２０２１年３月期 第２四半期決算説明会
2020年（令和2年） 11月20日
Ⅰ. ２０２１年３月期 第２四半期の概要
Ⅱ. 経営実績の推移
Ⅲ. 第１４次中期経営計画の状況
Ⅳ. 新技術・新商品・新規事業の開発と市場投入
1
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Ⅰ. ２０２１年３月期 第２四半期の概要
2
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1. 2021年3月期第2四半期 連結決算の概要
(単位：百万円)
2019年 2020年 増減率 2021年
増 減
9月期* 9月期** (％) 3月期予想
売 上 高 24,936 18,367 ▲6,568 ▲26.3 40,800
営 業 利 益 1,054 ▲697 ▲1,752 ー 170
経 常 利 益 1,155 ▲447 ▲1,603 ー 650
親会社株主に帰属する
571 ▲653 ▲1,224 ー 100
四半期(当期)純利益
* 2019年9月期は、2020年3月期第2四半期を示す。
** 2020年9月期は、2021年3月期第2四半期を示す。
(注)換算レート 2021年3月期予想 1中国元＝15.54円、1ＵＳドル＝105.80円
3
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2. 連結損益計算書
(単位：百万円)
期 別 2019年 2020年 増減率 2020年
増 減
科 目 9月期 9月期 (％) 3月期
売上高 24,936 18,367 ▲6,568 ▲26.3 48,806
売上原価 19,805 15,567 ▲4,237 ▲21.4 38,754
売上総利益 5,131 2,800 ▲2,331 ▲45.4 10,052
販売費及び一般管理費 4,077 3,498 ▲579 ▲14.2 7,965
営業利益 1,054 ▲697 ▲1,752 － 2,087
営業外収益 281 274 ▲6 ▲2.4 552
営業外費用 180 24 ▲155 ▲86.4 567
経常利益 1,155 ▲447 ▲1,603 － 2,071
特別利益 19 35 16 84.3 43
特別損失 27 2 ▲25 ▲92.3 522
税金等調整前四半期(当期)純利益 1,146 ▲414 ▲1,561 － 1,593
法人税、住民税及び事業税 354 131 ▲223 ▲63.0 575
法人税等調整額 298
四半期(当期)純利益 792 ▲545 ▲1,337 － 719
（内訳）
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 571 ▲653 ▲1,224 － 250
非支配株主に帰属する四半期(当期)純利益 220 107 ▲112 ▲51.2 468
4
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3. 連結営業利益の増減要因
(単位：億円) 売上高要因 ▲25
変動費要因 ＋1
15 固定費要因 ＋6
11
10 合 計 ▲18
5 ▲25
▲7
0
-5 固定費要因
-10 変動費要因 ＋6
＋1
-15 売上高要因
-20
-25 【主な内訳】
・人件費減 1.8億円
-30
・経費減 3.5億円
19年9月期 20年9月期
5
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4. 経常利益の増減要因
営業利益 ▲17.5
(単位：億円)
金融収支 ▲0.6
15 為替差損益 ＋0.4
12 持分法投資損益 ＋1.8
その他 ▲0.1
10 合 計 ▲16.0
5 ▲17.5
▲4
0
持分法投資損益
為替差損益 ▲0.1
-5 ＋1.8
▲0.6 ＋0.4 その他
営業利益減
金融収支
-10
19年9月期 20年9月期
6
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5. 2021年3月期第2四半期 連結決算(単独期間)の概要
(単位：百万円)
2020年
2021年３月期 前年同期比 直前四半期比
3月期
第２四半期 第１四半期 第２四半期 増減額 増減率(％) 増減額 増減率(％)
製品事業部関連事業 6,688 4,959 5,585 ▲1,102 ▲16.5% 626 12.6%
ＩＨ事業部関連事業 5,284 3,346 4,411 ▲873 ▲16.5% 1,065 31.8%
その他 32 32 32 0 1.2% 0 2.4%
売上高 12,005 8,337 10,030 ▲1,975 ▲16.5% 1,692 20.3%
製 品 事 業 部 関 連事 業 113 ▲232 126 12 10.9% 358 ー
ＩＨ事業部関連事業 271 ▲601 ▲21 ▲292 ー 580 ー
その他 11 13 14 2 24.0% 1 7.5%
営業利益 396 ▲820 119 ▲277 ▲69.9% 939 ー
経常利益 421 ▲652 205 ▲216 ▲51.3% 858 ー
親会社株主に帰属する
229 ▲685 32 ▲197 ▲86.0% 717 ー
四 半 期 純 利 益
7
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6. セグメント情報(連結売上高)
(単位：百万円)
