5950 日本パワーファス 2019-02-07 15:30:00
特別損失(事業再編損)の計上及び業績予想並びに配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
平成 31 年 2 月 7 日
各 位
会 社 名 日本パワーファスニング株式会社
代表者名 代表取締役会長兼社長 土 肥 雄 治
(コード番号 5950 東証第二部)
問 合 せ先 常務取締役管理本部長 小 西 良 幸
(電話番号 06(6442)0951)
特別損失(事業再編損)の計上及び
業績予想並びに配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、平成 30 年 12 月期期末決算において、下記のとおり特別損失(事業再編損)を計上するとともに、それら
の影響を加味した最近の業績動向などを踏まえ、平成 30 年 11 月 7 日に公表しました通期連結業績予想を下記の
とおり修正することといたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 特別損失(事業再編損)の内容
当社グループは、事業再編損として 141 百万円を特別損失に計上いたしました。
当社におきましては、滋賀事業所の売却をはじめとした物流体制の再構築に係る費用として 31 百万円を特別
損失に計上いたしました。中国現地法人におきましては、業績回復に向けて、表面処理子会社の売却を行った
ほか、不動産売却や人員整理を含めたリストラを実行・予定しており、その過程で取引先の見直しを行った結果、
前渡金の減損処理等を行い、110 百万円の特別損失を計上いたしました。
2. 業績予想の修正
(1) 平成 30 年 12 月期 通期(累計)連結業績予想数値の修正(平成 30 年 1 月 1 日∼平成 30 年 12 月 31 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想(A)
7,350 △100 △150 △100 △6.16
今 回 修 正 予 想(B) 7,400 △165 △249 △330 △20.59
増 減 額(B−A) 50 △65 △99 △230
増 減 率 (%) 0.7 ― ― ―
(ご参考)前 期 実 績
7,799 100 124 117 7.16
(平成 29 年 12 月期)
(2)修正の理由
当第 4 四半期連結累計期間の売上高は、当社の主力製品であるドリルねじ・ガスツールについては一般建築市
場向け売上が比較的堅調に推移したため、前回発表予想を上回りました。
利益面におきましては、原材料価格や運賃等の諸経費の上昇の売価への転嫁が遅れていることに加え、現在進
めている生産・物流体制再編の過程において人件費等の費用が計画を上回り発生いたしました。中国現地法人に
おきましても、日本向け住宅用ファスナーの売上低迷やEV関連の新製品の立ち上げが難航していることから固定
費負担が計画を上回り増加したことに加え、原材料等の見直しによるコスト削減効果も計画を下回り、原価率が悪
化いたしました。また、合理化に向けた生産・物流体制再編や中国現地法人の業績回復に向けたリストラに係る費
用を特別損失(事業再編損)を計上することとなりました。
これらの影響を加味した最近の業績動向などを踏まえ、平成 30 年 12 月期通期(累計)連結業績予想を上記のと
おり修正いたします。
3.配当予想の修正について
(1)平成 30 年 12 月期 配当予想の修正
中 間 期 期 末 年 間
前回予想(平成 30 年 2 月 13 日) 0円00銭 5円00銭 5円00銭
今 回 修 正 予 想 0円00銭 0円00銭 0円00銭
(ご参考)
0円00銭 5円00銭 5円00銭
前期の1株当たり配当金実績
(2)修正の理由
当社は株主の皆様への安定的かつ継続的な利益還元を重要施策のひとつとして考えており、年間配当額5円を
予定しておりました。
しかしながら、業績予想修正に記載しましたとおり前回予想より損失が拡大する見込みであるため、誠に遺憾で
はございますが、「無配」へ修正することといたしました。
株主の皆様には、深くお詫び申し上げるとともに、可能な限り早期に復配できるよう努めてまいりますので、引き
続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後
の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上