5938 LIXIL 2021-10-29 13:00:00
2022年3月期 第2四半期決算説明資料〔IFRS〕(2021年4月-2021年9月) [pdf]
2022年3⽉期 証券コード︓ 5938
第2四半期 決算説明資料〔IFRS〕
(2021年4⽉-2021年9⽉)
株式会社 LIXIL
2021年10⽉29⽇
Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.
2016年3⽉期よりIFRSに移⾏しています
各段階利益の名称の違いは以下の通りです
⽇本基準 IFRS (当社財務報告)
継続事業
売上⾼ 売上収益
売上原価 売上原価
売上総利益 売上総利益
販管費 販管費
営業利益 事業利益(CE)
営業外収益・費⽤ その他収益・費⽤
経常利益 営業利益
特別損益 ⾦融収益・費⽤
持分法投資損益
税引前利益 税引前利益
継続事業からの当期利益
⾮継続事業
⾮継続事業からの当期利益
当期利益 当期利益
⾮⽀配持分に帰属する当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益
親会社の株主に帰属する当期利益 ⾮⽀配持分に帰属する当期利益
IFRS基準の「事業利益(CE)」は⽇本基準の「営業利益」に相当
1
本⽇のポイント
2022年3⽉期 第2四半期 業績の総括
• 想定を超える、アジア太平洋地域のロックダウン影響、部品調達難、
コンテナ不⾜によるコスト増、9⽉における⽣産・出荷の遅れにより、
特に9⽉の業績軟化するも、欧⽶を中⼼とした旺盛な需要継続と、
⽇本の構造改⾰の進捗により、対前年同期⽐で増収増益。
最終四半期利益(1)は、上期としては過去最⾼益
• 従来から取り組んできた様々な体質改善施策が定着するとともに、
結果として表れはじめ、原材料費の⾼騰あるも売上総利益率・
事業利益率ともに改善
• 売上総利益率は、前年同期⽐で2.1pt改善
事業利益率は5.4%に
• 年間80円の配当予想に変更はなく、中間配当40円を決議
(1) 最終四半期利益=親会社の所有者の帰属する四半期利益
2
本⽇のポイント
当社事業環境と対応状況・⾒通しについて
想定外または想定を超える事象の発⽣により、9⽉単⽉の業績軟化要因となるも、
多くの問題は、概ね10⽉末までの解決を⾒込む
想定内・既対応事象 想定を超える事象の発⽣
• ウッドショック影響 • ロックダウン
⼀部⼯務店における住宅着⼯に遅れ。 アジア太平洋地域
但し、影響は想定内かつ限定的 主要国(1)の需要⼤きく落ち込むも市況改善傾向
• 資材価格の上昇 ベトナムから⽇本への供給
⽊材︓H&S事業の損益に⼀部影響。但し、限定的 - 衛⽣陶器(トイレ)︓⼀部部品の⽋品により、
銅・鋼材︓ヘッジ、コスト削減、および適正価格による 9-10⽉の⽣産・供給に遅れが⽣じ、当初計画の90%
販売への早期着⼿により、概ね価格上昇影響をカバー 程度に。事態はほぼ収束し11⽉に正常化の⾒込み
- エクステリア︓8-10⽉における国内での代替⽣産が
• 中国事業 ⼀時的なコストアップ要因に。但し、これにより⽋品を
中国住宅市場の急減速 回避。11⽉中旬に、完全正常化の⾒込み
事態を想定し、対応していた為、直接的な損害は限定的。
今後デベロッパー向け売上の減少が予想されるも、⼩売り・ • 資材価格の上昇
リノベーションなどへの事業分散施策の促進により、来期 アルミ︓⼀定程度は予想し対応済み。現在の歴史的⾼値
以降は、成⻑を⾒込む までは想定外であり、次期価格改定までは採算⾯での圧迫
を予想
電⼒供給不⾜
⾃家発電設備の確保、供給元の多様化等の対応により、 • 輸送(コンテナ)のひっ迫
現状事業への影響なし ロックダウン影響により貨物の輸送が遅れ、輸送コスト・輸送中
在庫が予想以上に増加。コスト上昇は来期1Qまで続く⾒込み
(1) インド、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム
3
2022年3⽉期 第2四半期 決算ハイライト
売上収益 6,962億円、対前年 5%増
• 対前年︓ 国内2%減(売却影響を除く 2%増)、海外25%増
• 第1四半期は好調も、第2四半期は、9⽉の⽣産・出荷遅れが影響 (主に⽇本・
アメリカ・欧州)。11⽉以降は段階的に正常化する⾒通し
事業利益 373億円、対前年 219億円増
• 欧⽶⽔まわり事業の売上伸⻑と、⽇本の構造改⾰の進捗が増益を牽引
• 第2四半期は、旺盛な需要に対して特に9⽉の⽣産・出荷遅れが影響し減速
最終四半期利益(1) 257億円、対前年 148億円増 上期 過去最⾼益
• 前年の経済活動の制限からの回復と構造改⾰の進捗により増益
(1) 最終四半期利益=親会社の所有者の帰属する四半期利益
4
2022年3⽉期 第2四半期 連結業績結果
