6036 KeePer技研 2020-08-11 11:00:00
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年8月11日
上 場 会 社 名 KeePer技研株式会社 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 6036 URL http://www.keepercoating.jp/corp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 賀来 聡介
取締役事業サポート
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 小野 繁範 (TEL) 0562-45-5258
本部長
定時株主総会開催予定日 2020年9月28日 配当支払開始予定日 2020年9月8日
有価証券報告書提出予定日 2020年9月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期の業績(2019年7月1日~2020年6月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期 8,699 4.6 1,366 6.2 1,373 5.5 913 8.0
2019年6月期 8,321 13.8 1,286 47.5 1,301 46.3 845 45.2
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年6月期 64.61 64.57 16.7 16.8 15.7
2019年6月期 59.97 59.81 17.9 17.6 15.5
(参考) 持分法投資損益 2020年6月期 -百万円 2019年6月期 -百万円
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年6月期 8,554 5,832 68.2 412.51
2019年6月期 7,838 5,086 64.9 360.68
(参考) 自己資本 2020年6月期 5,832百万円 2019年6月期 5,086百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年6月期 1,072 △1,320 △213 1,893
2019年6月期 1,371 △521 △319 2,355
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年6月期 - 0.00 - 12.00 12.00 169 20.0 3.6
2020年6月期 - 0.00 - 15.00 15.00 212 23.2 3.9
2021年6月期(予想)
- 0.00 - 20.00 20.00 25.7
3.2021年6月期の業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 5,379 11.4 1,088 28.2 1,095 27.9 723 23.4 51.15
通期 10,042 15.4 1,657 21.3 1,664 21.1 1,099 20.4 77.73
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期 14,140,420 株 2019年6月期 14,102,020 株
② 期末自己株式数 2020年6月期 141 株 2019年6月期 122 株
③ 期中平均株式数 2020年6月期 14,134,111 株 2019年6月期 14,101,935 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日において、当社が入手可能な情報
および合理的であると判断する一定の前提に基づき策定したものであり、実際の業績等は様々な要因により予測数
値より大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については、添付資料P6「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照下さい。
KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………5
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………5
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………7
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………8
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………8
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………10
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………12
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………14
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………15
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………16
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………18
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………18
