2022年3⽉期 証券コード︓ 5938
第1四半期 決算説明資料〔IFRS〕
(2021年4⽉－2021年6⽉)
株式会社 LIXIL
2021年7⽉30⽇
Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.
2016年3⽉期よりIFRSに移⾏しています
各段階利益の名称の違いは以下の通りです
⽇本基準 IFRS （当社財務報告）
継続事業
売上⾼ 売上収益
売上原価 売上原価
売上総利益 売上総利益
販管費 販管費
営業利益 事業利益（CE）
営業外収益・費⽤ その他収益・費⽤
経常利益 営業利益
特別損益 ⾦融収益・費⽤
持分法投資損益
税引前利益 税引前利益
継続事業からの当期利益
⾮継続事業
⾮継続事業からの当期利益
当期利益 当期利益
⾮⽀配持分に帰属する当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益
親会社の株主に帰属する当期利益 ⾮⽀配持分に帰属する当期利益
IFRS基準の「事業利益（CE）」は⽇本基準の「営業利益」に相当
2
本⽇のポイント
2022年3⽉期 第1四半期 業績の総括
• 前年の経済活動の制限からの回復、および、欧⽶を中⼼とした
旺盛な需要と、⽇本の構造改⾰の進捗により、対前年同期⽐で
増収増益
• 従来から取り組んできた様々な体質改善施策が定着するとともに、
結果として表れはじめ、第1四半期としては、事業利益以下、
全ての段階利益において過去最⾼益を記録
• 売上総利益率は、前年同期⽐で5.0pt改善。
事業利益率は6.7%に
3
2022年3⽉期 第1四半期 決算ハイライト
第1四半期としては過去最⾼益。特に欧⽶の⽔まわり事業が好調。
⽇本の構造改⾰も進捗し、増収増益
売上収益 3,458億円、対前年 11%増
• 対前年︓ 国内1%減（売却影響を除く 2%増）、海外50％増
事業利益 231億円、対前年 257億円増 第1四半期 過去最⾼益
• 欧⽶⽔まわり事業の売上伸⻑と、⽇本の構造改⾰の進捗が増益を牽引
最終四半期利益(1) 168億円、対前年 205億円増 第1四半期 過去最⾼益
• 前年の経済活動の制限からの回復と構造改⾰の進捗により増益
(1) 最終四半期利益=親会社の所有者に帰属する四半期利益 4
2022年3⽉期 第1四半期 連結業績結果
21/3期 22/3期
1Q 3ヵ⽉ 1Q 3ヵ⽉ 前年同期⽐
実績 実績
（億円） 実績 実績 増減 %
売上収益 3,105 3,458 +353 +11.4%
売上総利益 967 1,250 +283 +29.3%
(%) 31.1% 36.2% +5.0pt -
販売費および⼀般管理費 993 1,019 +26 +2.6%
事業利益 (1) -26 231 +257 -
(%) -0.8% 6.7% +7.5pt -
⾮継続事業を含む
最終四半期損益 (2) -37 168 +205 -
EPS (円) -12.82 57.91 +70.73 -
EBITDA(3) 177 431 +254 -
(%) 5.7% 12.5% +6.8pt -
■ 事業利益率は7.5pt良化（売上総利益率は5.0pt良化、販管費率は2.5pt良化）
■ 売上総利益率・事業利益率の良化は、利益率の⾼い海外事業の売上構成⽐率の上昇と、
製造部⾨における操業度の向上、過年度における構造改⾰の効果発現が主因
■ 販管費は、売上増加に伴い3ヵ⽉で前年同期⽐26億円増加
(1) ⽇本基準の「営業利益」に相当 (3) EBITDA=事業利益＋減価償却費 5
(2) 親会社の所有者に帰属する四半期損益
2022年3⽉期 第1四半期 セグメント別業績概況
⽔まわり事業の好調が増収に、コア事業が増益に貢献
第1四半期 3ヵ⽉
21/3期 22/3期 増減
報告セグメント （億円）
売上収益 1,655 2,106 +451
LWT
事業利益 30 237 +207
売上収益 1,173 1,148 -26
LHT
事業利益 52 104 +51
売上収益 213 180 -33
LBT
事業利益 -9 -8 +1
住宅・サービス事業等 売上収益 113 72 -41
(H&S) 事業利益 4 1 -4
売上収益 -49 -47 +2
全社/連結調整
事業利益 -104 -102 +2
売上収益 3,105 3,458 +353
合計
事業利益 -26 231 +257
為替影響︓
1Q3ヵ⽉︓売上収益 +55億円、事業利益 -1億円
