6005 三浦工 2020-02-03 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年2月3日
上場会社名 三浦工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 6005 URL http://www.miuraz.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員CEO (氏名)宮内 大介
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員財務統括部長 (氏名)下坂 正 TEL 089-979-7012
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 101,062 3.7 13,385 9.2 13,643 8.0 9,865 8.6 9,864 9.0 9,644 31.2
2019年3月期第3四半期 97,488 13.0 12,257 14.6 12,627 14.3 9,082 17.0 9,049 17.0 7,351 △18.7
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 87.56 87.37
2019年3月期第3四半期 80.39 80.18
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 183,669 131,079 131,041 71.3
2019年3月期 174,161 125,298 125,262 71.9
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 14.00 - 19.00 33.00
2020年3月期 - 16.00 -
2020年3月期(予想) 19.00 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 144,000 3.7 17,500 4.9 17,800 3.9 12,800 4.2 113.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、添付資料P.9「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 (4) 要約四半期連結財務諸表に関す
る注記事項 (会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 125,291,112株 2019年3月期 125,291,112株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 12,594,826株 2019年3月期 12,717,425株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 112,655,732株 2019年3月期3Q 112,563,344株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報 (2) 連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 2
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 3
(1) 要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………… 3
(2) 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………… 5
(3) 要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………………… 7
(4) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………………… 10
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)におけるわが国経済は、消費増税や米中貿易摩擦
などの影響による世界経済の減速感はありますが、設備投資は堅調に推移しました。海外においては、中東情勢の
不安定化や新型コロナウィルスの感染拡大など、先行きの不透明感は依然として高まっています。
このような状況の中で当社グループは、「熱・水・環境の分野で、環境に優しい社会、きれいで快適な生活の創
造に貢献します」の企業理念のもと、ミウラの強みであるメンテナンス事業で培った信頼関係をより深めていくた
めに、お客様の抱える諸課題を解決する「トータルソリューション」の提案や「ワンストップサービス」推進に取
り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間における連結業績につきましては、国内においては主力の小型貫流ボイラや舶用機器
の売上が伸び、メンテナンス事業も堅調に推移しました。ランドリー事業においては、前年度に比べ低調に推移し
ましたが、設備需要は引続き堅調に推移しております。海外においてはボイラ販売やメンテナンス事業が堅調に推
移しました。利益面につきましては、60周年フェア費用や人件費が増加しましたが、増収効果により増益になりま
した。この結果、売上収益は101,062百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は13,385百万円(前年同期比9.2%
増)、税引前四半期利益は13,643百万円(前年同期比8.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は9,864百万
円(前年同期比9.0%増)とそれぞれ過去最高を更新しました。
セグメントの経営成績の状況は、以下のとおりであります。
①国内機器販売事業
国内機器販売事業は、既存の設備更新需要に支えられて、小型貫流ボイラ及び関連機器の売上が堅調に推移しま
した。また、舶用機器においてもバラスト水処理装置や舶用補助ボイラの売上が堅調に推移しました。この結果、
当事業の売上収益は44,163百万円と前年同期(41,589百万円)に比べ6.2%増となりました。セグメント利益につき
ましては、ベースアップや増員などにより人件費が増加しましたが、バラスト水処理装置のUSCG(米国沿岸警備隊)
型式認証の試験関係の研究費が減少したことや増収効果により3,389百万円と前年同期(2,974百万円)に比べ14.0%
増となりました。
②国内メンテナンス事業