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………18
1
KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の経営成績)
当事業年度における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、経済活動が一定期間停止し
たこともあり、景気が大きく悪化し、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社では、ユーザーに提供されるKeePerコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実
現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerブランドのブラン
ディングを確実にしていくために最も重要であると考えています。
2020年6月期のスタートである、第1四半期累計期間(2019年7月から2019年9月)におきましては、7月と9月
に長梅雨、複数の台風が来たりと、天候の影響を受けながらも、売上高22億54百万円(前年同期比16.3%増加)、
営業利益2億91百万円(同36.9%増加)となり、この期間の過去最高益を出すことができ、順調なスタートとなり
ました。
そして、第2四半期累計期間(2019年10月から2019年12月)におきましては、消費税増税後の10月に苦しみ、その
後は最需要期である12月に大きく回復しましたが、売上高25億76百万円(前年同期比1.5%増加)、営業利益5億57
百万円(同11.8%減)と減益となりました。
続く、第3四半期累計期間(2020年1月から2020年3月)におきましては、売上高17億57百万円(前年同期比4.7%
増加)、営業利益1億43百万円(同42.2%増加)となり、カーコーティングに関わる事業において、例年1月~3
月は需要が低くなる時期ですが、昨年に続き黒字転換を果たし、増収増益を果たすことが出来ました。
直近の第4四半期累計期間(2020年4月から2020年6月)におきましては、コロナ禍で4月はキーパー製品等関連
事業においてはスクールの中止や営業活動の自粛をし、キーパーLABO運営事業については、時短営業や休業などの
影響を受けました。しかし、5月になり緊急事態宣言が解除されると、「愛車を清潔に、キレイにしたい」という
マインドが非常に高くなり、両セグメント共にコーティングと洗車の需要が一気に高まりを見せ、売上高21億11百
万円(前年同期比2.5%減)と若干減収したものの、営業利益3億74百万円(同9.8%増加)と増益することが出来
ました。
この要因は、世界規模でコロナ禍が続く中、新車の購買を少しためらわれるような風潮が続いており、「今の愛
車をもう一年、もう一車検、キレイにして、大切に乗ろう」と、今乗っている愛車をリフレッシュする為に、新車
購買心理の裏返しとして高価格帯のコーティングを買われるお客様が多くなっているためです。そして、3密を避
けるために、仕事やレジャーでも交通機関を使わず、マイカーを乗る機会も増加しており、折角なのでマイカーを
キレイに乗りたいという需要が高まり、続いております。
また、昨年に実施したテレビCMやYouTubeを軸に様々なデジタルコンテンツで配信した効果が続いている事とSNS
での高評価からKeePerの認知度が着実に上がってきており、EXキーパーやダイヤモンドキーパー類などの高額商品
の需要が高くなり、キーパーLABOのみならず、キーパープロショップにも波及し施工台数が増加しており、自動車
業界の営業活動においても大きなプラスとなっており、確実に導入が進んでおります。
キーパーLABOについては、合計2店舗のみの新規出店となりましたが、既存店については合計12店舗の改装と新
ブランディングデザインの変更など店舗環境の改善を積極的に実施してまいりました。
その結果、当事業年度における売上高は86億99百万円(前年同期比4.6%増加)、営業利益は13億66百万円(同
6.2%増加)、経常利益は13億73百万円(同5.5%増加)、当期純利益は9億13百万円(同8.0%増加)と増収増益と
なり、2期連続で過去最高益を更新する事ができました。
セグメント毎の概況は以下のとおりです。
① キーパー製品等関連事業
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、新型コロナウイルス感染症の拡散により、自粛
ムードでお客様の外出が減り本業である燃料油販売数量の低下が続いております。当然、店舗への来店が減ってお
り、タイヤやオイルなど燃料油以外の商品の販売も減少しておりますが、「愛車を清潔に、キレイにしたい」とい
う需要が高い事から、KeePer製品については前年を上回る商品として、これまで以上に大きく期待されています。
カーディーラーなどの自動車業界においても新車販売が低調に推移している事から、アフターサービスの充実を
図る流れが大きくなり、その中でもリピート率の高いKeePerが注目をされております。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
毎年2月~5月はキーパー技術コンテストを実施していましたが、新型コロナウイルスの感染症が拡大している
状況を考え、出場選手の健康と安全を最優先に考え、開催を中止し、2月から新発売した「EXキーパー」の紹介と
して「EXキャラバン」と称し全営業がキーパープロショップへの活動と、8、12月に続き、キーパープロショップ
全店訪問による商品品質の確認を実施いたしました。
そして、6月からは、キーパーコーティングを施工しているキーパープロショップやキーパー施工店において
「愛車・一新」を主テーマとし、「ものすごく美しくなって惚れ直す」を副テーマとした企画を実施中です。今の
