5938 LIXIL 2020-01-31 13:00:00
2020年3月期 第3四半期決算説明資料〔IFRS〕(2019年4月-2019年12月) [pdf]

2020年3⽉期                                                   証券コード: 5938

第3四半期決算説明資料〔IFRS〕
      (2019年4⽉-2019年12⽉)

株式会社 LIXILグループ
2020年1⽉31⽇




                                               Copyright © LIXIL Group Corporation. All rights reserved.




2016年3⽉期よりIFRSに移⾏しています
各段階利益の名称の違いは以下の通りです



⽇本基準                       IFRS (当社財務報告)
売上⾼                        売上収益
売上原価                       売上原価
売上総利益                      売上総利益
販管費                        販管費

営業利益                       事業利益(CE)
営業外収益・費⽤                   その他収益・費⽤
経常利益
                           営業利益
特別損益                       ⾦融収益・費⽤
                           持分法投資損益
税引前利益                      税引前利益
当期利益                       当期利益
 ⾮⽀配持分に帰属する当期利益             親会社の所有者に帰属する当期利益
 親会社の株主に帰属する当期利益            ⾮⽀配持分に帰属する当期利益



           IFRS基準の「事業利益(CE)」は⽇本基準の「営業利益」に相当

                                                                                                     2
2020年3⽉期 第3四半期決算ハイライト

 国内事業が牽引し、増収増益を継続
 消費増税後の第3四半期に需要の反動減あるも上期業績が下⽀え
      売上収益 13,965億円、前年同期⽐1.1%増
       国内:ハウジング事業、ウォーター事業、流通・⼩売り事業が牽引するも、
          11⽉以降顕在化した消費増税後の需要の減少により、前年同期⽐2.8%の増収
       海外:北⽶での市場の変化、東南アジアの景気後退、および、為替影響(1) により、
          前年同期⽐3.5%の減収(為替影響を除く海外売上成⻑は+1.0%)

      事業利益 517億円、前年同期⽐39.3%増
       国内:消費税増税前の上期における新築・リフォーム需要増、原価改善施策、
          価格改定効果を主な背景として、流通・⼩売り事業を除く全事業において増益
       海外:売上は伸び悩んだものの、セールスミックスの変化等により増益

      最終利益(2) 307億円、前年同期⽐286億円増
       上記の事業利益の増加、および、⼦会社株式・関連会社に対する持分の売却益
       124億円の計上を主因として、税前利益が170億円増加
【通期業績予想】 消費増税後の需要減、および、中期計画における施策の遅れを取り戻す施策を
考慮して、据え置き
        (1) 主として円⾼ユーロ安影響(為替レート:19/3期 3Q実績 1EUR=129.38円、20/3期 3Q実績1EUR=121.46円)                    3
        (2) 最終利益=親会社の所有者に帰属する当期利益




2020年3⽉期 第3四半期連結業績結果


                                19/3期                 20/3期
 億円                                                                              前年同期⽐
                                3Q実績                  3Q実績

                                  実績                    実績                  増減            %

 売上収益                                   13,812                13,965               153        1.1%
           ペルマスティリーザ以外                  12,609                 12,855             246       +2.0%
              ペルマスティリーザ                  1,203                  1,110             -93        -7.7%
 売上総利益                                   4,152                  4,357              205        4.9%
 (%)                                     30.1%                 31.2%             +1.1pt            -
 事業利益 (1)                                  371                    517               146       39.3%
 (%)                                      2.7%                  3.7%             +1.0pt            -
           ペルマスティリーザ以外                    462                    592              129       +28.0%
              ペルマスティリーザ                   -91                    -75               16            -
 最終利益(2)                                     21                   307              286             -
■ 売上収益は、上期の好調な国内需要を背景に増収(国内+2.8%、海外-3.5%(3))
■ 事業利益率は1.0pt改善。上期に続き、売上総利益率は前年同期⽐1.1pt改善。
  販管費率は、前年同⽔準を維持。
  (ペルマスティリーザを除く事業利益率は4.6%)
         (1) ⽇本基準の「営業利益」に相当                                                                       4
         (2) 親会社の所有者に帰属する当期利益
         (3) 海外事業については為替影響を除く成⻑は+1.0%
  第3四半期(3ヵ⽉・累計) セグメント別業績概況
  9ヵ⽉累計:基幹事業であるハウジング事業・ウォーター事業が引き続き、増収増益を牽引
  3Q3ヵ⽉:国内における消費増税後の反動減、前年度の⾃然災害需要の収束を背景に減収減益
                                   第3四半期 3ヵ⽉                         第3四半期 9ヵ⽉
                                                   増減                                 増減
                                                   ⾦額                                 ⾦額
                           19/3期      20/3期                    19/3期 20/3期
                                               うち                               うち
                             3Q         3Q                     3Q累計 3Q累計
                   (億円)                        為替                               為替
                                               影響                               影響
             売上収益             2,185    2,128     -38     -57     6,205  6,236    -115        31
LWT(1)
             事業利益               206      189      -3     -17       461    522     -11        61
             売上収益             1,479    1,381       0     -98     4,049  4,171      -2       122
LHT(1)
             事業利益               114       84       0     -30       160    266       0       106
             売上収益               721      663     -23     -58     2,024  1,939     -74       -85
LBT
             事業利益               -44      -21       3      23       -81    -63       6        18
流通・⼩売り事業     売上収益               481      470       -     -11     1,360  1,422       -        62
(D&R)        事業利益                29       17       -     -12        76     69       -        -7
住宅・サービス事業等 売上収益                 148      138       -     -10       410    406       -        -4
(H&S)        事業利益                12        9       -      -3        26     27       -         1
             売上収益               -84      -70       -      15      -236   -210       -        26
  全社/連結調整(1)
             事業利益               -84     -105       -     -21      -271   -304       -       -33
             売上収益             4,930    4,710     -62    -220    13,812 13,965    -191       153
       合計
             事業利益               234      173      -1     -61       371    517      -5       146
          (1) 従来「ウォーターテクノロジー事業」に分類していた⼀部の国内⼦会社において、当第2四半期連結累計期間から、「ハウジングテクノロジー事業」の重要性が⽣じ     5
          たため、当該国内⼦会社の報告セグメントを「ウォーターテクノロジー事業」と「ハウジングテクノロジー事業」とに分けて表⽰しております。




