6005 三浦工 2019-02-04 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年2月4日
上場会社名 三浦工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 6005 URL http://www.miuraz.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員CEO (氏名)宮内 大介
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員財務本部長 (氏名)原田 俊秀 TEL 089-979-7012
四半期報告書提出予定日 2019年2月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 97,488 13.0 12,257 14.6 12,627 14.3 9,082 17.0 9,049 17.0 7,351 △18.7
2018年3月期第3四半期 86,263 21.0 10,696 16.9 11,045 14.6 7,762 17.4 7,737 16.8 9,046 62.8
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 80.39 80.18
2018年3月期第3四半期 68.75 68.58
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 165,469 121,620 121,594 73.5
2018年3月期 167,083 117,723 117,482 70.3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 11.00 - 17.00 28.00
2019年3月期 - 14.00 -
2019年3月期(予想) 17.00 31.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 137,000 9.7 15,200 9.6 15,700 10.7 11,300 9.0 100.41
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 -社、除外 1社 (社名) 株式会社アイナックス稲本ホールディングス
特定子会社であった株式会社アイナックス稲本ホールディングスは、2018年4月1日付でアイナックス稲本株
式会社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、添付資料P.9「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 (4) 要約四半期連結財務諸表に関す
る注記事項 (会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 125,291,112株 2018年3月期 125,291,112株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 12,716,600株 2018年3月期 12,751,387株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 112,563,344株 2018年3月期3Q 112,546,602株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報 (2) 連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 2
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 3
(1) 要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………… 3
(2) 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………… 5
(3) 要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………………… 7
(4) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………… 10
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における国内経済は、企業収益や設備投資が堅調
に推移するなど、緩やかな回復基調が続きました。海外においては、米国経済が堅調に推移しましたが、米中貿易
摩擦の深刻化により世界経済に影響が出始めるなど、先行きの不透明感は高まっています。
このような状況の中で、技術・営業・メンテナンスによる三位一体の総合力を活かしたワンストップサービスを
有する当社グループは、エネルギーの最適化や環境負荷低減を実現する技術を培ってまいりました。さらに、IoT
を含む最新のIT技術を活用し、新しいサービス・省エネ商品の開発を進め、お客様の信頼に一層お応えできる
「トータルソリューション」の提案活動の強化に取り組んでまいります。
また、当社は2019年5月1日に設立60周年を迎えるにあたり、2018年10月より「そのひらめきに、愛はある
か。」をキャッチフレーズとした新しい広告宣伝活動を開始いたしました。全社員がこのキャッチフレーズを行動
で示すことで、誰からも愛され選ばれるミウラブランドを築き上げていきたいと考えております。
当第3四半期連結累計期間における連結業績につきましては、国内においては、堅調な設備投資に支えられ、主
力の小型貫流ボイラや国内ランドリー事業の売上が伸びました。また、海外においては、ボイラ販売が好調に推移
した結果、売上収益は97,488百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は12,257百万円(前年同期比14.6%増)、税引
前四半期利益は12,627百万円(前年同期比14.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は9,049百万円(前年同
期比17.0%増)となりました。
セグメントの経営成績の状況は、以下のとおりであります。
①国内機器販売事業
国内機器販売事業は、既存設備の維持更新や工場増設による需要に支えられ、主に食品や化学工業の分野で小型
