5964 洋刃物 2021-02-12 16:00:00
令和3年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和3年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年2月12日
上場会社名 東洋刄物株式会社 上場取引所 東
コード番号 5964 URL http://www.toyoknife.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 清野 芳彰
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 久保 雅義 TEL 022-358-8911
四半期報告書提出予定日 令和3年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 令和3年3月期第3四半期の連結業績(令和2年4月1日∼令和2年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
3年3月期第3四半期 3,375 △9.6 114 △21.4 71 △28.8 56 9.0
2年3月期第3四半期 3,734 △11.8 145 △57.7 100 △65.2 51 △79.8
(注)包括利益 3年3月期第3四半期 81百万円 (33.9%) 2年3月期第3四半期 60百万円 (△70.8%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
3年3月期第3四半期 39.44 ―
2年3月期第3四半期 34.76 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
3年3月期第3四半期 6,016 1,875 31.1 1,306.29
2年3月期 6,122 1,823 29.7 1,269.67
(参考)自己資本 3年3月期第3四半期 1,873百万円 2年3月期 1,820百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2年3月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00
3年3月期 ― 0.00 ―
3年3月期(予想) 20.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 令和 3年 3月期の連結業績予想(令和 2年 4月 1日∼令和 3年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,440 △11.2 120 △36.8 70 △53.3 55 △50.0 38.36
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 3年3月期3Q 1,865,900 株 2年3月期 1,865,900 株
② 期末自己株式数 3年3月期3Q 431,969 株 2年3月期 431,969 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 3年3月期3Q 1,433,931 株 2年3月期3Q 1,493,388 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… P2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… P2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… P2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… P2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… P3
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… P3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… P7
(継続企業の前提に関する情報) …………………………………………………………………… P7
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… P7
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… P7
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… P8
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中の貿易摩擦が長期化するなか、新型コロナウイルス感染症
(以下、「感染症」)の影響は極めて大きく、感染状況が当第3四半期連結会計期間末にかけて再拡大する渦中にあり、
ワクチン接種の動きは出てきたものの、経済の停滞を余儀なくされる環境は継続し、依然として先行き不透明な状況に
あります。海外経済は、いち早く感染症の封じ込めに成功し回復基調に転じた中国も、感染者の数は若干ながら増えて
きており、欧米諸国においては、感染症の猛威に歯止めがかからない状況から、実体経済への影響は想定を超えるもの
であり、経済活動の正常化が見通せない状況が継続しております。
このような事業環境のなか、当社グループは工業用機械刃物および部品関連において、高付加価値、高精度精密製品
への営業活動を展開し、業務改善活動の一環として生産性の向上にも取り組んでまいりました。しかしながら、受注環
境の鈍化は継続し、主力製品である情報産業用刃物は伸びをみせたものの、鉄鋼用刃物や製紙パルプ用刃物、産業用機
械及び部品、その他の刃物関連も総じて減少し、緑化造園においては、感染症再拡大のなかで管理業務を主とした需要
の取り込みはありながらも、前連結会計年度末の未成工事高の減少による影響もあり業績は鈍化いたしました。その結
果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、33億75百万円(前年同四半期比9.6%減)となりました。損益面にお
きましては、受注の減少にともなう売上の減少が損益にも影響し、営業利益1億14百万円(前年同四半期比21.4%減)、
経常利益71百万円(前年同四半期比28.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益56百万円(前年同四半期比9.0%増)
となりました。
なお、当社グループといたしましては、当連結会計年度において感染症による影響は継続することを見込んでおり、
令和2年11月6日に業績予想を修正しております。また、令和2年11月13日には中期経営計画の見直しについてお知ら
せしておりますが、今後の事業環境を慎重に検討中であり、見直しの内容が確定次第速やかにお知らせいたします。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
ア)機械刃物及び機械・部品
当セグメントにおきましては、主力の情報産業用刃物の伸長はあったものの、その他の刃物関連は総じて米中の貿
易摩擦および感染症拡大による需要減少の影響を受けた結果、売上高30億80百万円(前年同四半期比8.6%減)、セグ
メント利益3億19百万円(前年同四半期比4.2%減)となりました。
イ)緑化造園
当セグメントにおきましては、感染症再拡大のなかで主力の管理業務や造園工事の受注状況の堅調さはあったもの
の、前連結会計年度末の造園を主とした引き合い、受注件数の鈍化にともなう未成工事高の減少が当第3四半期連結
累計期間の売上に反映された結果、売上高2億94百万円(前年同四半期比19.4 %減)となり、セグメント利益は31百万
円(前年同四半期比31.1%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.5%増加し、41億5百万円となりました。これは主として受取手形及び売
掛金並びに製品等の減少があったものの、現金及び預金が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて6.2%減少し、19億11百万円となりました。これは主として機械装置及び運