  国内事業ハイライト(第3四半期3ヵ⽉)
 消費増税後の需要減少により減収減益なるも、期初の⾒込み通りに推移。
 通期業績予想は、消費増税後の需要減、および、中期計画達成のための施策等を考慮して
 据え置き
                                       20/3期
                第3四半期 3ヵ⽉   第3四半期 9ヵ⽉   通期
                                        予想
                      (億円) 19/3期         20/3期     増減    19/3期 20/3期         増減
                                                                                      進捗率
                                3Q         3Q      ⾦額    3Q累計 3Q累計           ⾦額
                    売上収益         1,179     1,144     -35    3,259  3,331         72      76.6%
 LWT(1)
                    事業利益           128       103     -25      231    274         43     115.7%
                    売上収益         1,454     1,364     -91    3,969  4,106        137      77.8%
 LHT(1)
                    事業利益           111        89     -21      162    271        109     100.7%
                    売上収益           295       301       7      821    829          8      71.5%
 LBT
                    事業利益             4         8       4       11     14          3      61.8%
 流通・⼩売り事業           売上収益           481       470     -11    1,360  1,422         62      75.6%
 (D&R)              事業利益            29        17     -12       76     69         -7     111.4%
 住宅・サービス事業等         売上収益           148       138     -10      410    406         -4      71.2%
 (H&S)              事業利益            12         9      -3       26     27          1      80.5%
                    売上収益         3,558     3,417    -140    9,819 10,094        275      76.2%
          合計
                    事業利益           283       226     -58      507    655        148     104.9%


          (1) 従来「ウォーターテクノロジー事業」に分類していた⼀部の国内⼦会社において、当第2四半期連結累計期間から、「ハウジングテクノロジー事業」の重要性が⽣じ     6
          たため、当該国内⼦会社の報告セグメントを「ウォーターテクノロジー事業」と「ハウジングテクノロジー事業」とに分けて表⽰しております。
中期戦略 – “持続的成⻑に向けた組織を作る” (1)

                                 当社と株式会社 LIXIL の合併検討開始
経営の透明性向上によるコーポレート・ガバナンスの強化と、経営効率の改善を⽬的として、
持株会社であるLIXILグループと国内最⼤の事業会社である株式会社LIXILとの⼆層構造解消に
ついて検討開始を決定(1)
 背景                                                             本件合併検討の⽬的
当社グループは、企業理念である、世界中の⼈々のより                                        1.   ⼆層構造解消による意思決定の迅速化
豊かで快適な暮らしの実現に貢献し、持続的な競争⼒と                                        2.   経営・⼈的資源の重複解消による経営効率の改善
成⻑を実現するとともに、起業家精神にあふれた企業と                                        3.   経営の透明性向上による、コーポレート・ガバナンスの
なることを⽬指しています。                                                         強化

その達成のため、迅速な意思決定ができる簡素な                                           今後の予定
組織への変⾰を進めるとともに、コーポレート・ガバナンスの
強化、⽣産性と効率性の向上のための、様々な取組み                                         プロジェクトチームを設置し、本件合併の⽅法、
を⾏っています。                                                         合併完了時期、本件合併後の体制等について検討を
                                                                 進めて参ります。
 今後の⾒通し
本取引は、当社と当社の完全⼦会社の合併であり、合併による当社連結業績への直接の影響はありませんが、
経営および⼈的資源の重複の解消、追加的な運営コストの削減等からは、今後ポジティブな影響を⾒込んでいます。
本件合併の詳細は決定次第、速やかにお知らせします。

    (1) 2020年1⽉27⽇公表適時開⽰ https://ssl4.eir-parts.net/doc/5938/tdnet/1785903/00.pdf                    7




中期戦略 – “持続的成⻑に向けた組織を作る” (2)

     国内事業を活性化するための⼈事プログラム 「変わらないと、LIXIL」をスタート
LIXILグループは、持続的な成⻑の実現に向けて、国内事業の活性化を推進。組織のさらなる成⻑と
変⾰を加速させるため、新たな⼈事プログラムをスタート(1)

             変わらないと、LIXIL
                                                                                        顧客志向に変える
⽬的
1. 顧客志向の組織への転換                                                    お客さまやエンドユーザーに近い業務に、経験豊富な
2. 次世代の⼈材を育てることによる経営の活性化                                          ⼈材を重点的に配置
3. 柔軟かつ効率的な働き⽅を可能にすることによる、
   ⽣産性の向上                                                                               キャリアを変える

キャリアオプション制度の導⼊(2)                                                 従業員のキャリアステージに応じた⼈材育成、実⼒
 制度概要:⽇本国内において、⼀定の年齢および勤続年                                       主義の加速、⼈事評価制度刷新、キャリアオプショ
  数に達した正社員が、⾃⾝のライフプランまで含めたキャリアを                                   ン制度(2)導⼊等
  総合的に考え、定年を待たずに当社グループ外へのキャリア
  転進を選択することができる制度                                                                       働き⽅を変える
 運⽤期間:5年を予定
 初年度募集期間:2020/2/17〜2/28                                           働き⽅に対する意識改⾰や、有休取得推進、
 特別退職⾦・再就職⽀援サービスにかかる費⽤は20/3期                                      フレックスタイム制や在宅勤務制度の条件緩和、
  4Qに販売費及び⼀般管理費として費⽤計上予定。                                          サテライトオフィス勤務の導⼊等
     (1) 2019年11⽉25⽇公表 ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/20191125_Kawaranaito_J_Final.pdf   8
     (2) 2019年11⽉25⽇公表 適時開⽰ https://ssl4.eir-parts.net/doc/5938/tdnet/1773639/00.pdf
      セグメント別決算の概要




                     Water               Housing               Building                           住宅・サービス
                                                                                    流通・⼩売り
                   Technology           Technology            Technology




