5981 東製綱 2020-02-07 15:15:00
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月7日
上 場 会 社 名 東京製綱株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 5981 URL http://www.tokyorope.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 浅野正也
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 佐藤和規 (TEL) 03-6366-7777
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 46,392 △0.4 △154 - △106 - △202 -
2019年3月期第3四半期 46,578 1.7 294 △84.2 322 △82.8 △202 -
(注) 包括利益 2020年3月期第3四半期 △779百万円( -%) 2019年3月期第3四半期 △1,128百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 △12.56 -
2019年3月期第3四半期 △12.54 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 85,890 24,810 27.1
2019年3月期 84,595 24,246 28.7
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 23,277百万円 2019年3月期 24,246百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 40.00 40.00
2020年3月期 - 0.00 -
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
配当予想の修正については、本日(2020年2月7日)公表いたしました「通期連結業績予想及び配当予想の修正に関
するお知らせ」をご覧ください。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 63,000 △1.5 100 △88.3 400 △56.0 200 30.4 12.41
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想の修正については、本日(2020年2月7日)公表いたしました「通期連結業績予想及び配当予想の修正
に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無となります。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 16,268,242株 2019年3月期 16,268,242株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 159,079株 2019年3月期 145,806株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 16,115,763株 2019年3月期3Q 16,122,546株
(注)期末自己株式数及び期中平均株式数の算定上控除する自己株式には、役員向け株式交付信託が所有する当社株
式(2020年3月期3Q:146,600株)を含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、決算短信(添付資料)3ページ
「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………9
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用環境が概ね好調に推移いたしましたが、米中貿易摩擦長
期化や米国とイランの対立、新型コロナウイルスの流行など世界経済のリスクの影響により、先行きに不透明感が生じ
ております。
このような状況のもと、当社グループでは、「国内事業の基盤強化」、「新素材・新技術への挑戦」、「海外展開」
の3つをキーワードとして展開している中期経営計画「TCT-Focus2020」の最終年度を迎え、残念ながら環境変化、進
捗遅れ等により当初数値目標の達成はならない見込となりましたが、現在策定中の新中期経営計画に繋げるべく、現中
期経営計画で積み残した課題に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、法面関連製品が好調に推移したこと及び産業機械の大
口受注がありましたが、スチールコード製品の落ち込みが著しく、46,392百万円(前年同期比0.4%減)となりました。
利益面では、太陽光発電向けシリコンウェハー切断用細物ワイヤを始めとするスチールコード製品の落ち込み等によ
り、営業損失は154百万円(前年同期は294百万円の営業利益)、経常損失は106百万円(前年同期は322百万円の経常利
益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は202百万円(前年同期は202百万円の純損失)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(鋼索鋼線関連)
造船、機械、漁業など、エレベータロープ以外の一般ロープ需要の減少や、ワイヤ製品が落ち込んだため、当事業の
売上高は20,547百万円(前年同期比2.5%減)となり、ITシステムや工場リフレッシュ投資など戦略投資に伴う減価償
却費の増加等により、営業利益は868百万円(前年同期比18.9%減)となりました。
(スチールコード関連)
タイヤコードの販売数量の減少及び太陽光発電向けシリコンウェハー切断用細物ワイヤの需要減少の影響が大きく、
当事業の売上高は7,490百万円(前年同期比8.5%減)、営業損失は1,166百万円(前年同期は556百万円の損失)となり
ました。
(開発製品関連)
法面関連製品が好調に推移したため、当事業の売上高は10,805百万円(前年同期比12.1%増)となり、成長戦略とし
て位置付けている海外事業も徐々に実績を積み上げており、営業損失499百万円(前年同期は918百万円の損失)と前期
より収益が改善しました。
(不動産関連)
商業施設の一部リニューアルなどが貢献し、当事業の売上高は978百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は264百万
円(前年同期比18.3%増)となりました。
(その他)
産業機械の売上が増加いたしましたが、暖冬に伴う石油製品の売上減少などにより、当事業の売上高は6,571百万円
(前年同期比3.0%減)となり、また、粉末冶金製品の生産能力増強に伴う諸費用が増加したため営業利益は377百万円
(前年同期比20.5%減)に留まりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、評価替えにより投資有価証券が減少いたしましたが、現預金、棚卸資産が
増加したため、前連結会計年度末と比べ1,295百万円増加の85,890百万円となりました。
負債については、短期借入金が減少する一方、長期借入金の増加により、前連結会計年度末と比べ731百万円増加の
61,080百万円となりました。
純資産については、子会社の第三者割当増資により非支配株主持分が増加いたしましたが、四半期純損失の計上、配
当金の支払い及び有価証券評価差額金の減少により、前連結会計年度末と比べ564百万円増加の24,810百万円となりまし
た。
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想については、当初業績見通しに対して、第3四半期までの進捗が十分でないこと、第4四半期では足
元堅調な国内防災関連事業などの伸長が期待される一方、開発製品関連事業の大型案件受注遅れや取り巻く経済
環境の先行き不透明感を勘案した結果、通期業績予想を修正することにいたしました。また、併せて配当予想も
