5938 LIXIL 2019-05-13 13:00:00
New Management Plan 新経営計画 [pdf]

 New Management Plan
 新経営計画




 ⼭梨 広⼀
 代表執⾏役社⻑ 兼 COO
 株式会社LIXILグループ

 2019年5⽉13⽇




                                                  Copyright © LIXIL Group Corporation. All rights reserved.




基本理念

新経営計画は3つの基本理念に基づき策定
                       LIXILはこれまでの進化のステージを通じ、多様で付加価値の⾼い固有の
                        資産および⼈材を社内に蓄積してきた
     DIVERSITY
                       LIXILは多様性を尊重し最⼤限に活⽤することで、グループの成⻑と企業
                        価値を最⼤化する必要がある


                       LIXILは既に幾つかの戦略と施策を実⾏中で、それらは正しい⽅向に進捗
                        しており今後も継続すべきである
      BEYOND
                       LIXILは既存の概念を越える施策に挑戦し達成することができる、⼤きな
                        可能性を持っている

                       LIXILは事業の規模や多様性を拡⼤するために、異なるマネジメントスタ
                        イルを持つリーダーシップチームを尊重し活⽤する
  TEAM LEADERSHIP
                       LIXILは確固たるオーナーシップと⾃⼰規律を基に、各ビジネスリーダー
                        に対し権限委譲をすべきである




                                                                                                        2
       Era Analysis


Stages of LIXIL Group Evolution
LIXILグループの進化のステージ
                                                                                       2016年3⽉期-IFRS

ステージ          事業の拡張                          統合 One LIXIL              成⻑へのストレッチ                 最適化                         潜在能⼒の開花

FYE*              2001 – 2011                      2012 – 2013            2014 – 2016               2017 – 2019                 2020 – 2024

                                                                               2,846                2,825

                                                                                        2,295
                                2,160
                                                         1,858
                                                                                       18,904               18,326
                                                                                                17,864
                 1,753                         1,733
株価(円)                                                                  16,287
                                                          14,364
                                              12,914                                                                 1,478
売上収益                           12,149
(億円)
                 8,335
事業利益
(億円)
                                                                          691             701     883
                      153          404             179           505                                          128
FYE*
                 2002           2011           2012        2013         2014           2016     2017        2019             2020     2024
              サンウエーブ・新⽇軽・                   5社統合で㈱LIXIL設⽴             ASBとGroheをグループ          LIXILビバの上場、上海美  グループ資産を活⽤して
               AS Asia Pacificをグルー           持株会社の称号を                   に迎え、グローバル化を             特・ハイビックの売却等                 成⻑機会を獲得
主要な            プに迎え、事業の拡張を                    ㈱LIXILグループに変更              加速                      を通じ、バランスシート                  構造改⾰により企業価値
出来事            さらに促進                         グループ経営体制の確⽴               統合プロセスにおける              の改善および強化                    を向上
              経営層の⼈材を社外から                   ペルマスティリーザをグ                チャレンジ                                                グループ経営体制とプロ
               招聘                             ループに迎える                                                                        セスを刷新
                                             One LIXIL
             *FYE:決算期(3⽉期) Fiscal Year Ended 株価は3⽉末
                                                                                                                                              3




