5981 東製綱 2019-02-08 13:00:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月8日
上 場 会 社 名 東京製綱株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 5981 URL http://www.tokyorope.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 浅野正也
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役総務部長 (氏名) 佐藤和規 (TEL) 03-6366-7777
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 46,578 1.7 294 △84.2 322 △82.8 △202 -
30年3月期第3四半期 45,804 △3.1 1,862 △22.1 1,880 △0.2 1,273 △29.4
(注) 包括利益 31年3月期第3四半期 △1,128百万円( -%) 30年3月期第3四半期 2,277百万円( 56.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 △12.54 -
30年3月期第3四半期 78.99 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 86,179 24,032 27.9
30年3月期 86,306 25,781 29.9
(参考) 自己資本 31年3月期第3四半期 24,032百万円 30年3月期 25,781百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 - 0.00 - 40.00 40.00
31年3月期 - 0.00 -
31年3月期(予想) 40.00 40.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 65,000 2.3 1,500 △51.5 1,500 △51.8 600 △76.2 36.88
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
東京製綱インターナシ
新規 1社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
ョナル株式会社
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無となります。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 16,268,242株 30年3月期 16,268,242株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 145,519株 30年3月期 146,806株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 16,122,546株 30年3月期3Q 16,122,500株
(注)期末自己株式数及び期中平均株式数の算定上控除する自己株式には、役員向け株式交付信託が所有する当社株
式(平成31年3月期3Q:134,300株)を含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、決算短信(添付資料)2ページ
「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………8
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東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、相次ぐ自然災害の影響や通商問題の動向などによる懸念は高まりつつも、
引き続き好調な企業収益、底堅い個人消費などに支えられ、緩やかな景気拡大基調が続きました。世界経済もまた、米
国を中心に底堅く推移しておりますが、米国から発した通商摩擦の懸念、顕在化してきた中国経済の減速などから、先
行きに不透明感が広がる状況となっております。
このような状況のもと、当社グループでは、「国内事業の基盤強化」、「新素材・新技術への挑戦」、「海外展開」
の3つをキーワードとして2020年3月期を最終年度とする中期経営計画「TCT-Focus2020」の諸施策を推進しておりま
す。
当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は、国内スチールコード製品の売上が減少いたしましたが、
原油高による石油関連製品の売上増加により、46,578百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
利益面では、主に国内における太陽光発電向けシリコンウェハー切断用細物ワイヤ(以下、コアワイヤ)の売上減少等
により、営業利益は294百万円(前年同期比84.2%減)、経常利益は322百万円(前年同期比82.8%減)となりました。
また、特別損失に災害による損失220百万円、投資有価証券評価損134百万円などを計上したため、親会社株主に帰属す
る四半期純損失は202百万円(前年同期は1,273百万円の純利益)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(鋼索鋼線関連)
繊維製品は増収となった一方、エレベータロープは国内における交換需要の落ち着きにより販売数量が減少したため、
売上はほぼ前年並みでしたが、ITシステム投資に伴う減価償却費の増加等により、利益面で減少いたしました。当事業
の売上高は21,083百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は1,070百万円(前年同期比23.7%減)となりました。
(スチールコード関連)
国内におけるタイヤコードの販売数量が増加したものの、コアワイヤの売上が減少し、当事業の売上高は8,183百万円
(前年同期比0.6%減)と前年比微減になり、利益面では販売ミックス並びに諸資材等のコスト増加により、営業損失
556百万円(前年同期は230百万円の利益)を計上いたしました。
(開発製品関連)
国内安全施設製品並びに橋梁関連が増加した結果、当事業の売上高は9,636百万円(前年同期比0.8%増)となりまし
たが、販売ミックス悪化並びにCFCC製品や海外安全施設製品など成長戦略事業の先行投資増加により、営業損失は918百
万円(前年同期は520百万円の損失)となりました。
(不動産関連)
当事業の売上高は897百万円(前年同期比1.5%減)、営業利益は223百万円(前年同期比9.7%増)となり、概ね堅調
に推移しております。
(その他)
原油価格の上昇に伴い石油製品関連の売上が増加し、当事業の売上高は6,776百万円(前年同期比12.2%増)となりま
したが、営業利益は産業機械関連の減少により474百万円(前年同期比12.8%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産、建設仮勘定が増加したものの、現預金や売掛金、評価替えによ
る投資有価証券の減少により、前連結会計年度末と比べ127百万円減少の86,179百万円となりました。
負債については、仕入債務や長期借入金の増加により、前連結会計年度末と比べ1,621百万円増加の62,146百万円とな
りました。
純資産については、有価証券評価差額金の減少や親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等により、前連結会計年
