり、製品の出荷は、第2四半期より出始める予定です。
その為、このキーパー製品等関連事業のセグメントでの売上予測も、前年比約40%増と大幅増を見込んでおります。
そして、アフターマーケットにおいても、KeePerのブランド力アップと共に、愛車を「清潔に・キレイに・長く」乗
ろうと、新車・既販車ともにコーティングの需要が高まりをみせており、EXキーパーやダイヤモンドキーパーの施工台
数が増加しております。
車以外のサービスでは、スマートフォン用のコーティングが、全国のドコモ店舗で施工件数が着実に増加しておりま
す。
そして、看板へのコーティング事業については、看板事業をされている方がよく読まれる雑誌に、KeePerの広告を載
せた事で、KeePerの代理店をしたいという企業が出てきており、既に看板事業のノウハウをお持ちの企業の方と力を合
わせ、看板へのコーティング事業を広められるようにしていきます。
最後に、海外事業については、新型コロナウイルス感染拡大もあり、引続き先行き不透明な状況が続いており、再開
の目途が立っておりません。
キーパーLABO運営事業
キーパーLABO運営事業においては、新規出店を年間10店舗前後を計画している事に加え、KeePerの需要拡大と共に全
国各地に広がっている、キーパープロショップ、カーディーラーへのサポート強化も考え、全国47都道府県に出店し、
全国くまなくキーパーLABOを広げて行きます。
今後の新規出店予定
2021年9月オープン予定 愛知県蒲郡市 蒲郡店(仮称)
2021年9月オープン予定 神奈川県茅ケ崎市 茅ヶ崎店(仮称)
2021年10月オープン予定 富山県富山市 富山店(仮称)*富山県初
2021年11月オープン予定 神奈川県厚木市 厚木店(仮称)
2021年11月オープン予定 北海道札幌市白石区 白石店(仮称)
2021年11月オープン予定 群馬県前橋市 前橋店(仮称)*群馬県初
2022年1月オープン予定 福岡県福岡市博多区 博多店(仮称)
2022年3月オープン予定 埼玉県新座市 新座店(仮称)
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
そして、既存店舗の拡大やブースの増設など設備の充実を継続しておこなっていきます。新ブランディングデザインへ
の変更を今期中には全て終わる予定です。
昨年の6月より新しい予約システムを導入し、大きく運営効率が上がっている物をさらにブラッシュアップすると共
に、POSシステムを改良し、お客様にとって使い易く、スタッフにとっても効率のよい店作りをしていきます。
店舗が拡大していくうえで、組織体制も重要であり、複数の店舗を担当するマネージャー・課長職を中心とした体制
作りを構築していきます。そして、店舗スタッフとのコミュニケーションを密にとり、お客様ニーズの発掘と人材育成
にも力を入れ、技術・知識を軸としたサービスの向上を図っていきます。
KeePerのブランディングについて
KeePerのブランディングとして、そして採用活動にも大きな効果を発揮している、「スーパーGT」へは、2021年もス
ポンサーを継続していきます。それ以外のモータースポーツにもスポンサー活動を積極的に広げ、宣伝効果を得る事と
車業界との関係強化を考え、行っていきます。
2020年より強化をしたEXキーパーをユーチューバーの方に取り上げてもらう事や、自動車専門雑誌の記者や自動車評
論家にEXキーパーを取材してもらう活動は継続的に行っていきます。
早速、この7月には、幅広い世代から愛され、誰もが知っている有名芸能人のYouTubeチャンネルで伝えてくれまし
た。沢山のチャンネル登録を持たれている、有名人なので公開開始から多くの方が動画を見られ、早速、動画を見られ
た方からの多くの施工依頼が入っており、今後に大きく期待が出来そうです。
なので、今後もこの活動を継続すると共に、インフルエンサーなどの影響力がある方にKeePerを取り上げてもらった
り、車好きだけではなく、一般の方が読まれているような自動車雑誌や一般雑誌などにも取り上げてもらうなどの活動
を進め、将来に向け積極的な広告宣伝を効果的に展開し、ブランド周知を図っていきます。
広告宣伝費は、5億35百万円(前事業年度比45.1%増)を見込んでおります。
SDGsの取組について
当社は、持続可能な世界実現に向け国連が定めた、2030年までの国際的な目標であるSDGs(Sustainable Development
Goals(持続可能な開発目標)の理念に共感し、事業活動と社会貢献活動を通じて目標達成に貢献します。
SDGsの取組として、当社事業を広げる事、そのものが、目標達成に貢献できると考えております。それは、EXキーパ
ー、ダイヤモンドキーパー、クリスタルキーパーなどのキーパーコーティングは、強い撥水力(水はじき力)によって、
普通の雨が降ると、雨がその撥水力によって弾かれるだけでなく、KeePerコーティングによって砂などの汚れが、塗装
にくっついていないので、雨の中に拡散して、雨と一緒にはじかれて落ちてしまうのです。だから、KeePerコーティン
グをされたユーザーは、みなさん「洗車をする回数がものすごく減った。」と、口を揃えておっしゃいます。
なので、雨が降ると車がキレイになってしまう訳で、普通、雨が降ると車が汚れるという常識と正反対の現象がおこ
ります。KeePerコーティングをすると「洗車の回数が減る。」のは、手間と時間の節減になるのと同時に、真水の節約
にもつながりますし、洗剤使用の節減にも繋がります。
さらに、車がキレイな状態が続く事で、車の価値を守る事も出来、年々長くなっている、車齢と相まって、車を大切
にし、車を長く乗るようになって、車の製造によって発生するCO2の節減になり、持続可能なカーライフプランの提供に
も繋がります。
以上を踏まえ、今期の見通しを、売上高166億8百万円(前事業年度比40.7%増加)、営業利益43億29百万(前事業年度
比43.3%増加)、経常利益43億35百万円(前事業年度比43.4%増加)、当期純利益は28億64百万円(前事業年度比34.3%増
加)の過去最高の増収増益を見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準に基づき財務諸表を作成
する方針であります。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用に関しましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針
であります。
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,893,947 1,517,132
受取手形 117,371 166,410
売掛金 667,632 880,552
商品 561,807 731,453
貯蔵品 31,725 45,626
前渡金 4,375 -
前払費用 231,738 190,139
その他 6,379 11,178
貸倒引当金 △237 △313