搬具の減少などによるものです。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.7%減少し、60億16百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて13.7%増加し、30億43百万円となりました。これは主として短期借入金の
増加などによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて32.3%減少し、10億97百万円となりました。これは主として長期借入金の
減少などによるものです。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて3.7%減少し、41億41百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.9%増加し、18億75百万円となりました。これは主として利益剰余金の
増加などによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和2年11月6日発表の「業績予想の修正に関するお知らせ」に変更はありません。
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確定な要因に係る仮
定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(令和2年3月31日) (令和2年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,803 1,902
受取手形及び売掛金 992 931
電子記録債権 443 457
製品 216 173
仕掛品 266 267
原材料及び貯蔵品 334 332
その他 29 41
貸倒引当金 △2 △1
流動資産合計 4,083 4,105
固定資産
有形固定資産
機械装置及び運搬具(純額) 660 576
その他(純額) 924 919
有形固定資産合計 1,584 1,496
無形固定資産 26 29
投資その他の資産
投資その他の資産 438 387
貸倒引当金 △10 △0
投資その他の資産合計 427 386
固定資産合計 2,038 1,911
資産合計 6,122 6,016
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 598 553
短期借入金 1,697 2,172
未払法人税等 19 4
賞与引当金 71 28
その他 291 285
流動負債合計 2,677 3,043
固定負債
長期借入金 550 -
退職給付に係る負債 1,032 1,046
役員退職慰労引当金 11 -
その他 27 50
固定負債合計 1,621 1,097
負債合計 4,299 4,141
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(令和2年3月31日) (令和2年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 700 700
資本剰余金 354 354
利益剰余金 1,574 1,602
自己株式 △612 △612
株主資本合計 2,016 2,044
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △0 5
為替換算調整勘定 △0 △5
退職給付に係る調整累計額 △194 △171
その他の包括利益累計額合計 △195 △171
非支配株主持分 2 2
純資産合計 1,823 1,875
負債純資産合計 6,122 6,016
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成31年4月1日 (自 令和2年4月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
売上高 3,734 3,375
売上原価 2,789 2,512
売上総利益 944 862
販売費及び一般管理費 799 747
営業利益 145 114
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 4 3
固定資産賃貸収入 8 9
補助金収入 0 2
その他 5 5
営業外収益合計 19 20
営業外費用
支払利息 25 23
持分法による投資損失 14 13
その他 25 26
営業外費用合計 65 64
経常利益 100 71
特別利益
投資有価証券売却益 - 1
役員退職慰労金返上益 - 6
特別利益合計 - 8
特別損失
投資有価証券清算損 2 2
特別損失合計 2 2
税金等調整前四半期純利益 98 76
法人税、住民税及び事業税 15 14
法人税等調整額 30 5
法人税等合計 45 20
四半期純利益 52 56
非支配株主に帰属する四半期純利益 0 0
親会社株主に帰属する四半期純利益 51 56
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成31年4月1日 (自 令和2年4月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
四半期純利益 52 56
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 0 6
退職給付に係る調整額 17 23
持分法適用会社に対する持分相当額 △9 △4
その他の包括利益合計 8 24
四半期包括利益 60 81
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 60 81
非支配株主に係る四半期包括利益 0 0
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
感染症の影響につきましては、当連結会計年度末までは継続するものと仮定して、会計上の見積りを行っており
ます。これらの会計上の見積りに用いた仮定は、第2四半期報告書の(追加情報)の記載から重要な変更はありま
せん。
なお、四半期連結財務諸表作成時点において入手可能な情報に基づいた最善の見積りを行っているものの、その
性質上、見積りに用いた仮定には不確実性があるため、感染症の収束時期やその経済環境への影響が変化した場合
には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
機械刃物及び機械・部品 緑化造園 計
売上高
外部顧客への売上高 3,369 364 3,734
セグメント間の内部売上高
― 0 0
又は振替高
計 3,369 365 3,734
セグメント利益 333 45 379
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利 益 金 額
報告セグメント計 379
セグメント間取引消去 0
全社費用(注) △234
四半期連結損益計算書の営業利益 145
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
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東洋刄物㈱(5964)令和3年3月期第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 令和2年4月1日 至 令和2年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
機械刃物及び機械・部品 緑化造園 計
売上高
外部顧客への売上高 3,080 294 3,375
セグメント間の内部売上高
― 0 0
又は振替高
計 3,080 294 3,375
セグメント利益 319 31 351
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利 益 金 額
報告セグメント計 351
セグメント間取引消去 0
全社費用(注) △237
四半期連結損益計算書の営業利益 114
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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