第2四半期 6ヵ⽉ 第2四半期 3ヵ⽉
21/3期 22/3期 増減 % 22/3期 増減 %
(億円)
売上収益 6,605 6,962 +357 +5.4% 3,505 +4 +0.1%
売上総利益 2,177 2,442 +265 +12.2% 1,192 -18 -1.5%
(%) 33.0% 35.1% +2.1pt - 34.0% -0.6pt -
販管費 2,023 2,069 +46 +2.3% 1,050 +20 +2.0%
事業利益 (1) 154 373 +219 +142.5% 142 -38 -21.2%
(%) 2.3% 5.4% +3.0pt - 4.1% -1.1pt -
⾮継続事業を含む
109 257 +148 +136.5% 89 -57 -39.1%
最終四半期利益 (2)
EPS (円) 37.47 88.46 +50.99 - 30.55 -19.74 -
EBITDA(3) 559 774 +215 +38.5% 343 -39 -10.2%
(%) 8.5% 11.1% +2.7pt - 9.8% -1.1pt -
■ 事業利益率︓3.0pt良化(売上総利益率は2.1pt良化、販管費率は0.9pt良化)
■ 売上総利益率・事業利益率︓利益率の⾼い海外事業の売上構成⽐率の上昇と、製造部⾨における操業度
の向上、過年度における構造改⾰の効果発現を主因として良化
■ 販管費︓売上増加に伴い6ヵ⽉で前年同期⽐46億円増加(⽇本49億円減少、海外95億円増加)
(1) ⽇本基準の「営業利益」に相当 (3) EBITDA=事業利益+減価償却費
5
(2) 親会社の所有者に帰属する四半期利益
2022年3⽉期 第2四半期 セグメント別業績概況
⽔まわり事業の好調継続が増収に、コア事業が増益に貢献
上期 6ヵ⽉ 第2四半期 3ヵ⽉
21/3期 22/3期 22/3期
増減 増減
実績 実績 実績
報告セグメント (億円)
売上収益 3,656 4,205 +548 2,099 +97
LWT
事業利益 199 408 +209 171 +3
売上収益 2,356 2,297 -58 1,150 -33
LHT
事業利益 136 182 +47 79 -5
売上収益 463 406 -56 226 -24
LBT
事業利益 4 11 +6 18 +5
住宅・サービス事業等 売上収益 229 150 -79 78 -38
(H&S) 事業利益 10 -7 -17 -8 -14
売上収益 -99 -96 +3 -49 +1
全社/連結調整
事業利益 -195 -221 -26 -119 -28
売上収益 6,605 6,962 +357 3,505 +4
合計
事業利益 154 373 +219 142 -38
為替影響︓
上期6ヵ⽉︓売上収益 +115億円、事業利益 +8億円
2Q3ヵ⽉︓売上収益 +60億円、事業利益 +9億円
6
連結財政状態
⾃⼰資本⽐率は、 21/3期末時点から1.4pt改善し、33.1%に。
通期計画34%に対し順調に進捗
資産合計 資産合計 負債・資本合計 負債・資本合計
17,418 17,116 17,418 17,116
(億円)
-302 -302
現⾦及び現⾦同等物
流動資産 流動負債 流動負債
流動資産
6,314 5,869 5,376
6,378 1,111 989
⾮流動 ⾮流動
負債 負債
6,001 6,050
⾮流動 ⾮流動 -4,743
資産 資産 -4,844
11,040 10,802
Net
有利⼦負債
純資産 純資産 -5,732
-5,955
5,548 5,689
有利⼦負債
前期末 当四半期末 前期末 当四半期末 前期末 当四半期末
(2021/3/31) (2021/9/30) (2021/3/31) (2021/9/30) (2021/3/31) (2021/9/30)
7
キャッシュフローの状況及び現⾦残⾼
フリーキャッシュフローは、構造改⾰推進による増加284億円(1) 及び税引前四半期利益
の増加、並びに、アセットライト化促進による投資の減少により前年同期⽐では472億円
の増加
21/3期 上期(2) 22/3期 上期(2)
(億円) (億円)
現⾦及び現⾦同等物 現⾦及び現⾦同等物
959 1,111
の期⾸残⾼ の期⾸残⾼
うち運転資本 -5 うち運転資本 -317
営業CF 減価償却費 447 644 営業CF 減価償却費 401 416
FCF(3) FCF(3)
-216 256
投資CF うち資本的⽀出 -363 860 投資CF うち資本的⽀出 -208 160
財務CF 777 財務CF 380
その他(4) 20 その他(4) 3
現⾦及び現⾦同等物 現⾦及び現⾦同等物
1,500 989
の期末残⾼ の期末残⾼
※税引前利益(2) 254 ※税引前利益(2) 353
