5981 東製綱 2020-02-07 15:15:00
通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 2 月 7 日
各 位
会 社 名 東 京 製 綱 株 式 会 社
代表者名 取締役社長 浅野 正也
(コード番号 5981 東証第 1 部)
問合せ先 専務取締役 佐藤 和規
(TEL.03-6366-7777)
通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、2019年5月13日に公表した2020年3月期の連結業績予想及び剰余金の配当予想を下記のとおり修正す
ることと致しましたので、お知らせいたします。
記
1.2020 年 3 月通期連結業績予想の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主
1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想(A) EA
(2020 年 5 月 13 日発表) 67,000 2,000 2,000 1,500 93.04
今
A 回 修 正 予 想(B)
EA 63,000 100 400 200 12.41
増
A 減 額(B-A) EA △4,000 △1,900 △1,600 △1,300 ―
増
A 減 率(%) EA △6.0% △95.0% △80.0% △86.7% ―
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(ご参考)前期実績
(2019 年 3 月期) 63,967 854 908 153 9.52
2.通期業績予想修正の理由
当初業績見通しに対して、第 3 四半期までの進捗が十分でないこと、第 4 四半期では足元堅調な国内防災関
連事業などの伸長が期待される一方、開発製品関連事業の大型案件受注遅れや取り巻く経済環境の先行き不透
明感を勘案した結果、業績予想を修正することにいたしました。セグメント別の状況は次の通りです。
鋼索鋼線関連事業においては、下期以降の当社主要需要業種である造船や機械関連市況の低迷に加え、漁獲
量の減少影響などから、足下で漁業関連の需要が低下し、更には、台風被害による原材料供給の停滞影響もあ
り、売上、利益ともに想定以上の悪化となりました。
スチールコード関連事業では、第 3 四半期以降のタイヤコードの需要が低迷し、また、一定の回復を見込ん
でいた太陽光発電向けシリコンウェハー切断用細物ワイヤの需要も依然低迷しており、国内、中国の両事業と
もに収益減となる見込みです。
開発製品関連事業では、主に、CFCC(炭素繊維複合材ケーブル)、海外防災事業の大型プロジェクト案件の
受注遅れ、受注済み橋梁物件等の売上が一部来期にずれ込むなどの影響から、当初想定の業績から乖離が生じ
る見込みです。
以上の各セグメントの状況を踏まえ、当初業績予想を下回る見込みとなったことから、業績予想を修正する
ものであります。
3.配当予想の修正
年間配当金
第 1 四半期末 第 2 四半期末 第 3 四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
前
A 回 発 表 予 想 E
(2020 年 5 月 13 日発表) ― ― ― 40.00 40.00
今
A 回 修 正 予 想 E ― ― ― 0.00 0.00
当 期 実 績 ― 0.00 ―
前 期 実 績
― 0.00 ― 40.00 40.00
(2019 年 3 月期)
4.配当予想修正の理由
当社は、財務基盤の強化や事業展開に必要な内部留保を勘案のうえ、安定的な配当継続を基本方針としつつ、
事業創造に邁進し、収益力強化を通じた株主還元の拡大を目指しております。
しかしながら、当期の期末配当においては、上記の通り、当期純利益が予想を大幅に下回る見込みとなった
ため、誠に遺憾ではございますが、期末配当予想を無配に修正させていただきます。
株主の皆様には、大変申し訳なく存じますが、昨年より着手しておりますスチールコード事業の抜本的収益
改善施策を着実に実行するとともに、成長戦略事業である CFCC、海外防災製品事業の遅れをキャッチアップ
すること、また、鋼索鋼線関連等の既存事業においても収益基盤を強化することで、早期の業績回復と復配に
努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報により作成したものであり、
実際の業績は今後様々な要因によって異なる可能性があります。
以 上