5991 ニッパツ 2019-05-10 15:30:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月10日
上場会社名 ニッパツ(日本発条株式会社) 上場取引所 東
コード番号 5991 URL https://www.nhkspg.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 茅本 隆司
問合せ先責任者 (役職名) 企画管理本部総務部長 (氏名) 野島 善一 TEL 045-786-7511
定時株主総会開催予定日 2019年6月26日 配当支払開始予定日 2019年6月27日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 681,006 3.2 26,650 △25.0 31,457 △13.6 7,104 △65.3
2018年3月期 659,730 5.2 35,541 △12.5 36,421 △12.5 20,495 △18.3
(注)包括利益 2019年3月期 △2,273百万円 (―%) 2018年3月期 23,202百万円 (△35.1%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 29.97 28.85 2.5 5.5 3.9
2018年3月期 86.45 83.23 7.2 6.6 5.4
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 1,103百万円 2018年3月期 883百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 573,198 296,061 49.0 1,185.77
2018年3月期 568,380 307,648 51.5 1,235.12
(参考) 自己資本 2019年3月期 281,134百万円 2018年3月期 292,836百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号2018年2月16日)等を2019年3月期の期首から適用しており、2018年3月期の連結財
政状態については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 36,794 △42,299 7,327 98,403
2018年3月期 49,811 △32,955 △5,960 95,007
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 11.00 ― 12.00 23.00 5,453 26.6 1.9
2019年3月期 ― 12.00 ― 12.00 24.00 5,690 80.1 2.0
2020年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)2020年3月期の配当金額は未定であります。
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 330,000 △1.7 5,000 △67.4 6,000 △67.6 3,600 △71.7 15.18
通期 690,000 1.3 20,000 △25.0 22,000 △30.1 14,000 97.1 59.05
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1 社 (社名) NHKスプリングハンガリー社 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 244,066,144 株 2018年3月期 244,066,144 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 6,975,024 株 2018年3月期 6,974,261 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 237,091,403 株 2018年3月期 237,092,339 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 312,799 6.4 10,351 △17.0 20,453 0.6 6,516 △52.8
2018年3月期 293,996 4.4 12,468 △18.7 20,336 △5.9 13,815 △22.5
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 27.49 26.46
2018年3月期 58.27 56.10
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 383,211 175,318 45.7 739.46
2018年3月期 369,842 180,610 48.8 761.78
(参考) 自己資本 2019年3月期 175,318百万円 2018年3月期 180,610百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号2018年2月16日)等を2019年3月期の期首から適用しており、2018年3月期の個別財
政状態については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、上記業績予想に関する事項は、【添付資料】P3.「1.経営成績等の概要 (2)次期の見通し」をご覧ください。
(日付の表示方法の変更)
2019年3月期より日付の表示方法を和暦から西暦に変更しております。
日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)次期の見通し …………………………………………………………………………………… 3
(3)財政状態に関する分析 ………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
連結損益計算書 ………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 12
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……………………………………… 12
(追加情報) ……………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 18
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の改善等から個人消費に持ち直しの動き
があり緩やかに回復しました。
世界経済につきましては、米国では個人消費や設備投資が増加したことなどから景気は堅調に
推移しました。アジア地域においては、中国では、景気は緩やかに減速しており、タイやインド
では景気の回復がみられました。
当社グループの主要な事業分野であります自動車関連市場においては、国内販売は、5,259千台
で前期比1.2%の増加となりました。完成車輸出は、4,837千台で前期比1.1%の増加となりまし
た。
以上のような経営環境のもと、売上高は681,006百万円(前期比3.2%増)、営業利益は26,650
百万円(前期比25.0%減)、経常利益は31,457百万円(前期比13.6%減)、親会社株主に帰属す
る当期純利益については、特別損失として減損損失11,525百万円を計上したことから、7,104百万
円(前期比65.3%減)となりました。
セグメントの状況は以下のとおりです。
[懸架ばね事業]
懸架ばね事業は、売上高は128,880百万円(前期比3.7%増)、営業利益は、北米拠点での品種
構成の変化等により、6,193百万円(前期比35.7%減)となりました。
[シート事業]
シート事業は受注生産台数の増加等により、売上高は303,242百万円(前期比2.5%増)となり
