6025 C-日本PCサービス 2020-07-14 16:00:00
2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月14日
上場会社名 日本PCサービス株式会社 上場取引所 名
コード番号 6025 URL http://www.j-pcs.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)家喜 信行
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名)田邊 憲昭 TEL 06-6734-7722
四半期報告書提出予定日 2020年7月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年8月期第3四半期の連結業績(2019年9月1日~2020年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年8月期第3四半期 3,947 47.2 101 209.4 101 237.3 30 148.7
2019年8月期第3四半期 2,681 3.3 32 △34.1 30 △39.6 12 △62.0
(注)包括利益 2020年8月期第3四半期 50百万円 (221.3%) 2019年8月期第3四半期 15百万円 (△49.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年8月期第3四半期 18.38 18.24
2019年8月期第3四半期 7.72 7.57
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年8月期第3四半期 2,134 485 19.2 243.29
2019年8月期 1,685 369 18.9 198.74
(参考)自己資本 2020年8月期第3四半期 410百万円 2019年8月期 319百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年8月期 - 0.00 -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年8月期の連結業績予想(2019年9月1日~2020年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,100 29.9 102 64.8 93 23.5 34 △16.1 21.39
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年8月期3Q 1,687,700株 2019年8月期 1,605,700株
② 期末自己株式数 2020年8月期3Q 61株 2019年8月期 31株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年8月期3Q 1,652,743株 2019年8月期3Q 1,582,298株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
日本PCサービス株式会社(6025) 2020年8月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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日本PCサービス株式会社(6025) 2020年8月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用や所得環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推
移しておりましたが、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響により経済活動は急速に落ち込み、先行き
は不透明な状態が続いております。
当社グループの属する情報通信業界におきましては、IoT化(モノのインターネット化)やAI(人工知能)技術
の活用等に加えて、2020年1月にサポートが終了しました「Windows7」の変更による駆け込み需要、在宅ワーク
の普及等により業績は順調に推移しておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大による人々の生活様式の一
変が業界全体に及ぼす影響は予測出来ず、予断を許さない状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、企業理念である「1人ひとりのお客様に最適なスマートラ
イフを!」に基づいて、成長が加速するホームIoTの総合サポートサービスNo.1の地位に磨きをかけ、ビジネスソ
リューションにおいて競争優位性を確立すると共に、スマートフォン修理店舗とシステム開発事業を譲受したス
マホステーション株式会社の設立や、顧客リストの有効活用による通信OA機器等の提案販売を目的とした日本
PCマーケティング株式会社を設立することで、より一層のグループシナジーの発揮による業績拡大に努めまし
た。
一方で、新型コロナウィルスの感染拡大の影響による在宅ワークの急激な普及によって、3月末頃から相談や
問合せ件数は大幅に増加しましたが、お客様や従業員の安全に配慮した訪問オペレーションの徹底、感染防止対
策による費用増(特別損失として感染症関連費用を10百万円計上しております。)、訪問時の滞在時間の短縮に
よる提案機会ロスによる売上単価の下落等が業績に影響を与えました。
また、スマホ修理店舗におきましても、外出自粛の影響やモール等の集客施設の閉鎖が来店者の減少を招く結
果となりました。
なお、これらの厳しい状態は、緊急事態宣言の解除以降は緩やかに解消され、業績は回復基調となっておりま
す。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,947百万円(前年同期比47.2%増)、営業利益は101百万円
(前年同期比209.4%増)、経常利益は101百万円(前年同期比237.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
30百万円(前年同期比148.7%増)となりました。
当社グループの事業は、パソコンやタブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定設
置やトラブルに対し、訪問または電話で対応、解決するサービスの提供であり、事業セグメントはスマートライ
フサポート事業による単一セグメントであります。同事業はフィールドサポート事業と会員サポートセンター事
業に区分され、売上高の状況は次のとおりであります。
① フィールドサポート事業
中小企業法人向けサポートの専用チームを設け、法人向けPC・ネットワークの設定保守サポートサービスを拡
充させております。また、スマートフォン修理、VR関連機器・ロボットの修理や、IoTスマートホームの設定設
置の業務を新たに請け負うことができております。これらの結果、フィールドサポート事業の売上高は3,440百万
円(前年同期比52.9%増)となりました。
② 会員サポートセンター事業
当社会員サービスである「アフターサービス保証」の会員獲得強化により、会員数の増加に努めるとともにロ
ボットコールセンターについてもサポート対象機器の増加に努めてまいりました。これらの結果、会員サポート
センター事業の売上高は507百万円(前年同期比17.7%増)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は2,134百万円となり、前連結会計年度末に比べ448百万円増加しまし
た。
流動資産については1,389百万円となり、前連結会計年度末に比べ251百万円増加しました。これは主に、現金及
び預金が増加したことによるものであります。
固定資産については744百万円となり、前連結会計年度末に比べ196百万円増加しました。これは主に、無形固定
資産が増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1,648百万円となり、前連結会計年度末に比べ332百万円増加しまし
た。
流動負債については971百万円となり、前連結会計年度末に比べ270百万円増加しました。これは主に、買掛金、