(1) ⼈事施策実施に伴う⽀出、事業売却影響 (4) 「その他」 = 為替換算影響額 + 売却⽬的保有資産に含まれる現⾦
8
(2) ⾮継続事業を含む 及び現⾦同等物
(3) フリーキャッシュフロー (FCF) = 営業CF+投資CF で計算
2022年3⽉期 下期⾒通し
• 引き続き需要は旺盛なるも、資材価格、物流コストの上昇など外部環境は、先⾏きを⾒
通しにくい状況が継続
• 事業リスク要因には、⽣産拠点の多様化、売れ筋商品の絞り込みによる商品の
安定供給と、デジタル化・アセットライト化などを通じた不断のコスト削減努⼒により対応
需要⾒通し
⽇本 新築︓ウッドショックにより若⼲の着⼯時期の遅れあるも、⼤きな影響なし
リフォーム︓旺盛な需要が継続
海外 欧州・アメリカ地域︓旺盛な需要が継続。但し、商品供給がボトルネック
中国︓中国住宅市場の急減速により、成⻑は来期以降となる⾒込み
アジア太平洋地域︓⼀時的な後退もあり得るも、回復基調が継続
事業リスク要因
歴史的な資材価格の⾼騰
中国における電⼒供給制限
輸送(コンテナ)のひっ迫とコストの上昇
予測不能なロックダウンの発⽣
上記の結果を含む予想困難な要因による様々な部品の供給不⾜
9
セグメント別決算の概要
ウォーターテクノロジー ハウジングテクノロ ビルディングテクノロ 住宅・サービス事業
事業 (LWT) ジー事業 (LHT) ジー事業 (LBT) 等 (H&S)
10
ウォーターテクノロジー事業 (LWT)
海外事業は好調な欧⽶が牽引し、増収増益。
⽇本事業は旺盛なリフォーム需要を背景に、増収増益
4⽉-9⽉ 22/3期 YoY 売上収益
億円 上期 現地通貨 ■ アメリカ
ベース
1Qに引き続き、売上はコロナ前の⽔準を⼤幅に上回って伸⻑
アメリカ 754 +20% 全商品カテゴリー・全販売チャネルで⼤幅伸⻑
欧州、中東、 特に卸向け・⼩売販売が牽引
936 +29%
アフリカ地域
地 ■ 欧州、中東、アフリカ地域
域 中国 285 +1% 好調な受注に⽀えられ、全地域で前年・前々年⽐で増収
別 全商品カテゴリー・全販売チャネルで⼤幅伸⻑
売 アジア太平洋地域 202 +19%
■ 中国
上
⽇本 1,998 +5% ⼩売販売チャネルとGROHE商品の売上好調により前年並みで推移
(1)
■ アジア太平洋地域
連結調整・他 29 新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響により、⼀部の地域で経済活
Water +15%
事業 動の制限の影響を受けるも、地域全体としては回復を継続し、増収
4,205 利益率%
Technology
■ ⽇本
海外 261 +117% 11.8% リフォームと中⾼級品価格帯商品の需要好調により増収
衛⽣への関⼼の⾼まりにより、タッチレス⽔栓、およびタッチレス⽔栓を
事 搭載したキッチン・洗⾯化粧台が引き続き好調
業 ⽇本 147 +87% 7.4%
利
Water 事業利益
益 408 +105%
Technology
■ 海外・⽇本
事業利益率 9.7% +4.3pt 海外︓主に欧⽶における売上好調が貢献
⽇本︓リフォーム売上・中⾼級品売上構成⽐上昇により増益
(1) 地域別はマネジメントベース、合計は制度会計ベース
制度連結会計 為替レート︓ 22/3期 2Q実績1USD=110.18円、1EUR=130.97円 11
マネジメントベース為替レート︓ 22/3期 1USD=105円、1EUR=126円で⽐較
ハウジングテクノロジー事業 (LHT)
原材料価格⾼騰の影響あるも、体質強化施策の進捗により、前年の⼦会社売却影響
を除き、増収増益
22/3期
4⽉-9⽉ 上期 YoY
億円
■ ⽇本
⽇本 2,278 -2%(1) 事業環境はアルミ等原材料費⾼騰の影響により厳しくも、
体質強化施策の進捗、商品価格の⾒直し、⽣産⾯・業務
地 ⾯における⽣産性の向上により増益
域
別 海外 19 -35%
売
事業利益率2.2pt改善
上
“ニューノーマル”への対応、および、在宅時間が増えたことを
Housing 背景にリフォーム需要が増加
2,297 -2%
Technology • リシェント(リフォームドア)︓売上 前年⽐27%増
• インプラス(リフォーム樹脂内窓)︓売上 前年⽐31%増
• スマート宅配ポスト︓売上 前年⽐57%増
Housing
事 Technology
182 +34% 今期すべての窓シリーズを刷新し、住宅の⾼性能化を推進。
業 アルミ窓「サーモスA」(5⽉発売)、樹脂窓「EW」(8⽉発
利 売)に続き、刷新するハイブリッド窓の第1弾商品となる「サー
益 モスⅡ-H/L」(2)を11⽉より発売。新商品への切り替え進む
事業利益率 7.9% +2.2pt
(1) 事業売却等影響除く +2%
12