 Business Environment




経営環境まとめ

                                外部環境                                                                     内部環境

 住設建材産業は今後も継続的に発展                                                          様々な課題に直⾯
  – 世界⼈⼝(2030年に85億⼈)とミドルクラスの継続的                                              – 国内市場において⼀部製品でシェア減少
       な拡⼤                                                                   – ペルマスティリーザの継続保有
  – 急速な都市化、2030年には⼈⼝の60%以上が都市部                                               – 北⽶や南アフリカでの業績悪化
       に居住                                                                   – 中期経営計画の柱となる施策の実⾏における課題
  – 東京オリンピック・パラリンピック、⼤阪万博、さ
       らに消費拡⼤を⽬的とした政府施策により、⽇本市                                              LIXILグループの保有する多様な資産ポートフォリオ
       場における需要は堅調                                                            – ユニークかつ傑出したブランド
                                                                             – 主⼒製品の技術・品質の優位性
 住設建材産業は本質的、構造的な変化に直⾯                                                       – ウォーターマネジメント商品・ビジネスの創出
  – デジタル化により消費者中⼼の市場への移⾏が進展
  – 健康とウェルネス、サステナビリティ、ライフスタ                                                 ガバナンス、コンプライアンス、経営上の問題
       イルを重視した、住⽣活空間・ワークスペースに対                                               – グループガバナンスに関する課題
       する新たな期待                                                               – ペルマスティリーザの業績悪化
  –    労働⽣産性の低さに対処する必要性                                                      – ⼦会社のコンプライアンス問題
                                                                             – ⾼い販管費、特に本社間接部⾨
 世界経済の不確実性の増⼤
  – 中国および中東の経済成⻑の鈍化と不安定化
  – 原材料、輸送、エネルギーコストなどの上昇
  – ブレグジットなどにより欧州主要国経済の不確実性
       拡⼤


             SOURCE:     LIXIL Group Corporation                                                                                              4
 Strategic Directions




戦略的⽅向性 – ビジネスおよびマネジメント

戦略的⽅向性および5つの主要領域
                                      既存のLIXIL固有の資産活⽤による膨⼤に広がる市場機会の獲得
                         Capture      不採算事業の早急な検知と対応
                          捉える

                                      既存ビジネスの構造改⾰
                        Transform     ⽣産性の⾶躍的改善
                         変⾰する         デジタル化 : カスタマージャーニーのイノベーション、B2Bビジネス創出
 ビジネス
 の⽅向性                                 住⽣活空間・ワークスペースに新たな価値を提供する複合的なソリューション
                         Create       ⾰新的なビジネスモデルによる新たな成⻑エンジン
                         創造する

                                      ガバナンスおよびコンプライアンス体制の再構築
                        Re-enhance    企業価値最⼤化のためのグループ経営体制
                        再強化する


マネジメント                                次世代のリーダーシップ
 の⽅向性                Ahead            CR活動の新たなステージ
                   将来を⾒据える            グループ内の繋がりを強化



                                                                              5




 Business Direction




ビジネスの⽅向性に関する主要施策

ビジネスの⽅向性                             主要施策
                                        国内市場シェアの奪還
                                        製品ラインナップと⽣産の最適化
                         Capture        シャワートイレの国内および世界における成⻑戦略
                          捉える           Groheブランドのグローバル展開
                                        ペルマスティリーザの再建
                                        アフリカ事業の再建

                                      ⽇本 - 国内のチャネル強化
                        Transform     グローバル - ⽣産性の⾶躍的改善
                         変⾰する         グローバル - グループ全体のデジタルビジョン
 ビジネス
 の⽅向性
                                      アメリカ - ビジネスモデルの変⾰

                                      ⽇本 - 国内市場における新リフォーム戦略
                         Create       グローバル - 健康増進ソリューション
                         創造する         グローバル - ウォーターマネジメントビジネス
                                      アジア - LHTの成⻑戦略



                                                                              6
 Business Direction




ビジネスの戦略的⽅向性に基づく財務⽬標

                             2019年/3期 実績                      2024年/3期 新経営計画
                             億円                   %             億円          %           主要指標


売上収益                            18,326           100%            20,000    100%   CAGR +2%



事業利益                                                                              事業利益率 8%超
                                    601          3.3%             1,650    8.3%
(ビジネス)                                                                            主要事業 事業利益 10%超


本社およびIT                                                                           本社経費削減 20%
                                    473          2.6%                400   2.0%
連結調整                                                                              ⽬標 = 対売上 2%


                                                                                  グループ事業利益率 6%以上
事業利益                                128          0.7%             1,250    6.3%   (ペルマスティリーザ含む)