貫流ボイラの売上が堅調に推移しました。また、舶用機器においてもバラスト水処理装置の売上が堅調に推移しま
した。この結果、当事業の売上収益は41,589百万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益につきましては、バラ
スト水処理装置に対するUSCG(米国沿岸警備隊)の型式承認取得の試験費用、IoT関連費用やショールーム建築関連
費用が増加したことにより、2,974百万円(前年同期比10.2%減)となりました。
②国内メンテナンス事業
国内メンテナンス事業は、ボイラの設置台数の増加により有償保守契約の売上を伸ばしました。この結果、当事
業の売上収益は23,361百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は6,526百万円(前年同期比4.7%増)となりま
した。
③国内ランドリー事業
国内ランドリー事業は、前期から引続きインバウンド需要と省力化や自動化のニーズの高まりにより、工場の新
築や設備の入替え等の大規模な投資が活発に行われており、主力製品である連続式洗濯機の売上が堅調に推移しま
した。この結果、当事業の売上収益は14,355百万円となりましたが、セグメント利益は企業結合に伴う諸費用や無
形資産の償却により975百万円となりました。なお、当事業は、前第2四半期連結会計期間より新たに追加したた
め、前年同期比較については、記載を省略しております。
④海外機器販売事業
海外機器販売事業は、中国においては、米中貿易摩擦により景気が減速しつつありますが、アセアン等及び米州
においては、売上が堅調に推移しました。この結果、当事業の売上収益は14,090百万円(前年同期比11.6%増)とな
りました。セグメント利益は増員により人件費が増加しましたが、増収効果により1,372百万円(前年同期比59.2%
増)となりました。
⑤海外メンテナンス事業
海外メンテナンス事業は、各国とも有償保守契約の取得活動を積極的に行い、取得件数を伸ばしました。この結
果、当事業の売上収益は4,048百万円(前年同期比7.9%増)となりました。セグメント利益は中国の増員により人件
費が増加したため、269百万円(前年同期比0.4%減)となりました。
(2) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2018年11月5日に公表した通期の連結業績予想につきましては、変更しておりません。
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2018年3月31日)
(2018年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 26,699 26,372
営業債権及びその他の債権 40,066 37,870
その他の金融資産 9,897 7,649
棚卸資産 18,656 22,618
その他の流動資産 663 810
流動資産合計 95,983 95,321
非流動資産
有形固定資産 39,645 40,623
のれん及び無形資産 14,348 13,996
その他の金融資産 12,910 10,782
退職給付に係る資産 1,336 1,380
繰延税金資産 2,462 2,988
その他の非流動資産 396 376
非流動資産合計 71,099 70,148
資産合計 167,083 165,469
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2018年3月31日)
(2018年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 13,632 12,850
その他の金融負債 4,561 1,687
未払法人所得税等 2,594 1,322
引当金 1,103 952
契約負債 - 11,629
その他の流動負債 21,790 10,332
流動負債合計 43,682 38,773
非流動負債
その他の金融負債 2,715 2,274
退職給付に係る負債 393 391
引当金 1 1
繰延税金負債 2,179 2,047
その他の非流動負債 388 360
非流動負債合計 5,678 5,075
負債合計 49,360 43,849
資本
資本金 9,544 9,544
資本剰余金 10,489 10,752
利益剰余金 101,905 107,465
自己株式 △7,019 △6,998
その他の資本の構成要素 2,562 831
親会社の所有者に帰属する持分合計 117,482 121,594
非支配持分 241 25
資本合計 117,723 121,620
負債及び資本合計 167,083 165,469
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
(2) 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上収益 86,263 97,488
売上原価 51,183 58,324
売上総利益 35,079 39,163
販売費及び一般管理費 24,858 27,457
その他の収益 536 644
その他の費用 61 93
営業利益 10,696 12,257
金融収益 367 403
金融費用 18 34
税引前四半期利益 11,045 12,627
法人所得税費用 3,282 3,544
四半期利益 7,762 9,082
四半期利益の帰属
親会社の所有者 7,737 9,049
非支配持分 25 33
四半期利益 7,762 9,082
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益 68.75円 80.39円
希薄化後1株当たり四半期利益 68.58円 80.18円
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(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 7,762 9,082
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
583 △1,412
金融資産
純損益に振り替えられることのない項目合計 583 △1,412
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 700 △318
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 700 △318