      Water Technology/ウォーターテクノロジー事業
      ⽇本事業の上期好調が牽引し増収増益。海外事業は、上期に続き増収増益
4⽉-12⽉                   20/3期          YoY                20/3期                    ■ アメリカ
億円                         3Q          現地通貨                通期予想                       売上⾼は、新規重点領域であるプロジェクトおよび
                                        ベース                                             エンドユーザー直販リフォーム事業が好調も、
      アメリカ                  1,053        -2%                   +2%                      従来の⼩売・卸チャネルでの苦戦により減収。
                                                                                        セールスミックス変化による売価改善・販管費削減
      欧州、中東、
地                           1,265       +5%                    +2%                      により増益
      アフリカ地域
域                                                                                   ■ 欧州、中東、アフリカ地域
別     アジア太平洋地域                  798      -3%                   +8%                    中欧・東欧・中東における売上好調。欧州売上
売                                                                                       前年⽐8%増。南アフリカは操業安定化し、
      ⽇本                    3,331       +2%                        0%
上                                                                                       ⾚字幅半減
(1)
      連結調整                      -212                                                ■ アジア太平洋地域
                                                                                      中国が依然好調も、⽶中貿易摩擦の影響が
      Water                                                             +3% 事業
                            6,236       +1%       事業        8,600                       東南アジアに波及し、売上横ばい。
      Technology
                                                 利益率%                     利益率%          ⽇本
      アメリカ                       63    +39%          6%       +51%            7%      消費税増税前の上期の旺盛な需要を背景に、
                                                                                        11⽉以降には反動減あるも、9ヵ⽉累計では
      欧州、中東、
                                178    +16%          14%      +10%            14%       増収増益を維持
事     アフリカ地域
業                                                                                    LWT(海外)の売上成⻑           前年⽐ -40 (-1.4%)
      アジア太平洋地域                   71     +1%          9%       +32%            10%               +33
利                                                                                    億円                     -115
                                                                                            +42
益     ⽇本                        274    +18%          8%       -19%            5%      2,945
(1)
      連結調整                       -65                                                                                 2,905

      Water
                                522     +13%                 648        +8%
      Technology
      事業利益率                 8.4%                            7.5%                      19/3期   シナジー  その他      為替      20/3期
                                        +0.9pt
                                                                                        3Q    商品・新規 全ての商品              3Q
             (1) 地域別はマネジメントベース、合計は制度会計ベース
                 制度連結会計 為替レート: 20/3期 3Q 実績1USD=109.10円、1EUR=121.46円           事業領域 ・サービス                                10

                 マネジメントベース為替レート: 20/3期 1USD=115円、1EUR=133円で⽐較、20/3期 前提 1USD=115円、1EUR=133円
Housing Technology/ハウジングテクノロジー事業
消費税増税前の上期の好調な国内需要、製造コストの低減により増収増益。
エクステリア・インテリア建材の売上伸⻑等により、商品ミックス良化し、利益率⼤幅改善
4⽉-12⽉
億円                         20/3期               20/3期               ⽇本
                             3Q      YoY       通期予想                 消費増税後の需要減、および前年度の⾃然
                                                                    災害に起因したエクステリア需要の収束あるも、
                                                                    9ヵ⽉累計では増収増益を維持
         ⽇本                 4,106   +3%(1)               0%

                                                                    価格改定効果、エクステリア・インテリア建材の
  地
  域                                                                 売上伸⻑とプラットフォーム化の進捗による⽣産
  別      海外                   66    -18%(2)             -35%        効率改善(コストダウン効果)を背景として、
  売                                                                 事業利益率は、前年同期⽐2.4pt改善
  上

         Housing                                                   LHTの売上成⻑             前年⽐ +122 (+3.0%)
                            4,171    +3%        5,350   -1%                             実質 +160 (+4.0%)
         Technology
                                                                   億円
                                                                                 +159     +1     4,171

                                                                   4,049   -38
         Housing                    +66%                25%                             売上前年
  事                          266                 259
         Technology                                                                     同期⽐
  業                                                                                      +1%
  利
  益
         事業利益率              6.4%    +2.4pt      4.8%               19/3期   事業     建材等    建材      20/3期
                                                                     3Q    売却等   (⽇本)   (海外)       3Q
                                                                                        ・産業品

         (1) 売却等影響除く +4%                                                                                 11
         (2) 売却等影響除く +9%




Building Technology/ビルディングテクノロジー事業
海外事業における為替影響・選別受注により減収なるも、事業利益は再⽣計画の進捗により
⾚字幅縮⼩
4⽉-12⽉
億円                         20/3期               20/3期
                             3Q      YoY       通期予想
                                                                   ⽇本
                                                                    3Qにおいて⼤型物件完⼯により、増収増益
         ⽇本                  829      +1%               +3%

  地
  域                                                                海外(ペルマスティリーザ)
  別      海外                 1,110     -8%(1)            +3%-
                                                                    円建てでは主に対前年同期⽐円⾼為替影響(1)
  売
  上                                                                 による減収、現地通貨ベースでは1%減収
                                                                    事業損失は、現地通貨ベースでは、
         Building
                            1,939     -4%       2,630   +3%         計画に沿って推移
         Technology

                                                                    キャッシュフローの改善、収益性の回復を
                                                                    めざした再⽣計画(2)を実⾏中
         Building                     +18                  -
  事                          -63                 -97
         Technology
  業
  利
  益
         事業利益率              ⾚字             -    ⾚字



         (1) 制度連結会計 為替レート: 19/3期 3Q実績 1EUR=129.38円 vs 20/3期 3Q実績 1EUR=121.46円の差による為替影響                   12
         (2) 2019年4⽉18⽇公表「海外⼦会社における損失の計上に伴う通期業績予想の修正、および国内⼦会社での特別損失の計上に関するお知らせ」を参照
ペルマスティリーザ社についてのアップデート
再⽣計画の進捗について

ペルマスティリーザ社の四半期毎(累計)の業績推移と年度計画(1)
(単位:百万ユーロ)
                                         1,110
                                                            976          1,000        業績
                              914
                                                                                      売上・事業利益・最終利益全てにおいて
                                                                                      計画通りに推移
                    617
                                                             事業利益⿊字化
                                                              (⾒込み)                   再⽣計画の状況
         307                                                                          サプライチェーン最適化による固定費の
                                                                                      削減をめざす構造改⾰の推進
売上
                                                                                      選別受注・プロジェクト管理の徹底
CE
NP                                                                                    再⽣計画の実⾏と、円滑な事業遂⾏を
      20/3期        20/3期    20/3期       20/3期           21/3期            22/3期        ⽬的として、四半期業績に応じて
        1Q          上期        3Q         通期              通期               通期          資本注⼊
                                                                                      (20/3期 3Qまで 100百万ユーロ)
CE       -13        -39        -61            -89            17           35
NP       -21        -74       -98           -165            -31               3
         数値は連結調整後。CE=事業利益、NP=最終利益                                                                                        13
         (1) 2019年4⽉18⽇公表「海外⼦会社における損失の計上に伴う通期業績予想の修正、および国内⼦会社での特別損失の計上に関するお知らせ」を参照