(2) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021102101.pdf
ビルディングテクノロジー事業 (LBT)、住宅・サービス事業等 (H&S)
⼤型物件を中⼼とした⼯程⾒直しに伴う建材供給時期の遅れにより減収なるも、
販管費削減・体質強化への継続的取り組みにより利益率改善
4⽉-9⽉ 22/3期
YoY
億円 上期
ビル案件は、⻑期に渡り、段階的に収益認識されることから、
売上 406 -12% 取り組みと効果の発現時期にタイムラグが⽣じるため、
ビ
ル 来期以降も継続的な利益改善を⾒込む
デ +149%
事業利益 11
ィ
ン
グ
事業利益率 2.6% +1.7pt
前年度事業売却等影響を主因として、減収減益
4⽉-9⽉ 22/3期
億円 上期 YoY
事業売却等影響を除く上期売上は、概ね前年同⽔準
売上 150 -35%(1)
販管費抑制するも、事業売却影響・資材⾼騰影響継続により
H
⾚字
& 事業利益 -7 -
S
事業利益率 -5.0% -9.3pt
(1) 事業売却等影響除く +2%
13
(ご参考)データ集
14
商品・サービス別売上状況
⾮接触(タッチレス)化や快適性の向上を⽬的としたリフォーム需要の増加により、
⽔まわり商品売上好調 (単位︓億円) (単位︓%)
前年同期⽐
21/3期 21/3期 22/3期 前年
セグメント 主要商品名 21/3期 22/3期
通期実績 上期実績 上期実績 同期⽐
(%) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
LWT 衛⽣機器** 1,055 504 496 -1.5% +1.5 -8.5 -2.1 +8.4 +0.9 -3.9
バスルーム 870 412 426 +3.6% -20.8 -18.8 -9.0 -3.9 +10.7 -2.9
洗⾯化粧台** 371 168 185 +10.0% -8.5 -9.0 +8.9 +2.9 +13.7 +6.6
キッチン 1,001 466 498 +7.1% -14.8 -20.0 -3.9 -1.0 +9.5 +4.8
タイル 330 158 157 -0.7% -5.3 -16.6 -6.2 -7.6 -1.6 +0.2
LHT 住宅サッシ 1,715 854 827 -3.2% -10.7 -13.3 -4.2 -10.8 -2.0 -4.3
エクステリア 994 495 505 +2.2% -9.4 -14.6 -6.0 -8.5 +3.1 +1.2
インテリア建材 624 304 300 -1.3% -8.1 -18.0 -7.8 -8.2 -3.1 +0.5
その他LHT(1) 547 295 193 -34.7% -30.0 -33.7 -14.9 -53.3 -36.5 -32.9
LBT ビルサッシ 934 463 406 -12.2% -10.8 -18.2 -21.1 -17.3 -15.4 -9.4
(1)
H&S 住宅・サービス事業 466 229 150 -34.6% -13.9 -15.1 +1.2 -28.0 -36.5 -32.9
(2)
海外売上 3,847 1,786 2,226 +24.6% -21.5 +2.3 +1.9 +2.6 +49.6 +6.2
その他・連結調整等 1,030 474 594 -
売上合計 13,783 6,605 6,962 +5.4% -14.6 -11.6 -3.8 -6.2 +11.4 +0.1
(ご参考)**「衛⽣機器」「洗⾯化粧台」に含まれる⽔栓⾦具の売上状況
LWT ⽔栓⾦具 217 98 114 +15.7% +13.5 +4.9 +19.5 +22.2 +17.9 +13.6
(1) 前年同期⽐での減少は、2021年3⽉期4Qにおける事業売却等影響による
15
(2) 海外⽔まわり事業の商品別売上状況については、p.17参照
⽇本 - 国内リフォーム戦略の進捗︓リフォーム向け売上の拡⼤への注⼒
⽔まわりを中⼼とした好調なリフォーム需要により、リフォーム売上構成⽐3.7pt上昇
上期 6ヵ⽉ 第2四半期 3ヵ⽉
21/3期 22/3期 前年 22/3期 前年
増減
(億円) 実績(1) 実績 同期⽐ 実績 同期⽐
リフォーム商材売上 1,402 1,528 126 +9% 768 +4%
LWT-J +13% +6%
LHT-J +7% +3%
LBT -9% -0%
リフォーム売上⽐率 36% 40% +3.7pt 39% +2.4pt
セグメント別リフォーム売上構成⽐ リフォーム加盟店の推移
21/3期上期 22/3期上期 増減 20年 21年 21年
LWT 44% 47% +3.8pt 店 3⽉ 3⽉ 9⽉
(1) LIXILリフォームショップ (FC) 554 540 537