税引後その他の包括利益 1,283 △1,730
四半期包括利益 9,046 7,351
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 9,020 7,318
非支配持分 25 33
四半期包括利益 9,046 7,351
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
(3) 要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本
の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 利益を通じて
公正価値で
測定する
金融資産
2017年4月1日 9,544 10,406 93,859 △7,020 1,950
四半期利益 - - 7,737 - -
その他の包括利益 - - - - 582
四半期包括利益合計 - - 7,737 - 582
ストック・オプション発行に
- 57 - - -
伴う報酬費用
ストック・オプション行使に
- - - - -
伴う自己株式の処分
配当金 - - △2,588 - -
子会社に対する所有者持分の
- 2 - - -
変動
自己株式の取得 - - - △0 -
自己株式の処分 - - - - -
所有者との取引額等合計 - 59 △2,588 △0 -
2017年12月31日 9,544 10,466 99,008 △7,020 2,533
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
在外営業 合計
活動体の 合計
換算差額
2017年4月1日 △55 1,894 108,685 203 108,888
四半期利益 - - 7,737 25 7,762
その他の包括利益 700 1,283 1,283 0 1,283
四半期包括利益合計 700 1,283 9,020 25 9,046
ストック・オプション発行に
- - 57 - 57
伴う報酬費用
ストック・オプション行使に
- - - - -
伴う自己株式の処分
配当金 - - △2,588 △0 △2,588
子会社に対する所有者持分の
- - 2 △3 △1
変動
自己株式の取得 - - △0 0 △0
自己株式の処分 - - - - -
所有者との取引額等合計 - - △2,529 △3 △2,533
2017年12月31日 644 3,178 115,176 225 115,401
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本
の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 利益を通じて
公正価値で
測定する
金融資産
2018年4月1日 9,544 10,489 101,905 △7,019 2,906
四半期利益 - - 9,049 - -
その他の包括利益 - - - - △1,412
四半期包括利益合計 - - 9,049 - △1,412
ストック・オプション発行に
- 61 - - -
伴う報酬費用
ストック・オプション行使に
- △15 - 15 -
伴う自己株式の処分
配当金 - - △3,489 - -
子会社に対する所有者持分の
- 207 - - -
変動
自己株式の取得 - - - △0 -
自己株式の処分 - 9 - 5 -
所有者との取引額等合計 - 262 △3,489 20 -
2018年12月31日 9,544 10,752 107,465 △6,998 1,494
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
在外営業 合計
活動体の 合計
換算差額
2018年4月1日 △343 2,562 117,482 241 117,723
四半期利益 - - 9,049 33 9,082
その他の包括利益 △318 △1,730 △1,730 0 △1,730
四半期包括利益合計 △318 △1,730 7,318 33 7,351
ストック・オプション発行に
- - 61 - 61
伴う報酬費用
ストック・オプション行使に
- - 0 - 0
伴う自己株式の処分
配当金 - - △3,489 △3 △3,492
子会社に対する所有者持分の
- - 207 △253 △46
変動
自己株式の取得 - - △0 - △0
自己株式の処分 - - 15 7 22
所有者との取引額等合計 - - △3,205 △248 △3,454
2018年12月31日 △662 831 121,594 25 121,620
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
(4) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表に
おいて適用した会計方針と同一であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
IFRS 新設・改訂の概要
IFRS第15号 顧客との契約から生じる収益 収益認識に関する会計処理の改訂
当社グループは、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公表)及び「IFRS第15号の明確化」
(2016年4月公表)(合わせて以下、「IFRS第15号」という。)を第1四半期連結会計期間から適用しております。
当社グループでは、経過措置に従ってIFRS第15号を遡及適用し、適用開始の累積的影響を当第3四半期連結累計期
間の利益剰余金期首残高の修正として認識する方法を採用しておりますが、本基準の適用開始日における累積的影響
額はありません。
IFRS第15号の適用に伴い、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息及び配当収益等やIAS第17号「リース」に基づい
て認識される収益を除き、以下の5ステップを適用することにより収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する。
ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する。
当社グループは、国内機器販売事業、国内メンテナンス事業、国内ランドリー事業、海外機器販売事業、海外メン
テナンス事業を基本にセグメントを構成しております。
国内機器販売事業及び海外機器販売事業においては、主にボイラ及び関連機器等の製造販売を行っております。契
