6030 M-アドベンチャー 2021-11-12 15:15:00
事業計画及び成長可能性に関する説明資料 [pdf]
日本初のグローバルOTAへ
2021年11月
事業計画及び成長可能性に
関する説明資料
株式会社 アドベンチャー
(証券コード:6030)
Index
日本初のグローバルOTAへ
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 競争力の源泉
4. 成長戦略
5. 企業価値向上のための重要指標及び業績予想
6. 認識するリスク及び対応策
2
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
社名 株式会社アドベンチャー
本社・支社情報 東京本社
〒150-6024 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー24F
大阪事務所
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーBオフィス27F
設立 2006年12月21日
資本金 557,183千円(2021年6月30日現在)
従業員数 144人(アルバイトは除く)
代表者 代表取締役社長 中村 俊一
加盟・認可団体 一般社団法人日本旅行業協会(JATA)正会員/国際航空運送協会(IATA)公認代理店
事業内容 コンシューマ事業(航空券等販売サイト「skyticket」の運営)・投資事業
KPIハイライト(2021年6月期連結)
収益 営業利益 当期利益 アプリダウンロード数
362億円 9億8300万円 8億4400万円 1600万DL突破
3
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
企業理念
スカイチケットを通して観光産業を活性化することにより、まちづくりがより地域活性化に大きく寄与することと考えて
います。
日本国内の観光産業や国際交流がGDPで含める割合は7%と高く、2019年には寄与額でドイツを抜いて世界3位まで浮上しました。
世界中でオンライン化が進み、日本国内でもようやく旅行販売のオンライン化が進み始めており、ウィズコロナ時代においては
オンラインツアーなどといった新しい旅の形まで生まれました。
AIによるパーソナライズ化や5GやVR・ARといった最新技術の発達により、目まぐるしく変化し続けています。
私たちは既存システムを再構築しながらビジネスもアップデートし、一人でも多くのユーザーへ利便性が高く、もっと身近に旅を
してもらえるサービスにする、これも一つの社会貢献と考えます。
アドベンチャーという企業名のとおり、こうした社会貢献とビジネスの両立を模索し続けよう、やってみよう、冒険する気持ちで
社会的利益と経済的利益を追求しつづけます。
4
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
アドベンチャー旅行事業
航空券の予約・販売からスタートした旅行予約サイト「skyticket」を運営
総合的な予約のプラットホームを目指し、ホテル、レンタカー、高速バス、フェリー、Wi-Fiレンタル、
旅行パッケージ商品とそのサービス範囲を拡大し続けている
旅行一括予約
国内航空券 国内ツアー ホテル グルメ レンタカー 国内航空券+ホテル
高速バス フェリー 海外航空券 海外航空券+ホテル
新幹線+ホテル
その他、
観光ガイド Wi-Fiレンタル 旅行保険など
5
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
アドベンチャーの軌跡
航空券を中心にサービスを展開し、東証マザーズ上場後、順調にサービスを拡大
ホテル
会社設立 バス
レンタカー
予約サイト 国内ツアー 生活領域へと
リリース
「skyticket」 海外ツアー 拡大
リリース 観光ガイド
リリース
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
グルメ
東証 フェリー テイク
マザーズ リリース アウト
上場 リリース
6
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
収益内訳と粗利内訳
国内航空券が粗利約8割を占めているため、他サービスの成長余地あり
サービス毎収益 サービス毎粗利
2% 5% 2%
3%
1%
2%
(1)
25%
(2)
2% 68% 87%
1%
1%
※(1)ツアーの収益はグロス計上
そのため、ツアーの取扱高と収益は同じ数値を表示
国内航空券 海外航空券 ホテル レンタカー ツアー その他 実際の粗利率は約10%
(2)ツアー分の航空会社コミッションを含む
7
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
収益構造
予約成約に対するクライアントからの成果報酬
クライアント
航空会社