          *CAGR:年平均成長率 Compound Annual Growth Rate                                              7




 Business Direction




海外の主要ビジネスの⽅向性

海外の主要ビジネス                       ⽅向性および活動
                                                         ⾼い事業利益率15%を維持
                                       Sustain           市場シェアと成⻑率CAGR*3%を着実に実現
Grohe                                                    ウォーターマネジメントに関する新たな成⻑エンジンを創出
                                        持続


                                                         投資とコストの合理化
American                             Transform           エンドユーザー中⼼のビジネスへの転換
Standard                                変⾰               抜本的なビジネスの変⾰に着⼿


                                                         主要国市場に絞り注⼒
                                        Focus            先⾏投資の回収および収益性向上
アジア                                                      注⼒する市場に合わせたビジネスモデルを構築
                                         集中


                                                           コアビジネス・地域および⾼収益のプロジェクトのみを選定
ペルマスティ                              Turnaround             固定費の⼤幅な削減
リーザグループ                                再建                  プロジェクトの選定においてLIXILの直接的な関与開始
                                                           プロジェクト管理の強化




                                                                                                8
        Business Direction                   Create


    LIXILは住⽣活空間およびワークスペースに新しい価値をもたらす
    ソリューションを提供していく

        健康な住⽣活空間の例
                                                                                      関連する製品例

                                                           快適な住⽣活空間の実                    温度
                                                           現、例えば                          – スーパー
                                             住⽣活空間                                          ウォール
                                              の改善
                                                            温度
                                                            空気                           – サーモタイル
                                                            ⽔                            – インプラス
                                                            光…
                                                                                         空気
                                                                                          – エコカラット
                                                                                          – アレルピュア

                                                                                         ⽔
                                                                                          – Grohe Blue
                                      住⽣活環境を改善する
                                      ソリューションを提供
                                        するミッション
       ⽣活の質(QOL)
                                                              健康の増進
         の向上



   ガーデン アネックス                                            ヘルスチェック製品
   ⾼齢者の住⽣活ソリュー                                           バイオデータマネジメン
    ション                                                    ト
   …                                                     …
                                                                                                              9




      Management Direction                Re-enhance




    LIXILグループ経営基盤の再強化

    ガバナンスおよびコントロールのさらなる強化
     LIXILグループのコーポレートガバナンスの再構築
     グループ内のガバナンス、実績管理、リソース配分、コンプライアンスの強化
     Financial Shared Service Center (FSSC)・ Regional Treasury Centers (RTC)などによる管
      理・監督体制の強化




    コンプライアンスとリスク管理の強化
     組織の階層を超えたコミュニケーションとディスカッションによる、コンプライア
      ンス⽂化の再構築                                                                                           経営基盤を
     内部監査およびコンプライアンス委員会などの機能とプロセスの強化、改善                                                                  再強化
     ⼦会社CEO任命プロセスの⾒直しおよび教育・育成計画の改善
     事業継続計画、リスク管理プロセス等の強化


    グループ経営体制の再構築
     中⻑期的な株主価値の最⼤化に焦点を当てた持株会社の確⽴
     主要事業、⼦会社の⾃律的かつ⾃主的管理の実践
     多様なリーダーシップモデルの構築




                 SOURCE:     LIXIL Group Corporation                                                         10
 Management Direction   Ahead




LIXILを次のステージへと導くための活動を開始


                                社会貢献活動を次のステージに向け進化
                                 健康・衛⽣問題、「⽔」全般への取組みを継続し事業に統合
                                 CR活動の次のフェーズの取り組みの実施




                                     ⼈材マネジメント改⾰
 LIXILを                               社内における次世代経営リーダーの育成
次のステージ                                ⼀連の施策(例: HQ-FIT、モノづくりWayなど)を通じた抜本的な⽣産性の向上
    へ                                 LIXILの⼈材に対する提供価値(Value proposition)の⾒直しと強化