LHT 33% 35% +2.4pt
LIXILリフォームネット
11,789 11,373 11,302
LBT
(1)
(ボランタリー)
21% 24% +3.7pt
リクシルPATTOリフォーム
国内・計 3,602 3,817 3,796
36% 40% +3.7pt サービスショップ
(1) 同⼀基準に基づく⽐較を可能とするため、前年同期のリフォーム売上⾼を遡及修正
16
海外 - ウォーター事業における海外事業の成⻑促進の進捗
ブランド・ポートフォリオやグローバルな⽣産体制、先進技術を活かすことで、
ポートフォリオ・ギャップを埋め、海外事業の成⻑を促進
22/3期 上期 6ヵ⽉ 22/3期 第2四半期 3ヵ⽉
欧州、 欧州、
海外 アジア 海外 アジア
中東、 中東、
事業 アメリカ 中国 太平洋 事業 アメリカ 中国 太平洋
アフリカ アフリカ
合計 地域 合計 地域
地域 地域
売上構成⽐
⽔栓⾦具 (浴室) 43% 14% 65% 39% 48% 42% 13% 65% 40% 49%
衛⽣陶器等 38% 53% 21% 56% 43% 39% 55% 21% 55% 41%
⽔栓⾦具 (キッチン) 9% 5% 14% 3% 5% 8% 5% 13% 3% 6%
浴槽・シャワーシステム 7% 20% 0% 1% 1% 7% 19% 0% 0% 1%
その他 3% 8% 0% 2% 2% 3% 8% 0% 1% 3%
合計 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100%
売上伸び率
⽔栓⾦具 (浴室) +22% +9% +28% +28% +5% +2% -9% +4% +5% +4%
衛⽣陶器等 +19% +24% +38% +2% -6% +3% +15% +12% -21% -17%
⽔栓⾦具 (キッチン) +20% +6% +26% +43% +5% -3% -8% -2% +3% +1%
浴槽・シャワーシステム +25% +27% +85% -45% -2% +11% +14% +55% -37% -11%
(ご参考) LIXIL統合報告書2021 p.38-39 「LIXIL PLAYBOOKの優先課題 『3. ウォーター事業における海外事業の成⻑促進』
17
https://www.lixil.com/jp/investor/library/annual_reports.html
上期(6ヵ⽉) 売上収益・事業利益の増減(前年同期差)
+15% -2% -12% -35%
(億円) 前年⽐
7,500
7,000 58 56 79
+548 +3
売 6,500
21/3期 国内リフォーム +7% 22/3期
上 6,000 上期実績 上期実績
国内リフォーム +13% 国内リフォーム以外 -5%
収 6,605
国内 -2%
6,962
国内リフォーム以外 +0%
益 国内 +5% (事業売却 -105含む)
500 海外 +26% 海外 -35%
+357(+5.4%)
0
LWT LHT LBT H&S 連結調整/他
購買市況 -46
LWT -18 ⼈件費、等
(億円) LHT -28 LWT +22
500 コストダウン等 +29 LHT -5
LWT +4 LBT +9
LWT+25 LHT +12 施策費等 -22
LHT +39 LHT売却影響 +37
400 LBT +13 17 26
事 LWT +35 LBT -7 LHT売却影響 -34
+148
21/3期 LHT +19 LWT海外+141
業 300 上期実績 LBT -10 LHT海外 +7 22/3期
利 154 +58 51 +63 (ご参考) 上期実績
200 GROHE +112
事業利益率 +44 373
益 2.3% ASB +29
事業利益率
100 その他 +7
5.4%
+219(+142.5%)
0
国内 ミックス/ コスト増減 販管費 海外事業 住宅・ 連結調整/
売上増減 売価 サービス 他
⽇本 +114 (+51%) 海外 +148
18
第2四半期(3ヵ⽉) 売上収益・事業利益の増減(前年同期差)
+5% -3% -9% -33%
(億円) 前年⽐
3,600
33
3,550 +97 24
売 38
3,500 +1
21/3期 国内リフォーム +3% 22/3期
上 3,450 2Q実績 2Q実績
国内リフォーム +6% 国内リフォーム以外 -3%
収 3,400 3,500
国内 -2%
3,505
国内リフォーム以外 -0%
益 国内 +2% (事業売却 -57含む)
100
海外 +8% 海外 -100%
50
+4(+0.1%)
0
LWT LHT LBT H&S 連結調整/他
⼈件費、等
LWT+10 LWT +17
LWT +7 LHT -10
(億円) LHT +10