旅行代金
バス会社
代金
手数料
レストラン ユーザー
レンタカー会社
フェリー会社
8
会社概要
日本初のグローバルOTAへ
ホテル収益構造
宿泊予約成約に対する宿泊施設からの成果報酬
A社商品の予約成約に対する成果報酬
B社商品販売時に設定した付加価値
利用料 サイト 利用料
コントローラー
旅行代金
手数料 代金
旅行代金 旅行代金
A社 ユーザー
ホテル・旅館 手数料 手数料
旅行代金NET 旅行代金NET
+価格設定 +価格設定
B社
9
Index
日本初のグローバルOTAへ
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 競争力の源泉
4. 成長戦略
5. 企業価値向上のための重要指標及び業績予想
6. 認識するリスク及び対応策
10
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
グローバルレジャー旅行消費額の推移
コロナウイルスの影響により2020年は大幅な減額をしているが、2019年までは着実に成長
旅行需要回復期到来後は、旅行者急増により今まで以上に消費額が急速に増額する予想
7000 (単位:10億USドル)
(1) (当社イメージ)
(2)
6000
5000
4692
4475
4000
4165
3916
3783 37623845
3000 3603
3520
3087 3076
2864 2881
2000 2559 2373
2406
2339
2064
1000 1841
1830
1900
0
※(1)”Leisure tourism spending worldwide from 2000 to 2020” Statista Research Departmentより引用 11
(2)”Leisure tourism spending outlook worldwide from 2020 to 2029” Statista Research Departmentから当社推計
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
旅行世界市場において旅行者の旅行に対するモチベーションが上昇傾向
コロナ抑制後の旅行再開時期 2021年6月 航空券予約推移 2021年
渡航者アンケート (国内vs海外)
約60%の回答者が一か月・
二か月で渡航再開を検討
国内
海外
飛行機での
一・二か月
一切待たない 半年待つ 一年待つ 旅行は今後
待つ
しない
v
予約日
v
※ “Returning to Travel After Containment – June 2021 passenger survey” IATA Passenger surveyより引用 ※ “Trends in passenger bookings (dom. Vs. int’l)“ IATA Economics using DDSより引用
12
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
旅行スタイルの変化
個人旅行・LCC利用の割合が年々増加していることから、個人旅行に強みを持っているOTA、
その中でもLCCなど多数の航空会社の取扱いがあるスカイチケットの顧客増加を期待
個人旅行:団体旅行の割合 LCCの認知度調査
個人旅行 団体旅行 2021 21% 62.6% 16.3%
2020
86.9%
2018 16.5% 67.9% 15.6%
2015 11.3% 72.3% 16.4%
2012 60.8%
2012 4.1% 79.3% 16.6%
88% 90% 92% 94% 96% 98% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
個人 団体 知っており利用したことがある 知っているが利用したことはない 知らない
※「【参考資料】旅行動態の変化の状況」観光庁 ※「航空会社の利用に関するアンケート調査(第4回)」 13
「令和3年版観光白書について」観光庁より引用 マイボイスコム株式会社より引用
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
OTA(Online Travel Agent)の台頭
未だTTA(Traditional Travel Agent)が優位な立場であるものの、年々OTAの比率が上昇
コロナウイルスの影響もあり、2021年はさらに拡大していると予測
日本国内におけるTTAとOTAの旅行市場規模推移
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
29% 31% 33%
20%
23% 25%
10%
0%
2014 2015 2016 2017 2018
※「観光 魅力的な注目市場分野:OTA」
OTA TTA JETRO日本貿易振興機関(ジェトロ)より引用 14
