6031 M-サイジニア 2020-08-12 16:00:00
連結決算における特別損失の計上及び個別決算における関係会社株式評価損、貸倒引当金繰入額等の計上、並びに業績予想と実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                  2020 年8月 12 日
各 位
                             会 社 名 サ イ ジ ニ ア 株 式 会 社
                             代表者名 代 表 取 締 役 CEO    吉井 伸一郎
                                           (コード番号:6031)
                             問合せ先 経 営 管 理 部 長      石塚 雅一
                                          (TEL.050-5840-3147)



連結決算における特別損失の計上及び個別決算における関係会社株式評価損、貸倒引当金繰入
額、関係会社事業損失引当金繰入額の計上、並びに業績予想と実績との差異に関するお知らせ

 当社は、2020 年6月期(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)において、下記のとおり連結決
算において減損損失、個別決算において関係会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額、関係会社事
業損失引当金繰入額を計上いたしました。
 また、2020 年3月 25 日に公表した 2020 年6月期通期(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)
の業績予想数値(個別決算)と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知ら
せいたします。

                            記

1. 連結決算における特別損失(減損損失)の計上
   当社グループでは、デクワス株式会社(以下「デクワス」と言う。    )が DSP 事業を展開してお
 りますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、事業環境が大きく変化致しました。
 このため、固定資産について減損の兆候が認められたことから、将来の回収可能性を慎重に検
 討した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」   に基づいて 36 百万円を減損損失として特別損
 失に計上いたしました。
   なお、当該減損損失の計上により、2021 年6月期決算以降に関しましては、対象となった固
 定資産の償却負担が軽減されます。

2. 個別決算における関係会社株式評価損の計上
   当社は、当社連結子会社であるデクワスの株式価額について、同社の 2020 年6月期の業績
 を鑑み、関係会社株式評価損 60 百万円を特別損失として計上いたしました。
   なお、2020 年6月期決算において、当該関係株式評価損は連結決算では消去されております。

3. 個別決算における貸倒引当金繰入額及び関係会社事業損失引当金繰入額の計上
   上記1によるデクワスの財政状態の悪化により債務超過となったため、同社への債権につい
 て貸倒引当金繰入額 20 百万円及び関係会社事業損失引当金繰入額5百万円を特別損失に計上
 いたしました。
   なお、2020 年6月期決算において、当該貸倒引当金繰入額及び関係会社事業損失引当金繰入
 額は連結決算では消去されております。
4. 2020 年6月期通期の業績予想数値(個別決算)と実績値との差異(2019 年7月1日~2020
 年6月 30 日)
                                                         1 株当たり
                 売上高      営業利益       経常利益       当期純利益
                                                         当期純利益
                  百万円      百万円        百万円         百万円      円 銭
  前回発表予想(A)
                   930      △48        △47         △68    △32.32

  実   績   値(B)      921     △44        △38        △137    △65.02


  増減額(B-A)          △9           4          9      △69


  増減率(%)          △0.1%       -          -          -

  (参考)前期実績
                    691     △107       △107       △111    △53.22
  (2019 年6月期)

5. 上記4の差異の理由
   安定した顧客基盤を確保しているパーソナライズ・アドサービスの売上高が、予想を上回る
 水準で推移したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が想定を上回ったため、売上高
 は9百万円の減少となりました。
   営業利益及び経常利益につきましては、前事業年度より継続している収益性の改善及び全社
 的なコスト抑制の取り組みにより、前回発表した予想を上回ることができました。
   当期純利益につきましては、当社連結子会社であるデクワスが新型コロナウイルス感染症拡
 大の影響を大きく受けたことにより、関係会社株式評価損の計上及び貸倒引当金繰入額、関係
 会社事業損失引当金繰入額を計上したため、予想を大きく上回る 69 百万円の減少となりまし
 た。

6. 業績に与える影響
   上記1~3の特別損失につきましては、本日公表しております「2020 年6月期決算短信〔日
 本基準〕 (連結)
         」に反映しております。

                                                            以   上