流通・⼩売り事業(D&R)、住宅・サービス事業等(H&S)
リフォーム関連売上が既存店売上を牽引し、増収。物流費等の増加により減益
4⽉-12⽉                                                                           20/3期3Q 9ヵ⽉で、5店舗新規出店。
億円                         20/3期                    20/3期                         年間計画7店舗
                             3Q       YoY           通期予想
                                                                                 新物流センター9⽉稼働開始(東松⼭)
                                                                                 リフォーム関連売上構成⽐率(前年同期⽐+1.3pt)
         売上(1)               1,422    +5%            1,880        +7%
                                                                              41.0%                                    40.3%
  D
                                                                                               39.6%   39.7%   39.7%
  &      事業利益(1)               69     -9%              62         -20%        40.0%
  R                                                                                   39.0%
                                                                              39.0%
         事業利益率(1)            4.9%    -0.7pt          3.3%
                                                                              38.0%
                                                                                      19/3 3Q 19/3 4Q 20/3 1Q 20/3 2Q 20/3 3Q
                                                                          中⻑期でリフォーム関連商品売上構成⽐率50%をめざす

前年度不動産⼤型物件売却の剥落をBtoCの伸⻑により⾮新築⽐率を維持。利益率改善、増益
4⽉-12⽉                                                                           新築以外(2)売上構成⽐(前年同期⽐ 0pt)
億円                          20/3期                   20/3期
                              3Q      YoY           通期予想                      40.0%            38.7%
                                                                                                       37.1%
                                                                              37.5%    35.8%                           35.8%
         売上                    406      -1%(3)         570         -1%        35.0%                            33.3%
  H
                                                                              32.5%
  &      事業利益                   27     +3%              33         -4%
  S                                                                           30.0%
                                                                                      19/3 3Q 19/3 4Q 20/3 1Q 20/3 2Q 20/3 3Q
         事業利益率               6.5%     +0.2pt         5.8%
                                                                          中⻑期で新築以外売上構成⽐率50%をめざす
         (1) IFRSベース ㈱LIXILビバ(証券コード:3564)は⽇本基準                    (3) シニアライフカンパニー売却影響除く +1%                              14
         (2) 既存・⾮新築領域、新事業領域
      連結財政状態
                                  [A]                [B]                                  増減


      億円                         19/3⽉末          19/12⽉末            会計基準
                                                                                                       [B]-[A]
                                                                    適⽤影響(3)           その他
                                                                                                       増減合計
                                                                    (IFRS16)         (実質増減)
      現⾦及び現⾦同等物                          1,414              1,458            -                   44             44
      営業債権及びその他の債権                       4,017              3,888            -        1        -128           -128
      棚卸資産                               2,346              2,447            -        1         101            101
      売却⽬的で保有する資産                          114                  -            -                 -114           -114
      その他                               12,704             14,265        1,663        2        -102          1,561
           資産合計                         20,595             22,059        1,663                 -200          1,464
      営業債務及びその他の債務                       3,924              3,778              -      1         -146          -146
      有利⼦負債                              7,260              8,900         1,663                  -23         1,640
      売却⽬的で保有する資産に直接
                                           50                   -              -                 -50             -50
      関連する負債
      その他                              3,690              3,603              -                  -87            -87
             負債合計                    14,924             16,280           1,663                 -307         1,357
      ⾃⼰株式                              -489               -489              -                    0              0
      その他                              6,161              6,268              -                  107            107
             純資産合計                     5,672              5,779              -                  107           107
(1)   ⾃⼰資本⽐率(%)                       25.9%      3       24.7%                                              -1.3pt
(2)   ⼀株当たり純資産(円)                   1,839.59           1,875.00                                              35.41
      期末株式数(千株)                     290,095            290,101                                                   6
      Net有利⼦負債                         5,845     3        7,442                                              1,596
  1 主として、季節要因による増減 2 為替(対ユーロ円⾼)影響・⼦会社売却等による減少
  3 会計基準適⽤影響(IFRS16)を除く: ⾃⼰資本⽐率は、26.7%;19/3⽉末 +0.8pt改善
                         Net有利⼦負債は、5,778億円;対19/3⽉末 67億円減少
           (1) 親会社所有者帰属持分⽐率                            (3) 新会計基準(IFRS16「リース」)が当期期⾸より強制適⽤されたことによる                 15
           (2) 1株当たり親会社所有者帰属持分                             期⾸(2019/4/1)時点における影響額




      キャッシュフローの状況及び現⾦残⾼
                                                                       19/3期              20/3期
                                                                                                       増減額
      億円                                                                 3Q                 3Q
           税引前利益                                                               362              532          170
           減価償却費及び償却費                                                          510              800 1        291
           法⼈所得税等⽀払                                                         -261               -137          124
          運転資本                                                              -297               -102          195
          その他(1)                                                               -54               -85         -31
      営業キャッシュフロー                                                               260             1,009 2       749
      投資キャッシュフロー                                                            -523               -206 3        317
          (うち有形・無形資産取得⽀出)                                                   -483               -469              14
      フリーキャッシュフロー                                                           -263                802 4      1,065
      財務キャッシュフロー                                                               151             -771 1 5     -923
                                                                               ・・・




                                                                                                 ・・・




                                                                                                                 ・・・




      現⾦及び現⾦同等物の期末残⾼                                                       1,306               1,458         151
      1 新会計基準(IFRS16)適⽤影響:営業キャッシュフローへの影響(減価償却費及び償却費の増加)291億円増加
                            財務キャッシュフローへの影響(リース負債の⽀払増加)280億円減少
      2 営業キャッシュフロー:税引前利益の増加及び運転資本の改善により、749億円の増加
      3 投資キャッシュフロー:連結⼦会社の株式譲渡、関連会社に対する持分の売却による収⼊を主因として317億円の増加
      4 フリーキャッシュフロー:前年同期⽐1,065億円の増加(除く、IFRS16影響:前年同期⽐775億円の増加)
      5 財務キャッシュフロー:リース負債の⽀払増加280億円、その他営業キャッシュフローの増加を
                    背景として、運転資⾦外部調達額923億円の減少により減少
           (1) 主として、関連会社に対する持分の処分益110億円                                                                          16
ご参考