LHT +13 LBT +3
LBT -4
250 LBT -5 LHT売却影響 +17
200 +16
事 +15 49 +28 7 14
施策費等 -10
購買市況 -30
業 150 LWT -12 LWT海外 -17 28
21/3期
LHT -19 LHT海外 +10 22/3期
利 100
2Q実績 コストダウン等 +0 (ご参考) 2Q実績
180 LWT -3
益 事業利益率 LHT -8 GROHE -4 142
50 5.1%
LBT +11 ASB +1 事業利益率
LHT売却影響 -19
-38(-21.2%) その他 -4
4.1%
0
国内 ミックス/ コスト増減 販管費 海外事業 住宅・ 連結調整/
売上増減 売価 サービス 他
⽇本 +10 (+7%) 海外 -7
19
第2四半期 その他収益・費⽤、⾦融収益・費⽤ 内訳
21/3期 22/3期
増減
上期実績 上期実績
(億円)
売却⽬的で保有していた資産の処分益 - 24 +24
その他 25 24 -1
その他の収益 25 48 +23 (A) 「デリバティブ評価益」は
「為替差損」と両建てで表⽰
有形固定資産除売却損 6 8 +2 されています。
減損損失 28 14 -15 22/3期
その他 25 28 +3 上期実績
デリバティブ評価益 9
その他の費⽤ 59 49 -10 為替差損 -14
Net -4 損
受取利息 5 7 +2
受取配当⾦ 8 10 +2
デリバティブ評価益 - 9 +9(A) (B) 「為替差益」は「デリバティブ
為替差益 53 - -53(B) 評価損」と両建てで表⽰されて
います。
⾦融収益 66 26 -39
21/3期
⽀払利息 21 23 +2 上期実績
為替差益 53
デリバティブ評価損 57 - -57(B)
デリバティブ評価損 -57
為替差損 - 14 +14(A) Net -4 損
その他 0 1 +1
⾦融費⽤ 78 37 -41
20
セグメント別 実績及び通期業績予想
21/3期 上期 22/3期 上期 22/3期 通期予想
前年 前期⽐
国内 海外 計 国内 海外 計 国内 海外 計
(億円) 同期⽐% %
売上収益 1,900 1,756 3,656 1,998 2,206 4,205 +15.0% 4,315 4,340 8,655 +10.4%
事業利益 79 120 199 147 261 408 +105.4% 365 460 825 +32.7%
LWT % 4.1% 6.8% 5.4% 7.4% 11.8% 9.7% +4.3pt 8.5% 10.6% 9.5% +1.6pt
売上収益 2,326 30 2,356 2,278 19 2,297 -2.5% 4,715 65 4,780 +0.8%
事業利益 143 -7 136 183 -0 182 +34.3% 385 -20 365 +16.1%
LHT % 6.2% -24.3% 5.8% 8.0% -0.1% 7.9% +2.2pt 8.2% - 7.6% +1.0pt
売上収益 463 463 406 406 -12.2% 865 865 -7.4%
事業利益 4 4 11 11 +148.5% 30 30 +14.9%
LBT % 0.9% 0.9% 2.6% 2.6% +1.7pt 3.5% 3.5% +0.7pt
売上収益 229 229 150 150 -34.6% 300 300 -35.6%
事業利益 10 10 -7 -7 - 10 10 -53.2%
H&S % 4.3% 4.3% -5.0% -5.0% -9.3pt 3.3% 3.3% -1.3pt
売上収益 -99 -96 - -200 -
連結調整
・他(1) 事業利益 -195 -221 - -430 -
売上収益 4,918 1,786 6,605 4,833 2,226 6,962 +5.4% 10,195 4,405 14,400 +4.5%
事業利益 236 113 154 333 261 373 +142.5% 790 440 800 +39.6%
LIXIL(1) % 4.8% 6.3% 2.3% 6.9% 11.7% 5.4% +3.0pt 7.7% 10.0% 5.6% +1.4pt
(1) 国内・海外の売上収益/事業利益の合計と「計」の⾦額の差は、連結調整・他の⾦額
21
主要海外⼦会社業績
ASB (ASD Holdings) 21/3期 上期 22/3期 上期 前年同期⽐ 単位︓百万⽶ドル
為替レート(期中平均レート) 106.68 110.18 -
売上収益 598 718 +20%
事業利益 33 58 +76%
事業利益率 5% 8% +2.6pt
21/3期 22/3期 上期
決算期
期末残⾼ 償却額 その他(1) 期末残⾼
為替レート
110.71 110.18 - 111.92