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
旅行予約の変化
手軽に
パッケージ オーダー
インターネット メイド
スマートフォン普及
簡単に情報が手に入る世の中
旅行はより身近で手軽な存在に
団体旅行
旅行の多様化 個人旅行
LCCの台頭など
旅行手段の増加
コロナウイルス
大人数より少人数の旅へ
個人旅行人気がさらに加速
店舗予約 Web予約
15
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
旅行者の視点からみたTTAとOTA
急速なデジタル化により旅行予約の主流がTTAからOTAへと変化
(1) 利用旅行会社/旅行予約サイト 2018 2019 2020 2023(当社予想)2026(当社予想) ※(1)「旅行・観光消費動向調査」国土交通省観光庁
(2)「旅行年報」公益財団法人日本交通公社 より引用
OTA 3.51% 3.98% 6.69% 7% 9% (3)”Japan Online and Total Gross Bookings (US$B) 2018-2024 ” Phocuswright Incより引用
増加 (4)”Japan Online and Total Gross Bookings(US$B) 2018-2024” Phocuswright Incから当社推計
TTA 10.85% 10.06% 7.98% 7% 5%
減少
(2) 国内旅行の予約によく使う方法
2018 2019 2020 2023(当社予想)2026(当社予想) ターゲット層の更なる拡大
アンケート(複数回答有)
OTA 45.7% 46.4% 46.7% 48% 50%
増加 幅広い層のお客様
10兆円
TTA 28.2% 27.8% 26.3% 25.8% 23% がインターネット
減少 ユーザー化
OTA
(3)
取 サービス拡大
現在地
扱 幅広い層の旅行者が予約
店舗に訪れるお客様の減少
高 インターネットを介した
5兆円 幅広い層の旅行予約者増加
旅行需要回復
Go To
トラベル
TTA
多くのお客様がOTAへ移行
0 店舗閉鎖によりお客様減少
2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 (イメージ)
(4)
2060年
16
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
国内のマーケット規模に対するアドベンチャーのシェア率
それぞれの分野において成長の余地あり
ホ 830
テ 2,211,000 0.04%
ル
航 20,569
空 1,100,000 1.87%
券
レ 2,099
ン
タ 198,000 1.06% (単位:百万円)
カ ※ “Japan Travel Bookings by Segment”
ー Japan Travel Market Report 2020-2024 Phocuswright Incより引用
ドル円換算は1ドル110円で当社算出
スカイチケット各サービス取扱高(2021年6月期)に基づく
0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000
17
旅行マーケット アドベンチャー
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
競合環境
レガシーはすでに幅広い商品展開をしているのに対し、
OTAは商品拡大の余地有り
※2021年9月8日時点当社調べ
国内OTA 国内OTA 国内OTA 国内OTA 国内OTA 海外OTA 海外OTA 海外OTA 海外OTA 海外OTA 国内レガシー 国内レガシー 国内レガシー
会社名 スカイチケット R社 J社 I社 A社 E社 B社 T社 A社 TL社 J社 H社 K社
航空券 ○ ○ ○ × ○ ○ △ ○ △ 〇 〇 〇 ○
(宿泊とセット) (別会社提携) (別会社提携) (宿泊とセット)
レンタカー ○ ○ 〇 × ○ ○ ○ ○ × 〇 △ 〇 △
(別会社提携) (別会社提携)
ホテル ○ ○ 〇 ○ ○ ○ ○ ○ × 〇 〇 〇 〇
バケーションレンタル × △ × ○ ○ ○ ○ × 〇 × × 〇 ×
(別会社提携) (別サイト)
ダイナミックパッケージ ○ ○ 〇 × ○ ○ △ × × 〇 〇 〇 〇
(別会社提携) (利用国による)
ツアー ○ ○ × × ○ ○ × × × 〇 〇 〇 〇
(利用国による)
バス ○ ○ △ × ○ × × × × 〇 〇 × ×
(終了予定) (利用国による)
鉄道 × △ × × △ × × ○ × 〇 × × ×
(別会社提携・宿泊とセット) (別会社提携) (利用国による)
現地ツアー /オプション × ○ 〇 × △ ○ ○ ○ 〇 〇 〇 〇 〇
(別会社提携) (利用国による) (別サイト)
空港送迎 × ○ × × × × ○ ○ × 〇 × 〇 ×