2020年3⽉期 第3四半期連結業績結果(詳細)

                              19/3期           20/3期                                           20/3期
億円                                                                 前年同期⽐
                              3Q実績            3Q実績                                             通期

                              実績               実績              増減                %            業績予想

売上収益                             13,812             13,965           153              1.1%       18,500
             ペルマスティリーザ以外         12,609             12,855          246            +2.0%        17,030
                ペルマスティリーザ           1,203            1,110          -93             -7.7%           1,470
事業利益(1)                               371              517           146             39.3%            470
             ペルマスティリーザ以外             462              592           129            +28.0%            590
                ペルマスティリーザ            -91              -75            16                 -           -120
営業利益                                  383              457            74             19.3%            380
             ペルマスティリーザ以外             449              560           110            +24.6%            579
                ペルマスティリーザ            -66             -103           -37                 -           -199
最終利益(2)                                 21             307           286                  -           150
             ペルマスティリーザ以外             245              426           181            +73.9%            369
                ペルマスティリーザ           -224             -119           104                 -           -219
EPS (円)                               7.36          105.79          98.43                 -       51.71
EBITDA(3)                             881            1,318           436             49.5%        1,504
(%)                                6.4%               9.4%         +3.1pt                 -       8.1%

■ EBITDAに含まれる会計基準適⽤影響(IFRS16)は、291億円(EBITDAの増加)
          (1) ⽇本基準の「営業利益」に相当                           (3) EBITDA = 事業利益+減価償却費                          18
          (2) 親会社の所有者に帰属する当期利益
    第3四半期売上収益・事業利益の増減(前年同期差)
     億円          前年⽐         +1%                 +3%            -4%           +5%             -1%
    14,000
                                                                 85                             4                +26
    13,900                                        +122                          +62
売   13,800                       +31                                         国内 +1%
              19/3期
上   13,700    3Q実績        国内リフォーム +6%                国内リフォーム +5%             海外 -8%                                          20/3期
                                                                                                                             3Q実績
収             13,812      国内リフォーム以外+0%               国内リフォーム以外 +3%                                                           13,965
益                        国内 +2%                     国内+3%
      200                海外 -1%                         事業売却等 -38
      100                                           海外-18%                   +153(+1.1%)
        0
                                 LWT              LHT           LBT             D&R            H&S         連結調整/他



     億円                LWT +26         LWT -19
     600               LHT +47         LHT+28
                       LBT +1                                           23            +30            6             33
     500                                                  +94
事                          +74
                                             +9                                             アメリカ +18
                                                                                                                              20/3期
     400                                                              物流費増加、
                                                                                            欧州中東アフリカ +25
業                                       購買市況 +1
                                         LWT -3
                                                                      マーケティング費⽤減
                                                                                            アジア太平洋 -3
                                                                                                                              3Q実績
     300      19/3期                                                    LWT +5                                                  517
利             3Q実績
                                         LHT +4
                                        コストダウン等+106                    LHT -28               (LWT +1, LHT -3)
                                                                                                                             事業利益率
     200                                                               LBT  -9              ペルマスティリーザ +15
益              371                       LWT +33
                                         LHT +63                      LHT売却影響 +9            為替換算等 -25                          3.7%
     100     事業利益率                       LBT +10

        0
               2.7%                     LHT売却影響 -13        +146(+39.3%)
                          国内               ミックス/         コスト増減         販管費        海外事業           流通⼩売・          連結調整/
                         売上増減               売価                                                    サービス            他
                                            ⽇本 +154 (+38%)                       海外 +30
                                                                                                                                      19




    第3四半期 その他収益・費⽤、⾦融収益・費⽤、関係会社持分の処分益 内訳

                                                       19/3期            20/3期
                                                                                            増減額
億円                                                     3Q実績             3Q実績
 賃貸収⼊                                                           50               44                   -6
 有形固定資産売却益                                                       2               10                    9        (1) 「デリバティブ評価益」は
 ⼦会社株式売却益                                                        -               14                   14        「為替差損」と両建てで表⽰
 投資不動産売却益                                                        6                6                    0        されています。
 売⽬資産の公正価値評価損(戻⼊益)                                              20                -                  -20                     20/3期
 その他                                                            37               43                    6                     3Q実績
その他の収益                                                         116              118                    2        デリバティブ評価益          2
 賃貸原価                                                           32               33                    1             為替差損        -14
 有形固定資産除売却損                                                     18               12                   -6               Net       -13損

 減損損失                                                           15               68                   53
 構造改⾰費⽤                                                          -               13                   13
 その他                                                            40               53                   13
その他の費⽤                                                         104              179                   74
 受取利息                                                           10               11                    1
 受取配当⾦                                                          15               15                    0
 デリバティブ評価益                                                      14                2                  -12(1)
 その他                                                            13                -                  -13
⾦融収益                                                            51               28                  -24
 ⽀払利息                                                           40               47                    8
 為替差損                                                           30               14                  -16(1)
 その他                                                             1                0                   -1
⾦融費⽤                                                            71               62                   -9
関連会社に対する持分の処分益                                                   -              110                  110

                                                                                                                                      20
   セグメント別 実績及び通期業績予想

                                  19/3期 3Q                             20/3期 3Q                               20/3期 通期予想
                                                                                        前年同期                                      前年同期
                        国内          海外          計         国内           海外         計                 国内         海外           計
億円                                                                                       ⽐%                                        ⽐%
              売上           3,259      2,945     6,205          3,331    2,905     6,236   0.5%       4,350      4,250       8,600   3.2%
              事業利益          231        230       461            274      248       522     13.2%       237          411         648     7.5%
LWT           %            7.1%       7.8%      7.4%           8.2%     8.5%      8.4%     +0.9pt    5.4%        9.7%        7.5%      +0.3pt
              売上           3,969         80     4,049          4,106        66    4,171     3.0%     5,280           70     5,350      -1.1%
              事業利益          162          -2      160            271         -5     266     65.8%       269          -10         259    25.2%
LHT           %            4.1%            -    4.0%           6.6%          -    6.4%     +2.4pt    5.1%              -     4.8%      +1.0pt
              売上            821       1,203     2,024           829     1,110     1,939    -4.2%     1,160      1,470       2,630       2.7%
              事業利益            11       -93          -81          14       -77        -63        -        23      -120           -97   -74.6%
LBT           %            1.4%            -          -        1.7%          -         -        -    2.0%              -          -            -
              売上           1,360                1,360          1,422              1,422     4.6%     1,880                  1,880       6.6%
              事業利益            76                    76           69                  69    -9.1%         62                      62   -19.7%
D&R           %            5.6%                 5.6%           4.9%               4.9%     -0.7pt    3.3%                    3.3%      -1.1pt
              売上            410                  410            406                406     -1.0%       570                      570    -1.4%
              事業利益            26                    26           27                  27     2.7%         33                      33    -4.5%
H&S           %            6.3%                 6.3%           6.5%               6.5%     +0.2pt    5.8%                    5.8%      -0.2pt
              売上                                -236                              -210          -                            -530              -
連結調整・他(1) 事業利益                                  -271                              -304          -                            -435              -
              売上           9,819      4,228    13,812         10,094    4,081    13,965     1.1%    13,240      5,790      18,500       0.9%
              事業利益          507        136       371            655      166       517     39.3%       624          281         470   267.2%
LIXIL
グループ(1)       %            5.2%       3.2%      2.7%           6.5%     4.1%      3.7%     +1.0pt    4.7%        4.9%        2.5%      +1.8pt

