5970 ジーテクト 2020-05-15 16:30:00
通期連結業績予想の修正並びに特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                          2020 年5月 15 日
  各       位
                                       株 式 会 社 ジ ー テ ク ト
                                       代表取締役社長 高 尾 直 宏
                                          (コード:5970、東証第一部 )
                                       問い合わせ先
                                       取締役常務執行役員
                                                   吉 沢         勲
                                       事業管理本部長
                                               TEL   048-646-3400


      通期連結業績予想の修正並びに特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ

 最近の業績動向等を踏まえ、2019年11月8日に公表した2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の通
期連結業績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせいたします。


                                記


1.2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                               親会社株主に帰属      1 株当たり
                      売上高     営業利益     経常利益
                                                する当期純利益      当期純利益
                     百万円    百万円    百万円    百万円                    円 銭
 前回発表予想(A)          241,000 11,400 11,500  7,800                 181.86
 今回修正予想(B)          228,000  8,600  8,700  5,600                 130.57
 増減額(B-A)           ▲13,000 ▲2,800 ▲2,800 ▲2,200
 増 減 率(%)             ▲5.4  ▲24.6  ▲24.3  ▲28.2
 (ご参考)前期通期実績
                    255,637 16,813 17,423 10,470     243.11
 (2019 年3月期)
(注) 上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、   実際の業績は、
今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。


2.修正の理由
 前回発表以降、アジア地域における生産台数の減少、北米地域における生産台数の減少、労務費高騰及び新機種
の立ち上がりの遅れが生じたこと等に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、中国地域において政
府主導による強力な都市封鎖・外出規制、工場操業停止が行われました。その後、北米・欧州地域、アジア地域に
おいても、政府による外出規制等により工場の操業停止が発生しました。また、稼働可能な工場においても自動車
需要の減退等による得意先の受注生産台数の減少もあり、売上・利益ともに前回予想を下回る見込みです。


3.特別利益及び特別損失
 資産効率の改善のため、固定資産の圧縮の一環として実施した工場跡地売却の譲渡益を、特別利益として737百
万円計上いたしました。
 中国広州APAC社及びCKS社、武漢WAPACの3社は、新型コロナウイルス感染症防止のための中国政府による工場
操業停止指示により、春節休暇(1月25~30日)明けに操業を停止いたしました。それぞれが通常生産に復帰す
るまでの期間における固定費及び直接要した費用を特別損失として814百万円計上いたしました。


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4.新型コロナウイルス感染症の当社への影響と対策
(1) 工場の操業状況
  日本においては、得意先の生産調整を受けて、4月下旬より一部の工場において操業停止が発生していま
 す。
  北米・南米地域、欧州地域及びアジア地域においては、3月下旬から一部の工場を除き操業を停止していま
 す。操業再開にあたっては、得意先と連携してまいります。
 中国地域においては、広州・武漢の全工場において、工場を再開し通常操業を行っております。


(2) 事業への影響と対策
  工場の操業を停止している拠点においては、労務費等の固定費の支出が継続しておりますが、日本・米国を
 中心に金融機関からの資金調達をおこなっており、すべてのグループ会社の資金繰りに問題はありません。ま
 た、4月20日付けで株式会社格付投資情報センターから新たに信用格付A-(安定的)を取得しており、今後、
 資金調達の多様化も検討いたします。
  日本及び海外の生産拠点とは、経営トップが定期的に電話会議による工場及び地域の状況確認・情報収集、
 生産継続のための要員・設備の維持管理等を行っており、工場の操業再開に向けての準備を行っております。
  今後とも、経費削減や設備投資の見直しを図り、従業員・家族の感染防止を徹底し、操業再開に向けた準備
 を行ってまいります。
                                                  以上




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