短期借入金及び未払金が増加したことによるものであります。
固定負債については677百万円となり、前連結会計年度末に比べ61百万円増加しました。これは主に、長期借入
金が増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は485百万円となり、前連結会計年度末に比べ115百万円増加しまし
た。これは主に、資本金及び資本剰余金が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
緊急事態宣言が解除されたとは言え、新型コロナウィルスの感染拡大は、その第2波が懸念されるなど予断を許
さない状況が続いております。またそれらが業績に与える影響につきましては現状では不透明であり、且つ新たな
業績数値を予想することが困難であるため、期初からの業績予想の変更は行っておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 480,258 684,670
売掛金 350,104 384,622
商品 221,442 202,275
原材料及び貯蔵品 7,652 1,928
前払費用 55,443 71,633
その他 43,121 64,551
貸倒引当金 △20,242 △20,078
流動資産合計 1,137,779 1,389,603
固定資産
有形固定資産 24,125 44,355
無形固定資産
のれん 230,480 415,375
商標権 140,600 117,575
その他 22,578 22,630
無形固定資産合計 393,658 555,581
投資その他の資産
投資有価証券 57,985 56,065
長期未収入金 31,719 -
差入保証金 69,712 84,344
その他 3,209 4,886
貸倒引当金 △32,496 △777
投資その他の資産合計 130,130 144,519
固定資産合計 547,914 744,457
資産合計 1,685,693 2,134,060
負債の部
流動負債
買掛金 105,855 121,804
短期借入金 - 100,000
1年内償還予定の社債 20,000 20,000
1年内返済予定の長期借入金 290,214 308,255
未払金 96,270 107,763
未払費用 111,896 127,993
未払法人税等 12,296 49,219
賞与引当金 6,070 10,655
その他 57,653 125,509
流動負債合計 700,256 971,201
固定負債
社債 80,000 70,000
長期借入金 526,059 594,362
繰延税金負債 5,040 4,169
その他 4,518 8,535
固定負債合計 615,617 677,067
負債合計 1,315,874 1,648,268
純資産の部
株主資本
資本金 278,546 310,094
資本剰余金 263,046 294,594
利益剰余金 △232,753 △202,374
自己株式 △72 △72
株主資本合計 308,767 402,241
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 11,431 9,457
為替換算調整勘定 △1,083 △1,116
その他の包括利益累計額合計 10,348 8,340
新株予約権 610 -
非支配株主持分 50,092 75,209
純資産合計 369,819 485,792
負債純資産合計 1,685,693 2,134,060
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 2,681,144 3,947,730
売上原価 1,608,236 2,492,188
売上総利益 1,072,908 1,455,541
販売費及び一般管理費 1,040,110 1,354,052
営業利益 32,797 101,489
営業外収益
受取利息 3 3
受取配当金 226 393
貸倒引当金戻入額 299 183
その他 2,137 9,652
営業外収益合計 2,666 10,232
営業外費用
支払利息 3,428 9,324
その他 1,861 635
営業外費用合計 5,290 9,959
経常利益 30,173 101,761
特別損失
感染症関連費用 - 10,108
特別損失合計 - 10,108
税金等調整前四半期純利益 30,173 91,652
法人税、住民税及び事業税 17,958 49,899
法人税等調整額 - △10,742
法人税等合計 17,958 39,156
四半期純利益 12,214 52,495
非支配株主に帰属する四半期純利益 - 22,116
親会社株主に帰属する四半期純利益 12,214 30,379
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純利益 12,214 52,495
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,375 △1,973
為替換算調整勘定 124 △33
その他の包括利益合計 3,499 △2,007
四半期包括利益 15,714 50,488
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 15,714 28,371
非支配株主に係る四半期包括利益 - 22,116
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
新株予約権の行使による新株式発行により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ31,547千円増加しております。こ
の結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金は310,094千円、資本剰余金は294,594千円となっておりま
す。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、スマートライフサポート事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
(1)企業結合の概要
① 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:株式会社ネクストライン
事業の内容 :電気通信事業(家庭用インターネット光回線システムの販売)等
② 企業結合を行った主な理由
対象会社が行う事業である家庭用インターネット光回線のニーズは、今後も安定的に持続することが見込
まれ、加えて当社がパソコン等の修理や設置に家庭を訪問した際や、当社グループ会社のスマホ修理店舗へ
の来店者に対しても光回線システムの提案を実施できるようになること等により、十分なシナジー効果が認
められると判断し、株式を取得いたしました。
③ 企業結合日
2020年3月31日(株式取得日)
2020年5月31日(みなし取得日)
④ 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
⑤ 結合後企業の名称
変更はありません。
⑥ 取得した議決権比率
100%
⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
(2)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 200,000千円
取得原価 200,000千円
(3)主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリーに対する報酬・手数料等 12,314千円
(4)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額
188,845千円
② 発生原因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。
③ 償却の方法及び償却期間
10年にわたる均等償却
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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