5981 東製綱 2020-08-11 13:00:00
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月11日
上 場 会 社 名 東京製綱株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 5981 URL http://www.tokyorope.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 浅野正也
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 佐藤和規 (TEL) 03-6366-7777
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 12,476 △15.0 △555 - △649 - △525 -
2020年3月期第1四半期 14,682 2.6 △186 - △101 - △97 -
(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 △641百万円( -%) 2020年3月期第1四半期 △252百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △32.63 -
2020年3月期第1四半期 △6.07 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 83,210 21,178 24.0
2020年3月期 85,019 21,819 24.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 19,987百万円 2020年3月期 20,423百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) - - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年3月期の配当予想につきましては、現時点では未定としております。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を現段階において合理的に算
定することが困難であることから引き続き未定としております。今後、業績予想が可能となった時点で速やかに公表
いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無となります。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 16,268,242株 2020年3月期 16,268,242株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 158,942株 2020年3月期 159,482株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 16,108,761株 2020年3月期1Q 16,122,400株
(注)期末自己株式数及び期中平均株式数の算定上控除する自己株式には、役員向け株式交付信託が所有する当社株
式(2021年3月期1Q:146,000株)を含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、決算短信(添付資料)2ページ「(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
1
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響によりタイヤコ
ードが大きく落ち込んだほか、原油価格低下に伴い石油の販売額が減少し、12,476百万円(前年同期比15.0%減)
となりました。
利益面では、新型コロナウイルスによる需要減少に対して、雇用調整助成金制度を活用した休業を実施するなど
損失の削減に努めましたが、大きく需要が落ち込んだタイヤコードの影響の他、前期で大規模なスポット売上のあ
った産業機械が減少し、営業損失は555百万円(前年同期は186百万円の営業損失)、経常損失は649百万円(前年
同期は101百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は525百万円(前年同期は97百万円の親会社株
主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
なお、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報
等)」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの変更を行っております。
以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメントに組み替えた数値で比較しております。
(鋼索鋼線関連)
新型コロナウイルス感染症の影響により国内鋼索の需要が機械、漁業及び建設機械関連を中心に低迷しており、
当事業の売上高は6,231百万円(前年同期比10.5%減)となり、営業利益は254百万円(前年同期比23.8%減)とな
りました。
(スチールコード関連)
自動車業界が新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、タイヤコードもまた、販売数量の大幅な減少を余
儀なくされています。当事業の売上高は1,405百万円(前年同期比45.7%減)、営業損失は548百万円(前年同期は
322百万円の営業損失)となりました。
(開発製品関連)
海外向け橋梁プロジェクトの一部売上があり、当事業の売上高は3,041百万円(前年同期比31.6%増)、営業損
失は原価率の低減により387百万円(前年同期は452百万円の営業損失)となりました。
(産業機械関連)
前期において大規模なスポット売上を計上しており、売上、利益とも大きく減少いたしました。当事業の売上高
は678百万円(前年同期比47.1%減)、営業損失は22百万円(前年同期は174百万円の営業利益)となりました。
(エネルギー不動産関連)
原油価格低下の影響により石油の販売額が減少したため、当事業の売上高は1,118百万円(前年同期比27.4%
減)と大きく減少いたしましたが、利益面では商業施設の運営費用が減少し、営業利益は146百万円(前年同期比
83.1%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、受注済みの海外橋梁ケーブル等の棚卸資産が増加したものの、売掛金
が回収の進捗により大きく減少し、前連結会計年度末と比べ1,809百万円減少の83,210百万円となりました。
負債については、買掛金等仕入債務が減少したことにより、前連結会計年度末と比べ1,168百万円減少の62,031
百万円となりました。
純資産については、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことにより、前連結会計年度末と比べ640百
万円減少の21,178百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞から一部持ち直
しの動きはあるものの、世界的な感染拡大や我が国における第2波の懸念から、主要なセグメントにおける影響を
現段階で算定することが困難であり、引き続き未定としております。今後、業績予想が可能となった時点で速やか
に公表いたします。
