5988 パイオラックス 2020-02-10 13:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月10日
上場会社名 株式会社パイオラックス 上場取引所 東
コード番号 5988 URL https://www.piolax.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)島津 幸彦
問合せ先責任者 (役職名) 経営管理部長 (氏名)永島 亨 TEL 045-731-1211
四半期報告書提出予定日 2020年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 47,544 △8.8 5,409
△30.1 6,122 △28.6 4,798 △26.0
2019年3月期第3四半期 52,112 3.0 7,734
△3.4 8,572 △1.9 6,487 2.2
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 3,500百万円 (△32.5%) 2019年3月期第3四半期 5,189百万円 (△26.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 134.44 -
2019年3月期第3四半期 181.13 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 100,926 90,873 88.8
2019年3月期 102,155 90,500 87.3
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 89,601百万円 2019年3月期 89,142百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 22.50 - 22.50 45.00
2020年3月期 - 22.50 -
2020年3月期(予想) 22.50 45.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 62,500 △8.5 6,700 △28.1 7,600 △26.4 5,700 △23.2 159.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無となります。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 39,254,100株 2019年3月期 39,254,100株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 4,125,611株 2019年3月期 3,439,351株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 35,690,597株 2019年3月期3Q 35,814,751株
(注)当社は、取締役向け株式報酬制度を導入しており、信託に残存する自社の株式は、期中平均株式数の計算にお
いて控除する自己株式に含めております。((前第3四半期連結累計期間 95,693株、当第3四半期連結累計期間
91,279株))
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.2「(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱パイオラックス(5988)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(参考資料) ………………………………………………………………………………………………………… 9
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㈱パイオラックス(5988)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、政府・日銀による経済政策や金融緩和等により個人消費、雇用情
勢が底堅く推移し、景気は全体として緩やかな回復基調にあるものの、米国の保護主義的な通商政策に基づく貿
易摩擦、英国のEU離脱問題、またアジアにおける地政学リスクの高まり等を背景に、依然として先行き不透明
な状況が続いております。
当社グループの主要なお取引先である自動車業界につきましては、国内では前年と比較して自然災害の影響等
による減産があったことに加え、海外では北米、欧州、中国などで減産が継続する状況となりました。
このような需要環境のもと当社グループといたしましては、お取引先からのニーズを確実に捕捉し、グローバ
ルに拡販活動を継続的に推進いたしましたが、主に国内・欧米・中国の減産影響を受け、売上高は47,544百万円
と、前期比4,567百万円(8.8%)の減収となりました。
一方利益面におきましては、より一層の合理化を推進いたしましたが、減収による限界利益の減少並びに労務
費や材料費の高騰等による経費負担が継続したことにより、営業利益は5,409百万円(前期比30.1%減)、経常
利益は6,122百万円(前期比28.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,798百万円(前期比26.0%減)
となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(自動車関連等)
米国をはじめ新興国市場等にグローバル拡販を積極的に推進いたしましたが、主に国内・欧米・中国の減産影
響を受け、売上高は44,295百万円(前期比9.1%減)となりました。一方利益面においては、収益改善活動をグ
ループ一丸となって推進いたしましたが、主に労務費や材料費の高騰等による経費負担が継続したことにより、
営業利益は5,987百万円(前期比26.8%減)となりました。
(医療機器)
拡販を積極的に推進いたしました結果、売上高は3,249百万円(前期比3.4%減)となりました。一方利益面に
おいては、合理化活動を推進いたしましたが、労務費及び間接経費が増加したこと等により、営業利益は149百
万円(前期比44.1%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期末の資産合計は、現金及び預金の減少等により1,229百万円減少し、100,926百万円となりまし
た。
負債合計は、未払法人税等、引当金の減少等により1,602百万円減少し、10,052百万円となりました。
純資産合計は、利益剰余金の増加等により372百万円増加し、90,873百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
売上高につきましては、主に国内・欧米、中国の減産影響を受け、また利益面においては、売上減に伴う限界
利益の減少と労務費や材料費の高騰等で経費負担が継続することが見込まれるため、通期の業績予想を修正いた
します。
なお、為替レートにつきましては、通期で1米ドル=109円を想定しております。
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2019年5月9日発表) 66,000 8,000 9,000 6,200 173 11
今回発表予想(B) 62,500 6,700 7,600 5,700 159 71
増減額(B-A) △3,500 △1,300 △1,400 △500 -
増減率(%) △5.3 △16.3 △15.6 △8.1 -
(ご参考)前期実績
68,298 9,312 10,321 7,421 207 22
(2019年3月期)
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 30,484 29,401
受取手形及び売掛金 13,096 12,579
電子記録債権 2,071 2,046
有価証券 1,958 1,899
商品及び製品 4,823 4,711
仕掛品 1,693 1,791
原材料及び貯蔵品 1,953 1,785
その他 1,602 2,217
貸倒引当金 △40 △33
流動資産合計 57,644 56,399
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,978 8,328
機械装置及び運搬具(純額) 7,243 7,241
工具、器具及び備品(純額) 2,066 2,169
土地 5,567 5,539
リース資産(純額) 35 33
建設仮勘定 1,955 1,185
有形固定資産合計 24,847 24,497
無形固定資産
その他 1,782 1,758
無形固定資産合計 1,782 1,758
投資その他の資産
投資有価証券 16,476 17,059
