6029 アトラG 2021-02-09 17:40:00
たな卸資産評価損などの計上及び通期連結業績予想と実績との差異並びに役員報酬の減額に関するお知らせ [pdf]
2021 年2月9日
各 位
会 社 名 ア ト ラ 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 CEO 久世 博之
(コード番号:6029 東証第一部)
問 合 せ 先 取 締 役 CFO 田中 雅樹
( TEL. 06-6533-7622)
たな卸資産評価損などの計上及び通期連結業績予想と
実績との差異並びに役員報酬の減額に関するお知らせ
当社は、2020 年 12 月期決算においてたな卸資産評価損などを計上する見込みとなりました。さらに、2020
年8月 28 日に公表いたしました 2020 年 12 月期の通期連結業績予想と本日公表の実績に差異が生じました
ので、下記のとおりお知らせいたします。また、本日開催の取締役会において、下記のとおり役員報酬の減
額を決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.たな卸資産評価損などの計上について
当社は、2020年12月期決算において、以下のとおりたな卸資産評価損などを計上いたしました。
(連結)
たな卸資産評価損(売上原価) 233,320千円
固定資産の減損損失(特別損失) 93,970千円
(個別)
たな卸資産評価損(売上原価) 233,320千円
固定資産の減損損失(特別損失) 66,028千円
関係会社株式評価損(特別損失) 49,999千円
貸倒引当金繰入額(特別損失) 130,659千円
当社グループが販売する機材、消耗品の一部について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響な
どにより、各種セミナーの集客が想定どおり進まず、販売が遅れました。販売価格が下落している事実は
ありませんが、在庫として保有しているたな卸資産の数が過大であるとの判断から、たな卸資産評価損
233,320千円を計上いたしました。なお、当該機材、消耗品につきましては、継続して販売しており、2021
年12月期以降も引き続きこれまでと同等の価格で販売する予定です。
また、当社グループが提供しているサービスの一部について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の
影響などにより、想定を下回る業績となり、将来の回収可能性を保守的に検討した結果、固定資産の減損
損失93,970千円を計上いたしました。
個別におきましては、たな卸資産評価損233,320千円及び固定資産の減損損失66,028千円に加え、関係会
社株式評価損49,999千円及び貸倒引当金繰入額130,659千円を計上いたしました。なお、当社の個別決算で
計上した関係会社株式評価損49,999千円及び貸倒引当金繰入額130,659千円は、連結決算では相殺消去する
ため、連結業績に与える影響はありません。
2.2020年12月期通期連結業績予想と実績との差異について
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 3,171 42 42 76 8.60
実績(B) 2,426 △410 △395 △440 △49.87
増減額(B―A) △744 △452 △437 △516
増減率(%) △23.5 - - -
(ご参考)
2,833 25 31 △146 △16.71
2019年12月期実績
修正の理由
当社グループは、「世界中の人を健康にしたい。」という企業理念を掲げ、鍼灸接骨院支援事業を展開し
ております。
接骨院業界におきましては、療養費が減少傾向であり、自費施術及び物販の拡大が課題となっておりま
す。
このような環境の下、当社グループは、各種セミナーを開催し、ほねつぎチェーンの加盟院の増加、自費
施術に使用する機材の販売などに注力してまいりました。また、当社が開発した療養費の請求代行サービ
スで使用するシステム:A-COMS をリニューアルし、会員の増加に取り組みました。HONEY-STYLE は無料プ
ランを新設し、有料プラン利用院の獲得に繋がるよう取り組みました。
これらの取り組みにより、ほねつぎチェーンの加盟院は 154 院まで増加しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、各種セミナーの集客に苦戦し、セミナー
の売上高及び機材販売その他が 454 百万円計画を下回りました。また、競合との競争激化の影響から口コ
ミ/予約システム:HONEY-STYLE の有料プランの利用院が純減となり、HONEY-STYLE の売上高が想定を 89
百万円下回りました。一方で、新型コロナウイルス感染症対策として Web 会議の活用を促進したことなど
経費削減に努めましたが、売上高及び営業利益が想定を下回りました。
さらに、上記のたな卸資産評価損 233,320 千円を売上原価に計上したため、営業利益の未達幅が拡大し
ました。また、固定資産の減損損失 93,970 千円を特別損失に計上したため、親会社株主に帰属する当期純
利益の未達幅がより拡大しました。
この結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を下回りました。
3.役員報酬の減額について
当社は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響などにより、通期連結業績予想を達成することが
できませんでした。これを受け、以下のとおり、取締役(監査等委員である取締役を除く)7名の報酬を
減額することといたしました。
代表取締役 月額報酬の30%
取締役 月額報酬の10%
以 上