             (1) 国内・海外の売上/事業利益の合計と「計」の⾦額の差は、連結調整・他の⾦額です                                                                                   21




  ⽇本 - 国内リフォーム戦略の進捗:リフォーム向け売上の拡⼤への注⼒
  上期の好調な国内需要と新商品の好調な売上を背景にリフォーム商材売上は前年同期⽐+4.5%

                     リフォーム商材売上                                                                 リフォーム加盟店の推移
                             19/3期             20/3期               前年                                         18年          19年        19年
億円                          3Q 実績(1)           3Q 実績              同期⽐            店                            3⽉           3⽉         12⽉
リフォーム商材売上(※)                                                                     LIXILリフォームショップ (FC)
                                   2,362            2,469              +4.5%                                    546          571        562
                                                                                 LIXILリフォームネット
リフォーム⽐率
                                    37%               37%              +0.2pt    (ボランタリー)                     12,602       11,783     11,770
※ LIXILジャパンカンパニーとビルリフォーム⼦会社の売上合計(内部取引消去後)                                        リクシルPATTOリフォーム
売上前年同期⽐               3Q3か⽉                               3Q累計                   サービスショップ                      3,705        3,800      3,581
リフォーム商材       LWT-1%, LHT-7%, 合計-4%         LWT+6%, LHT+5%, 合計+5%
リフォーム商材以外     LWT-4%, LHT-6%, 合計-4%         LWT 0%, LHT+3%, 合計+2%
                                                                                 ⾼性能住宅を実現する「SW⼯法」を“リフォーム向け”に
  セグメント別リフォーム商材売上⽐率                                                              新開発(2)
      セグメント        19/3期 3Q        20/3期 3Q               差
                                                                                 ⽇本のストック住宅では、約40%が未だ
       LWT           44%              45%            +0.9pt
                                                                                 無断熱(3)

       LHT           32%             32%             +0.4pt                      住まいながら家1棟まるごとの断熱改修を
                            (1)
                                                                                 実現する⼯法の開発により、⽇本の住宅の
       LBT           27%             24%              -3.1pt                     ⾼性能化を促進し、豊かで快適な住⽣活
                                                                                 の未来に貢献
                            (1)
      国内・計           37%             37%             +0.2pt
                                                                                 2020年1⽉から東北エリアで先⾏発売、2021年4⽉から全国展開予定。
          (1) 同⼀基準に基づく⽐較を可能とするため、前年同期のリフォーム売上⾼を遡及修正しています
                                                                                                                                          22
          (2) ニュースリリース https://newsrelease.lixil.co.jp/news/pdf/2019121302.pdf
          (3) 出典:国⼟交通省「既存住宅ストックの現状について」
  商品・サービス別売上状況
                                                        (単位:億円)                                                                        (単位:%)

                                                                                                    前年同期⽐
                         19/3期      19/3期       20/3期       前年
セグメント     主要商品名
                         通期実績       3Q実績        3Q実績       同期⽐                       19/3期                                    20/3期
                                                           (%)             1Q       2Q   3Q             4Q         1Q          2Q       3Q
LWT     衛⽣機器                1,034        774         806       4.1          -2.8     -5.0        -0.6     -3.8          1.4     10.9      0.2
        バスルーム                 993        755         780       3.4           2.8     -3.2        -5.3     -4.9        -1.4      11.2      0.8
        洗⾯化粧台                 369        272         279       2.6           2.0     -1.9        -0.5      0.3          0.6     12.6     -4.4
        キッチン                1,123        835         850       1.8           1.6     -3.2        -1.9      0.0          0.2     11.3     -5.4
        タイル                   377        280         272      -2.9           3.6     -4.2         0.7     -2.6        -5.0       5.1     -8.2
LHT     住宅サッシ               1,862      1,408       1,459       3.6          -7.4     -7.3         0.5      3.8          5.5     10.2     -4.1
        エクステリア              1,110        831         847       1.9          -3.9     -3.8       12.1      11.8          5.5     13.4    -10.3
        インテリア建材               641        474         531      12.0           0.2      0.9       10.0      13.1        16.1      20.8      1.4
        その他LHT                872        645         623      -3.4           3.6      4.9         8.8      0.7          7.6      4.0    -19.3
LBT     ビルサッシ               1,128        821         829       1.0           6.5     -0.2         7.1     10.0          0.4      0.3      2.2
D&R     ホームセンター売上           1,764      1,360       1,422       4.6          -1.0      1.7         3.4      2.4          4.9     11.8     -2.3
H&S     住宅・サービス事業             579        410         406      -1.0           7.6    11.3         -5.1     31.9          6.0     -1.0     -6.9
        海外売上                5,518      4,228       4,081      -3.5           1.6     -0.9         0.4    -14.0        -2.6      -1.2     -6.5
        その他・連結調整等             955        718         781       8.7              -       -           -         -           -        -          -
        売上合計               18,326     13,812      13,965       1.1           0.9    -1.4          2.7     -1.6          2.1     6.2      -4.5
※タイルとその他LHTについて、当第2四半期において社内管理の定義に合わせて変更しました。過去実績・過去前年同期⽐も合わせて変更しています。