約条件に照らし合わせて顧客が当該製品等に対する支配を獲得したと認められる時点で履行義務が充足されるもので
あり、顧客への製品到着、検収時等に基づき売上収益を認識しております。
国内メンテナンス事業及び海外メンテナンス事業においては、製品を販売した後のメンテナンスサービスを行って
おり、有償保守契約及び有償メンテナンス等の提供を行っております。有償保守契約の履行義務は、当該契約期間に
わたり、時の経過につれて充足されるものであり、当該契約期間に応じて均等に売上収益を認識しております。有償
メンテナンスは、修理及び点検等により履行義務が充足した時点で収益を認識しております。
国内ランドリー事業においては、主にクリーニング業、リネンサプライ業を営む企業に対し、業務用洗濯機、乾燥
機等の製造販売を行っております。契約条件に照らし合わせて顧客が当該製品等に対する支配を獲得したと認められ
る時点で履行義務が充足されるものであり、顧客への製品到着時、検収時等に基づき売上収益を認識しております。
また、IFRS第15号の適用に伴い、第1四半期連結会計期間より、従来、その他の流動負債に含めて表示していた前
受金を、契約負債として表示しております。これに伴い、当第3四半期連結累計期間の期首及び期末の要約四半期連
結財政状態計算書において、流動負債のその他の負債がそれぞれ10,170百万円、11,629百万円減少し、契約負債が
10,170百万円、11,629百万円増加しております。なお、損益に与える影響は軽微であります。
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社グループは、主にボイラ及び関連機器等の製造販売・メンテナンスを手がけており、国内事業は当社及
び国内連結子会社が、海外事業は海外連結子会社が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立し
た経営単位であり、取扱い製品について各地域から包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、製造販売・メンテナンス体制を基礎として国内・海外事業別のセグメントから構
成されており、「国内機器販売事業」、「国内メンテナンス事業」、「国内ランドリー事業」、「海外機器販
売事業」、「海外メンテナンス事業」を報告セグメントとしております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は、以下のとおりであります。
なお、セグメント間の内部売上収益及び振替高は、市場実勢価格を勘案して決定された金額に基づいており
ます。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
国内 海外 要約
(注)1 (注)1 四半期
その他 調整額
合計 連結損益
ランド 計 (注)3 (注)4
メンテ メンテ 計算書
機器販売 リー 機器販売 計上額
ナンス ナンス
事業 事業 事業
事業 事業
(注)2
売上収益
外部顧客への売上収益 39,471 21,905 8,471 12,622 3,752 86,222 40 86,263 - 86,263
セグメント間の内部売
2,510 120 7 236 24 2,898 319 3,218 △3,218 -
上収益及び振替高
計 41,981 22,025 8,478 12,859 3,776 89,121 360 89,482 △3,218 86,263
セグメント利益 3,310 6,231 126 861 270 10,800 27 10,828 △132 10,696
金融収益 - - - - - - - - - 367
金融費用 - - - - - - - - - 18
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 11,045
(注)1 報告セグメントの「国内」の区分は当社及び国内連結子会社、「海外」の区分は海外連結子会社の事業活動に
係るものであります。
2 「国内」の区分における「ランドリー事業」セグメントには、MLE株式会社における同社設立関連費用等28
百万円及び企業結合に伴う取得関連コスト122百万円、並びに企業結合において取得した無形資産の償却費393
百万円が含まれております。
3 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが行っている不動産
管理、保険代理業等を含んでおります。
4 セグメント利益の調整額には、セグメント間の内部取引消去が含まれております。
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三浦工業㈱(6005)2019年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
国内 海外 要約
(注)1 (注)1 四半期
その他 調整額
合計 連結損益
計 (注)2 (注)3
メンテ ランド メンテ 計算書
機器販売 機器販売 計上額
ナンス リー ナンス
事業 事業
事業 事業 事業
売上収益
外部顧客への売上収益 41,589 23,361 14,355 14,090 4,048 97,445 42 97,488 - 97,488
セグメント間の内部売
2,594 131 7 207 36 2,976 353 3,330 △3,330 -
上収益及び振替高
計 44,183 23,493 14,363 14,297 4,084 100,422 396 100,818 △3,330 97,488
セグメント利益 2,974 6,526 975 1,372 269 12,117 45 12,162 94 12,257
金融収益 - - - - - - - - - 403
金融費用 - - - - - - - - - 34
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 12,627
(注)1 報告セグメントの「国内」の区分は当社及び国内連結子会社、「海外」の区分は海外連結子会社の事業活動に
係るものであります。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが行っている不動産
管理、保険代理業等を含んでおります。
3 セグメント利益の調整額には、セグメント間の内部取引消去が含まれております。
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