国内メンテナンス事業は、有償保守契約取得の積極的な活動やメンテナンス拠点の連携による提案強化により部
品などの売上を伸ばしました。この結果、当事業の売上収益は24,345百万円と前年同期(23,361百万円)に比べ
4.2%増となりました。セグメント利益につきましては、7,372百万円と前年同期(6,526百万円)に比べ13.0%増と
なりました。
③国内ランドリー事業
国内ランドリー事業は、前年度の反動もあり低調に推移しましたが、人件費や物流コスト上昇に伴う省力化・省
人化に伴う設備需要は引続き堅調に推移しております。この結果、当事業の売上収益は12,934百万円と前年同期
(14,355百万円)に比べ9.9%減となりました。セグメント利益につきましては、無形資産の償却を含め529百万円と
前年同期(975百万円)に比べ45.7%減となりました。
④海外機器販売事業
海外機器販売事業は、韓国と米州においてボイラ販売が堅調に推移しました。この結果、当事業の売上収益は
14,730百万円と前年同期(14,090百万円)に比べ4.5%増となりました。セグメント利益につきましては、1,554百万
円と前年同期(1,372百万円)に比べ13.3%増となりました。
⑤海外メンテナンス事業
海外メンテナンス事業は、中国での低NOx対応や各国での有償保守契約の積極的な取得により契約件数を増やし
ました。この結果、当事業の売上収益は4,850百万円と前年同期(4,048百万円)に比べ19.8%増となりました。セグ
メント利益につきましては、613百万円と前年同期(269百万円)に比べ127.9%増となりました。
(2) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年5月15日に公表いたしました通期の連結業績予想に変更はありません。
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2019年3月31日)
(2019年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 34,258 32,356
営業債権及びその他の債権 41,474 40,104
その他の金融資産 8,146 7,241
棚卸資産 19,179 24,732
その他の流動資産 735 919
流動資産合計 103,793 105,353
非流動資産
有形固定資産 40,499 40,834
使用権資産 - 7,330
のれん及び無形資産 13,838 13,452
その他の金融資産 10,607 11,868
退職給付に係る資産 2,041 2,067
繰延税金資産 2,990 2,701
その他の非流動資産 390 59
非流動資産合計 70,367 78,315
資産合計 174,161 183,669
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2019年3月31日)
(2019年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
リース負債 - 2,412
営業債務及びその他の債務 15,406 14,701
その他の金融負債 1,812 1,543
未払法人所得税等 3,314 1,209
引当金 1,093 942
契約負債 9,982 12,919
その他の流動負債 12,601 10,177
流動負債合計 44,212 43,907
非流動負債
リース負債 - 4,738
その他の金融負債 2,003 1,500
退職給付に係る負債 370 330
引当金 1 1
繰延税金負債 1,966 1,835
その他の非流動負債 309 276
非流動負債合計 4,651 8,682
負債合計 48,863 52,589
資本
資本金 9,544 9,544
資本剰余金 10,772 10,800
利益剰余金 111,144 117,052
自己株式 △7,000 △6,933
その他の資本の構成要素 801 578
親会社の所有者に帰属する持分合計 125,262 131,041
非支配持分 35 38
資本合計 125,298 131,079
負債及び資本合計 174,161 183,669
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
(2) 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上収益 97,488 101,062
売上原価 58,324 59,572
売上総利益 39,163 41,489
販売費及び一般管理費 27,457 28,448
その他の収益 644 418
その他の費用 93 73
営業利益 12,257 13,385
金融収益 403 334
金融費用 34 77
税引前四半期利益 12,627 13,643
法人所得税費用 3,544 3,777
四半期利益 9,082 9,865
四半期利益の帰属
親会社の所有者 9,049 9,864
非支配持分 33 1
四半期利益 9,082 9,865
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益 80.39円 87.56円
希薄化後1株当たり四半期利益 80.18円 87.37円
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期利益 9,082 9,865
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
△1,412 408
金融資産
純損益に振り替えられることのない項目合計 △1,412 408
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △318 △629
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 △318 △629
税引後その他の包括利益 △1,730 △221
四半期包括利益 7,351 9,644
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 7,318 9,641
非支配持分 33 2
四半期包括利益 7,351 9,644
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3) 要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本
の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 利益を通じて
公正価値で
測定する
金融資産