                                グループの強⼒な繋がりを再構築
                                LIXIL CoreとLIXIL Behaviorsの再強化
                                現場を中⼼とした⽂化の再強化
                                グループの団結⼒・結束⼒の再強化




                                                                                    11




   APPENDIX




                                                                                         1
                                                                                         2
  Business Direction




各ビジネスおよびリージョンにおける優先施策

                         ⽇本                                アメリカ                  欧州、中東、アフリカ地域           アジア


            LIXILデジタルビジョン


リージョ        イノベーションパイプライン – 4つのプラットフォーム
ン横断の
施策
            ウォーターマネジメントと⽔の品質に関連したビジネスの拡⼤


            チャネル強化

          LHT & LWT                              LWT - Americas                 LWT - EMENA      LHT - Asia
           リフォーム市場戦略                             オンライン、DTC、プロ                  ブランド戦略          新規チャネルを通じアジア
           健康(Health & Wellness)                  ジェクトチャネルの強化                   市場ポートフォリオ戦略       におけるサッシビジネスの
                                                  コスト構造の改善                      新カテゴリの開発          成⻑を加速
                                                  ブランドエクイティ向上                   プル型のチャネル戦略      ⾃社固有の製造拠点を活⽤
          LHT-Japan                                (American Standard, Grohe)    新技術、アップグレードに    “End to end”のソリュー
リージョ       ⽣産改⾰                                  製品ポートフォリオ最適化                   よる⼯場の⽣産性向上        ション
ンごとの       市場シェアのストレッチ
施策         海外展開
                                                                                ペルマスティリーザ        LWT - Asia
                                                                                 コアビジネスへの注⼒      過去3年間の投資による利
          LWT-Japan                                                              プロジェクトの実⾏および     益の刈り取り
           中⾼級市場の拡販                                                              管理機能の強化         中国、インド、インドネシ
           INAXのグローバルブランド                                                       グループ企業間のシナジー     アでのシェア拡⼤
            展開                                                                    活⽤              ECへのさらなる注⼒
           Groheブランド戦略

                                                                                                                        13




  Business Direction                  Capture


LWT-Japan:市場シェアを競合より奪還し、全商品カテゴリにおいてマーケッ
トリーダーとなる

                                                                                                             競合他社
                                                 市場シェア
                                                                                                        LIXIL LWT-JPN
LWTの主な商品群                                        LIXIL 対 主要競合他社; 概算値; 2018年/3期

                  中⾼級
  住宅向け
   トイレ
                  リフォーム


                  中⾼級
 洗⾯化粧台
                  リフォーム
                                                 N/A
                                                                                    50%
                  中⾼級
    浴室
                  リフォーム


                  中⾼級

   キッチン
                  リフォーム



           SOURCE:     LIXIL Group Corporation                                                                          14
                                                                                                                             1
                                                                                                                             4
     Business Direction             Capture




   LHT:新規市場開拓および付加価値事業への展開

     主⼒製品およびコア市場を超えて成⻑することで機会を捉える

                                                       建材 & 電⼒/IoT
                                                       他のテクノロジーグループと協働した
                    複合的なソリューションの開発                      健康住⽣活空間
                                                       ⾼齢者の住⽣活ソリューション…
     コアの先
                                                                                                       海外メーカーとの協業
                                                                                                       異業種企業とのアライアンス
                           チャネルの強化                                                                      締結…

                                                       エクステリアビジネス
                                                       インテリアビジネス
 事業領域                                                  産業品ビジネス                                海外のパートナーとの
                          複数の成⻑の柱の構築
                                                       …                                     複数のアライアンスの締結



                          ⽣産の最適化、                       ⽇本で成功したビジネスモデルの
                       製品プラットフォームの開発                      アジア新興市場への展開

        コア
                          国内市場シェアの奪還                      アジアの既存事業の強化



                                 ⽇本                                                                      グローバル
                                                                      地域