                                                                                                                                             23




  主要海外⼦会社業績
 会社名                                             ASB (ASD Holdings)
 通貨・単位                                             単位:百万⽶ドル
 決算期                                 19/3期 3Q        20/3期 3Q
                                                                            前年同期⽐
                                        実績              実績
 為替レート(期中平均レート)                             110.82          109.10                        -
 売上⾼                                          929              915                     -2%
 事業利益                                           39               50                    29%
                        事業利益率                  4%               6%                   +1.3pt

 決算期                                  19/3期                               20/3期 3Q(9ヵ⽉)
                                      期末残⾼              償却額                    その他(1)               期末残⾼
 為替レート
                                            110.99             109.10                       -               109.56
 (残⾼は期末レート、償却は期中平均レート)
 のれん                                            231                   -                     -                     231
 無形資産                                           235                  -5                     0                     230

 会社名                                                       Grohe Group (グローエ)(2)
 通貨・単位                                                        単位:百万ユーロ
 決算期                                 19/3期 3Q          20/3期 3Q                                 (参考) LIXIL Africa影響
                                                                            前年同期⽐
                                        実績                実績                                      除く前年同期⽐(2)
 為替レート(期中平均レート)                             129.38           121.46                       -                       -
 売上⾼                                         1,094            1,146                     5%                      8%
 事業利益                                          111               135                   21%                     13%
                         事業利益率                10%               12%                  +1.6pt                  +0.5pt

 決算期                                  19/3期                               20/3期 3Q(9ヵ⽉)
                                      期末残⾼              償却額                    その他(1)               期末残⾼
 為替レート
                                            124.56             121.46                       -               122.54
 (残⾼は期末レート、償却は期中平均レート)
 のれん                                           1,210                -                       3                 1,213
 無形資産                                          1,474              -17                       0                 1,457
          (1) 為替換算差額など                                                                                                                       24
          (2) 2019/7よりLIXIL Africa(旧GDWT)はGrohe Group傘下から(株)LIXILの⼦会社となっています
主要海外⼦会社業績
会社名                                            Permasteelisa (ペルマスティリーザ)
通貨・単位                                                  単位:百万ユーロ
決算期                                      19/3期 3Q        20/3期 3Q
                                                                       前年同期⽐
                                            実績               実績
為替レート(期中平均レート)                                  129.38          121.46   -
売上⾼                                               931             919        -1%
事業利益                                               -72             -59          -
                           事業利益率                     -               -          -

決算期                                       19/3期                                  19/3期 3Q(9ヵ⽉)
                                         期末残⾼(2)             償却額                減損          その他(1)                期末残⾼
為替レート(残⾼は期末レート、償却は期中平
                                                 124.56            121.46                  -                -               122.54
均レート)
のれん                                                  -                  -                  -                -                       -
無形資産                                                 -                  -                  -                -                       -
⼯事損失引当⾦                                             45                  -                  -               -8                      37




 受注状況
通貨・単位                                          単位:百万ユーロ                      20/3期 3Q 新規受注額               20/3期 3Q 受注残⾼
決算期                                       19/3期 3Q      20/3期 3Q
                                                                                その他                       アジア                その他
                                             実績            実績
                                                                                3%                        18%                3%
新規受注(3)                                             763          702
                                                                                           欧州                          欧州
期末残⾼                                              1,969        1,683                 アジア
                                                                                           40%                         42%
                                                                                     37%
                                                                                                                アメリカ
                                                                                                                34%
                                                                                                   中東
                                                                              アメリカ                                           中東
                                                                                                   6%
                                                                              14%                                            3%


          (1) 為替換算差額、引当⾦純増減額など                                                                                                          25
          (2) 2019年3⽉期末の残⾼を、有価証券報告書の開⽰に合わせて修正しました
          (3) 19/3期 3Q決算説明資料掲載の数字を修正しました




事業関連トピックス
  「KITCHEN & BATH INDUSTRY SHOW                                                  GROHEが
       (KBIS)」 2020に出展(1)                                          “Red Dot: Brand of the Year”を受賞(2)




• 各ブランドの世界観を表現したブースで、最新デザインの商品を紹介                                 • 優れたデザインとブランド価値を創造し、「⽔を楽しむ喜び」を⼀貫して
    • American Standard:キッチンおよび浴室向け「Studio S                        訴求してきたことが評価され、受賞
      Collection」
    • DXV:浴室向け「Belshire Collection」 - House Beautiful             • 業界を超えて、⽇々の暮らしの中で愛着を感じるブランドや商品とし
      誌の 「Best of KBIS」を受賞                                          て、GROHEブランドの認知が拡⼤
    • GROHE:衛⽣陶器のコレクション「Essence」 と「Eurocube」
                                                                  • 応募総数8,697のうち、受賞は3ブランドのみ
• 「GROHE Blue Chilled & Sparkling 2.0」がBeautiful Kitchen and
  Baths誌の「30 Most Innovative Products(最も⾰新的な30
  商品)」に選定

• LIXILが国際協⼒NGO ワールド・ビジョンのパートナーシップ賞を受賞 –
  ⽀援が必要な⼈に対する商品の寄付で貢献
         (1) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/20200124_KBIS_J.pdf                                                             26
         (2) ニュースリリース(英語のみ)https://www.grohe.com/en/corporate/news/category_news/pressreleases/pressrelease/news_14144.html
ESG関連トピックス(1)
CR戦略の更新 - 社会課題解決に向けた取り組みを強化(1)                                                       主な変更点


                                                                           ⽬標年を2020年から2025年に変更(2)
“すべての⼈に衛⽣を”                                                                SATOソーシャルビジネスのほか、
2025年までに衛⽣環境の改善に関する                                                         世界各国で衛⽣環境の改善に寄与する
取り組みを通じ、                                                                    あらゆるビジネス・CR活動も含める
1億⼈の⽣活の質を向上させます




                                                                           環境ビジョン2050(3)を反映
“CO2ゼロ・循環型の暮らしを”
2050年までに、事業活動と製品・サービス                                                      CO₂削減と並⾏し、⽔の保全や資源循環にも
を通じたCO2排出実質ゼロを実現し、⽔の恩                                                       注⼒
恵と限りある資源を次世代に繋ぐものづくり
におけるリーディングカンパニーとなります