度末と比べ1,749百万円減少の24,032百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2018年10月29日に公表した予想から変更はありません。
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東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,374 3,645
受取手形及び売掛金 14,311 13,786
商品及び製品 6,939 6,840
仕掛品 4,167 4,828
原材料及び貯蔵品 4,216 4,639
その他 1,346 1,869
貸倒引当金 △19 △14
流動資産合計 35,336 35,593
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,195 7,134
機械装置及び運搬具(純額) 6,985 6,974
土地 18,307 18,307
建設仮勘定 1,070 2,274
その他(純額) 1,507 1,460
有形固定資産合計 35,066 36,151
無形固定資産 626 823
投資その他の資産
投資有価証券 9,355 7,386
退職給付に係る資産 154 158
繰延税金資産 2,952 3,196
その他 3,218 3,245
貸倒引当金 △407 △377
投資その他の資産合計 15,272 13,610
固定資産合計 50,965 50,585
繰延資産 4 -
資産合計 86,306 86,179
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東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,143 12,806
短期借入金 14,239 14,379
未払費用 2,672 2,460
賞与引当金 911 465
その他 5,379 6,170
流動負債合計 35,346 36,281
固定負債
長期借入金 13,918 15,433
再評価に係る繰延税金負債 4,183 4,183
退職給付に係る負債 5,153 4,535
その他 1,923 1,713
固定負債合計 25,178 25,864
負債合計 60,525 62,146
純資産の部
株主資本
資本金 1,000 1,000
資本剰余金 684 684
利益剰余金 14,507 13,681
自己株式 △312 △309
株主資本合計 15,878 15,056
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,221 △8
土地再評価差額金 9,718 9,718
為替換算調整勘定 149 △20
退職給付に係る調整累計額 △1,187 △713
その他の包括利益累計額合計 9,902 8,975
純資産合計 25,781 24,032
負債純資産合計 86,306 86,179
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東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 45,804 46,578
売上原価 36,096 37,921
売上総利益 9,708 8,656
販売費及び一般管理費 7,845 8,362
営業利益 1,862 294
営業外収益
受取利息 16 13
受取配当金 149 180
その他 242 286
営業外収益合計 407 480
営業外費用
支払利息 207 211
その他 182 240
営業外費用合計 389 451
経常利益 1,880 322
特別損失
投資有価証券評価損 - 134
災害による損失 - 220
その他 - 54
特別損失合計 - 409
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,880 △86
純損失(△)
法人税等 591 116
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,288 △202
非支配株主に帰属する四半期純利益 15 -
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,273 △202
に帰属する四半期純損失(△)
5
東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,288 △202
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 784 △1,230
為替換算調整勘定 △67 △83
退職給付に係る調整額 247 473
持分法適用会社に対する持分相当額 24 △86
その他の包括利益合計 989 △926
四半期包括利益 2,277 △1,128
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,262 △1,128
非支配株主に係る四半期包括利益 15 -
6
東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期
連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固
定負債の区分に表示しております。
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東京製綱株式会社(5981) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
その他 連結損益
スチール 合計 調整額
鋼索鋼線 開発製品 不動産 (注) 計算書
コード 計
関連 関連 関連 計上額
関連
売上高
外部顧客への売上高 21,054 8,236 9,564 911 39,766 6,037 45,804 - 45,804
セグメント間の内部
121 85 6 - 213 550 763 △763 -
売上高又は振替高
計 21,176 8,321 9,570 911 39,979 6,588 46,568 △763 45,804
セグメント利益又は
1,404 230 △520 204 1,317 544 1,862 - 1,862
セグメント損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、産業機械事業、粉末冶金事業及び
石油事業を含んでおります。
当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
その他 連結損益
スチール 合計 調整額
鋼索鋼線 開発製品 不動産 (注) 計算書
コード 計
関連 関連 関連 計上額
関連
売上高
外部顧客への売上高 21,083 8,183 9,636 897 39,802 6,776 46,578 - 46,578
セグメント間の内部
155 123 6 - 285 678 964 △964 -
売上高又は振替高
計 21,239 8,307 9,643 897 40,088 7,454 47,543 △964 46,578
セグメント利益又は
1,070 △556 △918 223 △180 474 294 - 294
セグメント損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、産業機械事業、粉末冶金事業及び
石油事業を含んでおります。
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