2019年 2020年 増減率 2020年
事業区分 主な製品・サービス 増 減
9月期 9月期 (％) 3月期
ＰＣ鋼棒関連製品
高強度せん断補強筋
製品事業部
高強度ばね鋼線ITW® 13,594 10,544 ▲3,049 ▲22.4 26,521
関 連 事 業
中空ラックバー
旋回輪(建設機械部品)
ＩＨ事業部 熱処理受託加工
11,275 7,757 ▲3,517 ▲31.2 22,153
関 連 事 業 誘導加熱装置・サービス
動産ならびに不動産に
そ の 他 係る賃貸事業および 66 65 ▲1 ▲2.6 132
上記以外の事業
合 計 24,936 18,367 ▲6,568 ▲26.3 48,806
8
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7. セグメント情報(連結営業利益)
(単位：百万円)
2019年 2020年 増減率 2020年
事業区分 主な製品・サービス 増 減
9月期 9月期 (％) 3月期
ＰＣ鋼棒関連製品
高強度せん断補強筋
製品事業部
高強度ばね鋼線ITW® 237 ▲106 ▲344 － 536
関 連 事 業
中空ラックバー
旋回輪(建設機械部品)
ＩＨ事業部 熱処理受託加工
781 ▲623 ▲1,405 － 1,482
関 連 事 業 誘導加熱装置・サービス
動産ならびに不動産に
そ の 他 係る賃貸事業および上 30 28 ▲2 ▲7.1 59
記以外の事業
セグメント間取引消去 4 3 ▲0 ▲18.5 8
合 計 1,054 ▲697 ▲1,752 － 2,087
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8. 2020年9月期 資産残高の推移(連結)
売 上 債 権
(単位：億円) 投資有価証 券
有形固定資 産
1,000 そ の 他 資 産
821 806
800 762 762
725
162
172
148 144
119
600 118 103 85
118 90
400 309 302 308
286 298
200
209 231 228 224 218
0
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 20年9月期
10
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9. 2020年9月期 負債・純資産残高の推移(連結)
仕 入 債 務
(単位：億円) 借 入 金
そ の 他 負 債
1,000 純 資 産
821 806
762 762
800 81 725
77
62 22 60
35 47
16 55 30
50 47 29
44
37
600
400
633 661 645 627 611
200
0
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 20年9月期
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10. 2020年9月期 キャッシュ・フロー(連結)
(単位：百万円)
2019年 2020年 対前年同期比 2020年
科 目 9月期 9月期 増 減 3月期
税金等調整前四半期（当期）純利益 1,146 ▲414 ▲1,561 1,593
減価償却費 1,536 1,479 ▲57 3,189
減損損失 － － － 188
売上債権の増減 3,404 2,429 ▲974 2,668
仕入債務の増減 ▲1,328 ▲1,290 37 ▲1,724
その他 ▲143 ▲273 ▲130 383
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,615 1,929 ▲2,685 6,298
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲1,765 ▲944 820 ▲4,020
フリーキャッシュ・フロー 2,850 984 ▲1,865 2,278
借入金 ▲267 ▲27 240 ▲535
自己株式の取得 ▲0 ▲0 ▲0 ▲0
配当金の支払額 ▲530 ▲367 163 ▲1,060
その他 ▲162 ▲228 ▲66 ▲214
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲960 ▲622 337 ▲1,810
キャッシュ・フロー期末残高 13,101 11,922 ▲1,179 11,697
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11. 連結設備投資額
(単位：百万円)
2019年 2019年 2020年 2020年 202１年
3月期 9月期 3月期 9月期 3月期予想
設備投資額 4,872 1,889 4,177 804 1,600
減価償却費 3,267 1,536 3,189 1,479 3,100
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12. ネツレンＧの地域別販売動向(新型コロナウイルスの影響)
新型コロナ感染防止対策の徹底を継続しつつ、グローバルに事業活動を継続。
中国はいち早く回復、続いて北米が回復。その他地域は徐々に回復傾向。
グローバル需要は、9月段階で挽回需要もあり、概ね回復。