                                                                                                                                 15




     Business Direction             Capture


   LWT-EMENA:Grohe商品は、欧州外のシェアが低い地域において⼗分な成⻑余
   ⼒を秘めている


        ⽔回り市場 (単位: 10億ユーロ)                                                 Groheブランドの市場シェア(%)

                                                          Country A                                                             40%
                                                          Country B                                                       37%
                                                           フランス                                               24%
                               ⽇本                         Country C                                       22%
    EMENA                  1.5                            Country D                                     20%
(欧州、中東、                                                      ドイツ                               18%                  中期的に市場シェ
アフリカ地域) 6.9                                                EMENA                               17%                  ア拡⼤の可能性: 
                                                          Country E                           16%                   ~20‐25%
                          24                  アジア         Country F                       16%
                                       9.2
                       EUR Bn                 太平洋         Country G                       16%
                                                          Country H                       15%
                                                          Country I                     14%
                                                          Country J                     14%
                 6.5                                     グローバル                     6%
                                                          Country K                6%
             アメリカ
                                                          Country L           5%
                                                        アジア太平洋           2%
                                                                                        中期的も市場シェア
                                                           アメリカ         2%              拡⼤の可能性: 
                                                            日本         1%               ~5‐10%


                                                                                                                                 16
                                                                                                                                      1
                                                                                                                                      6
                   Business Direction                   Create


  ⽇本のリフォーム事業は、エンドユーザーに新たなソリューションを
  提供することで成⻑が可能
  “家具・住宅設備“に対する⽀出は国内家                                            他のOECD諸国と⽐較し、⽇本の消費者の “家具・住宅設備“に対する⽀出が少なく、適切なソ
  計最終消費⽀出全体の約4%である1                                              リューションを提供することで、リフォームビジネスの成⻑が⾒込める
  ⽇本; 2016年/3期; %                                                2016年/3期; 100% = 総⽀出

                                                                                                         リフォーム関連の⽀出の成⻑余地
                                      4.3% 家具・住宅設備
                                                                                                                             20-50%
    10%                                                                                                                                                                                                8.1
    娯楽
・⽂化・教育
                                                                                                                                                                                                 6.8
                                                                                                                                                                                          6.5
                                                                                                                                                                            6.2 6.2
                                           25%
                                           住居・                                                                                5.4 5.4 5.4 5.4 5.6
                                                                                                                      5.1 5.2
   14%                                     ⽔道・光熱
                                                                                                      4.6 4.8 4.9 5.0
交通・通信                                                                                      4.3 4.3
                                                                                     3.9
                                                                             3.6
                                                                 3.0 3.1

                      18%             22%
                   ⾷品・飲料              飲⾷・宿泊・
                    ・たばこ              その他


                                                                                                      オーストラリア




                                                                                                                                                                                                       ⾹港
                                                                 韓国
                                                                      インド2

                                                                             フィリピン

                                                                                     タイ

                                                                                           ⽇本

                                                                                                USA



                                                                                                                UK


                                                                                                                            デンマーク

                                                                                                                                    シンガポール
                                                                                                                                              マレーシア2
                                                                                                                                              ニュージー
                                                                                                                                                ランド2
                                                                                                                                             スウェーデン

                                                                                                                                                       カナダ

                                                                                                                                                             オランダ
                                                                                                                                                                    メキシコ2



                                                                                                                                                                                   イタリア
                                                                                                                                                                                          ロシア2

                                                                                                                                                                                                 ドイツ
                                                                                                                     フランス




                                                                                                                                                                            ベルギー
  1 家具・住宅設備の支出項目には、家具、住宅設備、および日常的な家のメンテナンスへの支出が含まれる。国民経済計算の基礎は国によって異なる
  2 2015年1月-12月; インドについては2014年4月-2015年3月
                            SOURCE:     ⽇本:内閣府(2017.12)「2016年国⺠経済計算確報」 OECD諸国及びロシア:OECD Database (http://stats.oecd.org/) 2018年1⽉現在
                                                                                                                                                                                                        17
                                        その他の国:UN Database (http://data.un.org/) 2018年1⽉現在; LIXIL Group Corporation