ました。営業利益は、受注車種構成の変化等により、4,435百万円(前期比53.1%減)となりまし
た。
[精密部品事業]
精密部品事業は受注製品の数量増等により、売上高は152,958百万円(前期比3.4%増)となり
ました。営業利益は、新工場建設に伴う費用の増加等により9,791百万円(前期比9.8%減)とな
りました。
[産業機器ほか事業]
産業機器ほか事業は、売上高は95,925百万円(前期比4.4%増)、営業利益は6,229百万円(前
期比11.2%増)となりました。
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(2)次期の見通し
日本経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで底堅く推移すると見込まれます。
世界経済は、米国経済の減速、貿易摩擦の影響などにより、不透明感が強く、緩やかに減速す
ることが予想されます。
自動車関連市場は、日本及び全世界での生産が緩やかに増加していくと見込まれる中、それに
対応しつつ、生産の効率化も含め設備投資を実施していく計画であります。
このような経営環境のもと、2020年3月期の業績予想につきましては、売上高69,000百万円
(前期比1.3%増)、営業利益は20,000百万円(前期比25.0%減)、経常利益は22,000百万円(前
期比30.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,000百万円(前期比97.1%増)となる見
込みであります。
(主要為替レートは、105円/米ドル、3.4円/タイバーツとしております。)
(3)財政状態に関する分析
① 当連結会計年度末の総資産は、現金及び預金や有形固定資産の増加等により、前連結会計年度
末に比べ4,818百万円増加し、573,198百万円となりました。
負債については、短期借入金や長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ16,405百
万円増加し、277,137百万円となりました。
純資産については、その他有価証券評価差額金の減少等により、前連結会計年度末に比べ
11,587百万円減少し、296,061百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
前期 当期 増減
営業活動によるキャッシュ・フロー 49,811 36,794 △13,016
投資活動によるキャッシュ・フロー △32,955 △42,299 △9,344
財務活動によるキャッシュ・フロー △5,960 7,327 13,288
換算差額 216 932 715
現金及び現金同等物の増減額 11,112 2,755 △8,357
現金及び現金同等物期首残高 82,493 95,007 12,513
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増
1,400 640 △760
加額
現金及び現金同等物期末残高 95,007 98,403 3,396
有利子負債期末残高 53,283 68,215 14,931
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は98,403百万円で
前期比3.6%の増加となりました。
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、36,794百万円で前期と比べ13,016百万円の減少となりまし
た。これは主に税金等調整前当期純利益の減少及び仕入債務の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、42,299百万円で前期と比べ9,344百万円の増加となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出の増加によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、7,327百万円で前期と比べ13,288百万円の増加となりました。
これは主に長期借入れによる収入の増加によるものです。
営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いたフリ
ー・キャッシュ・フローは△5,504百万円となりました。
以上の結果、当期における現金及び現金同等物は前期末に比べ3,396百万円増加し、98,403百万
円となりました。また、社債、コマーシャル・ペーパー及び長期・短期借入金は68,215百万円と
前期末に比べて14,931百万円増加しました。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率(%) 49.9 50.8 52.0 51.5 49.0
時価ベースの
57.8 51.7 54.2 46.9 41.1
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー対
1.4 1.3 1.0 1.1 1.8
有利子負債比率(年)
インタレスト・
102.3 137.4 310.0 142.6 128.5
カバレッジ・レシオ(倍)
※ 自己資本比率:(純資産-新株予約権-非支配株主持分)/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出して
おります。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・
フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のう
ち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連
結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)
等を当連結会計年度の期首から適用しており、自己資本比率及び時価ベースの自己資本比率につ
いては、当該会計基準等を遡って適用した後の比率となっております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基
準を適用しております。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であ
ります。
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 95,251 98,573
受取手形及び売掛金 146,781 139,689
商品及び製品 17,127 19,959
仕掛品 8,685 9,888
原材料及び貯蔵品 16,729 18,785
部分品 6,047 6,058
その他 24,427 25,417
貸倒引当金 △88 △117
流動資産合計 314,962 318,254
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 143,498 148,399
減価償却累計額 △92,134 △95,447
建物及び構築物(純額) 51,364 52,952
機械装置及び運搬具 241,938 249,525
減価償却累計額 △188,455 △196,022
機械装置及び運搬具(純額) 53,483 53,502
土地 30,515 31,006
リース資産 1,248 1,373
減価償却累計額 △630 △714
リース資産(純額) 617 658
建設仮勘定 12,071 25,088
その他 68,431 73,319
減価償却累計額 △60,974 △63,689
その他(純額) 7,456 9,630
有形固定資産合計 155,508 172,839
無形固定資産 3,089 2,902
投資その他の資産
投資有価証券 64,678 55,214
長期貸付金 8,719 3,995
繰延税金資産 7,739 8,161
退職給付に係る資産 4,619 4,669