前年同期を100とした場合の売上高増減
北・中米 概ね回復
日本 回復基調 グローバル 回復基調 (足下、挽回需要大)
中国 順調に推移 インドネシア 状況注視 欧州 徐々に回復傾向
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Ⅱ. 経営実績の推移
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13. 連結売上高の推移
下期 売上高
(単位：億円)
上期 売上高
600
530
490 488
500
434
408
400 269
258 239
232
300 224
200
261 249
232
100 202 184
0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
第13次中期経営計画 第14次中期経営計画
※換算レート ・19年度 １中国元＝15.67円、１ＵＳドル＝109.56円
・20年度 １中国元＝15.54円、１ＵＳドル＝105.80円
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14. 営業利益・営業利益率の推移
下期 営業利益
上期 営業利益
60 7.5 8
営業利益率
6.9
6.7
50
40 37 36 6
30
営 30 営
業 20 17 4.3 業
利 20 利
益 20 20 4 益
10
率
(
億 10
(
17 19
円 10 11 2 ％
)
)
0 2
下期 ＋9
-10 上期 ▲7 0.4
-20 0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
第13次中期経営計画 第14次中期経営計画
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15. セグメント情報 (連結売上高)
製品事業部関連
ＩＨ事業部関連
(単位：億円)
そ の 他
350
300 284
276
265
244
250 236
227 221
206 213
200
171
131
150
93
100
50 105
78
1.2 1.3 1.3 1.3 1.3
0
※ 18年度以降はセグメント区分を変更し、表示しております。
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16. セグメント情報 (営業利益・営業利益率)
営業利益 製 品 事 業 部 関 連 事業
営業利益 Ⅰ Ｈ事 業部 関 連 事業
営業利益 そ の 他
営業利益率 製 品 事 業 部 関 連 事業
40 営業利益率 Ｉ Ｈ事 業 部 関 連 事業 10
7.8 8.1
7.3 8
35 6.7
7.4 6
30
5.9 5.5
営 25 4 営
業 20 2.0 1.7 業
19
利 20 2 利
16 16 益
益 15 14
15 13 0 率
(
▲ 1.7
(
億
円 -2 ％
10
)
)
5
4
5 -4
0.6 0.6 0.5 0.5 0.6
▲3
0 -6
下期 ＋5
-5 下期 ＋3 -8
上期 ▲1
上期 ▲6
-10 -10
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
※ 18年度以降はセグメント区分を変更し、表示しております。
19
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17. ＲＯＡ・ＲＯＥの推移
(単位：％)
8
ＲＯＡ
ＲＯＥ
6
5.0 5.3 5.0
5.1
4.7
4
2.6
2 1.6
1.0
0.4
0.2
0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
20
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18. 設備投資・研究開発投資の推移
設 備 投 資
研究設備投資
(単位：億円)
研究開発投資
60
48 49
41
40
31 国内：13億円
海外： 3億円
20 16
12 12 11 10 9
0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
21
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19. 配当の推移
「安定した配当」を基本としており、当面、1株当たり年10円を下限とし、
基本
「業績に応じた利益配分」については、連結配当性向40％以上を目処
方針
としています。
期末配当
中間配当
(単位：円)
記念配当
30
25 25
25 22 22
4
20
13
9
11
15 14
10
10
5
12 13
5 11
7
5
0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予定
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20. 業界別売上高の推移
自動車 建 築
工作機械 土 木
（単位：億円）
建設機械 その他
600
530
490 488
500
434
408
400 283
247
273
218
300 214
60 61
200 49 49
38
43 58 64
53 46
100 64 63 66 65 63