時勢に合い、好評の企画となっております。
当期、会社の総力を上げ取り組んでいるカーメーカーやカーディーラーなどの自動車業界への進出は、当社の得
意分野でもある技術研修をカーディーラーのメカニックの方や納車センターの方へ実施し、内製化での導入を進め
ております。
また、VTホールディングス株式会社との資本業務提携をした事で、VTホールディングス株式会社の子会社である
カーディーラーにも導入が順次、進んでおり、自動車業界への進出に拍車をかけ、導入カーディーラーが順調に増
加し、実績として着実に表れ始めております。
これらの活動の結果、キーパー製品等関連事業の売上は46億47百万円(前年同期比0.5%減少)となりました。当セ
グメントにおける営業利益では12億33百万円(同1.4%増加)となりました。尚この営業利益は内部取引の利益2億40
百万円が含まれており、内部取引控除後の利益は9億93百万円(同3.5%減少)となりました。
② キーパーLABO運営事業
キーパーLABO運営事業については、新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先に考え、東京都・神奈川県・埼
玉県・千葉県の29店舗を4月9日~28日までの20日間を臨時休業(トレッサ横浜店は全館休業の為、5月6日まで
休業)、その後は5月15日まで時短営業し、北海道の2店舗を除く48店舗を4月9日から5月15日まで時短営業を
いたしました。
その為、4月は、直営全81店舗で前年同月の直営全79店舗に対して31.6%減となりましたが、5月にはコロナ禍
での自粛ムードも収まりをみせ、「愛車を清潔に、キレイにしたい」という需要が一気に高まり、直営全81店舗で
前年同月の直営全79店舗に対して20.9%増となり、6月においては更に高まりをみせ直営全81店舗で前年同月の直営
全80店舗に対して32.3%増と大幅な伸びをみせました。
特に、緊急事態宣言の期間が長かった東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県においては、この需要が更に高くなり、
東日本においては、既存店同月比48.8%増という今だかつてないような結果となりました。
これは、世界規模で新型コロナウイルス禍が続く中、新車の購買を少しためらわれるような風潮が続いており
「今の愛車をもう一年」「あるいはもう一車検」、キレイにして、大切に乗ろうとKeePer需要が高まってるためと
考えます。
それに加え、SNSでの高評価を見ての施工も多く、新車・中古車を買ってKeePerを選ばれるお客様も着実に増加し
ています。特に2月22日に発売をした「EXキーパー」が好評で、SNSでの評判を見ての施工が増加し、高価格にも関
わらず発売から6月末までで、776台施工され、1億37百万円の売上増となりました。
この不況下においても、最高価格帯のEXキーパーが十分通用するものだという事が証明され、かつEXキーパーが
メニューに加わった事で、ダイヤモンドキーパー類が価格的にも”真ん中”の商品になり、元々一番人気であるダ
イヤモンドキーパーをお客様が選びやすくなり、施工台数が大きく伸びました。
その結果、2020年6月期の平均単価は、前期10,274円から11,729円と14.2%増と大きく押し上げています。新店
開発においては、合計2店舗のみの新規出店となりましたが、これは、会社として総力を上げて、カーメーカーや
カーディーラーなどの車業界への進出に人材を含め、大きく力を入れ取り組んでいる事が大きく影響しておりま
す。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
既存店については合計12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更など店舗環境の改善を積極的に実施しま
した。しかし、当然将来に向け、拡大成長を続ける為には、新店開発が必要と考えており、今後も立地条件を重視
し厳選して新規店舗開発をしていきます。
新店は2店舗
2020年4月 東京都小平市のコンビニストア跡地に「小平店」居抜き改装
2020年6月 愛知県名古屋市のコンビニストア跡地に「石川橋店」居抜き改装
12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更
2019年8月 愛知県 鳴海店 リプレイス店
2019年8月 東京都 足立店 新ブランディングへ変更
2019年10月 愛知県 東郷店 洗車場、仕上げ場の全面改装&拡大
2019年11月 神奈川県 横浜綱島店 仕上げ場増設
2019年12月 愛知県 東海店 新ブランディングへ変更
2020年2月 兵庫県 宝塚店 新ブランディングへ変更
2020年4月 愛知県 名古屋東店 仕上げ場増設
2020年4月 福島県 郡山店 ブース増設
2020年4月 愛知県 中川店 外装変更、新ブランディングへ変更
2020年5月 愛知県 一宮店 全面改装中(8月26日リニューオープン予定
2020年6月 三重県 名張店 内装・外装変更、新ブランディングへ変更
2020年6月 愛知県 豊田店 ブース増設、新ブランディングへ変更
加えて、2020年4月も、前期までと同水準の52名の新卒採用を果たしております。これらの活動の結果、当セグ
メントの当年度の売上高は40億52百万円(前年同期比11.0%増加)で、営業利益は3億73百万円(同45.3%増加)
となりました。ただし、内部取引による費用が2億40百万円含まれております。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ7億15百万円増加し、85億54百万円となりました。これ
は主として、土地が10億29百万円増加、現金及び預金が4億61百万円減少、前払費用が1億19百万円増加、建設