2018年4月1日 9,544 10,489 101,905 △7,019 2,906
会計方針の変更による累積的影響額 - - - - -
会計方針の変更を反映した当期首残高 9,544 10,489 101,905 △7,019 2,906
四半期利益 - - 9,049 - -
その他の包括利益 - - - - △1,412
四半期包括利益合計 - - 9,049 - △1,412
ストック・オプション発行に伴う報
- 61 - - -
酬費用
ストック・オプション行使に伴う自
- △15 - 15 -
己株式の処分
譲渡制限付株式報酬 - - - - -
配当金 - - △3,489 - -
子会社に対する所有者持分の変動 - 207 - - -
自己株式の取得 - - - △0 -
自己株式の処分 - 9 - 5 -
その他の資本の構成要素から利益剰
- - - - -
余金への振替
所有者との取引額等合計 - 262 △3,489 20 -
2018年12月31日 9,544 10,752 107,465 △6,998 1,494
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
在外営業 合計
活動体の 合計
換算差額
2018年4月1日 △343 2,562 117,482 241 117,723
会計方針の変更による累積的影響額 - - - - -
会計方針の変更を反映した当期首残高 △343 2,562 117,482 241 117,723
四半期利益 - - 9,049 33 9,082
その他の包括利益 △318 △1,730 △1,730 0 △1,730
四半期包括利益合計 △318 △1,730 7,318 33 7,351
ストック・オプション発行に伴う報
- - 61 - 61
酬費用
ストック・オプション行使に伴う自
- - 0 - 0
己株式の処分
譲渡制限付株式報酬 - - - - -
配当金 - - △3,489 △3 △3,492
子会社に対する所有者持分の変動 - - 207 △253 △46
自己株式の取得 - - △0 - △0
自己株式の処分 - - 15 7 22
その他の資本の構成要素から利益剰
- - - - -
余金への振替
所有者との取引額等合計 - - △3,205 △248 △3,454
2018年12月31日 △662 831 121,594 25 121,620
- 7 -
三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本
の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 利益を通じて
公正価値で
測定する
金融資産
2019年4月1日 9,544 10,772 111,144 △7,000 1,386
会計方針の変更による累積的影響額 - - △15 - -
会計方針の変更を反映した当期首残高 9,544 10,772 111,128 △7,000 1,386
四半期利益 - - 9,864 - -
その他の包括利益 - - - - 408
四半期包括利益合計 - - 9,864 - 408
ストック・オプション発行に伴う報
- 20 - - -
酬費用
ストック・オプション行使に伴う自
- △54 - 55 -
己株式の処分
譲渡制限付株式報酬 - 62 - 12 -
配当金 - - △3,942 - -
子会社に対する所有者持分の変動 - - - - -
自己株式の取得 - - - △0 -
自己株式の処分 - - - - -
その他の資本の構成要素から利益剰
- - 0 - △0
余金への振替
所有者との取引額等合計 - 27 △3,941 67 △0
2019年12月31日 9,544 10,800 117,052 △6,933 1,793
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
在外営業 合計
活動体の 合計
換算差額
2019年4月1日 △584 801 125,262 35 125,298
会計方針の変更による累積的影響額 - - △15 - △15
会計方針の変更を反映した当期首残高 △584 801 125,246 35 125,282
四半期利益 - - 9,864 1 9,865
その他の包括利益 △630 △222 △222 1 △221
四半期包括利益合計 △630 △222 9,641 2 9,644
ストック・オプション発行に伴う報
- - 20 - 20
酬費用
ストック・オプション行使に伴う自
- - 0 - 0
己株式の処分
譲渡制限付株式報酬 - - 74 - 74
配当金 - - △3,942 - △3,942
子会社に対する所有者持分の変動 - - - - -
自己株式の取得 - - △0 - △0
自己株式の処分 - - - - -
その他の資本の構成要素から利益剰
- △0 - - -
余金への振替
所有者との取引額等合計 - △0 △3,847 - △3,847
2019年12月31日 △1,215 578 131,041 38 131,079
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
(4) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表に
おいて適用した会計方針と同一であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
IFRS 新設・改訂の概要
IFRS第16号 リース リースに関する会計処理の改訂
当社グループは、IFRS第16号「リース」(2016年1月公表、以下「IFRS第16号」という。)を第1四半期連結会計期
間から適用しております。
当社グループでは、経過措置に従ってIFRS第16号を遡及適用し、適用開始の累積的影響を第1四半期連結会計期間
の利益剰余金期首残高の修正として認識する方法を採用しております。
IFRS第16号の適用に際し、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を選択
し、IAS第17号「リース」(以下「IAS第17号」という。)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判
断」のもとでの判断を引き継いでおります。
過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類した借手としてのリースについては、IFRS第16号の適
用開始日に、使用権資産及びリース負債を認識しております。リース負債は、残存リース料を適用開始日における借