流動資産合計 3,514,740 3,542,179
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 2,244,730 2,566,276
構築物(純額) 172,910 173,511
機械及び装置(純額) 88,638 80,178
車両運搬具(純額) 32,244 34,095
工具、器具及び備品(純額) 129,040 125,891
土地 1,487,286 1,593,759
建設仮勘定 48 15,058
有形固定資産合計 4,154,898 4,588,770
無形固定資産
ソフトウエア 36,868 37,191
その他 23,036 60,258
無形固定資産合計 59,905 97,450
投資その他の資産
投資有価証券 18,198 19,578
関係会社株式 - 1,000
破産更生債権等 276 276
長期前払費用 26,657 44,841
敷金及び保証金 323,051 340,436
建設協力金 246,666 281,036
保険積立金 12,276 11,868
繰延税金資産 197,662 259,786
その他 10 10
貸倒引当金 △276 △276
投資その他の資産合計 824,523 958,557
固定資産合計 5,039,326 5,644,778
資産合計 8,554,066 9,186,958
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 286,862 468,183
1年内返済予定の長期借入金 331,332 331,332
未払金 295,053 549,923
未払法人税等 255,810 780,702
未払費用 153,066 194,763
賞与引当金 27,733 37,390
その他 86,264 125,368
流動負債合計 1,436,122 2,487,663
固定負債
長期借入金 663,268 331,936
退職給付引当金 263,678 308,871
役員退職慰労引当金 242,780 255,593
資産除去債務 111,180 232,222
その他 4,043 4,043
固定負債合計 1,284,951 1,132,667
負債合計 2,721,073 3,620,330
純資産の部
株主資本
資本金 1,347,557 1,347,557
資本剰余金
資本準備金 1,007,224 1,007,224
資本剰余金合計 1,007,224 1,007,224
利益剰余金
利益準備金 4,931 4,931
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 3,471,687 5,392,781
利益剰余金合計 3,476,618 5,397,712
自己株式 △142 △2,188,286
株主資本合計 5,831,257 5,564,207
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 1,735 2,419
評価・換算差額等合計 1,735 2,419
純資産合計 5,832,993 5,566,627
負債純資産合計 8,554,066 9,186,958
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高
商品売上高 4,647,277 5,822,743
サービス売上高 4,052,407 5,978,492
売上高合計 8,699,684 11,801,236
売上原価
商品売上原価
商品期首たな卸高 565,417 561,807
当期商品仕入高 2,057,244 2,681,170
合計 2,622,662 3,242,977
商品期末たな卸高 561,807 731,453
売上原価合計 2,060,855 2,511,523
売上総利益 6,638,829 9,289,712
販売費及び一般管理費
役員報酬 202,200 192,193
給料及び手当 1,815,609 2,321,670
賞与 330,880 447,609
退職給付費用 49,755 62,416
賞与引当金繰入額 27,733 37,390
役員退職慰労引当金繰入額 9,676 12,812
法定福利費 340,846 421,248
福利厚生費 27,695 27,411
旅費及び交通費 196,565 222,645
通信費 38,628 38,777
減価償却費 245,177 280,584
賃借料 642,018 726,952
保険料 11,477 12,249
水道光熱費 121,832 127,960
販売促進費 22,709 -
消耗品費 117,077 171,123
租税公課 102,069 125,859
試験研究費 16,932 53,951
運賃及び荷造費 124,576 147,769
事務用品費 10,204 12,117
広告宣伝費 436,374 391,056
ポイント販促費 3,170 -
支払手数料 95,081 139,566
貸倒引当金繰入額 23 76
車両費 74,541 85,033
業務委託費 85,764 87,289
リース料 278 64
その他 122,940 122,480
販売費及び一般管理費合計 5,271,843 6,268,312
営業利益 1,366,986 3,021,400
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業外収益
受取利息 1,137 1,410
受取配当金 423 463
為替差益 3,203 257
受取手数料 5,428 4,290
受取保険金 816 -
その他 1,531 1,835
営業外収益合計 12,540 8,257
営業外費用
支払利息 5,798 4,815
支払手数料 - 1,690
その他 - 289
営業外費用合計 5,798 6,795
経常利益 1,373,728 3,022,862
特別利益
固定資産売却益 36,592 1,115
雇用調整助成金 5,141 -
特別利益合計 41,733 1,115
特別損失
固定資産除売却損 19,918 3,619
減損損失 - 26,387
新型コロナウイルス感染症による損失 50,422 -
特別損失合計 70,340 30,007
税引前当期純利益 1,345,121 2,993,971
法人税、住民税及び事業税 437,655 923,194
法人税等調整額 △5,740 △62,421
法人税等合計 431,914 860,772
当期純利益 913,207 2,133,198
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年 7月 1日 至 2020年 6月 30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 1,345,867 1,007,224 1,007,224 4,931 2,727,703 2,732,634