協力金が44百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ31百万円減少し、27億21百万円となりました。これは
主として、長期借入金が45百万円減少、未払法人税等が74百万円減少、退職給付引当金が33万円増加、未払金が
36百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ7億46百万円増加し、58億32百万円となりました。これ
は主として利益剰余金が当期純利益により9億13百万円増加した一方で、配当により1億69百万円減少したこと
等によるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ4億61百万円減少し18
億93百万円(前事業年度末比19.6%減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は10億72百万円(前事業年度比2億99百万円減少)となりました。収入の主な内訳
は税引前当期純利益13億45百万円、減価償却費2億45百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額4億85
百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は13億20百万円(前事業年度比7億98百万円増加)となりました。収入の主な内訳
は有形固定資産の売却による収入1憶39百万円であり、支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出13億78
百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億13百万円(前事業年度比1億6百万円減少)となりました。支出の主な内訳
は長期借入金の返済による支出45百万円、配当金の支払額1億69百万円であります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期
自己資本比率 71.1 67.7 62.8 64.9 68.2
時価ベースの自己資本比率 217.4 325.0 244.4 246.8 244.8
キャッシュ・フロー対有利子
1.0 0.6 1.6 0.8 0.9
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
74.6 174.8 212.2 207.3 184.0
レシオ
自己資本比率 : 自己資本 / 総資産
時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額 / 総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債 / キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : キャッシュ・フロー / 利払い
(注)1 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
2 キャッシュ・フローは、営業キャッシ・フローを利用しています。
3 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている負債を対象としています。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(4)今後の見通し
KeePerブランドの確立と普及を目指し、さらに積極的な営業展開を進めていきます。各セグメントの見通しは次
の通りです。
キーパー製品関連事業は、従来からのガソリンスタンド業界など車のアフターマーケットでの売上に加えて、カ
ーメーカーやカーディーラーなどの新車マーケットである自動車業界においても同じ規模の売上を獲得して、3年
後に、現在のキーパー製品等関連事業の売上規模を約2倍にする目標を立てております。
その具体的な方策としてKeePer初の”新車用”コーティングとして発売した、「EXキーパー」を中心に会社の総
力を上げ、導入を推し進めます。
その為、その分野専門の営業を特販部として精鋭の12名体制で新設し積極的な活動を行っております。その成果
は自動車業界に対する売上が第4四半期において前期比179%増の売上1億21百万円と大きく前進しております。
今後も更に売上増に応じ特販部スタッフを積極的に増員していきます。また、主にキーパープロショップを中心
とした、キーパー施工店においては、コロナ禍でアフターマーケットでの需要が高まりをみせております。だから
こそ、技術レベルの向上と共に、商品・品質の向上を図り、リピートのお客様を増やす活動を積極的に行っていく
と共に、「愛車・一新」などのユーザーにとって魅力的な企画を行っていきます。
更に、昨年の11月に発売した新商品「ミネラルオフ」を使い、新しい洗車メニューとして、コーティング車の水
弾きを元通りにし、キレイにしたいお客様へ、一番いい洗車として、キーパープロショップへ洗車の高付加価値化
を広げていきます。また、カーディーラーでは『洗車が無料のサービス』として定着しているので、洗車の有料化
と共に洗車の高付加価値化を提案してまいります。
スマートフォン用のコーティングとして販売をしている『Mコーティング』が、ドコモ店舗でのコーティング付
帯率増加と、取扱い店舗が増加しているため、着実に増販しており、今後は更に販路の拡大をしていきます。この
スマートフォン用のコーティングは、今後キーパープロショップやキーパーLABOでも提供できるようにし、車以外
へのサービスとして、KeePerコーティングを広げる活動を積極的にしていきます。
キーパーLABO運営事業は、前期2店舗のみの出店でしたが、これは前記の通り、特販部の強化と共に、3年前か
らの集中出店期に出した新店の熟成を図り、採算性を大幅に改善する目的があり、一時的に意識して新規出店を控
