5950 日本パワーファス 2020-05-15 16:20:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
日本パワーファスニング㈱ (5950) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 7
継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………… 7
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日本パワーファスニング㈱ (5950) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済環境は急速に悪化し
ました。当社グループの業績に関係の深い住宅市場におきましても、新設住宅着工戸数が前年同期に比べ9.9%減
少する等、日増しに悪影響が顕在化していきました。
このような経済環境のもと、当社グループは本年2月に公表した経営改革プランに基づき赤字の続いた中国事業
から撤退するとともに、これまでの住宅市場向け偏重から一般建築市場向けも含めた建築・土木市場全体に成長機
会を求めるべく、事業の再構築に取り組んでおります。特に今期は赤字事業からの撤退を進める中でコスト削減に
取り組むとともに、新型ガスツール等新製品の市場投入を進め、早期の赤字脱却と成長基盤の構築を目指しており
ます。
当第1四半期連結累計期間は、中国事業からの撤退により中国市場での外部売上高(日系自動車部品メーカー向
け売上)が大きく減少しました。国内においても住宅市場向け低採算品の商圏返上を積極的に進めたことに加え、
新型コロナウイルス感染症の拡大により住宅市場全体が低迷した影響により、連結売上高は前年同期比16.1%減の
1,430百万円と大きく減少しました。そうした中においても経営改革プランにおいて成長事業と位置付けた一般建
築市場向けについては、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響による商談減少や建築工事の減少等の影響を受け
つつも減収率は住宅市場向けに比べて小さく推移しました。営業損益は人件費等コスト削減については計画通りに
進捗したものの、売上の大幅減少による固定費負担を吸収できず、82百万円の損失(前年同期は75百万円の損失)
となりました。経常損益は、外国為替相場の変動により在外連結子会社の円建債務などにかかる為替差損を計上し
たこと等により134百万円の損失(前年同期は76百万円の損失)となり、親会社に帰属する四半期純損失は138百万
円の損失(前年同期は227百万円の損失)となりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大が今後当社事業に及ぼす影響については予断を許しませんが、経営改革プラン
に掲げた方針・戦略を堅持しつつ、より一層のコスト削減に取り組み赤字からの早期脱却を目指してまいります。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における財政状態は以下のとおりであります。
資産合計は前連結会計年度末に比べ274百万円減少の7,947百万円となりました。これは受取手形及び売掛金の減
少264百万円、電子記録債権の増加368百万円、土地の減少69百万円、投資有価証券の減少74百万円並びに投資その
他の資産のその他の減少170百万円が主な要因であります。
負債合計は前連結会計年度末に比べ105百万円減少の6,419百万円となりました。これは支払手形及び買掛金の減
少176百万円、電子記録債務の減少58百万円、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加428百万
円、流動負債のその他の減少124百万円並びに長期借入金の減少159百万円が主な要因であります。
純資産合計は前連結会計年度末に比べ168百万円減少の1,528百万円となりました。これは親会社株主に帰属する
四半期純損失の計上による利益剰余金の減少138百万円及びその他有価証券評価差額金の減少33百万円が主な要因
であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の事業への影響を現時点で合理的に見積もることは困
難であるため、業績への影響が明らかになった時点で速やかに公表する予定です。従いまして、現時点での業績予
想は新型コロナウイルス感染症の影響を含めない前提で2020年2月12日に公表いたしました業績予想を据え置いて
おります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 523,767 521,847
受取手形及び売掛金 1,582,347 1,317,738
電子記録債権 615,852 983,873
商品及び製品 1,441,258 1,365,139
仕掛品 311,623 280,660
原材料及び貯蔵品 557,445 586,069
その他 86,600 56,487
貸倒引当金 △239 △220
流動資産合計 5,118,656 5,111,595
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 879,775 841,383
機械装置及び運搬具(純額) 398,176 430,833
土地 1,055,778 985,808
その他(純額) 115,530 157,852
有形固定資産合計 2,449,262 2,415,877
無形固定資産 80,072 92,026
投資その他の資産
投資有価証券 292,044 217,085
その他 290,756 120,185
貸倒引当金 △8,757 △8,789