レストラン ○ △ × ○ × × × × × 〇 〇 △ ×
(グアム) (利用国による) (海外)
スパ × × 〇 ○ × × × × × 〇 〇 〇 ×
(宿泊とセット) (利用国による) (オプショナルツアー) (オプショナルツアー)
バスツアー × ○ ○ × △ × × × × 〇 〇 〇 〇
(別会社提携) (利用国による)
鉄道ツアー × △ ○ × △ × × × × 〇 〇 〇 〇
(別会社提携) (別会社提携) (利用国による)
18
市場環境
日本初のグローバルOTAへ
グルメ市場
市場規模の拡大とインターネット普及率に伴い
〈全国〉ネット予約比率の変化
(3)
2019年は前年比14.3%増と順調に増加
(1)
ネット予約 5% ネット予約 18% インターネット予約によって来店した消費者に提供された
飲食サービスの規模
(単位:億円)
8000 7290
6375 5975
6000
グルメ市場 旅行市場
4502
4000 3292
2379
1764
2000 935
0
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
その他 95% その他 82% (2)
飲食店市場規模
2015年 2019年
旅行市場はすでに18%がネット予約に対し、
グルメ市場は2015年の2%から成長している 136,247億円 増加
145,441億円
ものの、2019年はわずか5%
今後の成長余地が十分にある
※(1)「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」
経済産業省より引用
(2)「外食産業市場規模推計の推移」食の安全安心財団より引用
(3)上記データより自社で算出 19
Index
日本初のグローバルOTAへ
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 競争力の源泉
4. 成長戦略
5. 企業価値向上のための重要指標及び業績予想
6. 認識するリスク及び対応策
20
競争力の源泉
日本初のグローバルOTAへ
当社の競争優位性 1
多数航空会社
取り扱い
5
2 ユーザー層
横断検索機能 +
リピート率
3
航空会社の 4
組み合わせ 商品数
自由
21
競争力の源泉
日本初のグローバルOTAへ
スカイチケットは多数の航空会社を取扱い
航空会社とのダイナミックパッケージ商品を販売可能
国内OTAでは数少ないLCCとのダイナミックパッケージ販売(プラン売り)が可能
国内線
国際線
etc.
22
競争力の源泉
日本初のグローバルOTAへ
世界的に増え続ける航空会社に対し、複数航空会社をまたいで
価格・サービスを比較検索できる「横断検索」が可能
国内航空会社
13
A社
B社
社 一括比較
C社
D社
海外航空会社 E社
300社 F社
以上 G社
23
競争力の源泉
日本初のグローバルOTAへ
国内線・国際線ともにFSC・MCC・LCCの航空券が組み合わせ自由
FSC (フルサービスキャリア)
価格を重視
etc.
行きの飛行機
MCC (ミドルコストキャリア)
快適さを重視
帰りの飛行機
etc.
LCC (ローコストキャリア)
etc.
24
競争力の源泉
日本初のグローバルOTAへ
商品数の多さ及び他社との契約・提携によりさらに利便性の高いサービスを提供
パッケージ商品 観光ガイド Wi-Fi
フェリー ツアー
NDC契約
航空券 ホテル
新幹線 高速バス
API接続
新幹線 ホテル
グルメ レンタカー
国内航空券
ホテル 事業提携
航空券 レンタカー ホテル 海外航空券
25
競争力の源泉
日本初のグローバルOTAへ
40代以上のユーザーが増加し、幅広いユーザー層へと変化
アプリ利用者増加に伴い、リピート率の増加
16,708,285
skyticket ユーザー層 skyticket アプリDL数 DL突破
8% 16708285
10% 26% 14224707
4%
8% 17%
2021年
30% 10745595
15%
2017年 7134009
19% 24% 24%
15% 4223836
1212465
3581
25-34 35-44 18-24 45-54 55-64 65+
※2017年6月期・2021年6月期のサイト訪問者データに基づく 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
26
Index
日本初のグローバルOTAへ
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 競争力の源泉
4. 成長戦略
5. 企業価値向上のための重要指標及び業績予想
6. 認識するリスク及び対応策
27
成長戦略
日本初のグローバルOTAへ
STEP 国内旅行事業強化
1 -商品拡大
-システム強化
STEP 旅行事業+生活領域へと拡大 STEP3
2 -利用頻度の高い商品拡大