2
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,282 6,280
受取手形及び売掛金 14,810 11,629
商品及び製品 6,678 6,699
仕掛品 5,360 5,686
原材料及び貯蔵品 4,557 5,273
その他 1,312 1,538
貸倒引当金 △18 △17
流動資産合計 38,983 37,091
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,395 7,260
機械装置及び運搬具(純額) 6,170 6,084
土地 18,286 18,326
建設仮勘定 554 720
その他(純額) 2,133 2,048
有形固定資産合計 34,540 34,440
無形固定資産 702 686
投資その他の資産
投資有価証券 4,625 4,859
退職給付に係る資産 257 312
繰延税金資産 2,424 2,434
その他 3,778 3,671
貸倒引当金 △292 △287
投資その他の資産合計 10,793 10,991
固定資産合計 46,035 46,118
資産合計 85,019 83,210
3
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,182 11,140
短期借入金 16,482 16,456
未払費用 2,365 2,474
賞与引当金 878 1,249
その他 6,088 5,864
流動負債合計 37,997 37,185
固定負債
役員株式給付引当金 47 56
長期借入金 13,450 13,303
役員退職慰労引当金 184 181
環境対策引当金 5 3
再評価に係る繰延税金負債 3,922 3,922
退職給付に係る負債 4,745 4,620
リース債務 962 942
資産除去債務 498 500
その他 1,386 1,315
固定負債合計 25,202 24,845
負債合計 63,200 62,031
純資産の部
株主資本
資本金 1,000 1,000
資本剰余金 1,070 1,070
利益剰余金 11,606 11,081
自己株式 △315 △314
株主資本合計 13,361 12,836
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △788 △518
繰延ヘッジ損益 △0 △10
土地再評価差額金 9,063 9,063
為替換算調整勘定 △415 △622
退職給付に係る調整累計額 △795 △761
その他の包括利益累計額合計 7,062 7,150
非支配株主持分 1,395 1,191
純資産合計 21,819 21,178
負債純資産合計 85,019 83,210
4
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 14,682 12,476
売上原価 12,164 10,549
売上総利益 2,518 1,926
販売費及び一般管理費 2,704 2,482
営業損失(△) △186 △555
営業外収益
受取利息 10 5
受取配当金 90 66
固定資産受贈益 - 40
持分法による投資利益 61 -
その他 50 51
営業外収益合計 213 163
営業外費用
支払利息 67 76
為替差損 - 138
持分法による投資損失 - 3
その他 61 38
営業外費用合計 128 257
経常損失(△) △101 △649
特別利益
雇用調整助成金 - 39
投資有価証券売却益 60 -
特別利益合計 60 39
特別損失
新型コロナウイルス感染症による損失 - 138
減損損失 10 -
投資有価証券売却損 10 -
投資有価証券評価損 0 -
特別損失合計 21 138
税金等調整前四半期純損失(△) △62 △747
法人税等 35 △15
四半期純損失(△) △97 △732
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) - △206
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △97 △525
5
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △97 △732
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △286 270
繰延ヘッジ損益 △0 △10
為替換算調整勘定 32 △148
退職給付に係る調整額 64 37
持分法適用会社に対する持分相当額 35 △57
その他の包括利益合計 △154 90
四半期包括利益 △252 △641
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △252 △437
非支配株主に係る四半期包括利益 - △204
6
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
7
東京製綱株式会社(5981) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
スチール 合計 調整額
鋼索鋼線 開発製品 産業機械 エネルギー 計算書
コード
関連 関連 関連 不動産関連 計上額
関連
売上高
外部顧客への売上高 6,959 2,588 2,310 1,282 1,541 14,682 - 14,682
セグメント間の内部
40 42 2 27 151 265 △265 -
売上高又は振替高
計 6,999 2,631 2,313 1,310 1,693 14,948 △265 14,682
セグメント利益又は
334 △322 △452 174 80 △186 - △186
セグメント損失(△)
(注) セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
スチール 合計 調整額
鋼索鋼線 開発製品 産業機械 エネルギー 計算書
コード
関連 関連 関連 不動産関連 計上額
関連
売上高
外部顧客への売上高 6,231 1,405 3,041 678 1,118 12,476 - 12,476
セグメント間の内部
56 45 6 22 99 230 △230 -
売上高又は振替高
計 6,288 1,450 3,048 701 1,218 12,707 △230 12,476
セグメント利益又は
254 △548 △387 △22 146 △555 - △555
セグメント損失(△)
(注) セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間より、従来「その他」セグメントに含まれていた「産業機械事業」「粉末冶金事業」に
ついては、ともに産業機械の装置・工具を製造しており、ニッチな分野ながら際立った製造技術を有し、国内外から
多様なニーズがある事業として伸長しており、更なる市場開拓、製造技術の革新を企図し「産業機械関連」セグメン
トとして区分いたしました。また、「石油事業」については、多様なエネルギーの取扱いを始めていること、BtoCの
事業であることが、現状、発電事業や商業施設を運用している「不動産事業」と事業戦略やマーケティングの面でシ
ナジーが期待でき、「不動産関連」セグメントに移管し、「エネルギー不動産関連」セグメントと改称いたしまし
た。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載して
おります。
8