その他 1,405 1,210
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 17,881 18,270
固定資産合計 44,511 44,526
資産合計 102,155 100,926
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 3,128 3,023
未払法人税等 985 328
引当金 882 448
その他 3,893 3,810
流動負債合計 8,890 7,610
固定負債
引当金 58 51
退職給付に係る負債 234 291
資産除去債務 56 56
その他 2,415 2,041
固定負債合計 2,764 2,441
負債合計 11,654 10,052
純資産の部
株主資本
資本金 2,960 2,960
資本剰余金 2,888 2,888
利益剰余金 85,590 88,772
自己株式 △3,029 △4,541
株主資本合計 88,410 90,081
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,233 1,174
繰延ヘッジ損益 4 △3
為替換算調整勘定 △216 △1,393
退職給付に係る調整累計額 △289 △257
その他の包括利益累計額合計 731 △480
非支配株主持分 1,358 1,272
純資産合計 90,500 90,873
負債純資産合計 102,155 100,926
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 52,112 47,544
売上原価 36,423 34,464
売上総利益 15,688 13,080
販売費及び一般管理費 7,953 7,670
営業利益 7,734 5,409
営業外収益
受取利息 92 116
受取配当金 74 63
持分法による投資利益 697 613
その他 102 118
営業外収益合計 967 911
営業外費用
支払利息 0 0
デリバティブ評価損 - 23
為替差損 79 41
固定資産廃棄損 33 51
賃貸収入原価 4 4
保険解約損 - 19
事務所移転費用 - 38
その他 11 20
営業外費用合計 129 199
経常利益 8,572 6,122
特別損失
減損損失 152 -
特別損失合計 152 -
税金等調整前四半期純利益 8,420 6,122
法人税等 1,886 1,290
四半期純利益 6,534 4,832
非支配株主に帰属する四半期純利益 47 33
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,487 4,798
- 5 -
㈱パイオラックス(5988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 6,534 4,832
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △470 △86
繰延ヘッジ損益 14 △7
為替換算調整勘定 △645 △1,239
持分法適用会社に対する持分相当額 △243 2
その他の包括利益合計 △1,345 △1,331
四半期包括利益 5,189 3,500
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,195 3,586
非支配株主に係る四半期包括利益 △6 △85
- 6 -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年11月6日開催の取締役会決議に基づき、自己株式694,500株の取得を行いました。この結果、当第
3四半期連結累計期間において自己株式が1,537百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末において自己株式が
4,541百万円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
①税金費用の計算
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税
率を使用する方法によっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自2018年4月1日 至2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
自動車関連等 医療機器 合計
売上高
外部顧客に対する売上高 48,749 3,362 52,112
セグメント間の内部売上高
- - -
又は振替高
計 48,749 3,362 52,112
セグメント利益 8,179 266 8,446
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 8,446
全社費用(注) △728
セグメント間取引消去 20
その他の調整額 △3
連結損益計算書の営業利益 7,734
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「自動車関連等」セグメント及び「医療機器」セグメントにおいて、当社及び当社の連結子会社である
㈱パイオラックスメディカルデバイスの事業所を移転したことに伴い将来の用途が定まっていない資産に
つきまして、その帳簿価額を備忘価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しており
ます。
なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において「自動車関連等」セグメントは
143百万円、「医療機器」セグメントは8百万円であります。
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㈱パイオラックス(5988)2020年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
自動車関連等 医療機器 合計
売上高
外部顧客に対する売上高 44,295 3,249 47,544
セグメント間の内部売上高
- - -
又は振替高
計 44,295 3,249 47,544
セグメント利益 5,987 149 6,136
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 6,136
全社費用(注) △734
セグメント間取引消去 10
その他の調整額 △2
連結損益計算書の営業利益 5,409
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要な該当事項はありません。
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(参考資料)
[所在地別セグメント情報]
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自2018年4月1日 至2018年12月31日)
消去
日本 北米 アジア その他 合計 又は 連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 全社 (百万円)
(百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 24,573 10,092 14,573 2,872 52,112 - 52,112
(2)セグメント間の内部売上高 4,038 208 1,103 29 5,380 △5,380 -
計 28,612 10,301 15,677 2,902 57,493 △5,380 52,112
営業利益 4,270 1,178 2,134 335 7,919 △184 7,734
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
消去
日本 北米 アジア その他 合計 又は 連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 全社 (百万円)
(百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 22,988 9,363 13,152 2,039 47,544 - 47,544
(2)セグメント間の内部売上高 3,095 215 851 13 4,175 △4,175 -
計 26,084 9,578 14,003 2,053 51,720 △4,175 47,544
営業利益 2,610 1,108 1,670 130 5,519 △110 5,409
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