グローバル領域
へと拡大
STEP
グローバル領域へと拡大
3 -アジア圏を中心に顧客を獲得
STEP2
旅行事業+生活領域
へと拡大
STEP1
現在 国内旅行事業強化
28
成長戦略
日本初のグローバルOTAへ
既存のサービス強化を進めると同時に、
商品数の大幅な拡大により利便性と収益性の向上 観光ガイド Wi-Fi
バケーション ツアー
レンタル
高速バス
留学
連携
観光ガイド Wi-Fi
システム
ソーシャル UI/UX
機能
フェリー ツアー レンタカー
ゴルフ
連携
システム
予約
新幹線 高速バス サービス拡大 AI システム
ホテル
システム強化 オプショナル
ツアー
Webサイト UI/UX
口コミ Web
グルメ レンタカー 機能 サイト
海外航空券
空港送迎
TAXI
予約システム
ポイント・ and
ホテル ステータス
国内航空券 more…
制度 国内航空券
海外航空券 and
more…
フェリー グルメ
新幹線
29
成長戦略
日本初のグローバルOTAへ
未開拓であるアジア市場からグローバル展開の開始に伴い、
各サービス毎に多言語化の強化
2022年 2026
韓国
2023年
台湾
2024年 フィリピン
ツアー
ベトナム 2024年
フィリピン タイ 2025
ベトナム オプショナル 多
2024年
2024年
シンガポール
シンガポール 言
タイ マレーシア ダイナミック 語
2024
2024年
マレーシア パッケージ 対
応
台湾
ホテル 商
2023
韓国支社 品
2022 数
2021
航空券
30
成長戦略
日本初のグローバルOTAへ
旅行者数及びターゲットの拡大ポテンシャル
6.1 +3188 +46億4105
億人 万人 万人
※(1)観光庁:旅行・観光消費動向調査2020年年間値(日本国内延べ旅行者数および前年比(確定値)より2011年-2019年の平均値を算出
(2) Japan National Tourism Organization (JNTO) “1.2Overseas Residents’ Visits to Japan by year Annual”より2019年の数値を引用
(3) statistics times “Population of Asia”より2020年の数値を引用
31
成長戦略
日本初のグローバルOTAへ
世界市場×総合領域で、総合的な予約プラットフォームを目指す
グローバル
海外OTA 海外OTA
E社 B社
海外OTA
A社
グローバルかつ生活領域へと拡大する
ことで他社と差別化
総合領域 旅行領域
海外OTA
T社 国内
国内OTA
レガシー
A社
H社 国内
国内OTA 国内OTA レガシー
J社 R社 J社
国内
32
Index
日本初のグローバルOTAへ
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 競争力の源泉
4. 成長戦略
5. 企業価値向上のための重要指標及び業績予想
6. 認識するリスク及び対応策
33
企業価値向上のための重要指標及び業績予想
日本初のグローバルOTAへ
利益計画及び前提条件(市場の回復率)2019年6月期と比較
2022年6月期 2023年6月期 2024年6月期
国内におけるワクチンの普及 海外におけるワクチンの普及
国内旅行市場 国内旅行市場 国内旅行市場
50% 75% 100%
海外旅行市場 海外旅行市場 海外旅行市場
1% 10% 50%
34
企業価値向上のための重要指標及び業績予想
日本初のグローバルOTAへ
収益規模
営 2018 2019 2020 2021 2022
(業績予想)
2023
(業績予想)
2024
(業績予想)
業績予想 旅行需要
業 の回復
利 5億2705 5億5129 13億8482 9億8331 大幅 大幅
益 万円 万円 万円 万円 17億円 増益 増益
旅行者
500億 徐々に増加
ワクチン
の普及
増
400億
収
収益 増
300億
営業利益 370 収
億円
200億
100億
187億 399億 357億 362億
8817万円 1020万円 6657万円 3945万円
0
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
※非継続事業は除く 35
企業価値向上のための重要指標及び業績予想
日本初のグローバルOTAへ
業績予想(2022年度) 2021年6月期(実績)
362億
収益 370億円
3945万円
営業利益 17億円 9億8331万円
税引前
当期利益
16億5000万円 9億2989万円
当期利益 11億円 8億4455万円
36
企業価値向上のための重要指標及び業績予想
日本初のグローバルOTAへ
広告宣伝費の最適化
新型コロナウイルス流行以前に広告費が減少
リピート率増加に伴い安定的な顧客の確保と広告費削減が実現
今後も広告宣伝費比率50%以下を維持する方針
9,000 単体広告宣伝費 営業総利益/広告費率 80%