手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。当該追加借入利子率の加重平均は、0.9%であ
ります。使用権資産は、リース負債の当初認識測定額に前払リース料等を調整した額で当初の測定を行っておりま
す。
過去にIAS第17号を適用してファイナンス・リースに分類した借手としてのリースについては、IFRS第16号の適用開
始日の使用権資産及びリース負債の帳簿価額をそれぞれ、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産及びリ
ース債務の帳簿価額で算定しております。
なお、当社グループは、リース期間が12ヶ月以内の短期リース及び少額資産リースについてIFRS第16号の免除規定
を適用し、使用権資産及びリース負債を認識しないことを選択しております。当社グループは、これらのリースに係
るリース料をリース期間にわたり定額法により費用として認識しております。
前連結会計年度末においてIAS第17号を適用した解約不能のオペレーティング・リース契約と、適用開始日において
要約四半期連結財政状態計算書に認識したリース負債の調整表は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度末時点で開示したオペレーティング・リース契約 3,611
割引現在価値 3,489
前連結会計年度末時点で認識したファイナンス・リース債務 405
解約可能オペレーティング・リース契約等 3,351
適用開始日時点のリース負債 7,246
IFRS第16号の適用により、従前の会計基準を適用した場合と比べて、第1四半期連結会計期間の期首において、使
用権資産が6,790百万円、リース負債が6,841百万円、それぞれ増加しております。
なお、当社グループは、IFRS第16号の適用に際し、以下の実務上の便法を使用しております。
・特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用
・減損レビューを実施することの代替として、IAS第37号の評価に依拠
・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社グループは、主にボイラ、ランドリー機器及び関連機器等の製造販売・メンテナンスを手がけており、
国内事業は当社及び国内連結子会社が、海外事業は海外連結子会社が、それぞれ担当しております。現地法人
はそれぞれ独立した経営単位であり、取扱い製品について各地域から包括的な戦略を立案し、事業活動を展開
しております。
従って、当社グループは、製造販売・メンテナンス体制を基礎として国内・海外事業別のセグメントから構
成されており、「国内機器販売事業」「国内メンテナンス事業」「国内ランドリー事業」「海外機器販売事
業」「海外メンテナンス事業」を報告セグメントとしております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は、以下のとおりであります。
なお、セグメント間の内部売上収益及び振替高は、市場実勢価格を勘案して決定された金額に基づいており
ます。
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約
国内 海外 四半期
その他 調整額
(注)1 (注)1 合計 連結損益
計 (注)2 (注)3
メンテ ランド メンテ 計算書
機器販売 機器販売 計上額
ナンス リー ナンス
事業 事業
事業 事業 事業
売上収益
外部顧客への売上収益 41,589 23,361 14,355 14,090 4,048 97,445 42 97,488 - 97,488
セグメント間の内部売
2,594 131 7 207 36 2,976 353 3,330 △3,330 -
上収益及び振替高
計 44,183 23,493 14,363 14,297 4,084 100,422 396 100,818 △3,330 97,488
セグメント利益 2,974 6,526 975 1,372 269 12,117 45 12,162 94 12,257
金融収益 - - - - - - - - - 403
金融費用 - - - - - - - - - 34
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 12,627
(注)1 報告セグメントの「国内」の区分は当社及び国内連結子会社、「海外」の区分は海外連結子会社の事業活
動に係るものであります。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが行っている不
動産管理、保険代理業等を含んでおります。
3 セグメント利益の調整額には、セグメント間の内部取引消去が含まれております。
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三浦工業㈱(6005)2020年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約
国内 海外 四半期
その他 調整額
(注)1 (注)1 合計 連結損益
計 (注)2 (注)3
メンテ ランド メンテ 計算書
機器販売 機器販売 計上額
ナンス リー ナンス
事業 事業
事業 事業 事業
売上収益
外部顧客への売上収益 44,163 24,345 12,934 14,730 4,850 101,024 38 101,062 - 101,062
セグメント間の内部売
2,921 158 8 196 75 3,360 373 3,734 △3,734 -
上収益及び振替高
計 47,084 24,504 12,943 14,927 4,925 104,385 411 104,796 △3,734 101,062
セグメント利益 3,389 7,372 529 1,554 613 13,459 21 13,481 △95 13,385
金融収益 - - - - - - - - - 334
金融費用 - - - - - - - - - 77
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 13,643
(注)1 報告セグメントの「国内」の区分は当社及び国内連結子会社、「海外」の区分は海外連結子会社の事業活
動に係るものであります。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが行っている不
動産管理、保険代理業等を含んでおります。
3 セグメント利益の調整額には、セグメント間の内部取引消去が含まれております。
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