6
連結財政状態
⾃⼰資本⽐率は、 21/3期末時点から0.4pt改善し、32.1%に
資産合計 資産合計 負債・資本合計 負債・資本合計
17,418 17,396 17,418 17,396
（億円）
-22 -22
現預⾦
流動資産 流動負債 流動負債
流動資産
6,434 5,869 5,675
6,378 1,111 1,095
⾮流動 ⾮流動
負債 負債
6,001 6,107
⾮流動 ⾮流動
資産 資産 -4,834
-4,844
11,040 10,962
Net
有利⼦負債 -5,929
純資産 純資産
5,548
-5,955
5,614
有利⼦負債
前期末 当四半期末 前期末 当四半期末 前期末 当四半期末
(2021/3/31) (2021/6/30) (2021/3/31) (2021/6/30) （2021/3/31） （2021/6/30）
7
キャッシュフローの状況及び現⾦残⾼
フリーキャッシュフローは、構造改⾰推進に伴う⼀時的な減少183億円(1)と事業改⾰
による運転資本の増加あるも、税引前四半期利益の増加とアセットライト化推進に
よる投資の減少により前年同期⽐では82億円の減少
21/3期 1Q(2) 22/3期 1Q(2)
（億円） （億円）
現⾦及び現⾦同等物 現⾦及び現⾦同等物
959 1,111
の期⾸残⾼ の期⾸残⾼
営業CF うち運転資本 45 395 営業CF うち運転資本 -269 193
減価償却費 245 減価償却費 200
FCF(3) FCF(3)
220 138
投資CF 175 投資CF 55
うち資本的⽀出 -192 うち資本的⽀出 -104
財務CF 530 財務CF 156
その他(4) 101 その他(4) 3
現⾦及び現⾦同等物 現⾦及び現⾦同等物
1,608 1,095
の期末残⾼ の期末残⾼
※税引前利益(2) 11 ※税引前利益(2) 229
(1) ⼈事施策実施に伴う⽀出、事業売却影響 (4) 「その他」 = 為替換算影響額 + 売却⽬的保有資産に含まれる現⾦
8
(2) ⾮継続事業を含む 及び現⾦同等物
(3) フリーキャッシュフロー (FCF) = 営業CF+投資CF で計算
セグメント別決算の概要
Water Housing Building
住宅・サービス
Technology Technology Technology
Water Technology／ウォーターテクノロジー事業
海外事業は前年のコロナ影響からの回復と欧⽶の旺盛な需要継続により、増収増益。
⽇本事業は旺盛なリフォーム需要を背景に、増収増益
4⽉-6⽉ 22/3期 YoY
億円 1Q 現地通貨
ベース 売上収益
アメリカ 367 +35% ■ アメリカ・欧州、中東、アフリカ地域
欧州、中東、 前年1Qの低⽔準あるも、売上はコロナ前の⽔準を⼤幅に
489 +66% 上回って伸⻑
アフリカ地域
地 全地域・販売チャネル・商品カテゴリーで、売上⼤幅伸⻑
域 中国 143 +8%
■ 中国
別
売 アジア太平洋地域 97 +58% 主に、⼩売販売チャネルとGROHE商品の売上伸⻑により増収
上 ■ アジア太平洋地域
⽇本 992 +9%
(1) 新型コロナウイルス感染症再拡⼤の影響により、経済活動の
連結調整 19
制限に影響を受けるも、地域全体としては回復を継続し、増収
Water 事業 ■ ⽇本
2,106 +27% リフォーム需要と中⾼級品価格帯商品の需要が旺盛。
Technology 利益率%
衛⽣への関⼼の⾼まりと新商品効果により、タッチレス⽔栓、
海外 159 - 14.2% および、タッチレス⽔栓を搭載したキッチン・洗⾯化粧台が伸⻑
事
業 ⽇本 78 +167% 7.9%
利 事業利益
Water
益
Technology
237 +689% ■ 海外・⽇本
海外︓主に欧⽶における売上好調が増益を牽引
事業利益率 11.2% +9.4pt ⽇本︓リフォーム売上・中⾼級品売上構成⽐上昇により増益
(1) 地域別はマネジメントベース、合計は制度会計ベース
10
制度連結会計 為替レート︓ 22/3期 1Q実績１USD=110.00円、1EUR=131.78円
マネジメントベース為替レート︓ 22/3期 1USD=105円、1EUR=126円で⽐較
Housing Technology／ハウジングテクノロジー事業
体質強化施策の進捗、および、リフォーム商品の売上伸⻑により前年の⼦会社売却
影響を除き、増収増益
22/3期
4⽉-6⽉ 1Q YoY