30 29 23 27 30
30 33 33 21 17
0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
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21. 業界別売上高比率
2019年度 実績 2020年度 予想
その他 その他
土木 土木 4.1%
4.2%
5.6% 7.3%
建築
建築
13.2% 自動車 15.4% 自動車
55.9% 52.5%
工作機械
10.1% 工作機械
9.4%
建設機械
11.0% 建設機械
11.3%
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Ⅲ. 第14次中期経営計画の状況
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22. 第14次中期経営計画の状況①
スローガン 「Accomplish V-20」
［趣旨］ NETUREN VISION 2020 の総仕上げ、未来永劫進化するネツレン
を実現するために、総力を結集して第14次中計を完遂する覚悟を表現
第１の柱：新技術・新商品・新規事業の迅速な開発と市場投入
第２の柱：現在と将来を担うグローバル人財の確保と育成
第３の柱：安全・品質・CSR活動のグローバル体制の構築
［連結目標］
2020年3月期 2021年3月期 2021年3月期 2021年3月期
実績 11/6 公表 5/20 公表 当初計画
売 上 高 ４８８億円 ４０８億円 ４３０億円 ５７０億円
営 業 利 益 ２０億円 １．７億円 ４億円 ４５億円
営 業 利 益 率 ４．３％ ０．４％ ０．９％ ７．９％
ＲＯＡ(総資産経常利益率) ２．６％ １．０％ １．３％ ７％以上
ＲＯＥ(株主資本純利益率) ０．４％ ０．２％ ０．５％ ６％以上
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、厳しい状況ではあるものの、徹底的な原価低減
および積極的な拡販に努め、収益確保に邁進いたします。
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23. 第14次中期経営計画の状況②
第１の柱: 新技術・新商品・新規事業の迅速な開発と市場投入
「ダブルスターク®」、「ハイブリッドラックバー」など、優位性の高い製品の展開に注力。
無公害・省資源の環境貢献ができる 「ⅠＨ技術」 の強みを生かし、様々な業界の
お客様への環境負荷低減、コスト低減に貢献できる総合的な提案を強化。
イノベーションで新たな価値を創造
第14次中期経営計画中の新商品の市場投入
2018年度 2019年度 2020年度
ダブルスターク®(建築) ハイブリッドラックバー(自動車) 次世代ﾗﾁｪｯﾄ焼入装置(自動車)
太径ITW®(自動車)
ウルボン®せん断補強筋 PEシース型プレグラウト(土木)
カットオフ(建築)
極細径ＩＴＷ®(産業機械)
MWGウッド用PC鋼棒(土木)
高精度ﾜｰﾘﾝｸﾞ軸材(産業機械)
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24. 第14次中期経営計画の状況③
第１の柱: 新技術・新商品・新規事業の迅速な開発と市場投入
『進化する技術開発力の創成』、『圧倒的な現場力の創成』 の重要性を再認識。
各部門が協力して、
① 進化する技術開発力の創成
② 圧倒的な現場力の創成
を推進しつつ、コンカレントな技術開発
を目指していく。
ネツレン型 逆Ｔ字モデル概略図
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25. 第14次中期経営計画の状況④
第２の柱: 現在と将来を担うグローバル人財の確保と育成
ネツレン型 逆Ｔ字モデル(※)を担う人財を計画的に育てるために、『技術開発』、
『材料技術』、『熱処理基礎技術』 の各技術教育を充実。
(※)進化する技術開発と圧倒的な現場力の
創成、コンカレントな技術開発を推進。
技術教育
技術開発セミナー：最新の長期的な技術開発
応用 技術開発 トレンド踏まえて金属の強化機構をテーマに社員、
学生（合計130名）が受講。
後輩社員のOJT教育を正しく行える技術的な
基礎 材料技術 引き出しをいつでもどこでも使える中堅技術系社
員を育成(14名)。動画研修として展開予定。
熱処理現場で使う技術用語の意味を理解し、共
通言語で議論できる職場に主体的に参画できる
よう基礎技術を身につける研修実施(70名)。
入門 熱処理基礎技術
今後、教材の各海外拠点の使用言語への翻訳を
推進し、グローバル展開予定。
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26. 第14次中期経営計画の状況⑤
第３の柱: 安全・品質・ＣＳＲ活動のグローバル体制の構築
安全 ・労働安全衛生マネジメントシステム(ＯＳＨＭＳ)を導入。
・各国の国情に沿った体制づくりを推進中。
品質 ・グローバルな品質情報の共有と不具合再発防止策の水平展開。
・新工場、新製品立上げ時の品質監査を実施。
ＣＳＲ ・ＣＳＲ意識を浸透させるための勉強会を国内・海外
・の全事業所で実施。(2019年度：1,264名参加)
ネツレンメキシコ
朝礼での安全唱和の様子
ネツレン
国内関係会社 国内事業所 海外関係会社
（10社） （25拠点） （14社）