“すべての⼈に働きがいを”                                                              ユニバーサルデザイン(UD)⽬標を追加
“すべての⼈によい製品を”                                                              UDの対象を年齢、性別、障がいの有無を問わず、
2020年までにすべての従業員にダイバーシティ&                                                    すべての⼈に拡⼤
インクルージョン⽂化を浸透させます
2030年までにすべての製品・サービス*をLIXILユニバーサル                *⽇本国内で提供する製品・
デザインコンセプトに基づくものとします                             サービスが対象(2019年8⽉時点)

     (1) 2019年11⽉25⽇公表 プレスリリース 「LIXILグループ コーポレート・レスポンシビリティの⽬標を更新」              (3) 20/3期 第2四半期決算説明資料 14ページご参照   27
         https://www.lixil.com/jp/news/pdf/191115_CR_J_Final_clean_web.pdf
     (2) LIXILは世界で約1,500万⼈の衛⽣環境の改善に貢献 (2019年11⽉時点)




ESG関連トピックス(2)
国内外のパートナーシップを通じグローバルな衛⽣課題の解決に貢献

   みんなにトイレをプロジェクト2019                                                     JICAと連携協⼒覚書を締結

   LIXILの⼀体型シャワートイレ1台ご購⼊につき、                                       LIXILグループは、開発途上国における衛⽣環境の改善や
            売上の⼀部を寄付                                               安全なトイレの確保に向けて連携を加速することを⽬的
        (対象期間:2019年6⽉〜11⽉)                                         に、
                                                                   独⽴⾏政法⼈国際協⼒機構 (JICA) と連携協⼒覚書
    2019年の活動では、寄付総額は                                               を締結
     25,990,052円となりました。




寄付⾦はユニセフとの                                                         JICAが⽔と衛⽣分野で連携協⼒の覚書を⺠間企業と締
「Make a Splash! みんなにトイレを」パートナーシップを                                 結するのは今回が初めて。今後、アフリカやアジアなどでトイ
通じ、安全で衛⽣的なトイレ設置のためのインフラ整備                                          レの普及状況や衛⽣環境に関する調査、衛⽣的なトイレ
や衛⽣教育などに使⽤される予定(1)                                                 の普及に向けた活動を連携して推進(2)

      (1) 詳細情報 https://www.lixil.co.jp/minnanitoirewopj/                                                        28
      (2) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/JICA_MOU_J_web.pdf
  外部評価

  DJSI World                                                              S&P Japan 500 ESG
  S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとRobecoSAM社のダウ・                                       S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの「S&P Japan 500
  ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の「DJSI                                       ESG」の構成銘柄に初めて選定(2019年6⽉)
  World」の構成銘柄に初めて選定(2019年9⽉)




  FTSE4Good Index Series                                                MSCI⽇本株⼥性活躍指数
  FTSE Russell社(1)の「FTSE4Good Index Series」の構成                          MSCI社の「MSCI⽇本株⼥性活躍指数(WIN)」の構成
  銘柄と「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に3年                                 銘柄に3年連続で選定 (2019年6⽉)
  連続で選定 (2019年6⽉)



                                                                         免責事項
                                                                         株式会社LIXILグループのMSCI指数への組み⼊れ、及び本ページにおけるMSCIのロゴ、商
                                                                         標、サービスマークまたは指数名の使⽤は、MSCIまたはその関連会社による株式会社LIXILグ
  DJSI Asia Pacific                                                      ループへの後援、保証、販促には該当しません。MSCI指数はMSCIの独占的財産です。
                                                                         MSCI指数の名前およびロゴはMSCIまたはその関係会社の商標またはサービスマークです。
  S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとRobecoSAM社のダウ・
  ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の「DJSI
  Asia Pacific Index」の構成銘柄に3年連続で選定
  (2019年9⽉)
             (1) FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標です。                                                   29




  事業環境
105
       ⽇本における新設着⼯数の推移                         (季節調整値年率)
                                                                         アルミ価格
100
                                                                                                                20/3期 前提
                                                                                                                1トンあたり23.7万円
 95                                                                                                             (約2,061ドル/トン)
                                                                                                                出所:LME 3ヵ⽉先物
                                                                              2017年4⽉        2018年4⽉            (2017/1/1-2019/12/31)
 90                                                                           -2018年3⽉       -2019年3⽉



 85                      20/3期 着⼯数前提
                         920,000⼾                                        銅価格
                         (19/3期対⽐ -3.4%)
 80
(万⼾)                                                                                                            20/3期 前提
       JAN FEB MAR APR MAY JUN JUL AUG SEP OCT NOV DEC
                    2017     2018     2019                                                                      1トンあたり69.4万円
  出所:国⼟交通省公表 新設着⼯データ(2017/1-2019/11)                                                                            (約6,035ドル/トン)
                                                                                                                出所:LME 3ヵ⽉先物
新築着⼯⽔準(対前年⽐)                                                                  2017年4⽉        2018年4⽉
                                                                                                                (2017/1/1-2019/12/31)
● 2019/1-3: 5.2% ● 2019/10-11: -10.1%                                         -2018年3⽉       -2019年3⽉

● 2019/1-9:-2.0%
                       2019年1⽉-11⽉          2019年4⽉-11⽉                  為替
                                                                                         18/3期 実績       19/3期 実績     20/3期 計画前提
                          (11ヵ⽉)                (8ヵ⽉)                (期中平均レート)
                                                                     ⽶ドル                    110.81円        110.69円         115円
                        ⼾数      前年⽐           ⼾数      前年⽐
総数                      832,949 -3.6%         617,338 -6.3%           ユーロ                   129.45円        128.43円         133円
 持家(1)                  266,444   2.9%        201,123   1.6%          原材料価格の
 貸家                     314,678 -13.9%        233,568 -16.0%           実績と前提             18/3期 実績       19/3期 実績     20/3期 計画前提
 分譲マンション                108,846   7.8%         77,016 -1.6%          アルミ価格
                                                                                         23.4万円/トン      24.9万円/トン     23.7万円/トン
 分譲⼾建(2)                135,095   4.4%        100,323   3.3%        (購⼊ベース)
 ⼾建合計(1)+(2)            401,539   3.4%        301,446   2.2%         銅価格                 63.9万円/トン      63.2万円/トン     69.4万円/トン

                                                                                                                              30
この資料には、㈱LIXILグループの将来についての計画と予測の記述が含まれています。
これらの計画と予測は、リスクや不確定要素を含んだものであり、実際の業績は様々な重要な
要素により当社の計画・予測と⼤きく異なる結果となる可能性があります。