億円
■ ⽇本
⽇本 1,128 -3%(1) 事業環境は依然厳しいものの、⽣産⾯・業務⾯における
⽣産性の向上、体質強化施策の進捗、リフォーム売上の
地 伸⻑により増益
域
別 海外 19 +21%
売
事業利益率4.6pt改善
上
“ニューノーマル”への対応、および、在宅時間が増えたことを
Housing 背景にリフォーム需要が増加
1,148 -2%
Technology • リシェント（リフォームドア）︓前年⽐41％増
• インプラス（リフォーム樹脂内窓）︓前年⽐36%増
• スマート宅配ポスト︓前年⽐55%増
Housing
事 Technology
104 +98% 「かんたんリフォームで ＃おうち時間を幸せに」の
業 プロモーション効果と、グリーン住宅ポイント制度がリフォーム
利 需要を後押し
益
事業利益率 9.0% +4.6pt
(1) 事業売却等影響除く +2% 11
Building Technology／ビルディングテクノロジー事業、住宅・サービス事業等（H&S）
⼤型物件を中⼼とした⼯期⻑期化に伴う建材供給時期の遅れにより減収、⾚字幅縮⼩
4⽉-6⽉ 22/3期
YoY
億円 1Q
⼤型物件を中⼼とした⼯期⻑期化に伴う建材供給時期の
売上 180 -15%
遅れにより減収
ビ
ル 販管費削減・体質強化への継続的取り組みにより⾚字幅縮⼩
デ -
事業利益 -8
ィ ビル案件は、⻑期に渡り、段階的に収益認識されることから、
ン
グ 取り組みと効果の発現時期にタイムラグが⽣じるため、
事業利益率 -4.3% -0.1pt 来期以降利益改善を⾒込む
前年度事業売却等影響を主因として、減収減益
4⽉-6⽉ 22/3期
億円 1Q YoY
事業売却等影響を除く1Q業績は、概ね前年同⽔準
売上 72 -37%
H
& 事業利益 1 -84%
S
事業利益率 1.0% -2.9pt
12
（ご参考）データ集
商品・サービス別売上状況
前年の経済活動の制限からの回復と、⾮接触（タッチレス）化や快適性の向上を
⽬的としたリフォーム需要の増加により、⽔まわり商品売上好調
(億円) （%）
前年同期⽐
21/3期 21/3期 22/3期 前年
セグメント 主要商品名 21/3期 22/3期
通期実績 1Q実績 1Q実績 同期⽐
(%) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
LWT 衛⽣機器** 1,055 242 244 +0.9% +1.5 -8.5 -2.1 +8.4 +0.9
バスルーム 870 197 218 +10.7% -20.8 -18.8 -9.0 -3.9 +10.7
洗⾯化粧台** 371 79 90 +13.7% -8.5 -9.0 +8.9 +2.9 +13.7
キッチン 1,001 225 246 +9.5% -14.8 -20.0 -3.9 -1.0 +9.5
タイル 330 79 78 -1.6% -5.3 -16.6 -6.2 -7.6 -1.6
LHT 住宅サッシ 1,715 420 412 -2.0% -10.7 -13.3 -4.2 -10.8 -2.0
エクステリア 994 252 260 +3.1% -9.4 -14.6 -6.0 -8.5 +3.1
インテリア建材 624 154 149 -3.1% -8.1 -18.0 -7.8 -8.2 -3.1
その他LHT(1) 547 144 92 -36.5% -30.0 -33.7 -14.9 -53.3 -36.5
LBT ビルサッシ 934 213 180 -15.4% -10.8 -18.2 -21.1 -17.3 -15.4
H&S 住宅・サービス事業(1) 466 113 72 -36.5% -13.9 -15.1 +1.2 -28.0 -36.5
海外売上(2) 3,847 757 1,133 +49.6% -21.5 +2.3 +1.9 +2.6 +49.6
その他・連結調整等 1,030 230 284 -
売上合計 13,783 3,105 3,458 +11.4% -14.6 -11.6 -3.8 -6.2 +11.4
（ご参考）**「衛⽣機器」「洗⾯化粧台」に含まれる⽔栓⾦具の売上状況
LWT ⽔栓⾦具 217 48 57 +17.9% +13.5 +4.9 +19.5 +22.2 +17.9
(1) 前年同期⽐での減少は、2021年3⽉期4Qにおける事業売却等影響による 14
(2) 海外⽔まわり事業の商品別売上状況については、p.16参照