えたものです。その結果、このセグメントでの営業利益は前年同期比45.3%増と大幅に改善しております。
今期以降は、近来のKeePerブランドの認知度アップによって、2020年4月にオープンしたキーパーLABO小平店が
開店初月から5百万円をオーバーするなど、新規店の立ち上がりが大幅に改善されており、会社の長期の拡大成長
を考え、年間8店舗前後の新規出店を計画しております。
更に、既存店の収支を上げる事にも力を入れ、改装と新ブランディングデザインの変更も積極的に行っていきま
す。
店舗が拡大していくうえで、組織体制も重要であり、LABOマネージャーを中心とした体制作りも構築していきま
す。そして、店舗スタッフとのコミュニケーションを密にとり、お客様ニーズの発掘と人材育成にも力を入れ、技
術・知識の向上を図っていきます。
直近のキーパーLABOの好実績が続いている事から、「愛車を清潔に、キレイに、長く乗ろう」のこの傾向はしば
らく続くものと考えており、人材採用も新卒、中途共に積極的に行っていきます。
キーパーLABOでは、6月より新しい予約システムを導入し運営を開始しております。お客様より予約がしやすく
なったというご意見も沢山いただき大変好評で、Webでの予約率が、従来に比べ、倍増をしております。また、高単
価のコーティングのご予約を多くいただくようになりました。今後は、この予約システムをキーパープロショップ
にも展開し、2021年6月期に実装できるように進んでおります。
また、KeePerのブランディングとして、そして採用活動にも大きな効果を発揮している、「スーパーGT」では、
2020年度もスポンサーを継続中であり、第1戦をポールトゥウィンで完全優勝をしました。第1戦を見る限り、今
シーズンの速さは圧倒的であり、3年ぶりのチャンピオン奪回に向け大きな期待が出来ます。また、今期も、純粋
に宣伝効果を得る事と車業界への積極的な働きかけを考え、「インタープロトシリーズの冠スポンサー」を継続し
ております。
好評である「キレイへの挑戦」のテレビCMについては、今期は全国一斉の放映ではなく、費用対効果をしっかり
考え、地域を限定し、テレビCMを行っていきます。また、WebサイトでのYouTubeをはじめ様々なデジタルコンテン
ツで配信していきます。また今期は新たな試みとして、自動車専門雑誌と同時にWeb掲載にも力を入れ、将来に向け
積極的な広告宣伝を効果的に展開し、ブランド周知を図っていきます。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
広告宣伝費は、4億83百万円(当事業年度比11.1%増)を見込んでおります。以上を踏まえ、今期の見通しは、
売上高100億42百万円(当事業年度比15.4%増加)、営業利益16億57百万円(当事業年度比21.3%増加)、経常利益16
億64百万円(当事業年度比21.1%増加)、当期純利益は10億99百万円(当事業年度比20.4.%増加)の増収増益を見込ん
でおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準に基づき財務諸表を作成
する方針であります。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用に関しましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針
であります。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,355,112 1,893,947
受取手形 157,820 117,371
売掛金 667,901 667,632
商品 565,417 561,807
貯蔵品 26,284 31,725
前渡金 4,470 4,375
前払費用 112,294 231,738
その他 5,319 6,379
貸倒引当金 △249 △237
流動資産合計 3,894,372 3,514,740
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 2,247,340 2,244,730
構築物(純額) 162,002 172,910
機械及び装置(純額) 91,281 88,638
車両運搬具(純額) 27,155 32,244
工具、器具及び備品(純額) 124,033 129,040
土地 458,140 1,487,286
建設仮勘定 8,404 48
有形固定資産合計 3,118,359 4,154,898
無形固定資産
ソフトウエア 33,754 36,868
その他 24,461 23,036
無形固定資産合計 58,215 59,905
投資その他の資産
投資有価証券 16,333 18,198
破産更生債権等 360 276
長期前払費用 29,151 26,657
敷金及び保証金 314,630 323,051
建設協力金 202,386 246,666
保険積立金 12,684 12,276
繰延税金資産 192,372 197,662
その他 10 10
貸倒引当金 △360 △276
投資その他の資産合計 767,569 824,523
固定資産合計 3,944,143 5,039,326
資産合計 7,838,516 8,554,066
8
KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 278,271 286,862
1年内返済予定の長期借入金 45,575 331,332
未払金 258,447 295,053
未払法人税等 330,681 255,810
未払費用 150,867 153,066
賞与引当金 24,519 27,733
その他 92,120 86,264
流動負債合計 1,180,482 1,436,122
固定負債
長期借入金 994,600 663,268