(残⾼は期末レート、償却は期中平均レート)
のれん 228 - 0 228
無形資産 206 -3 0 203
Grohe Group (グローエ) 21/3期 上期 22/3期 上期 前年同期⽐ 単位︓百万ユーロ
為替レート(期中平均レート) 121.36 130.97 -
売上収益 677 886 +31%
事業利益 65 145 +125%
事業利益率 10% 16% +6.9pt
21/3期 22/3期 上期
決算期
期末残⾼ 償却額 その他(1) 期末残⾼
為替レート
129.8 130.97 - 129.86
(残⾼は期末レート、償却は期中平均レート)
のれん 1,197 - -3 1,195
無形資産 1,429 -6 0 1,423
(1) 為替換算差額など
22
(ご参考)事業関連・ESG関連トピックス
23
事業トピックス
既存住宅を活かしたリフォームにより
リフォーム需要に対応する商品の拡充
脱炭素社会の実現に貢献
「まるごと断熱リフォーム」で マンションリフォーム⽤バスルーム「リノビオV」刷新
新築に代わる選択肢の提案 多機能シャワー「エコアクアシャワーSPA」発売
(写真︓左「リノビオV」 (2) 、右「エコアクアシャワーSPA」(3))
⽔まわりのリフォーム需要に応えるため、商品の拡充に注⼒。「リノビオV」
(写真︓⾼性能住宅⼯法「まるごと断熱リフォーム」 、2021年10⽉1⽇より全国発売(1)) はマンションリフォーム⽤のバスルームであり、トレンドを捉え空間デザインを
強化して刷新
既存住宅の構造部分や地中の配管等、“使える部分”を活かすことで
コストを削減し、断熱材や外装・内装・設備等の⼀新により、快適な 「エコアクアシャワーSPA」は、微細な⽔流で⽪脂汚れを洗い流すシルクミ
住宅を実現 スト吐⽔、マッサージ感を得られるパワーマッサージ吐⽔、空気を含んだ⼤
粒の⽔滴で節⽔効果も実現するアクアスプレー吐⽔など、計3つの吐⽔
LIXILは、住宅全体の⾼性能化を推進し、多⾓的に取り組むことで モードを搭載し、多機能性と洗練されたデザインを両⽴した⾼付加価値
2050年カーボンニュートラルの達成を図る 型の商品
リフォーム商材の拡充により収益性を改善
(1) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021100401.pdf
24
(2) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021092901.pdf
(3) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021092801.pdf
事業・ESGトピックス
スマートホームで
GROHE XがRed Dot Awardを受賞
熱中症対策など気候変動への適応を検証
デジタルコンテンツの拡充による 国⼟交通省公募の「サステナブル建築物等
顧客体験の向上 先導事業(次世代住宅型)」に選出
GROHEは、製品や技術を紹介する動画などのコンテンツやオンライン商談 気候変動により夏はますます暑くなり、⽇本では熱中症で救急搬送さ
など、ブランド体験をオンラインで提供するプラットフォーム「GROHE X」の れる⼈の約4割が住居内で発症。室内での熱中症対策という重要課
内容と利便性が評価され、Red Dot Award Brands & 題の解決のための実証プロジェクトにLIXILを選出(2)
Communication Design 2021のデジタルソリューション部⾨を受賞(1)
LIXIL独⾃の技術を活かしたIoTホームリンク「Life Assist2」を使⽤し、
⽇本国内では、来年度より、ビジネスパートナー向けのオンラインプラットフォー スマートホームシステムによる、熱中症対策や空気質管理の有効性を
ムを展開予定。商品情報以外にもユーザーのビジネスサポートになる動画や 検証していき、住まいの課題解決に貢献
CADなどのマルチコンテンツを提供。
将来的にはエンドユーザーにも対象を広げ、顧客体験を向上
(1) GROHE X(英語) https://www.grohe-x.com/en/newsroom-overview/news-overview-international/brand_red-dot-award-grohe-x
25
(2) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021080601.pdf
ESG関連トピックス
気候変動の緩和と適応 国連HLPFに⺠間企業代表として参加
「窓からECOシェアプロジェクト」で 国連ハイレベル政治フォーラムでSATOを紹介
省エネと⼦ども達の健康に貢献
2021年7⽉15⽇、外務省はSDGsに関連した国連ハイレベル政治