⽇本 - 国内リフォーム戦略の進捗︓リフォーム向け売上の拡⼤への注⼒
住宅向けリフォーム需要好調により、リフォーム売上構成⽐5.0pt上昇
第1四半期 3ヵ⽉
21/3期 22/3期 前年
増減
（億円） 実績(1) 実績 同期⽐
リフォーム商材売上 663 760 +97 +15%
LWT-J +21%
LHT-J +12%
LBT -20%
リフォーム売上構成⽐ 36% 41% +5.0pt
セグメント別リフォーム売上構成⽐ リフォーム加盟店の推移
21/3期1Q 22/3期 1Q 差 20年 21年 21年
(1)
LWT 42% 48% +5.4pt 店 3⽉ 3⽉ 6⽉
LIXILリフォームショップ (FC) 554 540 535
LHT 32% 36% +3.8pt
LIXILリフォームネット
11,789 11,373 11,349
LBT
(1)
（ボランタリー）
22% 23% +1.6pt
リクシルPATTOリフォーム
3,602 3,817 3,794
国内・計 36% 41% +5.0pt サービスショップ
(1) 同⼀基準に基づく⽐較を可能とするため、前年同期のリフォーム売上⾼を遡及修正 15
海外 - ウォーター事業における海外事業の成⻑促進の進捗
ブランド・ポートフォリオやグローバルな⽣産体制、先進技術を活かすことで、
ポートフォリオ・ギャップを埋め、海外事業の成⻑を促進
22/3期 第1四半期 3ヵ⽉
売上構成⽐ 売上伸び率
欧州、 欧州、
アジア アジア
海外事業 中東、 海外事業 中東、
アメリカ 中国 太平洋 アメリカ 中国 太平洋
合計 アフリカ 合計 アフリカ
地域 地域
地域 地域
⽔栓⾦具 (浴室) 43% 15% 65% 47% 38% +50% +35% +63% +5% +72%
衛⽣陶器等 36% 51% 21% 45% 55% +41% +36% +76% +7% +51%
⽔栓⾦具 (ｷｯﾁﾝ) 9% 6% 14% 5% 3% +52% +24% +68% +8% +128%
浴槽・シャワー
7% 20% 0% 1% 1% +42% +44% +6% +10% -51%
システム
その他 5% 8% 0% 2% 3% - - - - -
合計 100% 100% 100% 100% 100% 3%
7% 売上構成⽐ (21/3期 通期)
9%
■ 22/3期 第1四半期は、前年のコロナウイルス感染症拡⼤による影響からの ⽔栓⾦具(浴室)
43% 衛⽣陶器等
事業回復により、すべての地域と製品カテゴリーで売上伸⻑
⽔栓⾦具(ｷｯﾁﾝ)
38%
浴槽・シャワーシステム
その他
（ご参考） LIXIL統合報告書2021 p.38-39 「LIXIL PLAYBOOKの優先課題 『3. ウォーター事業における海外事業の成⻑促進』」 16
https://www.lixil.com/jp/investor/library/annual_reports.html
第1四半期 売上収益・事業利益の増減（前年同期差）
（億円） 前年⽐ +27% -2% -15% -37%
4,000
3,500 26 33 41 +2
+451
売 3,000 21/3期 国内リフォーム +12%
上 2,500 1Q実績
22/3期
国内リフォーム +21% 国内リフォーム以外 -7% 1Q実績
収 3,105
国内 -3% 3,458
国内リフォーム以外 +1%
益 国内 +9% （事業売却 -47含む）
500 海外 +50% 海外 +21%
+353（+11.4%）
0
LWT LHT LBT H&S 連結調整/他
（億円） 購買市況 -15
250 LWT -6 ⼈件費・物流費、
LHT -10 等 4 +2
200 コストダウン等 +28 LWT +5
LWT +7 LWT海外+158
事 LWT+15 LHT +20
LHT +5
LBT +6 +155 LHT海外 -3
22/3期
150 21/3期 LHT +30 LBT +2 1Q実績
業 1Q実績 LWT +27 LBT -3 LHT売却影響 -15
LHT売却影響 +19 （ご参考）
231
100 LHT +6 GROHE ＋116
利 -26 LBT -4 ASB ＋28 事業利益率
50 事業利益率 +36 6.7％
益 -0.8% +42
2 その他 +11
0 +29
+257
-50
国内 ミックス/ コスト増減 販管費 海外事業 住宅・ 連結調整/
売上増減 売価 サービス 他