退職給付引当金 229,829 263,678
役員退職慰労引当金 237,538 242,780
資産除去債務 105,718 111,180
その他 4,043 4,043
固定負債合計 1,571,729 1,284,951
負債合計 2,752,211 2,721,073
純資産の部
株主資本
資本金 1,345,867 1,347,557
資本剰余金
資本準備金 1,007,224 1,007,224
資本剰余金合計 1,007,224 1,007,224
利益剰余金
利益準備金 4,931 4,931
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 2,727,703 3,471,687
利益剰余金合計 2,732,634 3,476,618
自己株式 △121 △142
株主資本合計 5,085,604 5,831,257
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 700 1,735
評価・換算差額等合計 700 1,735
純資産合計 5,086,305 5,832,993
負債純資産合計 7,838,516 8,554,066
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高
商品売上高 4,670,898 4,647,277
サービス売上高 3,650,135 4,052,407
売上高合計 8,321,033 8,699,684
売上原価
商品売上原価
商品期首たな卸高 477,016 565,417
当期商品仕入高 2,200,279 2,057,244
合計 2,677,296 2,622,662
商品期末たな卸高 565,417 561,807
売上原価合計 2,111,878 2,060,855
売上総利益 6,209,155 6,638,829
販売費及び一般管理費
役員報酬 218,350 202,200
給料及び手当 1,682,547 1,815,609
賞与 266,364 330,880
退職給付費用 48,915 49,755
賞与引当金繰入額 24,519 27,733
役員退職慰労引当金繰入額 14,556 9,676
法定福利費 299,711 340,846
福利厚生費 31,295 27,695
旅費及び交通費 199,708 196,565
通信費 39,920 38,628
減価償却費 237,356 245,177
賃借料 620,046 642,018
保険料 9,559 11,477
水道光熱費 124,062 121,832
販売促進費 84,721 22,709
消耗品費 120,437 117,077
租税公課 92,530 102,069
試験研究費 17,783 16,932
運賃及び荷造費 125,461 124,576
事務用品費 10,510 10,204
広告宣伝費 271,285 436,374
ポイント販促費 - 3,170
支払手数料 82,350 95,081
貸倒引当金繰入額 103 23
車両費 74,459 74,541
業務委託費 90,180 85,764
リース料 1,555 278
その他 134,253 122,940
販売費及び一般管理費合計 4,922,548 5,271,843
営業利益 1,286,606 1,366,986
10
KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業外収益
受取利息 1,090 1,137
受取配当金 367 423
為替差益 2,454 3,203
受取手数料 6,295 5,428
受取保険金 9,211 816
その他 2,810 1,531
営業外収益合計 22,229 12,540
営業外費用
支払利息 6,590 5,798
その他 389 -
営業外費用合計 6,979 5,798
経常利益 1,301,856 1,373,728
特別利益
固定資産売却益 3,802 36,592
雇用調整助成金 - 5,141
特別利益合計 3,802 41,733
特別損失
災害による損失 3,765 -
固定資産除売却損 30,031 19,918
減損損失 27,944 -
新型コロナウイルス感染症による損失 - 50,422
特別損失合計 61,741 70,340
税引前当期純利益 1,243,917 1,345,121
法人税、住民税及び事業税 434,542 437,655
法人税等調整額 △36,285 △5,740
法人税等合計 398,256 431,914
当期純利益 845,661 913,207
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 1,345,867 1,007,224 1,007,224 4,931 2,008,959 2,013,890
当期変動額
新株の発行
剰余金の配当 △126,917 △126,917
当期純利益 845,661 845,661
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - - - 718,743 718,743
当期末残高 1,345,867 1,007,224 1,007,224 4,931 2,727,703 2,732,634
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 合計
当期首残高 △61 4,366,920 1,227 1,227 4,368,148
当期変動額
新株の発行 - -
剰余金の配当 △126,917 △126,917
当期純利益 845,661 845,661
自己株式の取得 △59 △59 △59
