5950 日本パワーファス 2021-02-05 16:00:00
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年 2 月 5 日
各 位
会 社 名 日本パワーファスニング株式会社
代表者名 代表取締役会長兼社長 土 肥 雄 治
(コード番号 5950 東証第二部)
問 合 せ 先 専務取締役管理本部長 海 保 好 秀
(電話番号 072(789)9700)
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
当社は 2020 年 12 月期第 4 四半期連結会計期間において、特別損失を計上する見込みとなり、
また、2020 年 11 月 6 日に公表しました 2020 年 12 月期通期連結業績予想を修正することを本日
開催の当社取締役会において決議いたしましたので、その概要を下記のとおりお知らせいたしま
す。
記
1.特別損失の内容
当社は、2019 年 12 月 20 日に公表しました中国事業撤退の方針に基づき、当社の連結子会社で
ある蘇州強力五金有限公司の閉鎖手続きを進めております。
今回の撤退に伴い、同社と現地取引先との間における製品補償に係る費用が発生したため「事
業再編損」として、また、当社からの貸付金等の債権の回収不能見込み額など現時点で見込まれ
る損失を見直した結果、
「関係会社整理損失引当金繰入額」として特別損失に計上する見込みで
す。なお、個別及び連結における各金額は以下のとおりです。
(特別損失の内容及び金額)
連 結 個 別
関係会社整理損失引当金繰入額 31,000 千円 120,000 千円
事 業 再 編 損 78,214 千円 ―
2.業績予想の修正
(1)2020 年 12 月期通期(累計)連結業績予想数値の修正(2020 年 1 月 1 日∼2020 年 12 月 31 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想(A)
5,400 △120 △215 △210 △12 94
今 回 修 正 予 想(B) 5,309 △146 △231 △322 △19 85
増 減 額(B−A) △91 △26 △16 △112
増 減 率 (%) △1.7% − − −
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
7,093 △273 △361 △1,509 △93 00
( 2 0 1 9 年 1 2 月 期 )
(2)修正の理由
2020 年 12 月期通期(累計)連結業績予想の売上高は、前回予想発表時点(2020 年 11 月 6 日)以
降に新型コロナウィルス感染症が再拡大したことによる影響等により、前回予想を 1.7%下回る
5,309 百万円となる見込みとなりました。利益面におきましては、本社事務所の移転等さらなる
コスト低減に取り組みましたが、前述の売上高の減少の影響がコスト低減効果を上回り、営業損
益は前回予想を 26 百万円下回る 146 百万円の赤字、経常損益は前回予想を 16 百万円下回る 231
百万円の赤字の見込みとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純損益は、本日公表しま
した中国事業撤退に係る特別損失として事業再編損 78 百万円及び関係会社損失引当金繰入額 31
百万円の計上等により、前回予想を 112 百万円下回る 322 百万円の赤字となる見込みとなりまし
た。
これらの影響を加味した最近の業績動向などを踏まえ、2020 年 12 月期通期(累計)連結業績予
想を上記のとおり修正いたします。
3.今後の見通し
営業赤字が継続している中国連結子会社の事業撤退を完了させることにより 2021 年 12 月期以
降の収益改善に貢献すると見込んでおります。また引き続き、2019 年 8 月に事業提携契約を締結
したアドバンテッジアドバイザーズ株式会社の経営支援のもと同社の知見を活用し、国内の建設
用ファスナー及びツール関連事業に経営資源を集中し、業績の立て直しをはかってまいります。
なお、業績回復に向けての施策を含む 2021 年 12 月期の業績計画については、2020 年 12 月期
決算短信(2021 年 2 月 12 日公表予定)に併せて公表する予定です。
※業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上