その他 9,935 7,936
貸倒引当金 △873 △775
投資その他の資産合計 94,819 79,201
固定資産合計 253,418 254,944
資産合計 568,380 573,198
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 87,507 84,003
電子記録債務 43,637 43,301
短期借入金 13,320 18,418
未払法人税等 6,074 2,933
役員賞与引当金 268 269
設備関係支払手形 3,714 7,308
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債 - 11,099
その他 37,515 43,899
流動負債合計 192,038 211,234
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 10,624 -
長期借入金 25,338 32,697
リース債務 563 537
繰延税金負債 9,414 7,356
退職給付に係る負債 15,859 19,394
役員退職慰労引当金 507 586
執行役員退職慰労引当金 810 779
その他 5,574 4,550
固定負債合計 68,692 65,902
負債合計 260,731 277,137
純資産の部
株主資本
資本金 17,009 17,009
資本剰余金 19,579 19,579
利益剰余金 229,163 228,016
自己株式 △7,516 △7,517
株主資本合計 258,235 257,087
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 27,935 21,349
為替換算調整勘定 7,355 5,625
退職給付に係る調整累計額 △688 △2,927
その他の包括利益累計額合計 34,601 24,047
非支配株主持分 14,811 14,926
純資産合計 307,648 296,061
負債純資産合計 568,380 573,198
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 659,730 681,006
売上原価 578,784 608,053
売上総利益 80,945 72,953
販売費及び一般管理費 45,404 46,302
営業利益 35,541 26,650
営業外収益
受取利息 941 1,011
受取配当金 1,578 1,553
持分法による投資利益 883 1,103
不動産賃貸料 632 626
為替差益 - 961
その他 1,548 1,565
営業外収益合計 5,583 6,821
営業外費用
支払利息 334 296
固定資産除却損 455 271
為替差損 1,945 -
その他 1,967 1,446
営業外費用合計 4,703 2,014
経常利益 36,421 31,457
特別利益
固定資産売却益 - 1,400
投資有価証券売却益 2,385 -
特別利益合計 2,385 1,400
特別損失
減損損失 3,929 11,525
投資有価証券評価損 - 449
関係会社株式評価損 831 611
関係会社出資金評価損 10 -
独占禁止法関連損失 1,392 155
特別損失合計 6,162 12,740
税金等調整前当期純利益 32,644 20,116
法人税、住民税及び事業税 10,230 10,287
法人税等調整額 △198 1,033
法人税等合計 10,031 11,320
当期純利益 22,612 8,796
非支配株主に帰属する当期純利益 2,117 1,691
親会社株主に帰属する当期純利益 20,495 7,104
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 22,612 8,796
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,231 △6,610
為替換算調整勘定 1,359 △2,072
退職給付に係る調整額 1,692 △2,212
持分法適用会社に対する持分相当額 △230 △174
その他の包括利益合計 589 △11,069
包括利益 23,202 △2,273
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 20,674 △3,604
非支配株主に係る包括利益 2,528 1,331
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 17,009 19,579 216,232 △7,515 245,305
当期変動額
剰余金の配当 △5,453 △5,453
親会社株主に帰属する
当期純利益
20,495 20,495
連結範囲の変動 △2,111 △2,111
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 0 0 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△0 △0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - △0 12,930 △1 12,929
当期末残高 17,009 19,579 229,163 △7,516 258,235
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算 退職給付に係る その他の包括
評価差額金 調整勘定 調整累計額 利益累計額合計
当期首残高 30,176 6,570 △2,353 34,394 13,077 292,777
当期変動額
剰余金の配当 △5,453
親会社株主に帰属する
当期純利益
20,495
連結範囲の変動 △2,111
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△0
株主資本以外の項目の
△2,241 784 1,664 207 1,734 1,941
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △2,241 784 1,664 207 1,734 14,871
当期末残高 27,935 7,355 △688 34,601 14,811 307,648
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 17,009 19,579 229,163 △7,516 258,235
当期変動額
剰余金の配当 △5,690 △5,690
親会社株主に帰属する
当期純利益
7,104 7,104
連結範囲の変動 △2,561 △2,561
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 -
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
0 0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 0 △1,147 △0 △1,147
当期末残高 17,009 19,579 228,016 △7,517 257,087
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算 退職給付に係る その他の包括
評価差額金 調整勘定 調整累計額 利益累計額合計
当期首残高 27,935 7,355 △688 34,601 14,811 307,648
当期変動額
剰余金の配当 △5,690
親会社株主に帰属する
当期純利益
7,104
連結範囲の変動 △2,561
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 -
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