⽇本 +104 (+137%) 海外 +155
17
第1四半期 その他収益・費⽤、⾦融収益・費⽤ 内訳
21/3期 22/3期
増減
1Q実績 1Q実績
（億円）
売却⽬的で保有していた資産の処分益 - 24 +24
その他 8 7 -1
その他の収益 8 31 +24 (A) 「デリバティブ評価益」は
「為替差損」と両建てで表⽰
有形固定資産除売却損 2 5 +3 されています。
減損損失 2 8 +6 22/3期
その他 8 10 +1 1Q実績
デリバティブ評価益 7
その他の費⽤ 12 23 +10 為替差損 -11
Net -4 損
受取利息 2 4 +1
受取配当⾦ 8 10 +1
デリバティブ評価益 - 7 +7（A） (B) 「為替差益」は「デリバティブ
為替差益 49 - -49（B） 評価損」と両建てで表⽰されて
います。
⾦融収益 59 20 -39
21/3期
⽀払利息 11 11 +1 1Q実績
デリバティブ評価損 46 - -46（B） 為替差益 49
デリバティブ評価損 -46
為替差損 - 11 +11（A） Net +3 益
その他 0 1 +1
⾦融費⽤ 57 23 -33
18
セグメント別 実績及び通期業績予想
21/3期 1Q 22/3期 1Q 22/3期 通期予想
前年 前期⽐
国内 海外 計 国内 海外 計 国内 海外 計
（億円） 同期⽐% %
売上収益 913 742 1,655 992 1,114 2,106 +27.3% 4,315 4,340 8,655 +10.4%
事業利益 29 1 30 78 159 237 +688.6% 365 460 825 +32.7%
LWT % 3.2% 0.1% 1.8% 7.9% 14.2% 11.2% +9.4pt 8.5% 10.6% 9.5% +1.6pt
売上収益 1,158 16 1,173 1,128 19 1,148 -2.2% 4,715 65 4,780 +0.8%
事業利益 55 -3 52 109 -6 104 +98.1% 385 -20 365 +16.1%
LHT % 4.8% -19.8% 4.5% 9.7% -31.1% 9.0% +4.6pt 8.2% - 7.6% +1.0pt
売上収益 213 213 180 180 -15.4% 865 865 -7.4%
事業利益 -9 -9 -8 -8 - 30 30 +14.9%
LBT % -4.2% -4.2% -4.3% -4.3% -0.1pt 3.5% 3.5% +0.7pt
売上収益 113 113 72 72 -36.5% 300 300 -35.6%
事業利益 4 4 1 1 -83.9% 10 10 -53.2%
H&S % 3.9% 3.9% 1.0% 1.0% -2.9pt 3.3% 3.3% -1.3pt
売上収益 -49 -47 - -200 -
連結調整
・他(1) 事業利益 -104 -102 - -430 -
売上収益 2,396 757 3,105 2,372 1,133 3,458 +11.4% 10,195 4,405 14,400 +4.5%
事業利益 80 -2 -26 180 153 231 - 790 440 800 +39.6%
LIXIL(1) % 3.3% -0.3% -0.8% 7.6% 13.5% 6.7% +7.5pt 7.7% 10.0% 5.6% +1.4pt
(1) 国内・海外の売上収益/事業利益の合計と「計」の⾦額の差は、連結調整・他の⾦額 19
主要海外⼦会社業績
会社名 ASB (ASD Holdings)
通貨・単位 単位︓百万⽶ドル
21/3期 1Q 22/3期 1Q
決算期 前年同期⽐
実績 実績
為替レート(期中平均レート) 107.74 110.00 -
売上収益 259 349 +35%
事業利益 6 31 +404%
事業利益率 2% 9% +6.5pt
21/3期 22/3期 1Q（3ヵ⽉）
決算期 期末残⾼
期末残⾼ 償却額 その他(1)
為替レート
110.71 110.00 - 110.58
(残⾼は期末レート、償却は期中平均レート)
のれん 228 - 0 228
無形資産 206 -2 0 205
会社名 Grohe Group (グローエ)
通貨・単位 単位︓百万ユーロ
21/3期 1Q 22/3期 1Q
決算期 前年同期⽐
実績 実績
為替レート(期中平均レート) 118.94 131.78 -
売上収益 281 455 +62%