30
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27. ＳＤＧｓへの取り組み
ネツレンのＳＤＧｓへの貢献
ネツレンはＩＨ技術と人財の力を強みに、国際社会の共通の目標である「ＳＤＧｓ」 の達成に貢献していきます。
ネツレンの技術を世界に 強靭な街づくりを支える Ｗ-Ｅｃｏで地球に貢献
ネツレンはＩＨ技術のパイオニア、トップメー ネツレンのＩＨ技術を利用した熱処理加 クリーンな電気を熱源とした地球環境に
カーとして、新技術・新商品の研究開発を 工・製品で、さまざまな部材の高強度化、 やさしい無公害・省資源のダブル・エコ
積み重ね、イノベーションで 耐久性向上と省資源 (W-Eco)なＩＨ技術で、
環境・社会に役立つ新たな 化を実現。持続可能な 気候変動に影響を及ぼす
価値を創造し続けます。 社会に不可欠なインフラ ＣＯ２削減に貢献してい
作りに貢献しています。 きます。
時代に応える高周波熱処理による耐久性向上・ＣＯ２削減・省資源
自動車業界 土木・建築業界 建設機械・工作機械業界
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28. ＤＸへの取り組み
業務やビジネス変革のための 『ネツレンＤＸ』 の取り組みを開始。
『ネツレンＤＸ』 を継続的に推進することで既存事業や業務の高度化・変革を実現、
新たな顧客価値、ビジネスを創出していきます。
これまでの取組み事例：
ＩｏＴによる設備の状態、稼働状
況のリアルタイムでの一元管理
(見える化)。
産業用ロボットと多次元画像セン
サーを組み合わせた自動化。
今後の取組み：
• マーケティングを変革し、世界の
ニーズを的確に捉え、収益を拡大
させる。
• 工場運営を変革し、進化した
技術開発力で新しい価値を創成
する。
• 設備・製品と現場力を変革し、
持続可能な社会づくりに貢献
する経営を実現。企業価値を
向上させる。
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29. VISION2030および中期経営計画の策定
NETUREN VISION2030 『進化と躍進』、
次期 第15次中期経営計画を策定中。
持続可能な社会づくりへの貢献
パリ協定における日本のＣＯ２削減目標
2030年度： 26％減(2013年比)、2050年度： 実質ゼロ
『究極の省エネルギー熱処理とクリーンエネルギーの活用
を推進』
『CO2削減に貢献する産業分野への製品投入を推進』
クリーン・省資源なＩＨ技術とオリジナル加工技術による
高強度、高耐久性な製品をグローバルに広げることにより、
VISION2020で整備された体制を
企業価値を高めるとともに、『持続可能 有効活用、反省も踏まえ、更に進化・躍進
するネツレングループに向け、
な社会づくりへ貢献』 する。 VISION2030、第15次中期経営計画
を策定していきます。
企業価値向上に向けた体制構築
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Ⅳ. 新技術・新商品・新規事業の開発と市場投入
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30. 環境に配慮した技術・製品の開発推進
環境に優しいＩＨ技術の更なる進化と応用
に向けて、様々な研究開発を推進。
高精度シミュレーション
(IH熱処理、冷却、塑性加工)
(℃)
1,100
1,000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
次世代熱処理技術
『マイルド浸炭』
ＣＯ２排出40％減、処理時間55％減
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31. 次世代ラチェット焼入装置
自動車・鉄道車両シート用の次世代部品(ラチェット)の生産
に用いる 『ＩＨ焼入装置』 をシートメーカーと共同開発。
既存の連続炉から当社ＩＨ装置への置換えにより、シートメーカー
で一貫内製化が容易に。海外拠点への導入を目指す。
ＩＨ技術のパイオニア、トップメーカーとして
のノウハウによる最適な熱処理条件の
設定により、複雑形状部品への炉熱処理
と同等以上の低・定変形を実現。
電気炉→ＩＨ装置への置換えにより、
• 環境負荷の低減
(電気効率向上、焼入油不使用)
• 生産性向上、コスト低減
• 設備のコンパクト化
• 1個流し生産の実現
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32. ハイブリッドラックバー(デュアルピニオンEPS用)
デュアルピニオン式電動パワーステアリング(DP-EPS)用に
ハイブリッドラックバーを開発し、世界初の製品として市場供給を開始。
中空ラックバー適用による 「従来比1kg(20%)の軽量化 ⇒燃費向上」、
「VGR採用による操舵安定性の向上」 に加えて、EPSへの展開により、
「EV化」、「自動運転化」 にも貢献。
また、デュアルピニオン式EPSと合わせて、ボールねじ式EPSへの適用も
ＰＲ推進中。
DP-EPS
中実ラックバー 接合部 中空ラックバー
ハイブリッドラックバー
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33. ダブルスターク®
国交省の材料認定を受け、2018年度より市場投入。