投資その他の資産合計 574,042 328,480
固定資産合計 3,103,377 2,836,384
資産合計 8,222,034 7,947,980
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 837,123 660,468
電子記録債務 649,648 590,859
短期借入金 2,173,020 2,637,231
1年内返済予定の長期借入金 697,285 661,887
未払法人税等 23,964 12,165
関係会社整理損失引当金 118,927 105,060
賞与引当金 422 25,184
その他 424,064 299,320
流動負債合計 4,924,455 4,992,176
固定負債
新株予約権付社債 549,976 549,976
長期借入金 921,493 761,656
退職給付に係る負債 3,030 -
その他 125,553 115,353
固定負債合計 1,600,052 1,426,985
負債合計 6,524,508 6,419,161
純資産の部
株主資本
資本金 2,550,000 2,550,000
資本剰余金 1,528,007 1,528,007
利益剰余金 △2,314,044 △2,452,128
自己株式 △412,264 △412,264
株主資本合計 1,351,697 1,213,613
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 56,096 22,589
土地再評価差額金 △126,782 △126,782
為替換算調整勘定 413,763 416,648
その他の包括利益累計額合計 343,078 312,455
新株予約権 2,749 2,749
純資産合計 1,697,525 1,528,818
負債純資産合計 8,222,034 7,947,980
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,704,581 1,430,373
売上原価 1,349,287 1,130,411
売上総利益 355,293 299,962
販売費及び一般管理費 430,844 382,675
営業損失(△) △75,550 △82,712
営業外収益
受取利息 660 272
為替差益 9,599 -
受取保険金 328 2,737
その他 3,292 7,752
営業外収益合計 13,880 10,761
営業外費用
支払利息 9,883 12,655
社債利息 - 1,367
為替差損 - 31,550
その他 4,624 16,663
営業外費用合計 14,507 62,236
経常損失(△) △76,177 △134,187
特別損失
投資有価証券評価損 118,870 -
事業再編損 28,090 -
特別損失合計 146,960 -
税金等調整前四半期純損失(△) △223,138 △134,187
法人税等 4,021 3,896
四半期純損失(△) △227,160 △138,083
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △227,160 △138,083
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純損失(△) △227,160 △138,083
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 108,923 △33,507
繰延ヘッジ損益 △265 -
為替換算調整勘定 22,376 2,884
その他の包括利益合計 131,034 △30,623
四半期包括利益 △96,126 △168,707
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △96,126 △168,707
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
3.その他
(継続企業の前提に関する重要事象等)
当社グループは、前々連結会計年度及び前連結会計年度におきまして、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する
当期純損失を計上し、当第1四半期連結累計期間におきましても、営業損失82百万円、経常損失134百万円、親会社株
主に帰属する四半期純損失138百万円を計上し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在していると認識
しておりますが、2019年8月に事業提携契約を締結したアドバンテッジアドバイザーズ株式会社の経営支援のもと同社
の知見を活用した経営改革プランを策定し、当該事象又は状況を解消するために経営改革プランに掲げる以下の施策を
推進しており、事業資金についても安定的に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認め
られないと判断しております。
(中国事業からの撤退)
ここ数年にわたり赤字が続いていた中国連結子会社の事業撤退を進めることにより、収益改善につながると見込んで
おります。
(事業再構築に伴う人材再編成)
事業再構築に伴う人材再編成(退職等)により、コスト削減を進めております。
(一般建築市場向け事業シフトによる収益増)
商品構成を利益率の低い住宅市場向けから相対的に利益率の高い一般建築市場向けへシフトすることにより、収益改
善を図り、また、新型ガスツール等の施工現場の課題に対応した新製品を投入することで売上と収益を確保してまいり
ます。
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