6025 C-日本PCサービス 2019-07-10 15:30:00
2019年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年7月10日
上場会社名 日本PCサービス株式会社 上場取引所 名
コード番号 6025 URL http://www.j-pcs.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)家喜 信行
問合せ先責任者 (役職名) 管理部長 (氏名)田邊 憲昭 TEL 06-6734-7722
四半期報告書提出予定日 2019年7月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年8月期第3四半期の連結業績(2018年9月1日~2019年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年8月期第3四半期 2,681 3.3 32 △34.1 30 △39.6 12 △62.0
2018年8月期第3四半期 2,595 △2.5 49 - 49 - 32 -
(注)包括利益 2019年8月期第3四半期 15百万円 (△49.9%) 2018年8月期第3四半期 31百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年8月期第3四半期 7.72 7.57
2018年8月期第3四半期 22.54 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年8月期第3四半期 1,723 312 16.3 175.76
2018年8月期 943 235 24.9 150.85
(参考)自己資本 2019年8月期第3四半期 280百万円 2018年8月期 234百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年8月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2019年8月期 - 0.00 -
2019年8月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年8月期の連結業績予想(2018年9月1日~2019年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,748 9.0 78 49.9 73 35.7 47 427.8 30.65
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 2 社(社名) 株式会社スマホスピタル及び株式会社Axis
除外 - 社(社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年8月期3Q 1,596,700株 2018年8月期 1,557,700株
② 期末自己株式数 2019年8月期3Q 31株 2018年8月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年8月期3Q 1,582,298株 2018年8月期3Q 1,427,700株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
日本PCサービス株式会社(6025) 2019年8月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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日本PCサービス株式会社(6025) 2019年8月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復し
ております。また先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、緩やかな回
復が続くことが期待されますが、通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意するとともに、中国経済の
先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。
情報通信分野においては、政府が推し進める働き方改革など雇用人口に応じた政策を進めるにあたり、AIやロ
ボットによるデジタル改革の普及の兆しをみせております。あわせてIoT関連の様々な分野における製品の販売も
AIスピーカーをはじめ増加してきており、企業には収益性の高い商品による販売増やサービスの差別化による収
益の増加が求められております。
このような状況のもとで、当社グループは企業理念である「1人ひとりのお客様に最適なスマートライフ
を!」に基づき、「家まるごとサポート」のグループ戦略に取り組み、IoT関連機器のサポート分野においてサー
ビス領域の拡充を進めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間におきましては、駆けつけサポートサービスの充実と集客効率の向上と会員数の増
加に注力し、1顧客あたり単価の向上と集客コストや管理コストの削減に取り組み、利益確保をおこなってまい
りました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,681,144千円(前年同期比3.3%増)、営業利益は
32,797千円(前年同期比34.1%減)、経常利益は30,173千円(前年同期比39.6%減)、親会社株主に帰属する四半
期純利益は12,214千円(前年同期比62.0%減)となりました。
当社グループの事業は、パソコンやタブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定設
置やトラブルに対し、訪問または電話で対応、解決するサービスの提供であり、事業セグメントはスマートライ
フサポート事業による単一セグメントであります。同事業はフィールドサポート事業と会員サポートセンター事
業に区分され、売上高の状況は次のとおりであります。なお、アフターセールス事業については、現在は該当す
る売上が発生しないため記載しておりません。
① フィールドサポート事業
中小企業法人向けサポートの専用チームを設け、法人向けPC・ネットワークの設定保守サポートサービスを拡
充させております。また、VR関連機器・ロボットの修理や、IoTスマートホームの設定設置の業務を新たに請け負
うことができており、顧客単価についても順調に伸ばすことができております。また、代行設定においては利益
率向上のため効率化を重視した案件見直しを実施いたしました。これらの結果、フィールドサポート事業の売上
高は2,250,055千円(前年同期比4.9%増)となりました。
② 会員サポートセンター事業
当社会員サービスである「アフターサービス保証」の会員獲得強化により、会員数の増加に努めるとともにロ
ボットコールセンターについてもサポート対象機器の増加に努めてまいりました。しかしながら、会員サポート
センター事業の売上高は431,088千円(前年同期比4.5%減)となりました。
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日本PCサービス株式会社(6025) 2019年8月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は1,723,082千円となり、前連結会計年度末に比べ779,528千円増加し
ました。
流動資産については1,159,796千円となり、前連結会計年度末に比べ316,779千円増加しました。これは主に、売
掛金及び商品が増加したことによるものであります。
固定資産については563,286千円となり、前連結会計年度末に比べ462,749千円増加しました。これは主に、のれ
ん及び商標権が増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1,410,745千円となり、前連結会計年度末に比べ703,144千円増加し
ました。
流動負債については763,585千円となり、前連結会計年度末に比べ311,431千円増加しました。これは主に、買掛
金及び一年内返済予定の長期借入金が増加したことによるものであります。
固定負債については647,160千円となり、前連結会計年度末に比べ391,712千円増加しました。これは主に、長期
借入金が増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は312,336千円となり、前連結会計年度末に比べ76,384千円増加し
ました。これは主に、資本剰余金及び利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、2019年3月27日におきまして株式会社スマホスピタル及び株式会社Axisの株式を取得いたしました。一
方で、当該企業結合に伴い発生する当社の今期以降の連結業績に与える影響については、現在精査中であり、今後
確定次第開示することといたします。従いまして、通期の業績予想につきましては、2018年10月15日発表の業績予