0
株主資本以外の項目の
△6,585 △1,730 △2,239 △10,554 115 △10,439
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △6,585 △1,730 △2,239 △10,554 115 △11,587
当期末残高 21,349 5,625 △2,927 24,047 14,926 296,061
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 32,644 20,116
減価償却費 24,141 25,001
減損損失 3,929 11,525
退職給付に係る資産負債の増減額 △828 △568
受取利息及び受取配当金 △2,519 △2,564
支払利息 334 296
為替差損益(△は益) 1,314 △990
持分法による投資損益(△は益) △883 △1,103
有形固定資産除売却損益(△は益) 384 △1,169
投資有価証券売却損益(△は益) △2,385 -
売上債権の増減額(△は増加) △4,926 6,675
たな卸資産の増減額(△は増加) △4,243 △5,416
仕入債務の増減額(△は減少) 14,064 △3,713
その他 △2,344 128
小計 58,681 48,217
利息及び配当金の受取額 2,851 2,584
利息の支払額 △349 △286
法人税等の支払額 △11,372 △13,720
営業活動によるキャッシュ・フロー 49,811 36,794
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) △152 71
有形固定資産の取得による支出 △31,528 △36,995
有形固定資産の売却による収入 1,562 1,645
無形固定資産の取得による支出 △556 △584
投資有価証券の取得による支出 △3,098 △4,849
投資有価証券の売却による収入 2,464 0
貸付けによる支出 △5,546 △2,086
貸付金の回収による収入 4,079 620
その他 △178 △120
投資活動によるキャッシュ・フロー △32,955 △42,299
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 3,425 1,111
短期借入金の返済による支出 △768 △2,625
長期借入れによる収入 15,024 25,000
長期借入金の返済による支出 △13,112 △10,972
コマーシャル・ペーパーの発行による収入 20,000 20,000
コマーシャル・ペーパーの償還による支出 △24,000 △18,000
自己株式の取得による支出 △1 △0
自己株式の売却による収入 0 -
リース債務の返済による支出 △281 △280
配当金の支払額 △5,453 △5,690
非支配株主への配当金の支払額 △793 △1,214
財務活動によるキャッシュ・フロー △5,960 7,327
現金及び現金同等物に係る換算差額 216 932
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 11,112 2,755
現金及び現金同等物の期首残高 82,493 95,007
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 1,400 640
現金及び現金同等物の期末残高 95,007 98,403
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1. 連結の範囲
連結子会社の数 38社
当社の非連結子会社でありましたNHKスプリングハンガリー社は重要性が増したため、当第4
四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
なお、NHKスプリングハンガリー社は当社の特定子会社に該当しております。
2. 持分法の適用
持分法適用の非連結子会社数 4社
持分法適用の関連会社数 5社
なお、上記の事項以外は、最近の有価証券報告書(2018年6月28日提出)における記載から
変更がないため開示を省略します。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を
当連結会計年度の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、
繰延税金負債は固定負債の区分に表示しております。
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日本発条株式会社(5991)2019年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となって
いるものであります。
当社生産事業本部を基礎とした製品別セグメントから構成されており、「懸架ばね」、「シ
ート」、「精密部品」及び「産業機器ほか」の4つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントに属する主要な製品は次のとおりであります。
報告セグメント 主要製品
コイルばね、スタビライザ、板ばね、トーションバー、スタ
懸架ばね
ビライザリンク、ベローズ、スタビリンカーほか
シート 自動車用シート、シート用機構部品、内装品ほか
HDD用サスペンション、HDD用機構部品、線ばね、薄板ばね、
精密部品 モーターコア、液晶・半導体検査用プローブユニット、ファ
スナー(ねじ)、精密加工品ほか
ろう付製品、セラミック製品、ばね機構品、配管支持装置、
産業機器ほか 駐車装置、ポリウレタン製品、金属ベースプリント配線板、
セキュリティ製品、照明器具、ゴルフシャフトほか
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本とな
る重要な事項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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Ⅰ 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
産業機器 調整額 合計
懸架ばね シート 精密部品 計
ほか
売上高
外部顧客への売上高 124,267 295,710 147,874 91,878 659,730 - 659,730
セグメント間の内部売上高又
1,783 34 1,847 9,580 13,246 △13,246 -
は振替高
計 126,051 295,745 149,722 101,458 672,977 △13,246 659,730
セグメント利益(営業利益) 9,627 9,457 10,855 5,600 35,541 - 35,541
セグメント資産 106,836 139,856 121,484 84,695 452,873 115,507 568,380
その他の項目
減価償却費 6,003 5,358 8,976 2,470 22,809 1,331 24,141
持分法適用会社への投資額 1,579 1,935 2,975 190 6,681 - 6,681
有形固定資産及び
7,490 7,081 12,801 5,018 32,393 1,617 34,010
無形固定資産の増加額
(注) 調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント資産の調整額115,507百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産
が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等であり
ます。
(2)減価償却費は本社建物等の償却額であります。
(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,617百万円は、報告セグメントに帰属し