当期変動額
新株の発行 1,689
剰余金の配当 △169,222 △169,222
当期純利益 913,207 913,207
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 1,689 - - - 743,984 743,984
当期末残高 1,347,557 1,007,224 1,007,224 4,931 3,471,687 3,476,618
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 合計
当期首残高 △121 5,085,604 700 700 5,086,305
当期変動額
新株の発行 1,689 1,689
剰余金の配当 △169,222 △169,222
当期純利益 913,207 913,207
自己株式の取得 △21 △21 △21
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 1,035 1,035 1,035
額)
当期変動額合計 △21 745,652 1,035 1,035 746,687
当期末残高 △142 5,831,257 1,735 1,735 5,832,993
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
当事業年度(自 2020年 7月 1日 至 2021年 6月 30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 1,347,557 1,007,224 1,007,224 4,931 3,471,687 3,476,618
当期変動額
新株の発行
剰余金の配当 △212,104 △212,104
当期純利益 2,133,198 2,133,198
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - - - 1,921,094 1,921,094
当期末残高 1,347,557 1,007,224 1,007,224 4,931 5,392,781 5,397,712
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 合計
当期首残高 △142 5,831,257 1,735 1,735 5,832,993
当期変動額
新株の発行 - -
剰余金の配当 △212,104 △212,104
当期純利益 2,133,198 2,133,198
自己株式の取得 △2,188,143 △2,188,143 △2,188,143
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 684 684 684
額)
当期変動額合計 △2,188,143 △267,049 684 684 △266,365
当期末残高 △2,188,286 5,564,207 2,419 2,419 5,566,627
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(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 1,345,121 2,993,971
減価償却費 245,177 280,584
減損損失 - 26,387
貸倒引当金の増減額(△は減少) △96 76
退職給付引当金の増減額(△は減少) 33,849 45,192
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 5,242 12,812
受取利息及び受取配当金 △1,560 △1,873
為替差損益(△は益) 50 △1,080
支払利息 5,798 4,815
固定資産除売却損益(△は益) △16,674 2,504
売上債権の増減額(△は増加) 40,718 △261,958
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,830 △183,547
仕入債務の増減額(△は減少) 8,591 181,320
前払費用の増減額(△は増加) △119,443 41,598
未払金の増減額(△は減少) 39,144 261,594
未払費用の増減額(△は減少) 2,198 41,697
その他 △24,052 69,357
小計 1,562,235 3,513,453
利息及び配当金の受取額 1,560 1,870
利息の支払額 △5,798 △4,815
法人税等の支払額 △485,765 △416,866
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,072,232 3,093,641
投資活動によるキャッシュ・フロー
関係会社株式の取得による支出 - △1,000
有形固定資産の取得による支出 △1,378,839 △624,807
有形固定資産の売却による収入 139,060 1,181
無形固定資産の取得による支出 △18,119 △39,638
貸付金の回収による収入 580 50
敷金及び保証金の差入による支出 △21,772 △18,022
敷金及び保証金の回収による収入 13,351 638
建設協力金の支払による支出 △59,385 △55,000
その他 4,907 △3,358
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,320,218 △739,957
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △45,575 △331,332
ストックオプションの行使による収入 1,689 -
自己株式の取得による支出 △21 △2,188,143
配当金の支払額 △169,222 △212,104
財務活動によるキャッシュ・フロー △213,129 △2,731,579
現金及び現金同等物に係る換算差額 △50 1,080
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △461,164 △376,814
現金及び現金同等物の期首残高 2,355,112 1,893,947
現金及び現金同等物の期末残高 1,893,947 1,517,132
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の分配の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は販売先別
にセグメントを位置付け、一般顧客向け、事業者向けに包括的な戦略を立案し事業活動を展開しております。
従って当社は販売先別のセグメントから構成されており「キーパー製品等関連事業」「キーパーLABO運営事業」