事業利益 1 89 -
事業利益率 0% 19% +19.1pt
21/3期 22/3期 1Q（3ヵ⽉）
決算期 期末残⾼
期末残⾼ 償却額 その他(1)
為替レート
129.8 131.78 - 131.58
(残⾼は期末レート、償却は期中平均レート)
のれん 1,197 - -5 1,192
無形資産 1,429 -3 0 1,426
(1) 為替換算差額など 20
（ご参考）事業関連・ESG関連トピックス
事業トピックス
窓の⾼性能化を推進 スマートホーム市場
樹脂窓「EW」新発売 ⽇本での展開強化
プロファイン社（ドイツ）と共同開発し、 簡単に、マイホームをスマートホームへ
脱炭素社会/循環型経済に貢献 「Life Assist 2」新発売
（写真︓「Life Assist 2」 2021年7⽉1⽇から発売 ）
（写真︓樹脂窓「EW」 2021年8⽉1⽇から北関東以南で発売、福島県含む ）
LIXIL環境ビジョン2050の実現に向け、先進的な樹脂・押出リサイクル LIXILのIoT技術を⽣かし、近年成⻑を続けている⽇本のスマートホーム
技術を持つプロファイン社と樹脂窓「EW」を共同開発(1) 市場での展開を強化
資源の循環利⽤に向け、樹脂フレームのリサイクル材使⽤率を従来品 Life Assist 2はインターネットと接続し、住宅設備機器・建材や家電と
の約3倍に拡⼤ つなげるだけでマイホームをスマートホーム化でき、簡単な操作で家中の
機器がコントロール可能(2)
⾏政とも連携し、樹脂窓のリサイクルシステムの構築を⽬指す
今後は連携できる製品・デバイスの拡⼤、地域コミュニティやサービスとの
連携を予定
(1) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021070501.pdf 22
(2) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021060901.pdf
事業・ESGトピックス
「KBC 2021 KITCHEN & BATH CHINA」
グローバルな衛⽣課題の解決
に出展
GROHEブランドが欧州・中東における アジア最⼤規模の⾒本市で
「MAKE A SPLASH!」を⽀援 豊かで快適な住まいを提案
マルチブランドの強みを⽣かし、中国国内で展開する4ブランドの商品を
2018年より、LIXILとユニセフ（国際連合児童基⾦）は開発途上国の 出展(2)
⼦供たちの安全で衛⽣的なトイレや⼿洗い習慣の普及活動を通じ、 • American Standard: 機能性の⾼いシャワートイレを紹介
SDGs 6（安全な⽔とトイレを世界中に）の達成を⽬指すパートナー • GROHE: スパ体験を実現する⾼級住宅・ホテル向けの新ラグジュアリー
シップ「MAKE A SPLASH!」を展開(1) ブランドGROHE SPAを展開
• INAX: 「アクアセラミック」や「セラファイン」など⽇本で培われた⾰新的な
欧州・中東13ヵ国でGROHEの対象商品を⼀点購⼊すると「MAKE A 技術を駆使し、⽇本の空間美を体現する製品を展⽰
SPLASH!」に1ユーロ寄付するLIXILの本キャンペーンでは、啓蒙活動と • LIXIL Kitchen: 中国市場向けの洗練されたハイエンド製品を展⽰
寄付によるパートナーシップ活動の⽀援を通じ、衛⽣環境の改善に貢献
ブランド・ポートフォリオを活⽤し、⽔まわり事業の海外成⻑を加速
(1) GROHE X(英語) https://www.grohe-x.com/pl-pl/newsroom-overview/news-overview-international/brand_make-a-splash
23
(2) ニュースリリース(英語) https://americanstandard.com.au/press-room/press-releases/lixil-showcases-four-power-brands-26th-kitchen-bath-
china-2021-shanghai/
ESG関連トピックス
すべてのステークホルダーの⼈権を尊重する
「コーポレート・レスポンシビリティ報告2021」
取り組みを強化
⼈権⽅針を改定 2021年3⽉期の取り組みをまとめた
CR報告書を公表(2)
重要課題の⾒直し︓LIXILと社会にとっての重要度を元に優先度を
⼈権リスクを管理するためのガバナンス体制の強化と⼈権デューデリ 設定