ダブルスターク®を用いた設計法一般化のため、「性能証明」を申請中。
「性能証明」の取得活動と並行して設計折込み活動
を推進中。今後、大きな成長を見込む。
（百万円） 【売上高見通し】
1,000
800
600
400
200
0
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
実績 実績 予想 予想 予想 予想 予想
• 開発中の工法との組み合わせで居住空間の拡大、
豊かな採光が可能に！
• 鉄筋量を従来より20～30％低減でき、 在来工法 本工法
省資源およびCO2削減に貢献。
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34. カットオフ 『ウルボン®1275せん断補強筋』
『ウルボン®1275せん断補強筋』を用いた梁の鉄筋長さを短縮できる
『カットオフ必要長さ算定式』 の「性能証明」を取得。2019年度より納入開始。
他社製品からの置換え提案を含む営業活動を推進。
業界シェア拡大中。
【売上高見通し】
(百万円) 【従来式】
1200
継手16個 通し筋
1000
800
600
400
200 2段目主筋長さ
0 【カットオフ使用】
2019年度 2020年度 2021年度 継手8個 カットオフ筋
実績 予想 予想
新算定式の採用により、
• お客様でのコスト低減(継手費用、取り付け工数)
や工期の大幅短縮に貢献。 カットオフ長さ カットオフ長さ
• 継手を従来より30～50％低減でき、 ※カットオフとは、鉄筋コンクリート造の柱や
省資源およびCO2削減に貢献。 梁の主筋配筋を部材の途中までとすること。
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35. 中国EV市場への太径ＩＴＷ® の投入
ＥＶ車用の太径ＩＴＷ®を開発し、中国ＥＶ車市場への供給を開始。
ＥＶ車の普及に合わせて、需要拡大を目指す。
ＥＶ車バッテリーは軽量化開発が進められているものの、現在
は車重量が増加。それを支える懸架ばねへの負担も増加。
ＥＶ車を支える懸架ばね用に、世界最大径の水準
となる冷間成形用 太径ＩＴＷ®を日中共同で開発。 中国政府は、新車販売に占める
「新エネルギー車(NEV)」の比率を
2025年までに20%、2030年まで
＜太径ＩＴＷ®＞ に40%に引き上げる方針。
・線径範囲： Φ16.1mm ～ Φ22.0mm
(従来の線径範囲: ～Φ16.0mm)
・強度範囲： ～2,050N/mm2
・生産能力： 400MT/月
中国におけるEV車生産の見通し
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36. グローバル事業の展開
海外事業展開の状況 6カ国 10社(子会社)
■ Neturen USA, INC.
■ 韓国熱錬株式会社
■ Neturen Czech s.r.o.
■ Neturen America Corporation
■上海中煉線材有限公司 ■広州豊東熱煉有限公司
■ PT. NETUREN INDONESIA
■ NETUREN MEXICO, S.A. de C.V.
■塩城高周波熱煉有限公司 ■高周波熱錬(中国)軸承有限公司
（単位：億円）
［欧州地域］ （単位：億円）
［アジア地域］ （単位：億円）
［北・中米地域］
売上高 売上高 売上高
100 100
93 89 100
83
76
75 75 75
50 50 50
30 32 29
23
25
11 17 11
25 25
6
0 0 0
17年度 実績 18年度 実績 19年度 実績 20年度 予想 17年度 実績 18年度 実績 19年度 実績 20年度 予想 17年度 実績 18年度 実績 19年度 実績 20年度 予想
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37. グローバル事業の展開
中国における高強度ばね鋼線ＩＴＷ®の生産能力を拡張。
上海中煉 重慶分公司 2021年1月より量産供給開始へ。
発展著しい内陸部での需要取り込みの為、
重慶に分工場を設立。
上海中煉線材有限公司
(2004年～)
重慶
重慶分公司 販売量見通し
上海
上海中煉 第二工場 重慶分公司 乗用車
(2021年1月より稼働予定) 180万台分
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38. 新商品・新規事業の売上高推移
売上高
(単位：億円) 新商品・新規事業 売上高 (単位：％)
新商品・新規事業 売上高比率
600 60
530
489 488
500 50
434
408
400 40
300 30
200 20
12
9 9
7 8
100 10
32 43 48 46 48
0 0
16年度実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度予想
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(注)当資料に記載の将来に関する予想数値は、公表時点において入手可能な情報に基づき判断し
た見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により
開示した予想数値と異なる場合があります。
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