フォーラム(HLPF)にて、SDGs達成へ向けた⽇本の取り組みの報
断熱窓や断熱ドアなど、CO2排出量削減に貢献する対象商品の 告において、⽇本を代表する唯⼀の⺠間企業としてLIXILの取り組み
売上の⼀部により、地域の保育所・幼稚園に外付⽇よけを寄付。 を紹介(2)
⼦どもたちの室内熱中症を予防し、気候変動への適応を⽀援 (1)
LIXILは、 SATO ブランド独⾃の持続的で実現可能なイノベーションと
窓からECOシェアプロジェクトは2019年から開始し、2020年のCO2削減 世界の衛⽣環境を改善するためのコラボレーションの重要性について
貢献量は1,943トン。468世帯の家庭の1年間のCO2排出量に相当 説明
これまでに開発途上国向け簡易式トイレシステムSATOはトイレと
「SATO Tap」による⼿洗いの普及を通じ、41ヵ国以上に出荷、約
2,500万⼈の衛⽣環境の改善に貢献
(1) Webサイト https://www.lixil.co.jp/minnadesmileecopj/thinkheat/madoeco/
26
(2) 外務省YouTube https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=_06O1TowRi0&t=370s
外部評価
MSCI⽇本株⼥性活躍指数 FTSE4Good Index Series
役員や従業員、新⼊社員における⼥性の割合が向上し、 ⼈権、コーポレート・ガバナンス、グリーン調達ガイドライン
MSCI社の「MSCI⽇本株⼥性活躍指数(WIN)」の構成 策定などの取り組みが評価され、FTSE Russell社の
銘柄に選定 (5年連続、2021年6⽉) 「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄と「FTSE
Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定
(5年連続、2021年6⽉)
MSCI ESG Ratings
コンプライアンスへの取り組み、コーポレートガバナンス体制
の改善、開⽰情報の拡充が評価され、MSCI社の「ESG
Ratings」がBBBからAにランクアップ(2021年3⽉)
27
事業環境
105
アルミ価格
⽇本における新設着⼯数の推移 (季節調整値年率)
100
2019
22/3期 前提
2020
95 1トンあたり22.6万円
2021
(約2,152ドル/トン)
出所︓LME 3ヵ⽉先物
90
(2019/4/1
2019年4⽉ 2020年4⽉ 2021年4⽉
-2020年3⽉ -2021年3⽉ -2021年10⽉ -2021/10/7)
85
80 銅価格
75
(万⼾)JAN FEB MAR APR MAY JUN JUL AUG SEP OCT NOV DEC 22/3期 前提
1トンあたり70.8万円
出所︓国⼟交通省公表 新設着⼯データ(2019/1-2021/8)
(約6,743ドル/トン)
新築着⼯⽔準(対前年⽐) 出所︓LME 3ヵ⽉先物
2019年4⽉ 2020年4⽉ 2021年4⽉ (2019/4/1
● 2021/1-6︓ +3.3% -2020年3⽉ -2021年3⽉ -2021年10⽉ -2021/10/7)
● 2021/1-8︓ +4.7%
2021年1⽉-8⽉ 2021年4⽉-8⽉ 為替 20/3期 21/3期 22/3期
(8ヵ⽉) (5ヵ⽉) (期中平均レート) 実績 実績 計画前提
⽶ドル 109.10円 106.17円 105.0円
⼾数 前年⽐ ⼾数 前年⽐
総数 563,495 +4.7% 372,496 +8.3% ユーロ 121.14円 123.73円 126.0円
持家(1) 185,016 +9.5% 123,086 +12.9% 原材料価格の 20/3期 21/3期 22/3期
貸家 211,259 +3.2% 141,664 +7.8% 実績 実績 実績 計画前提
分譲マンション 70,275 -2.1% 44,329 -4.0% アルミ価格
21.5万円/トン 19.9万円/トン 22.6万円/トン
分譲⼾建(2) 92,073 +5.4% 60,071 +11.3% (購⼊ベース)
⼾建合計(1)+(2) 277,179 +8.1% 183,157 +12.4% 銅価格 58.6万円/トン 60.3万円/トン 70.8万円/トン
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この資料には、㈱LIXILの将来についての計画と予測の記述が含まれています。
これらの計画と予測は、リスクや不確定要素を含んだものであり、実際の業績は様々な重要な要素により
当社の計画・予測と⼤きく異なる結果となる可能性があります。