5959 岡部 2020-07-30 15:00:00
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応状況および影響等に関するお知らせ [pdf]
2020 年 7 月 30 日
各 位
会社名 岡部株式会社
代表者名 代表取締役 社長執行役員 廣渡 眞
(コード番号 5959 東証第1部)
問合せ先 取締役 常務執行役員 管理部門管掌
細道 靖
(TEL. 03-3624-5119)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応状況および影響等
に関するお知らせ
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げま
すとともに、羅患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に関する当社グループの対応および影響等について、下記の
とおり、お知らせいたします。
記
1. 感染リスク低減に向けた対応について
当社グループは、お取引先各位およびグループ従業員とその家族の健康・安全の確保を
第一に考え、感染リスクの低減措置を以下のとおりに講じております。
・テレワークや時差出勤等の推進、奨励。
・不要・不急な面談等の延期または中止。
・従業員の検温等の健康管理に関する啓もう活動の実施。
今後も、感染リスク低減のため、必要な対策を機動的に実施してまいります。
2. 現時点における企業活動等への影響について
建設関連製品事業
国内においては、一部の建築工事において計画の見直し、着工の遅れ等が発生しており、
建築向け製品の売上減少の要因となっております。
米国においては、新型コロナウイルス感染症の拡大が国内以上に深刻な状況が続いてお
り、一部の建設プロジェクト等において計画の見直し、着工の遅れ等が発生しているもの
の、建設需要への影響が限定的であったことなどから現時点においては業績に大きな影響
はありません。
自動車関連製品事業
米国およびイタリアにおいて自動車用バッテリー製品等の開発、製造、販売を行ってお
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ります。新型コロナウイルス感染症により世界的に自動車需要が減少しており、当第 2 四
半期連結累計期間における自動車用バッテリー製品等の売上減少の要因となっておりま
す。
3. 今後想定される新型コロナウイルス感染症拡大によるリスクについて
(1) 企業活動への影響について
当社グループの従業員から新型コロナウイルス感染症の感染者が発生した場合や、政
府からの要請等により、企業活動を一時的に停止する可能性があります。
(2) 建設関連製品事業の需要動向等への影響について
建設関連製品事業の主な需要先であります日本および米国の建設市場の需要動向に
ついては、景気後退による民間企業の建設投資額の減少や、建設作業員に感染が広がる
ことなどによる建設工事の進捗の遅れなどにより、減少する可能性があります。
(3) 自動車関連製品事業の需要動向等への影響について
自動車関連製品事業の主な需要先であります自動車市場は、個人消費の落ち込み等に
より、自動車販売台数の減少が長期化する可能性があります。
4. 2020 年 12 月期通期連結業績予想について
新型コロナウイルス感染症の拡大により、業績予想の合理的な算定が困難であったた
め、2020 年 12 月期通期連結業績予想を一旦取り下げ、未定としておりましたが、本日付
の適時開示資料「2020 年 12 月期通期連結業績予想および剰余金の配当(第 2 四半期末配
当)ならびに配当予想の修正に関するお知らせ」のとおり、公表しております。
2020 年 12 月期通期連結業績予想につきましては、当第 2 四半期連結累計期間における
連結業績に加え、現時点における影響および将来の見通しを踏まえて、算定いたしました。
現時点における新型コロナウイルス感染症による直接的な影響は「2.現時点における
企業活動等への影響について」に記載のとおりであります。また、将来の見通しにつきま
しては、新型コロナウイルス感染症が 2020 年度末日までに収束はしないものと想定する
等、一定の仮定を置き、現時点で入手可能な情報等を踏まえて想定しております。
なお、
「3. 今後想定される新型コロナウイルス感染症拡大によるリスクについて」に
記載のとおりのリスクが顕在化した場合には、業績予想等について再度修正する可能性
があります。
5. 株式配当について
新型コロナウイルス感染症の拡大により、業績予想等の合理的な算定が困難であった
ため、2020 年 12 月期第 2 四半期末および期末の配当予想につきましては、一旦取り下
げ、未定としておりましたが、本日付の適時開示資料「2020 年 12 月期 通期連結業績予
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想および剰余金の配当(第 2 四半期末配当)ならびに配当予想の修正に関するお知らせ」
のとおり、公表しております。詳細につきましては、本適時開示資料をご覧ください。
なお、
「3. 今後想定される新型コロナウイルス感染症拡大によるリスクについて」に
記載のとおりのリスクが顕在化した場合には、配当予想を再度修正する可能性がありま
す。
6. 中期経営計画への影響について
(1) 中期業績目標について
「3. 今後想定される新型コロナウイルス感染症拡大によるリスクについて」に記載
のとおり、新型コロナウイルス感染症の状況が、今後、当社グループの企業活動および
主要事業の需要動向に大きな影響を与える可能性を認識しております。新型コロナウイ
ルス感染症に関する情報収集および対応を実施し、その影響の最小化に努めております
が、先行きは依然として不透明な状況となっております。このような状況を踏まえて、
2020 年 2 月発表の中期経営計画「NEXT100 -PHASE2」の中期業績目標は一旦未定といた
します。今後、外部環境想定を慎重に行い、2020 年 12 月期における連結業績の推移を
注視しながら中期業績目標について検討を行い、決定次第、速やかに公表いたします。
(2) 中期経営計画における骨子および各施策について
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、中期経営計画「NEXT100 -PHASE2」の
骨子および各施策について、見直しの必要性を検討いたしました。
中期経営計画「NEXT100 -PHASE2」において、SDGs 経営、働き方の見直し、グローバ
ル化(現地生産・現地販売の加速)等の施策を掲げておりますが、これらの施策の実行
により、様々な外部環境の変化に対応できるレジリエントな企業となり、社会とともに
持続的な成長が可能になるものと再認識しております。このようなことから、中期経営
計画「NEXT100 -PHASE2」の骨子および施策については大きな変更を加えずに、今後も
引き続き積極的に取り組んでまいります。
なお、状況急変に備えたキャッシュポジションを維持するという観点から、中期経
営計画に定める設備投資計画等については、より慎重な検討のうえ、実行していく予定
であります。
以 上
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