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △527 △527 △527
額)
当期変動額合計 △59 718,684 △527 △527 718,157
当期末残高 △121 5,085,604 700 700 5,086,305
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 1,345,867 1,007,224 1,007,224 4,931 2,727,703 2,732,634
当期変動額
新株の発行 1,689
剰余金の配当 △169,222 △169,222
当期純利益 913,207 913,207
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 1,689 - - - 743,984 743,984
当期末残高 1,347,557 1,007,224 1,007,224 4,931 3,471,687 3,476,618
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 合計
当期首残高 △121 5,085,604 700 700 5,086,305
当期変動額
新株の発行 1,689 1,689
剰余金の配当 △169,222 △169,222
当期純利益 913,207 913,207
自己株式の取得 △21 △21 △21
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 1,035 1,035 1,035
額)
当期変動額合計 △21 745,652 1,035 1,035 746,687
当期末残高 △142 5,831,257 1,735 1,735 5,832,993
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 1,243,917 1,345,121
減価償却費 237,356 245,177
減損損失 27,944 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 103 △96
退職給付引当金の増減額(△は減少) 37,443 33,849
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 10,324 5,242
受取利息及び受取配当金 △1,457 △1,560
為替差損益(△は益) 412 50
支払利息 6,590 5,798
固定資産除売却損益(△は益) 26,228 △16,674
売上債権の増減額(△は増加) △66,019 40,718
たな卸資産の増減額(△は増加) △88,055 △1,830
仕入債務の増減額(△は減少) 82,786 8,591
前払費用の増減額(△は増加) 11,517 △119,443
未払金の増減額(△は減少) 60,464 39,144
未払費用の増減額(△は減少) 15,658 2,198
その他 55,240 △24,052
小計 1,660,457 1,562,235
利息及び配当金の受取額 1,454 1,560
利息の支払額 △6,616 △5,798
法人税等の支払額 △283,766 △485,765
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,371,528 1,072,232
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △442,090 △1,378,839
有形固定資産の売却による収入 6,882 139,060
無形固定資産の取得による支出 △9,169 △18,119
貸付けによる支出 △2,550 -
貸付金の回収による収入 1,920 580
敷金及び保証金の差入による支出 △15,900 △21,772
敷金及び保証金の回収による収入 4,753 13,351
建設協力金の支払による支出 △60,000 △59,385
その他 △5,552 4,907
投資活動によるキャッシュ・フロー △521,706 △1,320,218
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △192,187 △45,575
ストックオプションの行使による収入 - 1,689
自己株式の取得による支出 △59 △21
配当金の支払額 △126,917 △169,222
財務活動によるキャッシュ・フロー △319,164 △213,129
現金及び現金同等物に係る換算差額 △412 △50
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 530,245 △461,164
現金及び現金同等物の期首残高 1,824,866 2,355,112
現金及び現金同等物の期末残高 2,355,112 1,893,947
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の分配の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は販売先別
にセグメントを位置付け、一般顧客向け、事業者向けに包括的な戦略を立案し事業活動を展開しております。
従って当社は販売先別のセグメントから構成されており「キーパー製品等関連事業」「キーパーLABO運営事業」
の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「キーパー製品等関連事業」は自動車のコーティング用ケミカル製品をはじめとした、道具機器類の開発・製造、
販売を行っております。「キーパーLABO運営事業」は一般のカー・ユーザー向けに自動車のコーティングを中心と