の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「キーパー製品等関連事業」は自動車のコーティング用ケミカル製品をはじめとした、道具機器類の開発・製造、
販売を行っております。「キーパーLABO運営事業」は一般のカー・ユーザー向けに自動車のコーティングを中心と
した「車の美装を提供する店舗」をコンセプトとして「キーパーLABO」店舗を運営しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、財務諸表を作成するために採用される会計処理の原則及び
手続に準拠した方法であります。
報告セグメントごとの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場価格等を勘案して決定しております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
合計
キーパー製品等関連事業 キーパーLABO運営事業
売上高
外部顧客への売上高 4,647,277 4,052,407 8,699,684
セグメント間の内部
381,839 ― 381,839
売上高又は振替高
計 5,029,116 4,052,407 9,081,524
セグメント利益 1,233,653 373,596 1,607,249
セグメント資産 1,605,581 4,275,884 5,881,466
その他の項目
減価償却費 70,695 174,482 245,177
有形固定資産及び
10,732 1,360,545 1,371,278
無形固定資産の増加額
(注)
セグメント間の内部売上381,839千円は、キーパー製品等関連事業から、キーパーLABO運営事業に対するものです。キー
パー製品等関連事業のセグメント利益1,233,653千円には、セグメント間の内部売上高による利益240,263千円を含んで
おりますので実際のセグメント利益は993,390千円となります。
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
当事業年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
合計
キーパー製品等関連事業 キーパーLABO運営事業
売上高
外部顧客への売上高 5,822,743 5,978,492 11,801,236
セグメント間の内部
628,638 ― 628,638
売上高又は振替高
計 6,451,382 5,978,492 12,429,874
セグメント利益 2,125,384 1,282,549 3,407,933
セグメント資産 1,947,164 4,884,671 6,831,835
その他の項目
減価償却費 79,467 201,116 280,584
有形固定資産及び
34,381 691,443 725,825
無形固定資産の増加額
(注)
セグメント間の内部売上628,638千円は、キーパー製品等関連事業から、キーパーLABO運営事業に対するものです。キー
パー製品等関連事業のセグメント利益2,125,384千円には、セグメント間の内部売上高による利益386,532千円を含んで
おりますので実際のセグメント利益は1,738,851千円となります。
4 報告セグメント合計額と財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 9,081,524 12,429,874
セグメント間取引消去 △381,839 △628,638
財務諸表の売上高 8,699,684 11,801,236
(単位:千円)
利益 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 1,607,249 3,407,933
セグメント間取引消去 △240,263 △386,532
財務諸表の営業利益 1,366,986 3,021,400
(単位:千円)
資産 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 5,881,466 6,831,835
全社資産(注) 2,672,600 2,355,122
財務諸表の資産合計 8,554,066 9,186,958
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 調整額(注) 財務諸表計上額
その他の項目
前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度
有形固定資産及び
1,371,278 725,825 41,815 57,333 1,413,094 783,158
無形固定資産の増加額
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社管理部門における取得額であります。
(持分法損益等)
当社は重要な関連会社を有していないため、該当事項はありません。
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KeePer技研株式会社(6036) 2021年6月期 決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
1株当たり純資産額 206.25円 204.05円
1株当たり当期純利益金額 32.31円 75.65円
潜在株式調整後
32.29円 ―
1株当たり当期純利益金額
(注) 1.当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため前事業
年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在
株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。
2.当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
3.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円) 913,207 2,133,198
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る当期純利益(千円) 913,207 2,133,198
普通株式の期中平均株式数(株) 28,268,222 28,198,514
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 15,924 ―
(うち新株予約権(株)) (15,924) ―
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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