ない全社資産の増加額であります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
懸架ばね事業の資産について減損損失2,520百万円を計上しております。
シート事業の資産について減損損失868百万円を計上しております。
精密部品事業の資産について減損損失540百万円を計上しております。
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Ⅱ 当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
産業機器 調整額 合計
懸架ばね シート 精密部品 計
ほか
売上高
外部顧客への売上高 128,880 303,242 152,958 95,925 681,006 - 681,006
セグメント間の内部売上高又
1,778 122 1,862 9,919 13,682 △13,682 -
は振替高
計 130,658 303,364 154,820 105,844 694,688 △13,682 681,006
セグメント利益(営業利益) 6,193 4,435 9,791 6,229 26,650 - 26,650
セグメント資産 108,428 125,427 121,173 87,129 442,157 131,040 573,198
その他の項目
減価償却費 5,402 6,044 9,302 2,655 23,404 1,596 25,001
持分法適用会社への投資額 2,145 2,273 2,763 227 7,409 - 7,409
有形固定資産及び
12,547 6,544 14,841 8,816 42,749 2,225 44,975
無形固定資産の増加額
(注) 調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント資産の調整額131,040百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産
が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等であり
ます。
(2)減価償却費は本社建物等の償却額であります。
(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,225百万円は、報告セグメントに帰属し
ない全社資産の増加額であります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
懸架ばね事業の資産について減損損失9,329百万円を計上しております。
シート事業の資産について減損損失842百万円を計上しております。
精密部品事業の資産について減損損失1,277百万円を計上しております。
また、全社資産に含まれる遊休資産について減損損失76百万円を計上しております。
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(参考情報)
所在地別セグメント情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
消去又は
日本 アジア 北米ほか 計 連結
全社
売上高
外部顧客に対する売上高 402,342 156,136 101,252 659,730 - 659,730
セグメント間の内部売上高
19,518 2,754 845 23,117 △23,117 -
又は振替高
計 421,860 158,890 102,097 682,848 △23,117 659,730
営業利益又は営業損失(△) 24,752 12,429 △1,640 35,541 - 35,541
資産 439,099 134,916 56,090 630,106 △61,726 568,380
(注)1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2 本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1)ア ジ ア・・・・タイ・マレーシア・中国・インド
(2)北米ほか・・・・アメリカ・オランダ・メキシコ
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
消去又は
日本 アジア 米欧ほか 計 連結
全社
売上高
外部顧客に対する売上高 403,265 168,992 108,748 681,006 - 681,006
セグメント間の内部売上高
33,696 3,057 835 37,590 △37,590 -
又は振替高
計 436,962 172,050 109,583 718,596 △37,590 681,006
営業利益は営業損失(△) 19,562 11,362 △4,274 26,650 - 26,650
資産 453,512 134,826 67,076 655,416 △82,217 573,198
(注)1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2 本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1)ア ジ ア・・・・タイ・マレーシア・中国・インド
(2)米欧ほか・・・・アメリカ・メキシコ・オランダ・ハンガリー
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(1株当たり情報)
1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額は以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額(円) 1,235.12 1,185.77
1株当たり当期純利益金額(円) 86.45 29.97
潜在株式調整後1株当たり
83.23 28.85
当期純利益金額(円)
(注)算定上の基礎
(1)1株当たり純資産額
前連結会計年度 当連結会計年度
目
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 307,648 296,061
純資産の部の合計額から控除する金額
14,811 14,926
(百万円)
(うち非支配株主持分) (14,811) (14,926)
普通株式に係る期末の純資産額
292,836 281,134
(百万円)
普通株式の発行済株式数(千株) 244,066 244,066
普通株式の自己株式数(千株) 6,974 6,975
1株当たり純資産額の算定に用いられた
237,091 237,091
期末の普通株式の数(千株)
(2)1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
項目
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益
20,495 7,104
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
20,495 7,104
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 237,092 237,091
潜在株式調整後1株当たり
当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益
- -
調整額(百万円)
普通株式増加数(千株) 9,174 9,174
希薄化効果を有しないため、潜在株式調
整後1株当たり当期純利益金額の算定に - -
含めなかった潜在株式の概要
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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