した「車の美装を提供する店舗」をコンセプトとして「キーパーLABO」店舗を運営しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、財務諸表を作成するために採用される会計処理の原則及び
手続に準拠した方法であります。
報告セグメントごとの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場価格等を勘案して決定しております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
合計
キーパー製品等関連事業 キーパーLABO運営事業
売上高
外部顧客への売上高 4,670,898 3,650,135 8,321,033
セグメント間の内部
309,479 ― 309,479
売上高又は振替高
計 4,980,377 3,650,135 8,630,513
セグメント利益 1,215,703 257,137 1,472,841
セグメント資産 1,719,796 3,011,906 4,731,703
その他の項目
減価償却費 64,832 172,524 237,356
減損損失 ― 27,944 27,944
有形固定資産及び
35,072 331,682 366,755
無形固定資産の増加額
(注)
セグメント間の内部売上309,479千円は、キーパー製品等関連事業から、キーパーLABO運営事業に対するものです。キー
パー製品等関連事業のセグメント利益1,215,703千円には、セグメント間の内部売上高による利益186,234千円を含んで
おりますので実際のセグメント利益は1,029,468千円となります。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
合計
キーパー製品等関連事業 キーパーLABO運営事業
売上高
外部顧客への売上高 4,647,277 4,052,407 8,699,684
セグメント間の内部
381,839 ― 381,839
売上高又は振替高
計 5,029,116 4,052,407 9,081,524
セグメント利益 1,233,653 373,596 1,607,249
セグメント資産 1,605,581 4,275,884 5,881,466
その他の項目
減価償却費 70,695 174,482 245,177
有形固定資産及び
10,732 1,360,545 1,371,278
無形固定資産の増加額
(注)
セグメント間の内部売上381,839千円は、キーパー製品等関連事業から、キーパーLABO運営事業に対するものです。キー
パー製品等関連事業のセグメント利益1,233,653千円には、セグメント間の内部売上高による利益240,263千円を含んで
おりますので実際のセグメント利益は993,390千円となります。
4 報告セグメント合計額と財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 8,630,513 9,081,524
セグメント間取引消去 △309,479 △381,839
財務諸表の売上高 8,321,033 8,699,684
(単位:千円)
利益 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 1,472,841 1,607,249
セグメント間取引消去 △186,234 △240,263
財務諸表の営業利益 1,286,606 1,366,986
(単位:千円)
資産 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 4,731,703 5,881,466
全社資産(注) 3,106,813 2,672,600
財務諸表の資産合計 7,838,516 8,554,066
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 調整額(注) 財務諸表計上額
その他の項目
前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度
有形固定資産及び
366,755 1,371,278 21,429 41,815 338,184 1,413,094
無形固定資産の増加額
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社管理部門における取得額であります。
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KeePer技研株式会社(6036) 2020年6月期 決算短信
(持分法損益等)
当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり純資産額 360.68円 412.51円
1株当たり当期純利益金額 59.97円 64.61円
潜在株式調整後
59.81円 64.57円
1株当たり当期純利益金額
(注) 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円) 845,661 913,207
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る当期純利益(千円) 845,661 913,207
普通株式の期中平均株式数(株) 14,101,935 14,134,111
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 36,957 7,962
(うち新株予約権(株)) (36,957) (7,962)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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