ジェンスのプロセスを明確化(1)
グローバルな衛⽣課題の解決︓21/3期末までのSATO累計出荷
2020年に⼈権リスク評価を通じ、潜在的なリスクを低減するために 台数は、510万台以上
特定された7つの「LIXILの⼈権重要分野」を明記 ⽔の保全と環境保護︓36拠点を100％再⽣可能エネルギー由来の
電⼒に切り替え。「LIXILプラスチック⾏動宣⾔」を公表
部⾨横断組織「⼈権デューデリジェンス・タスクフォース」の主導により、
継続的に⼈権リスクを低減する取り組みを推進 多様性の尊重︓「ダイバーシティ&インクルージョン」の戦略⽬標を更新。
インクルージョン⽂化の醸成により、従業員の活躍を⽀援し、顧客志向
を強化
(1) LIXIL⼈権⽅針 https://www.lixil.com/jp/about/governance/pdf/Human_Rights_Principle_jp.pdf 24
(2) CR報告書 https://www.lixil.com/jp/sustainability/cr_library/pdf/LIXIL_CR2021_ja.pdf
ESG関連トピックス
共⽣社会の実現へ、トイレから変えていく
主要な株式指数の構成銘柄への選定
『LIXIL PARK』期間限定オープン
年齢・性別・⾝体状況に関わらず、すべての⼈が FTSE4 Good Index Seriesおよび
快適に利⽤できるパブリックトイレを実現 MSCI Japan Empowering Women Index
の構成銘柄に選定
（写真︓「LIXIL PARK」 2021年7⽉21⽇〜9⽉5⽇、フジテレビ1F広場に期間限定オープン(1)）
誰もが利⽤可能なパブリックトイレを⽬指し、機能分散の考え⽅を取り ⼈権、コーポレート・ガバナンス、グリーン調達ガイドライン策定等の
⼊れて、⾞椅⼦を使⽤される⽅、オストメイト(2)の⽅、乳幼児連れの⽅ 取り組みが評価され、社会的責任投資の代表指数であるFTSE
に配慮した7種類の個室を設置 Russell社の「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄と「FTSE
Blossom Japan Index」の構成銘柄に5年連続で選定(3)
男⼥共⽤の機能分散トイレであり、トイレ以外にも授乳室やカームダウ
ン・クールダウン室も⽤意。⾃分の⽬的に合った個室を⾃由に選んで 役員や従業員、新⼊社員における⼥性の割合が向上し、性別
利⽤できる 多様性の分野で優れた取り組みを⾏っている⽇本企業を対象とした
「MSCI⽇本株⼥性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に5年連続で選定
個室は可動式アメニティブース「withCUBE」を使⽤し、⾮接触で操作
可能な仮想タッチパネルリモコン（空中浮遊スイッチ）も⼀部搭載。
LIXILのイノベーションで、パブリックトイレから共⽣社会の実現へ貢献
(1) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021072001.pdf; スペシャルサイト https://www.lixil.co.jp/feel_the_moment/lixilpark/index.html
25
(2) ガンなどにより、直腸や膀胱の機能に障がいができ、腹部に⼈⼯膀胱や⼈⼯肛⾨を造設した⼈のこと
(3) ニュースリリース https://www.lixil.com/jp/news/pdf/20210719_FTSE_J.pdf
外部評価
MSCI⽇本株⼥性活躍指数 FTSE4Good Index Series
役員や従業員、新⼊社員における⼥性の割合が向上し、 ⼈権、コーポレート・ガバナンス、グリーン調達ガイドライン
MSCI社の「MSCI⽇本株⼥性活躍指数(WIN)」の構成 策定等の取り組みが評価され、FTSE Russell社(1)の
銘柄に選定 （5年連続、2021年6⽉） 「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄と「FTSE
Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定
(5年連続、2021年6⽉)
MSCI ESG Ratings
コンプライアンスへの取り組み、コーポレートガバナンス体制
の改善、開⽰情報の拡充が評価され、MSCI社の「ESG