想から変更しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年8月31日) (2019年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 477,962 379,216
売掛金 275,361 421,037
商品 53,323 256,429
原材料及び貯蔵品 8,894 7,263
前払費用 50,917 70,081
その他 5,864 55,864
貸倒引当金 △29,307 △30,097
流動資産合計 843,016 1,159,796
固定資産
有形固定資産 9,323 20,905
無形固定資産
のれん - 242,610
商標権 - 148,275
その他 5,352 22,767
無形固定資産合計 5,352 413,653
投資その他の資産
投資有価証券 38,743 53,722
長期未収入金 31,719 31,719
差入保証金 47,085 72,397
その他 31 3,237
貸倒引当金 △31,719 △32,349
投資その他の資産合計 85,860 128,728
固定資産合計 100,536 563,286
資産合計 943,553 1,723,082
負債の部
流動負債
買掛金 68,762 202,046
1年内返済予定の長期借入金 141,147 299,387
未払法人税等 23,966 13,746
賞与引当金 7,290 9,990
その他 210,987 238,415
流動負債合計 452,153 763,585
固定負債
長期借入金 248,380 638,307
繰延税金負債 2,345 3,833
その他 4,722 5,020
固定負債合計 255,447 647,160
負債合計 707,601 1,410,745
純資産の部
株主資本
資本金 260,080 275,084
資本剰余金 244,580 259,584
利益剰余金 △273,704 △261,490
自己株式 - △72
株主資本合計 230,955 273,106
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,318 8,693
為替換算調整勘定 △1,289 △1,165
その他の包括利益累計額合計 4,028 7,528
新株予約権 968 677
非支配株主持分 - 31,023
純資産合計 235,952 312,336
負債純資産合計 943,553 1,723,082
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年9月1日 (自 2018年9月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
売上高 2,595,465 2,681,144
売上原価 1,509,566 1,608,236
売上総利益 1,085,899 1,072,908
販売費及び一般管理費 1,036,126 1,040,110
営業利益 49,773 32,797
営業外収益
受取利息 51 3
受取配当金 136 226
貸倒引当金戻入額 443 299
その他 4,516 2,137
営業外収益合計 5,147 2,666
営業外費用
支払利息 3,768 3,428
支払手数料 43 -
その他 1,137 1,861
営業外費用合計 4,949 5,290
経常利益 49,971 30,173
税金等調整前四半期純利益 49,971 30,173
法人税、住民税及び事業税 17,792 17,958
法人税等調整額 - -
法人税等合計 17,792 17,958
四半期純利益 32,178 12,214
親会社株主に帰属する四半期純利益 32,178 12,214
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日本PCサービス株式会社(6025) 2019年8月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年9月1日 (自 2018年9月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
四半期純利益 32,178 12,214
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △343 3,375
為替換算調整勘定 △478 124
その他の包括利益合計 △821 3,499
四半期包括利益 31,357 15,714
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 31,357 15,714
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
新株予約権の行使による新株式発行により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ15,004千円増加しております。こ
の結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金は275,084千円、資本剰余金は259,584千円となっておりま
す。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、スマートライフサポート事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(企業結合等関係)
取得による企業結合
(1)企業結合の概要
① 被取得企業の名称及びその事業の内容
ⅰ.被取得企業の名称:株式会社スマホスピタル
事業の内容 :スマートフォン・タブレット・ゲーム機の修理店の運営
ⅱ.被取得企業の名称:株式会社Axis
事業の内容 :スマートフォン・タブレット・ゲーム機の部材の仕入販売
② 企業結合を行った主な理由
株式会社スマホスピタルはスマートフォン、タブレット、ゲーム機等の修理店「スマホスピタル」を運営
し、2019年1月時点では関東、関西へ直営店 25 店舗、また日本全国にフランチャイズ店 52 店舗を展開し
ております。一方、株式会社Axisは株式会社スマホスピタルの直営店、フランチャイズ店への修理パーツ卸
売りに特化した事業を営んでおります。本件買収により、当社顧客におけるパソコン等の修理品の持ち込み
可能な店舗は、当社の既存店舗(13店)と併せると 90 店舗となり、短期間で拠点数の大幅な拡大が見込め
ます。また店舗の相互利用により、集客率の向上と、資産の有効活用はもちろんのことSEO対策や広告宣伝
費などを一体として展開することなどによって、業務の効率化やコスト削減効果も見込むことが出来、大き
なシナジー効果の創出が期待できるため株式取得を決議いたしました。
③ 企業結合日
2019年3月28日(株式取得日)
2019年5月31日(みなし取得日)
④ 企業結合の法的形式
株式取得
⑤ 結合後企業の名称
変更はありません。
⑥ 取得した議決権比率
70%
⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
(2)四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
2019年5月31日をみなし取得日としているため、貸借対照表のみを連結しており、当第3四半期連結累計期
間に係る四半期連結損益計算書に被取得企業の業績は含まれておりません。
(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 315,000千円
取得原価 315,000千円
(4)主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリーに対する報酬・手数料等 7,560千円
(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額
242,610千円
② 発生原因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。
③ 償却方法及び償却期間
5年にわたる均等償却
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日本PCサービス株式会社(6025) 2019年8月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
当社は、2019年6月27日開催の取締役会において、以下のとおり、銀行保証付私募債の発行について決議いたし
ました。
1.銘柄:第1回無担保社債(株式会社十六銀行保証付)
2.発行日:2019年7月10日
3.発行総額:100,000千円
4.発行価格:額面100円につき金100円
5.利率:額面金額に対して年0.09%
6.償還期日:2024年7月10日
7.償還方法:年2回(6ヶ月毎後払い)定時償還(5年債)
8.資金使途:既存借入金の返済及び運転資金
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