今般修正することにいたしました。
詳細については、本日(2020年2月7日)公表いたしました「通期連結業績予想及び配当予想の修正に関する
お知らせ」をご参照ください。
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,331 4,181
受取手形及び売掛金 13,898 13,587
商品及び製品 6,395 6,585
仕掛品 4,603 5,348
原材料及び貯蔵品 4,370 4,742
その他 1,398 1,742
貸倒引当金 △16 △16
流動資産合計 33,980 36,169
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,763 7,711
機械装置及び運搬具(純額) 7,695 7,177
土地 18,305 18,301
建設仮勘定 978 737
その他(純額) 1,466 2,235
有形固定資産合計 36,209 36,162
無形固定資産 796 753
投資その他の資産
投資有価証券 7,555 6,843
退職給付に係る資産 158 231
繰延税金資産 2,911 2,401
その他 3,294 3,620
貸倒引当金 △312 △290
投資その他の資産合計 13,608 12,805
固定資産合計 50,614 49,721
資産合計 84,595 85,890
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,301 12,453
短期借入金 12,437 6,880
未払費用 2,559 2,419
賞与引当金 833 496
災害損失引当金 137 -
その他 5,708 5,964
流動負債合計 33,977 28,214
固定負債
長期借入金 14,971 21,390
再評価に係る繰延税金負債 4,183 3,926
退職給付に係る負債 4,633 4,413
その他 2,583 3,136
固定負債合計 26,371 32,866
負債合計 60,349 61,080
純資産の部
株主資本
資本金 1,000 1,000
資本剰余金 684 1,045
利益剰余金 14,036 13,827
自己株式 △309 △315
株主資本合計 15,411 15,558
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 155 △135
繰延ヘッジ損益 0 0
土地再評価差額金 9,718 9,074
為替換算調整勘定 △247 △621
退職給付に係る調整累計額 △792 △598
その他の包括利益累計額合計 8,834 7,719
非支配株主持分 - 1,532
純資産合計 24,246 24,810
負債純資産合計 84,595 85,890
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 46,578 46,392
売上原価 37,921 38,283
売上総利益 8,656 8,108
販売費及び一般管理費 8,362 8,263
営業利益又は営業損失(△) 294 △154
営業外収益
受取利息 13 21
受取配当金 180 173
持分法による投資利益 - 173
その他 286 185
営業外収益合計 480 553
営業外費用
支払利息 211 212
その他 240 292
営業外費用合計 451 505
経常利益又は経常損失(△) 322 △106
特別利益
持分変動利益 - 160
投資有価証券売却益 - 60
特別利益合計 - 221
特別損失
減損損失 - 10
固定資産除却損 - 10
投資有価証券売却損 - 10
投資有価証券評価損 134 0
災害による損失 220 -
その他 54 3
特別損失合計 409 36
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△86 78
純損失(△)
法人税等 116 386
四半期純損失(△) △202 △307
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) - △105
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △202 △202
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純損失(△) △202 △307
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,230 △290
繰延ヘッジ損益 - 0
為替換算調整勘定 △83 △218
退職給付に係る調整額 473 193
持分法適用会社に対する持分相当額 △86 △155
その他の包括利益合計 △926 △471
四半期包括利益 △1,128 △779
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,128 △678
非支配株主に係る四半期包括利益 - △100
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社の100%連結子会社である東綱スチールコード株式会社は2019年9月30日及び2019年12月30日を払込日とし
て、高麗製鋼グループのHongduk Industrial Co., Ltd.と当社を割当先とする第三者割当増資を実施いたしまし
た。
この結果、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が361百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末に
おいて資本剰余金が1,045百万円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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東京製綱株式会社(5981) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
その他 連結損益
スチール 合計 調整額
鋼索鋼線 開発製品 不動産 (注) 計算書
コード 計
関連 関連 関連 計上額
関連
売上高
外部顧客への売上高 21,083 8,183 9,636 897 39,802 6,776 46,578 - 46,578
セグメント間の内部
155 123 6 - 285 678 964 △964 -
売上高又は振替高
計 21,239 8,307 9,643 897 40,088 7,454 47,543 △964 46,578
セグメント利益又は
1,070 △556 △918 223 △180 474 294 - 294
セグメント損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、産業機械事業、粉末冶金事業及び
石油事業を含んでおります。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
その他 連結損益
スチール 合計 調整額
鋼索鋼線 開発製品 不動産 (注) 計算書
コード 計
関連 関連 関連 計上額
関連
売上高
外部顧客への売上高 20,547 7,490 10,805 978 39,821 6,571 46,392 - 46,392
セグメント間の内部
161 144 178 - 485 617 1,102 △1,102 -
売上高又は振替高
計 20,708 7,635 10,983 978 40,306 7,188 47,494 △1,102 46,392
セグメント利益又は
868 △1,166 △499 264 △532 377 △154 - △154
セグメント損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、産業機械事業、粉末冶金事業及び
石油事業を含んでおります。
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