                   Business Direction                   Create


  LIXILは⽔質管理ビジネスにおいて、約17億⽶ドル規模の市場がある
  ⽔栓・フィルター分野から攻略する
                                                                                            シンク下                                       内蔵型                    カウンタートップ
                                        ピッチャー                                                     ⽔栓関連ソリューション
                    カテゴリ                               蛇⼝取付型           専⽤⽔栓型                                                                     専⽤⽔栓型 ウォーターディスペンサー
                                         (容器)                                                単機能                 多機能                   内臓型                              標準                 ⾼容量
  デバイス




                    商品の例


                    グローバル
                    (U$ Mn)
                                         1,000             615            4,150                 650                  850                 200       1,000                300                  700
  市場規模 (100万⽶ドル)




                                        中国では、ハイエンドの単⽔                        中国、インドにおける現在の市場                                    既存の製品ポートフォリオの
                                        栓において、将来的なアップ                        規模は⼩さいものの、将来的な                                     対象であり、成⻑の可能性を
                                          グレードの可能性⼤                           アップグレードの可能性⼤                                       秘めた⼤きなセグメント
                            SOURCE:     LIXIL Group Corporation; literature search; management estimates                                                                                                18
                                                                                                                                                                                                             1
                                                                                                                                                                                                             8
  Business Direction           Create


ウォーターマネジメントシステム市場はLIXILにとって未開発の
魅⼒ある市場である


               ウォーターマネジメントシステム(⽔管理システム)により、住⽣活における⽔の⽤途を⾒える化

                                                                 データの分析により、より新しく良い製品とサービス
                                                                 を⽣み出すインサイトが得られる; 例えば

                                                                    ⽇次データポイント =                1,000,000

                                                                    ⽔の⽤途・事象の数 =               16,000,000

                                                                    追跡⽔量 (リットル) =            107,000,000



                                        関連製品とユーザーデータ管理事業の急速な拡⼤
              スマートリークセンサー                     ウォーターコントローラー                                データサービス
  Sense           Sense Flex    Sense Plus   Sense Guard   S. Guard Pro       Sense App   S. Partner API    S. Dashboard




  発売済             2020年半ば       2020年半ば        発売済         2020年半ば             発売済         2019年6⽉           2019年6⽉




                                                                                                                       19
                                                                                                                            1
                                                                                                                            9



Management Direction           Ahead




検討中の新たなCR活動の可能性

 LIXILの強みをビジネス・リージョン横断で⽣かすことでCR活動を強化

                                                                                              ⽇本
                       欧州、中東、アフリカ地域
                                                                              発展途上国のBOP市場向けのシンプルな網⼾
                                                                               を商品化する
              ⽔の消費量を⾒える化する「スマート⽔栓」を開発
              市場のイノベーションリーダーとしてLIXILを位置                                      顧客基盤をBOP市場に拡⼤
               付ける




                               アメリカ
                                                                                             アジア
              教育、エンゲージメント、イノベーション、協働
               活動の4段階を通じてユニバーサルデザインを促進                                        農村地域向けのフィルターシステムの開発、設
               する                                                              置により、清潔な⽔へのアクセスを可能とする
              ユニバーサルデザインのイノベーションリーダー
                                                                              地球規模の⽔保全のリーディングカンパニーと
               としてLIXILを位置付ける
                                                                               してLIXILを位置付ける




                                                                                                                       20
この資料には、㈱LIXILグループの将来についての計画と予測の記述が含まれています。
これらの計画と予測は、リスクや不確定要素を含んだものであり、実際の業績は様々な重要な要素により当
社の計画・予測と⼤きく異なる結果となる可能性があります。




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