72% アプリをダウンロード
69% 76%
8,000 66% 70%
7,000 61% 60%
6,000
47% 50% リピート率の増加
5,000
40%
4,000
30%
3,000 広告費比率の低下
20%
2,000
1,000 10%
0 0% 利益の拡大
2016 2017 2018 2019 2020 2021
37
※公表当時の数値で比較(単位:百万円)
企業価値向上のための重要指標及び業績予想
日本初のグローバルOTAへ
ホテル・グルメの契約件数
順調に契約件数増加中
営業人員の増加と強化により、契約件数の更なる増加期待
2021年度 2021年度
ホテル グルメ
2327
3985
3661 3770
3364 3450 3546
3201
2821 2933
1689
2669
2233
941
748
1509 369
140 638
53
687 724 228 379
436
268 163 215
152 112 83 96 106 109 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 11 87
42
7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
ホテル累計 ホテル当月 グルメ累計 グルメ当月 (単位:件) 38
企業価値向上のための重要指標及び業績予想
日本初のグローバルOTAへ
人員計画
400
350 337
32
300 以前は中途採用を中心に行っていたが、
250 111
新入社員・大学生のインターンなど
若い人材を増加させていく方針
200
50
150
100
50
144 2022年度もホテルの営業20~30名ほど
増加予定
0
2021年
アドベンチャー正社員 アドベンチャー臨時雇用者
子会社正社員 子会社臨時雇用者
アドベンチャー派遣社員除外(単位:人)
※売却済、清算済の子会社は非継続事業として実績から除外して比較
39
Index
日本初のグローバルOTAへ
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 競争力の源泉
4. 成長戦略
5. 企業価値向上のための重要指標及び業績予想
6. 認識するリスク及び対応策
40
認識するリスク及び対応策
日本初のグローバルOTAへ
顕在化の可能性 顕在化した場合
事業遂行に重要な影響を与える主要なリスク 主要なリスクへの対応策
/時期 の影響度
新型コロナウイルス感染症の影響
中/中長期 旅行領域にとどまらず利用頻度の高い
新型コロナウイルス感染症の拡大長期化により旅行 大
生活領域の商品拡大
需要が低迷し顧客減少及び倒産リスク
航空会社等のコミッションカット
航空会社やレンタカー会社等の契約内容変更、解除 中/不明 大 取扱商品を拡大することでリスクを分散
による当社グループの財政状態及び経営成績等に影
響を及ぼすリスク
災害リスク(テロ・震災・航空事故)
手元資金を備えておくことで、余裕を
世界情勢の変化や自然災害、事故等による観光イン 中/中長期 中
もった対応を可能にする
フラへの被害が起きた場合、当社グループの事業及
び業績に影響を及ぼすリスク
個人情報等の漏洩
情報セキュリティシステムに対する厳格
お客様や取引先の個人情報等が不正アクセス、PCウ 低/中長期 大 な管理体制を構築し、従業員へ情報取扱
ィルスの侵入、情報セキュリティの欠陥などにより いに関する規定の周知と徹底を図る
情報漏洩するリスク
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将来見通しに関する注意事項
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本資料は、情報提供のみを目的として当社が作成したものであり、当社の有価証券
の買付けまたは売付け申し込みの勧誘を構成するものではありません。
本資料に含まれる将来予想に関する記述は、当社の判断及び仮定並びに当社が現在
利用可能な情報に基づくものです。将来予想に関する記述には、当社の事業計画、
市場規模、競合状況、業界に関する情報及び成長余力等が含まれます。そのため、
これらの将来予想に関する記述は、様々なリスクや不確定要素に左右され、実際の
実績は将来に関する記述に明示または黙示された予想とは大幅に異なる場合があり
ます。
本資料には、当社の競争環境、業界のトレンドや一般的な社会構造の変化に関する
情報等の当社以外に関する情報が含まれています。当社は、これらの情報の正確性、
合理性及び適切性等については検証に限界があるため、いかなる当該情報について
これを保証するものではありません。
なお本資料につきましては、毎事業年度末後、9月末までに最新の状況を反映した内
容で開示することを予定しております。
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