Ratings」がBBBからAにランクアップ（2021年3⽉）
Disclaimer
FTSE Russell (the trading name of FTSE International Limited and Frank Russell Company)
confirms that The LIXIL Corporation has been independently assessed according to the
FTSE4Good criteria, and has satisfied the requirements to become a constituent of the
FTSE4Good Index. Created by the global index provider FTSE Russell, the FTSE4Good Index
Series is designed to measure the performance of companies demonstrating strong
Environmental, Social and Governance (ESG) practices. The FTSE4Good indices are used by a
wide variety of market participants to create and assess responsible investment funds and
other products.
免責事項
株式会社LIXILのMSCI指数への組み⼊れ、及び本ページにおけるMSCIのロゴ、商標、サービス
マークまたは指数名の使⽤は、MSCIまたはその関連会社による株式会社LIXILへの後援、保証、
販促には該当しません。MSCI指数はMSCIの独占的財産です。MSCI指数の名前およびロゴは
MSCIまたはその関係会社の商標またはサービスマークです。
(1) FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標です 26
事業環境
105
アルミ価格
⽇本における新設着⼯数の推移 (季節調整値年率)
100
2019
22/3期 前提
2020
95 1トンあたり22.6万円
2021 （約2,152ドル/トン）
90 出所︓LME 3ヵ⽉先物
2019年4⽉ 2020年4⽉ 2021年4⽉ （2019/4/1-2021/7/15)
-2020年3⽉ -2021年3⽉ -2021年7⽉
85
80 銅価格
75
（万⼾） JAN FEB MAR APR MAY JUN JUL AUG SEP OCT NOV DEC
22/3期 前提
出所︓国⼟交通省公表 新設着⼯データ（2019/1-2021/5) 1トンあたり70.8万円
（約6,743ドル/トン）
新築着⼯⽔準（対前年⽐） 2019年4⽉ 2020年4⽉ 2021年4⽉
出所︓LME 3ヵ⽉先物
（2019/4/1-2021/7/15)
-2020年3⽉ -2021年3⽉ -2021年7⽉
● 2021/1-3︓ -1.6%
● 2021/1-5︓ 4.5%
2021年1⽉-5⽉ 2021年4⽉-5⽉ 為替 20/3期 21/3期 22/3期
(5ヵ⽉) (2ヵ⽉) （期中平均レート） 実績 実績 計画前提
⽶ドル 109.10円 106.17円 105.0円
⼾数 前年⽐ ⼾数 前年⽐
総数 335,698 +2.5% 144,699 +8.5% ユーロ 121.14円 123.73円 126.0円
持家(1) 107,694 +7.0% 45,764 +12.4% 原材料価格の 20/3期 21/3期 22/3期
貸家 123,494 +0.6% 53,899 +9.1% 実績 実績 実績 計画前提
分譲マンション 46,166 +1.1% 20,220 +1.0% アルミ価格
21.5万円/トン 19.9万円/トン 22.6万円/トン
分譲⼾建(2) 55,394 -0.1% 23,392 +6.1% （購⼊ベース）
⼾建合計(1)+(2) 163,088 +4.5% 69,156 +10.2% 銅価格 58.6万円/トン 60.3万円/トン 70.8万円/トン
27
この資料には、㈱LIXILの将来についての計画と予測の記述が含まれています。
これらの計画と予測は、リスクや不確定要素を含んだものであり、実際の業績は様々な重要な要素により
当社の計画・予測と⼤きく異なる結果となる可能性があります。